4/08/2009

フラートン (ゴルフコース)


ここは、非常に変則的な、パー33・34=67で、パー3が7ホールも在るコースです。
スロープは114となってますが、とても狭いし、アップダウンもかなりきつくて数字ほど癒されるコースではありません。

確かに距離は短目のホールが多いのでこういったコースレート/スロープになっていると思いますが、ドライバー使えるホールは少ないですし、フェアウエーやグリーンはカチカチに硬くて、斜面のショットは数多く打たされますし、ブラインドのホールも多いし、グリーンは傾いててけっこう傾斜があって速いしで、初めて行った人は大抵叩きます。

日本で言うと、小田原城とか大秦野とか、あんな感じ(?)のコースです。

17番なんか、ティーショットはアイアン限定ですしね。
私がドライバー使うのは、4ホールだけかな。

ま、そういう訳で(人気無くって)、どこのコースも混んでる週末にいきなり予約を入れられるお手ごろ値段コース、ってことでは、重宝する時もあります。(笑)


Fullerton Golf Course
http://fullerton.americangolf.com/


ずーっと以前にご紹介しました、ペイン・スチュワート設計のコヨーテ・ヒルズ(ゴルフコース)のすぐ隣にあって、どちらも地形柄アップダウンが大きいです。
まぁコースの格はずいぶんと違いますが。

けっこう難しいとはいえ、ここで80台を叩いてしまうとかなり精神的に落ち込みます。(笑)
あと、散らばせばいいのにフロント9で、4ホール連続パー3ってのがあって、コース側の開き直りも感じます。(笑)


いつものように何ホールか写真をご紹介しますね。


1番のスタートホールはこんな感じです。
(最初の2枚は、まだ夜明け間もないので写真が暗いです。)


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フェアウエーが広くなっている部分までは打ち下ろしの約200-220yぐらいです。
ドライバーを使ってしまうと、ぐぐーっと狭まっているあたりまで飛んでしまうので、ピンポイントのコントロールが必要になってしまいます。
左側は、ずーっとグリーンの向こうまで川になっていますので。
右の木に中にちょっとでも入ったら出てきませんし。


2番ホールは、非常に狭いフェアウエーが続いている細長いドッグレッグのパー5になっていまして、これまた出だしの2ホール目なのにティーショットと2打めをちょっとでも曲げることは許されません。


次の写真は、3番ホールの2打め地点です。

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ここまで来るには、かなりの打ち下ろしのティーショットで、約200yです。川が横切っていますので、‘キャリー’で280y越せる人で無いとドライバーは打てませんので、200y打ってこの辺りにレイアップします。
ここからグリーンまでは約150y。
ライが傾斜していてよくありませんので、なかなか厄介です。


次が9番の写真です。
ここまで来ると、写真も明るくなっていますね。


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写っているのは、この日一緒に回ったレフティーのプレイヤーですが、飛距離も出るし、上手いプレイヤーでした。ちょっとマネージメントが荒っぽい面はありましたけど。

ティーショットは、フェアウエーに打ちますと、傾斜でことごとく大きく左の川の方に流れます。

2打めは正面遠くのバンカー上にあるグリーンに向かって強烈に打ち上げます。
ピンが奥だと旗が見えないくらいの打ち上げです。



バック9に入って、この写真は12番のパー5です。

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大きく左に回りこむドッグレッグで、もしドライバーを打つなら写真中央の位置、木の上を越える高いボールを打たなくてはなりません。
私はボールが低いのでフックで回すのですが、茶色い建物の方に出て行って曲がらないと、突き抜けて川に入ってしまいます。
ここでドライバーを打つなら、本当に大きく左に40-50yぐらい曲がるボールが必要です。もしくは高い弾道で木を越えつつ軽く左へ曲がるドローボール。

私は(12番ですから)その日の調子でユーティリティーで打つかドライバーで打つか判断します。
ユーティリティーの距離でフックし過ぎてしまうと、左の木の中にOBしてしまいますしね。
フック系が持ち球の私でも、非常にストレスのかかるティーショットです。


そしてこれがフィニッシングホールの18番パー3です。

画像をクリックで拡大します。


写真で見るよりもずっと下って登る傾斜が急で、カートが真っ直ぐには登れないくらいの傾斜です。
手引きカートでラウンドしている時は、息が切れるくらい。
このグリーンは、グリーン奥のラフが広いので、長めに狙うのが正解です。
手前に外しますと、下が硬いだけにけっこう悲惨な結果も待っています。





青ティーからでもコースレート/スロープは65.1/114、パーは67です。

1 4 - 0
2 5   3
3 4 △ 0 2AL-①
4 4 - 0 U8B
5 3 - / DS6AL-①
6 3 ◯ /
7 3 - / 16A
8 3 △ / 3B
9 4 - 0 D19S-②

10 4 △ 0 4AL
11 3 - / 21S-①
12 5 ◯ 0
13 4 - 1 UU8BS-②
14 4 △ 0 5B
15 3 △ /
16 4   2 12S
17 4 - 0 13S-②
18 3 - / 8S

36(15)・38(16)= 74(31)


この日は、特にものすごくグリーンが硬くて、120yからグリーンへ打っても、ボールのピッチマークが出来ないくらいでした。コーンって。

アプローチも寄せにくかったんですが、警戒しすぎてパットもアプローチもかえってショート気味になってしまいました。センス無いよなぁー。(^^;

3番の2歩(約1m半)、8番の3歩(約2m)を外したのが痛かったです。
それ以外はけっこうしぶとくパット出来ましたけど。
3パットが無かったのは、上出来です。
9番13番が危なかったですけど。(もしボギーパットだったら3パットしてダボにしてたかもなぁ。)

4-5歩(約3m弱-3m半)ぐらいのヤツを、もっと粘り強く決められるようにしたいですねー。(願望)


13 件のコメント:

  1. おはようございます
    3mのパットってそんな簡単な距離じゃないですけど、ボール1っこくらいの曲がりのラインなら自信を持って打って入れられるようにしたいですね~。
    相変わらずグリーンに上がるとワクワクしますね。今もっとワクワク?・・Zさんのような右脇をむしろ空けないトップ・・・
    素振りでやってみたら良い感じ?・・・
    試す価値大ありの予感・・・
    どうなりますやら?

    Posted by:ノリさんの at 2009年04月08日(水) 06:23

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  2. 12番ホール、難しそうですねぇ

    こういうトリッキーなコース、大好きです

    Posted by:hally at 2009年04月08日(水) 07:09

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  3. ノリさん、どうもです!

    3mは、読みもストロークも良くない私にとっては、なかなか入る距離ではないんです。
    でも、無理に入れに行かない限り、よほどのことが無い限り3パットする距離でもありませんので、もう少し入れたいんですよね。

    今回も、3-6歩(2m-4m)と範囲を拡げてカウントしてみますと、5回あって入ったのは5歩のバーディーパットが一回だけ。
    範囲を拡げて、7-8歩(5m半)も入れますと、3回ありまして、全部外してます。1/8。

    まぁ、地道に少しずつ改善してみます。

    今回はたまたま、19歩と21歩と、2回のピンチを2パットで凌いでいますが、今のところこの20歩(14m)前後と言うのは、3パットの確率50-60%ってところでしょうか?
    これをもうちょっと改善したいです。
    それには、上手く打って2-3歩ぐらいが残る可能性が高いですので、やはり2mをどれだけしぶとく入れるか、にもまたまた帰ってくるわけですわね。


    それと、ノリさんのフォームの方がずっとかっこいいのに、っては思いますけど・・・

    私は、ある時点からテークバックを低くしたんです。
    それまでは右ひじは自由に開いてオーバースイングしてました。

    コーリー・ペイビンが調子よかった頃に、「この人、日本人寄りの体形だし、素手でグリップしてるし、これで行くか!」って思って、取り入れてみたんです。
    (ちゃんと真似できたかどうかは別にしまして。)


    Posted by:やきそばパンZ at 2009年04月08日(水) 14:06

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  4. hallyさん、コメントありがとうございます。

    この日はたまたまドライバーが上手く行って(思ったより曲がんなくって右の川まで危ないところでしたけど)、2打めがグリーンまで20yぐらいまで届いて寄せてバーディー取れましたけど、私はこういうホールは苦手です。

    16番は逆に、すごい右ドッグレッグでティーショットの打ちようがなくて困り、しかも2打めは直角に右に急勾配で打ち上げる、距離の読みにくいレイアウトでいつも叩くんですが、今回も叩いてます。


    Posted by:やきそばパンZ at 2009年04月08日(水) 14:06

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  5. 確かに距離が短くてレートが低いのにになる
    きちんと打てる技術を要するコースって時々ありますが
    こういうコース、スコアはともかく回ると勉強になりますよね

    うちの近所にはPar72でPar5・長めPar3・Par5・Par5と続くショートヒッターだとげっそりする設計のコースはありますけれど
    Par3が3個連続ってのもなかなかすごいものが・・・・・

    Posted by:ひゃっぽ at 2009年04月08日(水) 14:25

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  6. ひゃっぽ+さん、どうも。

    お家の周りの雪は融けそうですか?
    厄介なことに芝の上ってものすごく融けにくいんですよね。
    日本のコースみたいに従業員総出で雪かきとかし無さそうですもんね。


    front9、Par3が4つ連続なんです。
    さすがにちょっと、って感じはします。(笑)
    出だしの2番3番ホール、めちゃめちゃタイトですし。

    back9の方が、まだプレー甲斐はある感じで、嫌いではないんですけどね。贅沢言う身分ではありませんが。


    まぁ、どこも空いてなくてティータイム取れないときに頼りになります。(笑)
    別なコースに一人で行って、ねじ込んでもらうって手もありますけど。(笑)



    Posted by:やきそばパンZ at 2009年04月08日(水) 14:38

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  7. おはようございます
    「右脇をむしろ、ここが微妙なんですけど、空けないピッタリ付けたままという感じよりも右肘は少し離れても、そう、右脇に差し込んだ体温計が落ちない感じ・・これ結構上手く表現出来ました」
    こんなトップからの切り返しだとどんなボールになるのかな?っ気になって少し打ってきました。
    先日の動画はやはりスウィングプレーンの上に腕の太さ半分くらい飛び出ているように思い、気になっているんです。
    でね、結果なんですけど・・・
    曲がらないんです。引っかかり気味とかプッシュ気味はあるんですが、ストレート系のボールになるんです。1Wも然りでした。
    何か良いみたい??・・・
    あれこれやっていて、あれっ?って思ったことがあります。
    右腕だけを後ろに持って行くと、真横を過ぎる辺りから右肩胛骨が背骨の方に寄って行きますよね。グリップをして肩胛骨がこの状態になるには右肘がひじ鉄を打つような形になり、左上腕と左胸の角度がかなり鋭角になります。このトップは違和感を覚えました。で、違和感はあるにはあるんですが、酷くなかったのは、
    「右脇の体温計が落ちない程度の締め?と、
    トップでは右手甲側への十分な背屈をするため右肘は背中側には行かない」
    前よりも偉くグリップ位置が低く感じますが、切り返しが楽に感じました。
    そこで、低いトップのZさんに聞いてみたくなったんですね。
    トップの時右の肩胛骨ってどんな感じなんでしょうか?何たって初めての感覚を体感中なんで基準が分かりません。
    今まで、トップでは右肘の高さはある程度必要なんて信じてやってきたので、新鮮なんですが不安も感じているんです。例えば飛距離の違いが大きく出るのかな?とか・・・。

    Posted by:ノリさんの at 2009年04月09日(木) 05:52

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  8. ノリさん、どうもです。

    >「右脇をむしろ、ここが微妙なんですけど、空けないピッタリ付けたままという感じよりも右肘は少し離れても、そう、右脇に差し込んだ体温計が落ちない感じ・・これ結構上手く表現出来ました」

    なるほど、よく分かります。

    私も実際、スイング改造した時に、右脇にタオル地のハンカチを挟んで打ちました。(左脇もやりました。)
    同時に、なんとかいう腕を体側にくっ付ける練習器具も使いました。(笑)


    ノリさんは、とても器用な方なんですね。
    さらっと2段モーションも作ってしまうし直してしまうし、運動能力が高いのでしょう。
    すごいな、って思います。


    肩胛骨ですか。

    腕を伸ばして横に上げていきますと、実は肩関節の自由度だけでは地面と水平ぐらいまでしか上がりません。
    肩より高く上に上げようとすると、肩胛骨が「上方回旋」という動きをしなくてはならないんですね。

    肩胛骨
    http://www.cudan.com/kinniku/kenkoukotsu/tokucho.html

    >右肩胛骨が背骨の方に寄って

    と言う動きは、肩胛骨が上のリンクにあります「内旋」という動きをするってことですよね?

    肩胛骨を「上方回旋」させながら「内旋」すると、自由度が高まって動きがスムーズになる反面、フリーに動けてしまうが、肩胛骨をなるべく「内旋」に限定してしまうと動きはタイトになるが安定して同じ動きが出来る、って感じでしょうか?

    肩胛骨を動かす5つの筋肉

    僧帽筋・菱形筋(メイン)
    http://www.cudan.com/kinniku/kenkoukotsu/shllug.html
    棘上筋・棘下筋・肩甲下筋 (サブ)
    http://www.cudan.com/kinniku/kenkoukotsu/inner.html



    ってか、私の場合はこういったことは全然意識しておりませんで、切り返すときは左足の踏み込みに気持ちが行っておりますです。

    ノリさんのスイングの方が全然いいと思うんですけどね。

    Posted by:やきそばパンZ at 2009年04月09日(木) 14:46

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  9. やきそばパンZさん

    コメントを頂き、有り難うございます。
    スロープ114と有りますが、外国で試合に臨んでも、どの基準が
    基本になるのか??飛ばない私など、コーナーを脱けることは
    ありませんが、逆にセカンドが打ちにくいことが、よくありましたが
    どの様な基準か、お教え下さい。 

    Posted by:ゴルフマスター at 2009年04月09日(木) 15:59

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  10. ゴルフマスターさん、コメントありがとうございます。

    ご質問の「スロープ」ですが、これはボギーゴルファーのための指標が基本になっています。

    55~155の範囲の数字でコースの難しさが表現され、真ん中が113ということになっております。
    (実際に運用されている感じとしましては、100台110台のコースはかなり易しいコース、135を越えるコースは難しいな、と言う感じがします。)


    コースレーティングの数字は、米国ではスクラッチプレイヤーが基準になっておりまして、我々一般ゴルファーのゴルフ振りに当てはめるにはいささか沿っておらない面があります。

    そこで、このスロープ・レイティングとコース・レイティングの合わせ技の計算式があって、それを使ってハンディキャップの算出をします。

    また、スロープ・レイティングを指標にして、ハンディキャップに合ったティーを使用し、楽しくかつ挑戦心を持ちながらゴルフを楽しむことも出来たりします。

    これこれのハンディの方には、これこれのスロープのティーからのプレーをお奨めします、という指標も出されておりまして。


    スロープ・レイティングの導入は、是非日本でも見習って導入するといいんじゃないか?と感じさせられる、なかなかの良いシステムです。


    まぁもちろん、ゴルフマスターさんのようなスクラッチ以上の上手な方には必要ないものですけれども。

    Posted by:やきそばパンZ at 2009年04月10日(金) 00:43

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  11. ちなみに、ハンディキャップ・ディファレンシャルの計算式は、

    {(当日のスコア)-(コースレイティングの数字)} x (スロープレイティングの数字)/113
    となります。

    Posted by:やきそばパンZ at 2009年04月10日(金) 00:47

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  12. おはようございます
    打ち出の小槌?・・のように出てきますね。初めてみました。分かり易い解説でした。
    Zさんの感想同様
    こういったことは全然意識できませんです、中味を知っても。
    私器用貧乏?かも・・・・
    でも、今回のことは初めての体験なので味わっておこうと思います。
    ホント参考になりました。ありがとうございました。

    Posted by:ノリさんの at 2009年04月10日(金) 05:30

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  13. ノリさん、こんにちは。

    ノリさんのご参考にもし少しでもなれたのなら光栄です。


    また、いろいろとアドバイスをよろしくお願いします。

    Posted by:やきそばパンZ at 2009年04月10日(金) 14:12

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(コメント欄には、a, b, i など、ごく簡単なタグだけ使えます。)

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