9/11/2025

ラウンドのスコアに関していまさらながら思うこと vol.1

こちらの記事は興味深かったです。



データを分析して分かること

  • Bag composition shifts with ability:
    • Higher handicaps often carry a 56 and a 60, leaning heavily on the 56 for short shots.
    • Better players gravitate to a 50/54/58 setup, spreading gapping more evenly.
  • Inside 50 yards: Scratch golfers hit a large share of their short shots with the 58, showing confidence in higher-lofted, spin-control plays.
  • 48-degree wedge is the least-used across all groups: Only about 10–13 percent of golfers in any handicap carry it, suggesting most players rely on their pitching wedge (often 44 to 46 degrees) instead of adding a dedicated 48.
・ハンディキャップの多い人ほど56°と60°の組み合わせが多く、56°を多用する傾向にある。
・ローハンディキャッパーになるにつれ、50/54/58のセットアップで、ウエッジ間のギャップを一定にする傾向がみられる。
・50ヤード以内において、スクラッチゴルファーはほとんどのショートショットに58°を使ってスピンコントロールした高弾道ショットに自信を見せる。
・48°のウエッジは、どのハンディキャップグループにおいても10-13%と、あまりバッグに入らない傾向にある。セットの 44-46°のPWを使い48°を敢えて追加はしない。


こちらの統計は、米国で取られたものですので、日本とは違う傾向にあるかもしれません。
私の感覚では、日本では上級者には52°と58°の組み合わせが多いように思います。
(統計はとっていませんので、定かではありません。)
50/54/58のセットアップはハンディキャップに関わらず日本ではあまり見かけないイメージです。


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さて、お友達の syoballさんがスコアを気にせずゴルフ探究者としての側面を強くしたゴルファーに変貌されつつあります。(とはいえシングルハンディでゴルフ歴45年以上の経験豊富なゴルファーさんです。)

私も基本的にはスコアは良くても悪くてもゴルフ場に行ってコースをプレーするだけで楽しいゴルファーで、精神的なメディテーションの意味合いが大きいです。
脳からアルファ波が出て、ストレスが解放されます。
これは私の人生においてものすごく大きいです。

安くないお金を払って、仕事のスケジュール調整とか、家族の予定とか、いろいろな犠牲を払って、そしてしかもゴルフ場を探して予約を入れたりとか、天候やら移動距離やら、コンペの場合ですと幹事さんの準備期間やらその後の反省会やら、ゴルフ場に行ってラウンドするっていうのは、数々のものすごく面倒くさいことを全部こなしてからようやくプレーできるわけで、それだけのことをやってのける価値があるとジャッジしているのですから、ゴルフ好き同士が友達になりやすいということにも合点がいきます、って思います。


お友達のPING芸人さんさすらいさんも、このところスコアがぐんぐん良くなっていて、ゴルフ内容が良くなって、スコアが減って、私から見ましても、いいなぁ、楽しいよなぁ、って思ったりしています。

いつものようにコメント欄で談義しておりまして、ラウンドのスコアに関して思うところがありましたので、メモしておきます。

(私が感じた一つの考え方でありまして、正しいかどうか分かりませんし、そして万人に当てはまる訳もないと思います。)


私がこの十数年、そして特に新型コロナ禍以降のこの6年ほど目指してきたゴルフスタイルは、「DRは大して飛ばないし、アイアンショットも切れないし、アプローチもビシビシ寄る訳でもないし、パットもボコボコ入る訳でもないけど、スコアはなぜかまぁまぁ少ない。」っていうプレースタイルです。

猛練習や、筋トレで体作りとかは (私の場合は)ストレスになっちゃうかも知れませんししません。 

ゴルフルールには競技委員ができる程度には相当詳しい方だと思いますが、競技には出ていません。
せっかくメンバーシップ持ったし、ホームコースのhdcpも多目にいただきましたし、出てみても楽しいかな?と思ったりはしますが、私にとってのゴルフは、リラックスして楽しく過ごすのが主目的ですので、場合によっては、暫定球なんて打つわけないじゃん的な(ボールが)あるはずのエリアなのにボールが見つかんなくて戻って行って打ち直したりしなくてはならないこと考えちゃうと足が遠のきます。

それはそれとして、ベストスコア更新出来たら嬉しいですし、ホールインワンしたら興奮しますし、常にある程度自分で満足のいくスコアでラウンド出来たら嬉しいです。
私の場合は「いろんなコースを体験したい欲」がありますので、初体験コースで80切れたら満足感が倍増します。

ラウンドは毎回、オールドマン・パーとの闘いと、コース設計家の意図を汲もうという意識とで楽しもうとしていますが、オールドマン・パーにはほとんどいつも負け続けています。


ここまでが前提で、今回あらためて考えたこと、というのをメモしておこうと思います。

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お友達の方々とのやり取りで私が考えていたことの本位というか、もっと詳細を表現してみたいと思いますが、自分でも漠然としていてはっきり分からない部分はあります。


1.ドライバーの飛距離

ドライバーは飛ぶに越したことはないのですが、仮に平均飛距離が10y伸びたとして、ラウンドあたりにして削減できるスコアの期待値は、おそらく年間平均で -0.2打も減ったら御の字ではないか?
(飛距離が仮に50yも伸びたら、それはもう2打目から何から色々変わってくるかもしれませんが、この年齢でこのゴルフ歴の私としては、現実的ではありません。)

10y程度伸びますと、現在は最初から3打目勝負になる420-430yのパー4を、2つで届く可能性が出てきます。しかしグリーンに乗せられる期待値は、5回に1回乗れば良い方なのでは?
そして420-430y級のパー4は、18ホールに1つあるかないか、長いコースでも2つあるかどうかでしょう。(フルバックからのプレーのお話は別にしておきます。)

そういった長いホールは、あまりグリーン手前に深いバンカーが設えてあったりはしません。下手に届く距離で打って左右や奥にこぼれるよりは、手前にショートした方が次が寄せやすい。
仮に手前にバンカーがあった場合でも、むしろバンカー手前に刻む結果になった方がスコアまとめやすいまでありますから、10y伸びたアドバンテージをスコアに落とし込んで減らすのはなかなか大変です。

期待値的には、 -0.2打としておきます。


2.グリーン周りの寄せ

4本のウエッジとか 9番アイアンとか、いろいろ含めて50y以内ぐらいのショートゲームで、仮に腕を上げて寄せワンを増やし、スコアを減らすことができたとしましょう。
私のZ版頑張り率が、50%前後です。

PGAツアーでいうところのSCRAMBLINGというスタッツに似ていますが、スクランブルにはGIRを外した全てのホールが含まれています。
09年はタイガーがトップで、68.18%です。 
昨年のデータでも、ツアーの70位前後のプレイヤーまでが60%、200位前後のプレイヤーで約50%です。

私のZ版頑張り率のデータの方は、ボギー・オンのホールだけの統計ですから、スクランブルよりももっとずっとゆるい分母です。

ですから、相当練習したとして、何らかの練習成果でかなりの上達をして寄せてワンパットでパーをセーブできる回数が増えたとして、仮に10%改善したとしましょう。そうしますと18ホール中の8ホールくらいのボギー・オン機会で10%改善ですから、-0.8打スコアの削減がのぞめます。
いままでの記録を辿りますと、寄せワン率を10%改善するというのは至難の業で、相当量の練習が必要かもしれません。(達成できていませんので分かりませんが。)

期待値的には、 -0.8打としておきます。


3.2mのパットを決める

私は5フィート(約1.5m)以下をショートパットと認識していますので、2mはミドルレンジのパットの短い方という位置づけです。
1.5m以下は80%以上カップインできますが、2mとなると50%入れば良い方です。
ここの差は非常に大きい。

そして大多数の方が家のパッティング練習でマットで転がす距離が2mくらいの場合が多いです。2mの練習を熱心に行っているゴルファーがとても多い印象です。

猛練習に猛練習を重ねて、仮に2mが70%入るようになったと仮定します。(もちろん家のマットではラインが決まってますからもっと入るかもしれませんが、コースのラウンド中のお話です。)
実際にはそんなに確率上がらないと思いますし、そこまで上げるのは本当に至難の業だと思います。でも上がったとします。

2mのパットがラウンド中に現れるのは2ホールくらいでしょうか。
百歩譲って、3mのパットも10%くらいカップイン率が上がるとしましょう。現実には無理ですけど。それを入れてもせいぜい4ホールくらいでしょう、年間平均で考えますと。
パットはスコア直結ですから大きいですが、ものすごく上達しても、ワンピン(約2.8m)以上のパットはなかなか入りませんし、3.6m(約12フィート)以上のパットが4%を上回って改善することはまずありません。

期待値的には、最大でも -0.3打としておきます。


4.アイアンの精度の練習

これは非常に評価しにくいのですが、グリーンオンしたホールのうちのいくつかのホールでカップからワンクラブ以内に付けることができて、バーディなり、遠くからセーブするパーなりを獲れるショットがラウンドにどれくらいあるか?という観点で考えてみます。
18ホール中の7-8ホールでパーオンできている中の、ひとホールでワンクラブ以内に付けることができたら万々歳です。

私の場合ですと、ワンピンに付けてもカップイン率は30%くらいしかないと思いますが、こういったホールもひとホールくらい増えるかもしれません。
精度が上がればパーオンのホールの数自体が増えるかもしれませんね。

ワンピンより外の距離に乗ったパーオンは、どう頑張っても基本2パットです。
たまにまぐれで長いのがカップに飛び込みますが、そこは練習で増やせる類の減少ではないです。
(私の場合 個人的には、アイアンの精度を上げる方法論が分かりませんので、この部分には正直期待をしていません。これからプロテストを目指す研修生とかならいざ知らず、40年もプレーしてきてアイアンの精度が目覚ましく上がるということは考えにくいです。)

期待値的には、 -0.2打としておきます。


この4つの項目を、自分によりマッチした道具、ハイテクの道具に買い替えたりしたとして、そしてある種の猛練習を積んだとして、4項目の期待値分の改善を達成したとしてみましょう。
これ全部達成したら、かなりの上達だと思います。ホントに4つとも実現したらスクラッチプレイヤーになれちゃうんじゃないの?って思いますが...

合計のスコア削減の期待値としては、-1.5打程度です。
(全て最大限改善できたとしての期待値です。)

ええ?ってなりますよね。たったのそれっぽっち?
私もそう思いました。
でも、ここまでの計算と見積もりはそんなにおかしくないと思います。

じゃぁ、だとすれば、 ...ゴルフのスコアって、実はこの4つの項目以外のところで大きく増えちゃうんじゃないの?っていう結論がおのずから導き出されます。

その、4つの項目以外のところでスコア減らせば効率的なんだよね、ってことになりますね。

それはそれで朗報ではないでしょうか?

ーーー

以上の事実を意識して、そういった目で自分のラウンド内容をあらためて振り返って見てみますと...、

ラウンド中の大きなショットミスや小さなミス、さらにスイングだけではなくてクラブ選択ミス、距離の見積もりのミス、ラインの読みの間違い、風の読み間違い、自分の飛距離の認識の間違い、思っている弾道と実際の弾道の違いによる結果の違い、ライの観察不足、傾斜度合いの見積もりや認識の間違い、セットアップのズレ、スイングは狂っていないのにスイングを直そうとしてのショットの悪化、こうやって挙げて行けば、どんどんどんどん出てくると思います。

さらに心理面での不安さの暴露や、心理面からのショットミスも出ます。

ちょっと噛んだとか、薄く入ったとか、あるいは完璧に打ったと思ったのに手前のバンカーに捕まったとか、ショットはとても上手く打ったけどオーバーしたとか、いくらでもありますよね。シャンクしたとかも。

スコアって、実はそういうところで落としていると思うのです。

じゃぁどうすれば良いのか?

...そこを考えて、ゲームとしてのゴルフを耳と耳の間ですることこそが、ゴルフの醍醐味だと思うんですよね。

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逆説的に言いますと、上の4つの項目を練習で改善できて年間平均で -1.5打縮めることができるゴルファーは、その他の部分で挙げた大きいミス、小さいミス、いろんなジャッジメントも同時に上達するので、特にそこだけ改善しようっていう取り組みをしなくても自然に改善出来て行ってしまうんだと思います。

PING芸人さんが近々6ラウンド中で5ラウンドを70台で回っていらして、大幅にスコア改善なさっているのは、そこが自然にできていた証拠なのだろうと思っています。


一旦終了。
(具体的にスコアを効果的に減らす取り組みのアイディアに付きましては、思いついたときにvol.2、vol3として記事にしていけたらと思います。)


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私個人的には、もはや練習や鍛錬をしてゴルフ上手くなろうとしてはおりません。
年齢的なところもありますし、練習熱心でもありませんし、いまさら大幅なスイング改造とかしたら、ガタガタに崩れるだろうという予想ができます。
(現にうちのクラブの50歳代の研修会に入っている方で、大幅なスイング改造に突っ込んでしまって、スコア70台だったのが110ぐらい叩いたりするようになってしまってガタガタで建て直せない方も中にはいらっしゃいます。)

道具に関しましては、いきなり上手く使える道具を導入して使うようにしています 。

SIM Maxのウッド類とハイブリッド、アイアン類は(PXGには珍しい中空にもなってない)小ぶりのマッスルバックのアイアン、PW以外のウエッジ3本はEdelのウエッジで50、54、58°、パターはキャメロンのニューポート(PING Anser型)、っていう具合で、いわば平々凡々オーソドックスなラインナップになっています。

歩幅も普段通りで一定させて数字は中途半端なまま計算で対処、スイングやストロークのテンポも歩くテンポで一定させて飛ぶ飛ばないは出たボール任せにしてます。
つまり練習量は少ないままで、出来ることだけやって安定化を図る。 

現状持てるショットでラウンドして、どうやってコース攻略してスコア減らそうか?ということろの工夫に終始しています。
ですのでゴルフの腕は上手くなりません。
40年もゴルフやっていて、リフティングもできませんし、ロブショットをラウンドで使うことも全然ありません。

ラウンド中は、出来るショットで工夫してプレーしますが、安全策に徹するという訳でもなく時にはギャンブルして攻めてみたり、必要な時にはグッと抑えて1DKJしたり、ゲーム感覚で工夫を凝らして攻略法を探す、という楽しみ方です。

トップアマやプロになれるわけではないですが、現状できるショットやパットで楽しくラウンドできて変な脳内物質が出るのかアルファ波が出るのか分かりませんが、このいわばメディテーション効果によってストレスが解放されますので、ゴルフが私の生活のメンタル面の健康にとっては欠かせない存在です。
ヨガに似た効果じゃないかな、と思います。


私はスイングに関しましては、レッスンを受けたこともなければ、スイング理論を持っているわけでもなく、ただ単純に(特に練習が少なくても安定させるためには)自然体が一番と考えています。

スイングテンポは歩くテンポで打つのが一番安定すると思っています。歩測はいつも歩く歩幅で、たとえばショットに向けて構える時にもちょっとジャンプして着地したくらいの自分にとって自然な歩幅でスタンスします。

グリップは両手をだらんと垂らした時の手のひらの角度で緩くグリップして自分にとって自然な位置を決めます。

アプローチはボールを真ん中に据えて、足を揃えてそもそも体重移動できないようにして構え、結果として大きなダフリやトップを減らそうとしています。

スコアにこだわる必要性はないと思っていますが、上手くいって70台で回れますと、オールドマン・パーと戦ってる気がする(いつも負けてますが)のと、コース設計家と対話してる気持ちがしますので、毎回目指すところは+9打以内、一桁オーバーまでの81以下を目標にプレーします。やらかして80台後半になっちゃったりもしてしまうこともありますが。




8 件のコメント:

  1. じっくり読ませて頂きました。
    すごい!と思いました!


    特にパットの項目で、2mを頑張ってる自分に響きました(笑)


    あと、ドライバーの飛距離について「私のホームコース」限定で少し思うところがあります。

    北六甲のA月例の6600yardの時です。
    B月例の6300yardならショートカットできるフェアウェイバンカーが、A月例なら越えれなくなりセカンドでUTを持たされます。Bならショートアイアンかウエッジとなります。精神的にBだと圧倒的に楽です。(かといってパーで必ず上がれるかわかりませんが、過去スコアを見ると、パーの個数がBの距離の方が多いです)

    また、ショートホールもAとBで距離もさることながら視覚的なプレッシャーも相当違います。

    ただ、具体的に過去のデータを詳細に拾ってないので、やきそばパンWさんのおっしゃる通り、あんまり変わらないかもです・・・

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    1. さすらいさん、こんにちは。
      スコアはそこそこアベレージとしてはだいぶ良いところでプレーはしてるけどゴルフは決して上手くないおっさんの戯言としてお聞き流しください。
      (実際リフティングとかできませんし、42年もやってる割にはゴルフ上手くなってないです。あんまり練習しませんので。)

      2mの真っ直ぐに絶対の自信を持つことは大切とは思います。特にトップアマやプロにとっては生命線になるでしょう。でも私のようなアベレージの年間平均スコアにはさほど影響しません。
      (もしやるとしたら、1.2mぐらいを自信持つために練習するのは良いかも知れませんですね。)

      6,300yと6,600yの差は、コースレート/スロープレートの差に出ている通りの違いと思って良いと思います。
      例えば北六甲 西でしたら1.8/5、東でしたら1.9/6 の差がありますから、同じスコアでもディファレンシャルがスコアにもよりますが4-6打の差になります。
      ドライバーの10yの飛距離差はこれを埋める程には影響しません。
      今回考えましたのは、スコアって実際そういうとこじゃないんだよねー、っていうところです。
      変なこと考えてるゴルファーですので、すみません。(^^;;

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  2. あまりにもすごいと思ったので、3回読みました。
    やきそばパンWさんの大切な意見は、後半ですよね!

    飛距離や寄せワンやパットの改善でぐっと成長するのではなく、それら以外の細かくて目に見えないところ・・・

    思い当たる節がいくつもあります。

    例えば先日98を叩いてしまったラウンド。

    そんなにきつくないつま先上がりから、右は大きくすっぽ抜けてしまいました。

    ところが、別のホールのそこそこきついつま先上がりからは、かなり注意してイメージして打った結果、きちんと打ててパーオンパーです。

    前者は、注意力が、欠如、いや、正直「ラクなライだな」となめてました。

    こういうところかなと。

    スウィング技術はもうあまり変わらない気がします。

    目に見えない、損しているところですよね。

    私のブログにも、そういうふうにコメントしてくださってますものね。

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    1. さすらいさん、
      具体的なスコア改善策、ノウハウもいくつか頭にはあるんんですけど、傾斜地やライの悪いところではフルスイングしようとしない、っていうのもそのうちのほんの一つです。
      じゃあフルスイングしないなら(できない状況なら)、普段の練習で(例えばさすらいさんが取り組んでいらっしゃる片足打ちとかの時)、各クラブ打てる距離を把握しておくべきだよね、っていうことなんかもスコアを減らすコツの一つです。
      そういう小さい工夫は、そんなに猛練習をしなくても自分のデータを観察すればできる対策ですので割と簡単にスコアが減ると思いますよ。
      あくまでも個人的な意見ですが。
      (ただしプロのようなゴルフができるようになるわけでは決してありませんので、本当の意味で上手くなりたい方は猛練習してください。)

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  3. すごく説得力のある記事でスコアの秘密というか錯覚のようなものの霧が晴れていくような感じがします。
    ありがとうございます。
    「すぐに使える道具を使う」「自然体が一番」など私と非常に似た価値観があるのでより参考になるのだと思います。
    大きく違うのは頭の構造と志で、私はなんとなくスコアを楽して良くすることが嬉しい、楽しいと思うのでやっているといった感じでしょうか。
    Wさんのような分析力があればもう少し早くうまくなったかも知れないですね。
    ただ逆に言えば長く楽しめたからよかったのかもしれないですね。
    昨日のラウンドではパーオン率は50%と平均よりもよかったのですが、パット数が37とかなり悪くスコアは86でした。
    前半は21パットだったのですが入ってくれてもいいのにというようなパットが何度もあり、運が良ければ5打ぐらいはよかったように感じます。
    もう何年も平均ストロークが変わらないようなレベルの還暦過ぎのゴルファーがスコアを良くするには、技術というよりは状況判断とメンタルコントロールなどが大切なんでしょうね。
    昨日問題があった場面も池やせり出した木を必要以上に意識してしまって逃げすぎた感があります。
    そういうちょっとした判断ミスを減らしたいと思います。
    またゆっくりと記事を読ませていただいて次回のラウンドに役立てようと思います。

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    1. PING芸人さん、コメントありがとうございます。
      このところ7ラウンド中5ラウンドで70台のスコアを出していらっしゃるPING芸人さんで、しかも自然体でロースコアを出していらっしゃるので、私がここで書いたようなことを体感していらっしゃるのでは?と思ってお願いした次第です。
      「なんとなくスコアを楽して良くすることが楽しい」っておっしゃっている部分がまさに核心を突いていると思います。
      なんとなくでできてしまうのがPING芸人さんのすごいところです。
      霧が晴れていくような感じと思ってくださったということですので、私が考えていたところをセンスで体現されているのだと思います。
      コメントお願いして良かったなー、と思います。
      ありがとうございます!

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  4. いろんな友人とラウンドしますが、どうやったらスコアが良くなるかということを真剣に考えている人は少ない気がします。自分のできることを客観的に判断してその中で確率の高い選択をできる限り積み重ねていくことが大切だと思うんですが、そういう細かいことを考えるのは楽しくないのかもしれないですね。
    私は本当に簡単な道具で余計なことをしないでラウンドするので技術的にはそんなに大したことないとは思うんですが、皆難しいクラブで難しいことをやっている感じです。
    それでも仰るようにいろんなミスがあるのでスコアが安定しないです。
    練習しなくて今のままでもラウンド中の考え方でまだまだ改善できることはありそうです。
    Wさんの続編でその秘密を教えてもらえると嬉しいです。

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    1. 私が自分のゲームを距離別に分割してそれぞれの領域でどういった改善ができるか分析と整理をして、スコアの改善を図ったことはご存知かと思います。
      ただそのそれぞれの取り組みとて、期待値を足していって-3-4打ぐらいだったんじゃないかと思います。
      やはり今回考えているような、あまり人が焦点当てて考えない部分なのだろうと思っています。
      ↑のさすらいさんへのお返事に、1つの例を書きましたが、本当に細かいことの積み重ねと思っています。
      主に観察眼の部分とか、重心バランスの部分とかでしょうかね?
      vol2、vol3と書いていったときはまたよろしくお願いします。
      PING芸人さんからも何かありましたら教えてください。

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