9/25/2021

Chip shotのバリエーション

我々みんな大好きな The Golf Club at Glen Ivy のシグニチャー・ホール、18番ホールの雄大な打ち降ろしのティーです。


ここのティーショットは本当に楽しいです。
唯一、私でも 300yショットが放てる貴重なホールです。200フィートの打ち降ろし。(もっと高く感じます。)
434yですが、グリーンまで100y-130yぐらいのところまで行ってくれます。(^^) 

この友達のドライブ、素晴らしい当たりでした。彼はつい2週間前に同じコースの14番、青ティーから 215yで池越えのタフなパー3でホールインワンをしました。実に良いショットでしたよー! 
いつも笑いあいながら楽しいゴルフをやっている仲間で、本当に貴重な時間が過ごせる
良い友達がいて幸せです。

私はもっと左の方に曲がっていくドライバーを打って、2打目はラフからでしたがピンまで6歩の位置につけてパーでした。


---


さて、題記の件は、こちらの記事 ↓ を参考に、実際にやってみたらとても感触が良かったので記録しておこうという目論見です。


お友達のPING芸人さんのブログ記事です。
「卓球のカットのようにラケット面(フェース面)を上に向けて ラケットを上から下に切るようにしてボールを水平より上に バックスピンを掛けて打つ感覚でアプローチする。」 
っていう感覚を書かれていまして。

私のチップショットはテークバックがインサイドに上がっていって、そのままインから降りてきてアウトサイドに出ていく感じになっていまして (本人は上げて下しているだけのイメージなのですが)、もう少しアウトサイドに上げていった方が良いらしい?と自分の録画を見ながら思っていたところでしたので、このイメージは良いんじゃないのかな?と思いまして試してみたのです。

(私は運動神経がそんなに良い方ではありませんので、インに上げるとかアウトに上げるとか、ビデオで見て修正しようとしても体のコーディネーションが上手く行きません。山本道場の魚突きドリルのような全く別のアングルの脳内イメージが必要だったりします。)


さらに、PING芸人さんによりますと、
「ウエッジはボールが上に上がりヘッドは下に下がるというイメージを強く持つことでミスが減らせそう」
...ということで、不用意なダフリやトップのミスを減らす効果がありそうな模様です。

ウエッジのヘッドが緩やかにダウンワードの動きをして、フェース面にボールが乗ってボールにバックスピンをかけて上に上げるイメージをもって、ボールの下半球にウエッジを入れていく感覚で上手く打てそうな気がしました。


ということで、そのイメージでとにかく打ってみることに。



ちょっと昨日グリーンのエアレーションして砂を入れたばかりということでグリーンが使えませんでしたので旗がありませんが、グリーン手前の刈り込まれた位置まで約16yのチップショットを。
私のビデオでの打ち方は、PING芸人さんとは違うものかもしれません。(というかおそらく違うものかと思われます。)
でもヒントをいただいて、それを自分なりに消化して吸収出来て有効活用出来たらこんなに嬉しいことはありません。

卓球のカット打ちということで、ボールをフェース面に乗せて押し(下げ)てバックスピンをかけるイメージで、リストと言いますか、むしろ肘から先をグッと使う感じで打ってみました。 でも手打ちにはならないように肩を動かして。(2球目)

ビデオを見ても分かりますが、ボールが私の普段のチップショット (1球目)よりも高く上がり、着地後のランも少ない距離で止まっています。
1球目のチップショットは、約10yキャリーしてそのあと転がってトータルで16y行っていまして、2球目の卓球イメージのショットは約12-13yキャリーしてトータルで16yぐらいの感触です。
全然ロブショットではありませんが、チップショットというよりはピッチショット的な感じの打球です。

で、私の中で「これは良いな!」と思ったことは、バックスイングの大きさが自分の中で同じサイズで打っておけば、キャリーが大きくなった分ランが減って、トータルの距離が大体同じのままで打っていけるところです。(自分では同じ大きさのバックスイング感覚ですが、動画を見ますとクラブヘッドはもっと上がっています。腕は同じ大きさのテークバックの感覚です。)
この動画では、二つのボールの転がった後の最終到着地点はほとんど同じところに行っています。

もちろんグリーンその他でファーストバウンスする地面や芝の状態でボールの挙動は違う訳ですけれども、大体こんな感じでトータルはほぼ同じ距離の感覚で使って行けそうです。

...となると、グリーン面が受けていなくて向こうに下ってダウンスロープになっているときとか、自分が下り斜面から打つ時とか、グリーンエッジからカップが近くていつもより短くボールを止めたいときとかに、有効なショットにできそうな気がします。

是非とも実践で試してみたいと思います。
PING芸人さん、ありがとうございます!



---


追記: 9/15/2022

距離のコントロールも若干難しくなりますし、安定したストロークになりにくかったため、この打ち方は一旦断念しました。
少しだけ弾道を上げて少しだけランを減らすときは、気持だけ(10°いかないぐらい)クラブフェースを開く方法の方が、私の場合は安定して使える模様です。



9/17/2021

Edel ゴルフのウエッジ3本を入手 (Edel Wedges Driver (V-Grind) Grind)

9/05/2021の日曜日のラウンド、いつもの友達たちといつもの日曜日早朝ラウンドに行ったのですが、友達の一人がホールインワンをしました。(^^)

Glen Ivy GC, 14th 215y par 3

この大きな池越えで、青ティーから 215yある難しいパー3 です。
写真は、グリーン後方の上空からティーに向かって撮っています。

ティーから見ていて、ボールが消えたような感じしていたのですがなにしろ215y先は良く見えませんで、グリーンに行ってカップを覗くまでドキドキでした。

本人は、グリーンに着いてからなぜか tip toes (つま先歩き)でカップに近付き(笑)、ボールを確認したあと2-3ホールの間しばらく膝がガクガクした、って言ってました。
すごいショットでした! (ちなみに私はこの日このホールはパーでした。)

グリーン脇に息子の小学校時代の先生のお母さんが住んでいる家があって、たぶん騒いでいた時にベランダにいらして挨拶したかもしれません。


---


さて、「誕生日にクラブ買ってもいいよ」ってことで、昨年は「Taylormade SIM Max-D ドライバー」を購入しました。
1年近く経ってようやくスペックが落ち着きまして、この頃は絶好調です。(^^)


ということで、今回は Edelウエッジの Driver Grind (新モデルでは V-Grind) のウエッジを、58°、54°、それと 50° と 3本購入いたしました。
いずれも旧モデルの中古品ですので、3本併せて $160程度で入手できました。(セルフ・バースデーギフト、イエーイ!)

フェースのグルーヴ溝は良い状態で残っているものがけっこうあって入手しやすいのですが、シャフトが自分に合うものを見つけるのはなかなか大変でした。
(新モデルを買えば、好きなシャフトにカスタムができますが、一本 $199もします。送料もかかりますし。)


8月にすでに購入していた、D-Grindの58°の Edelウエッジが本当にKIKUYU芝でお助けになってくれています。


こちらのウエッジが、いかに有効かにつきましては、こちら ↓ の記事にまとめております。



こういう背景がありまして、いままで使用頻度の高かった54°もハイバウンスのウエッジを導入したいと思いました。
せっかくですので、50°も揃えてウエッジ 3本を、Edelにしました。


こちらが、54°と58° の、V-Grind ソール。



54°はバンス角が 17°、58°はバンス角が 20° のハイバンスですが、写真で見ても分かりますとおり、ハイバウンスの部分は幅が狭いです。ソールの大部分は落として削られていますので、バンスが芝に引っかかってしまうのではないか?という部分はほぼ心配する必要がありません。むしろほとんどの芝の状況で抜けが良いと思います。



溝もウエッジの中古品にしては、とても良い状態です。
むしろ私が使ってすぐに傷だらけになろうかと思います。

この 2本は、D-Grindのダブルカットのソールの 58°と同様、KBSのウエッジフレックスのシャフトが入っています。


そしてこちらが 50°のウエッジです。50°の V-Grind のバンス角は、12°です。



こちらはバンス角が 12°な分、幅も少し広くなっているようです。


こちらの 50°は、54°、58° の 2本よりもフェースが使われていた感がありますが、50°ですのでバンカーで使われることがほとんどなかったのでしょう、傷が少ないですしグルーヴの痛みもあまりありません。これが一番安くてたったの $40でした。(送料込み)



この 50°が間に入って、良い繋ぎになったと思っています。


58°のウエッジは、バンス角 25°でダブルカットソールの D-Grindと、バンス角20°の V-Grindを芝に拠って使い分けていこうと思っています。 KIKUYU芝は断然 D-Grind。

ちょっとまだ、いろいろなコースの色々な場面で使ってみないと分かりませんので、しばらくは超過クラブで持って行っていろいろ試してみて決めていきたいと思います。


9/05/2021

Descent Angle (Landing Angle) について

明け方は朝もやがかかることが多いMile Square GCの 10番ホール・ティー。
パー5のホールです。


左右にフェアウエー・バンカーがあってドライバーの落としどころが幅15yぐらいしかないのでなかなかに難しいティーショットになります。特に朝一。
もやに隠れてバンカーが見えませんねー。


---

こちらの記事にありますドライバーの測定データ表は、ゴルフショップに置いてありますForesight GC Quad Launch Monitorで計測したものです。 

ここまで細かく正確なデータは 私の持っているmevoでは出ませんので、なかなか貴重です。


この記事を書いた時にはドライバーのスペックを模索していましたので、スピン量やLaunch Angleに注目して見ていましたが、

今頃になって「あれ?」と思う分析値がありました。
それが今回の、「Descent Angle」です。なんだろう、これ?

別名 Landing Angle と呼ばれているデータです。こちらの名前でしたらイメージ湧きますね。

ドライバーの場合は、35°から40°ぐらいが良いとされています。
数字が低い方がフェアウエーに落ちてから転がる距離が長くなってくれますね。


こちらにTRACKMANが載せているPGAとLPGAのデータがあります。

PGA

TRACKMANでは、Land Angleと呼ばれているようです。
PGAの平均は 38°になっています。
Launch Angle、10.9°なんですね。 Attack Angleは -1.3°です。思っていたより低く出していって左右への散らばりをコントロールして打っているようです。

JBホームズとか Bubba Watsonは +3°から+5°のAttack Angleで打っていたと思います。


我々男性アマチュアが参考にすべきは、LPGAのデータの方かと思います。

LPGA

Descent Angleは平均で 37°になっています。
Launch Angleが 13.2°、そして Attack Angleは +3.0°です。
スピンレートが 2,611rpm。この辺が目標値になりますでしょうか。

私のデータは、Launch Angleが 16°~18°台、Descent Angleは大体 37°~43°程度になっていましてちょっと弾道が高すぎる模様です。
(今現在はドライバーのスペックが変わりまして、幸いにも少し弾道が低くなっています。だいぶ良くなってるはず。 データを取り直すのはなかなか難しいのですが。)


アイアンのデータを見ますと、PGA男子は6番アイアン以下は Descent Angleが50°を超えてくるのですね。
プロが打つとショートアイアンだと真上から落ちてくるようなイメージを持っていましたが、50°っていったら実際にはけっこう斜めに落ちてくるんですね。

ここでも参考にして目標にするのはLPGAの平均データの方でしょう。

Descent Angleは 私の持っているmevoでは測定できませんので、こちらの表をベースにして、Launch AngleとSpin Rateから推測をして使うことができますね。


一番大切なのは、ひとつ前の記事にも書きましたが 自分の「キャリーの飛距離」をきちんと把握すること、だと思います。その上でSpin RateとDescent Angleを意識しておけば、グリーン上でのボールの挙動の傾向も把握することができますね。