今回2年振りに帰国した際、実家に立ち寄りました。
腰部脊柱管狭窄症をわずらい腰が曲がって歩けなくなりかけていた父が、昨年手術を受けて3週間のリハビリをしてすっかり回復、腰も伸び、ゴルフまで出来るんじゃないかってぐらいに回復していました。
話には聞いていましたけど、もの凄い回復振りです。
いい先生に当たって、いい手術が受けられたようです。(^^)
そんな訳で、お祝いも父の日も兼ねて、長さを父に合わせたパターを持参、プレゼントしました。
オールド・ビンテージのピン・アンサー、67年製のMFG DALEHEAD ANSERと呼ばれるものです。
約7,500本しか製造されていないらしい。
SCOTTSDALE ANSERと呼ばれる、(復刻版も出ている)66年製造のピン・パター最古のモデルよりは2機種ぐらい後の機種で、いわゆるヒールに丸みを持ったDALEHEAD形状を持った数少ない機種のひとつです。
(私が愛用しているピンアンサーは67-68年に製造されたこれより新しい機種で、DALEHEAD形状ではありません。)
ちなみに、おそらく米国ツアー歴代最多勝を挙げていると思われるピン・アンサーですが、
1969年にジョージ・アーチャーがマスターズ・トーナメントにこのパターで勝って以来人気に火がついたそうです。
ジュリアス・ボロスが67年のフェニックスオープンに勝ったのが最初だと言われています。
日本では5万円とか10万円とかすごい値段しますが、米国では運がいいとけっこうリーズナブルな値段で入手することも可能です。まぁ、程度にも拠るのですが。
(骨董価値としては、ツルテカになっていてもオリジナルのグリップが現存しているものが価値が高いのですが、使う目的でWinグリップに付け替えちゃったりする場合はその辺にこだわらなくても良いので、より入手しやすくなります。)
ただし!
腰部脊柱管狭窄症をやった人はゴルフは出来ても、練習はあまりしてはいけません。
ましてパター練習は一番腰に負担が掛かるのでご法度。
ラウンドするだけなら、ショットをする時間自体は4-5時間のうち合計15分程度。あとは考えたり歩いたりしている時間です。
無理をしたスイングをしなければ、腰を大きく痛めることもありませんからね。
父には、ほぼ練習しないでラウンドに使ってください。と進言しました。(笑)
じつは、義父の方も腰部脊柱管狭窄症の診断を受けまして、近々手術を受ける予定です。
私の父よりは軽い症状で、手術も15針も切ることなく内視鏡で済むような感じがします。早い方がいいでしょう。
私ももっと歳をとってきたら通る道のような気がします。
今のうちから準備をしておかないと。
過去に(ゴルフ以外の原因ですが)腰を痛めて、スイング改造してるぐらいですからね、私も。
(最初は時代が時代でしたから、いわゆる「逆C」フィニッシュ全盛でしたので。(笑))
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