8/31/2008

生命線(Life Line)を使おう


亀人さんのコメントを見て、特効薬を思い出しましたのでupします。
OKUさん、やりたいんですけど青木スタイル私には出来ないんです。(笑)


またもやデーブ・ペルツです。
余談ですが、私はこの人のゴルフに対するアプローチ(取り組み方)がとても好きです。


今回はパターのグリップのおすすめです。
(私、ゴルフマガシン誌を定期購読しています。)

パターのグリップについては、一般的には下のリンク先にもありますようにクロスハンドとか色々なグリップの紹介はされますし、ペンデュラム式/ショルダー式などの構え方なども紹介されますね。

パッティング基本 - グリップとストローク

でも、今回の「Life Line」グリップのような説明はそれまで見たことがありませんでした。


記事はここ(ウエブサイト)にもあるのですが、「左手の生命線を使え!」という内容です。

Dave Pelz's Putting Tips

3つ左に引っ張って外し、今度は右に2つ押し出して外した。とかいう風な(特に2mぐらいの)パッティングが安定しない人はこのグリップを試しましょう。となっています。


リンク先を読んでいただければよく分かっちゃうんですが、実感・雑感含めてご紹介しますね。


パターのグリップが、左手の生命線に沿うようにパームで握り、手首を小指側に折るようにしてパターを上から釣るような形、パターのシャフトが前腕と直線になるように握るグリップを生命線(Life Line)グリップと呼びます。

通常のアイアンやドライバーを握るグリップは、パワーを伝えるには非常に適しているのですが、これをパターのグリップに使った場合、ストロークがスムーズに行かなくて押し出したり引っ張ったりしてしまうんですね。


リンクの写真をみましょう。


握り方



左手がよく見えるようにアドレスした写真(デーブ・ペルツ)



いずれも左が普通のアイアンと同じグリップ、右が生命線(Life Line)グリップです。


このグリップは、リストの動きを最小限に抑えることが出来るのが最大の特徴で、またパターを釣るようにして構えられるためラインが出しやすく、前腕と一体化してされて自然なリストの動きを作ってくれるため、パターをスムーズにストロークできるようになります。


例えば鉛筆を指で握った場合は手や手首をどんな方向にも自由に動かすことが出来るが、鉛筆を生命線に沿って握り前腕と直線になるように手首を小指側に曲げると手はロックされ動きが制限されます。と解説されています。

鉛筆持って写真とってみました。(笑)



ロックされるとは言っても、(書かれていませんが)グリップはゆるくゆったり握った方がいいのでしょうね。
鉛筆が細いので力入っているかに見えてしまいます。(^^;

私はひょんなことから知らないうちにこれに近いグリップで生命線に沿って握っていたんですが、これを読んでさらにもう少し小指側にロックしてもいいかも知れないな、と思いました。

当時パターを、35インチから34インチにシャフトカットしてもらったんですよね。(後に間違いが判明します。)
33インチのパターも試しました。
私は前傾が深めなので、短めの33インチのパターは、非常にしっくり握れたんですよ。いい感じしたんです。
鉛も増やして貼って、バランスも違和感ないように調整しまして。

ところがですねー、右に左に外すんです。特にショートパットを。
自分ではいい感じにスムーズにストローク出来ているのに。

なんかわかんないけど自分には握りやすい33インチより34インチの方が合いそうだ、って思っていたんです。

で、今使用中のパターなんですが、おととしこれに変えてしてからすごく距離感のフィーリングが出るようになりましたし、ショートパットも(外しはしますが)割合に引っ掛けたり押し出したりしにくくなりました。(それまで使っていた34インチのパター(現在日本に置き去り)と全く同じピンのオールド・アンサーです。)

ところがですね、同じくシャフトカットしてもらって34インチにしてもらったと思い込んでいたら、実は35インチでした。(驚)

で、35インチですとパターの長さのせいで、グリーン面に自然なソールをするとシャフトが立って、手首を小指側に曲げてグリップしないともてなかったんですね。

そんなこんだで、この記事を読む前にこの形に近いグリップを使っていたのです。
そして理由は分からずに、持ちにくいけど結果はいいなぁー?!と思っていた訳なんですよ。

私同様、すでに知らず知らずにこれに近い形で実践されていた方も多くいらっしゃるかと思います。(^^)


でも、メカニズムを理解することによって、よりスムーズなより正確なストロークを目指して「Life Line」グリップをあらためて意識して作り直してみるのもいいんじゃないかなと感じました。

感覚としてしっくりくるグリップが駄目で、窮屈なグリップが意外に好結果出ていたので??だったんですが、メカニズムが分かったのと、ペルツお墨付きの説明があったので納得です。



手相のことは、Palm Readingと言います。
米国でもけっこう普及してるんですよね。(笑)




***

ペルツ曰く、「ベン・ホーガンやバイロン・ネルソンなどの古いフィルムを見るとかなりリストを使ったパッティングに見えるかもしれないが、これは、当時のグリーンはスティンプメーターで5フィートとか7フィートといった速さだったからです。」ということらしいです。

最近のトーナメントのセッティングでは、10-12フィートが主流で、パワーは必要ないがスピードに対して正確なタッチが必要なのだそうです。

(スピードというのは、ボールの転がりのスピードのことで、米国英語でいうところの距離感の事です。)


そうすると我々が行くゴルフコースでは、両方アリってことですかね?10とか12フィートとかはほとんど無いもんなぁ。


8/29/2008

ゴルフスイング-4


今までブログにアップしてきましたいろんなショットを実践して動画を撮ってみました。
以前upしました8月10日日曜日の早朝にドライビングレンジで撮影した腰のドリルと同じ時に撮ったものです。


まずは、 D-Chop

詳しくは、過去の記事に書いてあるのですが、これはグリーン周りからグリーン上を転がす距離がある時に使う転がしショットです。クラブは人によるのですが私の場合47度ロフトのPWで打ちますと、パターと同じ距離感で打つことが出来ます。
低くキャリーして、それからグリーン上を転がっていきます。


ボールの後ろから、グリーン上のラインを良く見て、目標を決めます。
クラブを少し釣るような感じで軽く肘を曲げています。
私はパターで肘を曲げるものですから、同じように。
あまり短く持っていません。ロングパットと同じようになるべく背を高くスタンス幅を狭く構える方が距離感が掴みやすいです。

もっとよく練習した後にはボールがワンバウンド目をする位置をびしっと狙うべきだろうとは思いますが(← D-Chopの追記参照方。)、今の段階では(もしかするとよく練習した後にも)ピンまでのアバウトな距離感覚の方を大事にして打った方が寄ると思います。

このショットは20歩ぐらいを想定しました。
目の前にグリーンが無いのにあるかのような想像をしてやっておりますので、ちとやりにくい面がありましたのは否めません。(笑)
ボールのキャリー具合から言って、グリーン周りの4-5m、もうちょっとグリーンエッジから距離があっても使えるショットです。
ただし、グリーン上で転がることが出来る距離は必要です。
この動画では、グリーンがありませんのでボールは転がってませんが。

ちなみに私の背中が丸まって見えるのは、それが私にとって自然で楽チンだからでして、青木功の大ファンだからです。(笑)



次は ノックダウン・ショット

だいたい9時までのテークバックで打ちます。
ボールは2個分ぐらい右、右足前に近い方にセットしますが、上から打ち込みません。
このショットは6Iを使っていますが、1インチほどグリップを短く持ち、8Iの長さにします。
オープンスタンスは、8Iのとき程度のオープンに。

フォロースルーは低く、リストを返さないように振って、3時まで。
テンポに気を付けて振って、向かい風の中を進んで行かせるため加速し過ぎて余計なスピンをかけないようにします。パンチショットとちょっと違う点ですね。


私は6I(ロフト31度、長さ37.5インチ)のフルショットで約160y打ちますが、このショットは約140yです。
ロフト39度、長さ36.5インチの8Iの風が無いときのフルショットとほぼ同じ距離ですね。

このショットは私は過去に勘違いをしてパンチショットを打って逆にかえって風に煽られてしまったりしていました。(笑)

このショットは、風があろうと無かろうとグリーン手前が花道で空いている時に使いやすいショットですが、実はバンカー越えで使っても全然問題ありません。向かい風ならなおさらに。(^^)




***

もうひとつ、 SLJ(サミュエルLジャクソン)です。
名前付けりゃいいってもんじゃないんですが。(笑)

動画ではそう見えないかもしれませんが、イメージの中ではパターの延長で、体のアクションを少し加えて打っています。(詳しくはショートゲーム・カテゴリーの過去ログの記事をご参照下さい。)
使用クラブは、54度のウエッジで、50yぐらいを想定して打っています。


実は、逆オーバーラップグリップにはしていません。

ランの距離は、グリーンの硬さや傾斜、風などに拠りますが、5-10yってとこです。スピンかけないですけど、それほど転がりません。

ターフをあまり取らない分、打ち込むショットほどには芝の種類の影響とかフェアウエイの硬さの影響とかを受けにくいので、距離感が出しやすいショットです。距離感自体もロングパットのイメージです。


詳しくはこちらの記事でどうぞ。→ サミュエルL.ジャクソン



8/27/2008

ボールのセットアップ


デジタルパットの伝承師で私の先生の golfreak銀さんが、(数年ぶりに)ボールに書いてある方向用の線を打ち出し方向に慎重にセットして、それから構えるようになさったところ、

>アドレスすると球(線)が↑↑ように左向きすぎ!のように見えるんです
>自分が如何に右を向いているのかがよーくわかりました。

と書いていらっしゃいました。
写真つきの詳しい記事はこちら。-> 夏休み練習ラウンド


私の場合、ボールは意識的に無造作に置いています。ホントはピシッと合わせて置いてみたいんですが。
といいますのも、ボールの線を打ち出し方向に合わせて置こうとすると、これが難しくて時間かかっちゃうんですね。

まずボールの後方から目標に向かってセットする時点でピタッと行かなくてクラクラして来ます。
でもって、なんとかかんとか置いて、こんどはクラブを構えスタンスをセットしてみると、
・・・ん、んん、曲がって見えるんですよ。

私の場合は大抵の場合右向いているように見えます。(さらに、傾斜とか景色とか余分なマウンドとかで見え方が変わる可能性もアリ!)



それで、検証に行って来ました。(そんな大げさなものではありませんが。ただ練習グリーンに行ってみただけです。)
お師匠のgolfreak銀さんがパットのアドレスで無意識に右向いてるなんて!


結論から申し上げますと、私の場合はもっとそれ以前の段階で駄目駄目でした。(--;


まずはこの写真をご覧下さい。
練習グリーンに、正確にボールをセットするための糸を持参しました。
(糸は写真には写りにくいので、写真用に白い紐も持って行きまして撮りました。)




ちょっと写真の紐は太いのでよれよれ気味に見えますが、糸ですとビシッとぴったりにボールをセットできます。
(だから写真はちょっと意味なし。イメージ画像ということで。(^^;)


で、セットした写真がこれです。(写真1) ↓



練習グリーンの端っこの方で平らそうなところをチョイス。
距離は、入れ頃の5歩(約3.5m)。
(真っ直ぐなセットが重要なのは2歩とか3歩かなー、とも思ったんですが、誤差が見えやすいように5歩にしました。)
軽ーい登りでほぼ真っ直ぐ、カップの手前半歩ぐらいのところで軽いフックラインになってます。が、この際曲がるラインは関係なくカップにストレートに合わせてます。(このままビシッと打つとカップ左に外れます。)

利き目が、カップとボールの延長線上の真後ろに来るようにして写真撮りました。(後述しますが、これがすでにミクロにズレてました。)
ちなみに私の利き目は左目です。私のボールは、タイトリストのツアー・プレステージです。ボールの線は太陽光で写真ではちょっとだけ霞んじゃいますので、画像処理してコントラストを付けました。

さてさて、線がカップに向いているように見えますでしょうか?
ボールの上にパター持って構える以前のお話です。


私には、カップの左に向いているように見えて仕方ありません・・・。
こういう風に見えちゃうんです。(写真2) ↓



一方こちらが、画面上で真っ直ぐ垂直の線を引いたもの。(写真3) ↓



ボールの線と、微妙に角度か付いてる感じしませんか?
画面上で真っ直ぐ垂直の線を引いたら、カップの中央を指しませんでした。カップの左から1/3ぐらいのところ?
つまりその分のズレは、カメラがカップとボールを結んだ線の延長上から微妙にズレていたと考えられます。まぁ3.5mも離れてますから。


そういう訳で、もう一度線が入っていない写真(写真1)を見ていただけますでしょうか?

ここで確かな事は、「糸をピンと張ってセットしたボール上のマーク(線)は、間違いなくカップの中央を向いている」、ということです。

写真ではさらにボールがちびっと右に傾いている(回転しているんで無いの?)という風に見えなくも無いですが、多分ボール付近の傾斜が微妙に左に傾いていることと、私のカメラ位置がほんのちょっと微妙に右にズレていたから、というのが理由で、写真で分析してみるとほとんど傾いていないことが判ります。

なんか写真1を見つめていると、ボールの線をどうやってカップのあたりまで辿っていくのか良く判んなくなって来たりして、クラクラしてきます。これはまさに実践で感じる感覚・・・。(笑)
見つめていると右向いてるようにさえ見えてきます。(--;
(今一度、写真1に戻る。(笑))


気を取り直してパターを目印に向けて合わせて置いてアドレスしてみます。
アドレスして上からボールを見ると・・・、
「むむむっ!」今度はボールの線がカップの右を向いているように見えるぞな!?

今度は右にズレて見える・・・。(--;

その状態でパターを構えて撮った写真がこちら。↓(写真上)



写真撮る時に手を離してますんで、その時にズレたかも知れないんですけど、パターヘッドは気持ち左に向いてますね。
これは、カメラがボールの真上に来るようにして撮った写真です。
私はパッティングの時、利き目の左目がボールの真上よりボール1個か2個分右に来てます。ホントはボールの真上がいいのは理解しているんですが。

なるべくカップを含めたライン全部を見ながら打つために、ボールを左寄りに置くからです。
もちろんボールを左目の真下に置いてもパット出来ます。ただカップを見ていると目の端(右方)に見えているボールが見難くなるんですよね。


試しに、ボールの左から見た絵と、右から見た絵、手前側から見た絵と、向こう側から見た絵も撮ってみました。(写真下)

ボールもパターも動かして無いんですよー。
色々に見えますねー。
パターの開いてる閉じてるは、カメラの構えた角度にも拠るかな?
なにしろ片手で持ってまして。


なんだかんだ悩みつつも、このボール、あらためてパター持って構えなおして打ってみましたら、スーッとカップに向かって真っ直ぐ転がって行きました。
(カップのすぐ手前でススッと左に曲がってカップの脇に止まりました。まぁそういうラインでしたので。)
打つときは例によりまして、ほとんどカップの方を見ていたのでボールの線はすでに気になっていませんでしたけど、パターをボールの後ろに置く時は線(と、グリーン上の目印)を意識してみました。


このお話には、結論がありません。
大変すみません。(^^;

(ボールを1周する線を描いて検証した方が正確に出るでしょうかね?)


ラインをビシッと出す(しかも糸の助け無しに)セットアップをするのは、ことほどさように難しい、と実感いたしました。


***


私的な結論は、ボールと、ボールの50cmほど先の目印と、場合によってはボールの20cmぐらい後ろの目印の3点を結ぶ70cmぐらいの直線に対してパターヘッドを合わせる方がずっと構えやすい、というものです。
パターヘッドを動かす目安にもなります。


散々こねくり回しておいて、身も蓋も無い結論書いてすみません。(^^;

私には手におえないので、ボールはテキトーに置いてアバウトで打とうって作戦、ってだけでして、パットのもっと上手な方には、ボールのラインも必要と考えます。
タイガーがライン引いてるぐらいですから。


アドレスすると球(線)が打ち出しのラインに対して左向きすぎ!のように見える、のは果たして右を向いてセット/アドレスしてしまっているからなのだろうか?

師匠に限って今更そんなことは無いのではないか?というのが、探究心の源でした。


完璧に真っ直ぐなラインでの検証が必要だと思いました。
本当に右に向いて構えてしまい、実際にその結果で右に外しているのかどうか?

結論は師匠に委ねます。

(私は当面の間はボールは無造作置きで行きます。(笑))


8/26/2008

ゴルフ・サイト紹介 (MyGolfSpy.com)


最近、「All in the hips」ドリルのせいか「プロテイター」のせいかどっちか良くわかんないんですが、全部のクラブで約5yぐらい飛距離が伸びていて、クラブ選択がちょっと難しくなってます。
長い目で見れば喜ばしいことなんですが、さらに伸びたりするかも知れませんし、練習場では把握しきれない差ですので、ラウンドしながら調整していかなければなりません・・・。

まぁ冬と夏で飛ぶ距離違ったりしますから、5yぐらいさわぐこたぁ無い訳ですが。(^^;

---

内容がけっこう充実していて見るだけでも楽しいサイトですのでご紹介いたします。(^^)
比較的新しいサイトです。


MyGolfSpy.com
http://www.mygolfspy.com/




クラブデザイナーをやっている人が運営していまして、これから出る予定のクラブのスクープ写真なんかがバンバン出てきます。

例えばこれ。

The Best Looking Driver for 2009!

Versusというメーカー、あまり聞いたことがありませんが、確かにかっこいいです。


タイトリストの新ドライバー、909シリーズもスクープされていました。


ジム・フューリックが4日で4本のドライバーを実践で試したときのリポートとかも、いい記事です。
-> Jim Furyk changes driver 4 times in 4 days


フィル・ミケルソンの可笑しいCM4本の紹介とかも。
-> Phil Mickelson - Funny Golf Commercials



日本のクラブ市場にもすごく詳しいんです。
この記事なんか、見てください。(^^)

34 Coolest Golf Club Designs for 2008

日本市場は値段設定も米国より高いし、実用性に加えて細かいディテールにこだわりのあるお客さんが多いので米国仕様のクラブよりもクラブデザイナー的に見てイケてるクラブが多いんだそうです。



そういう訳で、私のブログの左サイドバーに更新情報の茶色いパーツを張っておきましたのでご興味のある方は時々クリック/チェックしてみてください。

(ちなみにアフィリエイトとか全然関係ありませんので。(^^))




***

追記:

キャラウエイの新しいドライバー、FT-IQの体験者募集&決定のコンテスト開催中です。
販売前のクラブ・テスターとして、ブロガーを募集してます。(^^)

クリーブランド・ランチャー(DR)の2009年モデルもスクープされてますよ。



追記2:

サイドバーメニューには他にも、(私のところの)今日の天気とかESPNのゴルフ・ニュースとかも加えてみました。(^^;
気分でまた入れ替えるかも知れませんけど。(^^;

お奨めサイトがあったらまたお知らせします。


8/24/2008

ドーヴ・キャニオン (カントリークラブ)


実は立て続けになりましたがグース・クリーク(後にup)の翌日にラウンドして来ました。

メンバーシップのコースで高級住宅街のいわゆる「Gated community(町ごとゲートの中に囲われていて、ゴルフコースやテニスコートもその中にあります。)」にありまして、メンバーの紹介が無いとラウンドできません。
呼んでくれたのは不動産業をやっている友達です。

ツアープロのポール・ゴイドスが所属しているコースです。


Dove Canyon Country Club
http://www.dovecanyonclub.com/



ジャック・ニクラス設計の、とてもタフなコースです。

渓谷の中に絶妙に作られていまして、ティーショットでは200y級の谷越えは当たり前、例え短いパー3でも正確な「distance control」が要求されるホールが目白押し。




グリーンは、今まで他のコースのグリーンをうねったアンジュレーションとか紹介してごめんなさいぐらいすごいアンジュレーション振りで、2段3段グリーンやグリーンのみならずグリーンサイドもどうしてそんなにえぐれているの?みたいになってたりしますし(笑)、ピンポジションが1-6の6つに分かれていてその日のポジションが示されるだけあります。

そこいらじゅうOBですしね。(正確にはOBでは無くて赤杭のラテラルハザード扱いです。自然保護区域で大きな野生の鹿が普通に歩いているのを目撃しました。)




ホール間移動なんかも、いやもうすごい上り下りのレイアウトで橋もそこらじゅうに架かってますし、とても歩いてラウンドできるコースではありません。とても戦略的な素晴らしいコースですけどプロトーナメントは無理ですね、そういう意味では。




ずーっと登りのホールとかは、みなさんことごとくショートしていましたね。
だらだらとかなりきつく登っていても、カートに乗っていると斜度をきつく感じないんですよね。特に広々してたりすると。これぐらいきつい傾斜の斜度を体験する機会がこの辺り(LA周辺)では少ないのでしょう。

伊豆のゴルフ育ちの私は、その点の距離感ではちょっとアドバンテージがありました。(笑)


白色のレギュラーティーからでしたが、私には十二分に難しいコースです。
コースレートは69.3、スロープは127です。パーは36・35の71です。
(ちなみに二クラス・ティーを選びますとCR:73.7、SL:136です。パー71なのに。)


1 5 △ DS7S-②
2 4 △ 1A
3 4 △ D13AL-②
4 3 - U8A
5 4 - D5BS
6 4 ○ U②
7 3 - U②
8 4 △ D②
9 5 - D⑤

10 3 △ DS6AS-①
11 5 △ U6S
12 4 +3 4BL (OBあり。バンカーも。)
13 3 +5 11B (バンカー5回)
14 5 +3 7A (バンカー3回)
15 4 - 5BL-②
16 4 - D7AL-②
17 3 - UU14B-① (強烈な2段グリーン)
18 4 △ US⑤ (2打目ダフって池。)

39(14)・49(17)= 88(31)


1番は短いパー5なんですが、二クラスの設計らしい、ドライバーの落としどころは他のホールには見られないくらい広々としたレイアウト。
スタートホールのティーショットはリラックスさせてあげるべきだ、と言う設計ですね。(^^)

しかしそこからの2打目はぐーっと上っていくばかりではなくて、大きな枝を張った木が根元のエリアにはウッドチップエリアとバンカーをしたがえてフェアウエイのど真ん中に配置されていて、いきなり精密なコントロールが要求されます。
短いパー5のわりに刻んでしまうとこれが長いこと長いこと。3打目は132yでしたが、160y打つ6I で打ってやっとこグリーン右に外すくらいでまだショート気味。

2番でいきなりD-Chopで寄せた1歩の距離を外してパーを逃してしまいますが、この日その後は2歩の距離はことごとく全部入ってくれました。(^^)
スタート前には一体いくつ3パットするんだろう?って思ってましたが、意外にもグリーンのスピードが私の感覚に合っていましたせいで、3パットしませんでした。(^^)

逆にタップインが少なくてやたらに2歩が多いのは、アンジュレーションがきつくて速いグリーンの為です。パッティングやアプローチも含めて、ぴったりだと思ったやつがすーっと2歩ぐらい行っちゃうんですね。

フロント9の後半はよく凌ぎに凌ぎました。


バック9は2ホール連続で寄せが寄せ切らない軽いミス、2パットのボギーで始まりました。

12番ではこの日初めてで唯一のOBが出まして、ガードバンカーにも入れてトリプルボギー。
(右半分にOBエリアがせり出していたの分かっていたんですが、敢えてドライバーで行ってやや右に出て突き抜けて入れてしまいました。)
ドライバーがだいぶコントロールされて来ました。まだまだですけど、これだけタイトなコースでこれだけやれれば日本のコースでも大丈夫、って感じてます。(^^)

13番は、短い一番簡単なホールなはずの谷越えのパー3のティーショットがトゥで打ってしまってショート、手前のガードバンカーに。
ここまでは叩くと思って居なかったんですよ、正直。12番のガードバンカーでは背丈ほどの高ーいエッジを上手く出したバンカーショットの次でしたので。

ところがこのバンカーはその前のバンカーと違って砂がほとんど無い。砂も粗くて茶色っぽいですし。それでクリーンに打とうとしてあごに当ててもう一回。今度はHRして向こう側のバンカーに。
で、これが左足下がりで、もしHRしたらOBっていうさらに難しい状態。しかもこっちのバンカーはさらさらの真っ白い砂が入っていてビシッとエクスプロージョンが必要です。
腕が縮んだんでしょうかね?その前のバンカーですでにやられてますし。結局3回かかって出しました。バンカーショット5回で、+5の8打。

14番でもクロスバンカーとガードバンカーに入れまして、結局12-14番は、+3、+5、+3のトリプル・パンチ。この3ホールだけで+11オーバーです。
その他のホール全部で+6だっただけに悔やまれます。ダブルボギー、3パットなし。


さすがに残りはバンカーに入れ無いようにコースマネジメントしまして。(笑)
それなりに頑張ったとは思います。
遅きに失した感もありですが。(^^;

15番のバーディーパットはどうしても入れたかったなぁ。読んだ方に曲がらなくて外しました。

17番は距離感の難しい、60フィートぐらいのもの凄い打ち下ろしのパー3で、いいショットを打てたんですが、凄い2段グリーンっていうか、左右に大きく段が付いて下がっている頂上の部分にカップがありましてね。
ピンの左5歩ぐらいのところに落下、もうちょっとのところですーっと左の段の下に転がり落ちてしまいました。

普段ならどうにもこうにも寄らなさそうな、打ったことも無いような登りのパッティングで、段上り切ると緩やかな下り。ひぇー。
これがなんと奇跡的に1歩に寄ってくれました。(^^)
このファースト・パットが今日のベストショットかなぁ。

18番は手前の池に届かないエリアに刻まず、狭い狭い池の左脇のフェアウエーに敢えてドライバーを打って行って成功したんですが、残りの池越えの9Iをダフってしまいまして。ちょっと距離感に気をとられすぎた感じで。1ペナ。

ここからの「up & down」も今日のベストプレイ候補です。
池の手前にドロップして、残り60y。SLJで5歩に付けて、登りのスライスラインが真ん中から入ってくれてボギーセーブ出来ました。(^^)


私は石岡カントリーとかも好きなんですが、とても楽しいコースでした。(^^)


8/22/2008

プロ-テイター (Pro-Tator)


この練習機は、先のスイング・マジックを上手く振れなかった友人のスライスが治るかも知んないなって思って購入、ついでに自分の素振り用にということで、2つ購入しました。

Pro-Tator (プロテイター)
http://www.dwquailgolf.com/training/protator.html


グリップは、ごく標準的なストロング・グリップ(左のV字が右肩を指し、右のV字があごを指すくらいな感じ)に握るように型がついています。

これ、けっこう重くて、約900g(2ポンド)ぐらいあります。

長さが短い(24インチ)ので、狭いところでも振れます。これはどこに住んでいても利点ですね。



振ってみますと曲がっている分も合わせてとても重いのですが、プレーンに沿って上げて行くとさほど重くは感じずに上げていくことが出来ます。

重みに任せてゆったり振り下ろしてきますと、自然にヘッドが振れてアームローテーションが学べるようになっています。
あまり速いタイミングで振っては駄目なようですね。

スライス矯正用に開発された練習機ですが、私が振りますと、逆にフックの矯正にもなるような気がしました。

早いタイミングでアームローテーションを入れてしまいますと、ヘッドが走ってもっと早く左に倒れて行き、グリップに負担がかかります。
ヘッドを返さずに打つ感じに振り抜きますと、プレーンに乗りますから、ヘッドを返さずに方向性を出すショットの練習になりそうな感じです。

今度ちょっと工作をして、自分のスイングに合うようにシャフトの曲がり角度を緩めて試してみようと思います。
(その報告は、そのうちに追記で書こうと思います。)



***

追記です。


スライスには全く悩んでいない私は、シャフトの曲がり角度を約1/4にしてみました。


以前持っていた日本の素振り練習機のように真っ直ぐでも良かったんですが、ドライバーはじめ全てのクラブは重心位置がシャフト延長線上には無いため、適度な曲がりは必要とジャッジしました。

それでもって、結果、ものすごくいいです。


これを使って今後毎日素振りします。
(たぶん1日10スイングぐらい。)

すごいスイングが安定してくれそうな予感大です。(^^)


8/20/2008

ドリコムRSS-障害中


ただいまドリコムRSSが機能障害中だそうです。

http://support.drecom.co.jp/rss/archive/69


右下のサイドバーにあったお友達の皆さんの更新情報が表示されなくなってしまいました。





とりあえずご参考まで。



***

追記:

20日12時5分に復旧したそうです。


8/19/2008

ラウンド記録 (ダッド・ミラーの3)


最近いっちょまえに忙しいっぽくてなかなかラウンド出来ていません。(笑)
前のラウンド記事も8月2日のラウンドですし、この練習ラウンドもその前のもの。
(素振りはほぼ毎日やってます。まだ始めて7日ぐらいですけど。)

GGさんのフレーズお借りしますが、ラウンドしたい!って心境です。(^^;


ま、でもラウンド結果は書きとめてありますから、upします。
事件もありましたし。(笑)


青色のバックティーから、コースレートは67.8スロープは114です。
パーは35・36の71。
(例によって、前半・後半は別の日です。)

1 4 ○ ♪(D6チップイン, パター)
2 4 □ 2A
3 4 △ T
4 4 - 14AL-③
5 4 ○ ①
6 4 △ T
7 3 - 12AS
8 5 □ 2A
9 3 △ U10BL

10 5 - U15B
11 3 - 13BS-②
12 4 - ⑤
13 3 ○ ♪(18, PW)
14 4 - U14AL-③
15 5 △ DS8AL-1A-①(3パット)
16 3 △ 3AL
17 4 - ④
18 5 - 10S

40(13)・37(15)= 77(28)


バック9を回った日は調子良かったです。


この二つのハーフラウンドは、D-Chopを仕入れた直後でした。

13番でチップインしたのと、3番、6番でタップインの距離に寄ったけどカップインはしてくれなくてボギーにしたやつと、16番の3歩、2番、8番で2歩に寄せたものの外してダブルボギーにしたのが、D-Chopです。(^^)

これはいい武器手に入ったぞ?!


それにしてもD-Chopが寄ってもダブルボギー?
そうなんです、日曜日早朝にバック9を回った2日前(金曜日夕方)にプレーしたフロント9はアイアンショットが酷く調子悪かったんです。ドライバーもぶれてました。

「2歩を2回も外しているのにも関わらず13パットしかしてなくて、それなのに+5オーバーは無いよ。18パットなら+10オーバーじゃん。すごい易しいコースなのに。」って思います。
あ、まぁグリーン外しまくるからパット数少ないんだって話はありますけどね。


9番のパー3、172yなんて、「なんでそんな方向に飛ぶの?」ってぐらい右へ飛んでガードバンカーにドスン。わけわかんないミスショット。

ゴルフのメンタル面はホント、難しいです。(笑)


今回のベストショットは5番のセカンドショットです。

短いパー4の2打目。上り坂の途中、スプリンクラーヘッドから1インチぐらいのところにあって、上り坂ですので、ヘッド周りの芝もナナメに凹んだみたいになっていて、微妙なライにボールがありました。残り40yぐらい。
同伴競技者は「ドロップしてもいいかもね。」と言っていたんですが、そのまま打ちました。

普通に上り坂だけならPWで軽く斜面に沿って打っていく場面ですが、54度のウエッジで、凹みの底をえぐるように打ち込みました。これがピンの奥に飛んで少し戻って運良く1歩の位置に付きました。
ラッキー。(^^)


8/16/2008

ゴルフスイング-3


It’s all in the hips』ドリルを実践した動画です。

8月10日日曜日の早朝にドライビングレンジで逆光の中撮影しました。上手い具合に曇ってくれまして助かりました。


まずは、ドリルのスイングから。

9時のテークバック(腕が地面と平行)の小さいトップから、最大限の飛距離を飛ばすべく、腰を使う練習です。ベルトのバックルをまるで誰かにグイッとサードベース方向に引っ張られているかのような動きで打ちます。(詳しくは、練習法カテゴリーの『 It’s all in the hips』という記事に書いてあります。)


9時のテークバックから打つのは自分ではすでに85%から90%の飛距離で打てると思っていたのですが、動画にとって見るとオーバースイングと言いましょうか(笑)、9時半か10時ぐらいになっちゃっていました。自分の意識の中では9時だったんですが。

ですので、動画を撮りながら調整しまして、9時のテークバックで打つように練習しまして、撮り直したものが上の動画です。


まぁ85%ぐらいの飛距離では飛んで行ってくれます。
このドリルをやりますと、いわゆる腰のキレが確かに良くなるように感じました。



繰り返しドリルをやってボールを打ったあと、今度は普通のフルスイングに戻してボールを打ってみます。

その動画が、こちらです。


良い点と言いますのは、(腰をわざわざ意識しなくても)9時の小さいトップから打つドリルの後にスイングしますと、無意識に腰のベルトの辺りが「グリン」って回転するようです。

飛距離が実際どのくらい伸びているのかいないのかは、ドライビングレンジではちと判りません。


伸びてても5yか10yだと思いますのですね。260y先の。 練習場ボールだと230yぐらいかな?いずれにしても判りません。(笑)

でも感触はいいです。(^^)



***

おまけで、スイング動画-2で ノリさんにコメントいただきましたやりとりでパーシモンドライバーの話が出ましたので、これも動画に撮ってみました。

ホンマのextra90です。
スチールシャフトで、バランスは確か「E9」だったかな?(笑)


軽いドローで、飛距離的には230-240ぐらいでしょうかねー、コースで打ったら。 最近コースで打ったことは全くありませんが。
でもいまだに全く違和感無く打てます。(^^)


そんなら今度からパーシモン使え、とか言わないで下さい。(笑)

打つ前に、カメラにクラブを見せるようにやってみたんですが、後から見ると何してんのかさっぱり判りません。(笑)


動画の画面が小さくなっちゃってボールが見えなくなっちゃってますが、弾道は、コマ送りの画面上でボールを追うと↓こんな感じです。最後の下の方はもちょっと左かも。遠くは大きめの画面でも確認できません。(^^;



この日、今までの記事にあげたいろいろなショットもついでに撮影してみましたので、あとでその動画もupしようと思います。

6IのKnockdownショット、54度のウエッジでのサミュエルLジャクソン、47度のPWでのD-Chopの3つです。


8/12/2008

ラウンド記録 (ラ・ミラダ ゴルフコース)


練習ラウンドです。

近くの、ラ・ミラダというコースで手引きカートのトワイライト・プレー。夕方の4時ぐらいから行きますと運が良ければ18ホール終了できます。このところ暗くなるの8時半ぐらいですからね。


Blue Teeで、コースレーティング: 69.1、スロープ: 117です。
パーは、35・35の70。

ハザードやOBがほとんど無くて、普通にやればスコアが崩れることはそうはないコースです。

左足上がり/下がりとか、前上がり/下がりとかの傾斜面からのショットが(日本にはそういうところ数多くありますけどね)打てれば、そうそうトラブルことはありません。


ただ、バックティーですとパー3が長くなりますね。


逆に、傾斜からピンにデッドに打ちに行きにくいことともあいまって、すごくいいスコアも出しにくいし意外にスコア崩すケースもありうるコースだったりもするような感じでした。

私は今回ここには初めて来まして、距離感がよく判らないっていう面もありました。
スプリンクラーヘッドに残り距離が書いてありませんし、GPSもありません。

フェアウエー中央に立っている縞々の150y表示杭と、在ったり無かったり(見つけられないだけかも?)する100yの赤丸の埋め込みだけが頼りですので、その点もちょっとやっかい?でしたけど、まぁまぁ距離感は良かったと思います。


1   4   -  12AS
2   4   △  6A
3   3   △  US8B
4   5   -  D11A
5   3   -  D14AS-③
6   4   -  ②
7   5   -  ①
8   4   -  15S-②
9   3   △  8S

10  4   -   14BL-④
11  3   △   4BL
12  5   -   4B
13  3   △   8A
14  4   △   D18BL-4AL-(3パット)
15  4   -   12B
16  5   -   ①
17  3   △   4A
18  4   -   12AL 

38(16)・39(18)= 77(34)


このところ、ドライバーが割り合いに方向性よく飛んでくれまして、調子よくラウンド出来ました。(^^)

2打目が傾斜地からのケースが多いので、パーオンが8回だけですね。それもあんまり寄っていません。傾斜が原因のちょっとしたミスショットも結構やりました。
バーディチャンスらしかったのは12番だけでして、「辛抱辛抱」のラウンドでした。やさしいコースだと言いつつ、ノーバーディー。


4歩のパットをことごとく4回も外しているのも痛かったですね。
6個在ったパー3を、ひとつしかワンオン出来なかったのも、我慢のラウンドを強いられた原因です。
ちょっとフラストレーション溜まるラウンドでしたけど、勉強になりました。

でも、初めて来て+7オーバーですから、まぁ上出来(出来すぎ?(笑))です。



8/11/2008

モンテベロ (ゴルフコース)


このコースは、クワイエット・キャニオンっていう、会社規模のクリスマス・パーティーとか結婚式場とかそういうことに使われるバンケット・ホールのようなところとゴルフ場が一緒になっている形式で、運営されています。


16番


Monte Bello Golf Club
http://www.quietcannon.com/


最近になって、ヒルトンが買い取ってヒルトン・ガーデンズのホテル運営もしています。
ゴルフ場自体は、市営なのかな? そんな感じです。




航空写真だと平らに見えますけど、かなりアップダウンがありまして、斜面からのショットもかなり要求されます。

真ん中に走っている舗装道路では車のシフトチェンジするくらいの斜度。
真ん中がこんもり、コース全体に丘になっているんですよね。

池や木もそれなりに配置されていて、パー4も長いホールがけっこう在って、なかなか歯ごたえあるコースだと思います。


ここは約4年ぶりにラウンドしました。

青色のバックティーから、コースレートは70.8スロープは121です。
パーは35・36の71。 

1   4   -  U④
2   4   △  D4A
3   5   -  1B
4   4   △  4AL
5   4   □  U20B-2B-(3パット)
6   3   -  D12S-③
7   4   △  D10A
8   4   -  S③
9   3   -  8AL-②

10  4   △   6A
11  5   -   DS10A
12  4   △   US10AS-2A-(3パット)
13  4   -   U18B
14  3       D15S-4S-(3パット)
15  4   -   ①
16  3   △   D18AL-5A-(3パット)
17  5   △   5BL
18  4   △   D5AL 

40(17)・43(20)= 83(37)


3番ホールで1歩のバーディーパット外してリズムが狂っちゃいましたかねー。

ちょっと今回は特に後半パットが駄目駄目でした。
やたらにA(プロライン外し)が多いのはですね、強気で読んだ訳ではありませんで、なんだか知らないけど傾斜どおりに曲がらないんですよ。
見た目では判らなかったんですが、エアレーションした後だったのかなぁ?

とにかく傾斜読んでもつつーっと真っ直ぐ抜けちゃうんです。で、ほとんどA記録。曲がんないじゃん?!
かと思うと、くりっと短い距離で変に曲がる時もたまにあるし。

私はああいうグリーン、ちょっと苦手かも。
(そんなことで済ませちゃっていいのか?!ってのはありますけど。(^^;)


14番はね、ダウンヒルで距離感がデリケートだってのにボールのすぐ後ろにカラーの芝が高くて、パターの芯を外してしまいました。ああいう時はウエッジの歯でパットする手もあるんですよね。


16番辺りではもうメンタルに疲れていたかも。(^^;
久々に3パット4回叩きの刑でした。

16番は池越えのパー3、155yで、池越えてすぐの手前側のところにピン切ってありまして。そこの部分のグリーンは、池で切れてて石垣が池に垂直になってる、しかもグリーンの奥行きも狭くなってる場所で、とてもやらしいピン位置だったんですね。

もうけっこう叩いてましたから、頭と気持ちでは果敢にピンをデッドに狙ってエイミングしたんですけど、体が無意識に反応しましてグリーンの右側の広くて安全な方にプッシュアウトして無難にオンさせてしまいまして、18歩も残ってしまいました。
スコアがいい時だと、こういうのナイス・ミス!なんですけどね。(笑)

コース全体の長さはパー71で6528と、そんなに長くは無いんですが、421y、430y、447y、404y、435yって距離のパー4が目白押しで、ドライバーをそこそこじゃなくてちゃんとロケーションしてしかも飛ばさないといけないのでそこはちょっと大変でした。


スコア的には不満が残る出来でしたが、残念ながらパッティングがこの程度の出来だとまぁこのくらいのスコアが今の実力かなぁ、と思います。

最近取り組んでいる技(笑)なんかも色々試せましたし、サンドセーブも2回ありましたし、そういう意味では少しずつ上手くはなってるかなー、という実感はあります。

1年前なら、83でスコアを不満には思わなかったですから。


8/10/2008

It’s all in the hips ドリル


これは、2ヶ月ほど前のGolf Magazine誌に載っていた、あるゴルファー/ライターが、飛距離を伸ばそうと取り組んだ記事の中にあった、腰使いを覚えヘッドスピードを増すために教えてもらった練習方法の部分を抜き出したものです。

ちょっと書いた人の名前は切抜きを取って置いたので失念してしまったのですが、J.S.って人です。

それまで、自分では300y飛ばせるって豪語していたのに、実際測ってみたら260yしか飛んでいなかったことに気が付いた。

それで、ありとあらゆることに取り組んで、300yを目指すのですが、最初にもらったアドバイスはボール(タイトリストV1)を変えてスピン量を減らすアドバイスでした。これで10y伸びます。

次にもらったアドバイスがドライバーのフィッティング。

シャフト長は伸ばさなかったようです。
打ち出し角とスピン量を最適化して、最大飛距離を目指す。


しかしながら、300y到達の公式は、

ヘッドスピード110mile/h + 打ち出し角 21度 + スピン量 2,500回転

なんだそうで、100m/hのヘッドスピードを110m/hまで上げる必要がありました。


そこで向かったのが、ClubGolfというところ。
そこで腰の使い方を教えてもらい、ドリルを繰り返したところヘッドスピードが上がり、晴れて300yを達成した、という記事でした。

これが前置きです。


その肝心のドリルをそのまま掲載し、和訳をつけることにします。

(もう2ヶ月くらい前の記事ですし、私購入していますし、変な利用していませんし、まぁ載せてもいいでしょう。
日本語ブログだからだれも見て無いし。(笑))



8/04/2008

D-チョップ (D-Chop)


また、寄せるための新しい技を仕入れてきました。(笑)


使用する場面は、グリーンエッジの手前5mぐらいでピンまでが更に登りで15-20mぐらいあり、転がしで寄せて行きたい状況です。

今年のPGAツアー・メルセデス・チャンピオンシップで優勝した、ダニエル・チョプラというスエーデン出身のプレイヤーがゴルフレッスンで披露してくれたテクニックです。

この人はお母さんがスエーデン人で、お父さんがインド人。子供のころはインドで育ったようです。

ダニエル・チョプラHP
http://www.danielchopra.com/



説明はこうですね。

「俺はある時にね、こういった状況で7番アイアンを使ってパターのように打つと、これがまるでパターで自分が持ってる距離感とちょうどまるで同じであることに気が付いたんだ。」

こう解説しながら7Iでカツーンと打つと、ボールはするするするーっと転がりカップを過ぎて70cmぐらいのところに止まりました。

「ウエッジで上げて打ってあれより内側に入れようとしたら、そうだなー、
5回打って2回ぐらい成功するかな。この方が確率がいい。アマチュアはこのショットを有効に使うようにするといいよ。」

その時にレッスンを受けていた俳優(私には誰だか判りませんでした。(^^;)は、ぶっつけ本番で9Iを使って同じ場所から今教わったように打ちましたが、なかなかに寄って1.5mオーバーぐらい。練習無しでこの結果ですから、これは期待できそうです。(笑)

ちなみに同じ場所から56度のウエッジで普段のように打ってみると、これが見事に8mぐらいショートしていました。


私はいままで、転がしの寄せというのは、飛ばす距離と転がす距離の比率で、5Iや7I、9Iと使い分けるような説明をレッスン書などで読んでいました。
しかしながら、私程度のラウンド頻度では、こういったクラブの使い分けは非常に難しい。

私の場合、グリーン周りの、エッジから1-2歩以内の距離では、私はアイアンセットに付属の、ロフト47度のピッチングウエッジをパターと同じくらいに短ーくシャフトに触るぐらいのところを持って転がすとけっこうよく距離が合うので、グリーン外した時に多用しておりました。
他にあと3本のウエッジを持っている私にとってはこのPWは10番アイアンみたいなものです。



D-Chopの場合、さほど短くは持ちません。
(例によって、ショットにネーミングしました。(笑))

ダニエル・チョプラっていうプロは、パターはクロスハンドで打つのですが、このショットの時は普通にグリップしていました。

「7番アイアンを使ってパターのように打つと、これがまるでパターとちょうど同じ距離感だ。」というのは非常に感覚的な話で、物理的には整合性が無くて意味がわかりません。

もっと言えばアマチュアのパターで30yも打つ距離感が良いとは思えないですし。


しかし実際にやってみると言わんとするところが良く判るんです。


クラブを長く持って背を高く構え、ボールが上がらないパターのような振り(つまり5時-7時ぐらいの振り)で、まるでスケールアップしたグリーンで打っているような感じですね。

錯覚の上に成り立つ“同じ”距離感。


私は以前から転がしの寄せに使うのが好きだった8番アイアンで35yぐらいを一度試してみましたが、4メートルぐらいオーバーしました。
しかし断然ウエッジで寄せるより感覚が出ます。9番かPWでやったらぴったり寄ったかも?


これは、違った傾斜の度合いや、違った距離、違ったグリーンの速さ、などの条件下でデータを積み重ねる必要がありますが、心強い武器になりそうです。

何しろ、チャックリとかホームランとかの大きなミスが出にくいですし。



SLJ (サミュエルL.ジャクソン)」と少し似ているのですが、あっちはAWとかSWで上げていく打ち方で、グリーン上の手前側の距離が長い必要はありません。残り距離ももう少し長いのを想定しています。



***

追記:

今年の全米オープンでタイガーと死闘を演じたロッコ・メディエイトのレッスン番組を見ました。

その中で、このショットに近い転がしのアプローチを2回見せてくれたのですが、彼の場合は8番アイアンとウエッジと使い分けていましたね。

それと、ロッコ・メディエイトは、転がしでもかなりリストを使っています。
チップショットを低く打っている感じ。


それともうひとつ。

私には気になっていたことがあったのです。


本来ならよく練習した後に、グリーン上のワンバウンド目を落とす場所を決めて、そこに向かって打っていくべきなんだろうかなー? でもなー、それが出来るなら転がさないでチップショットするよなー?と、ちょっと疑問に思っていたんですよね。


私は、「ロングパットと同じ感覚」ということで、バウンドするポイントは特に気にせず、出るボールのキャリー部分の弾道の高さもほとんど気にせず、打ち出し方向の目印への方向性だけ気を付けてセットアップして、あとはロングパットの距離感でスムーズに打つことだけを心掛けて打っていました。

ロッコのはもうちょっとチップショット気味なんですが、それでも、「落としどころはあんまり厳密に決めないね。大体アバウトにエリアで考えている。」と解説していました。

いいお墨付きもらったかも?!って勝手に思いました。(笑)


***

さらに追記: 11/2008

このD-Chopのセットアップをする際に、方向性の鍵になる構え/セットアップの仕方の助けになる小道具を作りました。

ご参考まで。


***


追記: 5/2010

D-Chopにおける注意点という記事を追加しました。



***


追記: 7/2011

後々に判明したのですが、このショットのフェース・ローテーション方向のトルクを殺し、デッドアームで行うパッティング式のストロークの場合、6番、7番、8番、9番、& PWと、どのクラブを使ってもグリーンの条件には因りますが、ほぼ距離感はパターと同じ感覚で打ってさほど距離の差は出ないことが判りました。

最初にこの記事を書いた頃には、PWよりも8番アイアンで打った方が転がったように書いていますが、きちんとメカニズムを理解してこの打ち方をしますと、実は殆ど変わりません。

パッと見には不思議な現象ですが、本当です。



8/02/2008

ゴルフスイング-2


今回は後方から撮影したスイング動画です。

エンパイア・レイクスGC18番ホールのティーショット。
画面に白く映っているカート道の上ぐらい、湖に向かって打ちおろして行きます。

右方向は右のヤシの木より右側はOB、左方向も正面真ん中辺りに映っているヤシの木の真後ろはブッシュになっています。
落としどころ・方向性、の難しいティーショットです。


2打目は大きく右方向に下りていって湖の右側のフェアウエイに打って行き、3打目で湖を回り込むようにしてグリーンに打って行きます。

そういう訳で、ややコントロールショット気味に打ち、打球の行方を見守っています。
(実は思ったより距離が出すぎて、ぎりぎりでした。)


日本の標準的な構えからしますと、やや前傾が深い方かなと思います。
(少ーしカメラが傾いていて、後ろ体重かのように見えちゃいますけど。)

20数年前最初に教えて下さった方がアメリカ式の教え方だったみたいです。


両足の付け根にクラブシャフトを押し付け、ぐーっと後ろに押して行き、両足のつま先がちょっと上がり加減になったところで少し戻すくらいの前傾を取ります。
腰骨ではなくて、足の付け根です。骨盤のすぐ下。


もうちょっとダイナミックでぴしっと決まったフィニッシュがとりたいのは山々です。
逆Cをやらなくなりまして、私の中では左足に真っ直ぐ乗ってしまうイメージなのですが、どちらかというとこのスイングはウエッジ・ショットのフィニッシュみたいな感じになっちゃってますね。
まぁウエッジと同じイメージで振ってはいるのですが。(^^;


この辺が、コースでのラウンド中に撮る動画と、練習場で撮る動画で違ってきますよね。

無意識にコース状況に合わせて体が動いてます。
果敢に行ってるつもりが、湖を避ける方向にボールが出て行ったりとか、ミスっても怪我の小さい方へ曲がるとか。




また連続写真にもしてみました。(小さくて見難いですけど。)



この次は正面からの角度で撮影したスイングをupしてみようと思います。
(動画はすごく参考になるんですけど、直したいところが出てきますから、諸刃の剣?ではありますね。(笑))