8/07/2025

自分なりのロースコアが出たラウンドを18年分のデータで振り返って分析

以前ご紹介したことのあるショートコースの早朝ラウンド(他にプレーしてる人が全くいません)に行って、先日トライしたシミュレーションゴルフでのアプローチ練習をそのまま再現してみました。


富士山も近くに見えますし、コースの整備状態もショートコースにしては非常に良い状態です。

前回の記事中に、

大まかな感触ですが、
58°が18y
54°が23y
50°が28y

となっていましたので、こんなセットアップを。↓

  ↓

ちょっと写真だと見えにくいですが、ピンから測定して 18y、23y、28y のところに、それぞれのウエッジ 58°、54°、50°とボールをそれぞれ 1個ずつ置いてセットしてあります。

私は常に 1球目の結果を重視していますので、1球ずつ。
(単に再現性確認のためにはなりますが 2球ずつにするのもありだと思います。)


こちらが結果です。
1回しかやっていないにしては上手くいったと思います。
シミュレーターの距離感と同じでいきなりまぁまぁ上手くいきました。


ズームして見ていただくとボールが3つ見えるかと思います。

58°で打った一球目がちょっと左に行きまして5フィートくらいあります
54°はベタピン
50°も3フィートぐらいについてくれています。

上出来だと思います。

グリーンのコンディション、フェアウエーのライの状態などでも変わってくるとは思いますが、シミュレーションゴルフとほぼ同じ距離感でこれだけ寄ってくれれば大収穫です。

ちょっと楽しみになって来ました。


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先日短いコースとはいえ、パープレーができたということで、この際辿れる範囲で履歴を振り返ってみようということでリストしてみました。

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+4、+5のスコアまで入れるか迷ったのですが、そこまで入れてしまうと数が増えすぎて焦点がぼやけてしまいますので、+3オーバー以下の良かったスコアをリストアップしてみます。

2010年以前は、本当に調子よくて運も良くてひょっこり良いスコアを達成した感のあるランドで年1回ぐらい起きていた感じです。


2007



2008



2009



2010



こんなところです。

そして、2011年はちょっとレベルアップした実感のあった年でした。


2011

+/-0

+1

+2

+3


少し短めの割とフラットなコースで極稀に調子がいいと、リストしたようなロースコアが出る感じだった(Coyote Hillsだけアップダウンが大きいです)のですが、グレッグ・ノーマン設計のVellanoというコースでの+1は、SCGAのトーナメントのときに出まして、このラウンドは記憶に深いです。
ショットガンスタートの最終ホールがパー5で、ほぼ2オンしてグリーンのカラーに来ていました。そこで慎重に2パットで行けばパープレーができたのにイーグル狙いに行って3パットしましてパー、1オーバーに終わったんです。でも良い思い出です。そしてそのVellanoはコースが潰れてなくなってしまいました。

パープレーの California Oaksは今回の四街道のように短いコースです。
Monarch Beachは海辺の高級リゾートコースです。


2012

+1
Mile Square, Classic Course


この年の 6月に、オフィスで新調してくれた役員チェアーが原因で両肘を痛めてしまいます。
(椅子はボロいのに戻しました。)
ブログを書きながらレベルアップしてきて、ようやく+1とかパープレーが見えてきたところだったのに。本当に惜しいことをしました。


(この後 8年間は、一番良くて+4 までしか出せませんでした。酷いスランプは2012〜2015くらいまででしたが、戻してくるのに時間がかかりました。いつも年始に記事にしている年間データの平均スコアとベストスコアの出方はよくリンクしていると思います。 +3以下のスコアって私にはなかなか出せないスコアということなのだろうと思います。)


スランプを乗り越え、世間が新型コロナウイルスでゴルフがプレー出来にくくなっただけにゴルフ熱が上がって来まして、自分のゴルフゲームの工程分析をしてKAIZEN手法でスコアを減らす取り組みをしてみようとしたのが、この後の新型コロナ禍下の2020年から2021年にかけてです。


2021

+2

+3


+2、+3 といった好スコアが出始めてくれました。
この頃には、「しっかりしたコースでのパープレーがしたい。」「ゴルフを初めて以来、漠然といつかはパープレーがしてみたい。」と思っていました。もうちょっとです。
難易度が特に高いコースはHidden Valleyです。ここの+3は今でも嬉しいです。


2022

-2 

-1

+/-0

+1

+2

+3
Mile Square, Classic Course


やはりベストスコアというのは何打も離れていきなり出るよりも、数多くの次点、次次点、次次次点のスコアがあって出てくるもののように思いました。
アンダーパーが2つ出せましたが、この2022年のリストの中ではイーブンパーのDos Lagosが一番難易度が高く満足度が高いような気が私としてはしています。ついでLinks at Summery、Glen Ivy、Links at Victoriaのスコアかな。

+3ですが、Half Moon Bayとか、Indian Wells GLとかHemetとかは、遠くでしたしコースも記念に残るような良いコースでしたから、好スコアが残せて嬉しいです。


2023



+1

+2

+3


2023年の 6月末にカリフォルニアから日本に帰ってきました。
ですから、半年の間にこれだけ +3以下のスコアが出ているということは、ラウンド数も多いしプレー頻度も高いし、ゴルフの状態もこの2023年がピークだったと思います。
6月に大好きな難易度も高いDos Lagosでホールインワンも出ていますし、帰る直前の 6月下旬に−2アンダー 68 というベストスコアも出ています。(パー70の短めのコースです。タイガーが中学生の時に学校のチームでラウンドしていたコースです。)

Oak Quarryの +1は感慨深いです。難しいコースですから。
Native Oaksも割と難易度高かったと思います。若干距離が短めでしたが。
逆にGreen Riverはフラットなのですが、距離はしっかりあります。


2024

+3


2025



2024年は帰国して日本のコースセッティングにアジャストするのに苦労して80台後半、90届くラウンドもいくつか出ました。2グリーンだとグリーンが小さいのと、砲台になっていて、亀の甲型グリーンなんかも多くて苦戦しています。
米国出張先でゴルフして水を得た魚よろしく+3の好スコア出したりしました。
懐かしのDos Lagos、Oak Quarry、Hidden Valleyもラウンドして、76、79、78でした。

ホームコースの御殿場東名では散々80後半とかを叩いているのでホームでとりあえず hdcp13をいただいたのですが、ベストは75が1回だけあった模様です。

そして今回の四街道GCで +/-0 が出せました。

日本のコースに技術をアジャストして、そしてゲームをマネージメントして、なんとか対応していきたいと思っていますが、プレー頻度がちょっと足らないかなー。


こうやって振り返ってみますと、リストに載せなかった +4、+5のスコアと、リストした+3以下のスコアにはなかなか大きいギャップがあります。

そしてさらに、+2までのスコアーと、それより少ない +1、+/-0、-1-2 のスコアにも、かなりのギャップがありますねー。 達成回数が物語っています。
(そして私には -3以下のスコアの出し方は未体験です。)

...あくまでも私の場合、ですが。

飛ばし屋で、出入りが激しかったり、両方の意味で爆発力があったりするゴルファーの方がスコアの爆発力がありそうです。


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日本のコースは、ラフからでも芝が粘くはありませんので打ちやすいですし、比較的距離が短いコースが多いですし(数字上は距離あっても打ち下ろしが多くて案外実質は長く感じないとかもありますね)、グリーンもアンジュレーションの大きいポテトチップグリーンみたいなのも多くはありませんし、パー3の多くが180-210y級の長いホールだったりもしませんけれども、

逆に狭さでOBや1ペナに行きやすかったり、アップダウンや左右の斜面の傾斜が強くて傾斜地からのショットの技術がより極端に要求されるとか、雨で濡れた地面をプレーする機会も多いとか、ただでさえ2グリーンだったりしてグリーンが小さくて乗りにくいのにさらに砲台グリーンにしてあって、エッジで止まらず転がり落ちていっちゃうとか、ボールを上げてさらに止めないと寄らないとかの状況が多かったり、グリーンが小さいせいで+0.5打は覚悟するピンに対してニアサイドからのアプローチが多くなったりとか、私があまり得意ではない林間コースが多かったりとか、まぁまぁスコアを増やす要因はいろいろあります。

この違いを打破して良いスコアを出していくには、自分の最適化していたはずだったゴルフゲームを、これからどうアジャストメントして修正を入れて、コースに適合をして行くか。

プレー頻度の減少を補う意味合いも含め、結果的にグリーンをこぼれて多発するグリーン周りからの寄せの技術向上も目指せると思いますし、特にロングパットそしてミドルレンジのパットの距離感をラインが読めている(というか表示されている)中でストロークの距離のコントロールを磨くこともできそうですから、シミュレーション・ゴルフでの練習にはかなり期待をしています。

どういう練習をしていけばよいのか、よーく考えてやっていきたいと思っています。


2 件のコメント:

さすらい さんのコメント...

やきそばパンWさんがバンバン良いスコアを出されてた時って、ちょうどいまの私の年齢(42.43歳くらい)だったのですね!
会社の役員用の椅子で両肘を痛められたのですね。けっこう高価な椅子だと思うのですが、肘を置くところが、イマイチだったのでしょうか?
もうこちらに帰ってきて2年経つんですね〜まだ最近の気がしてました(笑)

yspw さんのコメント...

さすらいさん、こんにちは。
ブログに一回まとめておこうかな、って思いまして。(過去にすがる気はないんですが。)

その頃は、80は切るんだけどパープレーは遠いなー、って思ってました。77、76くらいまでは運が良ければ、って感じてましたけど。パープレーってボギーやダボの分だけバーディー取らないと出せないじゃないですか。やっぱり18ホールで+3以内に納めるのってハードル高いな、って思います。

ひじ掛けじゃなくてね、すっぽりいい感じに体がはまっちゃうとデスク向いて体が固まっちゃうんですね、きっと。カイロに8か月通って治って、その間にグラグラする古い椅子に戻したら大丈夫でした。
まだ日本のセッティングに対応しきれていないんですが、工夫しようと思います。

すごい飛ぶ人で、ショートアイアンで狭い範囲にビタっと止める精度があるゴルファーは日本のセッティングで軽々アンダー出すと思います。DR以外のクラブでのティーショットも駆使して。

そうではなくて、私のできるショットで対応できるようにするにはショートゲームかな、って思っています!