8/20/2012

サンクレメンテ・ムニシパル (ゴルフコース)



強化月間の最終戦です。(^^)

テメキュラ・クリーク・イン といい ドス・ラゴスの3 といい ちょっとこのところあまりに暑いので、今回は涼しい海風が吹くところという条件で、こちらのサンクレメンテ・ムニシパルを選択しました。

沿岸には太平洋の寒流が来ていますので、気温は10-15度Fくらい低いですし 涼しい海風が吹いて来てくれますから体感温度としては20度Fも違ってきます。 (^^)

昨年も強化月間にラウンドしております すぐ隣にある タレガ・ゴルフクラブ に行こうかとも思ったのですが、取れるスタート時間の都合が合わなかったのと、まだこちらのコースを一度もラウンドしていないということでこちらにしました。


ロサンゼルスからサンディエゴへ電車に乗っていると、途中でイルカがジャンプしていたりクジラが潮を吹いていたりするのが見える地域があるのですが、それがちょうどこのサンクレメンテの辺りです。

こちらがサンクレメンテの駅です。


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写真で見て 線路の左側はすぐにビーチ。ホームの右側は改札もへったくれもなくてすぐに道路です。
小さな小さなホームと販売機だけのかわいい無人駅です。



San Clemente Municipal Golf Course
http://sanclementegc.com/


ムニシパル(市営)のパブリック・コースですが、半分近くのホールから海を望める素晴らしいロケーションでコースの状態もまぁまぁでした。
フェアウエーは傷んでいる部分もありましたが、グリーンは比較的綺麗に整備されていました。

ムニシパルのコースの多くは、料金の安さや敷居の低さから(来る場合が多いと思うのですが)、下手をするとラウンドに6時間以上かかるなんてことがザラにありますので、ちょっと敬遠していたんですよね。

名門のランチョパーク もそうですし、私の好きなリオ・ホンドも土日はそうなります。
非常に人気の高い ロス・バルデス なんかは、スルーで6時間半はかかろうかといった苦行になります。(パロス・バルデス半島に位置していて海が見えますから、すごい人気なんですよね。)

まぁ、家族が居ない期間にラウンドする訳だし時間かかってもいい今だからこそ「行ってみようか?」 ということで、独身の友人と一緒に行ってみました。



今回はもうひとつ、パーシモンのドライバー (ホンマ・エクストラ90) とマグレガー・ミュアフィールドのアイアンセットならびに同じくミュアフィールドのL字パターを持ってラウンドいたしました。


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左側の、古いマグレガーのバッグが私のです。

使っていませんので、ドライバー以外はグリップもものすごい古いまんまなんですが、ダニー・エドワーズのロイヤルグリップだからそのまんまで大丈夫でしょう。

実際にはちゃんと当たると43インチ半のスチールシャフトのパーシモン・ドライバーも良く飛ぶのですが、今回は白ティーからのラウンドにしました。

パー5の2打目は、ドライバーで打つつもりです。

この友人はレフティーなので、打たせてあげられないのが残念でした。(^^)



2番ホールのティーインググラウンド脇に面白いもの発見。

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Mailbox (郵便受け) です。(^^)

もちろんこんなところに郵便屋さんが来るはずもなく。
これには、スコアカードと鉛筆が入っているんですよね。

古いタイプのムニシパルのコースでは、こうやって2番ホールのティー脇にスコアカードが置いてあることが多いんですよね。

1番じゃなくて2番なのは、そこへ来るのはゴルファーだけだからだと思われます。



さて、こちらは3番ホール313yのパー4のティーです。

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ここのコースの中では一番短いパー4です。

グリーンは少しだけ左サイドにあってしかも花道が左側に向いていますので、左側のこんもりした木の右上を抜いて左サイドに打っていくのが良い攻め方だとジャッジしまして打って行きました。

パーシモンのドライバーも、ナチュラルにドロー系のボールが出ます。

2打目を僅かにショートしまして、カップまで9歩(約6m半) のチップショット。

このコースのグリーンは、どれも小さいです。
設立が古いからでしょうね。

1928年の設立で、設計はウイリアム・ベル。 ファエウエーとラフはキクユ芝です。
典型的なロサンゼルス周辺の古いコースという趣ですね。

キクユ芝は粘くないしボールも沈みにくいのですが、根が太くて強いので、逆目になったときは大変です。
特にこういう小さいチップショットの時は要注意で、もしラフからなら尚更です。



こちらは8番ホール。 413yのパー4です。 ここでは一番長いパー4になります。

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グリーンの遙か後方に、海が見えます。素晴らしいです。

右から左アゲンスト気味に 気持よく海風が吹いて、暑さを和らげてくれます。

このホールのティーショットは、フェースのトゥ側で打ってしまいダグフック気味に左のセパレーションの木の辺りに。
2打目は4番アイアンでフックで回して打とうとしましたが、これを木の枝に当ててしまいました。(x_x)

3打目もグリーン右に外して乗らず、ボギー・セーブがやっと。



次の写真は、13番ホールのパー3です。
180yの打ち上げしかもバンカー越えになっていて、ちょっと難しいです。

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195yぐらい打つ感じでしたので、どえらい久しぶりの2番アイアンを打ちました。(2010年2月のこのとき以来。)

ところが、この1球目はなぜか スライスが出ましてあえなくOB。
木の向こう側のメンテナンス用の小屋の柵の中に打ち込んでしまいました。(^^;

打ち直しは上手く打てたのですが、グリーンの奥のやや右に外しました。 これを2歩(約1m半)に寄せましたが、パットを外してトリプル・ボギーになってしまいました。



後半の14番以降、かなりのアップダウンで高台の方へコースが配置されてきます。

15番のグリーンから見える景色が最高で、スコアカードの表紙になっています。
(コースのサイトの写真はスライドショーになっていますが、3枚目に出てくるのが15番のグリーンから撮られた写真ですね。)

15番は、谷越えの172y、パー3です。

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海は写真で言うと左側の下の方に広がっています。

私が15番グリーンから海の方向を撮った写真は、残念ながら時間帯が悪く逆光でして上手く撮れていません。

コースのサイトの3番目の写真をご覧になって下さい。↓  m(__)m

画像をクリックでサイトの大き目な写真にリンクしてます。




さて、最後にご紹介いたします写真は、最終 18番ホールのティーです。
383yのパー4。 ちょうど250y-340yぐらいのグリーン手前の位置が深くU字型に掘れて凹んでいます。

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パーシモンのドライバーを持って、エイミングしているところです。 右から左の風でややアゲンスト。

これも綺麗なホールですねー。
グリーンの向こうとホールの右手とに海が見えます。

私の飛距離的には、ちょうどU字溝の手前の平らなところまでで止まってくれますから好都合でした。

2打目には150yぐらい残りまして、グリーン右手前の深いバンカーに入れないようにグリーンの左サイドを狙って打って行きましたが、これはグリーン左に外しました。

海の方向へ向かって打つチップショットは、ボールが止まってくれませんので難しいのですが、なんとか3歩(約2m) に寄せました。

このパットは思ったより曲がってくれず外れてボギーでした。



狙い通り、比較的涼しくラウンド出来ました。

そして何よりもうれしい誤算だったのは、プレーの進行状況がそれほど遅くなくて、4時間半で18ホール回って帰ってこられたことです。

最後のアップダウンがきつくなる辺りの4-5ホールは、歩きのグループのスピードが極端に落ちまして すごく待たされましたが、全体的には良いペースで進んでくれました。


これだったら、また土日に来ても楽しくラウンドできるなぁ、と思いましたです。

こんど朝早めのスタートを予約して、また来てみようかしらん。(^^)






それでは、ラウンド・スコア記録です。


白ティーのコースレート/スロープは69.1/121、パーは36・36=72です。

1 4 - 0 U6AL-①
2 3 - / U23B-② 
3 4 - 0 ①  (9)
4 4 △ 2 D8A  (90y) 
5 5 △ 0 U7A  (23)
6 4 △ 2 U8A  (50)
7 4 - 0 ②  (18)
8 5 △ 2 ②  (20)  (2打目 木)
9 3 - / U18AL-①

10 4 - 0 ①  (27)   
11 5 - 0 DD8A
12 5 △ 2 2A  (30)
13 3 +3 4 2AL  (16)
14 4 - 0 U8S
15 3 - / U8A
16 4 - 0 U18A 
17 4 - 0 ①  (33)
18 4 △ 0 3A  (13)

40(15)・41(16)= 81(31)


久々に木のドライバーを打ちましたけど、なかなか楽しいですね。

今使っている3Wと同じくらいのヘッドサイズで、長さは3Wより半インチ短いぐらいですから、ほぼ3W感覚で打って行けます。

ロフトはドライバーの方が立っているのですけれども、ボールが低い分だけフェアウエーで打っても安全方向ですしね。


私はトゥ寄りで打っちゃうミスが多いのですが、すごくトゥ寄りに外して打ってしまうとやっぱりかなりフックしてしまいます。

距離的にも、打った感触的にも、今使っても全然遜色ない感じはしますが、14ホールで使ってみますとやはり、今のドライバーの方が forgiving (ミスを補ってくれる) だなぁ、と思いましたです。



1番だ2番だって言うアイアンは、やっぱり普段から打ってないと難しいですね。

打てないことは無いんですが、うっかりすると酷いミスが飛び出します。
そして、ここのキクユ芝のラフみたいなライではちょっと私のパワーでは打てないと思いまして、ユーティリティーのありがたみが良く分かります。


パターのグリップは、「あの頃は こんなのを好んでいたんだろか?」っていう少し太めのロイヤルグリップでしたが、やっぱりロングパットは打ちやすいですね。

アイアンとつながっている感じがしました。


でもショートパットは、今使っている 重くしてあるピン・アンサーの方が安定しますね!



帰りに、二人でPier(埠頭)にあるフィッシャーマンズ・レストランへ立ち寄りまして、美味しいHalibut (ばかでかいカレイ) の料理を食べて帰りました。(^^)




7 件のコメント:

選ばれし物 さんのコメント...

こんばんは (=^・・^=)

 締め括りが 柿木とミュアフィールドとは 楽しい。
 バックも マグレガーも マグレガー
 気合を 感じます。

 癖になりませんか?

 こちら 中部で 柿木のドライバーを
 入れて ラウンドするのは 好奇の目が有って
 勇気がひつようですが
 米国では それ程 奇異な目で見られませんが?

 関東の 一部 千葉地域だけは
  羨望の 眼差しで 見られるかも知れませんが(笑)

  自分の ブログの私信に書いておきましたが
  強化月間 継続してください。
  
   家族の 目は 厳しいでしょうが・・。

trimetal さんのコメント...

ここもLAらしい風景のコースですし、海が違いと一層景色が良くなりますね。

それにしても、ウッドとL字パターの組合せは私の昔と同じです。当時はHirohomma/FE700の2鉄も使ってました。

ポストをスコアカード入れに使うのは良くあるみたいで、私の近くのTownコースも同じです。でも、2番ホールには置いてませんが。

まあ、スコアの方は慣れてないクラブと言う事で、仕方ないでしょうね。きっと慣れてくれば簡単に75くらいで回れるんじゃないでしょうか。距離的にはBlueティでも大丈夫でしょうね。

サンディエガン (Masao Sugimoto) さんのコメント...

同じ南CA沿岸でもサンクレメンテだけは他より絶対に気温が低いんですよね。
中々気持ちよさそうなコースです。

yspw さんのコメント...


選ばれし物さん、こんにちは。

元々が自分のクラブですので、スイングには合っているんですが、やっぱり forgivenessは違うなと思いました。

一番違うのが、ハイブリッド(ユーティリティ)の存在ですね。
あれは男子プロが使うのは反則でしょう。
長尺パターなんかより全然アドバンテージが大きいと私は思います。(^-^)

yspw さんのコメント...


trimetalさん、こんにちは。

景色良かったですよー。

あんまりディスカウント・サイトとかにも出てきませんし知らなかったので今まで行かなかったのですが、もっと早く行ってれば良かったと思いました。

存在知ってからも、ペースが遅いと思っていて敬遠していました。

古いクラブについては、完全に余興です。
気持ちいいんですよね、音もなく飛んで行くボールが。(当時はいい音だと思ってましたけど。(^-^;)

パターは、iPINGによると私はL字が合うらしいのですが、やはりピンアンサーの方が打ちやすいです。(^-^)

yspw さんのコメント...


サンディエガンさん、こんにちは。

暑さしのぎには良いですねー、本当に。

サンディエガンさんにお勧めできる程ではありませんが、思ったよりも良いコースでしたので、また行きたいと思いました。(^-^)

yspw さんのコメント...

選ばれし物さん、

忘れてましたが、マグレガーのバッグは当時からのお気に入りです。(^^)

白と深緑のカラーで、ウッドのカバーとかタオルとかも持っています。


バッグの方は、遠目には判んないんですが、手入れが良くないのでけっこう表面的には傷んできています。(^^;