うちの息子の補習校の近くのゴルフ場の練習グリーンには、なかなか広くてそれほど混んでいない、練習にもってこいの練習グリーンがあります。
私の基準のスピードにもかなり近く、気持ち少ーし遅い程度。
奥寄りの3/4程度には、1-18番の番号が振られた旗と、これに対応した
ティーマーカーが設置されていまして、Gパンはいた人とか、小さい子供連れの人とかが気軽にパットパット・ゴルフ的に興じていたりすることもありますし、ゴルファーが数人真顔で競い合っている時もあったり。
大半の人は、ラウンド前に番号とは関係なく無造作な感じで空いているカップを使ってパット練習をしていく方々で、入れ代わり立ち代りといった感じです。
ここへ、先日のテークバックの大きさを再確認する意味でパット練習しに行きました。
ところがですね、あの時の記事にも書きましたが、切り返しのトップの位置に気を取られすぎてしまうと、どうも出て行くボールの距離がいまいち安定しません。
何cmのところで切り替えしているかは大雑把にして、やはりカップに集中しないとなかなか距離が合わないようです。
難しいものですねー。
まぁそんな訳で今日は、ちょっと空いたところを見計らって撮影しました、
50歩の距離のパットの動画をアップしてみたいと思います。
ここの練習グリーンは広いので、やろうと思えばもっと後ろに下がって80歩の距離も取れそうです。
力加減、テークバックを掴んでみようと、2球ほど適当に打ってみまして、それから撮影しました。
さすがに50歩もありますと、途中に左から右に斜めになった段はありますし、ずっと向こうの方の右側にもマウンドがあったりして、右へ左へ曲がるラインになっちゃいます。
全体的にもやや下りで、43-45歩程度の強さで打つことになるんじゃないでしょうか。(よく判りません。)
途中でカメラがガタガタするのと、ぴちゃぴちゃしゃべっている声が入っているのは、うちのお壌ちゃん2歳児の仕業です。(笑)
この動画の右側は、18番パー3の池になっていて真ん中に噴水がありまして、その水の音も雑音で入っています。
スーッとやや右へ出て行って、段差を斜め右に降りて行き、向こうの右手のマウンドのところで大きく左に曲がり始め、そのまま下るようにピンに寄って行き、30cmに付けました。(もちろんまぐれです。(笑))
この動画のパットはたまたま30cmに寄りましたけど、この後さらに打った
3球は、7歩オーバー、1歩オーバー、2歩半ショートでした。
最初の撮らなかった2球は、2歩・5歩、ショートしていたのですけれどね。
これだけ長いと、もし2歩以内に付けられて2パットでいけたら万々歳ですね。
一方、案外こういう距離は歩測と見た目の雰囲気で集中してしかもリラックスして打てれば、十分2-3歩以内に付けるチャンスあるかもなー、と思いました。
まぁ、狙っているカップの周辺の傾斜とかにも拠るんですけど。
4歩ぐらいの短い距離でも、どうやっても2歩以内に止められないようなパットもありますもんね。
あくまでもレア・ケースだとは思いますが。
こういう長いパットはあれですね。
右足の踵が上がっちゃいますね。(笑)
パターフェースもフォローで立ってますしね。
アイアンショットをストロークするのと同じになっちゃう様子です。(^^)
人間の勘っていうのもなかなか捨てたものではないように思ったり。
その一方で、そうかと思うとちょっと思っていたのとグリーンのスピードが違って全然距離が合わなかったり。
やっぱり、デジタルに何点かを抑えて置くのはとても大切なことだな。と、
こんな遊びからも再認識した次第でありました。(^^;
***
私のしょぼい動画の後でこれを出すのもなんですが、(^^;
この↓、デーブ・ペレツの有名な動画をご存知でしょうか?
「それでは、200フィート(約61m)のパットがどんなものなのか、お見せしましょう。」と言って、アリゾナのコースにあるグリーンでラグパットの極端な例を実践して見せています。
www.thegolfchannel.com/golf-videos/golfs-amazing-videos-dave-pelzs-200-foot-putt-12755/?ref=26000&rsec=352
(リンク先で見ていただいた方がYoutubeより画質が良いです。)
すごいですねー。
ボールが足元に2つ在って、てことは3つ用意されていたみたいですから、撮影で最初の1個目だったんでしょうか。
本人もものすごい喜びようですから、何回も打ってないはず。(笑)
打った瞬間に、「Oh, I really hit that. (あー、良いの打ったぞ、これ。)」
「I hit that baby solid. (これはしっかり打ったぞあのボールちゃん。)」
って言ってますから、寄るぞ!って言う感触はあったんでしょうねー。
途中で左に逸れてってるところで、
「I don’t know where it’s going. (どこ行くんだか判んないぞ。)」
「But...(でも...)」
って言ってますけど、右に戻ってくるのは知ってますから、このフレーズは軽いジョーク入れたんでしょう。
で、するするーっとカップに寄って行って、ズドンとカップインしたところで、自分でもあんまり上手く行ったんで笑っちゃって、「Noooo!」って叫んでます。
すごい嬉しそう。
気持ちがよく分かります。(^^)
『切り返しのトップの位置に気を取られすぎてしまうと、
返信削除どうも出て行くボールの距離がいまいち安定しません』
とZさんも書かれてますが、私もまさに同じ悩みなんです。
ノリさんの“決め打ちパット”みたいにデジタル化
できれば、メンタルにも左右されにくく、良いのは
分かっているんですが、私の腕だと距離感どころか
方向性も安定しないんですよ。将来を見据えながら
今の結果も欲しがる私なので、悩ましいです。
今のまま勘頼みのパットにするのか、違うことを
してみるのか、まだ結論は出せませんので、
もうしばらく両方練習してみます。
それにしても、この練習環境は羨ましいですね・・・
Posted by:コルレオーネX at 2009年12月01日(火) 19:45
私は昔から感覚アプローチとパットなので、デジタルパットはどうもフィットしません。ただ、打つ前に、距離とボールの転がりを頭に強くイメージし、そうなるように如何に打つかに集中するだけなんです。安易な方法です。
返信削除もし、デジタルパットをするなら、イメージした事を素振りで行って、テークバックの切り返しの位置を体感するのは難しいのでしょうか。
Posted by:trimetal@CT at 2009年12月02日(水) 01:41
コルレオーネXさん、こんにちは。
返信削除ご自分にあった方法を模索なさってみてください。
私も折衷案で実践しています。
「大体この辺(笑)」の切り返しって感じで、後は“スムーズなストローク”に集中してます。
(方法は・・・、コルレオーネXさんだけに特別にお教えしますが・・・、
「Nice'n zmooth.」って心の中で唱えて打ちます。(笑))
忘れちゃいがちなんですが、実は切り返すポイントの正確性“以上”に大切なのが、「一定の加速度で打つ感覚」です。
やさしく静かに加速して、パンチを入れないようにするのです。
まずは、ボールの方を見たまま切り返しも視界に入る1歩-5歩ぐらいの距離で練習なさってみたらいかがでしょうか?
それと、(ノリさんご自身もきっとそうなさっていることと思いますが)自分の中で大きさが出せればよい訳でして、ビデオで録画してみて切り返しが間違いなく何cmか確認する必要も無いですし。
例えば、5歩、10歩、15歩だけでもデジタル化してみて、間をフィーリングで埋めるという方法もあろうかと思います。(私も実はそんな感じに近いんですが、慣れてきましたので今回試しに敢えて7歩以下をさらに細かくデジタル化してみているところです。)
まぁ私の場合はノリさんと違って人に教えるほどパットも上手くないんですが、デジタルパットの取り組みを、やろうとなさっている方と一緒に共有する、って気持ちでいろいろ書いています。
自分自身の整理にもなりますしね。
練習環境は、・・・こどもに邪魔されながら短時間でやっつけ練習していますので活かしきれては居ないんですけど恵まれています。(笑)
Posted by:やきそばパンZ at 2009年12月02日(水) 12:00
trimetalさん、こんにちは。
返信削除そういう方が、実は私羨ましいです。
勘とフィーリングで打って平均32.1パットなら距離感に不満なしですね。
あと、スクラッチプレイヤーやプロとの2-3パットの差は、アプローチの精度を上げてカップに近い距離がどれだけ増えるか、と、6フィート以内のパットをどのくらい高確率で沈めるか、って辺りになって来るのではないでしょうか?
私の場合、勘とフィーリングが強くないようですので、
パッティングの強さを決める要素として、グリーンのスピード、そして距離、加えて傾斜、grain(芝目)の向き、グリーンの部分的な含水量や(時に風の影響)などを考慮して、「打つ強さ(スピード)」をジャッジしてイメージする訳ですから、私の場合は見た目のイメージと合わないことが多くて、ノーカン・パットが多発しちゃっていたのです。
例えば7mと8mの縦位置から見た距離の差も、私にはけっこう判別が難しいです。
歩測してみると少なくとも距離はすっきりしますので、練習グリーンでグリーンのスピードの基準を決めておいて、要素の2つは決めちゃうとずいぶん楽になるんです、私の場合。
パッティングのルーティンで、ボールの後ろから、カップ方面とスパットを見ながら素振りのストロークを2回するのですが、この時に‘ある程度’デジタル処理した大きさのテークバックを体感しておいてその大きさでやろうとはしています。
が、しかしやっぱりこの時には、リラックスすることコンセントレーションを高めることを主たる目的にしていますので、テークバックの大きさには殆どこだわっていなかったりします。
デジタルパットのマスターは私ではなくってノリさんですが、ノリさんの場合はテークバックの切り返しの位置を視認していらっしゃいます。
それを可能にするほどゆっくりなストロークを波打たずに行う練習をなさって。
体感して位置を体で覚えるというより、視認が先で、慣れてくると位置を体が覚える、という順序になっているはずです。
trimetalさんのように、イメージとフィーリングでコントロール出来たら良いのですが。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年12月02日(水) 12:00
そうそう、
返信削除先日、パットがまだ全然まったくノーカンだったスーパー・ビギナーの人に、右足の前までテークバックしてどのくらい転がるか試してもらって、10歩を基準に5歩、15歩を練習してもらいましたら、けっこうすぐにいい感じになりましたですよ。
デジタルパットが一部の人(私を含めて)の助けになることは間違いないですね。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年12月02日(水) 12:01
Zさん、
返信削除そうなんですか。素振りで切り返しの位置を決めるのは難しいのですか。確かに、素振りで感覚を掴むってのは正にアナログパットですね。私はそれすら殆どしませんが。
とすると、目視でボールの方向と、パターヘッドの両方に注力するのは難しそうで、ヘッドの視認が先ですと、少々方向性に不安が出そうです。私はそちらが逆に気になってしまいそうです。Zさんの今後の進歩を注視させて頂きます。
Posted by:trimetal@CT at 2009年12月03日(木) 00:51
Zさん、
返信削除デジタルパットを商品にした広告がありました。特許もあるとか。
http://www.dmmpdesign.co.jp/
既に、確認済みでしょうか。
Posted by:trimetal@CT at 2009年12月03日(木) 01:17
trimetalさん、コメントありがとうございます。
返信削除私の説明が拙くてすみません。
>素振りで切り返しの位置を決めるのは難しい
とは思いませんが、打つ時に視認しますからその必要がないのがひとつと、体で1-2cm刻みに位置を覚えるのは現実的でないのがひとつ、もはや素振りの是非論になってきます。
たまたま新しい記事で私のパッティングをルーティーン含めて動画をアップしましたが、私がボールの手前で一度(これはやらない時もママあります)、ボールの後ろで2度ほど素振りをするのは主にリラックスするためと、一定の加速度で振る感覚を作りながら心の準備をするため、そしてその間に打ちたいラインをイメージしながらちょうどいいスパットを見つけるためです。
また、
>目視でボールの方向とパターヘッドの両方に注力する
のは難しくないんじゃないでしょうか?
ノリさんの場合ですと、真っ直ぐに引いて真っ直ぐ出すストロークをなさっていて、打ち出し方向にスタンスを決めて構えてしまえばボールの方向は決まってしまいます。あとは切り返しの位置を視認してその振り幅で打ち出すだけです。
ノリさんの場合ですと、距離も方向も決めてしまっているので、カップの方を見る必要すらありません。
私の場合は、純粋なデジタルパットとは言い難いパッティングでして、カップの方を見て打ちたいので、パターヘッドの切り返し位置の視認は“大体”にしておいて、滑らかなストロークだけを心がけます。
また、ボールの方向に注力するとすれば、それはすべからくパターヘッドの動く方向(とパターヘッドの向き)に一致しているべきではないのでしょうか?
パターヘッドの向きは、殆どグリップで決まってしまっていると思いますし。
右足の内側よりも小さく引くテークバックの時にはパターヘッドとボールはいっぺんに視界に入りますよね?
ですから、16フィート以下のパットをもっと細かく距離の管理をしてみようと思った次第なのです。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年12月03日(木) 05:53
trimetalさん、非常に興味深いリンクをありがとうございます。
返信削除もちろん存じませんでした。
考察を加えつつ、(デジタルパット入門者さんたちのため?に)記事でご紹介させていただこうと思います。
個人的には、初心者向け商品といいつつ「理解されにくくて売れそうもないなぁ。」と思ってしまいましたが。
HP自体のトップに、お客様の声として感想が載せられていましたが、初心者用の目盛りの発明なのにパター自体は初心者にとっては高額になってしまう匠のIPT山田パターと組み合わせてしまうところがどう見てもちぐはぐで、やはりあまり売れなさそう。 折角のアイディアがもったいない感じです。
グリップだけ単体で2,000円ぐらいで手広く売ればいいのに、と思ってしまいました。
(それでも分かりにくくて売れないか?)
6ヶ国で特許を維持する経費だけでも結構大変そうな気がしてしまいます。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年12月03日(木) 05:54