5/23/2008

面白いぐらい驚くほど距離感が出せるパッティング法


これは1年半ぐらい前にGolf Magazine誌で読んだのですが、「面白いぐらい驚くほど距離感が出せるパッティング法」があります。


話は簡単でして、ボールではなく、『カップを見ながらパッティング』するんです。
ハイ・ハンディキャッパー、ミドル・ハンディキャッパー、ロー・ハンディキャッパー(スクラッチプレイヤー含む)に至る被験者に実際にテストしてもらって、結果が25%も向上したというようなデータでした。

特にハイ~ミドル・ハンディキャッパーの方に40%も改善が見られた、とかいう結果だったかと思います。


自分でもやってみたら、本当にびっくりするぐらい距離が合うんですよね。

コツとしては、ボールの後ろからラインを読んで、反対側のカップの方からもライン読みますよね。その時に向こう側へちょっとふくらんで移動しながら横からも傾斜やマウンドを見て、そして戻る時にも360度回るようにしてもう一方の横からもみて、頭に周辺状況の立体的な情報を出来るだけ沢山インプットして、脳のイマジネーションを働かせます。
靴の足裏で、グリーンの硬さ/柔らかさを感じ取ったりする情報も加えるといいかも知れません。

そしてラインをイメージしたら、カップへと転がるルートをイメージして素振りを少々。 カップへのラインに乗せるためのスパットをボールの前後に見つけてそこを目印にパターヘッドを合わせてセット。


で、ここからが違うんですが、カップの方を見たままストロークします。
カップの方を見続けることによって、目から入る情報を脳に意識させておくと、距離感とかのイマジネーションがより上手に働くらしいです。

「ヘッドアップせずにパターをストロークせよ」とか、「カップインは耳で聞け」、とか、金科玉条のようにレッスンされていた私からすれば、なんということだろう?と思ったりもしたのですが、自分でもびっくりするほど効果的でした。

是非是非、練習グリーンなどでお試し下さい。もちろんラウンドでも。


1.5m以下の、距離感自体よりもカップインを決めたい類のショートパットには必要ないテクニックかもしれませんが、中長距離のパット、特にロングパットには本当にとても有効です。
(ちなみに私はショートパットもカップ方向を見たまま打ちます。すでに見えているので、ストローク中にヘッドアップして引っ掛けたりしないで済むのです。)

例えば20mのパットをして、横に4mも5mも外してしまう事はほとんど無いけれども、縦にショートしたり打ち過ぎたりで4mも5mも外してしまう事はけっこうあります。
ロングパットのカギは距離感に尽きるとか思うのです。

試してみた方、是非ご報告を聞かせて下さいね。(^^)


私の場合は、ストロークが未熟ですので、ボールをまるで見ないまま打ちますと芯を外したりダフッたりしてしまうこともありますので、そこはちょっと工夫をして、スパットでパターヘッドを合わせ、スタンスを取って構えた後は、首と目だけを向けてカップの方を見ます。それで、パターヘッドを引いてボールを打つ瞬間だけ視線をボールに戻すんですが、出来るだけ短い時間でまたもとのカップへの視線に戻すようにして応用しています。


カミロ・ビジェガスがイグアナのような低い姿勢でグリーンを読みますが、確かに低い位置から見るとグリーン面の起伏がより鮮明に見えるんですよね。
グリーンを上空の高いところから見たら、より平らに見えてしまうのとちょうど逆です。



3 件のコメント:

  1. こんにちわ。
    実は『カップを見ながらパットする』は、時々実践してます。
    実践では曲り考えて、仮想カップ狙いを行ってます。
    一時期、距離感対策で取り入れてましたが。。。

    コンペでの10m位パット・ミスを切っ掛けに、
    『外音(金属音)に体が反応して大ダフリ』
    集中しすぎて外音(ハプニング)に異常反応。
    ※音出した方がマナー違反ではありますが...
    普通の構えだったら気にならない程度だったと信じています。
    以降、今では距離感酷い日にかぎり、数回の頻度になってます。

    このブログに書かれている、
    『パターヘッドを引いてボールを打つ瞬間だけ視線をボールに戻すんですが、出来るだけ短い時間でまたもとのカップへの視線に戻すようにして応用』
    ・・・タイミング、テンポ難しそうですが、
    此れを切っ掛けに、実践頻度上げてみます。

    Posted by:亀人 at 2008年05月24日(土)

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  2. この方法試したことがあります
    練習グリーンでですけど、結構寄りましたよ!
    でも、仰るとおり、パターの芯を外すことが多いので、実践ではまだ使ってません
    まぁ、球を睨めつけて打っても芯を外すこともあるので、見てようが見てまいが関係ないかもしれませんね

    昨日のラウンドでパッティングの結果をメモってきました。またお立ち寄りくださり、ご意見ご感想などよろしくお願い申し上げます

    Posted by:golfreak銀 at 2008年05月26日(月) 16:10

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  3. みなさん試していらっしゃるんですね!(^^)

    私は5歩以内はカップを見ながら打ちます。
    目の端に入っているアドレスのボールをチラッと見ますが。

    15歩以上は、カップを見ながらイマジネーションを働かせて、打つときだけボールを見て、ヘッドアップしないようにルックアップしながらボールを目で追います。

    大してパット上手くないのに(笑)、私の方法をお勧めする訳じゃないんですが、Golf Magazine誌で読んだものですからね。(^^;

    弱点は、イマジネーション自体が大きくずれている時には依然として距離が合わない、ってところでしょうか。(笑)

    利点としては、この方法はランニングアプローチやピッチ&ランにも応用できます。(^^)

    亀人さん、音に集中して距離感出すのってすごくいいらしいですよ。(^^)
    私は周りの音が全然気にならないのですが、一方自分のパットの音も気にかけていませんでした。
    案外それが距離感の悪さに繋がっているのでは?とか思っちゃいました。
    (↑なんのための(スリット入り)ピンアンサーなんだよ!(笑))


    私ねー、ドライバーショットもルックアップするんですよね。
    意識してなかったんですが、ついこの間10年ぶりにスイングをビデオに撮ってみて判明しました。
    (自分で驚きました。(笑))

    そういう意味では、私には打ちながらボールを目で追う方がしっくり来るのも、こっちの方が好きな理由だったりするかも知れません。(^^)

    Posted by:やきそばパンZ at 2008年05月26日(月) 23:55

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