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1/20/2024

エルニーニョ入手


前記事に続きまして富士山の写真から。

こちらは今度は朝焼けに染まってオレンジ色の富士山です。いわゆる紅富士の一種です。


赤富士っていうのは雪がない時に富士山が赤く染まった時を言うそうです。


ほんの10分か15分で色が変わります。
普段はこんな感じ。


本当、いつでもどの角度でも荘厳です。(これはホテルの窓からの写真です。)
御殿場からの富士山はスケール感が大きくて好きです。


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お友達のsyoballさんが以前から愛用なさっていてご推奨されているゴルフシューズです。
スパイクレス。

広田ゴルフというところの商品です。


4Eの幅広というのは助かります。
ちょっと広々しすぎてる感もありますので、中敷きを入れてみようかと思っています。
むしろ中敷きで性能が良いものも出ていますし、中敷きを入れるスペースがあるのは歓迎です。

スパイクレス・シューズですが、ものすごくグリップが良いソールだと思いました。
私はプレー中あんまり踏ん張りませんので、スニーカーっぽいソールでも割と支障ないのですが、グリップが良くて困ることはありません。


早速中敷きを入れて履いて見ました。快適です。
個人的には色としては黒主体の方が好みなのですが、今現在は黒ベースのバージョンは全サイズが入庫待ちでしたので、こちらで。

完全防水になっていますし、通気性も悪くなくて、申し分ありません。

ラウンドで歩いてみるのが楽しみです。


そしてこちらが家に置いてありますパターマットです。


カップは置いていません。
8フィートの距離を重点的に練習できます。
スピードは測っていませんが、10フィートぐらいの速さだと思います。

この8フィート(約2.4m)以内の距離を、きちんと距離を打ち分けるようになれば、結構曲がるショートパットに強くなれるように思います。
平らで一定したスピードでしたら、けっこう3フィート、4フィート、6フィートとか打ち分けることもできるのですけれどねー。

みなさん2mのパットをラインに乗せることを中心に練習しているゴルファーが多いかと思います。
私の場合は距離の打ち分けを練習しているのですが、細かい距離のコントロールを練習することによって たとえば 1y半しかないショートパットなのにカップの外に外して狙わなければならないような曲がるラインのパットに強くなろうと思ったりしています。(まだ絵に描いた餅ですが。)



11/24/2023

Trust ゴルフボール 「Panther」

先日興味を持って記事にあげていたゴルフライブ社の Z3 Soft というボールは結局購入するにはいたらず、今回はこのボールを買ってみました。

Trustの、「Panther」というボールです。

Trustのゴルフボールというと、主力のBison Vっていうボールがありますが、白色と言ってもパール系の色というか、表面が透明感あって光っているパールホワイト色なんですよね。
ウレタン系のカバーでスピン系ですし使ってみてとても良いのですが、やはりちょっと個人的には違和感はあります。


ゴルフライブ社の Z3 Soft は激スピンとうたっているもののアイオノマーカバーなので、手が出ずにいました。

今年4月以降は米国から日本へ移動しつつ RZN MS-Tour というボールを使っていまして、まだいくつか残っているのですが、もうそろそろ新しいボールを試してみたいなー、と思ったりしていました。


今回興味を持ちましたのは、「Panther」というボールで、シニアのプレイヤーとビギナー用とうたわれています。

しかしながらウレタンカバーを使用していてスピン性能は申し分ないようです。

一方、コンプレッションが低めに設定されているようです。
数値がちょっとわからないのですが、コンプレッションで80くらいなのではないかな?と想像しています。


私としては、この完全にノーマルな白色のカバーの色と、とてもリーズナブルな価格が購入のトリガーになりました。RZN MS-Tour よりも安いです。Amazonで1ダース 2,380円

打感が柔らかいということで、ボールを潰しきれないヘッドスピードには柔らかめのコンプレッションでよく合うはず、と踏んでいます。

RZN MS-Tour の残りのボールとも併用しながら使ってみて、比較評価をしてみたいと思います。

性能が問題なければ、耐久性なんですよねー。
ウレタンカバーのボールはどうしても傷つきやすいですので、そこは仕方ないかな、とは思っています。

また今度、使ってからレビューします。


10/23/2023

FourteeN DJ-6 Gキャニオン・ソール

このウエッジ、このごろ私のSNSによく宣伝が流れてきます。

名匠の竹林隆光さんが亡くなって以降もこうしてフォーティーンから意欲的なクラブが出てくるのは嬉しいですね。

個人的には非常に良さそうな雰囲気が伝わってきます。
とっても使いやすそう。



ゴルフはダフリとの戦いですからねー。
「ダフリへの圧倒的強さ」っていうような機能は私のような不安定ゴルファーには必須の武器です。

リンク先の記事に曰く、
”「DJ-6」を打てば驚くほどソールが芝にコンタクトしている感触、ヘッドが芝上を推進していることが手に伝わる。ダフり気味なインパクトであってもソールがボールコンタクトを良質に導いてくれるため、ピンにイージーに寄せられる結果の良さには誰もが驚かれるはずだ。”
ソールにとても大きな特徴がありまして、ハイバンスの設計でバンス角が20°あるようです。(もっと大きく見えますが写真の撮り方でしょうか?)

もうひとつ特徴的なのが、グランド・キャニオン・ソールと名付けられている、2段になって谷が付けてあるソール形状です。

これは実は数十年前の昔から存在しているソール形状ですが、近年はあまり見られなくなってきていました。
この形状は評価が分かれる面もあろうかとは思いますが、私はEdelのウエッジに同様のソール形状がありまして、とても気に入っています。

こちらです。↓

 (2021年8月の記事)




こちらの私の使っていますウエッジは旧型のモデルです。 




ソール形状が4種類ありますが、そのうちの D-Grindのソールのものが、溝入りになっています。そしてバンス角も一番大きい設定の25°になっています。

私自身は、そんなに上から入射角大きく入れていくタイプという訳でもないと思うのですが(実際のところは把握しておりません)、4タイプの中ではこの D-Grind (Digger Grind)が一番好きです。
私の58°はこのソールです。

バンス角が大きい中でも少しおとなしい(...といっても一般的なウエッジから見るとかなり大きい20°とかです)、V-Grindも好きで、54°や50°はV-Grind (Driver Grind)にしています。


ソールの違いを打った時に本当に感じるのか?っていうことが気になるかと思いますが、ライによっては如実に感じます。もちろんすごく状態の良い打ちやすいライではその差を感じにくいと思います。

芝がペタペタに薄いライや、ベアグラウンドのような状況では、ローバンスでないとソール抜けてくれない、と思うかもしれません。
そういったライではざっくりやトップをしやすいのは事実です。
バンス角が非常に小さい60°のウエッジとかでも、ソールが抜けにくいのは抜けにくいと思います。PWなどで転がし気味に行った方が無難だと思います。むしろパターとかUTとかでも良いかと。

芝がペタペタに薄いライや、ベアグラウンドのようなライでも、私の58°の D-Grindソールのウエッジは十分ボールの下に入ってくれます。打ちやすいとは言いませんが、シビアにはなりますが対応可能です。このソールはそのくらいよく出来ています。


そんな訳で今回のこのフォーティーンの DJ-6 Gキャニオンソール、注目せざるを得ません。
(ウエッジってヘタるから消耗品ですのでね。私はあんまり練習しないのでウエッジが長持ちしちゃっていますが。でも代替品は考えておかないと。)





9/28/2023

ゴルフライブ社の Z3 Soft というゴルフボール

今までに何度か目新しいボールをご紹介しまして、実際に使ってみたりリビューを書いたりしています。


この中で一番長く使ったのは、MG Golf の Tour C4 でした。
スピン系の多くはウレタン系カバーのボールで、総じて傷が付きやすかったり汚れやすかったりします。

アイオノマー系のカバーや、サーリン系のカバーのボールは耐久性に優れているのですが、グリーン周りでのスピン量が少なめになる傾向があります。

今現在は、RZNの MS-Tour というボールを使っています。
(ひぐけんプロが動画で推奨してたやつです)


さて、今回のボールは SNSでやたら流れてくるのですが、私はまだ買ってみていませんし打ったこともありません。

ゴルフライブ社の Z3 Soft というボールです。

https://g-live.info/product/z3soft/

サイトから画像を抜粋してきました。↓
(リンクを貼っています。)

見た目はあんまり惹かれるデザインじゃないかな。
正直ちょっとダサいと感じます。


とりあえず飛ぶらしいです。
それでもってR&A公認球だそうです。

欲しいスペックは、これですよね。
スピン性能が高い、よく止まる、...らしいのですが、ウレタン系じゃなくてほんとにキュキュっと圧倒的にスピンするのかな。

サーリン系のカバーだそうです。
サーリン系樹脂のカバーのボールでスピン系はあまりないと思いますので珍しいタイプです。
それだと耐久性がなかなか良いはず。

...でもサイトの説明のデータを見ますとウレタン系よりは若干少な目のスピン量のような感じもします。


ちょっと興味をそそられているのですけれど、まだRZN MS-Tourもほとんど残っていて、足踏みしてしまいます。

どなたかもしすでに打ってみたことがありましたらグリーン周りでのスピン性能がどうだったか教えてください。
(カラーバリエーションもなさそうで、あんまり人気出ないかも知れませんですね。)



7/03/2023

超ロングパットの練習動画 (Chiputtの実践)

Happy 4th of July!! 


Rancho Del Sol GC (旧モレノバレー・ランチGC) をプレーしてきました。

ピート・ダイ設計の戦略的なコースで、この辺りでは数少ないベントグリーンのコースです。
以前は27ホールあるコースだったのですが、一時期潰れかかりまして、草ボウボウになったコースをラウンドしたこともあります。

18ホールのコースに作り変えて整備して3年ほど前から再営業しています。

この日は珍しい10番スタートでした。

10番ホールはどどーっと打ち上げ


コースはなかなかに荒々しい印象です。これは元々。

11番ホールのバックティー


こちらは、以前の記事にマウンテンコースの7番ホールとして紹介されています、現16番ホールのパー3の動画です。


この日は169yでした。
以前より緑が増えていますが、相変わらず荒々しい感じの谷越えでグリーンが宙に浮いているような印象です。

17番ホール、パー5のティー

このパー5は力んで左サイドへ曲げてしまうと、すごい下の方まで転がり落ちてしまってトラブルになります。フェアウエー自体が左へ傾斜していますし、右のカート道辺りを狙うと良い感じ。


青ティーからですと、5番ホールが450yのパー4、つづく6番ホールが436yで特に打ち下ろしたりもしていなくてアゲンストっていうことで、私の飛距離では2オンはできませんので、3打目勝負になります。
で、こちらがその6番の3打目の動画です。


ピンまで51yでした。
2x6の50°でキャリー45yを打っています。ワンクラブくらいに付いてくれました。


こういった感じでプレーしまして、40 38 = 78
コースレート/スロープレートが70.0/130ですので、ディファレンシャルは7.0でした。


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さて題記の件、先日のチッピングエリアと併設の練習グリーンで動画を撮りました。

まずはこちらのグリーンスピードのキャリブレーションから。


カップインしないカップを持参しまして(っていうかいつもキャディバッグに入っているのですが)、12歩の距離に設置。
この動画では、行きが10歩のストローク、戻りが13歩のストロークで打っていまして、ほぼほぼ12歩でした。従いまして、このグリーンはスティンプメータで 9.5フィートくらいの速さ、というジャッジになります。

私はだいたいいつもボール2球を使います。
かがみっぱなしは腰によくありませんので、2球打ったら歩く。という方針です。

もちろん重要なのは1球目の方ですが、再現性の確認のために2球目を打ちます。


そしてこちらの動画に撮ってまいりましたのは、なかなか撮る機会がない超ロングパットの動画です。
向こうの方に私が立っているところから動画が始まりまして、とことこと歩いてきて途中グリーン上に落ちていた小枝を拾い上げ、さらに歩いてきてボールふたつを置いて、先程歩測した一番遠くのピンに対してラグパットをしていきます。


映像に映っていますが、40歩歩いてきて、39歩(約90フィート)の辺りにボールを置いています。
90フィートは約27.4mぐらいになりますでしょうか、デジタルパットではカバーできていない超ロングパットです。(48フィート、約15mくらいまでがデジタルパットの守備範囲です。)

グリーン右側の池の方へ流れるライン読みをして、狙っているピンの少し手前にあるピンの左横を通り過ぎるラインをイメージしてエイミングしています。

ストロークとしましても、ほぼ転がしのアプローチのイメージで、パチっと転がしのアプローチの打ち方をしています。
実際に歩測しながら歩いて、傾斜の感じや距離の感じを実感することも大切な要素かもしれないな、と思っています。

自分でも驚きましたが、2球ともワンクラブ以内に寄せることに成功しています。
2球目は少し左に出るように修正をかけて打っていますね。


自分では無意識でしたが素振り段階ではちょっとパッティング・ストロークのイメージに近いストロークで大きな振り幅で素振りしていますね。
いざ打つ段階では、まるで50°のウエッジかPWあたりでランニングアプローチを打つかのようなストロークで、カチっとボールをしっかりコンタクトしてヒットするように打っています。
スタンスも、グリップの握り方も、ランニングアプローチ寄りの構え、セットアップを使っています。

これは、Dave Pelz先生推奨の「Chiputt」というテクニックなのですが、本当に思いの外距離感が合います。
もちろん傾斜を読み違えていて全然寄らないこともありますが、傾斜の読みさえしっかりしていれば、ツークラブレングズ(約6フィート)以内ぐらい、悪くてもワンピン(約8フィート)ぐらいには確実に寄る打法です。上手く行けば今回の動画のようにワンクラブ(約3フィート)以内につけることができると思います。

90フィートの超ロングパットに対してなにか指標を持っているわけではありません。上り下りも含めて、ランニング・アプローチかのようにボールの転がりをイメージして力感を含めてイメージ、スパットの上を通るようにスムーズにコンタクトするだけです。

案外うまく行きますですよ!


4/11/2023

Integra SuperLite shaft #1 Japan 50G ドライバーのシャフトを購入

今年に入ってグリーンの切れがすごくなり、ラウンドでパット数が4打は増えてしまうという Marshall Canyon GCでの動画、4番ホールです。


普段、後ろから撮って弾道が入った動画ばかりでしたので、正面からの動画を撮ってみました。自分では見慣れていないアングルからで、参考になります。
こういうところ直したいなぁっていう点とかも見えてきますがその前に、自分で見ても「魚突きドリル (<--二つ目の動画)」をやっているようには見えません。...でも脳内イメージでは「魚付き」をしています。そう見えませんけど、「正面の魚を突いて」います。笑

取組んでいます、セットアップとか、テークバックの始動とかは思っていたような動きになっているようでした。
(打った時は気が付いていませんでしたが ティーが右前方、撮影しているスマホの方に飛んでいますね。飛ばずにその場に立っている時の方が多いです。魚突きとは関係ないと思いますが...)  

そしてとりあえずこちらは新しいシャフトを試してみているところです。


こちらは同じラウンド中にシャフトをエースシャフトに戻した後の12番ホールです。


殆ど同じ動きで打っています。
こっちのシャフトの方が軽そうに振っているようです。

動画のショットは両方ともドロー系のボールでした。


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Amazon.comで見かけた題記のシャフト、ちょっと興味が湧きまして購入してみました。
素性がよく分かりません。


INTEGRA SUPERLITE #1 Japan 50 Gram High Moi PGA 
Distance Wood Shaft - L A R S X

とか書いてあります。 シャフトだけで High MOI ってのはどうなんだろう?
とか思いつつ、50gならスペック的に合いそう、って思いまして。


こちらです。


現行のエースシャフトの隣に並べて、ロゴを中心に写真を撮りました。


このサイトに少しスペックが書かれています。

Amazonで$45だったんですが、ここだともっと安いですね。

重さが50g、ティップが .335、トルクが 3.5、キックポイントがMID-LOW、
東レのグラファイトカーボンに、フィラメントが巻かれているということは分かりました。

CPMバランスとか、High MOI に関しては、技術的なことがよく分かりませんでした。


とりあえずすごく安いのでレギュラーフレックスを購入しまして、スリーブとグリップをセット。 
先端のチップを1インチカットしてもらいました。


色的には、黒一色っていう感じで好みです。


興味を持った理由がこちらでして、Amazon.co.jp では、¥56,948もの価格で売られています。


レディースにいたっては、¥64,200、Stiffが ¥20,050とか、すごい乱暴な値付けです。(笑)


一方で、Amazon.comではたったの $45で売られています。


あと15本って書かれてますけど、実際にはもっとありそう。(笑)

値段が逆でしたら遠慮しておきますが、$45なら失敗でもまぁいいか、ということで興味津々で購入。

グラファイトカーボンにフィラメントを巻いたシャフト自体は、AeroTechのSteelFiber Shaft で好感を持っていますので、それも興味をそそられた理由のひとつです。


今のエースシャフト、Grafalloy ProLaunch Blue 45 には、大いに満足しているのですが、「多少なりとも打球が低くなったら、重宝するのかなー」という目論見でとりあえず試してみます。


4/08/2023

RZN MS-Tour ゴルフボール

4//08/2023 追記しました。↓ の方

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4:/05/2023 記

マスターズウイークですねー。
LIV勢も出場する様です。スコティー・シェフラーの連覇なるか?(ジャックとファルドとタイガーしか連覇してなかったかと思います。)

先月Green River GC のラウンドでパープレーした時の 9番ホールのティーショットです。長いパー4。実はドライバーのシャフトを試しています。


419yでフラット、パラつく程度の雨模様でフェアウエーがあまり刈られていなくて芝が長め、地面も若干柔らかめでランが出ない、そして若干のアゲンストのホールは私には長いですから、ちょっと無意識に振りに行ってしまった感じでしょうか(それで飛ぶわけでもないのに)、少々バランスを崩しています。

ショットの結果の方はまぁなんとかドロー気味のボールでフェアウエーのセンター少し左寄りに。


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ひぐけんプロのこの紹介動画を見まして、即買いしました。(1週間休息中だそうですね。)


ちょっと案件動画っていう感じではありますが、なかなか良い説明で、このうち一つのグレードが私が普段ボールを購入するガイドラインにしています「ウレタンカバー、3ピース構造、コンプレッション85前後」の条件にドンピシャでしたので、早速入手。

昨年12月に、「One Under Golf Balls を使ってみる」というブログ記事を書きましてあれ以来このボールを使ってプレーしています。
One Under Ballsも良い性能です。

さらに半年前の昨年6月に「Suger G1 Golf ball」っていうボールをレビューしましたが、性能的には同等でしたがボールの汚れやすさがすごく早くて継続はやめました。

One Under Ballsは、Suger G1 よりは耐久性がかなりマシでしたが、やはりちょっとボールのカバー部分がTitleistのPro V1とかと比べてしまいますと汚れたり傷んだりしやすい印象です。
コストが安いので取り換えればよいのですが、まだ使えるなぁと思うとぐいぐい拭きながら使い続けてしまいます。まだ半分以上残っています。


が、しかし、好奇心が勝ってしまいますので購入しました。

Amazonのページにリンクしてます。↓


この写真にありますように、ディンプル内部にマイクロ・ディンプルが作られているそうです。空気の巻き込みを減らす効果があるそうですので、多少なりとも風に影響されにくいと嬉しいですね。

ひぐけんプロが動画内で説明していますが、アンチスリップ・ウレタンカバーというウレタンカバーの一種で表面を触った時にタッキーな(滑らない)感触があるようです。
(そういわれてしまいますと、ちょっと汚れが残りやすいかどうか気になりますね。)

ひぐけんプロはヘッドスピードが速い人用の、RZN Pro (コンプレッション105) の方を気に入っているそうです。


最近のボールに流行りのというか必須になってきている感もある、あらかじめ引かれたサイトラインがサイド側に入っているようです。

ショートゲームでは『スピン量としては、もうぎゅんぎゅんかかります。』『めちゃくちゃ止まる』ということでした。アンチスリップ・ウレタンカバーのなせる性能でしょうね。
『ねっとりした打ち心地』まで言ってますね。


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そういう訳でアマゾンにて購入、もう届きました。


触った感触は、アンチスリップ・ウレタンカバーであたかもペタペタしている錯覚まで感じる表面のタッキーな感じで、結構好きです。
これでスピンかからなかったらどのボールでかかるのよ?...ぐらいなイメージが湧きます。

老眼が始まってる私の眼には、ディンプル内部のマイクロ・ディンプルはほぼほぼ見えません。拡大してよーく見ると入っているのは確認できます。


ひぐけんプロのレビューがありますから私が何か言う必要はないとは思いますが、ラウンドで使ってみて何か気が付くことがありましたら、こちらに追記していってみたいと思います。

期待感は大です!


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追記 :  4//08/2023 

RZN MS-Tour ボール、2ラウンドほど使用しまして、...ものすごく良いです。

一番関心を持っていました耐久性ですが、2つのボールを2ラウンド使用しました段階で、2つとも特に大きなキズもなく汚れによる変色もなく、ウレタンカバーとしてはものすごく良いレベルで長持ちしてます。

グリーン周りでのスピンですが、私の打ち方で Pro V1よりもスピンがかかっている感じがいたします。(データは取っていません。わずかに短く止まる感じ。)

ドライバーで打ったときの飛距離は(私のスイングに正確性が足りませんので)よくわかりませんが、遜色なく飛んでいるのは確かです。

とても気に入ってしまいました。
長持ちしそうですのでしばらく先だと思いますが、次回ボールを買うときもこのボールを購入すると思います。


3/18/2023

ハイブリッドの6番 SIM2 Max Hybrid #6 (GDの記事『5番アイアンちゃんと打ててる?』)

Hemet GCの 7番ホール、202yのパー3です。


風がアゲンストになることが多いですかね。
このホールは割合に相性が良い感じです。3Wで打つことになって、方向性がよいショットが出ていないと厳しいですが、でも割とセットアップして構えやすいといいますか。

このコース、全体的にすごく好きです。
ベントグリーンなのが特に良い!と思います。


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こちらの大変に「辛辣な」というか、むしろ「親切な」というか、かなり驚きのデータに基づくGolf Digest 誌からの提言記事を見まして、私としては個人的に納得せざる得ないな、という感想を持ちました。

ご紹介します。


New study reveals the harsh truth about 5-irons
(新しい研究調査によって 5番アイアンに関する残酷な真実が明らかになった)
https://www.golfdigest.com/story/7-iron-longer-than-5-iron


という、こちらの記事です。

Golf Digest 誌のウエブには、Hot-List っていう出たばかりの新商品をテストしてみました...的なコーナーがありまして、様々な実力レベルのパネラー(試打する人たち)を揃えていて、その都度打ってみたリビューや採ったデータなどをもとに各メーカーの新商品を紹介しています。

その Hot-Listで採ったデータをもとに、今回の記事では、「君たち 5番アイアンまともに打ててる?」っていう内容です。


データ入りの部分を抜き出して訳してみます。

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Using data from the Rapsodo MLM2Pro at this year’s Hot List testing summit, we looked at five of our Hot List panelists with driver swing speeds just slightly under 90 miles per hour. The average distance between the 7-iron and 5-iron for that group was just five yards, and none of them showed an adequate distance gap between the 5- and 7-iron. Two actually carried the 7-iron farther than the 5-iron. Only one in the group recorded a yardage gap between the 7- and 5-iron in double-digits, but even then the 16-yard gap would not be nearly enough to accommodate three clubs (5-, 6- and 7-iron).

今年の Hot-Listのテスト集会で Rapsodo MLM2Pro (弾道測定器)のデータを使って、ドライバーのスイングスピードが 90mph (40.2m/s)を少し下回るパネリスト5人のデータを見てみました。7番アイアンと5番アイアンの平均の飛距離の差は僅かに5yで、誰一人として十分な番手間のギャップを持っていませんでした。このうち 2人は実のところ7番アイアンのキャリーの方が5番アイアンよりも飛んでいたのです。5人の内でたった 1人だけ、7番アイアンと5番アイアンの平均の飛距離の差が二桁を記録しました。しかしながら16yの差は、3本のクラブ(5番、6番、そして7番アイアン)の間の距離の差としては全くもって十分とは言えません。

(中略)
*注: ここで昨今のアイアンはストロングロフトが進んでいて、上がりにくくなっている(キャリーが出にくくなっている)という解説が挟まります。


In fact, research from Mizuno showed that at 7-iron swing speeds between 70-80 miles per hour (LPGA level and better), a slightly higher lofted 7-iron (like 31 degrees) is going to carry farther than a lower-lofted 7-iron (28 degrees)

事実、ミズノが行ったリサーチによっても、7番アイアンのスイングスピードが 70-80mph (31.3-35.8m/s。これはLPGAレベルかそれ以上)であっても、ロフト角の立った 28°の7番アイアンよりも、すこしロフト角の大きい 31°とかの7番アイアン の方が距離が出るという結果を示しています。

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私は7番アイアンのヘッドスピードは把握していませんが、ドライバーでのヘッドスピードがだいたい 88-92mph(39.3-41.1m/s)ぐらいで、ほぼほぼこの記事のスピードに当てはまります。
ものすごく上手く行った時でやっとこ94mph(42m/s)が出る程度です。(かつては振れば99mph(44.3m/s)ぐらい出せたのですが...)


そうかー、ヘッドスピードが楽々90mph越えていないと 5番アイアンは厳しいかー。っていうのはすでに自ら感じていまして、私の 5番アイアンはクロスオーバーのアイアン型UTです。

このCallaway X-Forged UT Iron 24° (2018)は旧型の方ですが、トップブレードも薄く作ってあってほとんど(今どきの中空構造の)アイアンにしか見えません。


今のところまぁまぁ打ててはいるとは思いますが、最近の動画だとこちらの記事のショットがこのクラブで打ったショットです。↓


16番は景色がすごいので、セカンドショットも動画を撮りました。


見えにくいかもしれませんが、よく見ますとグリーン前にクリークが横切っています。
友達の一人は気付かずに入れていました。(結果的には水はありませんでしたので、友達はクリーク内からチップアップしました。)

このショットはとても上手く打てました。
キャリーを150yぐらい見て、クリークを越えてグリーンちょい手前にバウンス、カップまで6歩のバーディーチャンスに付きました。外してパーでした。


お友だちの Dr. Golf のさすらいさんにアイアン型UTのクロスオーバーの良さを教えていただきまして購入、昨年の 3月から愛用しています。
残りのアイアンはPXGでこれだけがキャラウエイのクラブです。

打てていない訳ではないと思いたいのですが...

ボールの上がりやすさ、グリーンを狙って捉えようとするときのスイングのリラックス度、ファーストカットのラフなどの対応、FWバンカー、ミスの出る確率など、いろいろと状況を考えますに、個人的にはこの一つ上の距離を打つのに使っている Hybridの 4番 SIM2 Maxの方がむしろ打ちやすいと感じているかも知れないな、と思い当たります...。


Hybridの 4番もSIM2 Maxに揃えることにしました。シャフトは同じVentus Blue 6Rです。


...ということなどを色々踏まえまして、SIM2 Max Hybridの 6番を導入することにいたしました。(中古品を購入)
Callaway X-Forged UT Iron 24° (2018)を抜いて入れ替える格好です。


6番ハイブリッドもシャフトは4番ハイブリッドと同じVentus Blue 6Rです。
シャフトの重さのフローを合わせるために、シャフトに 3g程度の鉛を貼って調節しました。


これで、SIM2 Maxのドライバー3番ウッド5番ウッド4番ハイブリッド、そしてこの6番ハイブリッドと、ウッド類 5本は全部 SIM2 Maxで揃えた格好になります。

SIM2 Maxはどれもものすごい打ちやすくて、とても好きです。


しばらくは両方のクラブを確保しておいて、どちらが使い勝手が良いのか実際のラウンドでいろいろな場面で使いつつ、14本のラインナップを調整していってみたいと思っています。


* すでに 2ラウンドほどこのSIM2 Max Hybridの 6番を使ってみましたが、並行して使って確認するまでもなく、これはもう入れ替え確定です。すぐ上の3行、撤回します。(笑)
平たく言うと、5番アイアンちゃんと打ててないじゃん?ってことになるかも...



12/27/2022

Chunk & Run バンカーショット

記:  12/27/2022 

俄然前置きに出てくる頻度が多いですが、ドス・ラゴスGCをラウンドしてきました。


本当にきれいなんですよね、朝焼けの時間帯。
これはスターターのところから池越しに18番フェアウエーを望んだ方向です。

そしてそこから左へ向くと1番ティーから打っていく方向です。


朝日を雲が反射してピンク色になっていてこちらも綺麗です。
左の川に落とさないように、右サイドの池にも落とさないように、ティーショットを打つのですが、朝一の寒い中ウォームアップ殆どなしで打つドライバーは易しくはありません。

そしてもう一つ、HDCP 3になっていますが個人的にはコース中で一番難しいと思っている 6番ホール。


420y前後の2打目以降登り傾斜がきついパー4ですが、ティーショットは右の池に入れないように左サイドの木々にも捕まらないようになかなか狭いところを狙ってブッシュ超えで打っていき、2打目地点からは右ドッグレッグして池の上をかなりの登りでグリーンへ、もしくは手前にレイアップで打っていきますが、コースが右にも結構な斜度で池の方へ傾いていましてレイアップは思いっきり左を向かないと池まで落ちてきます。むしろ届くならグリーンかグリーンの奥まで打っていった方が平らになっています。

ドライバーがものすごく上手く行って、残りが170〜200yの登り、左足上がりの傾斜から打っていくことになります。しかも大概ここは向かい風。

この動画も、この日は180yくらいの登りのアゲンスト、3Wでグリーン左サイドをオーバー目に狙って打っています。
さらに太陽に向かって逆光の中に打っていかなければなりませんので難易度マシマシです。

このショットはフォームはともかくものすごく上手く打てました。
めったに 2オンできないパー4、チャレンジし甲斐があります。


—-


ゴルフマガジンがやってるウエブサイト、Golf.comの記事です。

(この打ち方が、ゴルフで一番難しいショットのひとつを簡単にしてくれます。)

っていう記事で、Chunk & Runっていうショットを紹介しています。



この場合は、あごが高くはないバンカーショットでグリーン面が結構あってピンまでの距離がかなり遠い、という場面です。
上の写真ですと、しかもグリーンの反対側はウォーターハザードになっていて、距離を出して打つバンカーショットが使いづらいという難しい状況。


記事中にあります、Jonathan Yarwoodていうプロコーチが Twitterに上げている動画による打ち方がこちらです。


説明によりますと、ボールは通常のやや左足寄りで目標に真っすぐ構え、サンドウエッジのフェースは開きません。
思い切った若干大き目のテークバックから、クラブのトゥをローテーションしてくるように下ろしてきて、ボールの 1 1/2インチ(約4㎝くらい)手前にダフらせて打ち込んで、トゥがボールをロールオーバーするようなイメージで打ち抜くイメージ。
ボールにはバックスピンがあまりかからずにグリーン面に落ちてから転がって行くショットになります。 

これが、Chunk & Run っていう打ち方だそうです。


別の動画も拾ってきました。
Standard Golf AcademyっていうところのKyleっていうプロの動画です。


この動画の場合は、ちょっとバンカー面が荒れていてボールのライが悪い状況です。
これも難しいですよね。
距離的には先ほどと違ってカップまでは近い状況です。

フロップ(ロブ)ショットの要領でスタンスを広くとり、ボールの 1インチ半後ろにウエッジを入れて掘っていくのですが、強くは打たず砂を少なく取って打っていくそうです。
ボールの下を滑らせるようにソールを使うのがコツだそうです。ということでフェースはオープン、目標の1フィート左に滑らせるように振り抜いていく、と。

この場合もあまりバックスピンはかからずにポンと出て転がるイメージのようです。


呼び方は同じ Chunk & Run ですけれども、バリエーションはあるようです。


私は距離の長いバンカーがあまり得意ではありませんで、どうしても強く打とうとしてしまってミスしたり、砂に薄く入れるような動きになってしまって直接ボールに入ってしまって飛びすぎたりしてしまっています。

54°の代わりに 50°に持ち替えてエクスプロージョンを打ったりもしていますが砂の爆発で出す分にはそんなに距離が出せるわけでもなく、バンスが少ない分ちょっとミス出やすいかなー、ぐらいな感じがしてむしろ54°でしっかり出してカップにはかなりショートした方が良いような現状です。
58°でのバンカーショットも試すのですが、54°より前進力のないショットになってかえって力んでしまいがちなのでバンカーではもっぱら54°を使っているような状態です。


特に一つ目の Jonathan Yarwood式の打ち方で Chunk & Run のショットを練習してみようと思います。


12/13/2022

One Under Golf Balls を使ってみる

以前「ワンクラブとワンピンの感覚を再認識」っていうポストの前置きでニアピン賞を獲得したこと書いたんですが、ギフトカードをもらいに行きまして。

その時に、せっかく行きましたのでトワイライトの格安でプレーしてきましたが、日没で16ホールプレーして終了。


薄暗くなって月が出ていてとても綺麗でした。

18ホールをプレーできませんでしたのでスコアをポストはしませんが、過去最高の 5バーディ(4ボギー)の絶好調でした。
この日はティーインググラウンドがほぼ全部養生中で、白ティーのちょっと前からのラウンドだったんです。全長で700yぐらい短かったんじゃないかと思います。

それもありますけど、このコースとは本当にいつも相性が良いです。


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記: 12/13/2022


また新たに未体験のボールを試してみることにしました。

One Under Golf Balls, Pro Tour




ウレタンカバーの、スピン系のballです。
Websiteにはデータが出ておりませんで、性能はよく分かりません。
3ピース構造で、低コンプレッションを謳っています。↓


あまりコンプレッションが高くなく、3ピース構造で、ウレタンカバーのグリーン周りはスピン系のボールということであれば、私には合いそうだなーということでトライします。

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半年前に、Suger Golfのボールを購入しましたが、このボールは性能データが出ていましたし、パフォーマンスも申し分ありませんでした。


私の使った感想よりも、データの方が信頼性が置けるくらいですので、そちらでチェックしていただくとしまして。

このボールは 27個入りの購買なので買いにくいのがひとつと、それとカバーが柔らかくてグリーン周りでスピンがかかりやすいのは良いのですが、汚れやすくて傷が付きやすいのです。
あと、ウレタン系には少なくありませんが白色が少しオフホワイト寄りです。

飛距離ですとか、スピン量ですとか、パッティングの感触とかは、文句なしでした。

友達に試しに3個づつあげたりとか、自分で使ってロストしたり、傷付きすぎて使えなくなったりとかでだいぶん減りまして。 

またちょっと違うボールを試してみようと思いました。

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ということで早速購入しまして、届きました。


箱の印刷にウエブサイトの写真と違うピンク色が使われていますのは、チャリティー目的のキャンペーン用の色、ということのようです。
(ピンク色ですので、乳がんのサポートのチャリティーかと思います。)

こちらのボールもウレタンカバーですから多少オフホワイト寄りの色です。
Suger Golf Ballよりは少し白寄りの色。



シンプルなデザインで好感が持てます。

Thank youカードが同封されていましたが、ウエブサイトにアクセスして申し込みますとグリーンツールがもらえるキャンペーン中のようです。


ラウンドに使ってみましたら、それなりの感想を追記でアップロードしようと思います。


11/17/2022

ネガティブロフトの PISAパターに興味津々


とても面白いボール挙動だと思います。

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夜明け時間の Green River GC です。
だんだん寒くなってきまして、この日の朝は41°F(約5°C) でした。太陽が上がれば暖かくなります。


この写真は駐車場から練習グリーンに向いて撮りました。

南カリフォルニアのコースをいくつか設計している Cary Bickler氏とCasey O'Callaghan氏の設計で、元々は27ホールありました。1960年に出来ている比較的古いコースです。

ゴルフ産業の斜陽化やカリフォルニアの水不足などでコースのクオリティーも下がり、18ホールに改修して運営していましたが、新型コロナウイルス以降のゴルフブームで息を吹き返しつつあるようです。


傷んでいた1番グリーンもすっかり張り替えて良い状態でした。


バンカーにも、真っ白な砂を入れ始めているようでした。
まだ半分ぐらいのバンカーでしたでしょうか。

冬ですからフェアウエーはところどころ茶色くなっていますけれどね。

元々はフェアウエーはバミューダ芝だったらしいですが、ラフからキクユ芝に浸食されている箇所も多いです。


この日はパットが良く入って4バーディ(うち一つは25yからのチップイン)で、すごく良いスコアだったので自分用の記念にスコアカードを貼っておきます。


3パットも1回ありました。奥からの下りでちょっと強く入っちゃって止まりませんでした。
出だし3ホール、GIRできずにパー、ボギー、ボギーで始まったのですが、1枚上着を脱いでから調子が上がりました。

Blue Teeからは 71.6/123で、36 37 = 73 ディファレンシャルが 1.2でした。


27ホールから18ホールに作り替えたこともあって、セカンドが打ち上げの(9番ホールではなくて)12番を終えるとクラブハウスに戻ってきて13番ホールへ向かう変則の構成になっています。最後も連続してパー5、パー5で終えるコース、珍しいですよね。

10番は450~464yあっていつも大抵アゲンストで若干の登り、私はいつも2打で届かないホールとかもありまして、易しくはありませんけれども川沿いにフラットな場所も多くてプッシュカートで歩いてラウンドしやすい楽しいコースです。 グリーンフィーが高くないところが特に良いです。


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さてこの PISAパター、Kickstarter.comっていうクラウドファンディング的なサイトでプロジェクトが進んでいるようです。事前に支援しておくと販売にこぎつけた段階で半額で入手できるとかそういう感じです。

(私は技術的な意味で興味津々ですが、購入をお勧めしているわけではありません。)


PISA: the world's 1st Negative Loft putter certified by USGA




一目瞭然ですが、ロフト角が逆テーパーになっています。(ネガティヴ・ロフト)
これによって、ボールに直ちに順回転を与えて直進性を良くしようというデザインですね。

ピサの斜塔のイメージから、PISA(ピザと発音)と命名された模様です。


 ↑ に貼りましたサイトに置かれている説明動画です。↓


芝とパターフェースの両方から摩擦抵抗を受けて飛び出し、打たれてしばらくは芝の上を滑っていくボール。

今回新しいのは、逆ロフトだけではなく、パターフェースのインサートにボールとの摩擦が小さくなるスベスベ素材を採用して、抵抗を小さくすることで芝側の抵抗を利用して積極的に「転がり」に移行するように設計されている、ということのようです。

滑る分が極小化できるので安定した転がりが得られる、っていう理屈のようです。


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逆ロフト自体は、以前もあったと思うんです。
個人的に作って使っている人もいるようですし。 (ジャンボさんも個人的に試していたようです。)

こちらに面白い記事があります。↓

みんなのゴルフダイジェスト

画像はリンク先のサイトから。クリックでリンクしてます。

いろいろ検証されていますが大まかにまとめますと、ロフトが 0°~-2°の時に一番転がりが良い、という実験結果をさらに進めてみたところ、マイナス 2°のインパクトロフトよりもさらに大きいマイナス 4°ロフトでインパクトした方がさらに転がりが良かった、という結果だったようです。

今回の PISAパターには、マイナス 8°の逆ロフト角が付けられています。
インパクトロフトは打ち方にもよりますが、マイナス 4°~10°くらいのインパクトで打つ感じになりそうなスペックです。

きっと検証するとそのくらいが転がりが良いのだと思います。

(現在の主流のパターのロフト角はプラス 3°~4°くらいが標準です。大昔はロフト 8°とかでした。)


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もうひとつ Kickstarterの PISAパターのサイトに動画があります。

実際に使用してみたプロ(YouTuber)のリビューです。↓  とても参考になります。


ご覧になってみていただきたいのですが、内容としてはラインの分かっているショートからミドル・レンジのパッティングにおきまして、ものすごく良いカップイン率を叩き出しています。

通常はものすごい数を打たないと差が出ないんじゃないかと思います。
キャメロンと、1000円ぐらいの中古パターで比較しても、目に見えるほどに差が出ることはあまりないでしょう。
ところが、この動画ではエースパターとPISAパターとでハッキリ差が出ていてすごいです。

ただし、なのですが、このリビューの動画の後半に、ラグパット(ロングパット)を試している場面が出てきますが、まるで距離感が合わないようでした。転がり過ぎちゃっていましたが、修正入れようとするとショートしてたり。
慣れの問題であれば、転がり過ぎる分を調整して慣れていけば良いの「かも」知れません。

でもこのプロは、「多分バッグには入れないと思う。」っていう感想です。

序盤のテストであれだけ入りまくったのに、です。


語られてはいませんのですが、おそらくグリーンの外からパターで打ったり、ロングパットの距離感が狂うのはスコアにとって一番の致命傷だったり、普段ショートパットにはエースパターで自信を持っていたり、っていう辺りが理由だと思われます。


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PISAとしては実験して逆ロフト角のマイナス 8°が結果が良好だったのでしょう。

インパクトロフトのマイナス 4°が良いとおっしゃっているみんゴル記事の大学教授の実験では他にも「パターはインパクト時に8〜14ミリ浮いた状態だと転がりが良くなる」という実験結果も出しているようです。


こちらの写真にも表現されていますが、要するにボールの上の方をヒットしてストロークすると転がりが良くなる、っていう単純なメカニズムなのでは?って思います。

ビリヤードでも、ボールの上の方を突く「押し球」を打つと順回転でとても転がりが良く直進性が高くなりますよね。
理屈にかなっていると思います。

一方、ビリヤード台の表面に貼られているラシャ(クロス)は平滑で毛足短くとても滑らかで凹んでいる部分などありません。

対して、グリーン上のボールっていうのはたいがい芝の少し凹んだ部分に止まるものなんですよね。
超高速の硬いすごい速いグリーンであれば、ビリヤード台の表面のような状態に近づくと思いますが、私が普段プレーしているグリーンでは、プラスロフトのパターの方が安定した結果が出るんじゃないかと思います。


おそらくですが、その辺りが理由で一時カプルスが使って宣伝していたティアドロップ社のどう打ってもインパクトロフト 0°で打てる縦バルジのパターはいまいち普及しなかったのだと思います。今も一本持っています。 


それでもショートパットに限っては、逆ロフトのパターの方が結果が良い可能性はありそうです。


余談ですが、ことショートパットに関してはむしろ横バルジの付いたRadi-eye パターの方が有効なんじゃないか、っていう気もします。


オールラウンドには 今使っているエースパターの方が良さそうです。
バッグに余裕があれば、ショートパット専用の逆ロフトのパターを入れるのもアリかな、と思いました。試してみたいですね。また実験用を作ろうかな?