5/08/2016

MLA Golf から、脳に直接話しかけるパター


追記 (5/18/2016) :

びっくりしたー。 スイスからコメントいただきましたよ。

www.mla.golf  からアクセスして頂いて、通貨を日本円にセットしてオーダーすれば、送料無料で日本に送ってくれるそうです。

ホームページの右肩のところに「Currency」って書かれたボタンがありますので、プルダウンで「JPY」にセットして下さい。


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苦手なコースで (しかもお値段高め)、近いのに何年も行っていなかった Strawberry Farms GC をラウンドしてきました。


画像をクリックで拡大します。


コースサイトのレイアウト図にありますように、後半の 9ホールは 35エーカーもある大きな貯水湖の周りを回るように配置されていて景色は圧巻です。

でも上の写真の 10番とか、難しそうでしょう?
(パー取れましたけどね。)


こちらは 18番ホールのグリーンへのアプローチです。


画像をクリックで拡大します。


この写真の位置からでも 110yぐらいありますが、私の2打目地点からはあのグリーンに 150-160y程度で打っていかねばなりませんので、最後まで難しいホールが続きます。
(やや安全なグリーン右サイドに外し、寄せ切れずボギーにしました。)


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正直なところ私自身も半信半疑なのですが、いつものようにご紹介しつつ自分を実験台にして実験してみようかなと思ったりしてこの\エントリーをアップします。

ちょっとゴルフ界には珍しいのでしょうか、MLA Golf はスイスのメーカーです。




画像をリンクでMLAgolf.comのサイトにリンクしています。


あるサイトで紹介されているのをみまして、そしてさらに別のサイトではバイアスなしのパターの一斉テストって記事が上がっていまして、そこで3位に食い込んでいたパターがこれで、すごく興味を引かれました。

2015年、57本のパターでどれが一番欲しいか決定戦  (by MyGolfSpy.com)


このテストは、5フィート、10フィート、20フィートから (50回ずつかな?) パットをして、Strokes gained 18 というデータの比較で順位を決めたものです。
最近のスポーツ・スタッツはPGAもそうですが、field(他の全員)に対してどれだけgain(利得)があったか、という統計の手法が主流ですね。
18ホールで何打ストロークが少なかったか、というデータに換算されています。


こちらがそのスイス製のパターです。

画像をリンクでMLAgolf.comのパターのページにリンクしています。



ラインナップの中の Classicというモデルでおそらくこれが最初に開発されたのだろうと思われます。
パターのスタイルは大きく分けて3種類、ネック形状や色のバリエーションなども含めますと今のところ11種類ほどあるようですね。




2位にも、Carbon Ringo 1/4という見慣れないパターが入賞していますが、コロラドで無垢の炭素鋼のブロックからパターヘッドをネックごと削り出しで作った精巧なパターってことなので、スルーしときます。(設計のベースはANSER 2 ですもんね、見るからに。)


さて、MLAのテクノロジーの方ですが、MLA Concept というページに説明がされています。

人間工学の先生、Dr. Lennart Högman, Ph.D が、20年にわたる人間の認識能力と実際行動に移すときの運動能力の関係を良好にする技術を応用し、デザインした形状がこちらだそうです。


画像をリンクでMLAgolf.comのサイトにリンクしています。


Multiple Line detector Activation の頭文字をとってMLA

説明を読んでもよく分からないのですが、とりあえず受け打っておきますと、(^^;

人間の脳には10万本もの線を嗅ぎ出すセンサーがあって、そのセンサーはいくつかのグループに分かれている。
それを複数本呼び起こしてやることにより、真っ直ぐというのを認識しやすくなる。
そしてその複数本の直線をアライメントに活かして、実際のストロークを行うときに真っ直ぐな動きをする助けをしてくれるように緻密に設計された図が、上の図の白い形です。


しかしあまり沢山の直線を呼び起こしてしまうとセンサー同士が干渉を起こしてしまい、こちらの図のように実際には平行な直線が斜めに見えたり曲がって見えたりしてしまうのだ。



画像をリンクでMLAgolf.comのサイトにリンクしています。


この図は、縦横全部直線で構成されているわけですね。

逆に、2つ上のデザインされた図形のように適度の曲線と直線で構成され、むしろコーナーですとか折れ曲がった部分で作られる直線、図で言いますと4本の緑色の矢印を利用するとカップ方向へのアライメントが不思議とビシッと決まり、さらにストロークした時にも体が4本の緑色の矢印の方向へ正しく動かしてくれやすくなる、というシステムになっているようです。


なんだか知らないうちにアライメントが合い、そしてストロークが真っ直ぐ出てくれる。
自分では意識しないうちにカップインが増えている。

これはちょっと欲しくなりますね!
スイス製ですし! (^^)


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(( 続報 1 ))
(( 続報 2 ))



5/04/2016

ピンフラッグは「抜かずにお願いします。」の巻 (チッピング)


May the 4th be with you,,,,


実は先週、「ゴルフ自問自答2 」というブログを綴っていらっしゃるPING芸人さんにお会いしてきました。

横浜の伊勢佐木町に足を運んだのは20数年ぶりでしたでしょうか。
かつて大洋ホエールズの応援に関内の駅には何度も行きました。

中華料理を一緒にいただきまして、ゴルフ談義。

ゴルフ友達って良いですねー!

PING芸人さん、ごちそうさまでした。 とても楽しい時間でした。 (^^)


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この写真のような状況の時、みなさんはチップショットを選びますでしょうか?
…それとも、パターで打って (いわゆるテキサスウエッジで) いきますでしょうか?



これは別にクイズでもなんでもありませんで、正解があるわけでもありません。

芝の種類にもよると思いますが、私の場合はおそらくパターで打っていくと思います。
距離的とかエッジからカップまでの位置関係的にはD-Chopで行くのに適した状況にも見えますが、ちょっと芝が粘っこそうに見えますから、ストロークの弱いD-Chopよりも上から叩けて大きいミスのないパターポップで行くべき状況かもしれません。

もし、芝がさほど粘くなければ、パターで普通にパッティングストロークで行く状況ですし、これが一番安全で、カップインする確率も高い選択かと思います。

ウエッジの得意な方はチップショットで狙って行くかもしれませんし、この状況ですと6番アイアンあたりでの転がしも悪くない選択かもしれません。



こちらの写真のモーガン・プレッツェルは、ウエッジを打っていますが、



かなり芝が粘っこい状況かもしれませんので、パターで打って喰われる分を強めにストロークすると今度は速いグリーン上をどれだけ転がるかのコントロールが難しいから、とかかもしれませんし、または、グリーンの傾斜がスネークラインになるのでカップ近くまで空中を運んで傾斜の影響を最小限化して寄せる選択をしたのかもしれません。



こちらのおじさんの状況では、



この芝は粘っこくは見えませんですね。
私なら間違いなくパターで行きますが、おじさん (レッスンプロの方らしいです) はウエッジを手にしています。

上の2つよりもエッジからピンまでが遠い状況ですね。
カップを過ぎた辺りから右へグリーンが下っていて、パターで行くとスルスルとオーバーしてしまうのを懸念してのウエッジ選択かもしれません。


こちらの写真は、いわゆるテキサスウエッジと呼ばれるアプローチですね。



テキサスと言わず、ストットランドやイングランドにはこういう感じのグリーン周りが多いそうなので、ヨーロピアン・ツアーのプロはこういったところからのパターが上手なプレイヤーが多いように思います。


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さて、こういった、どのショットを選択するか? という問題はさておきまして、下の2つの写真はピンまでの距離がかなりありますためピンを抜いて狙うことはまずないと思われますが、ボールがグリーンのエッジにほど近い、もしくはグリーンのカラー (襟) の部分に乗っていてパットして行く場合など、特にカップに近かった場合にはピンフラッグを抜いて狙いますでしょうか?


私の場合は、カップまで下りの場合はピンに当たってボールを止めてくれることもありますし、少々強すぎるとカップの上を抜けてしまうこともありますからピンは入れたまま打ち、上りの場合は近ければピンを抜いてストロークすることもある、という風にプレーしていました。



5/01/2016

ラムズ・ヒル (ゴルフクラブ) 


日本はゴールデン・ウィークに入りましたね!

私も週末に、片道 3時間半もかかる距離のコースに遠征してきました。
サンディエゴにいる友人と待ち合わせて、そこから乗り合いで山の中に入っていきます。


Rams Hill Golf Club というコースです。


非常に綺麗な、とてもよく整備されたコースでした。

しかもかのトム・ファジオ氏の設計です。

私の周りのコースですと、オーク・クリークとか、ペリカン・ヒルとかのラウンドリポートを過去に書いております。 プリム・バレーもそうですね。
私はラウンドしたことありませんが、ラスベガスのWinnのコースもトム・ファジオかな。

彼のコースはすごく好きです。



フェアウエーの芝が、絨毯みたい。
刈り跡で作るストライプ模様が綺麗です。

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この写真はパー5の 18番ホールです。右側がずーっと池になっていますね。

最近は、全部右から回していた以前とは違う、こういったフィニッシュ (いかにもローフェードのボールを打ったような感じ) の打ち方も出ます。
良し悪しは別にして、以前にはなかったので自分では新鮮です。


こちらが一緒に行った友人のドライバーショットです。7番ホールだったでしょうか。

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ところで、この Borrego Springs というところはサンディエゴからほんとに何もない低い山々の方へ 2 時間ぐらい入っていったところの砂漠地帯にあるのですが、湧き水が豊富だそうなんですね。

ですから、ゴルフ場の管理に一番コストの掛かる水が比較的簡単に手に入るため、湧き水をふんだんに使って綺麗な芝を維持することが出来るのだそうです。



2サムでトップにスタートしましたので、3時間20分でラウンドを終え、クラブハウスのレストランでブランチ。

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ここはこの季節には本当に良いですねー。
日陰は涼しいですし、空気が格段に綺麗ですし、見渡す限り家とか建物がありません。

ここで 2時間ほどもゴルフ談義しながらリラックスしてしまいました。


素晴らしいコースです。

友人の話ではサンディエゴでも 1番のコースだと思う。ということでした。
Aviara Golf Resort や Torrey Pines GC を凌駕するほど良いコースって言うことですからね。

私も本当に良いコースだと思いました。(^^)