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1/18/2025

ミドルレンジのパット、具体的な取り組みのアイディア‐1


とても気に入っている季節・時間帯の富士山です。


Red, White, and Blue (赤、白、青)の富士山。
この写真が撮れるのは冬の早朝のほんの十数秒くらいの短い時間です。
アメリカ人の友達にも気に入ってもらえます。
(フランス人の友人はおりませんのですが。)


---


前記事の続きです。

問題点はデータから見えてきた訳なのですが、問題点が分かったからと言ってすぐに直せるというものでもありません。
対応策、改善策への取り組み方法を考えなくてはいけません。

ひとつ言えることは、「とにかく慣れること」あるいは「練習あるのみ」などの猛練習を必要とする対策は、...私の辞書には載りません。笑

正直言って効果的な解決策はまだ思いついておりません。


まず、前回取り上げてまとめました、問題点を。


A. 3~10フィートの、ショートMP(1.2m〜3m)
ワンパットでカップインする確率が20~80%の範囲でいわゆるスコアを左右する要素が強い領域のパットをショートMP(1.2m〜3m)としました。

こちらは、ワンパットをどのくらい増やすことができるのか?という課題です。


B. 10~32フィートの、ロングMP(3~9.6m)
カップインする確率はほとんど5%以下で、徹底して2パットを目指し、外しても返しを比較的容易に決められるようにすべき領域のパットをロングMP(3~9.6m)としました。

こちらは、3パットを防ぎつつカップを脅かすようにストロークするという課題です。


3.クロ狙い2.3の改良
グリーン周りの10~30yのハッスル・ゾーンで、ワンピンかワンクラブか?という瀬戸際をどう攻めていくか、という領域になります。

状況別に合わせて狙い方やストロークの際の意識付けなど、特に砲台グリーン特有のボール位置の傾斜や、グリーンとの高低差、を考慮した狙い方、そして構え方、クラブ選択を含めました打ち方を探ってみたいと目論んでいます。


ーーー


今回は、B. のロングMP (10~32フィート、3~9.6m)から。

問題点の詳細を探るため、昨年のラウンド中に3パットにつながってしまったミスを、思い当たる範囲であげてみます。

・富士山周辺コースでは下りのパットがものすごく速くなることがある。思いがけず打ち過ぎて、外れてから6-10フィート(1.8m-3m)も行き過ぎてしまう。

・グリーンが亀の甲状で、マウンドを超えたあたりにカップが位置していて、上りの後特にカップを過ぎてから下っていて、思った以上にスルスルスルーっと通り過ぎてしまい、距離を残す。

・かなりの下り(2%くらい)と読んでカップまでの半分の距離でストロークしたが、全然手前で止まってしまい、下りで6-7フィート(2m前後)も残してしまう。

・軽い上りでフックラインと読んでカップ3つくらい右にエイミングしてストロークしたが、むしろ右に切れて行ってしまい、??となった。
セカンドパットも、方向が全く違う上にその前の読み違いで混乱しており、まともに読めずにミス。


この範囲のパッティングストロークは、私の場合でだいたい 2歩~14歩程度のストロークになります。本来であればデジタル管理をしやすく、パッティング・スピードに関しては考える必要がなくラインに乗せたりカップインさせることに集中したりしやすい範囲の距離であるはずでした。

本人的には過信していたつもりは決してないのですが、積極性が雑な方向に出てしまっていたかも知れません。結果的に3パットを増産してしまっていたのではないか?と思い返しました。

今後の方針としましては、この2歩~14歩の距離の場合に、今まで以上にグリーンの読みに工夫をしまして、確実に2パットで済むように意識付けをして臨むようにしたいと思います。

ラグパットをしてできるだけ2パットで行こうとするロングパット(LP)も基本的なアプローチとしては同じなのですが、やはりLPの場合は横からの読みを重点的にして、前後の距離をできるだけピンハイに付けたい、ロングパットの場合は「カップ」というよりも「ピン」を意識して1mの円の中に入れる意識で取り組みたいと思っておりますので、今回のロングMPとは違います。

まだ今後、このロングMPの領域(2歩~14歩)でなにか良いことを思いつきましたらまた記事にして練習及び取り組みにしていきたいと思います。


次回は、ショートMPについてのとりあえずの取り組みについてです。


−−−


とりあえず、練習開始です。

メインのテーマは、

・距離感をぴったり目に打つこと。
・微妙な傾斜に合わせたスピードのコントロールを心がけること。
・方向性はフェースの向きをスパットに合わせることにだけ集中。
・ストロークは特に決め事はなく、フォローを止める。
・ボールの行方をしっかりと最後まで目で追うこと。

です。


まずは微妙に登りの若干フックライン。(サムネの画像の感じだと下りに見えてしまいますね。)
距離は約16フィート(約5m弱)で、グリーンの速さはおおよそ11〜11.5フィートくらいで若干速めです。


カップの後ろから、目線を低くして傾斜をよく読みます。
そしてボールまで歩測をしていって、グリーンの低い側の位置からカップとボールのラインを横から見て上り下りをよく観察します。これも姿勢は低い方がベター。
最後にボールの後ろからカップの右のエイミング・ターゲットを見て、構えるためのスパットを見つけます。
スパットに対してパターフェースをセットして、スタンスを取ります。
そして補足した歩数を、グリーンのスピードを考慮して傾斜を考慮して換算し、あらためて決めた歩数のストロークをします。
この動画では、距離は7歩ちょいありましたが、5歩のストロークで打っています。

1球目がわずかに谷側に外れました。
これを本当に微妙にエイミングのスパットを微調整してもう少し膨らますように構えて2球目を打ちます。
しかし依然として重要なのは縦の距離をブレさせないことです。
この動画のパットはまたしても谷側に外れ、1球目のボールに当たりました。
上手くアジャストして打ったと思ったのですが、距離が5m近くありますとなかなかに微妙です。


こちらは今度は反対側から。
逆になりますので、微妙に下りの若干のスライスライン。
距離は約16フィートで、グリーンの速さはおおよそ11〜11.5フィートくらいです。


手順はさっきの動画とほぼ同じです。
カップの後方からボールを見る位置で姿勢を低くして傾斜を見て、グリーンの低い位置からライン全体の傾斜を見ます。
歩測をして、ボールの後方からターゲットを見てスパットを決めます。
こちらの動画では、補足して7歩の距離を4歩のストロークで打っています。
こちらは 1球目がカップインしました。
動画で見直す限りでは、ボールスピードもまずまずだったとは思います。
でも、カップインしなかったら3フィート(1m弱)くらい通り過ぎたかもしれません。

2球目は、subconscious (潜在意識)的に若干ストロークが弱まっているようです。
自分の conscious (意識)としては、決め打ちで4歩のストロークで打っているつもりですが、人間の脳の対応能力は面白いです。
そして、このボールはわずかに曲がりきらずカップを外れていますが、下りのパットのスピードのコントロールとしては理想的でした。
左下に写っていますが、グリーンのカラーはすぐそこで、カップのあとにぐぐーっと下がっていますので、カラーまで出てしまいますからあまりオーバーしたくない状況です。


もう一つ、ボール側からの動画も撮りました。
1つ目の動画とだいたい同じポジションから、反対側からの映像です。
こちらから見ますと上りに見えますね。1つ目と同じラインです。


こちらは手順として歩測が先になっています。
そしてカップの後ろからボールに向いて姿勢を低くして傾斜を確認しています。
ボールのところに戻ってくる途中でグリーンの低い位置からの傾斜の確認をしています。
(この辺りの読みは、自分の番が来る前にこっそり済ましておくのが良いですね。時間短縮になりますものね。)
ボールの後ろからカップ右のターゲットに向かってスパットを探して決めて、パターをセット。
私のストロークは、アーク型です。
1球目はわずかに左に切れました。カップを1foot (30cm)くらい過ぎて止まりましたので、若干弱かったかもしれませんが、私の場合はデジタルに決め打ちなのでそこは気にしません。

2球目はエイミングをもう少しだけ外に膨らませて。
ストローク後のフィニッシュを止めた状態でボールの行方を目で追っています。
今度はカップインしてくれました。
2球目じゃなくて1球目でカップインする率を上げたいですねー。あくまでも読みの正確さと運によりますが。


今回の練習くらいのコントロールの利いたパッティングをしていれば、ロングMPで3パットをすることはないでしょう。

ロングパット(LP)は多少合わないことがあっても仕方ない面もありますが、今回の重点領域でありますロングMPを、今まで以上に丁寧にやっていきたいと心に誓いました。
(ひとつ気がついたのですが、昨年一年間、進行とか同伴の方とのやり取りに重きをおいてしまって、目線を下げるのを省いてしまっていることが多かったように思いました。そこはしっかり目線を下げたいと思います。身体能力的にカミロ・ビジェガスのようにはいたしませんが。)



1/15/2025

ミドルレンジ・パットでの取り組み(今年の課題の一つ)

昨年の暮れに入手しましたSTARWARSのキャディバッグに合う良い感じのアイテムを見つけました。


裏側にバーガーキングのロゴをパクったおふざけデザインのボールマーカーもマグネットで装備されています。(このマーカーはいろいろ種類があるようです。一般のマーカーと入れ替え可能です。)

ミレニアムファルコンがなかなか精巧にできていまして、重量感も多少ありまして、なかなか良いです。お気に入りです。

昨年12月の記事にリンク

もう最近はクラブには買うものがなくなって来まして、こういうものを購入して気分を上げて行こうと思ったりしています。


---

昨年のラウンドのデータの分析をして気が付いた点がありました。


1.まずは、パーオン率の低下とGIR時のパッティングの増加です。

コピーして持ってきて比べてみます。

2023年
Score Average:    +5.3
Putts per Round:  29.80
Putts per GIR:     1.956
(パーオン率は8.17/18ホールで、平均15.85パットでした。)
(ただし6/27/2023まで米国のデータ。以降は日本へ帰国後)

  ↓

2024年
Score Average:    +9.4
Putts per Round:  30.72
Putts per GIR:     2.440
(パーオン率は6.64/18ホールで、平均16.20パットでした。)

これはちょっと由々しき悪化です。

スコアで+4.1打/round、パーオン数で-1.53/18holes、ラウンドのパット数で+0.88打/round、パーオン時のパット数で+0.48打/holeも悪くなっていました。

1ラウンドあたりのバーディ数も悪化しています。
そりゃあそうのはず、パーオン時のパット数が+0.48打/holeも増えていましたので、ワンパットより3パットの方が多いということです。


2.Z版頑張り率  もう一つ顕著なのはこちらの指標の数値が低下したことです。
(ボギーオンでどれだけパーセーブできているか、という指標です。)

2023:  261/482 = 54.1% (59ラウンド)
2024:  142/308 = 46.1% (39ラウンド)

2023年後半の日本に戻ってきたばかりの時は、37.5%まで低下してしまっていました。
どんだけ対応できてないのよ?っていうことなのですが、技が多彩ではありませんので、経験値を積むのに時間がかかります。

この指標は、ラウンドのパット数(Putts per Round)にもダイレクトに影響します。


上記2点の改善が必要ですが、どういった取り組みをしてどう改善をしていくか、を考えていかねばなりません。

まだ方法論は見つけておりませんが、問題を整理してどの状況下で何を改善していくのか、というところですが、データから思い当たる問題点が、実はロングパット(LP)でもなく、ショートパット(SP)でもなく、ミドルレンジのパッティング(MP)です。


日本のゴルフコースには、2グリーンで個々のグリーンの大きさは小さいものが多く、直径で30yかそれより小さいものも少なくありません。したがって、15y以上のロングパットはあまり発生しません。
ポテトチップ型のうねっていて大きなグリーンのロングパットがスコアにとってはひとつのカギだったゴルフとはうって変わりました。

ロングパット(LP)が減って3パットが減少するかと思いきや、かえって増加しています。
自分では意外だったのですが、これは自信を持っていたはずのミドルレンジのパットで3パットをやらかす機会が増えているということになります。


ーーー


以上を鑑みまして、当面のあいだ取り組んでみたいと思っております内容が以下です。

A.ショートMP(1.2m〜3m)のカップイン率の改善  
B.合わせてロングMP(3m〜9.6m)の3パット削減
3.クロ狙い2.3の改良



A.と B.はどちらともミドルレンジのパットですが、4フィートから10フィート(1.2m〜3m)、10フィートから32フィート(3m〜9.6m)の二つの距離で分けて考えたいと思います。

理由は以下の通りです。
2008年ごろのちょっと古いデータですが、

ツアープロは、

3フィート(約91cm)で90%、
6フィート(約1.8m)で50%、
9フィート(約2.7m)が30%、
12フィート(約3.6m)が20%、
18フィート(約5.4m)で10%、
30フィート(約9.1m)で5%、
42フィート(約12.7m)でも約4%がカップインします。

一方のアマチュア(HDCP15-25)では、

3フィート(約91cm)で75%、
6フィート(約1.8m)で25%、
9フィート(約2.7m)が10%、
12フィート(約3.6m)が5%、
18フィート(約5.4m)で2%、
30フィート(約9.1m)で1%、
42フィート(約12.7m)では0.5%しかカップインしません。

パットの成功率はこのくらいになります。
(ツアー・プロは、かなり遠くても4-5%の確率でワンパットを決めてバーディを獲っていくのですよね。)


このデータを踏まえましても、そしてラウンドしている中での実感としましても、だいたい4フィート(約1.2m)ちょっと、私の指標で2歩(約1.4m)以下を個人的にはショートパット(SP)と認識しています。
ショートパットは、やや強めにショートしないように打っても、少し目標から左右にズレても入ってくれる確率が高く(横の下りのラインなどの例外はあるにはありますが)、パターフェースの向きにだけ気をつけて自信をもってストロークすれば問題なく80%以上はカップインしてくれる範囲とカテゴライズします。

(前提として、2歩以下のパットは読みが大きく外れていなければ基本入ることがほとんどだと感じていまして、ショートパットはどちらかというと得意としています。)

ーーー

そういう訳で、3パットの確率がそう高くはない(デジタル式のストロークのスピードの管理で打ち分けやすい)ミドルレンジのパット(MP)に今回焦点を絞ることにしました。

そのミドルレンジのパット(MP)のなかでも、

A. 3~10フィートの、ショートMP(1.2m〜3m)
ワンパットでカップインする確率が20~80%の範囲でいわゆるスコアを左右する要素が強い領域のパットをショートMP(1.2m〜3m)としました。
こちらは、ワンパットをどのくらい増やすことができるのか?という領域です。

B. 10~32フィートの、ロングMP(3~9.6m)
カップインする確率はほとんど5%以下で、徹底して2パットを目指し、外しても返しを比較的容易に決められるようにすべき領域のパットをロングMP(3~9.6m)としました。
こちらは、3パットを防ぎつつカップを脅かすようにストロークすべき領域です。
(これを超える LP(ロングパット)の領域では、ラグパットに徹して寄せに行きます。)


上り下りや、横のライン、尾根にあって判断が難しい場合や、高麗芝でカップ付近で芝目の影響が強い場合などの例外は一部あるかとは思いますが、こうして距離別にパットの目的意識を明確にすることによって、あらためてストロークのときにどこに重点を置くか、という使い訳をしていきたいと考えています。


昨年はどうやら領域 A.ではワンパットを逃し、領域 B.では不用意に、あるいは読み違えによって3パットを増やしてしまっていたようです。

具体的に、領域 A.、および領域 B.におきまして、どのような取り組みができるのかはこれから考えていきますが、少なくともストロークの重点には意識的に区別をつけて打っていきたいと思います。


3.クロ狙い2.3の改良
クロ狙い2.3の改良についてですが、構想しておりますことは、基本的に打ち方そのものを改良するのではなく、状況別に合わせて狙い方やストロークの際の意識付けなど、特に砲台グリーン特有のボール位置の傾斜や、グリーンとの高低差 (←この二つは私が思っていた以上にカップへの寄り方に多大な影響があるようです。)を考慮した狙い方、そして構え方、クラブ選択を含めました打ち方を探ってみたいと思います。
(基本的にこれまでのクロ狙い2.3は58°のウエッジが中心で、上りの受けグリーンなど一部の条件で54°や50°を使っていましたが、今後はこれらでのトゥ打ちも含めまして、砲台グリーン用と冬芝用のアプローチを見直したいと思います。)

以前おととしになりますが「パーとボギーの境界線 (--> ハッスル・ゾーン(Hustle Zone))」という記事を書きました。
グリーン周りの10-30yというゾーンのことを指しますが、昨年はこのゾーンから3つもしくは4つかかってしまってスコアを崩す、ということが多々発生しました。

砲台を乗せきらず止まってしまうとか、冬芝で弾かれてシャンク気味にグリーン右に外れて転がり落ちるとか、バンカー越えでバンカーに入れてしまうとか、バンカー出るのに2回かかるとか、そういった、そもそも取り組み以前のミスも出ていたように思います。

やはり、ライに慣れる、距離が合う合わない以前のミスを徹底して減らす、グリーンの跳ね方に注意力を払い転がりを予想する、といったきめの細かい対応が足りていなかったように思いました。


何を対策して何が取り組みできるのか、いろいろと考えてみたいと思います。


1/01/2025

2024年の成績と、2025年の数値目標

あけましておめでとうございます。



例年は初日の出のご来光を見に行っていたのですが、今年はカウントダウンからの初詣にいきました。お炊き上げも行われていて。
子どもたち二人とも合格祈願していたのが成就していただけまして、参拝に。

ひとつには、米国には日本の神社がなかったんです。
仏教やキリスト教との違いかと思いますが、地域の自然や社会とのつながりが強いからじゃないかと思ったりしています。

本年もよろしくお願いいたします。

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毎年恒例の2024年の成績の振り返りと、2025年の目標を更新します。

昨年の記事はこちらです。 → 「2023年の成績と、2024年の数値目標

自分用のデータでカウントの取り方も独自ですが、毎年集計することに意味があると思っています。

昨年は日本に帰国後、御殿場東名GCの会員になりまして日本のゴルフにアジャストするべく過ごした年になりました。途中5月に米国出張してプレーした7ラウンドが入っています。(まだまだそこだけ特にスコアが良い状態でしたが、気長に頑張ります。)

ーーー

個人的にデータ整理で状況が変わりましたことは、日本のコースにはまだまだスロープレーティングの設定がなく、今まで通りのHDCPインデックスが計算できなくなったことは若干不便に感じます。

2グリーンのコースが多く、パーオン率がガクッと減ったことも大きいです。
グリーンが小さくてしかも砲台に持ち上げてあると寄せを打つ時の感覚、距離感も変わってきますので、そこが一番苦戦したところでした。

ラフは明らかに楽になっていますが、大きくミスした時に隣のホールからのプレーができないなども影響しています。

なんとかアジャストしていきたいと思います。

ーーー

昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)

2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)

2013年
Score Average:    +12.9
Putts per Round:  31.65
Putts per GIR:     2.016
(パーオン率は6.00/18ホールで、平均12.097パットでした。)

2014年
Score Average:    +11.7
Putts per Round:  30.44
Putts per GIR:     2.027
(パーオン率は4.80/18ホールで、平均9.730パットでした。)


2015年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  31.57
Putts per GIR:     2.051
(パーオン率は7.03/18ホールで、平均14.42パットでした。)


2016年
Score Average:    +10.4
Putts per Round:  31.98
Putts per GIR:     2.047
(パーオン率は6.98/18ホールで、平均14.31パットでした。)


2017年
Score Average:    +11.6
Putts per Round:  31.57

Putts per GIR:     2.111
(パーオン率は5.93/18ホールで、平均12.51パットでした。)


2018年
Score Average:    +11.2
Putts per Round:  30.71

Putts per GIR:     2.068
(パーオン率は5.74/18ホールで、平均11.86パットでした。)


2019年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  30.21

Putts per GIR:     2.003
(パーオン率は5.86/18ホールで、平均11.73パットでした。)


2020年
Score Average:    +9.6
Putts per Round:  31.56

Putts per GIR:     2.055
(パーオン率は7.11/18ホールで、平均14.61パットでした。)


2021年
Score Average:    +7.7
Putts per Round:  31.70

Putts per GIR:     1.994
(パーオン率は7.94/18ホールで、平均15.79パットでした。)


2022年
Score Average:    +5.7
Putts per Round:  30.69

Putts per GIR:     1.962
(パーオン率は8.43/18ホールで、平均16.54パットでした。)


2023年
Score Average:    +5.3
Putts per Round:  29.80

Putts per GIR:     1.956
(パーオン率は8.17/18ホールで、平均15.85パットでした。)
(ただし6/27/2023まで米国のデータ。以降は日本へ帰国後)

2024年
Score Average:    +9.4
Putts per Round:  30.72

Putts per GIR:     2.440
(パーオン率は6.64/18ホールで、平均16.20パットでした。)


昨年2024年は日本に戻ってきて本格的にアジャストしていこうとのプランでしたが、思っていたより時間がかかりそうです。

日本のゴルフにも少し慣れてきたかと思いきや、2グリーンのコースが多くてショットの精度の不足が原因で小さなグリーンに乗らず砲台をこぼれ、寄せも今ひとつ寄らない、ということとか、冬ゴルフのペタペタの芝には慣れ以上のテクニックが必要そうだということとか、なかなか思うように行きません。


案の定、パーオン率は大きく約1.5ホール分下がって 8.17/18から 6.64/18になりました。
この落ちた分をクロ狙い2.3を駆使してカバーしないといけないのですが、そこまで上手く行っておりません。


*ここまで見てきて、パッティングのスタッツを見て愕然としました。
Putts per GIRはパーオンしたときのパット数ですが、これが 1.95 から 2.44に大きく下がっています。
小さなグリーンにパーオンしたときのパット数ですから、不用意な(不可抗力のもいくつかありますが) 3パットが多発している、もしくはバーディチャンスをことごとく外している、の2つしか原因がありません。
これは少し分析の深堀りが必要です。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5
2013:    +7.3 +5.6 = +12.9
2014:    +6.5 +5.2 = +11.7
2015:    +5.3 +4.7 = +9.9
2016:    +5.5 +4.9 = +10.4
2017:    +6.1 +5.5 = +11.6
2018:    +6.0 +5.3 = +11.2
2019:    +5.2 +4.7 = +9.9
2020:    +5.3 +4.2 = +9.6
2021:    +4.4 +3.3 = +7.7
2022:    +3.0 +2.7 = +5.7
2023:    +2.5 +2.5 = +5.0 
2024:    +4.5 +4.9 = +9.4

2007年のデータは、11コースだけ。 プレーは近所の市民コースばかり
2008年の5月にブログをスタート、08年は延べ約39ラウンド
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少、初HIO達成)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。 (飛距離とショットの調子がベストだった年)
2013年は約30ラウンドです。 (肘痛発生)
2014年は約39ラウンドです。 (スランプ継続)
2015年は約72ラウンドです。 (以前バック9だった多くを18ホールでプレー)
2016年は約42ラウンドです。 (特に取り組みなし)
2017年は約56ラウンドです。
2018年は約49ラウンドです。 (メディテーション効果に気付く)
2019年は約62ラウンドです。 (飛距離が徐々に落ちてる…)
    COVID-19
2020年は約71ラウンドです。 (自分史上初、スイングに取り組む)
2021年は約99ラウンドです。 (2012以来のカンバックの年)
2022年は約114ラウンドです。 (念願だったアンダーパー達成)
2023年は約59ラウンドです。 (ベストスコアの-2達成、HIOも(ただし前半))
2024年は約39ラウンドです。 (日本の、特に冬ゴルフへのアジャストに苦労中)

スコアを大きく落とした印象です。
自分のラウンドを工程分析し最適化して過去3年スコアをぐっと減らしましたが、それが振り出しに戻ってしまった印象です。

ショットやパッティング技術は殆ど変わっていませんので、スコアを改善するにはやはりこれは工程分析をやり直して日本のコースに合わせた最適化の作業が必要なようです。

もともと技術力やショット力が上がって上手くなったわけではなく、持てるショットや技術でスコアを最小化するにはどうするか?という取り組みをしていたのですから、当然と言えば当然の結果が出たように思いました。


---

バーディー数も集計してみました。

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド
2012:  37個 (40ラウンド)
2013:  22個 (30ラウンド)
2014:  21個 (39ラウンド)
2015:  60個 (72ラウンド)
2016:  34個 (42ラウンド)
2017:  24個 (56ラウンド)
2018:  26個 (49ラウンド)
2019:  46個 (62ラウンド)
2020:  58個 (71ラウンド)
2021:  121個 (99ラウンド)
2022:  136個 (114ラウンド)
2023:  64個 (59ラウンド)
2024:  35個 (39ラウンド)
2021:  131個 (111ラウンド)
バーディー数も、1個/ラウンドを下回ってしまいました。
コースの距離がかなり短くなっているにも関わらず、昨年はイーグルも出ておりません。
引き続きパー5の3打目がカギになるとは思いますが、16フィート以下のバーディチャンスのときにしっかりある程度 の確率でカップインさせるように取り組みを始めるべきと思いました。

チャンスでのパット自体よりも「チャンス(機会)を増やすこと」に尽きる、と言う考えは変わりません。

ダボを打たないようにするマネージメント、グリーンを外した時 (GIRを逃した時) にいかにパー・パットを打てる状況に持っていく、できれば 1ピン以内グリーンが近ければ 1クラブ以内ぐらいにアプローチするよう心掛ける、ダボオンでも粘り強くワンパットのボギーで収めていく、というところに重点を置いてプレーする方針は絶対ですが、昨年は素ダボが増加していたという結果が出てしまいました。


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さて、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーならスクランブル成功としてデータを抽出したデータです。)


長年かかって掲げていた目標の「Z版がんばり率 50%達成」を達成し、%を増やしておりましたが、日本に帰国してからはZ版がんばり率も大きく下がってしまいました。
原因は砲台グリーンへの対応と、冬のペタペタ芝への対応です。

2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)
2013:  94/237 = 39.7% (30ラウンド)
2014:  160/360 = 44.4% (39ラウンド)
2015:  237/560 = 42.3% (73ラウンド)
2016:  208/493 = 42.3% (42ラウンド)
2017:  178/454 = 39.2% (56ラウンド)
2018:  181/412 = 43.9% (49ラウンド)
2019:  232/526 = 44.1% (62ラウンド)
2020:  228/535 = 43.1% (71ラウンド)
2021:  321/766 = 40.9% (99ラウンド)
2022:  465/917 = 50.5% (114ラウンド)
2023:  261/482 = 54.1% (59ラウンド)
2024:  142/308 = 46.1% (39ラウンド)

いわゆる寄せワンのパーを目指している訳ですが、データ的には打った距離別に仕分けをしていませんので、この指標を読むには注意が必要です。(ダボオン時の寄せはデータに考慮しておりません。)
Z版「がんばり率」のデータは、ボギー・オンしたホールが分母の母数です。


ボギー・オン数がこちらです。

アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年は7.58回、13年は7.64回、14年は9.27回、15年は7.78回、16年は7.70回、17年は8.57回、18年8.40回、19年8.48回、20年7.52回、21年7.9722年7.9923年8.1724年7.90回、。

実践中の 100以内の 2x6システム の効能で4年前からこの母数が増えました。(より遠くからボギーオンできてきた証だという解釈ができます。)


スコアにとって重要なパーオン数とボギー数の合計の数値ですが、一昨年は両方足して(8.17+8.17/18 = 16.41/18 でしたが、昨年は 6.64/18 + 7.90/1814.54/18ホールと大幅に下げました。
この数値はティーショットとセカンドショットの精度が重要ですが、それほどOBが多かったわけでもなく、やはり砲台を転がり落ちるところ、これが問題と思います。
パーオン率が下がっている分の影響が大で、ボギーオン率の方はさほど変わっていません。結果的にスコア直結のパーオンとボギーオンの合計が下がってしまっています。

グリーンが小さいコースが多のがショット精度の足りない私にとってはどうにも難点ですが、2つのバンカーの間が安全地帯になっているコースも少なくありませんので、この辺りを本格的に取り組んで、そこからのセーブ技術に活路を見出したいと思います。
今更大幅な飛距離の改善やショットの精度の向上を目指すのは良いことではありますが、還暦過ぎのゴルファーにとって効率的に捗る対策とは思えません。


ーーー

さてそれでは昨年後半に日本でラウンドしましたデータを環境変化を比較できるように見ていってみます。

まずはベースのデータです。
スコアと、パット数、GIR時のパット数と、パーオン率です。

2022年
Score Average:    +5.7
Putts per Round:  30.69

Putts per GIR:     1.962
(パーオン率は8.43/18ホールで、平均16.54パットでした。)


2023年
Score Average:    +5.3
Putts per Round:  29.80

Putts per GIR:     1.956
(パーオン率は8.17/18ホールで、平均15.85パットでした。)
(ただし6/27/2023まで米国のデータ。以降は日本へ帰国後)

2023年 (日本)
Score Average:    +8.8
Putts per Round:  32.23

Putts per GIR:     2.030
(パーオン率は7.61/18ホールで、平均15.46パットでした。)

  ↓

2024年
Score Average:    +9.4
Putts per Round:  30.72

Putts per GIR:     2.440
(パーオン率は6.64/18ホールで、平均16.20パットでした。)


スコアを平均で4打ほど落としています。
感覚的にはもっと落ちている感覚がしますが、プレーしている距離が俄然短いだけに不甲斐なさを感じるのだと思います。逆に言うと、飛距離を伸ばせたとしても対策にはならないことの証とも言えそうです。
ラウンド頻度が落ちるとちょっとしたミスショットが増えてしまう、これがパーオン+ボギーオン率にとっては切実な問題でもあります。


スコアです。

2020:    +5.3 +4.2 = +9.6
2021:    +4.4 +3.3 = +7.7
2022:    +3.0 +2.7 = +5.7
2023:    +2.5 +2.5 = +5.0 
2023(日本):   +4.2 +4.7 = +8.8
2024:    +4.5 +4.9 = +9.4 


前後半を分けていますが、日本ではインコース・スタートというのが非常に多くなっていまして、私の統計はホール番号通りで前後半をプレーした順番にしていません。
実情として圧倒的に前半に叩いています。


バーディ数です。

2020:  58個 (71ラウンド)
2021:  121個 (99ラウンド)
2022:  136個 (114ラウンド)
2023:  64個 (59ラウンド)
2023(日本):  13個  (13ラウンド)
2024:  35個 (39ラウンド)
2021:  131個 (111ラウンド)
バーディパットがなかなか入んないなー、っていう感覚が如実にデータに出ました。
隠れた傾斜とか、芝目とか、短めのミドルパットに出る影響が私には大きく出ています。
富士山の裾野に乗っていてコース全体が傾いている傾斜もパットのライン読みの計算に入れるようにしているのですが、どの程度なのか?どの角度で入るのか、ちょっと大雑把なので思っていない曲がりをすることがまだまだまだまだ多いんですよねー。

前段の方で、Putts per GIRが増えているデータも有りましたが、間違いなく4〜10フィート(1.2m〜3m) 辺りの距離のパットのカップイン率が下がっているのだと思い当たります。

砲台グリーンによるパーオン率の低下と、短めのミドルパットのカップイン率、この2つに対する対策が必要だと判りました。
どう改善するかの案はまだありません。


Z版頑張り率です。

2020:  228/535 = 43.1% (71ラウンド)
2021:  321/766 = 40.9% (99ラウンド)
2022:  465/917 = 50.5% (114ラウンド)
2023:  261/482 = 54.1% (59ラウンド)
39/104 = 37.5%
2024:  142/308 = 46.1% (39ラウンド)

ここのデータが日本に来てからだいぶ落ちています。
ただし、寄せのショットはそんなに悪くなくて、いまいち1歩以下に寄り切らず2-3歩、4歩残してしまって、それを外す、っていう悪化です。
ラウンド頻度と慣れの問題が影響しているように思いました。
この昨年の考えは引き続き変わっておりません。


ボギーオン数です。

20年7.52
21年7.97
22年7.99
23年8.17
23年(日本)は7.16回
24年7.90


昨年、ルー・リッキオの法則にはピンとこないゴルファーが日本には多い理由が判りました。
と書きましたが、小さいグリーンに乗せるのはなかなか難しいです。
15yを超すロングパットはほぼ不要でした。

いろいろ数値のデータは悪化していますが、引き続き「かなり安定して70台を出せるゴルファー」は目指したいと思います。

クロ狙い2.3の改良とか精度向上とかではなく、別の取り組みが必要だということが今回の分析でよく判りました。

2025年の目標としましては、引き続き日本でのゴルフへの対応が課題です。

せっかくアプローチ練習場が充実しているコースの会員権を入手したのですが、パッティング練習ができるグリーンが必要です。
そのグリーンへチッピングできる練習環境は...ちょっと望めないんですよねー、神奈川近辺では。(超高級コース以外)


ただ、取り組む課題ははっきりしました。

1. クロ狙い2.3の砲台グリーンへのアジャストの考案
     (まだ方法論はありませんが、ヒントとしてはパーオン率が減った分をボギーオン率に上乗せできれば、と思っています)

2. ミドルレンジ・パットの日本のゴルフ場に合わせた改善

・ショートMP(1.2m〜3m)のカップイン率の改善
     (まだ方法論なし)
・ロングMP(3m〜9.6m)からの3パット削減
     (こちらは縦距離の傾斜の読みとジャストタッチの徹底に尽きるでしょう)

(9.6mを超えるLP(ロングパット)については日本では出現回数が少なすぎるので改善を目論まず今までの精度で十分とジャッジしました)


さてさて、難題ですけど何ができるのか...



12/04/2024

STARWARS キャディバッグ / 朝練 @御殿場ゴルフセンター

8月頭の記事にキャディバッグを9年ぶりに新調したことを書きましたが、ちょっと掘り出し物を見つけてしまいまして、まだ4か月しか使っていないのに買い足してしまいました。

こちらです。


私はスマホの呼び出し音もSTARWARSのテーマです。
(息子ほど詳しいわけではないのですが。)

裏側にはストーン・トゥルーパー。


合成皮革のPVCとPUの複合使用でしょうかね。
この間のスコッティ・キャメロンの布製のバッグより少し重くて若干ポケットスペースが小さいです。

正面側の、脚にも文字が入っています。


いやー、ちょっと気分上がるなぁ。

ついでですから、この際ヘッドカバーも揃えて買い替えたいと思います。
ブラックフライデーのセールまだ終わってませんしね。

明日は結婚記念日ですので妻にはティファニーのギフトを用意しています。


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この記事SNSで流れてきて驚いたのですが、このメディア(SportFury.com)の書き方は わざと誤解を呼ぶように書いてますね。まんまと釣られましたが。



タイトルだけだと、『Tyrell Hattonがドバイでのトーナメントでクラブに何か装置を付けていてズルをしたので、USGAから罰金を科され出場停止になった。 詳しくはこちら...って読めてしまいます。

そして写真を見ますと、グローブに「Be Nice :)」ってマジックで書きこまれていまして、ええー? グローブにアドバイス的なこと書いちゃダメなの? いつルール変わったの? ...と思わされてしまいます。


しかしそんなはずはなく。
USGA主催のトーナメント(すなわち US Open)への出場停止にされる以前に出場権がありません。

ドバイのトーナメント中のお話で、DP World Tourでの出来事で、罰金処分はR&Aからなのでは?っても思います。

そもそもLIV Golfに移籍しているHattonは、PGA Tourにも出場できません。
(唯一優勝したArnold Palmer Invitationalになら出られるかも?招待制ですし。)


本文を読んでみますと、4番でタップインのパットが外れ、8番でパーオンにミスるとクラブを地面に叩きつけてディボットを飛ばし、13番でアプローチをミスると毒づいて悪い言葉を叫んだのがTVのマイクに拾われ、パー5の14番では3打目のアプローチをミスってブチ切れてクラブを叩きつけて折り、18番でもコースについて文句を言いながらボールを池に投げ込んで、あとから罰金を喰らったが6位に入ったらしいです。
(グローブの写真は、Hattonは切れやすいからBe Nice (笑顔)って書いて言い聞かせてるけど無駄だね、ってことですね。)

なんか、記事タイトルはドバイで起きたことと全然関係なくない?

ちなみにボロカスに文句言ってたコースは、LIVの親分のグレッグ・ノーマンの設計です。っていうオチで記事は終わっています。

実にくだらない...。


ーーー


さて、表題の朝練習ですが、このところ冬ゴルフのコンディションに対処できなくてスコア崩してますので、AWとかSWのトゥ打ちでライの良し悪し関係なく打つ練習をしました。

こちらです。


ボールをクラブソールが滑るマット上ではなく、黒いゴムの上におきましてヒールアップさせたウエッジのトゥ側のみの接地で抵抗を減らし、ポーンと少し上がる転がしで寄せていく打ち方です。

打った後にカメラにソールを見せていますが、トゥ側にゴムの黒い跡が付いています。
とりあえずこれを多用するしかないな。

このショットの距離感は、ロングパットの距離感でだいたい上手くいきます。

冬限定でジガーとかチッパーとかの導入も検討してみようと思います。
設置面積が小さくて、クラブの重さがウエッジ並みのものが良いかな。
(私はパターもすごい重いものを使っていますので。)

私の場合、UTの転がしは今一つ距離感が出ません。
傾斜が酷くてとにかく小さい幅で打ってグリーンに乗りさえすればいい時は便利ですが。

ーーー

こちらのショットは、林などからの脱出や張り出した木の枝と関わるショットの時に、低い弾道で木の枝の下を行くためのショットです。


8番アイアンで打っています。
9時3時くらいの 3/4くらいのストロークで打つのですが、ボールを右足のさらに外(右)に置いています。私の場合で靴の幅一つ分ぐらい外側です。
置く位置によっていくぶん高さが変わります。

クラブの番手を変えて高さを調節するのも手ですが、私の場合は転がっていく距離を変えるために番手を変えますので、基本的には8番で打つことが多いです。
使う状況に拠りますのであくまでも参考値のイメージになりますが、9時3時で打つと60-70yくらい低空飛行して90-100yくらいまで転がります。

こちら弾道を入れましたが、3階席から打っていますのでずーっと落ちていきます。この動画に関しましては弾道の線は打席の床の高さぐらいの位置で切っておきました。
その先はゴロで転がります。

ーーー

いつものように、1発目はウォームアップの素振りを複数回かましまして、思い切って打っていきます。


今回は素振り4回で打ちました。
ラウンド中に、自分の打順になってから何度も素振りをすることはありません。

実はとあるYouTube動画を見まして、若干の飛距離アップを図ってみてます。

スイング改造とか特にすることなくいきなりで応用できるようでしたので、今後取り組んでみます。
ネットに当たる高さが少し夏並みに飛んでいたような気がしました。
今まで冬はネットのホントに下の方に当たるのが精いっぱいだったように思います。

もう一つ別の、ステップを入れて飛ばす方法は(細かい体重移動を1スイング中に5回入れて打つ小達プロの方法、は体幹がしっかりしない私がやると)飛ぶように思いましたが安定しないので、猛練習してタイミングを安定させる必要がありそうでしたので断念しました。
取り組めないことはありませんが、練習量が少なくラウンドを入れながらの改造をする私の場合には向いていないとジャッジしました。


10/07/2024

PGM御殿場カントリークラブの2 / ...と3点間距離測定器のレビュー

先週末、2連荘でラウンドをしてきました。

まずはその第1弾、PGM御殿場カントリークラブのラウンドと、ひとつ前の記事で購入していましたレーザー測定器のレビューをしようと思います。


そして今回は、

PGM御殿場カントリークラブ」(旧 足柄森林カントリークラブ)の2回目です。
約10か月ぶりでしょうか?

御殿場CCのコースガイド (クリックでリンクしています)

最初このコースのメンバーになろうかどうしようか検討したんです。
ホームコースより長いですし、広めですし、富士山に向かっての打ち上げや富士を背にしての打ち下ろしなんかもあって、コースとしてはこちらの方が好きだったのですけれども。
(ホームには広いチッピング練習場がありいつでも使えることや、練習場もあって、決して広くないフェアウエーには鍛えられますし、グリーンも小さくて砲台で私の弱点を鍛えてくれそうに思いましたし、朝の9ホールのプランや早朝スルーのプランもありましたので、という選択をしました。)

とても楽しい良いコースだと思います。

ただしこの日は雨模様でしたので、あいにく富士山は全く見えません。
(グリーンを読む際には富士山の方向を確認しておいた方が良いです。)


早朝スルーのインスタートで、10番ホールはレインジャケットを着てプレー。


パー5でしたので右サイドでもなんとかなりますが、ここは左サイドの方が良いですねー。
朝一のティーショットは何かと難しいです。


11番ホールでは、素ダボをやらかしました。
10番もパー5なのにボギーオンでなんとかパットを頑張ってパーセーブだったのですが、雨模様で練習場もなく、ちょっと雑にプレーしていたかもしれません。
2打でグリーンサイドまで来ていながら、寄せを飛ばしてオーバーして打ってしまいそれでも9歩の距離でしたが3歩ほどオーバーしてしまい返しのパットもカップの縁に。


12番のパー3はワンオンしましたが、5歩のバーディパットは惜しくも入らず。


13番ホールは谷越えです。


ティーショットの目の前の谷ですし、あまり谷越えは影響ありません。
影響ありませんし、谷越え自体は基本ここだけです。
このホールはパターで寄せてパーセーブしました。


14番は長くはないパー4でチャンスなのにグリーンを外し、寄せもミスではないけど寄り切らない、3歩の距離が入らずボギー。


15番は左ドッグレッグのパー4です。


このドライブは上手く打てました。
最後ちょっと曲がり過ぎないか心配をしています。
このホールも短いのにグリーンを外してしまい、アプローチは寄ったんだけどショートパットが読み切れずリップアウト、といった感じで連続ボギー。


16番はティーショットが打ち上げていて、左にドッグレッグしていくパー4です。


このホールはグリーンのカラーに乗ったところからの10歩のパットがカップインしまして、バーディ。

17番の打ち上げのパー3も、グリーンの右サイドにパーオンをして12歩のパットがカップインしまして連続バーディ。


18番ホールは距離は長めですがパー5ですので、この流れを消さないように意気込んで向かいました。
この辺りから、両手に黒いレイングローブの登場です。(本当に優れものです。)


...空回りしてティーショットはトゥに当たってフックしましてカート道路上に。

ドロップはカートの左側にしなければならず、この傾斜のラフに。


アイアンの方が良いかな?とも思いましたがボールは沈んでいませんでしたのと、あまりにもつま先下がりでボールに届かなくなっちゃいますので長い方が良いかな、ってことで5Wで打っていきました。
ちょっと思っていたよりは右へ行ってしまったのですが、なんとか大丈夫で3打目をグリーン狙っていける位置でした。


この日はスループレーでしたので、そのまま後半に。

出だしの1番パー5をパーオン、2番パー4は約15yをぴったり寄せてパー。


3番ホールもパー5で、途中がちょっと狭くなっているせいかホールhdcpが1のホールでした。


こちらのショットは2打目です。
このホールの3打目はつま先上がりを見越して右から回すように狙ったところグリーンを右に外して約18yのアプローチを残して、これを頑張って寄せてパー。

後半はこの後に雨が結構な降りになって、写真や動画がありません。笑
ワークマンで購入したレインジャケット着用です。


4番ホールは190yのパー3で上手く打ったのですが、風に乗ったかどうかちょっと奥にこぼれまして、グリーンの外1yくらいからテキサスのパターで寄せていったのですが案外下っていなくて寄り切らず、パットも入らずボギー。

5番ホールのパー4は、セカンドショットが溜まってきた雨で水の浮いたフェアウエーから打ってややダフったショットは大きな水しぶきを上げて大ショート。
動かそうにも周辺はどこもカジュアルウォーターで動かしようがありませんでした。
むしろハーフトップ目に打つぐらいの気持ちでボールを右に置けばよかったです。
残り58yからピンハイのカップ右側に乗せて、4歩のパットは惜しくも入らずボギー。

この辺りでは、グリーンに水が浮いて遅くなっていました。


6番はパーオンで2パット。

7番打ち下ろしのパー4は良いところに打ったのですが、下り傾斜に
アジャストし切れずグリーンとグリーンの間に外しましたが、クロ狙い2.3で寄せてパーセーブ。

8番のパー3はグリーンの右にわずかに外しまして、グリーンの外2yでしたが敢えてパターのテキサスで行かず 54°で打ってあわやチップインでカップの縁。

9番ホールのパー4は、急傾斜で登って行って最後やや下るレイアウトのホールで400yあって難しいホールです。グリーン手前からの3打目の33yを27yキャリーで打って約3yショート(これはある意味期待値通り)しまして、このパーパットはカップにけられて入らず、ボギー。


トータルで、38(15) 39(14) = 77(29) となりました。 


ーーー


このラウンドから、前記事の3点間距離測定機能付きのレーザー距離測定器、FineCaddie ゴルフレーザー距離計 J7 miniを使ってのラウンドになります。

まず、非常に小さくてポケットに入れて持ち歩きやすいです。↓


私は手が小さめで、グローブのサイズがいつもS、22cmを買うのですが、それでもこんなに小さいです。
それでいて、覗き込んで測定するのにはなにも支障がありません。
握りやすいサイズ感というのもあるのかも知れませんが、これを何時間も握りしめ続けなければならないわけでもなし、この程度までは小さいに越したことがないと思います。

注目の3点間距離測定機能ですが、Mボタンを2回押してからの測定で特に難しい操作はありません。
精度としては、まずまずといったところ。実際にボールまで行ってピンへの距離を測定したデータとは、きちんと測れた場合で1~3y程度の差が出るような感じでした。

ただし、測るときの位置関係や、ピンやボールの位置への測定条件の良し悪しなどに影響されて、大きく違う数値が出ることもあるように思いました。
基本的には持って測った状態で、自分が向きを変えて2つの目標を測りましたが、レーザー測定器の位置を変えないように向きを変えて自分が移動して覗き込むようにした方が正確なのか?とか思いました。まだやってみておりませんが。

もう一つ、3点間距離測定のFineCaddieモードでは、有無を言わさずスロープ込みの距離測定のみが使われます。実測の直線距離や、水平距離ではなく、スロープ込みの距離。

使いにくい点としましては、例えば普通に測定をする場合には、目標に上手く当たらない場合には何度でも測り直して測定できますが、3点間距離測定のFineCaddieモードでは2か所を測りますから、1発で上手く目標に当てないと測り直しがききません。
ききませんというか、2か所を1から測り直せば良いのですが、ちょっと当てにくい小さい的だと面倒くさくなります。


もう一つ、副産物的に気が付いたことがありまして、最新のレーザー測定器は測定する時間が0.04秒とかのものすごい速さで(Pinファインダーぶるぶるモードだと0.3秒)、そのおかげだと思いますが、雨が降る中でも問題なく測定できました。
私の持っていた数年前の古いレーザー測定器は雨の中では(雨粒を測ってしまったりするのだろうと思いますが)、やたら小さい数字を出して使い物になりませんでした。

雨が降っていても、全然使えます。

結論的に言いまして、ものすごくお奨めです。


9/22/2024

がらがらの練習場でドライバーショットについて気が付いたこと(仮説)

気付きシリーズ第2弾、って訳でもないですが…
(-> 第1弾)

薄々知っていた様でいて、実験してみてあらためて「おおーっ!」って思いました。


毎週早朝に行く練習場の3階席がたまたま空いててガラガラだったんですけど、まぁ打ちやすい真ん中辺に陣取りますよね。
ど真ん中の打席4つはクラブ置きのプラ番が折れてたりしまして、52番に入りました。


3階は 41番〜60番の20打席です。
それで言いますと、52番は真ん中の少し右寄りになります。

で、ですね、ちょっと動画撮らずに練習始めてしまったのですが、いつもの様に1球目はドライバーショットを1発、って打ったらすごく大きく左へフックしました。OB確実。
普段は1発しか打たないのですが、あんまり酷かったのでもう1球打ちましたところ、今度は無意識の修正動作が入った様で、右の林ぎりぎりか入っちゃうかなー、ぐらいの右にフェード目に。
「あれ?」って思って3球目も行ってみたところまたもかなり左へ、左のラフじゃ済まないかもぐらいのフック。


これはおかしいぞ?って思いまして、9番アイアンを打ってみますと、これも20yぐらい左に。
こういうのは、打席の向きと練習場の景色がズレてるときに起きますね。

...と思って、49番に移動しました。
49番ていうことは、真ん中よりほんのちょっと左寄りです。
そうしたらやっぱりいつもどおりに戻るんですよね。何にもしてないんですけど。


その時の動画ではないですけど、このくらい左の打席だと良い調子に打てます。


もうまるで嘘のように49番打席は打ちやすいです。
これはどうみても、打席のマットのラインとか、目の前のついたて(仕切り)とか、景色の見え方、左右のフェンスのラインとか、そういうのの影響で微妙にスタンスが狂うのでしょうか。


そこで、がらがらなのを良いことにあちこちの打席で打ってみました。笑

右側から行きまして、52番、53番はすごく感触悪いのですけど、55番まで来るとそこまで問題なかったりします。少し違ったターゲットを向いてる感じでしょうか?
60番(一番最初の写真を撮っている打席)はさすがに練習場を斜めに使ってる感じでフェードの打てない私には打ちにくかったです。でも58番ぐらいだと斜め感はあっても52番ほど問題は出ませんでした。

逆側に行って、47番、45番、43番って打ってみても、ほとんど問題が出ませんし違和感も感じません。41番はさすがに端に追いやられた感あって、全部大き目のドローボールになりますけれど練習場なりに曲げて打ってる感じがあって、調子がおかしくなることはないのかな?って思いました。


空いているのを良いことにあちこちから打ってみましたが、総じて真ん中より右側の打席は相性が悪いようです。しかもそこまで端にいかない真ん中付近の少し右サイドはものすごく相性が悪いです。
この練習場の景色と打席の微妙な向きの関係でそうなるのかどうか、ちょっとびっくりするぐらい思うように打てません。
真ん中より左サイドの打席では、わりあいにどの打席でも大丈夫のようでした。


〜〜〜


これを踏まえまして、コースでティーアップするときに応用できないだろうか?と思いました。

現状では、ほとんどのホールでティーボックスの左端に近い方、1歩程度マーカーから下がった位置にティーアップすることが多いのですが、景色やティーボックスの設定された位置によっては、右サイドにティーアップすることもあります。

従いまして、今回のがらがらの練習場で起きた事象を回避できていたホールがまぁまぁ少なくないのではないかと思いますが、各ホールのティーからの見え方によって、構えやすくミスショットが出にくいティーアップ位置があるのではないかと思うのです。

ティーインググラウンドがちょっと右方向とか左方向とかにズレて向いているホールとかでは、明らかに影響されて構えにくいケースがあります。

今までは漠然と、ティーが目標向いていないから構えにくいとか、ティーボックスが端に寄っていて構えにくいとか、その都度に構えにくさを感じるだけで解決しないままティーアップしていたり、例えば「あそこの張り出してる枝にいつもギリギリに行っちゃうんだよなぁ」的な景色の影響というのは意識しつつも気をつけるだけではなくてどう対処すれば良いのかとか、あまり大した対策をしてこなかったように思いました。

このホールのティーショットは右にドッグレッグしていてグリーンが見えないけど右方向にあるのが頭にあって、どうしても右の林にミスショットしやすいから大袈裟めに左サイドにエイミングするとかぐらいは対処していましたが、ちょっと気持ち悪いまま構えていますし、対処し切れているかどうかは甚だ疑問です。

練習場のマットの線とかはコースにはないことが多いわけですけれど、知らない間に右にずれて構えてしまっているとか、逆に左に向きすぎていて結果的にむしろ右にミスするとか、そもそもそういうミスを引き起こしていて、スイングの調子は悪くないのにとあるホールで突然OBを打つ、なんていう経験があるゴルファーが少なくないと思うんです。


今後、景色の見え方や高低差、ティーインググラウンドの微妙な傾きなど、自分のセットアップがティーボックスの向きとかの他に、どんな要因に影響を受けているのかを、できる範囲で意識してパターンを分類し、どういったときにどういったミスが出たか分析していってみたいと思います。
今まであまりに無頓着でした。OBはあまり打たない方ですので真剣さが足りなかったかも知れません。でも、安全方向に打って結果としてラフに行ったり傾斜地に行ったり距離を長く残したりすることはやはり幾分スコアには不利になります。

もしある程度の傾向が分析できれば、もしかするとそこに対処してこういったセットアップをすれば気持ちよく構えられてミスが大幅に減る、とかいう方法論を思いつくことができたら、今後のスコアに貢献してくれるかも知れません。


例によって、まだなにも解決していないブログポストですが、書き残しておいて、後でフォローアップしていきたいと思います。
(10年後とかにフォローアップすることもあるし、フォローがまったくないこともあるので厄介なブログですが。自分自身が続編を期待します。笑)



9/15/2024

ウエッジの決め打ちと、デジタルパット(こちらも決め打ち)


先日、お友達のsyoballさんと決め打ちに関して談義させていただきまして、これはメモってまとめておこうと思いました。


−−−


何度か記事に上げていますが、私は「3x4システムを 2x6システムに再構築 (30-100y)」という距離の打ち分けシステムを使っています。
クラブごとに、フェアウエーから平地ベースのキャリーの距離が設定されています。

打ち方のコントロールを変えたくありませんので、少し強くとか、少し弱くとかの調整は全くやらない方向性で運用をしています。
そして、この部分が私のシステムの最も重視している特徴になります。

強弱の微調整をして、仮に上手く行った時に得られる結果以上に、距離の打ち分けのメリハリが薄れてしまうことを懸念しているからです。(これはあくまでも個人的な見解です。)


コースでの具体例としましては例えば、グリーン周りでピンまで28y、ライはクリーンなフェアウエーで平らから軽い上りくらいの感じ、グリーン自体は手前から受けていて軽い上りのライン、っていう割と普通なシチュエーションがあるとします。
たまたま距離が上の距離別表にぴったりですので、58°の1/2で行くとちょうどいいな、って思いますと、「もしかするとカップインしちゃうかもな」ぐらいポジティブな気持ちで打っていけます。
実際には+/−しますけれども、いつも通りに打てればカップインせずともベタピンには行けそう、ぐらいなConfidence (自信というか確信)を持てます。

これが例えば今度はレーザー測定器で図って31yだったとします。
その場合でも同じショットをするんですね。
完璧に上手く打てたら3yショートする計算です。ブレがありますから+にブレてベタピンによることもあれば 6y(約8歩)ぐらいショートすることもありますね。

で、その時のメンタルっていうのは、3yショートすると気持ち良いです。思ったショットが打てたので。それで上りの9フィートのパットを頑張って入れれば良い訳です。
少し+側にブレて結果がベタピンならそれはそれで気分いいです。タップインしてパー、次のホールへ。
逆にー側へブレて 6yショートした場合でも、わりと得意にしている8歩の軽い上りのパットを10歩の距離感で打ってねじ込むチャンスもある。

打とうとするショットにきちんとコミットしてストロークした結果、どの結果が出た場合においても極めてポジティブに次のホールへ向かうことができるのです。

これが決め打ちです。


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パッティング・ストロークについても、私は同様の取り組み方をします。

実は本ブログを始めた時点で、「デジタルパット」という方法にコミットしております。

デジタルパットに関しましては、golfreak銀さんのブログにまず出会いました。
少々休眠はしておりますが、このサイトの「パットのヒント・カテゴリーの記事」には、距離をコントロールするデジタルパットの極意が惜しげもなく丁寧に解説されています。

そしてさらに、「決め打ち」によるパッティングの名手ノリさんのブログには、(golfreak銀さんの方法では少しパンチを入れないと届かない)長い距離にも対応している、スタンスを3種類使い分けるという独特な方法論の「決め打ち」というパッティング方法が語られています。


私はこのお二人に学び、練習時間の少ないアマチュアが、そしてプレーするコースもあちこちに行きたい、色々なグリーンをプレーするスタイルのアマチュアが、パッティングの距離感をどう構築してどこへ行ってもある程度のコントロールを持ってプレーして2パット以内に収めたい、という観点で、独自のデジタルパット(決め打ち)を実践しています。


コースでの具体例としましては、実際にお友達のPING芸人さん鎌倉CCで9ホールラウンドをご一緒したときの上がりの 9ホール目でこんな事がありました。

最終ホール、8歩の上りのパットが残っていました。(鎌倉CCですので、見た目より上り傾斜がきついかも知れないな?という気もしていました。)
このパットはオーバーして上に外すのは鎌倉CCのグリーンですから50cmでも嫌な感じが残りますから避けたい。ですから傾斜と換算して10歩のストロークで打つことに決めました。
完璧に打てたらカップにぎりぎり届くか手前で届かないはず。でも11歩とか12歩で打つのは避けよう、と決めたわけです。
PING芸人さんにも「多分若干ショートするとは思うんですけど、僕は微調整しないんです。」とお話してからストロークしました。
結果として確か20cmくらいショートしたのですが、できる限り事前に考えを決めて、コミットしてから打つようにしています。

もし仮にこのホールのワンパットで命取られるかどうかの瀬戸際なら11歩か12歩で打ちますが、トータルで考えますと私のゴルフライフの中においては少ない練習量で済ませてある程度の成果を得る方が得策と考えています。


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そういうわけで、58°の距離の打ち分けの練習動画です。
今回の動画の練習は、完全にイメージの中だけで行われています。
なにしろここは3階席ですので。

1球目が、20yキャリーを想定。クロ狙い2.3の基準距離のひとつ。
2球目は、安定の27yキャリーを想定。1/2ショットのストロークです。
3球目は、44yキャリーを想定。3/4ショットのスタンスとストローク。
4球目は、15yキャリーを想定。クロ狙い2.3の基準距離のひとつ。


(エイミングしている方向は70の数字方向。カメラ位置の関係です。)

1球目の20yは、ポンって打つとこのくらい、っていうのを何度か打って、トータルが23yくらいに行くのですが、実は23yのときは振り幅がもう少し小さくて済む54°で打つ方が多いかなと思うので安定感的には後の3つよりはアバウトかも。

2球目の1/2はもう繰り返し繰り返し練習する度に打ってます。
一番好きですしラウンド中頼りにしているショットです。

3球目の3/4は方向の安定性が、1/2ほどではないです。距離感がわりと安定しています。
結果的にWYL(syoballさん)と呼ばれる横のラインが残ることも多いです。

4球目はこんな感じでクロ狙い2.3で打とうか、AWのヒールを浮かせてトゥだけを草に擦らせて打っていく転がしで行こうか、ちょっと判断迷う距離を打っています。
グリーンが5−6yくらいしか使えないときは58°が良いのかなー、って思います。
(くれぐれも、ロブショットはしません。)


で、そのAWをヒール浮かせてパッティングストロークで打っていく転がし(D-Chopの改訂版) の練習がこちらです。
こちらも3階席ですから、イメージ上での練習です。


良い感じで低めに出て、球足使って転がる感じでボールが出てくれていたと思います。
大体トータル15yぐらいの想定です。
このショットを打つときは、D-Chopと同様に落とし所は気にしていません。イメージに存在しません。

あんまり3階席からやる練習じゃないかもしれません。今はボールを打った感触で確認すれば大丈夫なので用が足りるのですが。やはりこの辺りのショットはホームのチッピング練習場で練習するのが一番ですね。


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前記事のアイアンショットで最近注意していることと、新しく買ったインソールを試したいってことで、週末の土曜日にホームコースの御殿場東名CCでラウンドしてきました。


こちらが9番ホールのセカンドショットです。

(この日のラウンド中は富士山が良い感じなこのホールでのこの動画しか撮っていません。)
6番アイアンで打っています。
新しく気をつけている打ち方でフルショット。
動画(外観)としてもイメージしていた(内観の)とおりに打てていると思いました。

5歩のバーディチャンスに付いたのですが、入らず。


こちらは18番のグリーンが終わった後に振り返って撮りました写真です。


最後18番のバーディパットも入れたかったのですが、この日は最後まで入らず。

カップに蹴られて逃したパットが3つありました。
ピン抜いてたら入ったかもなぁ。(その辺は運ですので。)


スコアカードです。


今回はよく頑張りました。

バーディパットが入りませんで、バーディが0だけど、ダブルボギーも0。
3パットが2つ記録されてますが、グリーンの外2yぐらいからパターで打っていまして、正確にはツーパットです。
カップ位置がグリーンのカラーに近くて、ちょっと迷ったんですよ。 ウエッジで行くかパターで行くか。両方ともウエッジの方が良かったかも知れません。
でもなー、特にあさイチとかやっぱりボギーでもいいからパターで安全策取っちゃうんですよね。

バーディーなしでスコアを作るの大変だと思っていますので、その点と、ダブルボギーなしでラウンドできたことには大変満足しました。

15番ホール危なかったんですよ。ボギーパットが、返しでしたけど3歩ありましたから。
あとダボオンだった12番。絶対寄せようっていう、転がしの寄せで。

11番のパー3で、幸いシャンクしなかったどヒールの当たりで右の林に行ったんです。
同伴していた良くしてもらっている研修会の方が、「今日70台出るかどうか、このリカバリーがカギになりそうだね。」って言ったんですけど、これをパーで切り抜けたのは大きかったです。
木と木の間から、ピン方向には打てないけどグリーンへ距離を合わせてAWで上手く打つことができて、6歩くらいのパットが入ってパーセーブできました。

そのあとボギーが3つ続いて我慢が必要だったんですが、粘り強く行けました。
13番はスコアカードに「木」って書いてますけど「林」です。後方寄りの角度で1DKJで横に出して、168yぐらいの3打目を乗せていけました。9歩のパーパットも入りそうだったんですけど、そう簡単には行かないですね。



8/26/2024

洋芝と日本の芝の違い (フェアウエー)

追記しました。 8/27/2024

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6月末から始めました、朝の出勤前 9ホールラウンドも今回で4回目を迎えました。
Out、Out、In、Outとやってます。
(私自身は苦手のInコースをもっと練習した方が良いのですが。)

職場の同僚たちと4人で出勤前に朝練です。笑
6:15amのスタートで、8:10 ~ 8:30amくらいまでには終了します。

9ホールを約2時間ちょっと、1日が有効に使えますし、ゴルフの方も手軽で、小さい子供とか家族がいても影響ありませんし、このスタイルのゴルフはとてもいいと思います。

私の方は終わってからホテルに戻って、シャワーを浴びてからチェックアウトをして十分に間に合います。

御殿場の朝は習志野とは雲泥の差で涼しく感じました。その日の天候の差もあったかと思いますが。


2番ホール、グリーンを右に外してサブグリーンの方からの寄せです。


少しつま先上がりですが、このくらいは草擦りさえすればセットアップを変えることもなく打てます。
動画には入っていませんが入念に2度ほど草擦りをしてから、後方からの再確認をして構えて打っています。


ホール改変で極端な右ドッグレッグからかなり短い真っ直ぐ目のパー4に変貌した3番ホールのセカンドショット


自分では上手く打ったのですが(というかショットコントロールとしてはまずまずでした)、ピンの位置がグリーンの奥で後ろがホントに3yくらいしかありませんで、奥に転がり落ちました。転がり落ちて上がったところの若干ダウンヒルになるライまで行ってしまい、激ムズに。
カートのGPSの画面のグリーンの図でピン位置が+7yと出ていたのですが、カップの後ろがそんなにギリギリとは思わず...
ここのグリーンは本当に小さいんですよねー。パー5や短いパー4は特に小さいです。


同僚が撮ってくれていた1番ホールのティーショット


狙ったよりは少し左サイドにランディングしましたが、まずまずのティーショットでした。


スコアカードです。


このコースで 6ホールもパーオンするっていうのはそうそう多くありません。グリーンが小さくて砲台なので。
だいぶ上手く行って、その前の習志野遠征で落ち込んでいたところ少し溜飲を下げることができました。


ところで先だって入手しましたキャディバッグ、予定通りにワッペンを入手してアイロンで付けました。


けっこう違和感なくハマって良い感じに仕上がったと思います。
ちょっと気分が上がりますねー。


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さて表題の件、SNSで流れてきた動画 2本を見てふと思うところがありました。


まず 1本目はタイガーがコリン・モリカワにドロー回転のピッチ&ランを説明している動画です。


このショット、ボールをグリーンへ飛ばして少しだけ球足を使うショットです。
「高く上げてドローで打つ場合でもフェースは開いて、体と腕を前へと使ってフェースを閉じながらドローで打つ」と言ってます。

状況から見て、転がしを多めに使っていっても良いし、カップ付近までピッチショットで突っ込んでも良いようなシチュエーションのように見えます。

しかしタイガーがここでこのショットを選んでいるのは、「ダフらないことを確かにするため」と言っている部分が一番の理由だし肝なのだろうと個人的には思います。


そして程なくして、松山秀樹プロのこの動画を見て共通項を感じました。


第16話で「アプローチもドローへ」というタイトルです。

「アメリカに来てからフェースに乗らない」「なんで乗らないんだろう?」
ということで試行錯誤しながら練習していったら、少しずつドロー系に変わってきた。
...というお話です。

日本でやっていたようにカット目に入れて打つとアプローチがフェースに乗らないのは芝の違いだと思う、って言ってます。

「タイガーの練習を見ていてもターフをあまり取らないので、なんでかなぁ?って思って。」とも言っていまして、やはり1つ目のタイガーの動画のような練習を見ていたのかな、と思います。
ドロー目にアプローチを打って、ディボットをほとんど取らずにフェースに乗る感じ。


これはやっぱり、アメリカの洋芝(この点では北海道が同じです)だとフェアウエーでもボールが若干沈むのでダフりやすくもなるしフェースに乗せていくには打ち方が違うのだと思います。

私は逆に、(こんなレベルにはありませんが)グリーン周りでウエッジを打つときになんかフェースの上の方に当たってショートする感じが多発していました。


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ちなみにですが、この2つ目の松山プロの動画はロサンゼルスのAngeles National GCというジャック・ニクラスの設計で日本人がオーナーのコースで撮影されています。
練習場にはHideki Matsuyama専用ベイがあって、ここでの練習が多いようです。
画面で見て奥の方からこちらへ打ってくる方角に、クラブハウスと普通の人が練習する打席があったのだったと思います。

Angeles National GCのグリーンはいつもパンパンに硬くて、私が行ってラウンドするといつもの調子で打ったピッチショットが全然スピンが足らずにスススーっと行ってしまいなかなか寄らなくて難しいグリーンです。あまり良いスコアで回った記憶がありません。

こういうところでスピンコントロールしてボールを止めたり転がしたり練習をしていれば、それは技術力上がるよなー、って思ったりします。
(分かったようなこと言ってしまって申し訳ありません。定かではありません。本当にムズいんですよ、ここ。)


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追記します。

堀川未来夢プロの動画にもラフの解説がありました。


この動画の3:30のところで説明されている、深く沈んでいるように見えて実は浮いている。
フェースの上っ面で打つと極端に距離が落ちる。

っていう現象に慣れなくてかなりの期間苦しみました。
今は少しアジャストしていますが、まだ得意ではありません。

北海道などの洋芝だと、これがほとんど地面まで沈んでいるイメージです。
使えるクラブは、冒頭の方で解説されているよりも3番手は下げないと打てない感覚だと思います。