2/24/2019

muse - brain meditation (瞑想用のデバイス) EEG technology device / スイング動画-19


muse (TM) という瞑想用のデバイスのご紹介です。

https://choosemuse.com/


けっこうなお値段するのですけれどね、家内がヨガ用に大いに活用するので...ということで購入しました。
 おでこの部分に 5つのセンサーと、両耳の後ろの部分にもセンサーが 2つ付いていまして、脳の状態を観察・記録するデバイスです。


こんなふうに、「お父さんのゴルフゲームをMuseで熟練させてあげよう」的な宣伝もされています。

 私は実のところ瞑想が大の苦手でして、もう のべつ幕なし色んなくだらないことを考えてしまっていて、瞑想しようとしても気が散ってしまって上手く集中&リラックスできません。(笑)

趣味でヨガの先生をやってる家内から『柔軟性もでるし、ヨガとかやると良いよー』って勧められるのですけれど、体が硬くて気持ちよくなれませんし、瞑想も苦痛なので今のところ敬遠しているくらいです。


スマホにアプリを入れて、Bluetoothで接続して使います。


アカウントの登録をして、その人ごとにデータの集積をして累積していきます。


初めに脳の状態のキャリブレーションをして、それから雨音などの自然環境の音が流れ、インストラクションに従って行って心を落ち着けてから瞑想に入ります。

クリックで拡大します。

そうするとこのようにデータを取ってくれるんですよね。
大まかに、Active、Neutral、Calmの 3状態に分けて、それぞれの時間帯を測ります。 
Calmの状態が一定時間続くと鳥のさえずりが聞こえます。

できるだけ脳が Calmの状態でアルファ波を出してくれるのが望ましいです。

んー、まさにゴルフのセルフ・マインドコントロールに良さそうな感じもします。



私も早速挑戦してみました。

初回は 1分から。 二度目は 3分、三度目は 5分と伸ばしていって、最終的には 15分位まで瞑想できるようにしたいと思ったりしています。
(時間の設定は、個々人で 30分でも 1時間でも数時間でも自由に設定できますが、私の場合は 15分以上は無理だし続かないと思いますので。)


思ったより数値的にはまぁまぁ落ち着いたデータが初回から出ました。

海の情景を思い浮かべて・・・とか思ったりしていたのですが、私の場合はいつの間にか好きなゴルフ場にいてショットを打ったりしている情景が浮かび、フェアウエーを歩いているイメージが一番 脳が落ち着く状態になる模様です。

これ、前からちょっと思っていたのですけれど、ストレスの解放という点から見ても、週末のリラックス、そして日頃の諸々の思案事項などや頭の澱みをリフレッシュする効果から見ても、私にとってのゴルフというのは瞑想に近いものがあって、瞑想は大の苦手にしているけれどもゴルフのラウンドを通して心のバランスを良い按配に保っている自覚がありました。

友だちと馬鹿話しながら楽しくラウンドしている訳ですけれども、ラウンドの4時間中に少なからず無心になっている状態があるんですよね。
すべてのショットを無心で打てればもっと良いスコアが出るのでしょうけれど(笑)、それはそれ。
楽しい時間が過ごせてさえいれば、そのところどころでの無心状態が脳をリセットしてくれていると思っています。


奇しくも、このデバイスでデータを取りながら瞑想をするに当たっても、ゴルフの脳内ラウンドをすることになろうとは!(笑)

それは私個人の問題として、このデバイスはなかなか有用だなー、と思いました。


2/20/2019

Dixon Golf の地球にやさしいボール


いつも練習に行くドライビングレンジで虹を撮影しました。 二重になってます。
端から端まで見えました。



雨が降る中で日が差しまして、ちょうど良い感じ。まだ7時前の早朝です。
写真の右側にあるのが打席で、その右に打っていく方向です。

で、この後にボール打ち始めたら、どわーっと降り出しました。
ずぶ濡れで練習して帰りました。(笑)


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友だちのトニーから、『地球に優しいボールってのもらったんだけど、試してみる?』っていうことで、ボール 1スリーブを入手しました。

この間、Cut Blue Ballを 1スリーブあげたのでお返しって訳じゃないでしょうけど、私がいろいろ新しい商品に興味あるの知ってて残しといてくれたんですよね。(^^)


T:『なんだっけ、あの...エコな、何とか言うやつ...』
Z:「なにそれ? Bio-Degradable (生分解性) とか?」
T:『あー、うん、それだっけかな?』
Z:「そーか、すごいね!」
T:『性能もいいらしいんだけど、俺が打ったら変な感じだったよ。硬そうな。』
Z:「ディンプルが浅いのは最近の傾向かもだけど、確かに高そうには見えないね。」
T:『まぁ使ってみてよ。』
Z:「ありがとう。 使ってみるよ!」

とか言ってたら、このボールけっこう高いんですね!




これは、ラインナップのうちの主力商品で、Dixosn Earthというグレードのボールでした。


こちらが、Dixon Golf のサイトです。

Dixon Golf
http://www.dixongolf.com/



無印良品っぽいイメージの企業戦略って感じのパッケージです。
この Earth が 1ダースで $39.96。 Titleist の Pro V1 よりは約 $10 安い計算になりますが、


もっと高いグレードのボールもありまして、こちらの Dixon Fire の方は、$74.96 で、プロ・パフォーマンスと謳われています。

これだけ高いボールは今までそんなに出ていなかったかと思いますので、今後どのくらい普及するのかちょっと興味津々です。


ウエブサイトの説明を読んでみたのですが、ちょっと私にはよく判りません。

All golf gear presented by Dixon Golf has eco-friendly attributes. Golf balls are comprised of heavy earth salts rather than heavy metal fillers and hats are made from bamboo/cotton that is not chemically treated. Moreover, with the purchase of a designated item you are contributing a tree to our respected eco-system. Dixon has pledged to plant one tree in honor of the all marked products sold online. The company also makes every effort to use materials such as SEC certified bond paper and recycled Kraft paper in its packaging needs.

Dixon Golfのすべてのゴルフ商品は、エコ‐フレンドリー属性に作られている。
ゴルフボールは、重金属の詰め物の代わりに、重アース・ソルト (Heavy Earth Salt) を包んで作っています。帽子は化学薬品を使わない竹や面で作ってあります。


って書かれていますけれども、Heavy Earth Saltって一体なんだろう??
high-velocity GreenCore™って名前を付けてプロモーションしているみたいです。

まぁ従業員さんたちは使い捨てじゃない水のボトルとかコーヒーマグとかを使うようにしていてリサイクルや、相乗り通勤とかを心掛けていたりとか、製品が売れるたびに植樹をするシステムになっているとか、エコ‐フレンドリーには会社として力を入れているようです。

カバーの樹脂とかもリサイクル可能なエラストマーのウレタン樹脂で作ってある模様です。 Bio-Degradableではないんですね。
(もし、ロストボールになるやつが、Bio-Degradable (生分解性) だったらホントにすごい良いのにな。)


性能的には、データが載っていないんですけど、主要ゴルフボール・メーカーのハイエンドの製品を凌駕する飛距離とスピン性能がある、って書かれています。

Cut Blue Ballもそういう謳い文句でしたけど、近頃のボールはどれも出来が良くて、私の実力ではスピンが利きやすいとか飛ぶとかの違いは正直なかなか分かりにくいです。


エコ‐フレンドリーな方向性っていうのはマーケティングとしてはありかもしれませんですね。



2/13/2019

チッピング (Chipping) の基本を今頃になって学ぶ → (12の法則)


ペブルビーチ・Pro-Am トーナメント、4日めの日曜日の午前中に雹が降ってきたりしてすごいことになってましたね。

1番ホールのグリーン

ものの 1時間ぐらいで天気も回復し、整備も猛スピードでこなして、何事もなかったかのように綺麗になったのにも驚きました。
結局、2−3ホールを残して月曜日にずれ込み、フィルが 5度目の優勝を果たして優勝。

今度のジェネシス・オープンはロサンゼルスのリビエラで、また楽しみです。


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正直自分でも、「おいおい、30数年もゴルフやってんのに今頃かよ?」って思ってしまいますが (笑)、そこはレッスンなど受けたことないゴルファーの性です。

チッピング・アプローチの基礎を YouTubeで見まして、あらためて練習してみることにします。



まずはこちら、ラスベガスのニクラス設計ベアーズ・ベストのポール・ウイルソン・コーチの、「Ratio (比率)」のレクチャーから。

Chipping Ratios - How to Dial In Your Chipping


1バウンド目を、グリーンに入って少し余裕のあるところに設定します。
このビデオでは、歩数で数えて 5歩のところ。

ボールが飛んでワンバンド目までと、そこから転がっていく距離の比を解説しています。

サンド・ウエッジが     1:1
ピッチング・ウエッジが   1:2
9番アイアンが        1:3
8番アイアンが        1:4
7番アイアンが        1:5

とのことです。
きちんと歩数で数えてレクチャーしてくれていますね。
ヤード、フィートでなくて歩数で、ってところが非常に好感持てます。

このコーチのチッピングは、ボールを右足よりに置いて(中央かな?)重心は左足体重、パター程度に短く持ってシュピッとストロークしていますね。



こちらは、ケンタッキーPGAのブライアン・マンゼーヤ・コーチ (PGA所属) の、12の法則。

The Rule of 12 - Chipping Tip for Golf


ランディング・スポット (着地点) はできるだけグリーンに入ってすぐが良い、しかも安全に、っていうことでグリーンに入って約 1ヤードのところにワンバウンド目を設定します。

その昔にポール・ラニアンというプロが教え始めた 12の法則という方法で、例えば 1:3 で打ちたいと思えば、12から 3を引いて、9。なので 9番アイアンを使います。
という風にクラブ選択をします。 

結果的に、上のポール・ウイルソン・コーチと同じ比率とクラブ・セレクションになりますね。
打ち方も同じで、短く持って、「払うように (brushing)」クラブ・ソールを滑らせて使います。

ちょっと疑問なのは、ポール・ラニアンのころはアイアンやウエッジのロフトは今とはだいぶん違っていたような??
まぁ、だいたいこんな感じよ、っていうくらいに考えておいたら良いのでしょうか。
(*注: ポール・ラニアンの時は 11の法則だった、って言ってますね見直しましたら。)



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と、いうことで早速やってみました。


グリーン外からグリーンに入って 2歩くらいのところに白い目標のプレートを設置しまして、ポール・ウイルソンのビデオと同じくらいの打つボールから 5歩くらいのところです。

で、そこからSW、PW、9番アイアンと、目標に向かって打っていきます。

ボールが集まる距離は (多少ばらついていますが)、だいたい 1:1、1:2、1:3 に呼応した、 10歩、15歩、20歩、くらいになっているようです。
面白いですねー。 PWで打ったところはちょうど尾根っぽくなってて上りが少しきつくなっていたので14歩くらいだったかもしれません。


ちょっと写真のボール位置が見えにくいので、ズームした写真も貼っておきます。


それぞれ、少し方向をずらして打っています。

ピンの位置まで届かせて打とうとしますと約23-24歩ありましたので、8番アイアンで行く必要がある模様です。
24歩の距離を、SWでキャリーを飛ばして打とうとしますとやはりザックリやトップのミスが出やすくなります。ライが良いだけに余計にミスしやすくなりますね。

目標の白いプレートにピッタリ打つのはなかなか技術が要りますが、実際には大体のアバウトな感じでも、距離的にはそう変わらず行ってくれる模様です。


割合によい感じに易しいテクニックですねー。
いままで 30数年もこれを知らずにゴルフしていた自分に驚きです。(笑)
(薄々は知っていましたけどね。こうやって練習したことありませんでした。)


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さて、私は今まではこういったグリーン周りでの状況の場合は、D-Chopって名付けた転がしのチッピングを主に使っていました。
状況によって、PWか 8番アイアンを使うケースがほとんどでした。

(以前は、G-Checkっていうスピンを利かせたショットも多用していましたが、当時はウエッジが (今となっては) non-conformingになってしまった激スピンのウエッジでしたから打ちやすかったのですが、昨今のウエッジはもう少しランが出ますのであまり使わなくなりました。)


上2つのビデオでは、左足体重で短く持って芝をブラシするように払い打ってストロークするチッピングの打ち方です。



一方、こちらのビデオで、マリオ・べヴァラクア・インストラクターが実演してくれている打ち方が、D-Chopでも使う、まるでパターのようにストロークする打ち方です。モダンストロークとかビデオでは言っていますね。

パターぐらいの長さに短く持つのは共通ですが、両肘を軽く曲げて振り子のようにストロークする点が異なります。

Modern Chipping Technique


パターのようなライ角に、クラブシャフトを立ててセットして使え、ということです。


両方のストロークで試してみました。

後者のストロークは、いつもD-Chopで実践していましたので慣れているといえば慣れているのですが、前者のストロークの方も何気な感じでポコーンと打てて、ミスが少なさそうに思いました。そして、落とし所を狙ってストロークするには、こちらの方が感じが出しやすいような気もいたします。

かくかくしかじかで、主に前者のストロークの仕方で、転がしのチッピングの距離感を構築してみたいと思います。
ポール・ラニアンの 12の法則を念頭に置きまして。