11/29/2009

コヨーテ・ヒルズ (ゴルフコース) の2


前回このコースをご紹介しました時は、昨年の7月でまだブログを始めて
2ヶ月ぐらいの時でして、自分で撮った写真もふんだんにありませんでしたので、今回改めてご紹介しようと思います。
いつもは2回目以降のラウンドは「その他のラウンド記録」カテゴリーに分類するのですが、まぁ久しぶりでもありますし、「ゴルフコース」カテゴリーにしようと思います。

日本からいらっしゃったお取引先の方々とご一緒しました。
サンクスギビングの4連休中ってことで、家族にお願いして1日だけゴルフに使わせてもらいました。(^^)


Coyote Hills Golf Club
http://www.coyotehillsgc.com/golf.cfm


私そういえば、USGAのハンディキャップ申請登録で、ここをホームコースに指定したのだったのでした。
そうは言っても、メンバーシップを持ってるわけでもなんでもなく、好きなコース選べばいいのですけどね。

1年に一回行くか行かないかのホームってのも・・・。

このコースは距離はさほど無いのですが、すごいアップダウンがあってグリーンもよく切れますし、なかなか難しいコースです。
特にドライバーの精度が要求されるホールが多数あって、全体を通して飛距離よりもコントロールが重要視される、いわばペイン・スチュワートらしいコースと言えるかもしれません。

短いということで、この日は青ティーではなく黒ティーを選択しました。
パー70でコースレート/スロープが69.4/128ですから、私のハンディキャップにも合いますし。


そうなんですね、ペイン・スチュワートがカル・オルソン氏と共同設計した
コースでして、クラブハウスの目の前、18番ホールの脇にペインの銅像が立っています。
で、その銅像の写真は大概、18番ホールのグリーンや滝を後方に撮られたアングルの写真がほとんどだと思いますから、ちょっと珍しい斜め後ろから撮った写真を掲載してみましょう。

画像をクリックで拡大します。


写真後方の小屋の向こう側に隠れてなにやら緑色の大型機械の一部が写っていますが、これが前回の記事でご紹介しました、コースの周辺あちこちで現役で活動している原油の汲上げ機です。


これが例えば、2番ホールから3番ホールへ向かう途中にまたドーンと在ったりするんですよね。

画像をクリックで拡大します。


初めての方はこれにびっくりなさいますね。
手前の表示には、「#3 TEE ↑」って書いてありますでしょ?(笑)


そしてその3番ではグリーンのピンフラッグの周りに、半径8フィート(ピンの長さぐらい)のサークルが書かれていました。
ティーイング・グラウンドで$5を払ってチャリティーに参加するとなんか商品をもらえるイベントです。
こういうキャンペーン、時々やってるコースを見ますね。
(グリーン面が見えやすいように)大抵、打ち降ろしのパー3で行われます。

画像をクリックで拡大します。


写真で見えますでしょうかねー。私のボールはサークルに見事に入ってしまいました。40cmぐらいでした。
キャンペーンには参加しませんでしたけど。(だから入ったとも言う。(笑))

146yの短めのパー3で、打ち下ろし、軽いhead wind (アゲンスト)。
ご覧のとおりこの日は2段グリーンの向こう側下の段にカップが切ってありました。



豪快な打ち下ろしでありながら、心理的に難しいのが、こちらの7番381yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


写真を少しズームして撮りましたのでまだマシな感じに見えますが、ティーからはすごく的が小さく見えて、特に風がありますとフェアウエイに落とすのは至難の業、とティーショットのときに感じます。

グリーン手前の谷には260yで届いてしまいますから届いてしまうドライバーを打つ訳には行きません。
私はスプーンでとてもいいボールを打てたのですが、良過ぎて谷ぎりぎり、フェアウエー先端のところまで行ってしまいました。危ない危ない。(笑)



次もとても見晴らしのいい豪快な打ち下ろしの9番ホール、377yパー4です。

画像をクリックで拡大します。


この写真も少しズームして撮りました。前の組の人がちっちゃく写ってますでしょう?
肉眼ですともっとずっと遠く感じます。

池までは、左のほうですと250yで届いてしまいますので、ドライバーを打つには、前の組の赤いシャツ着ている人が立っている辺りの方向に打っていかなければなりません。
こういうホールに限って、ドライバーのトゥでボールを打ってしまい、ドワーッとフックしてしまいました。

でも芯を外れまくって居ましたので距離が出なくって左のバンカーに入って助かりました。
バンカーの向こうは木の中かスロープで池まで転がり込んでしまいます。

助かったって言っても、そこから池越えになったグリーンへのショットはやや右にミス。
寄せ切れずに6歩(約4m)のパットも入らずボギーに。



そして、今度の金曜日にGlowball Golfでプレーすることになっているバック9のホールもいくつかご紹介します。


今回はパー3が4つとも乗って調子よかったのですが、この写真は14番
パー3、188yです。

画像をクリックで拡大します。


軽くヘッド・ウインド(アゲンストの風)が吹いていましたが、U4でしっかり目に打ってみたところ非常にいいボールが打ててピン奥5歩(3m半)に付けました。
ティーからはもっと近く見えたんですけどね。

ボールのピッチマークからは50cmぐらいで止まっていました。
グリーン手前にクリークがありますから、もしテール・ウインド(フォローの風)だったら距離は助けてくれるかも知れないけど余計に難しくなってしまいますね、きっと。

バーディーパットは左に外してしまいました。
思ったラインに打てたのですが、このコースのグリーンの傾斜はどれも、グリーン全体の傾斜とグリーン上のマウンドとの兼ね合いでどっちに曲がるかを錯覚しやすいのです。



もうひとつのパー3は17番、143yです。
画像をクリックで拡大します。

短い打ち下ろしですから、そんなに難しくはありませんが、手前のクリークと、グリーンの真ん中に食い込むようにしつらえてあるバンカーが、如何にも入れて頂戴ね、って感じですよね。(笑)

ここは7番アイアンで打って、ピンの左7歩(約5m)に付けました。
パットはカップ左淵ぐらいを狙って、少ーしスライスする予定だったのですが、すーっと真っ直ぐ行ってカップの淵にぴたっと止まってしまって入りませんでした。

この日はパットが実に入りませんでした。
いいパットは打っていたと思うんですけど、読みがちょっとずつ違ってたんだと思うのですよね。



そして最後の写真は18番のグリーン後方の練習グリーンから撮った写真です。

画像をクリックで拡大します。


写真でいうとちょうど真ん中の辺り、山の中腹に原油の汲上げ機械が3台見えますでしょう?

このホールもグリーンの手前はクリークなんですよね。
岩が見えますでしょうか。
登りで393yあるパー4のホールですから、写真に写っている右のカートの人は2打めではないと思います。

私は2打めをU4で打ったんですが、グリーンすぐ右脇に設置されていたスプリンクラーヘッドに跳ねたらしく、ボールがカーンッと高く跳ねるのが見えました。
こういうのは運が悪いですね。

グリーン後ろのクリークの近くまで行ってしまったところから、かなり上手く打って2歩(約1m半)に付けたんですがこれも外してボギー。

この日は2歩のパットを6回も外してしまいました。(^^;


今回はホームコースですから(笑)、写真を少し多めにして気合入れてご紹介しました。(^^)



11/28/2009

ゴルフボール vs NASCAR


この動画は、ちょっと興味深いですよ。

DriveされるNASCARと、ドライバーでdriveされるゴルフボールでは、どちらが早く300yのフィニッシュ・ラインを通過できるのか?


まぁね、誰がDriverか?に拠っても結果が違うかもしれませんけど、「実際にやってみた」ってところが希少価値ですよね。


まぁ能書きはともかく、動画です。





ボールを打っているのは、PGAツアー・プレイヤーのパット・ペレスの弟、マイク・ペレスです。

この人は今、ゴルフチャンネルの「Big Break Disney Golf」っていうゴルフ版のリアリティー番組に出場(出演?)して居るコンテスタントの一人です。
(ゴルフ版の、「アメリカンアイドル」みたいな番組です。)
コンテスタントはみんな一応プロゴルファーで、元水泳のオリンピック金メダリストなんかも入っていたりして、出演者のスキルレベルはかなり高いです。

番組の振り落としコンテストの一環で、NASCARのサーキット・ディズニーの直線で、300y先のフィニッシュ・ラインを3球中何球通過させられるか、という収録をやったので、この動画を撮影することになったのだろうと思われます。(ちなみに番組内ではこの動画は放送されませんでした。)

「Big Break」は日本でも見られるゴルフチャンネルでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、12シーズン目にあたる人気シリーズになっていまして、私も毎回観ています。(^^;

今のシリーズには、元NY市長のジュリアーニ氏(そう、あの911で世界的に有名になった市長さんです。)の息子がコンテスタントの一人で出ていたりします。これが絵に描いたようなうざくて生意気なために嫌われてしまう有名人の息子風情で笑いを誘います。


優勝者には、来年(2010年)、フロリダのウォルト・ディズニー・リゾートにあるコースで開催されるChildren’s Miracle Network Classicに、推薦出場させてもらえる特典が与えられます。

このトーナメントはその昔タイガーウッズがプロ転向した最初の年96年に優勝したウォルト・ディズニー・ワールドなんとか言う大会の名前が変わったやつですね。


11/25/2009

アディダス夢の企画


これは羨ましい。
めちゃくちゃ羨ましいです。

以前、お友達のhallyさんと、地球上最北端のゴルフ場や、一番高度の高いコース、低いコースなどの話題でひとしきり盛り上がったのですが・・・



このリンク先のサイトをご覧ください。 ↓




ついこの間の11/19/2009に始まったゴルフの旅で、今ちょうど「On Going」です。
アディダスの、「Wear in the World」という企画です。


このかつてない素晴らしいゴルフ旅行は、30日間の予定で、アディダス
テイラーメイド
の社員代表のお二人が世界中の珍しいコースを、アディダスの新発売ウエアを着てラウンドする、というものです。

プロフィールを見ますと、お二人とも普通のゴルフが上手い社員さんみたいです。
うわー、うらやましーなー。 ♡


カリフォルニア・デスバレーの世界一標高が低いゴルフ場から始まって、現在は世界一標高が高いゴルフ場でプレーするべくボリビアに到着した辺りです。

リアルタイムで上記リンクのブログが更新されていきます。
毎日要チェックですよ!


写真のほかに、コースでは動画も撮って公開されるようで、(私も行きたいですけど)普通の人には滅多に行けないコースの様子が見られます。


この後は、世界最南端にあるアルゼンチンのコースへ行き、アフリカ大陸の最南端コースへ行き、最後はオーストラリアの世界一暑いといわれているコースへ行く予定のようです。



今は11月末ですから、hallyさんと一番盛り上がった最北端のノルウエーのコースとアラスカのコースは凍っちゃっててラウンドできないんですね。

夏にもう一回企画があるかもしれませんね。
デスバレーのコースは夏だと気温が125度Fまで上がって、とても9ホールでさえ回れない、ってビデオで言ってましたから、そこも行ってもらって。(笑)



あ゛ー、こんなに羨ましいの、すごい久し振りの感覚です!!


11/24/2009

スプーン(3+)とパーシモン・ドライバー


今までにも何度かお友達のブログのコメント欄やらで、「今でも時々パーシモン・ドライバーをレンジで打ったりしている」と書いたことがあるのですが、今頃になって比較してみて気が付きました。


私は、ずーっと以前に書きました「3W購入」って記事にあるスプーンを現在も愛用しております。

最近になって、友人に「すごくいいよ、ディアブロのフェアウエーウッド。」って進められまして最新型の3Wを試してみようと、ショップの鳥かごで試打してみたりしたのですが、いまいっちょピンと来ませんでした。
あまり注目していなかったのですが、なんか最近の3Wって、どれもこれもすごくシャローフェースじゃないですか?MOIを大きくするためなのかなぁ?


正直言いまして、実は私はゴルフを始めた20数年前頃からずっとフェアウエー・ウッドにコンプレックスがありまして、あまりいい結果をもらえていないのです。苦手意識すらあるのかも。
(そんな訳で、歴代のアイアンセットにはやたらと1番アイアンと2番アイアンがラインナップしています。(^^;)

昔レンタルクラブでゴルフをしたときにやけにコースでまぁまぁうまく打てた3Wを購入したことがあるキャロウエイのスティールヘッド・プラスの3+ (シャフトも独特のステップが付けてあるスチール・シャフトでした)ってのが2代目で、このクラブはとにかく右に出てフックで戻ってくる弾道が多かったのを覚えています。
このクラブは日本に置いてきました。

その前の初代はウォーバードの3Wでしたが、ハリソンの極端にトルクの小さい赤/銀色のシャフトを挿していましたが、やや苦手にしていました。
ん?思えばこの辺りが苦手意識の原因だったかも?

パーシモンの時代には、お気に入りのクリーク(5W)がありましたからね。(^^;



そんなことはさておき、今愛用しております3Wは、ショップで何気なく手にした中古を鳥かごで打ってみて、私にしては当たる回数が多いんじゃないの?って感じて、時機に返すことになるかもなー、って思いつつ購入して(笑)、そのままバッグに定住するに至ったクラブです。
グレート・ビッグバーサIIの3+っていう、ストロングロフトのスプーン。

このクラブには前のオーナーのリシャフトだろうと思われますが、アルディラの85Xっていうシャフトが挿さっていました。
この重くて硬いシャフトがまるでスチールシャフトのような手応えだったからでしょうか、よく分かりませんが苦手なりにも比較的打ちやすく感じたのです。


前置きが長くなりましたが(^^;、この間レンジでパーシモン・ドライバーを打っていて、ふと「3Wと打ち比べてみよう。どっちが飛ぶだろう?」

・・・ぐらいな気持ちで、打ち比べてみました。

それから、見比べてみまして。
(なぜ今まで一度もやらなかったのでしょう?)


構えたときのフェースの大きさ・形といい、



ちょっとディープ目のフェースとその大きさといい、



なんかけっこう似てませんかね? (^^)

本間Extra90のトゥ側クラウン寄りの痛み具合が恥ずかしい限りなんですが、そこで打っちゃうんですから仕方ありません。(^^;

当時はツーピース・ボールが出だしていまして、硬いボールに対応するためにフェース・インサートにカーボンで金属を挟んだプレートが使われていたりしたんですが、そのプレートに入んないところのフェースの木の部分で打っちゃうから痛んじゃうんですよね。
カバーかけて、大事に使っては居ましたが、私の腕ではボールで痛んじゃうんだから防ぎようが無いです。(^^;

元は、本間自慢の軽量ボロン・シャフトの一種で、バイオレット・シャフトって呼ばれていた濃い赤紫色のカーボン・シャフト(爪ではじくとピンッピンッて感じのガラス系の音がするシャフトだったような気がします。)が入っていたのですが、私が当時出たばかりのプリシジョンのスチールシャフト、FM7.0にリシャフトしました。ステップが入っていて、内側に立て溝が切ってあるんじゃなかったかな、と思います。


シャフトはもちろんパーシモンドライバーのスチールシャフトの方が重いのですが、長さは、本間Extra90の方が当時のドライバーの標準長で43インチ。 3Wの方は(今まで知らなかったんですが)どうやら43インチ3/4か、44インチ相当の様です。

こんな感じ。



長さもちゃんと把握していなくて愛用していた私。(^^;
確か以前パターでもそんなことが。(x_x;


飛距離の方なんですが、たぶんどっこいどっこいだと思われますね。

ロフトがよく分からないのですが、3Wの方は+が付いたストロング・ロフト・モデルなのできっと13-14度ぐらいで、パーシモンDRの方は11-12度ぐらいでしょうかね?
どなたかご存知でしょうか?


私は、どちらのクラブもティーアップするときはかなり低めにして打ちます。
このパーシモンならシャフトがしっかりしているから打ち込めますし、ヘッドが高重心に出来ていてフェースの下の方で捉えてもボールにスピンがかかりますから、地面からいわゆる「直ドラ」でも普通に打つことができます。

ホント、今になって考えると、ずいぶんクラブって変わりましたね。

弾道は3Wの方が高く上がりますけどキャリーは出ている感じ。ランを入れた距離は(上手く打てたときの)パーシモンに分があるかも知れません。 まぁ、200yを越えちゃいますとレンジの打席から見えませんので、コースで打ち比べてみないとわかんないんですが。


ごちゃごちゃと、思い出話に終始してしまった感がありますが(笑)、どうも私の3Wは限りなく本間Extra90 に見た目もバランスも似ていたので、なんとか打てる、って雰囲気がするのかも知れないな、と思った次第なのです。(笑)


11/23/2009

ブラックゴールド (ゴルフ・クラブ)


ここは以前3年ぐらい前にプレーしたことがあったっきり、なぜか子供が熱出してキャンセルしたり、急な仕事の都合で行けなくなったりしてずっと縁がありませんでしたが、この週末、私のゴルフバディに予約を入れてもらってミニ・トーナメントに参加することが出来ました。

ノリさん、いただいたギフトありがとうございました。 「なんて書いてあんの?」って聞いて、喜んでましたです。(^^))


このコースは、リチャード・ニクソン元大統領の生家があるYorba Linda市にあります。
けっこうタフなチャンピオン・コースです。


Black Gold Golf Club
http://www.blackgoldgolf.com/


Arther Hill氏の設計で、まだ2000年に出来たばかりのコースです。

元シェルの原油採掘場所だったアップダウンのきつい立地に造られていまして、、アンジュレーションがきつくてうねったグリーンと、フェアウエーやグリーン周りもまたあちこちがうねっています。
傾斜からの打ち方をやらなければならないショットを多数要求されます。

グリーンのスピードは私の基準のスピードと同じくらいでしたが、コンパク
ションが高いようでグリーンへのアプローチは跳ねて転がってしまうのを計算に入れなくてはなりません。
下りの順目のラインは流れるようにスーッと行ってしまうので、すごく速く感じます。

しんどいけですど、こういうグリーンは好きです。(^^)

また、コースの整地されていない部分は自然保護区域になっていて、
rattle snake(がらがら蛇)注意の看板があちこちに設置されています。

今回は特に、7歩以下のパットの打ち分けを実践するべく、意気込んでのラウンドです。(^^)



ではいつものようにいくつかのホールをご紹介します。


3番ホールのグリーンです。 短い364yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


私もフェアウエー左サイドにある巨大なバンカーにティーショットを入れてしまいまして、2打めは左手前にショート。
3打めのアプローチはこの写真で言うと真右の方から、やや左足下がりのライからこのピンへ打ち上げて寄せる易しくない約30yでした。

珍しく上手く打てまして、写真にx印を付けた辺りの2歩(約1m半)に付けました。
1番の1歩ちょっと、2番の横のラインでダウンヒルややフックラインの2歩のパー・パットをしぶとく決めてきていましたが、ここは下りで右に2カップ半くらいかなり曲がるスライス・ラインです。

1番2番のパットを見ていた、この日初めて会うスコット(ちなみにこの人は7.5度のXシャフト中調子のドライバーを使いながらもシャフトがしなりすぎて弾道が安定しないという怪力プレイヤーでした。ハンディは15らしいですけど。)が、「このパットはどうかな?」って声かけてきましたので、

「下りのスライスは人類には決めらんない」ってこの間雑誌で読んだんだよね。とか答えつつ、6.5cmのテークバックで打ってみたら、入ってしまいました。(笑)

外れたらまた1mぐらい行ってしまいそうでしたけど。(^^;



4番の496yパー5の3打目は50y(うちグリーン上が30yぐらい)のアプローチでして、グリーン手前ぐらいにワンクッションで低いボールで転がして行ったんですが、最後ぐぐぐーっと左に90度ぐらいカーブして行ってカップをかすめ、30cmに止まってくれてバーディーを奪取。
3番のパーパットが入ってくれたのが好影響した感じです。(^^)

しかし次の長い430yの5番をボギーにした後、

6番のティーショットはドライバーのトゥ寄りで打って左へ曲がり、わずかに1yぐらいハザード・エリアに入ってしまい、1ペナルティーを払ってドロップ。
(結果的にこのホールはダブルボギーにしてしまいます。)

その6番のティーショットを終えた頃に、Roadrunner (ミチバシリ)と呼ばれている種類の鳥が姿を見せました。すかさずパチリ。(^^)



可愛いでしょ?

「ミッ、ミッ!」って言って、ピューン!って走るこのカートゥーン、ご存知でしょうか?





次の写真は8番ホール、203y打ち下ろしのパー3です。

画像をクリックで拡大します。

(写真はグリーンからティーへ振り返るアングルで撮っています。)


私はややフック気味に打ったためにグリーン左約1yに外し(この写真で言うと右の方ですね)、そこからのチップショットを約2歩に寄せました。
この写真ではx印ではなく、カップ手前左に写っている白いのが私のマークです。

この2歩が決まってくれてパーが取れたのは、気持ちの上でかなり大きかったです。
フックラインでしたし、チップショットで転がってきて通り過ぎてますから言わば返しのパットみたいなもので、3番とは比べ物にならないくらい楽に感じる2歩でしたが。



次は15番の短いパー4、左ドッグレッグのパー4の写真です。

画像をクリックで拡大します。


どうでも良いのですけれど、正面後方、上の方に見えている家の横の道路、ものすごい急な上り坂ですね。(笑)
写真に写っています右サイドのフェアウエー・バンカーまでが225yですので、このバンカーの左狙いでティーショットしました。

2打めはドドーっと打ち上げて行くのですが、ちょっと使うクラブを読み違えまして手前に16歩(約11m)残しましたが、このパットは難しかったです。
14歩ぐらいまでは上っていて、そこから先はカップに向かって下っていくんです。
特にカップを過ぎてからが下りがきつくなっていますので、過ぎてしまうとボールは止まりそうにありません。
返しの方がラインが見えますから通常なら50cmぐらい長めに打っていく“予定”で打ちますが、ここはとにかく14歩(約10m)の稜線まで打つこと、
カップを過ぎるスピードで打たないこと、を念頭においてパットしましたが、2歩ショートしました。

結局この2歩の下りのスライスをカップに蹴られて外し、3パットしてしまいました。
(すんごい悔しいです。)



これが最終18番の美しい池越えのホール、518yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


この写真は、10番パー3のグリーン上から撮っています。
石垣の滝の後ろにあるのがクラブハウスですね。


ティーショットはこんな感じで、長くは無いパー5らしくティーショットはタイトな感じ。

画像をクリックで拡大します。


ドライバーは、この日一番しっかりした当たりでフェアウエーセンターをキープ。

2打めは池まで200yでしたので、池までは届か無いクラブで打ってレイアップしました。
3Wを完璧に打てば届かなくは無い距離でしたが、池越えにならない左の花道は幅が狭くてとてもそんな確率の低いギャンブルは出来ません。
3打目は池越えの、ピンまでは89yでグリーン奥のエッジまでが95y。(カートに付属のGPSに拠ると、です。)

池には入れたくないんですが、硬いグリーンですのでピンよりかなり手前に落としたい。
普通なら池越えは大きめのクラブを選ぶんですけど、ここは17番でバーディーを獲れていた勢いで、フルショットのウエッジを選びました。

少し左下がりの少しつま先下がりという複雑なライでして、ピンの左手前に落とせばグリーン上の傾斜で右に流れて転がって拠るんじゃない?ってアドバイスをもらい(10番から見えてましたから、チェックしといたんですよね。)、そういう狙いで打ちましたがグリーン右いっぱいのエッジのところにオンしました。

ディボットの跡を確認してみましたが、ターフはピンの5yぐらい左に向いていました。
ライの傾斜の関係で、右に飛んだんですね、きっと。

得意な7歩(約5m)のやや登りの軽いフックライン。
狙って沈めに行きましたがALで外れて1歩残し。
返しもなんとかしっかり打ててパーで気持ちよく終了できました。


11/22/2009

Glowball Golf at Coyote Hills


これは一風変わってます。 :-p


近くにあります、コヨーテ・ヒルズゴルフコースから、こんなメールが届きました。

Glow Ball Golfのお知らせです♪

画像をクリックで拡大します。


要するに、金曜日の夕方暗くなる頃にゴルフ場に集まって、ビュッフェ形式の素敵なディナーをみんなで食べてる間に日が完全に沈んで辺りが暗くなったら、ショットガン形式でゴルフしようじゃないの。
そんでもって表彰式とかもやってエンジョイしましょう。って。

なんでも人気イベントらしくて、予約のウエイティングまで出るって書いてあります。


最も変わっているところは・・・、ナイター・ゴルフじゃないんですね。

蛍光スティックをねじ込んだ緑色に光るクリスタルボールを使って、暗闇の中プレーしようって訳なんです。
なんだそりゃ?(笑)


バック9の9ホールだけでのプレーなんですが、暗くて運転できませんから歩きでの参加のみ。
・・・まだ、なんだか的を得ませんね。

まがりなりにも、ペイン・スチュワート設計の、かなりアップダウンのある難しいコースなんですが、月明かりだけでまともにプレーできるんだろうか?
もっというと、ボールは光ってるかも知んないけど、クラブヘッドはろくすっぽ見えない訳で、ちゃんと当たるんだろうか?打てるんだろうか?


ちょっと検索して、昨年の大会の様子をリポートした記事を見つけました。

www.tydaniels.com/coyote-hills-glow-ball-moonlit-golf-tournament/



どうもですね、すっごい楽しかった風に書いてあります。(笑)

ところでこのリポートを書いているのは、以前この記事で取り上げた弾道の解説イラストを書いていたサイトです。


ボールは2個支給で、3個目を自費購入することも出来るが、3個ロストボールした時点でそのプレイヤーはジ・エンド。

昨年は2人ペアで、いい方のスコアを採用するベストボール方式だったらしいです。

暗くて、最初は上手くボールに当たらないんだけれども、20分もすると目と体が慣れてきて打てるようになってくる。 そのうちに満月が高くなってきて、ほの明るくなり、楽しく打てるようになってくる。

すぐにボール無くなっちゃうかと思うと、光るボールってのは捜しやすくて、かなり深いラフに入り込んでいても楽勝で見つかる。(私の感想: でもなー、谷に落としちゃうとだめでしょ?)

ボールはね、通常のゴルフボールより2クラブもしくは15-20%は飛ばないらしいです。
しかし!パターで打つときはよく弾くらしい。


ティーボックスには、オレンジに光るかぼちゃが置いてある。
コースのフェアウエイ中ほどには、ガイドとして赤く光るスティックが設置されている。
ピンフラッグは、頭のところが緑に光っていて、カップにも緑に光るブレスレットが中に入れてあって、場所が分かるようになっている。
各人は、光るスティックを帽子などに付けてコースのどこにいるか分かるようにする。


楽しくなっちゃって、「もう俺は暗闇でしかゴルフやんねぇ!」なんて言い出す人まで居たらしいです。(笑)

年1回だけのイベントで、また1年待たなくちゃなんないのが玉にキズ、とか書いてあります。(笑)
(私の感想: ホントかよ?)


とかなんとかいいつつ、“変なイベントはやってみなくっちゃ魂”がむくむくと。(笑) (^^;

予約入れちゃいましたよ。(笑)
12月4日(金曜日)です。
(たぶん満月?)

なんか興奮してきました!(笑)



***

ちなみに、これが以前普通の明るい時にラウンドしたレポートです。

コヨーテ・ヒルズ(ゴルフコース)




11/20/2009

テークバック相関グラフ


ちょっとくどくいかも知れませんけれど、整理のため書き留めておこうと思います。

16フィート以下のパット」という記事を発端にノリさんとデジタルパット談義をさせていただいた折に、「そう言えば、パットの距離とテークバックの大きさとの相関関係を一度数字にして整理してみた方がいいかもしれないな。」とか思うに至りました。


中・長距離のパットになるとパターヘッドの切り返しを視認すらしていないのにcm刻みでテークバックを表現するのも実際にはちょっとおこがましいのですが(^^;、理屈としてこうあるべきだ、という数字は認識しておいても補助にこそなれ弊害は無いだろうということで、納得のいく数字が出てくるだろうか?という自分自身での興味がありました。


ポイントとしては、デジタル処理してはいるけれども各距離での数字は、アナログ的なLinearityもしくはcontinuity(連続性)がなからんとおかしいだろう、というのは物理法則的に自明であるということです。

私自身がズバっと分かっているのは、7歩、14歩、それに21歩です。
ただし21歩になりますと、パターフェースもテークバックのトップでかなり開いていますし、軌道もインサイドに入って来ますので、パターフェースの打点位置で測るのか重心位置で測るのか?とか、軌道に沿って測るのか?とか、多少の疑問も出てきますが、そこは私性来のアバウトさで適当にいきます。


で、グラフにしたのが、これです。 ↓

パットの距離とテークバックの相関図

画像をクリックで拡大します。


青丸を黒い線でつないであるのが、歩数とテークバックの関係で、下側の濃いグレーの小さい丸に直線が引いてあるのが、歩数とm数の関連です(っていうか距離を表していて同じものですね)。

全体的に線を眺めてみますと、私が一番自信を持っている7歩の距離の青丸のところで線が折れ曲がって尖っている感じがします。
この実線は滑らかに変化しているべきなので、こういった突出点を修正するべきなのですが、実はこの7歩の距離のテークバックを27.5cmではなく
27.3cmにするとかなり滑らかになります。(笑)

2mmの修正は実際のところ無意味でして、テークバックの数字はcm刻み、ところによって0.5cm刻みを混ぜている、という並びですので、ここは
27.5cmとしておいて必要にして充分でしょう。



歩数距離テークバック
1歩0.7m6.5cm
2歩1.4m10cm
3歩2.1m13.5cm
4歩2.8m17cm
5歩3.5m20.5cm
6歩4.2m24cm
7歩4.9m27.5cm
8歩5.6m30cm
9歩6.3m32cm
10歩7.0m34cm
11歩7.7m36cm
12歩8.4m38cm
13歩9.1m39.5cm
14歩9.8m41cm
15歩10.5m42.5cm
16歩11.2m44cm
17歩11.9m45cm
18歩12.6m46cm
19歩13.3m47cm
20歩14.0m48cm
21歩14.7m49cm



感覚的にですが、自分では単振り子の運動でパターを動かしていると言うよりは、トップからインパクトにかけて少し力を加えて加速しているように感じています。
左肩を中心にパターを本当に重力だけでブラブラさせてみますと、テークバックはともかく、トップからインパクトにかけては明らかにパットをしているときの方がパターヘッドが速く動いているようです。

試しに近似計算をしてみますと、振り子の周期というのは重さや振り幅に関わることなく(ちなみにこれを振り子の等時性といいますですね)、

T = 2π√l/g

ということで、この式に重力加速度g=9.8m/s2と、左肩(左脇)からパターヘッドまでのおよその距離51インチ(約1.29m)と円周率3.14(私はゆとり教育受けていませんので3は使いません。(笑))を入れてみますと、2.27秒、テークバック開始からインパクトまでだとこの半分ですから1.135秒になります。

しかし、過去のパッティング動画などでテークバック開始からインパクトまでを計測してみますと、0.94-1.05秒ぐらいしかかかっておりませんので、
短くなった分が自分で力をかけて加速度が大きくなった結果であると考えることができます。


・・・と、屁理屈をこねてみましたが(笑)、7倍も遅くなっている(1秒が7秒で再生されます。)スーパースロー再生の動画を見てみますと、テークバックは重力加速度による振り子運動よりも遅いぐらいで動いていますが、トップからインパクトまではテークバックの3倍以上速いスピードで動いていることが分かりました。

自分では振り子運動を意識して、優しくボールをヒットしているような気持ちで居ましたが、かなりの加速度を付けてまさにストロークしていることが
分かりました。(^^)


パッティングも、アプローチやもっと言うとドライバー・ショットとも「同じような感覚・リズム」で打ちたい、という表現は、この辺りの事実からも、けっこう的を得ている表現だと言えるんじゃないかなー、と思ったりしました。
(これは、GGさんに教わりました。☆)



***

(ノリさんへのコメントの続きです。)


ノリさん、

あらためまして、わざわざスケールを出して測っていただきましてありがとうございました。m(__)m

12m/46cm、符合していて嬉しいです。(^^)
(ただしこの距離はまだ私あまり上手くないのですが。)

ノリさんのブログの過去ログを一番よく読んでいるんじゃないかと自認している私が(笑)、ちょいとグラフ化をやってみました。

で、私思うにノリさんのシステムですが、実は右肩上がりのなだらかな曲線には、なっていないようです。
むしろ、私のようなアナログのデジタル補助方式ではなく、もっとシステマチックなまさにデジタル式処理のシステムのようだ、と分析しました。

こちらです。 ↓

パットの距離とテークバックの相関図 (ノリさん編・改定前

画像をクリックで拡大します。


今回ノリさんにいただいた数字の27.5cm、35.5cm、46cm、65cmと、靴の左右5.5cmを頼りに、靴幅3つ33cmの時は実は30cmぐらいに狭めるという情報を基本の数字に。

ノリさんが過去に記事や私へのコメントでお書きになっている数字は、青字で記入してあります。

そうして出した数字に加え、スタンス幅が22cm幅で打った場合の数字と11cm幅で打った場合の数字とか、11歩13歩の時の数字とかを私の予想で補足しました。

私のあてずっぽうの予測数字はヒ゜ンク色にしてあります。(線の方も。)


そしてヒントになるのは、「(スタンスが)33cmの靴の左と22cmの靴の右は違う。」とおっしゃっている点。
テークバックのトップ位置からボールまでの距離としては同じですが、スタンス幅の違いによる加速度に違いが出るという事実。
このヒントをいただかなくても、点の分布を見ましたら、線を引ける方法はこれしかありません。
ですから、ヒントによって裏付けをとった感じです。


あと、「16m(20歩)以上は少しずつパンチを入れる。」とおっしゃっていますので、右の太ももにグリップが重なった位置からパンチを入れていらっしゃるのじゃないかな?と予想した数字もプロットしました。
歩数に対するパット距離の直線の下側に来ている点2つです。(ヒ゜ンク線でつないであります。)
まぁ、こちらのパンチ入りパッティングの2点については詳しいお話も伺っていない部分なので、ものすごく外れてるかもしれません。(^^;


スタンス幅の違い、パンチの入る入らないの違い、によって、部分的には連続性は失われているようです。
もっとも、パットの残り距離がカバーされていれば、連続性は必須ではない訳です。(^^)

私が、スタンス幅を変えたセットアップをやってみて、上手く打ち分けられなかった理由が分かって来たような気がしました。

とは言え、もしノリさんから数字の修正をいただきましたら、すぐにまたグラフを出しなおします。数字打ち直して、どう線を引くか検討するだけですので、簡単です。(^^)
今の状態は、私の想像による仮想の点がだいぶ入っておりますので(^^;。

---

そう言えばちょうど今頃は、彦十さんのコンペでノリさんとコルレオーネXさん、同組でラウンドされている頃ですね。
みなさん、いいなぁ。(^^)



***

(さらにノリさんへの続きです。)


ノリさん、

ホントにありがとうございます。 また測っていただいて。m(__)m

今回は、8フィートぐらいのグリーンの、ほんの軽ーい下りでのデータですね。

前回のグラフ↑に重ねる形で、さらにプロットしてみました。


前回のグラフをピンクと線に置き換えまして、その上に今回いただきましたデータをと線で書き加えました。

ちょっと重なっている部分が見えにくいかも知れませんがご了承ください。

こちらです。 ↓

パットの距離とテークバックの相関図 (ノリさん編・改訂版

画像をクリックで拡大します。


拡大してご覧下さい。

やはりノリさんのシステムですが、非常にシステマチックなまさにデジタル式処理のシステムで、スタンス幅によるA・B・C・Dの基準ごとにシステマイズされた断続的ラインになるようです。


グリーンの違いが少し出ている感じですが、これ以外に線を引く方法がないくらい、ビシッと並んでいます。

16~17歩先から勾配が増すような感じがしたとおっしゃっていましたが、そのとおりにグラフに現れています。

正確さに脱帽いたしますです。(^^)


ブログの不具合が復旧しました。


ここ1週間、ブログの表示が異常に時間がかかって、本人さえも待っていられず、記事編集にも往生するような状態でしたが、選ばれし物さんにアドバイスいただきまして、

GDOサポートの方に問い合わせをいたしましたところ、とても迅速にご対応いただけましてどうやら回復した模様です。


原因は、フリー編集スキンを使っているユーザーのソースコードの中に古い情報が含まれていたため、比較的以前にソースコードの変更を設定していたブログに不具合が出ていたのだそうです。

ベースのサーバーのOSで更新があり、そこに対応できていなかったとかそういった感じで問題が起きたのでしょうかね?


数ヶ月前に、フリー編集スキンの廃止が為されましたが、
この辺のメンテナンスが個別で対応せざるを得ないため?に、大変に手間がかかってしまう、という事情があったのかも知れませんね。


比較的以前にフリー編集スキンでソースコードの変更を設定なさっていたユーザーさん方々、不具合解消いたしましたでしょうか?


まずは一安心しました。(^^)

11/19/2009

ザ・キウイ・チャレンジ


先週末の日曜日にNBCで放送されていたのをTVで観たのですが、なにやらすごいコースで若手4人がプレーしていて、思わず見入りました。

日本でも放送ありましたでしょうか?


賞金も総額200万ドルで優勝賞金は100万ドルとかの高額賞金が掛かっていますし(同じ週にロレーナ・オチョア・インビテーショナルで初優勝したミシェル・ウィーの優勝賞金が22万ドルでしたからね)、

ゴルフ・チャンネルではなくてNBCで放送するあたりかなり力が入っていると思うのですが、この時期の土・日は、カレッジ・フットボールとNFLのフットボールに重なるため、全国ネットのNBCとは言え視聴率はそれほど取れていないんだろうと思います・・・。
(どうやら、昨年から開催されていたようです。)


かなりのゴルフ好きを自認している私でも去年は気が付かずに過ぎてました。(そう言えばハンター・メイハムが去年のこの時期なんか勝ったような記憶はあったような気が・・・。(^^;)


The Kiwi Challengehttp://www.thekiwichallenge.com/


でねー、すごいんですよこれが!

画像をクリックでリンクしてます。


ぺブルビーチや川奈のコースにときめいてしまう私としては、この写真1枚見ただけでもブルッと来ました。(^^)

上の写真は、日曜日のトーナメント会場となるニュージーランドのケープ・キッドナッパーズのサイトのものです。

Cape Kidnappers
http://www.capekidnappers.com/


土曜日は、同じ系列のカウリ・クリフスで行われ、プレイヤー4人はヘリコプターで移動して2日目を戦います。

Kauri Cliffs
http://www.kauricliffs.com/


私にはいまいちフォーマットとか位置づけとかがよく分かっていないのですが、30歳未満(20代)の最強プレイヤーを決定する、とかの2日間競技なんだそうです。

「チャレンジ」とか名前が付いていますが、PGAヨーロピアン・ツアーの下部組織、「チャレンジ・ツアー」とはまるで関係無いようです。


昨年はハンター・メイハム、アンソニー・キム、ブラント・スネデガー、オーストラリアのアダム・スコットの4人で競われ、ハンター・メイハムが優勝賞金150万ドルを手にしました。

2009年は、上位二人ハンター・メイハムとアンソニー・キムが再参加、残り二人は入れ替わりでショーン・オヘアーとコロンビアのカミロ・ビジェガスが招待されて、この4人で行われまして、ショーン・オヘアーを辛くも抑えてアンソニー・キムが優勝しました。


上の写真の辺りの2日目後半のホールの数々は、海風が吹くと今勢いのある若手4人にとってもさすがに難しくなるようで、次々にトラブルショットに見舞われていました。

4人でラウンドしているだけに、(どうしてもグリーンが中心になってしまう通常のトーナメントと異なり)中継を見ていてもコースの隅々、全部のショットがオンエアーされる感じで、TV観戦としてもエンターテイメント性の高いトーナメントだと思いました。

ケープ・キッドナッパーズは、この見た目にも美しいけど明らかに難しいパー71ですが、その上距離も長くて7,187yで設定され、相当の難コースと見ました。
でも、優勝する人はアンダーで回っちゃうんですよねー。



ケープ・キッドナッパーズのコース設計はフロリダのTom Doak氏で2004年に開場したコースだそうですが、ロンドンのデイリー・テレグラフ紙のランキングでは世界ナンバー1に選出され、我々にも馴染みの深いゴルフ・マガシン誌のランキングでもすでに36位に、ゴルフ・マガシン誌の過去50年に造成されたコースのランキングでは4位に選出されているそうです。


11/18/2009

パッティング動画-3


16フィート以下のパットという記事のフォローアップのような形になります。


実際に練習してみて、2フィートおきにボールを置くことの無理に気が付きました。(^^;
従いまして、先だっての記事の私の基準に置き換えた表は、

2フィートは、 6センチのテークバックで打つ、
4フィートは、 9センチのテークバックで打つ、
6フィートは、12センチのテークバックで打つ、
8フィートは、15センチ、
10フィートは、18センチ、
12フィートは、21センチ、
14フィートは、24センチ、
16フィートは、27センチのテークバックで打つ、

でしたが、
より具体的な私の基準に置き換えた表は、

1歩(0.7m)は、 6.5センチのテークバックで打つ、
2歩(1.4m)は、10センチのテークバックで打つ、
3歩(2.1m)は、13.5センチのテークバックで打つ、
4歩(2.8m)は、17センチ、
5歩(3.5m)は、20.5センチ、
6歩(4.2m)は、24センチ、
7歩(4.9m)は、27.5センチのテークバックで打つ、


ということに、微修正いたします。


で、下向いて構えてるときに目に入るもので大体のストローク幅を分かるようにしておきます。

1歩: 6.5センチは、大体[ボール+パターヘッドの幅]ぐらい。
2歩: 10センチは、靴の幅の広いとこぐらい。
3歩: 13.5センチは、[靴の幅+ボール幅1個分弱]
4歩: 17センチは、スタンス幅でほぼ[ボールから右足ひざ(ズボン)の内側]ぐらい。
5歩: 20.5センチは、靴幅2個ぐらい。
6歩: 24センチは、[靴幅2個+ボール幅1個分弱]
7歩: 27.5センチは、いつものスタンス幅でほぼ[ボールから右足靴の内側まで]ぐらい。


このくらい具体的にしておけば、ノリさん方式に少し近付けるでしょう。(^^)


ここでの目的は、16フィート以下の距離のコントロールということで、実際には距離のコントロールというよりはむしろ、ショートパットの距離をより正確にコントロールすることによってショートパットの距離でも曲がるラインをキチンと把握して打ち、曲がり幅は打つスピードで違ってくるようなケースに強くなりたい。

そのために、フィニッシュの重要性 (パッティング)の記事で掲げた、フィニッシュを止めて潜在意識に働きかけフィードバックをかけて脳にイメージさせて改善につなげる、ということをやろうとしています。

今までの私のデジタルパットは、3パットを撲滅することがメインテーマでしたが(これからもそうですが)、16フィート以内の比較的短い距離のパットの1パット率を増やしたい、という意味では、一歩進んだ取り組みということになります。(^^)


まずは2mぐらいの、しかし「カップを外して狙うくらい曲がるパット」を“カップインさせる”ように練習することを中心に、練習グリーンに行くチャンスがある度に練習をしようと思います。



***

ということで、パッティング動画-2以来となる動画を撮ってみました。(^^;

例によって、ストロークの部分だけ1/7の再生スピードにスーパースロー化してあります。



ラジオで大好きなチャージャーズ戦を聞きながら練習グリーンにだけ、息子連れで遊びに行って撮った動画でして、いい塩梅にあんまり集中できているとは言い難い状態でパッティングをしています。(笑)
(このとき彼は、カメラ後方で地面に打ち込んだティーペグをてこの原理でグリーンフォークと別のティーペグを使って引き抜いたりしてで遊んでおりました。(笑))


この時はまだ、本記事を書く前でしたので、6フィート(約1m83cm)を単なる目分量で12cmのテークバックで打とうとしていたのだったと思います。

1つ目のストロークでややテークバックが小さくて微妙にショートしてしまったので、2つ目のボールの時のストロークでは“無意識に”テークバックを少し大きくしています。
逆にフォロースルーが少し小さくなっているのも、無意識です。


この辺りが、ビデオを撮ると自分では分からない部分が見えてくる、最大の利点ですね。

無意識での挙動ですが、生体自己制御の短期記憶を利用することで修正できるのなら修正してみたいと思っています。


後ろの方に映っている白シャツのおじさんもストロークと同時に首も回るスタイルで、なかなかに距離感の合ったパッティングをしていますね。(^^)



全くの余談ですがこのビデオ、ショートしたボールが谷側から時間差でカップインするという珍しいものが撮れました。(笑)


11/16/2009

16フィート以下のパット


16フィート (約4m88cm)以下の距離のパットを距離感よく打ち分けるための練習について、「これは!」と思いましたので、忘れないうちに書いておこう、という記事です。(^^;


前回このカテゴリーの記事で、フィニッシュの重要性 (パッティング)という話題を取り上げました。

その記事で、コメント欄コルレオーネXさんから貴重なご意見をいただきました。
振り幅で距離をコントロールすると言うが、パターヘッドの切り返しを目で視認するのは難しいのではないか? と言うことでした。

長い距離を打つときにパターヘッドの切り返し位置を視認しにくいケースをどう対処するかはとりあえず置いておきまして(^^;、

「1-7歩の距離であればボールを見ているにしてもパターヘッドの切り返し位置は視認できそうですね。」ということを返信コメントの中にちょこっと書きましたことと、今回の練習法には非常に関係があります。



カリフォルニアの一般アマチュアからの質問で、とあるプロが問題解決のアドバイスと練習法を伝授していました。

質問は、『私は12フィート(約3m33cm)以下のショートパットで、弱かったり強かったりどうも距離が安定せずに困っているのですが、どうすれば改善できますでしょうか?』というものでした。

プロからの返答は、「距離のコントロールを安定させるためには、パットするときにacceleration (加速すること)しながらボールをヒットすることを実践してください。 加速しながらボールをストロークできるように練習すると、グッと安定します。」

(これはまさに、いつもノリさんがおっしゃっているアドバイスと全く同じですね。 ノリさんの場合はさらにもう一歩進んだ「一定の加速度でボールを打つ」っていう表現をなさっています。)



ということで、アドバイスされた練習法は次のような方法です。

画像をクリックで拡大します。


ボールをカップから2フィート(約61cm)ずつ間隔を空けて6個並べ、カップに近い方からパットしていくのです。

まずは、カップから一番近い2フィートの距離のボールをテークバックは2インチだけ(約5cmだけですね。ボールの幅よりちょっと多いぐらいしかありません)小さく取り、逆にフォローを大きくすることでパターヘッドのスピードを加速しつつボールをヒットする感覚を意識して感じてください。

そこから、2フィート遠くなる毎に1インチ(約2.54cm)ずつテークバックの幅を増やして行ってください。
4フィートは、3インチのテークバックで打つ、
6フィートは、4インチのテークバックで打つ、
・・・
12フィートは、7インチのテークバックで打つ、

という練習法でした。

この場合は、相談者に対するアドバイスなので、acceleration (加速すること)しながらボールをヒットする感覚を体感してもらうため、ということが主眼になっていて、想定しているグリーンの速さなどには言及していませんでした。



これに私はボールをさらに2個増やして、全部で8個並べて練習をすることにしました。
8個並べますと、一番遠いボールは16フィート (約4m88cm)の位置になります。
ちょうど私の7歩の距離(4.9m)と同じになるのですよね。

上記の換算で言いますと、16フィートを打つには9インチ(約22.9cm)テークバックすれば良いことになります。

私は普段自分の中で基準になっているスピードのグリーンでは、16フィートの距離は(9インチではなくって)11インチ(約28cm)ぐらいのテークバックで打っています。
この2インチの差は、プロの頭の中にある基準のスピードが、私の頭の中にある基準のスピードより速いからであろうと想定しまして、1インチ刻みのテークバックを、約3cm刻みに置き換えてみます。

そうしますと、

2フィートは、 6センチのテークバックで打つ、
4フィートは、 9センチのテークバックで打つ、
6フィートは、12センチのテークバックで打つ、
8フィートは、15センチ、
10フィートは、18センチ、
12フィートは、21センチ、
14フィートは、24センチ、
16フィートは、27センチのテークバックで打つ、

という風に置き換えれば、ほぼ私の基準に合わせることが出来ます。

写真にもありますように、早速この練習を実際にちょっとやってみました。

12センチ、15センチ、18センチ、とパターヘッドの切り返し位置の視認の方に気を取られ過ぎますと、打ち出すラインがおろそかになってしまいました。(^^;

たとえば1回目は、2フィート、4フィートをカップインした後、次々にカップを外し、最後の7歩の距離(16フィート)だけがズドンとカップインでした。
ラインは分かっている訳ですからね。
やはりテークバックにあまり気を取られない打ち慣れた7歩の距離が一番上手く打てました。


でも、短い距離のパットですから当たり前といえば当たり前なんですが、外れたパットも距離的には40cmオーバー以内ぐらいには入ってくれて居ました。ショートもなし。

16フィート以下のパットを距離感よく打ち分けるための練習としては、なかなか良さそうな印象を受けました。


慣れてきたら、この練習を、距離感よく打たないとラインを外れてしまう比較的大きく切れるラインとか、往復びんたになりやすい横のラインとか、そういう嫌なラインの練習に応用してみようかなぁ、と思ったりしましたのでした。(^^)  ♡




***

ところで、加速しながらボールを打つという表現ですが、「感覚的に」ということのようです。

物理的に測定してみますと、パットの上手いプレイヤーのパットは、ヘッドスピードが最大になった後にボールを打ち、ヘッドスピードが落ちないという動きを見せるそうです。

打つ方の感覚としては、加速しつつ打っている感覚でちょうどいいのだろうと思います。



11/14/2009

ダグ・バロン、PGAツアーを提訴


何日か前に、禁止薬物陽性反応による出場停止処分第1号のお話をご報告しましたが、Golf Weekに続報が出ていました。

Barron vs. Tour: It’s judge’s decision


内容をかいつまんでみます。


来週のQスクールのセカンドステージをプレーするために、出場停止処分の差し止めを求めて弁護士を通じて裁判所に提訴したそうです。
3時間にも及ぶ説明を聞いたツ・ファン下級裁判所判事は、土曜日の朝には判定を下したい、という運びになった模様。

ダグ・バロンは心臓の左心室と左心房の間にある弁がきちんと開閉しないという心臓の問題を抱えており、18歳の頃からベータ・ブロッカーとして知られるプロプラノロールという薬を服用していました。
これは、高血圧などによるハイパー・テンションを沈める効果のある医薬品で、極度の緊張による震えなどを沈める効果があるため、PGAでは禁止薬物にしていたようです。

バロンはまた、自然に保有する体内のテストステロンが低いという症状も抱えていて、2005年からこれもまた医者の処方でテストステロン剤を服用し始めました。
しかしテストステロンは、メジャーリーグのスラッガーでロジャー・マリスの1シーズンのHR記録を37年振りに更新して話題になったマーク・マグワイアが使用していたことでよく知られるようになったステロイドで、明らかにPGAでも禁止薬物にしています。

しかしバロンの弁護士側は、低下しているテストステロンを、普通の生活が送れるように標準的な高さまで処方する治療は、パフォーマンスの向上にはつながらない、と説明しています。

PGAツアーのタイ・ヴォタウ副社長は、電話で「訴訟になっていることは把握している。係争中であるのでコメントは出来ない。」と答えています。
PGAツアー側のリッチ・ヤング弁護士は、バロンは十分に承知してPGAのルールを破っている。スポーツがクリーンであることは、大衆の関心事として非常に大切であると述べています。


実はバロン側は、TUE(therapeutic use exemption)と呼ばれている、治療目的による例外措置を求めて、2度却下されていました。
PGAツアーが、禁止薬物の方針を取り入れることに決定した3ヵ月後の
2008年10月にはプロプラノロールの服用を中止するように指導を受け、
2009年1月にはテストステロンの服用も却下されていたそうです。


PGA側のリッチ・ヤング弁護士に拠れば、バロンは(今年唯一出場した)セント・ジュード・クラシックの前に、「出場するためにはテストステロンを使用してはならない」と、明確に通達されている。

ということだそうなんですが、なんだか変な雲行きですね。


***

記事を読んだ私の勝手な印象ですが(^^;、
PGAツアーは出場停止になっても影響の少ない当たり障りのないプレイヤーを見せしめに処分をして、ツアー・プレイヤー達にドラッグ・ポリシー(禁止薬物の方針)は毅然として有効に機能しますよ、注意してくださいね。

・・・と知らしめるつもりが、どうやらうっかり解決の一番難しい辺りの人から第1号処分を始めてしまったな、というような感じがします。



***

フォローアップ記事が出ました。
やはり、裁判所はバロンの出場停止処分差し止めの提訴を却下しました。

US Magistrate denies restraining order to Barron

まぁ、当然だと思うのですが、一方で、“The judge said (Doug) Barron
made a strong case that...”とか書かれてますので、けっこう微妙な面もあったようです。


なんか間違ってると思いますわ。


11/13/2009

ミリタリー・スタイル・ハット


今月号のゴルフ・マガジンで取り上げられていたのですが、今米国ではひそかに(今までのベースボール・キャップ・スタイルとは違った)こういったタイプのゴルフ・ハットがじわじわ流行りつつあります。(^^)


記憶に新しいところですと、USオープンで3日目までトップを走ったリッキー・バーンズが被ってましたから、ご記憶の方も多いんじゃないかと思います。
(この人のキャップは、つばが小さいタイプでしたね。余談ですが、バーンズのお父さんはNFLペイトリオッツのプレイヤーでした。)

Ricky Barnes




あとは、コロンビアのカミロ・ビジェガスも近頃はコブラが出したちょっとつばが大きいタイプのミリタリー・スタイルの帽子を被ったりしています。

Camilo Villegas



これからじわじわ来そうな感じがしないでもありませんね。



プーマからも、なかなかカッコイイのが出ていますね。
ロゴマークのピューマが切抜きの縫込みみたいになってて、なかなか凝ってます。



私も実は、この7月にエンジェルズの応援に行って球場のギブアウェイでもらったエンジェルズ・ロゴのミリタリー・スタイル・ハットを持っていますので、その後 “なにも知らずに” 愛用していました。(笑)



上の写真で私が被っていますのは、↓これの色違いでして、地の部分は真っ黒です。



これは、特にゴルフ用ではない迷彩色バージョン。



流行には全くと言っていいほど疎い私ですが、まぁたまにはこんな記事もいいんじゃないかと。(^^;


11/11/2009

フィニッシュの重要性 (パッティング)


このカテゴリーの記事を書くときはなんかウキウキしますね。
確実に上手くなれるような気がして。(気のせいかもしれませんが。(笑))


経験的にですが自分でもおぼろげに感じていたことなのですが、デーブ・ペルツの配信メールで解説されているものを読んで、再確認することができました。

パッティングの際に、フィニッシュをビシッと決められたときって言うのは(結果はカップインしていようがカップインしていまいがそこは別にして)
自分でも非常に気持ちがいいものですし、特に厳しい状況のショートパットでこれが出来たときには周りからも、「Solid!」とか、「Good putting!」って声をかけて貰える時が多いです。

この「solid」という英単語は耳にすると非常に嬉しい表現でして、中身の
詰まった、しっかりした、内容の充実した、ゆるぎない、と言ったニュアンスのある表現なのです。
「うん、しっかり打ったね。」が一番近い日本語になりますでしょうか。(^^)





配信された内容をなるべく原文に忠実に直訳してみます。

After you putt, it is important to hold the finish position of your stroke until the ball stops and you can see the results.
パットをした後、ボールが止まって結果が見えるまでストロークのフィニッシュ・ポジションを保持しておくということはとても重要です。

The correlation between your stroke and how the ball rolled will never
be fresher in your mind.

あなたのストロークとボールがどう転がったかの相関関係は、頭の中でこれ以上ないくらい鮮明になります。

This is the feedback you need to prepare your subconscious to play
your best in the future.

これこそが、今後ベストのプレーをするためにあなたの「潜在意識」に準備をさせるのに必要なフィードバックなのです。

Biofeedback studies have shown that a human’s short-term memory is very short: Every eight seconds you lose about 30% of the sensations or feelings you have generated - if no new one comes along.
生体自己制御の研究によれば、人間の短期記憶はとても短いのです。
あなたが生み出した感覚やフィーリングは、8秒ごとに30%が失われていきます。 - 新しい感覚が出現しなかった場合です。


But if you move and add new sensations before your putt has stopped, the new feelings immediately cover up the old.
しかし、もしパットが止まる前にあなたが動いたり新たな感覚を加えたりすると、新しいフィーリングはただちに古い感覚に覆い被さってしまいます。

If you can make a habit of holding your finish and retaining you feel of
the stroke you just made as each putt rolls, then what you see and feel within those first eight seconds will be correlated in your mind.

フィニッシュを保持することを習慣にしてしまえば、パットを転がすたびに今行ったばかりのストロークのフィーリングを維持することが出来て、最初の8秒以内にあなたが見てそして感じたものが、頭の中に相関されます。

This will optimize your stroke improvement process and your future
putting touch.

こうすることで、ストロークの改善プロセスを最大限に効果的にすることができ、将来のパッティングのタッチを最適化できるのです。

(この内容は、デーブ・ペルツのパッティング・バイブルの第5章に詳しく書いてあるそうです。)







さらに、ペルツはつい最近のTwitterでこんなことを発言しています。

Everybody knows if you putt balls too fast-they’ll never stay in the
hole, too slow and they’ll never get to it-but what speed is optimum?

パットを強く打ちすぎると決してカップには沈んでくれないし、弱すぎると決してカップに届かないのはみんな知ってると思うけど、 - 一番効率のいい強さって知ってる?(注: 英語ではパットの強さをスピードで速いとか遅いとか表現します。)

Since most putts miss hole-watch how far your missed ones roll past:
17-inches past means optimum speed, farther=too fast, shorter=too
slow

ほとんどのパットはカップに入らないんだから、 - 外したパットがどのくらい通り過ぎるか観察してごらん。
カップを17インチ(約43.2センチ)過ぎるのが一番効率の良いスピードなんだ。 17インチより遠いのは強すぎ、短いのは弱すぎ。


Optimum speed gives best chance of hitting/staying in hole:
faster creates more lip-outs, slower means more get knocked off-line
and miss

一番効率のいいスピードで打てば、カップインするチャンスが一番大きくなる。
強いのはカップに蹴られるし、弱いのはラインを外れてミスするってわけ。



また別な場面では、こう言っています。

一般のゴルファーからの、「あなたはアマチュアはパットの曲がりを小さく読みすぎてほとんどのパットを下側(B側)に外す、とおっしゃっていますが、それはなぜなのですか?」という質問に対する回答です。


「人間って言うのは自分に甘くて、実際は相当体重オーバーしているのに、本人は『ちょっとオーバーしてるかな』って現実を見ないのとよく似ていると思います。現実を見たくないんですよ。大きく曲がるパットはあまり曲がらないパットよりも難しいので、潜在意識的に真っ直ぐ目に打ちたがってしまうんです。」
「もうひとつは、目線をあげてボールを見ると、見えるのはボールの転がりの最後の方だけなんですよね。最初の方の転がりとか途中の曲がっていく様子を見ていないから、その分の読みをちゃんと計算に入れられていないんですよね。」


---

つまり、パットをした時の転がりを出来るだけ目に焼き付け、なるべくフィードバックをかけて行ってパットの読みとストロークを改善していく。
その時に、フィニッシュでピタッと止まってイメージを、脳裏に焼き付けて行けば、より鮮明に記憶したフィーリングとボールの転がりとを関連付けてフィードバックをかけることが出来る、という寸法です。(^^)


幸か不幸か、私はボールの転がりのほとんどを見ながら打つ変則パッティングをしています。
フィニッシュもテークバックの大きさに比べて割合に大きくとっています。

今後はこの生体自己制御とフィードバックを強く意識して、改善につなげて行きたいと思います。(^^)

11/08/2009

ラウンド記録 (エル・ドラドの2)


ここは、普段(記録はとりませんが)練習している早朝バック9でよく回っているコースです。 (以前のラウンド記)

この間リシャフトしたドライバーを打ち込んで慣れていくのが最大の関心事、というラウンドでした。

料金も手軽なパブリックコースでして、早朝スタートで10時半ごろには18ホール終了、比較的手軽にラウンドできます。

前回書きましたが、ここはホール・セパレーションの木々が生長していて空中ハザードになっているところが多々あって、私はかなり苦手にしているコースでして、ドライバーの出来が大変に重要なレイアウトですから、ドライバーを打って試していくにはうってつけです。


El Dorado Park Golf Course
http://eldoradopark.americangolf.com/


ずーっと苦手にしてきたコースですが(といっても回数こなしているのはバック9だけですけど)、ドライバーがある程度コントロールできている時にはそれほど難しいコースではなく感じます。


青ティーのコースレート/スロープは70.9/126、パーは36・36=72です。

1 4 - 1
2 4 +3 2 U6AL-1-(3パット)
3 3 - / S9S-②
4 5 △ 2
5 4 - 0 U9A
6 4 - 0 S10B
7 5 △ 2 U7S
8 4 △ 2
9 3 - / D9AL-①

10 5 - 0 11A
11 4 ◯ 0
12 3 +3 / 4B
13 4 △ 2
14 4 - 0 U5S
15 4 △ 0 4AL
16 4 - 1 7AL
17 3 - / 2-
18 5 ◯ 0

41(17)・39(15)= 80(32)


***

このコースでは、ティーショットがどうしても木がらみになってきます。
しかし敢えてパー3以外の全ホールでドライバーを使用しました。

青字のDAPスコア(ティーショットの自己評価)で12というのは、今までのラウンド記録にも殆ど無かったと思いますが、ここではどうしてもこういう感じになってきますねー。
(一方、OBになる箇所はあまり無いコースです。)


出だしのホール、グリーンをショートして外し、寄せきれずに8歩(約5m半)残りましたが、第4象限に残していたのが幸いしたか、ラッキー・パーでスタート。

しかし2番ホールではフェアウエー・バンカーからのショットを薄めに打ってしまって高さが出ず、あごに当ててしまいました。 その上、次ショットが木の下を抜かなければならないという状況でグリーンまで届かず。
チップショットもショート目でやはり第4象限からの6歩(約4m)のパットでしたが、これを強引に決めに行ったため、第2象限の悪夢のラインを残してしまい、1歩ちょっとの距離(約90cm)でしたがカップに蹴られて3パットしてしまいました。
これは痛いトリプル・ボギーです。

スコアを落としたホールは、どれも木がらみですね。
池の場合ですと、ほぼペナルティの1打のみで、距離の罰がありませんから立て続けに入れない限り1打の損で済みますが、木の場合は確実に出していかないとドツボに嵌って2打3打と落としてしまう場合があるので油断禁物です。


後半の12番パー3のトリプルボギーは、約195yのティーショットを右に大きく外し、そこからバンカー越えのピッチ・ショットではやってはいけないショートをしてバンカーに入れてしまい、バンカーショットは出ただけでまだグリーンにショート。
そこからチップ・ショットでもうひとつ寄せきれず4歩(約3m)のパットでしたが、自分としてはいいストロークをしたものの切れる大きさが読みきれず、Bに外してトリプルにしてしまいました。

6歩(約4m)のバーディーパットを決めた直後のホールだったため、悔やまれます。
(ABFというやつですね。(^^;)

16番ホールは2打目が木の中ではあったのですが、距離が約110yとさほど無かったことと、低いややフックのボールで非常に上手くグリーンを捉えることが出来たため、DAPスコアを「1」としてあります。

17番のパットは入れたかったですねー。
2歩としてありますが、実際には2歩弱で約1.2mぐらいでした。
エアーレーションの跡がまだ残っていて、そのパンチ・ラインにつられるような感じでボールが傾斜とは逆に転がり、カップの右淵で蹴られてしまいました。(x_x)


もう少し精度を上げたいところですが(正確に言いますと、ドロー気味に出るときとフェード気味に出るときをもう少し思う方に打てたい、という感じです)、エル・ドラドでこれだけやれれば、このドライバーは十分にこれから使っていく目処が立ったと思います。(^^)


11/04/2009

出場停止処分 第1号 (by PED)


ついに第1号、禁止薬物でゴルフ界からも出場停止処分を受けたプレイヤーが出てきました。まぁ、時間の問題かとは思っていたのですが。
  ↓

"Doug Barron is 1st to violate PGA Tour drug policy"
http://www.golf.com/golf/tours_news/article/0,28136,1934072,00.html




私はこの人全然記憶に無かったのですが、PGAの公式サイトのプロフィールを見ますと、生涯獲得賞金 は272万ドル(約2億5千万円)も稼いでいるんですね。
  ↓
http://www.pgatour.com/players/02/00/99/

2007年からはPGAのツアーカードを失っているようです。

ちなみに、この俳優さんとは無関係です。


今年はセントジュード・クラシックで予選落ちして、獲得賞金額ゼロで、
昨年はネイションワイドツアーでプレーして、獲得賞金額はわずかに3万3千ドルほど。


記事に、何人かツアー・プレイヤーたちのコメントが出ています。


スチュワート・シンク:
「聞いてびっくりしたよ。」
「ちょっと知り合いだけどね。以前いろんな理由でたくさん薬飲んでたよ。多分その辺と関係あるんじゃないかなぁ。」

"I'm surprised to hear that," British Open champion Stewart Cink said. "I know him a little bit. He's taken medicine in the past for a lot of different reasons. I would think that has a lot to do with it."


ダグ・バロンが最後にニュースになったのは2006年のTransitions Championship、フロリダのInnisbrookの16番ホールでウォーター・ショットをするときに、TVでビールっ腹をさらしてプレイヤー達からジョークのネタにされたときで、

ロッド・パンプリング:
「信じられないよ。」
「ダグ・バロン?やつをみてみろよ。シャツを脱ぐように言ってさ、周りの誰かに『この人が禁止薬物を使っているように見えますか?』って聞いてみな?」

The last time Barron made news was in 2006 at what is now the Transitions Championship outside Tampa, Fla., where he removed his shirt to play a shot out of the water on the 16th hole at Innisbrook. He exposed an ample belly on television, drawing jokes from players.
"I don't believe it," Rod Pampling said. "Doug Barron? Look at the man. Tell him to take his shirt off and ask anyone, 'Do you believe he's on performance-enhancing drugs?"'


ジェリー・ケリー:
「俺が疑問なのは、彼が治療の為の除外措置を申請しないで健康状態が良くなるように摂ってたのかどうか、ってことだよ。」
「っていうのはね、彼は健康に問題抱えてたから。聞いたときはショック受けたけどね、同時になんとか良くなろうとしてたんだろうな、って理解したよ。」

Jerry Kelly said he has known Barron for years and also said he had several health issues.
"My big question is whether he was doing something to make himself feel better and did not get the therapeutic use exemption," Kelly said. "I mean, this guy had health problems. I was shocked when I heard, but I also understand knowing that he was trying to feel better."


パット・ペレス:
「トップ20に入るプレイヤーがタイガーに追いつくためにステロイドやってたとかそういうんじゃないからね。」
「まぁ今回の件が問題だって言えば問題だけど、問題じゃないって言えば問題じゃないよ。彼は正味PGAツアーに居るわけでもないから。」

Pat Perez was stunned to hear a player had been suspended, although he thought the fact it was a player who had not been on the PGA Tour in three years would ease the perception of golfers.
"It's not like it's a top-20 player who was trying to take steroids to catch Tiger," Perez said. "In a way, it matters. And in a way, it doesn't. He's not really on the PGA Tour."


PGAツアーは、プライバシーの問題として、何の薬物に引っかかったのかは公表していません。

本人の弁でも、「私の出場停止処分によってツアーやプレイヤーたちに悪い印象を与えてしまったことを謝罪します。しかし、決して不正に成績を良くする為に薬物を使用したのではないということは、ツアーの仲間やファンのみなさんにもお伝えしたいと思います。」とコメントしていまして、今回の措置にはいささか疑問を感じますね。

他のプレイヤーたちのコメントを見ても、どうも飛距離を伸ばすための筋肉増強ステロイドを使った感じではありませんよね。

陽性になった薬物の種類は公表するべきじゃないのかなぁ。


野球でも、影響が少ないと思われるマイナーリーグのプレイヤーから出場停止処分が始まりましたよね。
この事件、意外に今後も拡がりを見せて、PGAのツアープレイヤーからもこの先出場停止処分が出るんじゃないでしょうか。

私は、ゴルフは飛ばしあいじゃないからステロイドは関係ない、って意見はナンセンスだと思ってます。


記事にも、「ツアーはダグ・バロンが第1号の出場停止処分されたプレイヤーであるとハッキリ述べては居るが、禁止薬物で陽性反応が出た最初のプレイヤーとは限らない。」と書かれています。




---

追記です。

続報をアップしました。 → 「ダグ・バロン、PGAツアーを提訴



11/02/2009

ワールド・レディース 2010 カレンダー


今日から冬時間に戻りますね。

今朝、エルドラドのバック9をプレーしてきました。
朝の8時前に終了です。(^^)

リシャフトしたドライバー、すごく調子いいです。 ♡
ぶれ幅が小さくなりましたし、良かったころの飛距離が戻りました。(^^)
もう少し打ち込んで、自分のタイミングを作りたいと思います。


では、本題に。(笑)
---


まずは写真をご覧下さいです。
(写真をクリックしていただきますと、元のリンク先URLへ飛びます。)

2010年のゴルフ・カレンダーだそうです。


8月


7月


11月

12月


1月


2月


魅力的ですねー。 モデルさん達じゃないんですよ。
女子プロゴルファーの方々です。(^^)

Danielle Bowers (ダニエル・ボーワーズ) 25歳
Lindsay Senger (リンジー・センガー) 24歳
Lauren Espinosa (ローレン・エスピノーザ) 22歳

のお3方。

ここにプロフィールがあります。

http://www.golfdigest.co.jp/digest/calendar/world-ladies/profile.html

なかなかの実績ですね。


そうなんですね。 リンク元はGDOの販売グッズコーナーです。
GDOさんも、さすがですなぁ。(^_-;

撮影なさったカメラマンは渡辺達生氏だそうです。



***

なぜかシリーズになったので、過去ログのリンクを。(笑)

チェイニー・ウッズ
アンナ・ローソン
Wilhelmina 7
昔、ローラ・ボー ・・・   (マリア・ベルチェノワ / エリカ・ブラスバーグ)