パッティングは、全スコアの約40%を占めます。
ちょっと気が付いたんですが、これはほとんどのレベルで当てはまる比率では無いでしょうか。
(と、言い切ってみる。(笑))
スコアに対する考え方 -3 (パター編その2)という記事に、PGATour.comのリンクを2つ貼ってありますが、ここのスタッツを使ってこういう計算をしてみます。
PGAツアーのトップ中のトッププロは、年間の平均スコアが(パー72換算で)、大体70-71でまわります。↓
PGATour.comのリンク(2008 Scoring Average)
平均スコアが71を切っていれば、ランキングで70位以内ですね。
そして、パット数/ラウンドの方は、大体28-29。↓
PGATour.comのリンク(2008 Putts per Round)
平均パット数が29を切っていれば、ランキングで60位以内です。
ということは、「28/70 = 40.00%」 ~ 「29/71 = 40.85%」、
真ん中とって、「28.5/70.5 = 40.43%」、という数字になります。
さて一方、平均スコアが100のアベレージプレイヤーが40パットした場合に、ちょうど40%です。
平均スコアが90のプレイヤーなら平均が毎ホール2パット相当の36パットで、ちょうど40%。
平均スコアが80のシングル・プレイヤー(たぶんハンディキャップで6-8ぐらい?)が、良い日も悪い日もを全部平均して32パットで上がれるとして、ちょうど40%です。
もちろんトッププロのラウンドするグリーンのコンディションは、もっとずっと速くてアンジュレーションがきつくて難しいのは百も承知で、みんなそれぞれに合ったレベルのそれぞれのコンディションでプレーしていることを前提にしています。
ね、言い切っちゃいましたが、大体どのレベルにも当てはまっていると思いませんか? 40%。
もちろん、個人差は出るとは思いますが。
これが前置きです。(笑)
そういう訳で、以前コメントかどこかにも書いたんですが、スコアの実に40%を占めるパッティング。
すべからくは、あらゆるショットの40%を打つパターに、少なくとも全クラブに使う金額に対して40%の金額をパターにつぎ込んでも罰は当たらない、とあらためて思ったりしちゃった訳なんです。(笑)
スコアに対する考え方 -3 (パター編その2)という記事に、取ってみたデータを書きましたが、実は結構ショックを受けました。(x_x;
平均のパット数が、33.53パット/ラウンドで、平均スコアが+9.3ということは(パー72換算にすると)、
33.53/81.3 = 41.24%!!
げげっ!
40%よりずいぶん上回ってるじゃない!(x_x)
・・・パッティング、大好きなのに。(T_T)
どちらかと言うとパットは得意だと思っていたのに。
実は私のウィークポイントのひとつだったとは!!(x_x)
まぁ今、デジタルパットの取り組み中なので(今で7ヵ月半ですか)、よくなって来てるとは思うんですよ。
もう少しの頑張りだと。(^^;
冬のボーナスも近付いてきましたし。
(↑これはただのこじつけですが。(笑))
masan72pt。さんのブログも拝見していて、これは1本欲しいぞ、と思いまして。(^^;
いつもお世話になっているショップのオーナー、グレンさんからKARSTEN CO.のANSERパターを購入しました。
オリジナルグリップが現存していないので、少し割安です。
(コレクション目的でない私には好都合。(^_-))
画像をクリックで拡大します。
有名なスコッツデール・アンサーはちょっといいものが見つからないと言うか、みつかっても手が出ないといいますか、ちょと無理ですので、
もしKARSTEN CO.のデールヘッドのいいのがあったら是非欲しいなぁー、と思っていましたものが、ついに入手できました。(^^)
キャビティ形状は、平底(Flat Sole)と呼ばれる方のものです。
(船底(Rocker Sole)のものと2種類あるそうです。)
長年、普通のPING ANSERを愛用してきた私にとっては平底の方が馴染みがある感じです。(^^)
画像をクリックで拡大します。
ファーストステップも私は長い方が好きなんですが、数少ない方の9インチのモデルに運良く行き当たりました。
(KARSTEN CO. ANSERは、7と3/4インチの方が主流なんだそうです。)
画像をクリックで拡大します。
シャフトテープも残っていて、
HEEL-TOE
BALANCE
って書いてあります。いい感じ。
グレンさんのお薦めで、今回はちょっと太目のグリップを試してみることになりました。
ご本人もお使いになっているという、winnグリップのAVSミッドサイズというやつです。
(ここしばらくは、winnグリップのAVSというグリップを使用していました。
これとて、ダニー・エドワーズのロイヤルグリップからグレンさんのお薦めで変更してみたんですが。)
実は、ドライバーの青マナS73もグレンさんのスイング解析&お薦めに従いましてリシャフト、非常にいい感じで打てるようになりましたので、今回も素直に従って試してみようと思いまして。(^^)
グレンさん曰く、「俺は、6フィート(約1.8m)以内は全部入るよ。太くしてみな。6フィート以内が俄然安定するから。」ってことなんですが、・・・そんなに上手く行くかなー。(笑)
パター自体の重さも、スイングバランスもDALEHEADの方が重いんですね。
知りませんでした。
私は重い方が好きなので、鉛を貼る前からすでにいい感じです。
33.53/81.3 = 41.24%が、仮にラウンドの平均で約「1パット」減って32.5になれば、
単純計算で、32.5/80.3 = 40.47%。
うん、このぐらいを目指すべきだな。(^^)
追記:
ちなみにですが、トータル7,000ヤードのコースがあったとして、最大で14回ティーショットをドライバーで打ったとしまして、打ち下ろし打ち上げ平均して約250y飛んでいるとしますね。
ということは、ラウンド中の全ショット合計で打つ(飛ばす)距離のうち、最大使ったとして(250x14=3,500y)、距離的には全体の50%をドライバーで賄うことになります。
そういう意味ではドライバーに最大のお金をかけても罰は当たらないんじゃないか・・・
なんて屁理屈を捏ねだすとキリがありませんね?(笑)
逆さまに撮ってひっくり返した写真が気持ち悪かったので、撮りなおして入れ替えました。
返信削除太いサイズのグリップ、確かにショートパットが安定するような気はしたのですが、30フィートとか50フィートとか、70フィートとかの中長距離パットの感覚が狂うっぽくて、速攻で止めて、今までと同じグリップにしました。
まだ使い込んでいませんが、DALEHEAD、すごくいい感じです。
Posted by:やきそばパンZ at 2008年12月08日(月) 07:18
打数に占めるパット数の考察! …40%!!
返信削除多いとは思ってましたが、改めて納得です。
更に、反比例?するかのような各クラブの担う距離の明らか違い……。
300ヤードも一打、一フィートも一打……。
そのカラクリを垣間見た思いです。
Posted by:ノリさん@携帯 at 2008年12月08日(月) 07:53
ドライバーを14回使うコースは実のところほとんどありませんよね。
返信削除まぁ、計算上ってことで。
でも、パターはホントに40%ぐらいだと思います。
すごく少ない日もあるけど、調子が合わない日もあって、年間平均してみるとやっぱりそのぐらいになるんじゃ無いでしょうか。
40%のうち、タップインの回数が多ければ多いほど、メンタルにはへこたれにくいので、良いんだ、と言うようなことを、どのプロもレッスン番組で言ってます。
ホント、もうちょっとしんどいパットを減らしたいと思ってます。(笑)
それにしても、いいパターを買いますと、ものすごくモチベーション上がりますね。
練習グリーンに行くだけでウキウキしちゃいます。
Posted by:やきそばパンZ at 2008年12月08日(月) 15:59
KARSTEN CO.良さそうですね。
返信削除ファーストステップも9インチなら王道ですね。
オールドピンは私は1本も持っていません。
コレクトを始めたころは、このくらい程度の良い
ものなら、軽く10万円は超えていたでしょうから、
手が出ませんでした。今でも十分お高いと思いますが。
ファーストステップが長い=シャフトが柔らかい
=打感が柔らかいですが、ヘッドが重いと特に
ロングパットではトゥダウンするようで、一概に
いいとは言えないようです。
打感は好みもありますし、それこそ初速=感性に
直結する部分でもありますから、私にとっては
大事な要素です。
デールヘッドはバランス軽め=ヘッド軽いですから、
ロングステップは理に適っていますし、ソリッドな
打感も柔らかいものに変えてくれるでしょうね。
パターフェチたるもの、一度は手にしてみたいものです。
Posted by:masan72pt。 at 2008年12月08日(月) 16:07
masan72pt。さん、コメントありがとうございます。
返信削除私は基本的にウエッジもドライバーも、あまりないパワーの割りには重めのものを好んでいます。
パーシモンのころ、クラブがみんな重かったからだろうと思います。(ドライバーもスチールシャフトでしたし。)
ピンパターって、基本的には軽い部類なんですかね?
GSS、SSS、とかの304系ステンレスよりは、真鍮の方が比重がだいぶ重いんで、ほぼ同形状のキャメロンのニューポートなんかはもっと軽いのかと思って居たんですけど。(スペック知らないんです。)
昨今のデカヘッド・パター達は一般的には重めに作られているんでしょうか?測った事無くて存じ上げないんですけど。
ファーストステップまでが短い方がソリッド感があるんですか。
当時、そっちを沢山作ったのだから、理由があるってことなんですね。なるほど。
今までデールヘッドじゃない普通のオールド・ピン・アンサー使っていたんですけど、全体の重さが470gぐらいだったと思うんですよね。
今回のKARSTEN CO.は、505-510gぐらいあったんじゃないかと思います。たぶんシャフトが比較的重いんじゃないかと思うんですけど。
(ヘッドとかシャフト単体の重さは把握できてません。すみません。)
Posted by:やきそばパンZ at 2008年12月09日(火) 02:14
10日ボーナス支給日。。。
返信削除でも、急激に経済状況悪化して、
来年はボーナス大幅削減(ゼロ化?)
云う様な感じがしてます。
かみさんからお小遣い支給して貰ったら、
シューズ買う心算だったのですが、
ブログ読んで、パターorドラ欲しくなっちゃいました。
予算心配ですが。。。
Posted by:亀人 at 2008年12月09日(火) 07:48
え~と私も「詳しく」といわれると怪しいですが...
返信削除今も昔もグリップやシャフトに重量差はあまり無いはずです。
グリップ50g、シャフト100gとすると、総重量470gなら
ヘッドは320g前後、同様に総重量510gならヘッドは360g
前後になります。キャメロンなんかは350g以上のヘッドが
もてはやされていますね。バランスの問題でしょうけど。
オールドピンは、全般に軽めだと思います。キャビティの深さ
が昨今の削り出しパターの比ではないですからね。
米国はどうかわかりませんが、国内はその昔は高麗グリーン
全盛期。しかも今ほど整備されてないから、目もきつく
ぼこぼこのグリーンが多かったのではないかと。
そういうグリーンでは強く真っ直ぐが基本だと思いますので、
ショルダーストロークは向いていないですね。
殆どの方がタップ式(T字やL字の流れからして)で
打っていたでしょうからバランスも総重量も軽い方が
重宝したのではないかと思います。あくまで推測ですけどね。
PINGに関してはここに素晴らしいブログがあります。
私もいつも勉強させていただいています。
なんせカーステンソルハイムさんと親交のあった
方ですからね。実際にPINGの工場でお働きにもなって
いた方ですし。本当に親切に色々教えて頂けます。
Posted by:masan72pt。 at 2008年12月09日(火) 13:37
亀人さん、どうも。
返信削除嫌な予感的中、米国事業の不振もあり、私はボーナス半減でありました。
・・・でももう買っちゃったのだ。(笑)
お金使うんでしたら、パターだと思います。断然。
どのモデルかもさることながら、ちょっとした長さやロフト角ライ角でも全然違っちゃいますので、自分に合うヤツを見つけるのが大変なんですが。
グリップ変えるだけでも全然違っちゃいますしね。
同じグリップの入れ方だけでも違っちゃいますし。
あ、そうだ、まずグリップ変えてみてはいかがですか?(比較的安いですし。)
Posted by:やきそばパンZ at 2008年12月09日(火) 14:34
masan72pt。さん、ありがとうございます。
返信削除大変参考になります。
なんでも教えてくんになってもいけないと思い、自分でもちょっと調べてみました。
まず、スコティ・キャメロンのステンレス素材のニューポートやニューポート2は、真鍮素材のピンアンサーよりも軽いのか?という点は、どうやら一般的には、「ヘッドは軽い」ということのようです。ヘッド重量が340g-360gのものが主流。
パターの一般的シャフト重量はスチールのもので100g程度ですが、キャメロン用は120gとか150gとか重めのものが使われるみたいですね。(あくまでも一般論で、いろいろな物があると思います。)
ですから、パター・トータルでの重量は、500g前後になっているみたいです。(決して軽くは無いと言うべきでしょうか?)
キャメロンはバリエーションが多くて、重量表示もヘッド単体で、スバっとした数字では判りにくいです。
一方、面白いことが分かったのですが、オールドアンサーはスコッツデールやKARSTEN CO.まではトップブレードが厚くてシャフトもグリップも入れて500g超のものが多くて重いんですが(490-510gぐらい)、その後、MFGデールヘッド、85029non-Rアンサー、one-Rアンサー、85020アンサー、85068アンサーと、進む途中、軽量化されて、一般的には460-470gになっているようなのです。
(ご存知のとおり、MFGデールヘッドと85029non-Rアンサーの間ではヘッド形状のデザイン変更がなされてデールヘッドで無くなっていますよね。そこでも一回、明らかに軽量化されています。)
で、面白いのがその後、85029の郵便番号に戻った後のPing Anserでは、何年ごろか判んないんですが、ある時点から突然にトップブレードを厚くして重くなって行った(490-500g)ようなのです。
おそらく、アマチュアのプレーするゴルフ場でも、速いグリーンが多くなってきて、重いものへの需要が高まった為では無いでしょうか?(憶測です。)
アンサーパターにはそれ以外にも、製造上の個体差(例えば鋳込み用の型のへたり具合とか、研磨の違いとかですね。)で、重さがずいぶん違う例があるようです。一番古いスコッツデールにも440g台とかがあったりとか。
骨董品ですし、作られたのが66年までなので、いろいろあるんでしょうね。
Posted by:やきそばパンZ at 2008年12月09日(火) 14:41
にわかに、ざざざっと検索してみただけなので、ちゃんとしたことはコレクターではない私にはよく判りません。ご注意下さい。
返信削除あともうひとつ判ったのが、私の入手したもののシャフトバンド(シャフトに貼られているシール)は、「HEEL-TOE BALANCE BLACK」と呼ばれているもので、第1次フェニックス時代の初期に使用されたものだと言うことが分かりました。66年ぐらいに作られたものってことになりそうです。
日本モデルには、「HEEL-TOE BALANCE GREEN」と呼ばれる緑色のモノが貼られていたようです。
(っつっても、私には詳しいことは全然分かりません。)
よく分かんないで買いましたけど、web上で他のパターの画像を参考に見てみまして、今回のは程度も悪くはないみたいですし、なかなかいい買い物だったように思います。
何よりも、何回か使ってみて、ものすごく気に入ってます。(^^)
私のKARSTEN CO.はとりあえず510gぐらいで重いです。(その上に追加でソールに鉛を貼りました。)
速いグリーンにはこれを持っていって、遅めのグリーンのコースに行く時には軽い方の今まで使っていた85020アンサーを持っていくようにしようかと思います。
また、ご紹介いただきました、greishi_7146さんのサイト、THE BANK OF PUTTERSさんは、以前から検索で拝見させていただいていたみたいです。
ホントおっしゃるとおり、PINGの第1人者ってかんじですねぇ。
masan72pt。さん、お友達でいらっしゃるんですね。
Posted by:やきそばパンZ at 2008年12月09日(火) 14:41
僕はスコッツデールのコレクターなんで,アンサー含めて四種類持っています。
返信削除前の ハンドルネームのgear66は,自分の商売と道具好き そして 66年生まれとスコッチツデールをかけてありました。
カーステンは,オークションでいい値段で売れたので,スコッツデールに変わりました。
Posted by:道具屋 at 2008年12月10日(水) 17:53
おお、さすが道具屋さん、スコッツデールをお持ちなんですね!
返信削除私はコレクターではないので詳しく無いんですが、アンサー以外って言うと、クッシンとかもお持ちなんですね?
なるほどご自分と同い年生まれのパターですか。
愛着沸きますね。
コレクターじゃないのになんでオールドアンサーを使っているかと言うと、カプルスが使っていたからです。当時カプルスのパッティングが結構好きでしたので。
ティアドロップのTD21というパターも同じ理由で持ってます。(^^)
Posted by:やきそばパンZ at 2008年12月11日(木) 01:0
写真をブログに載せときました。
返信削除暇な時にでも見てください。
Posted by:道具屋 at 2008年12月11日(木) 16:12
伺いましたよ!
返信削除わざわざ、ありがとうございます!
楽しいですねぇ。
Posted by:やきそばパンZ at 2008年12月12日(金) 01:18