11/01/2021

デジタルパットの利点と不利点を久しぶりに再度整理。

こちらは Dos Lagos GC の 1番ホール384yのパー4です。



久しぶりに入ってしまいましたよ、パー4の 2打目。
ここのティーショットは左が崖、右が池で、どちらかに逃げるわけにもいかず、朝一の体がまだ暖まっていない状態だとドライバー打つのが難しいのですが、フェアウエーセンターの目標に向かって軽い登りで打っていきます。
2打目は実はブラインドになっていて、グリーン手前がグッと下って行って2打目は左側はすぐ崖ですが右サイドが安全です。遠くに見える細いサイプレスの木のちょっと右がエイムポイントになります。

2打目は160yちょい残っていまして、軽いアゲンスト、ハイブリッドの5番で打って行ったのですがとても感触が良かったんです。すぐ横にいた友達にも、「That one felt good.」なんて調子こいていたんです。
グリーンに行ってみたらボールがなくて、グリーン奥のラフを探していたら友達が、「カップに入ってるぞ。」って。

なんかね、またホールインワンもできるんじゃないか?って気がしてきました。(笑)
数打ちゃ当たる方式で頑張っていきたいと思います。(笑)


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さて、久しぶりにパッティング・カテゴリーの記事です。
そもそもパッティングのために始めたブログでした。(^^)


このあいだのポストで、ずーっと変えていないエースパターについて取り上げましたが、

Trusty Shiny



このところ、とても調子も良いので、パッティングについて思うところを自分のためにメモしておこうという主旨です。


まず、私のデジタルパットは一般的なパッティングと比較しますと変則です。
  1.  ボールは左足かかとの内側にセット
  2.  テークバックの大きさでストロークのスピードをコントロール
  3.  左肩からパターヘッドまでを 1本のイメージで使う
  4.  基準のストロークは、9.5フィートのグリーンで 7歩転がる
  5.  1, 2, 3, ...7, 8歩、10, 12, 14, ...18歩、21歩までは振り子運動、21歩以上は膝も使うストローク
という構成になっています。
こちらの、「デジタルパットのおさらいと確認事項 (特に16フィート以下)」という記事に、基準について詳しく細かくメモしてあります。

パットの距離とテークバックの相関図

画像をクリックで拡大します。


このデジタルパッティングに関する基本的な考え方としてはこちらの「パット数減にとても効率的なパット練習」という記事に、A. B. C. D.の 4項目に分けて詳しくメモしてあります。

A. スピード >>>> ライン
B. オプティマム・スピード
C. パター・フェースのセット >>>> ストロークの正確性
D. 「subconscious」 v.s. 「conscious」


このデジタルパットの利点としましては、
  1.  ストロークのスピードに基準があるため、グリーンの速さ・遅さにアジャストしやすい 
  2.  スピードを決めて打つので(フィーリングをほぼ使わない)、上り・下りにアジャストが容易
  3.  練習量が少なくても距離感を掴め、そして距離感の維持ができる
  4.  セットアップが左のため必然的にアッパーにストロークされ、転がりが良い
  5.  ショートパットはカップとボールが同時に視界に入る(のでヘッドアップしない)
  6.  ボールが左にある分テークバック幅が大きくとりやすい
  7.  リストを全く使わないので、ロックしてストロークすることが容易
などの点が挙げられます。


デジタルパットの不利点としましては、
  1.  ボールが左目の真下にないため、カップに真っ直ぐセットアップするには慣れが必要 (見え方が違うので)
  2.  グリーン面がスムーズでなく凸凹しているとダフる可能性もある (最下点がボールより前)
  3.  デジタル処理のため、ものすごく微妙なタッチは出にくい
  4.  グリーンのエッジ、カラーのエッジなどでボールの後ろに芝が長いケースではとても打ちにくい
  5.  21歩以上の長いラグパットには別口の練習が必要 (あまり発生しませんが)
などの点が経験的に挙げられます。


ProとCon、両方を比べてみますと、練習量の多くとれない私には利点が不利点を大きく凌駕するので、このパッティング方式を採用して実践しています。

私が実践しているデジタルパットは 1歩から 21歩まで細かく方法が作られていますが、実は基準の基準になる(私の場合は) 7歩のストロークを作るだけでも、パッティングの距離感を作るには非常に役に立ちます。

適当にスタンス幅内側くらいのストロークで、毎回同じ距離が転がせる心地よいストロークを行いますと、9~9.5フィートぐらいの普通のスピードのグリーンですと、誰でもみんなだいたい 8歩ぐらい転がります。
この 8歩を基準のストロークにして、毎回同じスピードで打てるようにさえ繰り返し練習しておけば、ラウンドで多く発生する 8歩前後ぐらいのパットがテキメンに簡単にカップに寄るようになります。
それで、人間の脳の感覚というのは優秀に出来ていまして、半分の 4歩とか、倍の 16歩とかは、あまり練習しなくても自然に打ててしまいます。4歩がだいたいワンピン半、ぐらいになりますね。
距離感で苦労しているゴルファーでしたら、「16歩がだいたい寄る」ってなったらそれも結構大きいんじゃないかと思います。
これは、私のデジタルパットうんぬん以前にお勧めです。普通のご自分のパターの打ち方で。


また、実は 3パットの撲滅にはパッティング方法が重要なのではなく、グリーンの読みがもっと重要なファクターになってきます。
傾斜の読みと感じ方、芝目の読み、グリーンではなくホール全体の傾きの感じ方と計算への参入、っていうのが、ファーストパットの後に距離を残さないカギになりますし、もっというとショートパットに付いてもこの辺が正確に読めているかどうか。
ショートパットを外した時に、「引っかけた」とか「押し出した」とか思うゴルファーが多いのですが、実はラインとスピードが読めていなかったケースの方が多いと思います。
(私自身も、この辺りの読み、見極めがまだまだなんですよね。でも、引っかけたかどうかは自分で分かりますし、感じます。思ったところにストロークできているのに外れちゃうんですよ。)


私のデジタルパットで最も利点だと感じていることは、いろいろなコースをラウンドしたい私にとって、グリーンのスピードにすぐにアジャストしやすいところです。

練習グリーンで、なるべく平らなところを探して、基準の 7歩のストロークをして何歩転がるかを試します。
行きと帰りを往復すれば、多少の下りと登りの平均で相殺できます。
そして、このグリーンは 7歩のストロークで 9歩転がる速いグリーンだな、とか、6歩しか転がらない重めのグリーンだな、とグリーンスピードのチェックをして、その分を換算してアジャストするだけで距離を合わせることができるんです。
我々アマチュアとしてはものすごく速い、スティンプメーターで 11.5とか12フィートのグリーンへ行っても、換算して歩測して 16歩あるところを 12歩のストロークで、とか計算したとおりに打つだけですので、グリーンの速さに慣れる必要がありません。換算さえキチンと合うように計算できれば良いですので。

むしろグリーンが速い方が、相対的に使うストロークが小さくて済みますので、実はコントロールがしやすいんです。
デジタル処理したストロークですが、やはり大きく振る方がコントロールしにくいんです。ですので私は普段から、長めの距離が残っているパットに関しては下りのパットの方が登りのパットより気楽だったりします。距離がコントロールして合わせやすいんです。傾斜の読みがちゃんとできていれば、の前提ではありますが。

初めて行ったコースで、グリーンのスピードがピタッと合う、っていうのはとても大きい利点だと思っています。


グリーンの読み方に関しましては、こちらの記事「パット・エイミング教本」に解説されています方法がとても有効です。Aim Pointも、完全に市民権というか大勢のゴルファーに使われていますよね。


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おはようイーグルは、ラウンドスコア的には縁起悪そうだなー、って思いながらのゴルフラウンドでしたが まずまず悪くない感じで、特に 7番ホール以降は落ち着いて良いショットが打てました。

喜んではしゃいで記念にスコアも貼っとくことにします。



冒頭にも書きましたが、なんかこの調子で数打っていけば (笑)、またホールインワンもできるんじゃないか?っていう気がしてきました。

楽しみにプレーしていきたいと思います。(^^)



5 件のコメント:

  1. いろんなコースを回るには合理的ですね。

    私は81Hしか回らないので、チョーキング目盛りで歩数に合わせてます。

    マイタッチ(10歩の目盛りで10歩)に合わない日は、諦めてます(笑)。

    それでも、81Hしかない威力?でなんとかなります。

    これも、伸び悩みの原因の1つかも・・・・

    ちなみに、バンカーショットも、15yしか運べませんが、全部それで通してます(笑)

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  2. 僕は元々は距離感が出なくて、少ない練習量でどうにかならないか探していたんです。
    本文中にも書きましたが、8歩程度の基準のストロークさえしっかり作ってしまえば、4歩や16歩は人間の適応能力で割合にびっくりするぐらい上手くいきます。

    グリーンのスピードに、換算だけでアジャストできるのは本当に利点ですし、メリットは多いと思っています。
    グリーンをそして特に傾斜を読む力を向上させるのが重要になってきますね!

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  3. 1. ボールは左足かかとの内側にセット
    2.テークバックの大きさでストロークのスピードをコントロール
    3.左肩からパターヘッドまでを 1本のイメージで使う
    4.基準のストロークは、9.5フィートのグリーンで 7歩転がる
    5. 1, 2, 3, ...7, 8歩、10, 12, 14, ...18歩、21歩までは振り子運動、21歩以上は膝も使うストローク

    1.私は左目の真下に置きます。
      尤も宮里藍がLPGAで活躍してた頃、彼女は左の耳の下に置いてましたから、ちょうど良いのでしょうね

    2.これ素直なやり方ではないでしょうか。
      途中で地期間を替えないようにするには、振り幅の大きさというのは良いと思いますし、私は気にしてないですが、そうなっていると思います。
    3.これ大切だと思います。
      ちょっとおかしいときは小rをチェックしています。
    4.私の基準では9.5feetですと11歩くらい(足短い?)です。
    5.私は15mまでは振り子式でやってます。
      20mもあると膝・腰を使わないと届きません。

    コメいただいた記事を見つけられなかったので、こちらに浮気しました。
    ご容赦お願いいたします。

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  4. Green Keeperさん、コメントありがとうございます。

    僕はボール位置が左にズレているだけではなく、目の下のラインより外にもズレてセットしています。それで慣らしてしまいましたのでセットアップには問題ありませんが、同時に、別のパターだと見え方が違って上手くセットアップできないので、パターを変えられません。変えないので良いのですが。

    お探しの記事はこちらです。↓
    https://yspz.blogspot.com/2020/06/at-dos-lagos.html

    ご参考になりましたら、幸いです。(^^)

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  5. ちなみに「振り子では15m程度まで」という点、僕も大体同じです。共感いたします。

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