1/06/2013

ロス・ヴァルデス(ゴルフ・コース)


こちらのコースは、長年ラウンドしようと思いつつなかなかラウンド出来なかった念願のコースです。
年末のどさくさにラウンドしました。(^^)
(スコアのまとめ記事にはすでにデータに入っています。)

実は11年前に一度ここに来たことはあるのですが、その時は12番ホールで日没、18ホール完遂できませんでした。


立地的には、ロサンゼルスの南西パロス・バルデス半島の部崎にありまして、トランプ・ナショナル (旧オーシャン・トレイルズ)や、ジャックさんとご一緒させていただたテラネア・ゴルフリンクスの近くにあります。

近隣の2コース同様、太平洋に面した丘陵地に造られたコースは、ため息が出るほどに景色の良い美しいホールがあります。
起伏に富んでいて斜面の打ち方も必要ですが、フェアウエーは割と広々ととられていますし初心者にも優しいレイアウトです。

グリーンは全部、アンジュレーションに加えて海の方へ切れますね。


Los Verdes Golf Course 


1970年設立の比較的古いコースで、William Bell氏の設計です。

キクユ芝ですが潮風に負けないよう他品種を加えているのかそれほどゴワついていませんでした。
典型的なロサンゼルス近郊の古いコースの様式です。
パブリックのコースですから、絶景なのに 値段も安めの設定です。


そういう訳でものすごく人気があるんですよね、このコース。

リタイヤした方々が多く住んでいらっしゃる地域でもありますし、とにかく休日・平日を問わず朝から晩までびっしり 5サムで予約が入っているんです。

シングルで行けばどこかにねじ込んではくれると思いますが、10時以降ですとラウンドに6時間は優にかかってしまいます。
11年前も、日没の4時間半は前にスタートして12番で撃沈していまして、ですから足が向かなかったのです。


常に風のある海際のコースですのでグリーンは本来は硬いと思われますが、この日は雨の翌々日で柔らかめでした。 風も比較的弱めでラウンドには絶好でした。
グリーンのスピードは標準くらいでした。



ではいくつか写真をご紹介しますね。 今回は青ティーからのラウンドです。


まずはクラブハウス前のパッティング・グリーン。

画像をクリックで拡大します。


すでに海が望めるすごく良い景色ですね。 どのホールからも海が見えます。
木の生え方も、風が強そうだな、っていう感じ。

Walk-inでwaiting listの順番を待つ間、この切れ切れグリーンで2時間練習しました。(^^;
(そう見えませんけど、海の方にすごい切れるんです。)



こちらが1番ホール、489yの短いパー5です。
右サイドに太平洋が広がっていて、綺麗ですねー。 左ドッグレッグです。

画像をクリックで拡大します。


短いですけど、飛ばし屋さんでも2オンは難しいかもです。
曲がり角付近に木もありまして、ティーショット250y、セカンド250yで刻む格好になりますのでね。
クラブハウスから、「前が空いたら早く打って下さい。」ってマイクのアナウンスで催促されますので、コースの知るプロでもない限り左の木越えで300y打ってく訳にもなかなか行かないでしょう。(笑)

ま、私の場合はドライバーで打っても見えている辺りに行けますので気楽です。
3打目に50y残しまして、狙ったのですがショート目。 12歩残してしまいました。
80-100y残すべきだったかなぁ。 (でもパーなら文句ありません。)



次にご紹介しますのは、3番ホール180yパー3のグリーンです。

画像をクリックで拡大します。


この写真は、4番ホールのティーから撮っています。
ティーが空くのを待ってて暇ですし、景色が綺麗なのでパチリ。

3番ホール自体は、太平洋を右側に海に並行して打つデザインですね。



さて、いよいよ海に向かって打ち下ろすデザインのホールは、11番でやって来ます。
305yの一番短いパー4です。

画像をクリックで拡大します。


少し逆光気味で、右の木に太陽を隠して撮ってます。

ドライバーで打って残り30-40yまで持って行きたかったのですが、芯を外してしまったトゥ寄りのショットで左サイドのラフに。

70y程度ですからピンに寄せたかったのですが、ラフからでショートしてグリーン手前に外しました。
2歩(約1m半)に寄せるも、パットを外してボギー。 海の方に切れるファクター、入れてるつもりが足りないんですよね。(っていうか、このグリーンは2方向海か。 ・・・半島ですからね、ややこしいです。)



そしてこちらがシグニチャー・ホールの15番、417yのパー4です。
海に向かって打ち下ろすんですが、やはり逆光気味でグリーンが遠いですから、ここはグリーン付近の写真を。

画像をクリックで拡大します。


先にグリーンオンしましたので、一緒にラウンドした方に撮っていただきました。
向かって右に立っているのが私です。

このホールのグリーンは本当に海の高台にあります。 いやーもう、絶景のグリーンでした。


もう一つ、15番のグリーンを別角度から。

画像をクリックで拡大します。


こちらは16番ホールのティーの方向からの写真です。

いやー、すごいです。
こんなコースが、ビジター(パロス・バルデス市の住民じゃないという意味)で、土日でも$48とかですからね。 混まないわけがないですね。


16番ティーは、3組の待ち。  短い488yのパー5で、2オン狙いの人と3オン狙いの人が混在してしまうために渋滞する様子です。 (普段の渋滞はパー3で起きることが多いですよね。)
15番の写真撮るのに忙しくても全然余裕。



もう一つご紹介しておきたいのは、17番ホールのパー3。 なんと225y あります。

画像をクリックで拡大します。


グリーンに向かって、head wind (アゲンストの風)になりますね。
この日はそんなに強く吹いていませんでしたが、風が強い日は大変ですね。

もうドライバーで行っちゃおうかと思いましたが、グリーンの後ろはすぐに木があってその向こうはガクンと下って11番ホールの中腹なので、止めときました。

ちょっと足りないかなー、と思いつつ、3Wでフルスイング。
やや左に曲がって斜面で右にキック、グリーン脇のラフ、カップから17歩(約12m)のところに行ってくれました。 ラッキー。



さて、最後にご紹介しますのは、ラウンドを終えて撮りました夕焼けです。

画像をクリックで拡大します。


見えているのは、18番とその向こうの10番のフェアウエーでしょうか。

実に綺麗ですねー。

しかし10時50分のティータイムで、夕焼けを拝むとは思いませんでした。
実に(バナナ1本食べてスルーなのに) 6時間のラウンドでした。




では、ラウンド・スコア記録です。


青ティーのコースレート/スロープは72.2/126、パーは36・35=71です。

1 5 - 0 U12S  (3rd 50y)
2 4 - 0 U13AL-②
3 3 ◯ / ④ 
4 4 △ 2 U5-  (22) 
5 3 △ / 3B  (20)
6 5 - 0 U17S-②
7 4 △ 2 ①  (10)  (36)
8 4 - 0 ②  (28)
9 4 △ 0 U7AL-DS①  (31)

10 4 - 0 D①  (28) CT-30 
11 4 △ 0 2A  (24)  (70y) 
12 3 △ / D3S  (25) 
13 4 - 0 ①  (16)
14 4 □ 0 ②  (Sx, SS) (30)
15 4 - 0 U17AL
16 5 - 0 14S-② 
17 3 - / S①  (17)
18 4 △ 0 U10A  (36)

39(15)・40(14)= 79(29)


+8オーバーですからもしパー72だったら80切れていませんが、このスコアは私としては非常に良い出来だったと思います。

なにかと集中力に欠けてしまいがちな楽しいラウンドですし、待ちが長いですからスイングのリズムを保つのが大変になって来ますね。


14番のダブルボギーはバンカーでのミスが痛かったのですが、近頃どうもバンカーが苦手です。

まず第1には練習しないことが原因ですが、それ以外にも、この頃はゴルフ場の経営が良くなくてバンカーにあまり砂が入っていないコースが増えたように感じます。
パブリックコース、プレイベートコースを問わず(グリーンフィーのとても高いゴルフ場は除いて)、この傾向が見られるように思います。

砂が極端に薄いと、難しいんですよね。 バンスが大きいSWだとバンスが跳ねてトップやHRが出てしまいます。

アゴが低ければ、バンスの少ないクラブのフェースを開いて直接ボールを打って上げるチップちょっとみたいなのを打ってしまえば良いのですが、いつもそうという訳にも行きません。

で、たまにさらさらフカフカの砂がたくさん入ったバンカーに行きますと、今度はいつもの調子て打ってしまって飛ばなくて出ない、とかになっちゃうんですよねー。

「なんとかしなくては。」って思っています。


グリーンも海に向かって切れますので難しかったです。

9番の約1m弱のボギー・パットとか、16番のパー・パットとか、ガッツポーズしちゃいましたもん。(^^;


全体に、WHとかブッシュとかOBとかのトラブルは少ないコースですので、スコアは崩しにくいと思います。
(それが初心者も集めてしまう原因でもあります。 この日も前の組みの5サムの一人は、1番と2番の“ティー”で空振りしていました。)


11番と15番が絶景ですから、今度来るときは早朝のバック9で来ることにしよう! ・・そう思いました。

いくらなんでも早朝バック9をやる人はプレー速めでしょうし、たとえ時間かかっても3時間がいいところでしょうから、来る価値はあるんじゃないかと思ったりしました。(^^)




2 件のコメント:

サンディエガン (Masao Sugimoto) さんのコメント...

評判は高いですが近くて遠いコースですね。
プレーに6時間も掛かるでのはなかなか足が向きませんね、やはり。

yspw さんのコメント...

サンディエガンさん、こんにちは。

まさにおっしゃる通りで、11年も遠ざかっていました上に18ホール行けたのは初めてでした。(^-^)

普段はもっと私には難しいコースだと思うのですが、
風が弱めだったこと、雨でグリーンが柔らかくなっていたこと、の2点でラッキーだったと思いました。

待ちがすごく長くてリズム的には大変でしたが、年末の狭間に急がないラウンドが出来ましたので、良かったです。
むしろ研修生みたいな人がうちの組みに2番から混ざってきて、楽しい中にも緊張感持ってストロークできたのが良かったかも知れません。(^-^)