8/19/2019

Green Slopes Golf のグリーンデータ・ブックレットをレビューします


こういうの欲しかったんですよねー。


Save Par LLC.っていうテキサス州オースチンの会社から出ている、グリーンの傾斜のデータを載せたブックレットです。
(テキサス州オースチンって言えば、ストーンコールドの出身地で田舎町のイメージでしたが、この頃はマイクロソフトの一大拠点にもなってて、ハイテク企業がどんどん増えてるイメージなんですが、こういうのもデータ収集会社のお遊び的な起業だったりするんでしょうか? …根拠ありません。)


こちらのサイトをご参照ください。

Green Slopes Golf   (←リンクをクリック。)


早速ね、いくつかコースを購入してみました。
今なら 4コース以上の購入で 40%オフ!とかでしたので、まずは 5コースほど。



実のところ、1コース試してみたら気に入ってしまいまして、5コース買い足して今は 10コースになってます。


各ブックレットに使い方のページが挿入されていまして、以下の通りです。


写真をクリックでサイトのGreen Analysisのページにリンクしてます。


グリーンの形は実際のグリーンの各ホールと同じ形、グリーン色の濃い部分が実際のグリーン上で高くなっているところ、白っぽい方が低くなっているところです。

図の下側が、コースでのグリーンの入り口にあたる方向です。

縦・横のグリーンのサイズとか、グリーンの難しさのレーティングが数値化されています。

グリーンの傾斜が、矢印の大きさと方向で示されていまして、さらに色分けされて分かりやすく表現されています。

図中に薄く引かれている等高線は、3インチの高低差を表現して引かれています。

矢印のお尻 (矢尻ですかね?) の位置は、5フィート刻みに配置されています。
実際に使ってみて、細かさとしてはこのくらいで十分だと感じました。
矢印での表現の合間に当たる部分を緑色のカラーリングの濃淡で表現して補っている訳ですね。 さらに等高線も引いてありますし。


販売されているコースのラインナップはどういう選択かはちょっと謎なのですが、私の周辺コースでは、すごく敷居が高いしプレイベート・コースでラウンドする機会もなさそうな、リビエラとかロサンゼルスCC、El Caballero CCとか入ってるかと思えば、ムニシパル(市民)コースのあまり整備のよくないグリーンのデータとか要るの?ってコースも入ってる割りには、私や友人が良くプレーするパブリックの人気あるコースが入っていないところが多かったりして、ちょっと戸惑います。

そのうちにラインナップが充実して、コース数がもっと増えることを期待したいと思います。


パッティングが好きで、こうしてブログ書いていろいろ試しているのに、グリーンの読みや記憶が今いっちょな私としては、これはもうすごい強い味方、新兵器です。

実際キャディさんが付いてくださったラウンドは (普段ほとんどありませんが)、明らかにパットが良く入るんですよね。
そういう意味では、期待大です。

このブックレットはR&AとUSGAのルールに適合するサイズで作られています。



7/29/2019

世界で6番目に危険なゴルフコース (Compton Par3 GC)


お友だちの y.k. さんのブログはいつも面白いんですけど、ひときわものすごく興味惹かれたエントリーがありました。

こちらです。 ↓

世界でもっとも危険なゴルフコース10選」 by Linkslover



うはー、このアフガニスタンのコースは危なそうだわー。

是非リンク先のブログ記事を読んでいただければ、と思います。(^^)


・・・2番と、6番、10番はラウンドできそうだな、って思いましたが、6番のコンプトンのパー3はうちからとても近くで、昼間ならまぁそれほど危険でもなくラウンドできそうだ!って思いましたので、行ってきました。

全ホール100yヤードちょいの全部パー3のゴルフ場です。日本ではショートコースとかって言いますが、こちらではなぜか Executive Courseって言います。
エグゼクティブ・コース?? キッズ・コースとかじゃなくて? って思いますよね。

忙しいビジネス・エグゼクティブの人々が 9ホールをささっと短時間でプレーする、ってとこからきた名前だそうですが、ほとんどのショートコースはエグゼクティブが来そうな感じは全然しませんですね。 (笑)


それっぽかったのは、こちらのコースでした。 ↓

ジャックさんと、テラネア (ゴルフ・リンクス)へ」 (過去のエントリー)



ここはめちゃくちゃ綺麗です。
まさにエグゼクティブ!って感じです。


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というわけで、どのくらい危ないんでしょうか?
(真面目に危なかったら行きませんけど。(^^;)


コンプトンが全米でも有数の治安が良くない場所だっていうのは本当です。
この辺りでも断トツにアフリカ系アメリカ人が多い地域で、実はすごくおいしい Smoke BBQのお店とか、南部の Creole系の Soul Food のレストランとかありまして、こういう系の食べ物がとても好きな私は、日のある時間帯に買いに行ったり食べに行ったりはよくやっています。


まずコースのクラブハウスはこんな感じです。


まぁ古くてちっちゃい感じです。



駐車場の方から見るとこうです。
カリフォルニアらしいヤシの木が1本そびえてますね。


近隣のお店はコンプトンらしく窓ガラスや入り口のドアに鉄格子が用意されています。
治安のよくない地域のお店や家はここにかぎらず大抵は鉄格子完備です。



で、なぜか大抵こういうお店は韓国系のオーナーがやってます。
以前ロサンゼルスで大規模な暴動があった時、主にヒスパニック系や黒人系の人たちが暴れて韓国系のお店がたくさん被害にあった、ってことがありましたけど、そういうところにお店出してるから必然的にそうなりやすいんですよね。


実はコースのすぐ隣は、小学校です。遊具が写ってますでしょう。




クラブハウスの外でスコアカードを取って、
 (なんか以前はスポンサー付いてたのか、全部カードの一部のページが破り取られてますね。 ・・・ハサミ使おうよ。)



いざコースの方へ。



これが1番ホールです。137Y。


一見、まぁまぁ綺麗そうな写真にはなってますが、ちょっとグリーンを外すと、ごわごわのこんな芝と格闘する羽目に。



グリーンは大きさも小さくてちょっと厄介。
乗せても、グリーン自体が結構ワイルドなポコポコ跳ねるサーフェスで荒々しいです。
傾斜も付けてあったり。


バッグからはウッド類を抜いて持って行ってます。


こちらは無理ゲー気味の 3番ホール。158y。


真っすぐ普通に打つと目の前の枝に当たっちゃうんですけど・・・
低いの打って回避。 でも乗らない。(笑)


5番ホール、109yはコース唯一のバンカーでガードされてます。



そこにカップ切られると意外にむずかしくなるよね。
どうしても右の方に打って乗せるショットになって... 3パッツ。



この日一緒にラウンドしたIsaiahとAlex。
良い人たちで、ギャングメンバーじゃなさそうでした。(笑)
入れ墨すごかったですけど。

このフェンスの後ろは川になってます。 ロサンゼルス川。


左側が川の8番ホール、136y。



ちょっとティーインググラウンドも荒れ気味かな。
さっきの 3人で撮った写真はこのホールの途中のグリーン近くの方です。


そしてこれが最終ホール 9番のグリーン。 このホールが一番長いはずなんですけどこの日は156yです。



この写真は目いっぱい綺麗そうなグリーンに写ってますね。
グリーンから逆向きに写真撮りました。


まぁこんなところなんですけど、日中はそんなに危なくはなさそう。(^^)

でも!
今日日夏時間は夜の 8時ごろまで明るいロサンゼルスなんですけど、このコースは午後 3時半までしかスタートを受け付けていません。
...なにをかいわんや、な感じ。(笑)


コースの Google Mapも貼っておきますね。

画像をクリックでGoogle Mapが開きます。

Los Angeles Riverは洪水時に水を引き入れて災害を防ぐ用水路的でほとんど水が入っていませんですね。
この西側すぐのところに コンプトンの中心地があって、そして南へ車で20~30分くらいでロングビーチ、っていう位置関係です。


日本からいらしてわざわざラウンドお勧めできるコースでもありませんので、少し詳しめにリポートしてみました。

たった $6でラウンドできますので、もしすごい暇だったら是非!

無事に世界で 6番目に危ないコースのラウンドを完遂いたしました。(笑)



7/25/2019

フェースバランスのパターの意外な活用法 ?


先週末、友だちとMountain Meadows GCというコースをラウンドしてきました。

ここは友人にとっては初めてプレーするコースで、私自身も7-8年前にプレーしたっきりで2回目、だったと思います。

非常によく整備されていて、ちょっと驚きました。
これからここをセミ・レギュラー的にプレーするかもしれません。(^^)


画像をクリックで拡大します。


この写真は384y登りのパー4、4番ホールです。 前半では、次の5番一番難しい438yのパー4に続いて難しいホールハンディキャップ3のホールです。

後方の山々もとてもきれいです。
いつものように朝焼けの時間帯です。

フェアウエーが左に傾いていてちょっと狭いですね。
左のカート道の左側もプレーは可能ですが、さらに大きく左に傾いていてしかもラフになってしまいますので 2打目はレイアップになってしまうと思います。

この日は二人ともティーショットは上手くフェアウエーに運べたのですが、2打目のグリーンへ打ち上げていくショットはグリーンを外してちょい手前、寄せきれずにボギーにしました。

すぐ横に、レース場や飛行場があって、なかなかに周辺がユニークなゴルフ場です。


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さて、このラウンド中にちょっと面白いことを友人が思いつきまして、これはメモしておきたいな、と思ったので書き記してみます。


こちらが 13番ホールの長いパー3です。213y。
ちょうど友だちの パトリックがティーショットを打ったところ。

画像をクリックで拡大します。


谷越えになっていて、かなり難しいホールです。
ホールハンディキャップは 2ですから、後半で一番難しいホールですね。

斜めに狙いますから方向にもよりますが、大体 165yキャリーしておけば谷は越えられます。斜めに狙うこと自体が難しいですよね。


コース図もリンクしておきますね。

クリックで、Bluegolf.comの当該ページにリンクしています。
(13番ホールのボタンをクリックしてください。)


ここで、「これってグリーンの方が高いかな? こっち(ティー)の方が高いかな?」ってなりまして。
二人ともレンジファインダーは持っているのですが、高低差を測るスロープ測定機能は付いてないやつを持っていまして。

このコースは友だちは初めてですし、私も覚えていませんでした。

上の写真で見た印象ではどうでしょうか?

私は向こうのグリーンの方が少し高いかな?って感じていましたが、友だちは向こうが少し低いんじゃない?って言ってました。


すると新しいパターを買って持ってきた友だちが面白いことを言い出しました。

『俺のパター、フェースバランスだからこれで見てみよう!』


友だちの新しいパターはこんなやつです。 ↓

画像をクリックでOdysseyのウエブサイトにリンクしています。


まぁパターはフェースバランスのパターならどれでも良いのですが、パター・フェースの水平面を利用して、高低差をチェックしてみようという訳です。

写真に撮ってみました。
撮ってはみましたが、焦点の合わせ方が人間の目ではありませんので上手く補正してくれません。 ということで 2枚撮ってみました。




言わんとしているところは表現できているかなと思います。

しゃがんでなるべく目線を低くして、パター・フェースの水平面に目の位置を合わせて、向こうのグリーン上のピンフラッグに向かって水平線を合わせてみます。

友だちの測定によると、『しゃがんだ目の高さが向こうのピンフラッグの真ん中の辺りに合う』ってことでしたので、そうするとこれはほぼフラットで同じ高さってことか。っていう結論になりました。


後付けになりますけど、Google Mapの地図で等高線も確認してみました。↓

画像をクリックで拡大します。


赤く x印をつけた位置が、13番ホールのティーとグリーンの位置です。
ほぼ同じ高さってことで良さそうです。


これ、意外と正確かもしれませんよ。
私はフェースバランスのパターを持っていませんので、活用できませんですが。(笑)



7/11/2019

ルー・リッキオ (Dr. Lucius Riccio) の法則


この間参加しました、スクランブル・トーナメントのイベントで登場したボール発射マシン。



こういったイベントでエンターテインするのが目的の会社がやっていて、エアーを注入したキャノン砲でボールを打ち上げます。

私たちのグループは、420y先のグリーンに 3発中 2発着弾。 (笑)


しかしこれですね、写真の右手前に私が持っていますように、ゴルフボールに直進性を確保するための羽根が付いてます。
これがないと相当 (左右に40-60yブレる模様です) 曲がるんだそうでして。

ゴルフボールを真っすぐに飛ばすのって、難しい訳なんですね! (笑)


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先日ゴルフ仲間のお友達から、「スコア = 95 - パーオン数 x 2 」 なる公式を教わりました。

存じませんでしたが、これ、リッキオ博士の法則というそうですね。

High HDCP、Low HDCPのアマチュアからスクラッチプレイヤー、プロに至るまで、大体この公式に +/- 2打の範囲に収まるそうです。

なんかすごいな。



この方がルッキオ先生です。

写真はUSGAのサイトから。クリックでリンクしてます。


USGAのサイトに、「Lou Riccio’s Golf Laboratory」っていうコーナーを持っていらっしゃって、スロープレー撲滅のための研究成果などをレクチャーなさっています。


米国式には、

(Score) = 95 - GIR x2 となりましょうか。 GIR (Greens in Regulation)

ラウンドごとにほぼ +/- 2打の範囲に収まるそうですが、ここは統計的に、私自身の過去10年間の年間平均データを確認してみました。

西暦年     Ruccio値     スコア          差         補正値
2008         76.8         81.2         +4.4        +2.4
2009         79.0         81.4         +2.4        +0.4
2010         78.8         81.1         +2.3        +0.3
2011         79.4         80.7         +1.3        - 0.7
2012         79.3         80.5         +1.2        - 0.8
2013         83.0         84.9         +1.9        - 0.1
2014         85.4         83.7         - 1.7        - 3.7
2015         80.9         81.9         +1.0        - 2.0
2016         81.0         82.4         +1.4        - 0.6
2017         83.1         83.6         +0.5        - 1.5
2018         83.5         83.2         - 0.3        - 2.3

2008年はラウンドのデータ数が少ないのでちょっとパーオン数と実スコア平均がかけ離れていますが、概ね法則に当てはまっています。

また、私の個人的なデータ管理の特殊事情として、今まで全部グリーンにほぼ近いパターで寄せる位置のボールは便宜上パーオンとしてカウントして整理していましたことから、ルッキオ先生のデータに使うべきパーオン率よりもパーオン数が若干高めに出てしまう傾向にあります。
大体ラウンドに1回ある程度ですので、パーオン数からは 1を引く (つまり Riccio値からは 2 を引く) くらいの数値に補正できるかと思います。 とてもアバウトですが。


2012年と2013年の間に大きくギャップがありますが、これは 2013年に両肘を謎の故障(四十肩の一種でしょうか?椅子が原因と思っています。)をしまして、無理にゴルフを続けてスイングを壊してしまったことにあります。

2014年はショートゲームが良かったというよりも、あまりにパーオンしなくなったために寄せやすい場面が多かったのかなと思われます。



・・・で、思うことはですね、この公式が非常に良く当てはまっているということは、「ゴルフのスコアはショートゲームだ」あるいは「Putt for dough drive for show」というみんなが思っているセオリーはあまり正しくなく、「パーオンすることこそがゴルフスコアの決め手である」ってことになりますね。

ちょっと身も蓋もない感じがいたしますけど、明らかにデータ的には真実です。
うーん、考え直さないとなー・・・。


(Score) = 95 - GIR x2 の公式が表現していることを手短に解釈しますと、「パーオンすると2打スコアが良くなるよ。」ってことですもんね。


差が +2を上回る場合は、ショートゲームが良くなかったかもしくは大叩きホールがあった場合などで、差がマイナスだった場合は逆にショートゲームが運よくすごい良いのが多くてパットも良く入った、っていうケースが想定できますが、あくまでもラウンド毎のブレの範疇であって、年間平均にすればこういうケースは均されてくるものと思います。


私自身の感覚では、10年前はオーバースイングで振り回して飛んでいたけどスコアはけっこう崩すことも多くゴルフが粗かった。という感じなのですけれど、
・・・実はよく飛んだ分パーオン数も多かった。ってことになります。


意外に喜ばしい点としましては・・・、
数字の推移を見ますと、ショートゲームはおおむね微々たるものではありますが少しずつ上達してきている様子です。(^^)

パーオン数は少しだけ持ち直しつつありますが、ドライバーの飛距離とともに落ちてしまった感があります。
(そろそろ青のバックティーからのラウンドを、白のレギュラーティーにする時期かもしれませんですね。まぁそれはそれとして。)


・・・とうことはですよ、いかに方向性を犠牲にせずにドライバーの飛距離を伸ばすか、ってところが課題になってきますね。

ショートゲームをすごい頑張って引き出し増やしてスクランブルの成功率を向上させたところで、平均スコアであと 1打良くなれば御の字ってことです。

パーオンをラウンドで 1個増やせれば、2打減りますからね。


ゴルフは如何に飛ぶかだろ? (ただしペナルティーは打たないように。)
っていうのは、PGAのプロに限ったお話ではないようです。



6/19/2019

ゴルフクラブを海にぶん投げ…たことあります? (Lucas Bjerregaard)


いやー、今年の US Openは見ごたえありましたねー。

ブルックス・ケプカの US Open 3連覇がかかってましたし(惜しかった!)、ローリー・マキロイはカナダ・オープンのぶっちぎり優勝で勢い付けて来てましたし、タイガーも一つ前のメジャー、マスターズを優勝して乗り込んできてましたし。
なにしろ あのペブルビーチでの開催ですし。(^^)




優勝したゲーリー・ウッドランドは最終日にこれまでにはできなかった3日目終わってリードした状態からクローズアウトする強さを見せて一皮むけた感がありますね。

写真はクリック先のサイトから


次のメジャー、 Royal Portrush Golf ClubでのThe Open (全英オープン) も楽しみです。


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そんな中、私がちょっと気になってしまったのがこちらの出来事です。



初日の 18番で 11を叩いてしまい、なんとドライバーを海に投げ込んでしまいました。

ルーカス・ビアーガード (Lucas Bjerregaard) というデンマークのプレイヤーです。
ヨーロッピアン・ツアーで 2勝を挙げているそうです。

今年の3月に、WGC-Dell Technologies マッチプレー選手権のクォーターファイナルでタイガーに勝ち、『子供のころから見ていた夢がかなった。』って言って感激していましたね。
(そのあとのセミファイナルでマット・クーチャーに敗れています。)

ケプカが優勝した今年の 5月末の PGA Championshipでは、3日目に 17番ホールでホールインワンを達成しています。


17番まで +3のスコアで来ていたのですが、この18番のティーショットをドライバーで左の海に。



続く打ち直しのショットも左の海に打ち込み、3度目のテーショットもドライバーで、今度は右の OBに。



それで ドライバーを海にぶん投げてしまったんですが、

...クラブを海に投げ込む機会ってそうそうないですよね?

池は結構あるかもしれないですね。普通はボールくらいにしておきます。
(そういえば、ローリー・マキロイがドラールで池にクラブをぶん投げたことありましたっけね。2015年か。)

この人が18番をプレーした時間帯は、夕方の満潮に近い状態だったんでしょうか。
ドライバーって、結構繰り返し微調整とかして、エース・ドライバーを持ってたりしないんでしょうか?
まぁこんだけ大事な場面で左に右に曲げちゃったらもう要らないのかもしれませんですが。


今大会では、昨年のマスターズチャンピオンのパトリック・リードも 2日目の 18番でフロップショットをミスしてしまい、ウエッジを腿で真っ二つに折っています。

https://www.golfdigest.com/story/us-open-2019-watch-patrick-reed-snap-a-wedge-over-his-knee-in-a-mesmerizing-burst-of-rage



最近でも印象に残ったのが、2016年ホンダクラシックの最終日、15番のPar 3で池に入れた後にボキッてやった、スマイリー・カウフマンです。

https://www.sbnation.com/golf/2016/2/28/11129950/honda-classic-smylie-kaufman-snaps-club-shane-lowry

「You F○○○ing idiot!!」って叫んで。

こういうときに、「スマイリー (Smylie)」なんて名前を親が付けちゃうと余計に印象に残ってしまいます。(笑)


私なんぞは、もっぱらお金を払ってゴルフをやってまして、プレーしててこんなに腹立つってことはありませんけれども、プロじゃなくてもクラブ投げたり叩きつけたりするゴルファーの方々はいらっしゃいますよね。


特にそういうのを批判したいわけでも何でもないのですが、このペブルビーチの US Open での 2件を見て思ったのは、このプロたちは案外冷静に計算しているんじゃないかな、ってことです。

ルーカス・ビアーガードも、もしかしたら『海に投げるチャンスは滅多にないぞ。』って頭の片隅で思ってたりしたかもしれません。
どうかすると、『みんな俺のこと覚えてくれるかもな。』とかも思ってたりして。

二人ともね、18番でしょう?
クラブ破損したり、無くなったりしても、補充できちゃうから支障ありませんよね。

私はこの際、“故意の”クラブの破損、紛失には大会中ずっと最後まで4日間補充をさせないルールを導入すべきと考えます。


そうやって見ると、放送禁止用語まで叫んじゃって、15番でやっちゃったスマイリー君なんかは、本当に頭に血が上っちゃった感じでむしろ好感持てますね。 普段がスマイリーだけに。



(ホントかよ? こんなこと書いちゃって良いの? (笑))





6/09/2019

アイアンセットのカーボンシャフトを検討するかも?


早朝、会社行く前にオフィス近くの市民ゴルフ場で 9ホールだけ歩いてラウンド。



っていうのを、バッグを担ぎで歩いて月に 2回くらいやるんですが、朝は気持ちが良いですね!
こういうときはコースには贅沢言わないで、近さと利便性をとって早起きして、朝の 9時前にはオフィスに着くようにしてます。


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これ、なんかのゴルフ雑誌で『カーボンシャフトは軽くなるということもあるものの、スチールシャフトと違ってへたり(金属疲労)が来ないのが利点だ。この頃は重くてしっかりしたカーボンシャフトもあるのでジャンボも試している。』とか読んで、もうかれこれ 20年ぐらい前から気になっているんですが (←気が長すぎ)、なんのきっかけもなくいよいよ気になってきました。(笑)

おそらくカーボンシャフトの出来はさらにさらに向上していて、すごく良いんじゃないかと思うんです。

とはいえ、スチールシャフトが折れた経験は 2度しかありませんで (一回はグリップの途中がスイング中に折れて右の中指を手酷く怪我をしましたが)、スチールシャフトがへたるほども練習するわけではないのでまぁ用は足りているのですが。

スチールシャフトにも何種類かお気に入りとそうでもないのがあります。
一方のカーボンシャフトには選択肢が広くて種類も多く、どれを選べば良いか見当もつかず躊躇しています。 予算的な意味も含めまして。


画像はKBSのサイトからです。

現在のシャフトは、KBS Tour 90 C-Taper というもので、Siff ‐Flexですと重さが 102gとスペックに書かれています。


その前に使っていたのが、KBS Tour Smoke の Siff ‐Flexで重さが 120gでした。




画像は、TrueTemperのサイトからです。


そのまた前は Dynamic Gold の S300で、130g でした。
これはずーっと、ゴルフ始めてから 2012年までこのシャフトでした。

日本にいた時から、並行輸入品のクラブセットをプレーしていましたので、ずっとこれでした。


KBS Tour 90 C-Taper になった時に、ちょっと軽くしようかなー、と思いまして、Dynamic Gold 105 (当時はDyna Lightでしたかね?) の Stiff‐Flex 103gとか、NS Pro 950 とか試打したりしました。
130g  →  120g  →  102g って、だんだん軽くなって来てますね。


そこで今回気になっているのが、

画像はUST Mamiyaのサイトからです。


UST Mamiya の Recoil 110 か Recoil 95 っていうシャフトの、フレックスが F4 っていうシャフトです。
シャフト重量的には、それぞれ 107g、93g 前後っていう感じになりますでしょうか。


まだ 買っても試してもいない皮算用エントリーなので(笑)、レビューができませんのですが、何か月か経って忘れていなかったら実際にプレーしてみてレビューしたいと思います。



5/16/2019

PXG 0211 アイアンセットが新発売


家族であの有名なハリウッド・サインの後ろ側までハイキングに行ってきました。
途中にWisdom Treeっていう木が立ってるポイントがあってそちら経由でトレッキングしていったのですが、思いの外険しくて驚きました。



反対側からアプローチしますと、かろうじて車でも上がってこられる道がありまして緩やかにハイキングできるのですが、こちらはこちらで基本的には通行止めになっていまして、かなり回り道をして登ってくるハイキング道が推奨されてまして、なかなかややこしいのです。

険しい方から行って、帰りは反対側に降りて途中から Uber 拾って帰りました。
娘が足疲れちゃったので。(笑)

なかなか楽しい週末でした。


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これは良いの出ましたねー。
もちろん 6-12か月は様子見ますけど、買っちゃうかもなー。

こちらの写真はちょっと前にMy Golf Spyで紹介された時の。
クリックで記事にリンクしています。


PXGのサイトもリンクしておきますね。
スペックなど詳細が載っておりますので、リンク先でご確認ください。

INTRODUCING OUR NEW CAST PXG 0211 IRONS. THESE JUST MIGHT BE THE FINEST CAST IRONS EVER MADE.

https://www.pxg.com/en-us/clubs/irons/0211



テクノロジーが紹介されています。

業界最薄のフェース、HT1770のマレージング鋼製です。



画像をクリックでPXGの0211のページへ


1.5㎜で、1セント硬貨くらいの厚みだそうです。
ボールの打ち出しのコンディションに良い影響があるのと 、アイアンヘッドの肉を後ろに回せるということで深重心化して MOI の設計が最適化されている模様です。


COR2 テクノロジー は、中空にして中に特殊樹脂を詰めてダンパーにしているそうです。
鋳造クラブながら、薄フェースと相まって柔らかい打感を実現しています。

画像をクリックでPXGの0211のページへ


フェースの有効エリアが 15%拡大。
結果として、フェース全体の大きさはそのままに、打撃有効エリアを15%も拡大できたということです。

画像をクリックでPXGの0211のページへ


トゥ側のスコアライン入ってないところまで使って打つこともある私の場合には、ものすごく助かる機能です。(笑)


価格帯としては、1本 $195 ということなので、5I-PWの 6本で $1,200、『PRICED WITHIN REACH』と宣伝されています。



画像をリンクでPXG.comのサイトにリンクしています。


前の 0311 と比べると他社のアイアンセットに近い価格設定になっていますが、打感の良さや、打った時の易しさ、見た目のカッコよさは失わずに低コスト化を実現した、ってことなので期待できそうですね。


マジで良さそうですね、今度のクラブ。

正直言いまして、私は 0311の見た目がトライポフォビア気味で全く好きではありませんでしたので、今度の 0211の見た目はすごく良くなったと感じます。 個人的な好みの問題ですが。


Taylormadeの 790アイアンも中空で易しそうでカッコ良いんですけど、こっちの方がよりforgivingって感じしますねー。 でもあっちは Forgedだしなー。

両方とも魅力的だなー。(個人的感想)



4/27/2019

パターカバーを新調


いやー、オーガスタのマスターズ・ト-ナメントすごかったですねー。

タイガーの復活はじり貧気味のゴルフ界にとって嬉しいニュースになるんでしょうか。なって欲しいところですが、タイガーも43歳なんですね。

ちびっこの頃からTVにも出ていたりして有名でしたが、


この写真より少し小さい 3歳の頃に Executive Course (日本でいうショート・コースです。) の 9ホールをスコア 48で回ったって話があるのですが、そのコースをご紹介したエントリーをリンクしておきます。

  「Navy ゴルフコース (クルーザー・コース)

リンク先で読んでいただくとわかるのですが、70-100yが並んでいるパー3 コースではなく、パー31でトータル 2020yあって、池や谷なんかも配置されててなかなかタフなコースです。 3歳児で 48はまさに驚異的。



もう一つ、マスターズ観てて気になったのはこちらです。


TV画面を撮ってキャプチャーした写真ですが、アダムスコットの持っているパター、以前ご紹介しました Directed Force パターです。

こちらも以前のエントリーをリンクしておきます。

   「PRESS GRIPS (プレス・グリップ)

私自身は内容的にはグリップのみを取り上げて体験していますけれども、このパターは “ライ角バランス” というテクノロジーをもとに作られている、優れもののパターです。

画像をクリックで、directedforce.com へ。


いわゆるフェースバランスのパターっていうのは、シャフトで支えてバランスさせるとパターフェースが真上に向いてヘッドがバランスするように作られていますが、それだと、構えた姿勢でグリップを握らずにゆるんゆるんにセットした状態で左右に振るとパターヘッドがグルングルン暴れちゃうんですね。

このパターは、ライ角でバランスした状態で左右にストロークするように揺さぶった時に、パターが自重でパターフェースがカップの方を向いたままバランスして安定してくれます。

このパターは、EdelやOdyssayの出したトゥが上向いてバランスするパターよりもさらに理に適っていると感じます。

リンク先のビデオをぜひともご覧になってみてくださいね。


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さて、そんなこんだ言いつつ、今回買いましたパターカバーはこちらです。




キャメロンのオリジナルのパターカバーはちゃんと保存して持っているのですが、代わりに付けて使っていたパターカバーが痛んじゃって駄目になってしまったので、またもやサードパーティーのパターカバーを購入して付けることに。


こちらは、PRG Golfという、ゴルフ・アクセサリーばかり扱っている会社のオリジナルデザインです。

PRG Golf
https://www.prg-golf.com/


私が選んだのは、カリフォルニア州の州動物グリズリーと州の形があしらってあります、Californiaデザインです。


こちらの画像をクリックしていただくと、いろいろなデザインが載っているページにリンクしてありますので、ご覧になってみてください。



なかなか個性的な面白いデザインが多くて、商品もこの会社のは手作り感があって良いと思います。

こういうの買うとモチベーション上がりますね!

パターを手に取るのが毎回楽しみです。(ちょっと大げさか?)



4/11/2019

ゴルフ用スティックにスマホをマウントするためのクリップ



マスターズ・ウイークですねー。(^^)

これ、ご覧になりましたでしょうか?



リッキー・ファウラーが J. トーマスのボールを飛び越えてカップインさせたんですが、いにしえの大昔はこういうルールでゴルフしていたんですよね。

ビリヤードさながらに、相手のボールがブロックしているときは飛び越えてカップに入れないとならないっていう...

で、その後、赤い毛糸でボールをマークしてボールをどけてから打つようになったらしいです。

まぁ、その昔はグリーンの芝も長くって、パカーンと打っていた頃のお話らしいので、ウエッジのようなクラブ (ニブリックとか) でやってたんじゃないかと思いますです。


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表題のまんまなんですが、スマホ用のクリップを買いました。
eBayで $6 いくらかだったでしょうか。(こういう安くて品質とかある程度どうでもよいものはよくeBayで購入します。)



ゴルフスイング練習用のスティックは持っていませんでしたので、園芸用の黄色いやつを $1.20とかで購入しました。


一応、Amazonで購入できるリンクとかも貼っときます。↓

クリックでアマゾンの購入ページに飛びます。

日本のアマゾンにもきっともっと良いのがあろうかと思います。


ゴルフバッグに入れてみました。


スマホでスイングの動画撮影とか、いままでは三脚持っててそれでやってたんですが、この方が手軽ですね。
ワンタッチでクリップを外してキャディーバッグのポケットに入れておくつもりです。


クラブのシャフトにつけても良いので、必ずしもスティックは必要ないのですが、撮影の他にもう一つ試したいことがあったんですよね。


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以前から色々と種類はあるのですが、自立するパターってのがありまして。

こちらのパターは、アーニー・エルスが実際に全英オープンでプレーするときに使ったということで、ちょっと話題になっていました。

クリックでその時の記事にリンクしてます。

クリックでその時の記事にリンクしてます。


グリップがとても軽くなっていて、ハンマーバランスになっているとかも自立パターの効果なのかも知れませんですが、もう一つは、練習時にパターを目標に合わせて構えてセットして、本当にそれが自分の思った方向に向けてセットできているかどうかを『自分で』確かめることができる、っていう点はけっこう大きい利点なんじゃないかと思ったりします。

クリックで記事にリンクしています。

今年の1月の記事ですが、元メジャーリーガーのジョン・スモルツ投手も練習に使っている模様。

新しい種類の自立パターが出たんですよね。
今まであったものより、パターヘッドとかのスタイルがオーソドックス寄りになってます。


すごい興味深々でいたのですが、いまいっちょヘッド形状が好きじゃなかったりとか、普段グリップ内にカウンターウエイト入れて重くしていることもあったりとかで、買わずにいました。

で、まぁ、代替え案として、こんなの考えていたんです。



パターを構えて目標に合わせてセットアップしたら、そばに置いておいたスティックを持ってきて、パターを支えて自分で立たせます。

そして自分は手を放して、パターヘッドのセットされた向きを確認する、と。

写真は軽いフックラインですね。
これ、けっこう良いんじゃないでしょうか?  (笑)