10/28/2011

不調克服の取り組み(四十肩?)


このところ非常にゴルフの不調が続いています。

8月に家族が1ヶ月不在でゴルフばっかりしていてとても好調だったのですが(←ある意味当たり前?)、9月に入って日本へ出張もありまたたまたま寝違えをやってしまって右側の首から肩にかけて痛みが出たために首も回せずしばらく素振りも中止、その辺りから俄然調子がおかしくなりました。

ブログのラウンド記には3ラウンド分しか出ていませんが、早朝のバック9を含めますとさらに9H x 5とかのラウンドで45前後を叩いて苦戦しております。


首と肩の強い痛みは寝違えから1週間ほどで引きまして、それ以降はやや張っている感じがあって角度によっては軽い痛みがある程度でゴルフをするには支障がないのですが、ショットが左右にブレ、チップショットは距離感も出にくいしミスが大幅に増え、ショートパットも雑になる、といった症状を自覚しました。


で、考えてみたんですが、寝違えにしては随分長引いてないか?と。

これはもしかすると、ある種の四十肩(最近五十肩とも言うらしいですね。)の類なのではないか?
角度によって少し痛みがありますしね。 右肩を大きくグルグルと回してみますと、ゴキゴキ音がします。


ちなみに角度によって鈍い痛みがでるのは僧帽筋のある辺りから首にかけて。
回すとゴキゴキ言うのは肩峰の辺りです。


wikipediaとか見ますと、鈍痛が段々悪化して激痛が来たりするらしいですね・・・。


・・・うーん。



まぁそうと決まれば、以前お友達のcharさんのブログで読ませていただいていた四十肩とお付き合いしつつ対処したスイングでプレーするのが良いんじゃなかろうか。と思いまして。
「そうと決まれば」って別に診断受けたわけじゃありませんで、自分で決めつけてみたわけですけども。(^^;

さっそくスイングのマイナーチェンジにとりかかりました。
まぁ、自分以外には気が付かないであろうビデオじゃ判んない程度のマイナーチェンジです。





具体的には、トップからインパクトにかけて首を右肩を一緒に動くように回していきます。
まぁ、元々右肩と一緒にルックアップしていく打ち方だったんですが、さらに同調する感じですかね。

久しぶりに練習場に行ってドライバーを40球ほど打ってみましたが、がくっと落ちていた飛距離もだいぶ戻せそうです。
時々タイミングがズレて引っ掛けフックの酷いのが出ましたが、それほど頻発はしませんので慣れてくれば出にくくなってくれるでしょう。

リズムを一定にするように気を付ければ発生頻度はぐっと抑えられるだろうと踏んでます。


あとはテークバックで無理をしない感じですかね。

charさんは痛みが強かった頃にほぼハーフスイングでラウンドしていらっしゃいましたが、今のところ私のはそこまで痛くありませんので、ほぼフルスイングで振れます。


結局、痛みに対する防御反応と、首から肩の部分が硬くなって張っているために首の位置が一定せずとりあえず手だけ振ってしまうために方向も安定せず、距離が落ちているのを無意識にカバーしようとして余計に突っ込んで振ってしまうのが元凶だっと思われました。


こんど練習場に行った際には、チップショットのアプローチでボールを掴むときのクラブヘッドのボールへの入り方を少しでも一定できるように意識して、リズムを自分特有の歩行のリズムに合わせて打つ練習をやってみます。


---


ところで、上の写真の練習場で真ん中の100yのサインに向かってPWを打ち、右側の150yのサインに向かって6番アイアンを打ったところで、ふと今この光景を見ながらお友達のスノーマンさんのこの記事を思い浮かべました。

「ちょっと待てよ? あの2つのサインの間を打つのにクラブ5本かよ?!・・・多すぎんだろ?」

って思ってしまいました。(^^;

しかも、「ここからあの100yまででクラブが2本だもんなぁ。」って。


でもまぁ、いまさら9番7番を抜いてみたところで大した意味ありませんので、入れときますが。(笑)



10/24/2011

R&Aによるルール変更 (アドレスの後にボールが動く)


今年の5月チューリッヒ・クラシックの最終日の15番、(写真の場面ですが)ウエブ・シンプソンが喰らったペナルティーをご記憶でしょうか?



優勝争いをしていて、1打差でトップのシンプソンはこの15番ホールのグリーンでアドレス後にボールが動いたと申告して1打のペナルティーを受け、プレーオフの末にバッバ・ワトソンに敗れました。

もしこの時に1打差を保ったままシンプソンが優勝していたとしたら、現在ワールドランキングNo.1のルーク・ドナルドを上回ってシンプソンが今年の賞金王を獲得していた。というサイド・ストーリーも記事には書かれています。


これは、ルールの中でも特に馬鹿げているルールとして知られて来て長年経っているルールのひとつでして、今回の改正はみな歓迎ではないでしょうか。


アドレス後に、風など明らかに自分の動きの影響では無い理由でボールが動いた場合はペナルティーは取らなくて良い、ということになりました。


今までにも、このルールが適用された例は数多く知られていますが、昨今のTVを観ていた一般人からの連絡で失格になったり、いろいろと昔とは違った事情が出てくる中でルールが少しづつ見直されていくことは良い流れですよね。



USGAからも同様のアナウンスがなされたという記事も出ています。

USGA and R&A change rules for wind moving ball




記事には、他にも変更されたルールが書かれていまして、

* 13-2のライの改善のルールに抵触しない限り、純粋にコースを綺麗に保つ目的であればショットを打つ前であってもいつでもバンカーの砂を均しても良い。

* プレーヤーが自分のスタート時間後5分以内にプレーできる状態でスタート地点に到着したときは、競技失格とはせずに、マッチプレーでは最初のホールの負け、ストロークプレーでは最初のホールで2打とすることができる。

ということになったようです。

(個人的には、後者の方は別に失格のままでもいいんじゃないかと思ったりしますが。)



また、アドレスの定義も変わったようですね。

上記の風で動いたボールの処置に絡んできますけれども。

新しい定義では、クラブソールをボールの前なり後ろなりにセットした時点でアドレスに入った、とするそうです。
(以前は、スタンスまで取ったところでアドレス、でしたが。)


記事には、grounding (地面に付けた) という表現が使われていますが、ソールを浮かしていればまだアドレスではないってことなんでしょうか?(←未確認)

ハザード内ではソール出来ませんから、スタンスを取った時点でアドレスのようですね。



※ 上記変更は、JGAのルール・ページにもすでに反映されている模様です。



肝心な点が抜けていました。(^^;

kobaさんがコメントで問いかけてくださったとおり、このルール改正は2012年の1月から適用されるそうです。


---


追記 (6・20・2016): 

2016年 オークモントでの US OPEN でダスティン・ジョンソンが受け入れたペナルティーに関しての私の感想は、こちらです。 ↓

http://yspz.blogspot.com/2016/06/blog-post.html




10/20/2011

カラバサス(カントリー・クラブ)


SCGAのアウティングで、プライベートのカントリークラブでラウンド出来る機会がありましたので行って来ました。


実際の発音は、カレィバサスに近いでしょうかね。

こちらのコースの設計はトレント・ジョーンズSr.です。


Calabasas Country Club
http://www.calabasasgolf.com/


予想していた以上の渋滞にはまりましてティー・タイムにぎりぎりに到着、空いていれば40分の距離を2時間も前に出発して運転したというのにトイレにいく暇もなく素振りもせずにドタバタとスタートしました。

ただでさえ調子悪いのをどうにか戻したいところなのに、これではいけません。(^^;


コースとしては、ちょっと古い感じの、やや林間な感じの、傾斜もところどころがきつくなっている、距離としては短めの、そんなコースでした。

トレント・ジョーンズSr.らしい感じといって差し支えないと思います。


一番の特徴としてはラフでしょうか。

このコースではカート道からカートでフェアウエーに入る際は、通常の90度ルールではなくて「指定された入口から入り指定された出口から出る」ようにしてラフを踏まないように。 カート道とフェアウエーだけを走行して下さい。

というルールになっていることからしても、相当タフなラフが待っていることが想像に難くありません。


こんなかんじです。 ↓

画像をクリックで拡大します。


写真は6番ホールの2打目地点です。
私のボールがラフに埋まってるのが見えますでしょうかねー。
(拡大しても見えませんねー。ボールの真上から見ないと見えないです。(^^;)


左に1本、カートがラフを走行した跡が見えますが、もちろん我々ではありません。


ここのラフは、まじめにきつかったです。

完全にウエッジじゃないと出ない、ってところまではいかないのですが、ショートアイアンで打っても少なからず方向性が狂わされたり距離が喰われたりします。

当然ユーティリティーなども上手く抜けてくれない粘いラフですから、手こずりました。(というか、やられましたです。)


コースサイトにありますコース図をリンクしておきます。


画像をクリックでコースサイトの大きな図にリンクしています。


なぜなのかはよく判りませんが、旧6番ホールを1番ホールに、旧6-9番が新1-4番、旧1-5番が新5-9番、と言う風に変更されたばかりで、スコアカードは距離の数字をプリントして切って手作りしたものしかまだ用意できていないという状態になっていました。

(上の図は、旧ホール番号のままです。)


最初の方、その都度手持ちのGPSを参照する際に「これはえーと、旧何番ホール?」みたいな感じでしたです。

もっとも、普段そう頻繁にはGPSを参照しませんので大して困りませんでしたが、やはり初めてのコースですからレイアウトぐらいは見てからティーショットしたいところです。
(プライベート・コースには往々にしてヤーデージブックが用意されてい無いことが多いです。 基本メンバーさんだけですからね。)


この日は一応トーナメント形式で、白ティーからのプレーになりました。
(ラフが大変でしたので、距離が短くなるのは少々助かりました。)



それではいつものようにコースの写真を何枚かご紹介します。


こちらは2番ホール、151yのパー3です。

画像をクリックで拡大します。


このコースの雰囲気がよく出ているホールです。

私のショットは相変わらずブレブレ気味で(とは言え前回・前々回よりはかなりマシになって来ましたが)、このホールも右のバンカーへ突入。

このバンカーショットをホームランしてしまいまして、反対側から寄せ直し。

寄せきれず4歩(約3m)を残し、そうそうにダブルボギーでした。

(ちなみにこちらのコースのバンカーは、石ころも多いですし砂も少ない部分が多く土っぽかったりしてあまり良い状態ではありませんでしたです。 私のバンカー下手の言い訳にはなりませんが。)



さて、こちらはレイアウトが面白い9番ホール、白からは315yの短いパー4です。

画像をクリックで拡大します。


グリーンは、フェアウエー左サイドに写っています池のさらに左に90度ドッグレッグした位置にあります。

左に曲げないように真っ直ぐフェアウエーに180-220yぐらい打ち、そこから左へ向きを変えて打ちます。

同伴させていただいた方々は、手加減しすぎて160-170y打ってしまったために、左サイドの木に少し邪魔される感じの2打目になっての池越えに苦労なさっていました。


私はGPSでレイアウトを確認できていましたので、敢えて3Wを使って長目にティーショットを打っていましたので、90度どころか110度左へ少し戻る感じでの2打目になりました。

ここは、登り14歩(約10m)のパットがまぐれで飛び込んでくれてバーディーをゲットしました。(^^)



つづく10番ホールもちょっとレイアウトが面白いホールでした。
347yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


フェアウエー左サイドにクリークが走っていまして、これは通常ならファーストカットのラフぐらいの位置にありますから、けっこうフェアウエーを狭くしています。

クリークは細いので、ミスってもクリークの左のラフに行って助かったりしますが、しかしそこへ行ってしまうとラフがきついので非常に厄介です。
我々のドローでも、私の友人ともうおひと方がクリークの左へ行きまして、苦労なさっていました。

私はここのティショットも上手く打つことが出来まして、2打目を2歩(約1m半)に付けまして、連続バーディーをゲットしました。
まぐれですけど、まぁ嬉しかったです。



最後にご紹介いたしますのは、17番ホールの345y パー4です。

画像をクリックで拡大します。


池越えのティーショットですね。
白ティーからですと150y程度で越えますから攻略にはほとんど関係ありません。

でも、池と、後方の山と、右手の邪魔っけな木と、左曲がりな人にはビジュアルにプレッシャーを与えています。

このホールは2打目を左に引っ掛けましてグリーンを外し、そこからのチップショットを2歩(約1m半)に付けまして、ものすごくパーを獲りたかったし獲らないといけないと思うのですが外してボギーでした。


スコアのまとめの方に書きますが、ここのグリーンはアンジュレーションは大きくない、そしてサイズが小さいグリーンながら、ホール全体の傾きとグリーンの傾斜の併せ読みが難しく、そして全体にはあまり切れない印象ながら短い距離のカップ付近はよく切れる(芝目なのでしょうか?)というグリーンでして、2~4歩(約1m半~3m)の距離のパットに苦労しました。(・・・というかやられました。)


この日は、日系3世4世の、JimさんとKo Jimさんという方々とご一緒したのですが、お父さんの方は細貝さんと同じ長尺のサイドサドル打法、そして息子さんのKo Jimさんの方は非常にユニークなパッティング・スタイルの持ち主でした。

画像をクリックで拡大します。


なんて言うんですかね、これ。

普通の34インチ尺のパターをベリー・パターか長尺パターのようにして使う、という私としては今まで見たことないスタイルでした。

2-3mのショート・パットには、意外に強みを発揮しそうではあります。

あと、ご本人がおっしゃってましたが、18ホール約36パットを全部これで打つのは腰がしんどい、のだそうでした。(笑)

(現に 13-16番ホールぐらいのところは普通にパッティングしていらっしゃいました。写真の17番ホールのパットでお父さんに「それ入るかどうかで5ドル賭けよう。」とか言われてまた伝家?の宝刀を持ち出したところを撮らせていただいたというわけです。(笑))


ちなみにですね、Koの由来を聞いてみたんですが、お祖母さんがKokiku(小菊)というお名前だったそうでそれをミドルネームにもらったため、親&親戚から Jim Jr.でなくてKoと呼ばれて育ったのだそうでした。