1/10/2019

Cut Gray Balls はどうだろう?


Titleist の Pro V1 と Pro V1x に黄色バージョンが今年出るそうですね。

クリックで元のサイトの画像にリンクしてます。

Pro V1使うゴルファーにはコンサバティブなタイプの人が多いイメージなんですが、よく売れるんでしょうか?
私自身、黄色いボールはまず買いません。 
使ってみても特に良いとも悪いとも感じないのですが (緑のボールとかは見えにくいと思います。)、すごい昔に「黄色いボールは練習場のレンジボール」っていうのが定番だった時代を経験してると、やっぱり避けますよね。


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こちらのボール、昨年中にみかけまして気にはなっていたのですが、この間ついにお店で見かけまして俄然興味津々です。




いきなりフル・ラインナップですね。

THE BEST DAMN GOLF BALLS UNDER 20 BUCKS
(最高にめちゃくちゃ良いボールだけど $20以下)

っていうコピーで飾り気ない無印良品っぽいイメージでマーケティングされている模様です。

中間コストをカットして、ボールのデザインもオープンに入手可能なものを使いコストをかけず、高品質のボールをリーズナブル価格で提供するというコンセプトですが、・・・どこで作っているんだろう?


Cut Golf Co.
https://www.cutgolf.co/


ブランド名自体が、コストカットの「カット」。

フルラインナップではありますが、主力はやはりこちらの Cut Blue でしょうか。
Blueですけど、箱は黒に近いNavyカラーです。上の店舗内の写真に写っています。
Damn goodって、どれくらい良いのか? って言いますと、まず Cut Blue は 4ピース構造でソフトウレタンカバーを使ってあるそうです。

スピン性能は、下の図にありますように打ち出し角が低く、7,800rpm級の激スピンです。

価格帯で色分けされていまして、高価格の赤いドットに紛れて一つだけ青いドットが右下の方にありますよね。この32番のドットが Cut Blueのデータです。
50ヤードのピッチショットで比較しています。

画像が小さくなってしまいますので、是非クリックしてGolf Digest誌の元のページでご覧になってください。
(右の方のハイエンドの赤いドットの番号の中に一つだけ青い32番のドットがCut Blueです。Pro V1とPro V1xがすぐ上の13番と14番です。)

Cut Golfのサイトには出ていませんが、飛距離性能の比較もしているようです。

こちらの Cut Blue は、コンプレッションが 90です。
Titleistの Pro V1x をターゲットに作ったのが見て取れますね。


こちらがファウンダーの、Sam U. さん。

クリックで Cut Golf のサイトの画像にリンクしてます。


良いボールが高いことにフラストレーション感じてて会社作っちゃうってのがすごいですね。


私が選ぶとしたら、ヘッドスピード的にみまして、ボールのコンプレッションが 80と抑えてある、3ピース構造でウレタンカバーの Cut Greyでしょうか。
こちらの、<< product overview >>となっているリンクをクリックしていただきますと、それぞれのグレードの特徴が書かれていまして、選びやすいようになっています。
ご参考まで。


...と思いましたが、お店には Greyがありませんでしたので、Blueをゲットしました。


丁寧にスリーブ 4つにして入っています。


ボールの方は...



最表面層のウレタンカバーは、むしろアイオノマー・カバーっぽい、ちょっと硬めな印象を受けますが、表面は滑りにくい感じの手触り。
50yのピッチショットですごいスピン性能が出るそうで。 データがグラフに出ていました。

最近はディンプルを浅くするデザインが流行ってるそうですしね。
(ウエッジのGrooveも、間隔が狭目で本数入れるの流行ってるみたいですし、ちょっと感覚とデータは違う感じいたします。)


ラウンドに使ってみたらまた追記でリビュー致します。



1/06/2019

テーラーメード M4 ドライバー D-Type


家内からの昨クリスマス・ギフトとして入手したテーラーメードの M4ドライバーの D-type、まだ2ラウンドしか使用しておりませんがあまりにもお気に入りでちょっと感激しています。

良いですわー、このドライバー。

例によって発売からほぼ 1年も経ってからのレビューですみません。
(出たてだと高いんですよね。)




デビューはこちらの野性的でしかも美しいHidden Valley Golf Courseでのラウンド。



かなり難しいコースですし、飛距離が落ちていたここ数年は特に苦戦していました。
しかしこの2018年末12月30日のラウンドでは 2打目地点が 6年前に戻った感じでとても楽しくラウンドできました。


こちらに出た当時のMy Golf Spyの記事があります。↓

TWIST FACE, HAMMERHEAD, AND THE REST OF THE TAYLORMADE M3 & M4」by MyGolfSpy


記事にかかれていますが、もっとも注目の点は飛距離性能ではなく、「Twist Face」という特殊形状のフェースです。

ミス・ヒットの種類を分析したら(分析しなくても分かるけど、って記事にも書かれていますが)、フェースのトゥ側は上寄りに、ヒール側は下寄りにボールが当たる傾向にあるってことで、トゥ寄りのフェースはもっと上方・右方にオープンになっていてヒール寄りのフェースは下方・左方に向いてクローズ目になっているそうです。ほんの少しですけれども。

クリックでMyGolfSpy.comの記事の写真にリンクしています。

という訳で、上の図のようにトゥ寄りで打ったボールは普通のドライバーよりももっと右に高く出ていって戻ってくる弾道になり、ヒール寄りで打ったボールはもっと左へ低く出ていって戻ってくる弾道になる、という仕組みです。

真ん中で打ったのにサイドスピンがかかってしまったショットは矯正してくれませんですね、さすがに。(笑)


こちらにフェースのパーツがよく見える写真もあります。

クリックでMyGolfSpy.comの記事の写真にリンクしています。

上の方にヘッドから外れて写っていて、形状が分かりやすいです。
いびつに見えるほどのツイストではありませんですね。


これには個人的にとても嬉しい副作用もありまして、


構えたときにフェースが若干オープンに見えるんですね。
D-Typeはドローを打ちやすく作られているヘッドですので、クローズフェースになっていておかしくないのですが、クラウンの銀色とコンポジットの黒い樹脂との境界の引き方とそれとツイストされて右上が開いているフェースとの組み合わせのお陰で若干のオープンに見えて構えやすいことこの上ないです。


ヘッド自体はどちらかというと全体にはシャローになっているにもかかわらず、フェースの方はディープ・フェースになっていて、個人的にはものすごく好みのフェースです。



これは良い新兵器を買ってもらいました。(^^)


ありがたいことに、Taylormadeは R15の頃から、SLDR、M1、M2、M3、M4とずーっとネックのカチャカチャがInterchangeableで共通して使えます。

さっそくお気に入りのAldila RIP'D 65・2.8・Tour - X と挿し替えました。


何年も好んで使っていたシャフトですから安心感もあります。(^^)
まだ 2ラウンドだけですが使ってみた感じからしても相性はバッチリの様でした。

いつも同じこと言ってますが(笑)、新兵器を入手するとモチベーションが上がりますねー。

ちょっと若返った気分でアグレッシブに行ってみたいと思います。



1/04/2019

ゴルフスイング-18 (K-Bombを実践してみる)


ちょっと自分的には衝撃的でしたので。


ひとつ前の記事に、『実は2018年の最後のラウンドで、飛距離を15−20Yほど伸ばして戻すきっかけをつかめました。』って書いたんですけど、きっかけはこのYouTubeのレッスン動画です。

フォーム (打ち方) でドライバーの飛距離を伸ばすっていうのは魅力的な話ですよね。


DRIVE THE GOLF BALL 60 YARDS LONGER




ボールに対するアタックアングルの違い、ボールの出ていくLaunchアングルの違いによって、飛距離が大きく変わってくるというのはデータとしては知っていましたが、私としてはアッパーにボールを捉えるスイングを実現する方法論がわからず今一つピンと来ていませんでした。

上の動画を見ますと、TRACKMANで測定したデータで、同じヘッドスピードなのに大きく違った飛距離が出ています。

ヘッドスピード:   84.9mph
キャリーの距離:   145.0y
トータル飛距離:   173.8y
アタックの角度:   - 7.2度

ヘッドスピード:   84.9mph
キャリーの距離:   204.0y
トータル飛距離:   231.0y
アタックの角度:   + 2.6度

以前は240-250y打てていましたが、現在の私のヘッドスピードは88-92mphくらいで、230yくらいに飛距離が落ちていました。 85mphで飛ばせる距離ですから、もう少し飛ばせるはずですね。250y打てるところくらいまで戻せるはずです。

アタックの角度は、できれば +5度くらいまで頑張って、ボールの打ち出し角を17度くらいに最適化したいところです。 スピン量を抑えてもし1,700rpmを実現することができれば、ヘッドスピード 90mphでも 264yの飛距離が達成できる (完全に平坦で無風の条件ですから、ティーインググラウンドが高くなっていたりすれば・・・むふふ。) んですよね。

ご参考  → 「テーラーメード M1 ドライバー 430cc with クロカゲシャフト
「SLDRの17度/1700rpmはすべてのヘッドスピードで最適なのか? // MyGolfSpy」// GOLF 103



このレッスン動画で紹介されていますのが、K-BombというPosture (姿勢) のセットアップです。

「なるほどー、こうやればできるのか!?」と思ったので、さっそく実践してみました。(笑)


まずは今までのスイングから。
2018年の12月29日までこれで打っていました。


(悪いところはいろいろありますが、それには目をつぶってアタックアングルだけに注目してみます。若干マイナスのダウンワード・アタック)

旧セットアップ


これでも、いわゆるステイ・ビハインドはしているつもりでいました。(x_x)



...で、付け焼刃ですが K-Bombのセットアップからのアッパースイングをトライしてみましたのがこちらです。


これは、練習場で一度20球ほど試したあと、12月30日のラウンドで 1ラウンド実践してみて、飛距離の違いを体感した次の日(大晦日)にビデオを撮ってみたスイングです。
セットアップを変えただけで、スイングの途中の部分は動いたなりのままのあまり変えていないスイングですが、アタックアングルは以前との比較においてはかなりアッパーにすることが出来ているようです。 ラッキー。


新セットアップ




後ろから見ますと、打球が今までにブログにアップいたしました私のドライバーショットのどの動画よりも出だしから高く上がっていくのが分かります。



慣れないセットアップに合わせて打つのに精一杯で、さほど力むこともなく振っているように見えますが、飛距離は大きく変わりました。 練習場では飛距離の方はそれほどはっきりとは実感できませんが、コースで打って2打目地点に行きますと実感できます。
まだ1ラウンドですが、2打目の景色が少々違っていました。
練習場でも、弾道が全然変わったことには自分で実感があります。


なんだかまたゴルフが一層楽しくなってきましたねー。

これを練習して安定して打てるように身につけたいと思っています。(^^)