1月の初め頃、お友達のサムさんのホーム・フィールド、サンクレメンテ・ムニシパル・ゴルフコースにお邪魔したのですが、ここは昨年のワースト・スコアを叩いたニューポートビーチ・カントリーと似た、私が苦手とするKIKUYU芝に海際の切れるグリーンという同じパターンのコースで、またもや大苦戦いたしました。
そこでちょっと考察をしてみることに。
後の祭りですが、今後のためになるかもしれないと思いまして。
葉っぱと根が強くてごわごわしたKIKUYU芝なのですが、横からシャローに入れると葉っぱががっちりボールとウエッジのフェースの間に入ってスピンさせません。
それでクラブを上からボールに入れると、ヘッドのシビアなコントロールが必要になるばかりでなく、エッジが刺さって芝から抜けてくれません。
グリーン周りでターフのディボットが取れるほど強く打ち込むわけでもなくて、いつも抵抗に負けてしまいます。
フェースを開いてロフトを殺し、大きめに振るスイングも試してみましたが、歯で打ってすっ飛んでしまう始末。 難しいです。
最初のハーフは、いつもの調子て上手く打ったと思ったチップショットがカップ付近でスーッと走ってしまい、2歩以内につけるはずが4-5歩も行ってしまってアップ&ダウンのパーが取れない、とか、
あるいはグリーンの場所によっては海に向かってスパーっと切れるラインがあって、パターで寄せに行ってまぁまぁかな?と思った奴がググーッと切れてカップから5歩も離れた横位置に行ってしまう、とか、
14歩の下りのラインを7歩のストロークで打ってみたら、カップに近づくに連れてスピードを上げてしまいボールはグリーンの外、10歩の上りを残す、とか、
チップが寄らないかと思えば、パーオンしても 3パットしてしまうといった感じでなかなかパーを取れず、ティーショットか2打目でミスをすればダボになってしまうといった様相で、45。
後半に入って5ホールでパー3つ、ボギー2つと、いつものペースに戻したかと思った矢先の15番、約190yのパー3、
(このホールです。 先の獣道を歩いているのがサムさんです。(^^))
画像をクリックで拡大します。
ティーショットで芯を外したショットを打ってしまい、手前のラフに。
打ち上げの寄せもクラブが突っかかりショートしてグリーンに乗せられずダブルボギーにしてしまいまして、
その次の、まともに太陽に向かう逆光のティーショット(←これも苦手なんです。(^^;) をOBにしてしまいまして。 打ち直しは、慎重にティーアップの位置を変え、ターゲットも変えて太陽から少しずらすようにして打てたのですが、5Wのセカンドショットをダフってしまいクアドループル・ボギーにしてしまいました。
リズムを失った感じでそこからは、チップショットもダフってしまうし、パットもダフってしまうし、最後にはドライバーまで滅多にないスライスでぶん曲げてしまうわで(なぜかこのホールはチップインしてパー拾いましたが。(笑))、46。 合計91と “惨敗”しました。
グリーン周りばかりでなく、セカンドショットもファーストカットのラフに行ったときはKIKUYUの根の強い芝に負けてショットが左に右にブレてしまいます。
前回、8月の末にここをプレーして 81だったときは単身期間中で毎週末ゴルフをして絶好調の時でして、締めくくりにパーシモン・ドライバーとミュアフィールドのアイアンを持ち込んでプレーしたのでした。
それでちょっと思い出したのですが、すべてのショットが調子よく気持ちよく振れていたこともさることながら、
グリーン周りはすべて、現行のPW(47度)の代わりに9番アイアン(46度)、自作のミュアフィールドのSWのバンスを削って作ったギャップウエッジ(約54度)、ミュアフィールドのPW(50度)を主に使って、あまり強くスピンしない状態の古いクラブでチップショットを打っていたのでした。
もしかしたら、苦手なKIKUYU芝の攻略の糸口になるかも知れません。
ここでやっと表題の内容にたどり着くんですが、こちらの写真3枚をご覧下さい。
(60度のウエッジ)
(54度のウエッジ)
(48度のピッチングウエッジ)
60度のウエッジのボール側から見たクラブフェースの幅の狭いこと!
ミスしろと言わんばかりです。(少なくとも私にはそう見えます。(^^;)
フェース下のバンスも非常に大きく見えています。 (これはウエッジのソール形状にもよると思いますが。)
私は60度のウエッジは使いませんが、54°のフェースを開いてセットしたときはこうなりますし、さらに斜めに開いていることになりますねー。
普段は上から見てますからフェースが大きく見えて、うっかり安心感持ったりすると危ないと思いました。
(私は打点が縦方向にもかなりバラつきますので、余計になんですが。(^^;)
一番上の写真だけ、どうやら他の2枚に比べますとカメラ位置が若干高くズレてますから、実は余計に狭いってことですよね。
ウエッジ(またはショートアイアン) のフェース面を大きく使ってボールを打ち、転がる球足を使った転がしのチップショットを多用するようにしたら、だいぶマシにプレーできるんじゃないでしょうか?
サンクレメンテ・ムニシパルの切れるグリーンをちゃんと読めるか、っていうのはまた別の問題ですが、完全攻略とは行かないまでも、ワーストスコアを叩かないように防ぐラウンドが出来れば御の字だと思います。
ピッチング・ウエッジっていうぐらいで、昔は50度以上ありましたし、ピッチ・ショットを打つ (チップショットではなく) ためのクラブだったのでしょうけれども、今みたいにはバンスも付いてなくって、技の居るクラブだったのでしょうねー。
今どきのPWは45度ぐらいにロフトが立っていますので(私のは47度ですが)、低く転がすチップショットには向いているはずだと思うのです。(^^)
今のところ ただの皮算用でして、実際にKIKUYUに再挑戦したわけではありませんことをご了承下さい。m(__)m
ボールの気持ちになれば、ハイロフトのウエッジは包丁で切られるような恐怖を感じるでしょうね~。
返信削除【ちょんぎられてたまるか!】と思うに違いない。
つまり、寝たウエッジは超難しい。難しいクラブは中庸から離れているから難しいと考えると、LWはSWのトレーナー、3Wは5Wのトレーナーとして使えるのではないかと妄想します。
よく、昔からアイアンで5番まで入れるか6番まで入れるかって話題になりますが、
あれって、5番を打てれば6番が楽になるって理屈ですよね。
LWや3Wをトレーナーとして採用する案はありな妄想だと思います。
で、時々、LWや3Wでラウンドして、ひどい目にあって、データを得ると・・・(遠い目)
しょぼさんの色んな試行錯誤、挑戦、トライアル、いつも楽しみにしています。
返信削除僕もたいがい色々試してみる方なので。(笑)
64度で写真撮ってみてください!