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12/22/2025

愛鷹600 (シックスハンドレッド) クラブ

タイヤを履き替えてきました。


ホイールごと交換でスタッドレスに。
これは、今はなきVolvo S40のスタッドレスタイヤです。
ぴったり会う予定でしたが、ぴったりでした。
(よく考えると「ぴったり」ってすごいオノマトペですね。音はしないのによく伝わります。)

例年もっと1ヶ月くらい早く履き替えるんですけど、暖かいですからね。
まだ氷点下の日はありません。

−−−

こちら、町田駅南口近くの知る人ぞ知るマクドナルドだったのですが、新しい北口店が出来まして、こちらは閉店してしまうことになりました。


南口には目の前に大きなマクドナルド店舗があって(今そこも改装中です)、こちらの店舗には気づいていない方が多いであろうと思われます。

こんなちっちゃい看板しかなくて、2階に店舗があります。
バーミヤンも地下1階ですね。ファミマは路面の1階ですが。
このビルの構成はちょっと珍しいかも?

マクドナルドの店舗が閉店するってちょっと珍しいかなと思いましたので記念に。


ーーー


今回は、愛鷹シックスハンドレッドクラブをラウンドしてきました。

私としては、35年ぶりぐらいです。

名前の通り、出来た当初は600人だけ会員を募集して、豪華なコースでした。
ピーク時には会員権が7,000万円していました。

私がプレーした35年前でも4~5,000万円していたと思います。
今は、25~30万円くらいで、名義書き換え料が55万円とかで買えます。
でも、会員数はいまだに600人台を維持しているそうで、なかなかお買い得かも知れません。


愛鷹600 (シックスハンドレッド)クラブ  コースガイド
https://reserve.accordiagolf.com/golfCourse/shizuoka/ashitaka/layout#pagetop-sp

こちらのコースの設計は、村上 義一氏という川奈出身のプロゴルファーの方だそうです。

私がプレーした35年前はワングリーンだったと思います。
おそらく倒産して今のアコーディアグループになった2003年以降に、Bグリーンを各ホールに追加したのではないかと推測いたします。
そのためか、今回プレーしましたBグリーンはどれもとても小さい!
Aグリーンが直径50yぐらいあるのに、Bグリーンは25yぐらいしかありません。1/4ぐらいの大きさでした。


クラブハウスは今年内装を大幅に改装したみたいですね。


横文字が多くてどこかの空港みたいな感じになっていました。


今回は同僚たちとの早朝スループレイでしたので、スタート時の朝焼けが綺麗でした。

クラブハウスからの眺め。



そしてこちらが一番ホール。


良いですねー、朝焼けの中でのスタート。
カリフォルニア時代を思い出します。

同僚はグリーン周りでいきなり難しい状況に。


バンカー内にスタンスするのはちょっと苦しいぐらい急な砂の傾斜でこうなりました。

私は朝まだ寒くて体が動いていない感じで2打目をダフリましてショート、51yからの3打目を良い感じに6歩くらいに付けたのですが、パーパットを外してボギースタート。


2番ホールは、1番の打ち下ろしを今度は逆に登っていく感じ。


2番ティーから右手の方角の綺麗な景色をまた写真に撮りました。


2番グリーン付近も綺麗でした。


ほんと、朝焼け好きなんですよね。

2番ホールはバンカー越えの小さいグリーンに運よくパーオンしまして、ちょっと距離がありましたが2パットでパーでした。


3番ホールもパー4です。


やや見えにくい中同僚たちがボールの行方を目で追っています。右の木の中かな。
私はFWセンターに打っていましたが、FWが傾いていてずーっと転がったらしく右のファーストカットのラフでした。
セカンドはグリーンをヒットしたのですが、奥に1-2yこぼれました。
グリーンちっちゃいよ...


4番は谷越えのパー3。


ここのコースのパー3は谷越えとか池越えが多い印象です。
左グリーンの左の方にピンがありますが、このレイアウトですとどうしても右(左右のグリーンの間)方向に行きますね。
グリーン右のカラーのちょい外から転がして寄せて、パー。


5番は写真がありませんが、パー5でした。
ここで上の写真の同僚が3打目を70yぐらいからチップインしてバーディ!(イーグルじゃなかったらしいです。)
私は3打目の51yがピンハイのカップ右4歩ぐらいに乗ってくれて、パットが入って2人バーディでした。(でも獲れたのこのホールだけでした。)


6番は登っていくパー4です。


ティーショットは左いっぱいにエイミングして打ったのですが、真ん中へ行きました。
まぁ右にいかなければOKです。
セカンドショット上手く打ったと思ったのですが奥に溢れました。(手前バンカーなので大きめで打ちますわね。Bグリーンがとにかくちっちゃいんですよ。)
3歩に寄せたのでとても入れたかったのですが、カップに蹴られて外しまして、ボギー。


7番は打ち下ろしのパー5です。


かなり打ち下ろしで下がっていっていますね。
こういうホールのティーショットは景色も良くて爽快ですが、難しいです。

こちらが撮ってもらった私のティーショットです。


ちょっとフェースの下の方で打って低く出ていますねー。
打ち下ろしでパー5ですからまだ良いですが。
目線が下がらないように気をつけて構えたのですが難しいです。
右のラフから左足下がりのライ、ボールは沈んでいませんでしたので3Wで打ちました。
スライス気味の低いボール。残り58yまで持っていきました。
バンカー超えの3打目をバーディチャンスにつけたかったのですが、ちょっと噛んでしまってショートしてバンカーに。(これやっちゃだめなやつですね。)
ちょうど15yぐらいのバンカーショットが上手く2歩ぐらいについてくれまして、パーセーブ。


8番のパー3、ここも谷越えです。


このレイアウトもサイズの小さい左グリーンへ打つにはグリーン右端くらいのエイミングになりますね。

こちらが私のショットです。


これもちょっと弾道が低く出ました。
でも手前のバンカーは十分に超えてくれまして、2つのグリーンの間の傾斜で左に蹴って右カラーのちょい外に。転がして寄せていって、パー。


9番はクラブハウスの方へ緩やかに登っていくパー4です。


FW広いですし、ちょっと登っている分長めのホールですからDRちょっと頑張って振る感じでいきました。
ここに写っている同僚が連れてきた方はスター・ウォーズフリークの方で、話盛り上がって嬉しかったです。ミレニアム・ファルコンのグリーンフォーク差し上げました。
ここはパーオンできて、6歩のバーディトライでしたが、カップに跳ねて入らず。ちょっと強かったです。


この日は早朝スループレーでしたので、このまま行きます。 …ですが10番は流石に4組詰まっていました。


10番は打ち下ろしの左ドッグレッグ。


雲の隙間から太陽光が差し込んでいて、神々しい景色でした。
真ん中のブロッコリーみたいな木 (オークっぽいので楢の木でしょうか?)の右肩上部狙いで。
セカンドショットは左足下りになりまして、ちょっとクリーンヒットしなくてグリーン左手前に外しました。
小さくて硬いグリーン、転がしの寄せはまだ良いのですが、上げる寄せが寄ってくれません。
2パットでボギー。
この辺のSGに大いに改善の余地があるなぁ。


11番は短いパー4ですが、大きく右ドッグレッグしていきます。


正面やや左サイドに見える赤いクリスマスツリーのような木の方向にエイミングしました。
フウの木でしょうかね。ゴルフ場でこういう象徴的な植樹をしてくれるのは良いですよねー。
私のティーショットは狙いよりさらに左へ行きました。
遠くはなりますが、右ドッグレッグのときは左サイドが鉄則ですのでOKです。

ここのセカンドショットもグリーンを溢れました。ここはなんとかパーセーブ。
溢れてから、どどどーっと転がり落ちたりしないので転がしが使えるのですが、ここのBグリーンがことごとく砲台だったら難しいでしょうねー。


12番は池越えのパー3です。


グリーン手前の段差がエグいです。
若干向こう側の方が高いですし、上空に風も少しあるのか、前の組の方々はことごとくショートされてましたので大きめで行くことに。

こちらが私のティーショットです。
グリーンの後ろ側も少し幅ありますし、1クラブ大きくても10y程度だから大丈夫でしょう。


…と思ったら、思いの外奥へ行ってしまいまして、左奥の傾斜地に。えらい左足下がりの難しいアプローチが残ってしまいました。
右サイドは遠くなっていますが、左サイドはちょっと近かったようです。

それとグリーンの縦幅も25yぐらいしかなくて小さい。
距離は長くなるけど直径50yぐらいはあるAグリーンでプレーしたいですね、次回は。

構えにくい左足下がりからとにかくシャンクやどトップせずにグリーンには乗るように打ちまして、パーパットは5歩ほども残りましたがこれをまたもやカップに蹴られまして、ボギーに。
グリーンの読みは読めているようです。


13番は緩やかに登っていくパー5です。


こういうレイアウトは思い切って右いっぱいにエイミングします。左OBだけは避けたいところです。パー5ですしね。
3打目は115yぐらい残っていました。左手前のバンカーを避けて、グリーン右のカラー付近に外れました。
転がしで寄せて、ちょっと残った3歩ぐらいのパーパットを入れてパー。


14番は、445yと長いパー4です。写真で見えているところからドーッと下がっていく打ち下ろしのホールですので数字ほどは長くはありません。


セカンドが左足下がりのライになりまして、グリーンを狙ったショットは右のAグリーン方向にそれました。
30yぐらいの寄せは上手く打ったと思ったのですが、5歩ぐらい残してしまいパットを外してボギーに。


15番は写真がありませんが、登りのパー4です。
セカンドショットは辺りが薄くなりまして、右の林をかすめるように行って、グリーン右手前のバンカーに捕まりました。
このバンカーショットも15yくらいでちょうどよく、砂の状態も良かったので、2歩に寄ってくれてパーセーブ。


16番は割と平坦なパー3です。


ピンフラッグの位置が、左手前バンカーの上でしたのでグリーンの右端の方を狙いました。


このホールは予定通りに右サイドに乗りまして、8歩ぐらいのパットを入れに行って結構2歩分ぐらいオーバーしてしまいヒヤヒヤでしたが、なんとか2パットでパーセーブ。



17番は長めのパー4です。


フェアウエーが傾いていますので目一杯左サイドにエイミングしていきます。
ちょっと右へ出てフェアウエーセンターぐらいのラインに飛んでいったのですが、行ったら右端まで転がってファーストカットのライにちょっと入っていました。
セカンドは3Wで狙っていきましたがラフからで少しクリーンに入らずショート。
寄せは上手く打ったと思ったのですけどちょっと行ってしまいまして、返しを外してボギーでした。


18番も写真がありませんが、さほど長くないパー5でした。
3打目、Aグリーン左に池があります。Bグリーンの方は、手前と右に3つのバンカーですね。
相変わらずグリーンを外しましたが、グリーン左サイドのパターで寄せられる位置から11歩ほどの距離を距離感を合わせて寄せましてタップインのパーでした。


スコアカードです。


この日は 37 (13)  40 (14)  = 77 (27) となりました。
コースレート/スロープレートが、68.7/119でしたので、この日のディファレンシャルは 7.9でした。

フェアウエーが広くて気持ちの良いコースですね。
パーオン4個、ボギーオン14個と、グリーンが小さいことも現れている中で18ホール全部ボギーオン以内というのは理想的なラウンドでした。

次回はぜひ、距離が長い方のAグリーンをプレーしたいと思います。
(以前プレーしたときにはBグリーンは無かったと思うんですよね。)


ーーー


御殿場シリーズ、まだまだ増えます!




10/02/2025

富士クラシック(Fuji Classic)

私の所属するホームコース御殿場東名GCのお仲間10名とご一緒しまして、名門の富士クラシックをラウンドしてきました。ミニコンペですね。

半分ぐらいの方は前日に別のコースをラウンド、宴会をしてから前泊で富士クラシックに、という段取りでした。

私は朝4時に起きて、朝焼けの中をコースに向かいます。


1時間40分ぐらいで到着しました。
(帰りは3時間半かかりましたけどね。高速道路が混んでましたので、終わってからすぐ15時前にはコースを出たにもかかわらず、家まで帰り着いたのは18時半すぎでした。)


コースの入り口からクラブハウスへのアプローチ道も立派です。


真後ろに富士山が来るように建てたんですね。
堂々としていて厳かです。


クラブハウスからも富士山が見えます。素晴らしい。


クラブハウスから見えるコースの様子からでも、うねったフェアウエーや深々とした濃い緑色のラフ、速そうなグリーンがうかがえますね。


いやー、素晴らしい。


富士クラシック

コース紹介の写真、どれも美しいです。
この後に貼っている私の写真よりも、こちらのプロの撮った写真を見ていただきたいです。

富士クラシックの設計は、カンザス州のミッションヒルズ・カントリークラブや、ニクラスと共同で設計したミュアフィールドビレッジなどを設計した、デズモンド・ミュアヘッド氏です。

デズモンド・ミュアヘッド氏が、富嶽三十六景をイメージして設計したそうで、芝の卍マークの入った16番のバンカーとか、上から見ると北斎の波の絵のような17番のパー3とか、個性的なホールが見られます。

私は以前、富士クラシックのコース管理をなさっていたスーパーインテンダントの石本修二さんという方のブログを拝見していました。

https://fuji-classic.com/blog/2009/05/post_197.html (現在リンク切れ)

『スティンプと言ってもグリーンによっても場所によってもかなり違うし、一日のうちの時間によっても変わってくる。富士クラシックは、富士山を背にした下りの場合なんかは15フィートぐらいに感じるくらい速くなってる。』とかブログに書かれていて、私はワクワクしたものでした。

石本修二さん、過去のこの記事に登場されてます。


我々は、INコーススタートで10番からでした。
本所立川というホールで、現在の墨田区の情景です。


右手前が池で、左サイドは林になっていてややS字に進むパー4です。
スタートホールとしてはかなり打ちにくい18ホール中でも狭めのティーショットでした。

1番ホールは広々と打てるパー5でリラックスしてスタートできます。
デズモンド・ミュアヘッド氏はOUTコースからのスタートで設計していますので、これはINコースから回る方が悪いです。
英国や米国では全員がアウトからスタートするのが通常ですからね。


11番ホールはやや右ドッグレッグになっていました。信州諏訪湖。


グリーンの手前側左サイドに縦に長い池が広がっています。諏訪湖をイメージしたもののようです。

11番グリーンからも良い風景が広がっています。湾曲して細長いグリーンの後ろに池の端も見えていて、後方の林の上に富士山がそびえています。壮観でした。


やはり富士山の裾に乗っているコースは気持ちが良いですね!


12番は江の島を模したホールで、魚の骨みたいな形状の特徴的なバンカーが、グリーン手前のFWに。


グリーンはどれも大きくて色々な形状をしています。


コース上の距離表示杭は、どれもグリーン手前の縁までの距離を表示していて、ピンの位置も手前の縁から+44ヤードとかで表示されていました。

レーザーでピンフラッグまでの距離を測定しながらプレーしましたので、そこまで戸惑いはしませんでしたが、カートから何本かクラブをもっていく際についつい距離表示杭を見て大体の距離を予測してクラブを選ぶ際に間違えてしまいがちでした。

ついすぐそこに100y表示杭が見えるのに、上りも入れると165yはあるよ?みたいなケースが頻発しました。


13番のパー3は白ティーからでも193yありました。


カリフォルニア時代は、180-210y程度の距離のパー3が多かったので、こういうホールは割と好きなのですが、手前の板張りのバンカーにつきましては「そこまで難しくしなくてもいいじゃない?」と思いました。

東都 浅草本願寺というホールです。


そしてこちらが卍型の入ったバンカーがある16番ホールです。


2打目地点付近から。
私のボールはもっと右の方のフェアウエー上です。


2打目ちょっとミスりまして、ハーフトップの低いボールで距離が足りずにこのバンカーに。
ただ幸い卍型をクリアした向こう側のグリーンすぐ手前のところでした。
普通なバンカーショットでワンクラブに付いてくれましてパーセーブ。ラッキー。

ホール名は隠居となっていますが、どこの情景だろう?


こちらが神奈川浪裏と名前が付いている17番のパー3です。


ぜひコースウエブサイトのコース図のリンクから上から見た写真をご覧になってください。


北斎のGreat Waveとして有名なあの波が再現されています。
神奈川沖となっていますが、木更津の風景だそうです。

このホールは池を警戒して、えらい奥の方にオンしまして、29yのパットを残しました。
2つ前の15番のパー5で3パットのボギーをきっしていまして(こちらはファーストパットが読めていなくて上って下りのラインを若干ショート、下りのスライスラインのセカンドパットが6フィート(約1.8m)残っていて外しました。)、ここは是非とも2パットで行きたいと気合が入っていました。
シミュレーションゴルフのパッティングをイメージして、タップインではありませんが2フィート(約60cm)ぐらいに寄せることができて2パットでパー。


こちら18番ホール、比較的短いパー4です。



クラブハウスが見えますね。
登戸裏というホールで、現在の千葉市の海際の風景をイメージしたホールです。


ということで、INコースを終えて、お昼に。


ハンバーガーのセットを置いているコースはそんなに多くないと思ったので頼んでみました。
大体どこへ行ってもサンドイッチを探して頼んでいます。


後半のOUTコースです。

1番ホールは割と広々と打てるパー5です。
やはりスタートホールはこうでないと、って思いました。


駿州片倉茶園というホールで、途中右サイドに茶畑をイメージしたバンカーがありました。
グリーンはフィジェットスピナーみたいな3つ葉の形でした。


2番ホールは大きな池越えのパー3でした。


ホール名は長寿となっていて、富嶽三十六景のどこにあたるかちょっと分かりません。
池越えですし、横に細長い大きいグリーンですから、芦ノ湖のある箱根の風景をイメージしているかもしれません。


7番ホールの割と長くてグリーン左手前に池のあるパー4。
うねりの富士っていう名前のホールです。


ドロー系でエイミングする私には、ちょっと構えにくいティーショットでした。
セカンドショットは5Wでしたが上手く打ててグリーンオンできました。


そして9番ホール。(ちょっとホールから外れてるところから撮られてますが。)
どのホールからも富士山が望めます。素晴らしいコースです。


身延川裏不二という名前のホールで、裏富士ですから山梨県側の富士山の景色をイメージしていますね。日蓮宗の総本山、久遠寺から富士川を挟んだ富士の風景を描いたそうです。


スコアカードです。


39 (15)  39 (14) = 78 (29)
コースレート/スロープレートの設定がありません。(名門コースなのになんで??)
屈指の難コースとされていますなか、私の感覚でディファレンシャルは大体 6.2ぐらいになるかと思います。

3番は運よくこの日かろうじて一個バーディとれました。

しかし2番も4番も何とかひーこら頑張って粘ってのダボオンしてのボギーセーブでした。
4番はちょっと届かない長いホールで、フェアウエーに1DKJでレイアップ、2打目を3Wで良い感じに打ったんですがちょっと右に逸れてバンカーに入れました。バンカーショットがトップ目、グリーンオーバーから寄せて入れて、というボギーです。

5番はさらに長いパー4で、こちらも2つで届かないと思ったのですが、3Wで打ったセカンドがグリーンの手前の方に乗りまして。カップまで28yもありました。
途中の右側にマウンドがあって、かなり左に曲がる上りのラインでよく読んだつもりで打ったのですが、読みが浅すぎ強さも不足していて、スススーッと早い段階から左へズレて行ってカップ左の手前方向に5歩も残してしまいました。強い上りで7歩のストロークで打ったセカンドパットは惜しくも縁に外れて2つ目の3パット。

打ち損じかなー、を確かめるためにホールアウト後にもう一度戻ってファーストパットの位置から打ってみましたが、同じように曲がって同じように大きく外れました。読みが全然できていなかったようです。


富士クラシックは返す返す良いコースでした。
ミュアヘッドですけど、葛飾北斎のコースっていうおもむきでした。

ホームコースのお仲間さんたちともいつもとは違った親睦が計れまして、とても楽しいゴルフでした。


帰りに大渋滞の始まる付近の談合坂SAでお土産を買いました。


生の鷹の爪。美味しそう。
タコのペペロンチーノをこれで作ってみようかな。


ーーー


御殿場方面ゴルフシリーズ、まだまだ続きます。
沢山あるなぁ。



8/18/2025

PGMマリアゴルフリンクス (お盆休み千葉遠征)

米国からゴルフ友達が訪日しまして、お盆休みに千葉県まで1泊2ラウンドの遠征をしてきました。

まず初日は、都心から30分と近くて富沢誠造設計の素晴らしいコースということで人気も高くお値段もかなりします藤ヶ谷カントリークラブです。
クラブ会員のお友達(先輩)に呼んでいただきました。ありがたや。


藤ヶ谷カントリークラブ


適度にアップダウンもありますし、隣のホールから打たせてくれるところも少なくなく、チャレンジングな良いコースでした。

2グリーンのコースで、夏の間は高麗グリーンを使用しているようです。
最近は高麗グリーンは廃れていく傾向にあって、なかなかプレーする機会がありませんので、貴重な体験です。

グリーンのスピードはさすがに遅くて8フィート出ていない感じでした。
芝目がきついので、ショートパットはジャストスピードで打つと切れてしまったり止まってしまったりして外れてしまいます。

コースレート/スロープレートをみますと、メインのベントグリーンの方が距離も長くてコースレートは高いのに対し、少し短くてコースレートも少し低い高麗グリーンの方が逆にスロープレートは高くて難しいという、「そうだよね」という数字になっています。

久しぶりにみなさんとのゴルフということと、高麗グリーンで微妙にパットも外しまくるスタートで、写真を撮る余裕もなくラウンドを楽しく終えてしまいました。
気づいたら写真がありません。

スコアカードです。


44(16)  44(18) = 88(34) となりまして、 高麗のレギュラーティーはコースレート/スロープレートが 70.4/129 ですので、この日のディファレンシャルは、15.4でした。

パット数にも苦戦の様子が表れています。
チップインひとつあったのに、34パット。

グリーンがぱんぱんに硬くて、ピッチマークがつかなくて修復が必要ないくらいでしたので、寄せが微妙に通り過ぎてしまい寄りませんでした。そこで手前から行こうとすると高麗の方はグリーンが小さくて砲台ですから、手前の芝で喰われてしまったり。苦戦しました。
こういう時、引き出しの少ないゴルファー(私)はスピンかけて止めに行ったり色々できません...


ーーー


米国から訪日して来ている友達と、2日目はグランドPGMのコースの一つ、マリアゴルフリンクスをプレーしにいきました。

PGMの割引プログラムも使えますし、以前からプレーしてみたいと思っていました。
(今回はPGMの割引関係なく、お盆価格でものすごく割安なプランを予約できました。)

ピートダイが日本で設計した最初のコースだそうです。
旧名はきみさらずゴルフリンクスという名前だったそうです。


PGMマリアゴルフリンクス

コースのウエブサイトの写真です

PGAチャンピオンシップが行われるTPCソーグラスの17番のアイランドグリーンのパー3とよく似ているアイランドグリーンのパー3が、同じ17番に設定されています。

個人的にピートダイの設計思想がとても好きです。
難しいコースを造ると思われがちですが、様々なレベルのゴルファーに楽しんでもらおうっていう工夫がたくさん凝らされていていつも感動します。

グリーンも9.5フィートぐらいに仕上げてあって綺麗でした。(普通のスピードですけど前日と比べると格段に速いです。)


コースガイド

コースガイドのページにリンクしています


入り口のゲートからバブル期の豪勢な感じが伝わってきます。(アメリカ式ともいうかな。)



まだコースのバッグドロップに辿り付く前にコースへのアプローチロードから見えるコースのうねうね状態とかクリーンに刈られた綺麗な芝とか、圧倒的な景観でした。


反対側も。



クラブハウスに到着してからも、素晴らしい景色と素晴らしいチッピング練習場、練習グリーンに感動しました。





こういう環境でいつも練習できたら上手くなっちゃいますねー。
いやー、すごかったなぁ。


ラウンド記の方はなるべくあっさり目に、写真(たくさん)と動画(4枚)で。


1番のスタートは良いドライブが打てました。
フェアウエー広々としていますのでね。


セカンドショットを奥に少し溢し、5フィート(約1m半)に寄せたのですが、パーパットを外してスタート。


2番は左側がずーっと池のパー3です。


ハイブリッドは左に行きやすいんだよなー、と思いながら打ったらやはり少し巻いて、グリーン面にバウンドはしたのですが転がり落ちて左のバンカーに。寄せ切れすボギー。


3番のパー5は、ティーショットがやや天ぷら気味で右のラフに。


前半は待ち時間がとてつもなく長くて約3時間かかったのですが、待ったのにゾンビ立ちやらずに行くとスタートホールぐらい難しくなっちゃいますね。


セカンド、サード、4thとたくさん打って5打目にパターで寄せてグリーンにやっとたどり着いて、なんとか入れてボギー。OBの左サイドには行きませんでした。


4番の短めのパー4からペースがつかめました。


この写真はグリーンから振り返って撮っています。
2オン2パットでパー。やっぱりワングリーンだと私はプレーしやすいです。


5番は90°に右に曲がるドッグレッグ。
写っているのが米国在住の友人です。


とはいえある程度距離を出さないと曲がり角をクリアできませんからドライバーで左サイド狙い。斜面にいっちゃうともこもこしたこぶでスタンスやライが難しくなるのでフェアウエーに打たないと厳しいです。ここも2オン2パット。
スピードに合わせて3パットしないように注意してプレーしました。

90°曲がったセカンド地点がこんな感じです。


私のボール位置はFWのもっと左、この写真で言っても左の方向でした。
ここも2オン2パット。


6番のパー3は池越えです。


風が 8-10mphぐらい吹いていて距離感が難しかったです。
スイング動画中、打とうとしてセットに入ったら風がビューっと吹いてきて、仕切り直しています。

アゲンストですし池越えですから大き目のクラブでしっかり打ちまして、左サイドに乗ってくれました。
わりあいに長い下りのパットが残りましたが、頑張って2パットに収めてパー。


7番ホールは上っていくパー5です。


3番のパー5ではピンチを作ってしまいましたので、慎重に。
ここは左右がOBですので、振り切っていきました。
ここも3オン2パットでパー。
良い調子にリズムがつかめてきました。相変わらず毎ホール待ち待ちですが、気持ちを整えて。


8番はセカンドが池越えのパー4です。


ピートダイの池はピシッと切れていて気持ちが良いです。
池に入れても、2クラブレングズ以内でちゃんとプレーできる位置にドロップできますから、1ペナだけで済むのでフェアだなー、といつも思っています。
「フェアウエー外れたら即池かよ。」って思うと印象よくないかも知れませんけど、「思い切って池を越えて攻めて行って、もし入ってもドロップして良いライから打てる」って考えたら良い印象になりません?グリーン左サイドにオンして2パットで、パー。


9番は距離が長くてしかも上っていて、しかもアゲンストでしたので、もう3打目勝負のパー4でした。


グリーン近くまで来て、45yのアプローチショットをベタピンに付けてパーセーブしよう、って思って50°で球足使うように打って行ったのですが、だいぶ右に流れまして微妙なワンピンぐらいの距離を残し、このパットは惜しくも入らずボギーに。これは入れたかったな。


前半を40(17)というスコアで終えました。毎ホール待ち待ちで進んで、3時間ちょっとの9ホールでした。
出だしのドタバタした感じ以外は理想的にラウンドできました。


お昼を食べまして、


後半戦に突入します。


後半は結果的には流れが良くなりまして、2時間で9ホールを終えました。
前半はスルーとか早く終わる組が入ったりで混み合っていて、後半は抜けたとかなのでしょうか?


10番はパー5から。
距離が短めの打ち下ろしのパー5ですが、最後左へキュッと曲がっていまして、グリーンはアンジュレーションの強い横長のグリーンで、距離のコントロールと風の計算が要求されます。


私はセカンドショットをミスしまして、4打目勝負になりました。

頑張って、6フィート(1.8m)ぐらいには寄せたのですが、パーパットは入らず、ボギー。


ちょっと写真では表現しきれないのですが、アンジュレーションの大きいワクワクするグリーンです。


11番は、大きなバンカー越えのパー3です。


段差が大きいですし、手前の大きなバンカーは確実に越えて上の段に行きたいところです。


このショットはドローであまり戻らず、グリーン右サイドに若干外れました。
17yぐらいのアプローチでしたが、トン、トン、ススーッと行ってカップインしてくれました。チップインバーディ。


12番ホールはフェアウエーが途中で途切れていて、うねうねのマウンドだらけで狙いどころが難しいホールでした。


グリーンも隠れている左側には細長いグリーンが囲っています。
右のOBまでいかないように気をつけて右サイドに打って行きました。
グリーン外からの寄せが寄ってくれてパーセーブ。


13番は変わったデザインのホールでした。


ずーっと上っていくのですが、この見た目で真ん中に2本見えるカート道の左側はセーフですが深いラフが続いていてこぶもたくさんありますので行きたくない感じ。
カート道右側の狭く見えるフェアウエーに打って行きます。右過ぎたり220y以上行くと今度は木に捕まります。

ここは上手く打てました。
セカンドショットはこんな感じ。


グリーン左手前には大きな池があります。池の向こうは砂地のバンカーで、その上の段にグリーンがあります。
ですからグリーン右サイドに外しても良いつもりで打って行きました。
ところがグリーン右サイドにも小さなポットバンカーがありまして、これに捕まりました。
バンカーからはまぁまぁでしたが寄せきれず、2パットでボギー。


14番はフェアウエーが広々とした、緩やかに上って下るパー5です。
左サイドに池があって、独特の大きなバンカーもあって綺麗です。


ここでのティーショットが...


「Oh, no, no, no, no, ...ふぅー。」とか言ってますがブン曲げました。
これ以外のティーショットは概ねコントロールできていたのですが。

しかし珍しいチーピンが運よくセーフでしたので、1DKJをしっかりと。

左足上がり前下がりの難しいライから、丁寧にレイアップ。3打目はフェアウエーからまだ260yも残っていましたので3Wで慎重にまたフェアウエーに持っていきます。

4打目は54y程度ありましたので54°で打ちまして、ピン少し右を4歩ほど通り過ぎて止まりました。このパットを入れまして、ティーショットのミスから考えたらすごく嬉しいパーセーブでした。


15番は距離の長い上りのホールです。
細長いバンカーが特徴的です。


白からでも430yありますので、ちょっと私には届きませんので、3打目勝負です。
2打目をしっかりとグリーン手前の細いフェアウエーに運びまして、3打目は約45y。
50°で打って行きまして、距離は合わせたのですがワンバウンド目に思ったより右にバウンドしましてピンの右12フィート(3.6m)ぐらいに乗りました。
このパットをしっかり読んでいたつもりが、同伴プレイヤーが反対側から打ったボールが思っていた逆に切れたのを見て読みを修正。
何度見直してもフックラインに見えるのですが、今見た曲がりに合わせない訳に行きません。カップ左縁ぐらいのスライスラインに修正してストローク、カップインしてくれました。これも嬉しいパーセーブ。


16番も上っていくパー4で、これもなかなか距離的に厳しいです。
またグリーンは馬の背になっていて、ボールが左右にこぼれやすいです。


これがティーからの眺めです。
ティーショットは無難に打ちましたが、セカンドショットは若干ショート。
奥の奥のピン位置に対して、グリーンちょい手前のカラー部分からの28yのアプローチでした。

本気のリハーサルストロークで草擦りを2回。58°がダフる予感しかしません。
距離的には58°のQF27yキャリー(平地)でちょうど良いのですが、...ここは切り替えましてシミュレーターで練習していた50°のパターアプローチで打って行きました。
付け焼刃ですがなかなか上手くは打てました。でもまだ2m残っていました。下からはもっと近く見えたんだけどなー。
このパットも読みが合っていてカップインしてくれました。
粘りの嬉しいパー。


17番は、前々から首を長くして楽しみにしていたアイランドグリーンのパー3です。


低い視点から見るとこんな感じなんですね。
でもグリーンオーバーする距離で打っちゃうと向こう側に池ポチャしますから。


肉眼ではこのぐらいの拡大のイメージです。
ピンは右サイドの方ですね。

もちろん動画を撮ってもらいました。


入っている音で分かるかと思いますが、風が結構吹いていますのでこれもセットアップを仕切り直しています。申し訳ありません。

ピンより左にエイミングしたのですが、ピンに向かっていきました。

ナイスオンで6歩の軽い上り、得意距離についてくれました。
嬉しくて写真に撮っています。


余談ですがここの前3の黄色ティー・マーカー 、グリーン上(端)に挿してありました。
池ポチャしたら、3打目でパターで打ってもらおう、ということのようです。


友達がいる位置にオレンジボール、私の白いボールもカップ後方に写っています。
このバーディパットがカップインしてくれました。
ほぼ真っ直ぐの、ほんの少しスライスのラインでした。


18番ホールはティーショットが池越えになります。


セカンドショットは打ち上げですね。


このショットも手前と左のバンカーを避けて右サイドに。
グリーンからちょっとこぼれ落ちまして。

ピタッと寄せてパーセーブしようとアプローチに臨んだのですが、ちょっと慎重さに欠きましてウエッジがダフリ気味に入ってしまいました。
気を取り直してしっかり2パットで締めて、ボギーで終了。


後半はパットが良く入ってくれまして、37(11)となりました。


スコアカードです。

40(17)  37(11) = 77(28) です。
コースレート/スロープレートは 69.7/129、ですので、この日のディファレンシャルは 6.4でした。
このコースは初ラウンドですし、大満足です。

カリフォルニアのコースってどんな感じですか?って聞かれたら、今度からこのマリアゴルフリンクスをプレーしてみてください、ってお返事することにします。

私の友だちも、よく一緒にしたカリフォルニアでのラウンドの雰囲気だ、って言っていました。

本当に良いコースでしたし、後半はペースも良くて、海風が入って来てすごく涼しくなって、気持ちの良いコースでした。


帰りの海ほたるがだいぶ混んでまして、木更津の岸まで渋滞していましたので帰るの大変だったんですが、その甲斐はありました。

楽しかったなぁ。
泊りがけで出かけさせてくれた家族に感謝しないと。