1/06/2019

テーラーメード M4 ドライバー D-Type


家内からの昨クリスマス・ギフトとして入手したテーラーメードの M4ドライバーの D-type、まだ2ラウンドしか使用しておりませんがあまりにもお気に入りでちょっと感激しています。

良いですわー、このドライバー。

例によって発売からほぼ 1年も経ってからのレビューですみません。
(出たてだと高いんですよね。)




デビューはこちらの野性的でしかも美しいHidden Valley Golf Courseでのラウンド。



かなり難しいコースですし、飛距離が落ちていたここ数年は特に苦戦していました。
しかしこの2018年末12月30日のラウンドでは 2打目地点が 6年前に戻った感じでとても楽しくラウンドできました。


こちらに出た当時のMy Golf Spyの記事があります。↓

TWIST FACE, HAMMERHEAD, AND THE REST OF THE TAYLORMADE M3 & M4」by MyGolfSpy


記事にかかれていますが、もっとも注目の点は飛距離性能ではなく、「Twist Face」という特殊形状のフェースです。

ミス・ヒットの種類を分析したら(分析しなくても分かるけど、って記事にも書かれていますが)、フェースのトゥ側は上寄りに、ヒール側は下寄りにボールが当たる傾向にあるってことで、トゥ寄りのフェースはもっと上方・右方にオープンになっていてヒール寄りのフェースは下方・左方に向いてクローズ目になっているそうです。ほんの少しですけれども。

クリックでMyGolfSpy.comの記事の写真にリンクしています。

という訳で、上の図のようにトゥ寄りで打ったボールは普通のドライバーよりももっと右に高く出ていって戻ってくる弾道になり、ヒール寄りで打ったボールはもっと左へ低く出ていって戻ってくる弾道になる、という仕組みです。

真ん中で打ったのにサイドスピンがかかってしまったショットは矯正してくれませんですね、さすがに。(笑)


こちらにフェースのパーツがよく見える写真もあります。

クリックでMyGolfSpy.comの記事の写真にリンクしています。

上の方にヘッドから外れて写っていて、形状が分かりやすいです。
いびつに見えるほどのツイストではありませんですね。


これには個人的にとても嬉しい副作用もありまして、


構えたときにフェースが若干オープンに見えるんですね。
D-Typeはドローを打ちやすく作られているヘッドですので、クローズフェースになっていておかしくないのですが、クラウンの銀色とコンポジットの黒い樹脂との境界の引き方とそれとツイストされて右上が開いているフェースとの組み合わせのお陰で若干のオープンに見えて構えやすいことこの上ないです。


ヘッド自体はどちらかというと全体にはシャローになっているにもかかわらず、フェースの方はディープ・フェースになっていて、個人的にはものすごく好みのフェースです。



これは良い新兵器を買ってもらいました。(^^)


ありがたいことに、Taylormadeは R15の頃から、SLDR、M1、M2、M3、M4とずーっとネックのカチャカチャがInterchangeableで共通して使えます。

さっそくお気に入りのAldila RIP'D 65・2.8・Tour - X と挿し替えました。


何年も好んで使っていたシャフトですから安心感もあります。(^^)
まだ 2ラウンドだけですが使ってみた感じからしても相性はバッチリの様でした。

いつも同じこと言ってますが(笑)、新兵器を入手するとモチベーションが上がりますねー。

ちょっと若返った気分でアグレッシブに行ってみたいと思います。



1/04/2019

ゴルフスイング-18 (K-Bombを実践してみる)


ちょっと自分的には衝撃的でしたので。


ひとつ前の記事に、『実は2018年の最後のラウンドで、飛距離を15−20Yほど伸ばして戻すきっかけをつかめました。』って書いたんですけど、きっかけはこのYouTubeのレッスン動画です。

フォーム (打ち方) でドライバーの飛距離を伸ばすっていうのは魅力的な話ですよね。


DRIVE THE GOLF BALL 60 YARDS LONGER




ボールに対するアタックアングルの違い、ボールの出ていくLaunchアングルの違いによって、飛距離が大きく変わってくるというのはデータとしては知っていましたが、私としてはアッパーにボールを捉えるスイングを実現する方法論がわからず今一つピンと来ていませんでした。

上の動画を見ますと、TRACKMANで測定したデータで、同じヘッドスピードなのに大きく違った飛距離が出ています。

ヘッドスピード:   84.9mph
キャリーの距離:   145.0y
トータル飛距離:   173.8y
アタックの角度:   - 7.2度

ヘッドスピード:   84.9mph
キャリーの距離:   204.0y
トータル飛距離:   231.0y
アタックの角度:   + 2.6度

以前は240-250y打てていましたが、現在の私のヘッドスピードは88-92mphくらいで、230yくらいに飛距離が落ちていました。 85mphで飛ばせる距離ですから、もう少し飛ばせるはずですね。250y打てるところくらいまで戻せるはずです。

アタックの角度は、できれば +5度くらいまで頑張って、ボールの打ち出し角を17度くらいに最適化したいところです。 スピン量を抑えてもし1,700rpmを実現することができれば、ヘッドスピード 90mphでも 264yの飛距離が達成できる (完全に平坦で無風の条件ですから、ティーインググラウンドが高くなっていたりすれば・・・むふふ。) んですよね。

ご参考  → 「テーラーメード M1 ドライバー 430cc with クロカゲシャフト
「SLDRの17度/1700rpmはすべてのヘッドスピードで最適なのか? // MyGolfSpy」// GOLF 103



このレッスン動画で紹介されていますのが、K-BombというPosture (姿勢) のセットアップです。

「なるほどー、こうやればできるのか!?」と思ったので、さっそく実践してみました。(笑)


まずは今までのスイングから。
2018年の12月29日までこれで打っていました。


(悪いところはいろいろありますが、それには目をつぶってアタックアングルだけに注目してみます。若干マイナスのダウンワード・アタック)

旧セットアップ


これでも、いわゆるステイ・ビハインドはしているつもりでいました。(x_x)



...で、付け焼刃ですが K-Bombのセットアップからのアッパースイングをトライしてみましたのがこちらです。


これは、練習場で一度20球ほど試したあと、12月30日のラウンドで 1ラウンド実践してみて、飛距離の違いを体感した次の日(大晦日)にビデオを撮ってみたスイングです。
セットアップを変えただけで、スイングの途中の部分は動いたなりのままのあまり変えていないスイングですが、アタックアングルは以前との比較においてはかなりアッパーにすることが出来ているようです。 ラッキー。


新セットアップ




後ろから見ますと、打球が今までにブログにアップいたしました私のドライバーショットのどの動画よりも出だしから高く上がっていくのが分かります。



慣れないセットアップに合わせて打つのに精一杯で、さほど力むこともなく振っているように見えますが、飛距離は大きく変わりました。 練習場では飛距離の方はそれほどはっきりとは実感できませんが、コースで打って2打目地点に行きますと実感できます。
まだ1ラウンドですが、2打目の景色が少々違っていました。
練習場でも、弾道が全然変わったことには自分で実感があります。


なんだかまたゴルフが一層楽しくなってきましたねー。

これを練習して安定して打てるように身につけたいと思っています。(^^)



1/02/2019

2018年の成績と、2019年の数値目標



あけましておめでとうございます!
今年の打ち初めは1月1日。 初日の出が拝めました。



18番ホールのグリーン後ろから。


スマホのHDR機能が進化していて逆光でも綺麗に撮れます。(^^)


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1年とびましたが、毎年恒例の2018年の成績の振り返りと、2019年の目標を更新します。

一昨年の記事はこちらです。 → 「2016年の成績と、2017年の数値目標

ブログも1年半以上ほったらかしでしたし、ひっそりと記し、今後も不定期の長いインターバルで自分だけ用に行こうかなと。(^^;


昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)

2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)

2013年
Score Average:    +12.9
Putts per Round:  31.65
Putts per GIR:     2.016
(パーオン率は6.00/18ホールで、平均12.097パットでした。)

2014年
Score Average:    +11.7
Putts per Round:  30.44
Putts per GIR:     2.027
(パーオン率は4.80/18ホールで、平均9.730パットでした。)



2015年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  31.57
Putts per GIR:     2.051
(パーオン率は7.03/18ホールで、平均14.42パットでした。)


2016年
Score Average:    +10.4
Putts per Round:  31.98
Putts per GIR:     2.047
(パーオン率は6.98/18ホールで、平均14.31パットでした。)



2017年
Score Average:    +11.6
Putts per Round:  31.57

Putts per GIR:     2.111
(パーオン率は5.93/18ホールで、平均12.51パットでした。)




2018年
Score Average:    +11.2
Putts per Round:  30.71

Putts per GIR:     2.068
(パーオン率は5.74/18ホールで、平均11.86パットでした。)




2017年2018年は徐々にパーオン率が減り、スコアも2016年より少し悪化しています。
パット数が減っているのは、パーオンがボギーオンに移行してしまっているからですね。

前の記事で書いていた努力目標とは裏腹の結果です。
2015年にクラブを約1年かけて全とっかえ、球筋もこれまでのドロー・フック系のボールはほとんど出せなくなりまして、真っ直ぐ目のフェードかドロー、どちらかというと芯で打つと真っ直ぐかフェード気味が持ち球に変わった
と書いていたのですが、現実問題として歳を取るにつれ飛距離が落ちてしまったことが、パーオン率低下の最大の要因です。

ショットを安定させても、これではスコアの向上にはなかなか繋がりません。
青ティーからのプレーが中心のラウンドを見直す時期に来ているのでしょうか。

2012年 → 2013年の悪化は肘の故障でしたが、これからは年齢との戦いになってきそうです。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5
2013:    +7.3 +5.6 = +12.9
2014:    +6.5 +5.2 = +11.7
2015:    +5.3 +4.7 = +9.9
2016:    +5.5 +4.9 = +10.4
2017:    +6.1 +5.5 = +11.6
2018:    +6.0 +5.3 = +11.2

2007年のデータは、11コースだけ。 プレーは近所の市民コースばかりです。
2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。
2013年は約30ラウンドです。 (肘痛発生)
2014年は約39ラウンドです。 (スランプ継続)
2015年は約72ラウンドです。 (以前バック9だった多くを18ホールでプレー)
2016年は約42ラウンドです。 (特に取り組みなし)
2017年は約56ラウンドです。
2018年は約49ラウンドです。 (メディテーション効果に気付く)


ランド数は約週1ペースを維持している感じでしょうか?
出来ない週末もある分を夏休みに補っている計算です。


このまま低下の一途をたどるのは寂しい気持ちがいたしますし、まだ老け込む歳でもありません。先輩方でもっと飛ばしている方々もいらっしゃいます。
実は2018年の最後のラウンドで、飛距離を20Yほど伸ばして戻すきっかけをつかめました。2019年は飛距離を復活し、パーオン率を復帰させることが目標になります。

またまたやる気が出てきました。
パッティングは目の衰えも関わってきますので微妙に落ちてくるかもしれませんが、ショートゲームも含めてリカバーする方法を探っていきたいと思います。


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バーディー数も集計してみました。

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド)
2012:  37個 (40ラウンド)
2013:  22個 (30ラウンド)
2014:  21個 (39ラウンド)
2015:  60個 (72ラウンド)
2016:  34個 (42ラウンド)
2017:  24個 (56ラウンド)
2018:  26個 (49ラウンド)

バーディー数も激減していますね。
やはりパーオンが減り、チャンス自体が減っていることと、パッティング自体も視力の老化も影響していると思われます。
うーん、楽しさが減ってるような気はしたんですよねー。
1個/ラウンド以上にはしたいなー。


デーブ・ペルツの3x4システムである程度100y以内からのプレーは改善してきていますが、バーディーチャンスにつけるには2打目をその距離も持ってくるというのがハードル高いです。 距離の短いパー5で罠にはまらなかったときくらいになってきますからね、バックティーですと。


30-90yぐらいのところから上手く打てて、3-5歩に付けるショットは増えていると思うんですが、これをワンパットで沈めないことにはスコアに繋がって来ないというのは、一昨年の記事でも感じていました。

昨年も感触が良くなってきて、『コースの攻め方も少し変わってきた』と書いているのですが、と同時に、『スコアに直結するところまで持っていくのは簡単ではありませんが』そして『ゴルフに幅が出てより楽しくなって来ました。』とも書いていました。


ここの部分の方法論が、2017年には回答が見つかりませんでした。
2019年は、上りのパッティングを残すには? という取り組みを試してみたいと思います。


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さて今回も、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーなら成功としてデータを抽出したデータです。)


何年も達成に至っておりませんが、基本的には「Z版がんばり率 50%達成」を掲げて目指しております。

2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)
2013:  94/237 = 39.7% (30ラウンド)
2014:  160/360 = 44.4% (39ラウンド)
2015:  237/560 = 42.3% (73ラウンド)
2016:  208/493 = 42.3% (42ラウンド)
2017:  178/454 = 39.2% (56ラウンド)
2018:  181/412 = 43.9% (49ラウンド)


このデータでは、2017年の落ち込みがありましたね。
肘を故障した2013年並みです。
2018年のデータ回復傾向ですので、なんとか持ちこたえている感じ。


ボギー・オン数も2017年と2018年のデータはがくっと増えています。
アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年は7.58回、13年は7.64回、14年は9.27回、15年は7.78回、16年は7.70回、17年は8.57回、18年8.40回。

ドライバーの距離が戻れば、こちらは改善可能かもしれません。


2017年 2018年は工夫もなく、ストレス解消のためのゴルフで過ごしてしまいました。
精神の健康な均衡のためには大いに役立っていますので、これ自体は悪いことではないと思います。

ちょっと気が付いたのですが、私にとってのゴルフのラウンドというのは、Meditation (瞑想) をしているようなもので、色々な考えを頭から解放してリラックスできる時間なのです。

2018年の最後のHedden Valleyでのラウンドの直前に、飛距離を20Yほど伸ばして戻すきっかけをつかめ、実際に戻った飛距離を体感できましたので、これをものにして2019年はアグレッシブに行きたいと思っています。

(これも記事にしてみたいと思います。 → クリック)