tag:blogger.com,1999:blog-3979377785867467282.post2961930250432289333..comments2024-03-24T04:45:39.459-07:00Comments on An Open-and-Shut Golf: ゴルフルール上の「公正の理念 (equity)」yspwhttp://www.blogger.com/profile/09564097731806715305noreply@blogger.comBlogger6125tag:blogger.com,1999:blog-3979377785867467282.post-11004594294034618972017-03-12T20:18:36.257-07:002017-03-12T20:18:36.257-07:002019年から実施されるルール大改定の案文が公表されましたが、その新ルールブックでは用語「equit...2019年から実施されるルール大改定の案文が公表されましたが、その新ルールブックでは用語「equity」が消えました。<br /><br />代わりに、下記のように平易な言葉で「in accordance with equity」とは何を意味していたのかを説明しています。<br /><br />20.3 Situations Not Covered by the Rules<br />Any situation not covered by the Rules should be decided by:<br />● Considering all the circumstances, and<br />● Treating the situation in a way that is reasonable, fair and consistent with how similar situations are treated under the Rules.<br />thinkputthttps://www.blogger.com/profile/06168795006455412947noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3979377785867467282.post-58468068812000884002017-03-10T06:20:27.101-08:002017-03-10T06:20:27.101-08:002019年から実施する大改定ルールの案文が発表されましたが、とうとうルールブックから単語「equit...2019年から実施する大改定ルールの案文が発表されましたが、とうとうルールブックから単語「equity」が消えましたね。<br />やはり英語圏のゴルファーの間でもin accordance with equityを正しく理解することは難しかったのですね。改正ルールでは以下のように平易な文章で(今までのeauityの意味を)説明しています。<br /><br />20.3 Situations Not Covered by the Rules<br />Any situation not covered by the Rules should be decided by:<br />● Considering all the circumstances, and<br />● Treating the situation in a way that is reasonable, fair and consistent with how similar situations are treated under the Rules.<br /><br />今回の大改定案では、equityの他にも、ゴルフルール特有で一般人のノンゴルファーには分かり辛い(伝統に基づく)言葉が、分かり易い言葉に置き換えられています。<br />例えば、スルーザグリーンがGeneral Areaに変わっています。thinkputthttps://www.blogger.com/profile/06168795006455412947noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3979377785867467282.post-2772861715248508032016-03-25T14:16:09.259-07:002016-03-25T14:16:09.259-07:00thinkputtさん、大変に貴重なご見解・ご意見をありがとうございます。
せっかくの内容のコメン...thinkputtさん、大変に貴重なご見解・ご意見をありがとうございます。<br /><br />せっかくの内容のコメントを頂けましたので、本文の方に追記としてコピーいたしますね。<br /><br /><br />余談ですが、僕は裁定集(判例集)にも載っていない珍しい事例にプレー中に出会い、USGAに問い合わせをして裁定集に載せてもらうのが夢の一つです。(笑)yspwhttps://www.blogger.com/profile/09564097731806715305noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3979377785867467282.post-34473418982805208942016-03-24T02:15:44.522-07:002016-03-24T02:15:44.522-07:00ぴったりと適用する規則がないものについては、規則1-4にある「適用できる規則がないときは、公正の理念...ぴったりと適用する規則がないものについては、規則1-4にある「適用できる規則がないときは、公正の理念に従って裁定がなされるべき」となります。<br />実は、この一節はゴルフ規則の中でも最も難解(←あくまでも私の意見)で、かつ最も誤解されている文言だと思います。<br /><br />R&Aの原版の「in accordance with equity」をJGAは「公正の理念による」と翻訳したため、日本語の『公正』という字面に惑わされてしまい、一体この一文が何を言わんとしているのかの正確な内容がほとんど(or全く?)理解されていないのです。(日本のゴルファーはまず間違いなく「みんなにとって一番公平(fair)と思われる内容で裁定するってことじゃないの?」と答えるはずです)<br />英語圏の人達にとっても「equity」という単語は日常的な言葉ではなく、なかなか掴みどころがないのですから、ましてや非英語圏の人間にとっては何をかいわんやとなるのも仕方ないことでしょう。<br /><br />equityがルールに最初に登場したのは1891年R&A規則ですから、その当時(及びそれ以前)にby equityとはどういう意味を持っていたのかが解釈の原点になります。<br />当時の人にとって、規則rules(=法律law)→紛議dispute→エクイティequityとくれば、連想するのは、一般社会での訴訟における、Common Law裁判では救済されない紛議を取り扱うエクイティ裁き(衡平法)のことです。<br /><br />コモン・ローとは古くから英国圏で行われてきた法体系であり、別名「不文法」とも「判例法」とも呼ばれることから分かるように、現代の我々が慣れ親しんでいる法律(成文法)とは異なり、所謂「法典」といったものがなく、あるのは判例集だけであって、その判例を積み上げた合意を基盤として法を運用し判決を出す法制度のことです。社会を構成している共通の原理や慣行、慣習といったものは当り前の不文律だから、そんなものをわざわざ法典に入れる必要はないという概念です。従って、成文法では「法に書いてない行為は違反にはならない」のですが、コモン・ローでは「法(判例集)に書いてない行為でも共通の原理や慣習に反するものは違反である」となるのです。<br /><br />ゴルフの最古の13ヶ条ルール(1744年)を見ても分かるように、現代以前のルールには原理・原則といったものは書いてなく、書いてあるのはトラブルになった時の対処方法ばかりで、あたかも「判例集」とも取れます。このことからゴルフ規則は正にコモン・ローであることが分かります。<br /><br />コモン・ローを補間する役目としてのエクイティー裁きは、国王の側近である大法官が、コモン・ローのベースとなっている不文律の原理原則や慣習を踏まえ、公平と柔軟性とに重点を置いて、最後には(大法官が)めいめい自分勝手な良心に従って(独断と偏見をもって?)判決を下すというものでした。<br /><br />以上のことから、ゴルフ規則1-4の「in accordance with equityでの裁定」とは、ゴルフの精神を踏まえ、規則や裁定集にある類似の事例との整合性等も考慮に入れながら、最後には権威者(=競技委員長)が独断と偏見をもって裁定する意味であるとの結論になります。<br />ゴルフに関するQ&Aサイトにあった回答にも次のように書いてありました。<br /> Achieving the fairest outcome did not mean do the fair thing (although the word clearly derives from “fair”), it meant create a rule to cover this situation that will be as fair to all parties as possible. That concept worked its way into the rules of golf to provide a way to address situations that were not covered by the written rules. It does not look for the fair solution from the disadvantaged player’s perspective, it looks for a balanced solution. Often, the balanced solution will actually seem unfair to a particular golfer. (See for example decision 1-4/7)<br /><br /> The USGA says equity means to treat like situations alike, not do what is fair. If a situation is not covered by a specific rule, then ask how the rules treat like situations, and treat this situation the same. It does not say find the solution that is fair to the player because he got dealt a raw deal. Raw deals are part of golf. Rule 1-4 is intended to provide a way out of a situation that the rules do not address, not out of a bad situation. <br /><br /> Rule 1-4 is not a catch-all rule, it is a safety valve. Without it players would be forced to quit a round when encountering an uncovered situation.<br />thinkputthttps://www.blogger.com/profile/06168795006455412947noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3979377785867467282.post-32318455360875918392016-03-17T08:51:33.514-07:002016-03-17T08:51:33.514-07:00Dさん、コメントありがとうございます。
裁定集、スマホに限りますです。
競技委員さんは持ち込み禁止...Dさん、コメントありがとうございます。<br /><br />裁定集、スマホに限りますです。<br />競技委員さんは持ち込み禁止されていませんですよね?<br /><br />無料ですし、何よりいいのは、本と違って(読んで覚えておかなくても) 何がどこにかかれているかを、キーワードの検索で出すことが出来ます。<br /><br /><br />僕は他の人のプレーとかルールには全く厳しくありません。<br />ゴルフルールと裁定事例が好きなのでかなり詳しい方なのですが、聞かれない限り普段コースでは自分からは口にしません。(^^;<br />yspwhttps://www.blogger.com/profile/09564097731806715305noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3979377785867467282.post-5885887459804459162016-03-17T07:17:11.105-07:002016-03-17T07:17:11.105-07:00タイガーウッズの前にそういう話があったとは知りませんでした。
私はエクイティと聞くと株を想像してし...タイガーウッズの前にそういう話があったとは知りませんでした。<br /><br />私はエクイティと聞くと株を想像してしまう不届きものです。所属クラブの競技委員が不足しているということで、お手伝いをすることになりそうなんですが、早速、裁定集を購入しようかとどうかと悩んでいたところへこの記事。<br /><br />多分、天からのお告げに違いありませんな。Dhttp://ameblo.jp/pingman1959/noreply@blogger.com