7/27/2023

GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスをラウンド

GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス をラウンドしてきました。

カリフォルニアのときの友達が「こういうコースがあるよ。」って教えてくれまして。9ホールながらショートコースではなくてパー36になっているコースです。
じゃぁちょっと行ってみようかな、っていうことで土曜日の11時過ぎ頃にお一人予約をしていたんです。

そうしたら、その友達が日本に一時帰国する日程の初日、空港に朝6時について向かえば間に合うけど一人空きがありますか?余分なクラブセット貸してくれますか?って話になりまして、ちょうど一人空いてる、じゃぁ行きましょう!ってなりまして。

偶然が重なって、友達との嬉しいラウンドになりました。


大船から江ノ島へ走るモノレールの下を通って、



路面電車の江ノ電の踏切を渡ると、すぐに海岸線 (ちらっと江ノ島も見えてます)



海岸線を西へ向かうと左に江ノ島が見えてきました


ここまでは道も混んでましたが、ここを過ぎたらあともう15分ぐらいです。

いかにも湘南っていう感じも良いですね。


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以前は茅ヶ崎ゴルフ場っていう名前でしたが、経営がGDOになったようです。
GDOは、ゴルファーのカジュアル化を推進していて、ここはTシャツでもオッケーだそうです。

大浴場もバスタブは水を抜いて、シャワー室として活用されていました。
若い人を中心に、もっとカジュアルにゴルフを楽しんでもらおう、っていう趣旨で運営されているんですね。9ホールプレーして、ささっとスルーで終わることもできますし、もう9ホール追加プレーしても良い(有料)、みたいな感じのようです。

(余談ですが、このブログも2008年当初はGDOのブログサービスでスタートしたんですよねー。)

友達との2サムに同伴していただいたのは、60代の建設関係の会社の社長さん(大磯のテーマパーク的なところの建設を手掛けてこの辺りに住んで5年だそうでした)と、近所にご住まいで以前からここをプレーされている70代のダンディな方。
お二人とも、背中の腰のあたりに電動ファンが付いたクールベストを着ていらっしゃいました。


GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス は、全員手引きカートを借りてラウンドするスタイルです。
これは良いと思いました。全クラブをグリーン脇まで持っていけますし、全部歩けて健康にも良いです。

海岸線のすぐのところにコースがあって、風がある日は涼しい海風が吹き込んでくれます。

コース全長は2,800yしかありませんが、前半4ホールは 3番パー5の1打目2打目に至るまでずっとアイアン縛りですので、アイアンは6番アイアン以下しか持ってなかった私には3,000yくらいの感じになりますでしょうか?


1番ホールの4番グリッドに準備オッケー。


1番ホールのティーショットは左に民家があって近いとかでアイアン限定でしただけでなく、軽いドローを打たないと左手の木が気になります。右もダメですしね。


なんとかまぁ無難にスタートしまして。
2打目はグリーンをちょい左に外して寄せてパー。


2番ホールはパー3でした。


手前の大きなバンカーをクリアするクラブを持ったのですが、ちょっとヒール気味で右サイドへ。2歩に寄せたんですが左へ切れるパットをカップにクルッと蹴られて外してしまってボギー。

芝目が海と逆に向かっているホールが多かったような印象です。
グリーンは全体的に遅めで9フィートぐらい。この間の鎌倉CCと同じくらいでしたので、いつもはもう少し速いかも?


3番ホールは、右OB、左OB、手前OBでアイアン縛りのパー5でした。


いやー、ほんと6番までしか持ってきてなくて、3番か4番があれば2オンできたのになー、っていう。

それでも3打目を3歩につけまして。


このバーディパットも軽いフックラインでしたが右に外してパー。


続く4番は、池越えのパー3でした。


前の組は若い人たちのグループで。
地元の方が「GDOになってからビギナーがすごく増えてペースが遅くなってしまった。」って言ってました。「このグループもその前が2ホール空いちゃってる。」って。
(私は気がついてませんでした。)

グリーンがどれもちっちゃいんですよね。
このホールもグリーン左のサブグリーンとの間に若干外れまして、10yのチップショットを2歩に寄せまして。(この日は寄せは悪くはなかったのですがタップインに寄らなかったなぁ。)


2番、3番と外してますし、ここで入ってくれてよかったです。


5番ホールに来まして、ようやくウッドクラブやハイブリッドが解禁になります。
とりあえずこの間の鎌倉CCで絶不調だったドライバーで。


持ち球の軽いドローを目指しまして、少ーしかかりすぎたかなーの許容範囲のドローで左ラフに1y入ったところ。
2打目は4Uで丁度いい距離でしたが、まだ野芝のティーアップ状態に慣れず、フェースの上の方に当たって右に出てショート。
56y残っていたんですが、これをPWでうまく寄せることができましてパーをセーブ。


6番ホールに来たら急に広々しました。


これも2yくらい左のラフに行きました。
それで2打目がまんまとグリーン左に外れて転がり落ちてカート道に。

リリーフのドロップをして砲台状態から自分なりにはかなり上手く打ちまして4歩に付けたのですが、


このパットをご覧の有様で、わずかにショートして外してボギーに。
(この画面の向かって左の下に下がったカート道のところから救済受けて打ち上げて来てこの位置です。)


続く7番は、420yのパー5で今回はドライバーが使えます。
なんか、以前はもう少し後ろにティーがあったんだけど、工事中でパー4にしないでそのままパー5になってるようです。


で、2打目をイーグルパットに付けなくては、っていうハイブリッドのショットをまたちょっとフェースの上の方で打ってしまいましてショート。

3打目を1歩の位置に寄せることはできまして、こちらのバーディパット。


なんとかバーディ奪取ですが、実質パーみたいなもんですね。
もうちょっとミドルレンジのパットを沈めるとか、セカンドショットをビシっとピンそばに付けるとか、調子上げていきたいものです。


8番ホールのパー3です。ここは167yありましたのでハイブリッドで。


斜めにアゲンスト気味の風の中、ハイブリッドに自然なドロー系のボールで行ってピン奥にオンしました。
ピン位置が手前ですから、グリーンの真ん中から奥目に行くのは仕方ないというか良いと思います。

この日一番長かった10歩の距離のパットです。


寄せに行くラグパットですからこのパットはまずまずですが、一日中ショート目になりましてちょっとグリーンの遅いスピードに合わせきれていなかった感じではありました。


最終の9番ホールは520yのパー5です。


このドライブはまずまずでした。
右サイドのバンカーから左へドローでフェアウエーへ。

そこからの2打目は3Wで打っていきましたが、右に張り出した斜面を越えて少し右ドッグレッグ気味に行くコースに合わせたフェードは打てず、まっすぐドロー気味に行きまして、左サイドにあわやOBになりかけました。
左サイドの木のラインよりも内側にOB杭が打たれていまして、左サイドは非常に狭くてOBラインがすごく近かったのです。

3打目は左の木の枝を避けつつ98yを8番アイアンのパンチショットで脱出していったのですが、サブグリーンを越えたところのグリーン右手前のバンカー手前にショート。

そこからのバンカー越えの寄せがこちらです。


このショットは芝目が向こうから手前に向いている横目からで、距離感がデリケートな感じでした。
ちょっと短くてグリーンのカラーの部分にバウンドしまして逆目の芝に止められてしまいました。もう少しカップの方まで転がってくれるイメージで打ったのですが、ちょっとの差であと1-2フィート飛んでグリーンに入ったところにバウンドしてくれていたらもう少し寄ったかもしれません。

7歩残りましたパットがこちらです。


これもショートしました。
芝が逆目でしたので、少し強めに換算して打ったのですがそれでも足りませんでした。


グリーンがどれもすごい小さいですから、スタート前にピンポジションの情報をスナップしておきましたがあんまり役に立ちませんでした。笑



こちらがスコアカードです。右側にあるのが、ファーストパットの歩数です。
グリーンの小ささが現れています。


返す返す、9番の3打目の寄せが悔やまれます。
もう少し上手く打てたんじゃないかと思うんですよねー。

でも、すごく楽しかったなー。
手引きカートでスループレーっていうのが、カリフォルニア時代の早朝9ホールプレーに近い雰囲気です。

このコースは実は「GDOからお一人様プレーの予約をして、予約の成立」とかやらなくても、ふらっとウォークインで一人で立ち寄ってもどこかの組に入れてくれるそうで、ちょっとばかり距離は短いけど楽しくラウンドできるなー、って思いました。


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さて、ゴルフを終え友達がシャワー室へ行って汗を流したあと、なんか冷たいもの飲みに行こう!ってことで、海岸線を走り江ノ島近くのカプリチョーザへ。


アイスコーヒーと季節限定のマンゴーパフェを頼みまして、ついでにカプリチョーザ名物のにんにくとトマトのスパゲティを頼んで二人でシェア。

この友達のおかげでたくさんの動画を撮ってもらえてます。(貼ってませんが、もちろん彼の動画もたくさん撮ってます。)

お店の外は海岸線で江ノ島が見えます。


カプリチョーザで駐車場代をバリデートしてもらいまして。

上の階にはゴルフパートナーが入っています。
GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス専用に、3番か4番アイアンの打ちやすいやつもしくはアイアン型のクロスオーバーを物色してみようか、っていうことで。笑


すごい充実したバーチャルの練習環境ですね。
このまた上の階には、シミュレーションでバーチャル・ラウンドもできるゴルフリゾートになっています。

なんか、すごい良い感じですね! 
楽しかったなー。


7/24/2023

オルタナゴルフのグリーンのスピードの読み方(距離感)

んー、マーク金井さん好きだし、出だしで仰ってる「プロと素人はゴルフの種類が違います。目指してるスコアも違いますし、コースコンディションも違います。」っていうところまでは共感して見ていたのですが…


今回の内容はいささかナンセンス。

「まずは練習グリーンでいきなりボールを打ったりしません。」
「感でいろんな情報を収集してスピードを見極めます。」

… いやいやいや、練習グリーンでしょ?
打ってみて、転がしてみて、実際に確かめて、スピード見極めれば良いじゃん?
試して転がしてみるの禁止されてないでしょう?

私のように基準のストロークで打ってみて、行って戻ってキャリブレーションする、までやってる人は少ないかもですが、実際のスピード感を実際に打ってみて確かめれば良いじゃん?

あと、話に出てきている練習グリーンとコースのグリーンが多少違う問題、はある意味だいたい万国共通の問題ではありますけれど。
コースのグリーンであっても、パッティングしていく中で再度体験した結果でキャリブレーションに修正を入れてそれなりに把握をしていけば良いわけで。
ホールアウト後に、(プレーの遅延にならない範囲で)もう一度転がしてみることだってできます。

たとえば日向にあって乾きやすいグリーンと、ずっと日陰に位置しているグリーンとか、各ホールグリーンごとの違いも時々あります。
このホールだけ、グリーンを後から造成したので性質が違うとか、そういうのもありますけれど。

もう一つ、グリーンが白っぽく見える、緑色が濃く見えるっていう違いは、むしろ順目、逆目っていうケースが多いのでは?
動画でおっしゃっている「緑が濃いとグリーンが遅い」のは、逆目だから抵抗が大きくて遅い、ってことかと思います。


距離の短いフラットな河川敷で、アンダーパーで回れるほどの実力者の▼▼さんがこんなにあやふやな距離感でプレーしていたことが逆に新鮮ですし驚きでした。



一方、最後に▼▼さんが宣伝している、ロフトが大きくついたパターがロングパットの距離感に有利だというのはある意味すごく納得のいくお話です。
私は打ってみたことがありませんが、25°ロフトのジガーがロングパットにもとても有効に使える武器になることとも合致しますし、最終到達距離に影響の出やすい最初の部分を空中を滑って行ってから転がれば間違いなく有利だと思います。

ただ、ショートパットや曲がるパットにに至るまでオールラウンドに有利かというと、それはまた別のお話かと考えます。




7/20/2023

Hidden Valleyの12番ホール

Hidden Valley GC (←過去の紹介記事)を6月終盤の帰国ちょっと前にラウンドしました。

ここも個人的に好きなコースで、岩山の中につくられているイメージのコースです。 
帰る前にもう一度やっておきたいコースの一つで、サンディエゴの友達がもういちどプレーしよう、って声をかけてくれまして、久しぶりに。


こちらはコースに行く途中の到着する直前のワインディング道路です。


ここまで来るとコースが見渡せます。↓


入り口の看板とコース管理の方。↓



クラブハウスにある造成当時の航空写真です。


よくぞここに作りましたねー、っていう感じです。
この写真を見ますと、ここがHidden Valley GCっていう名前になった理由がうかがい知れます。

こちらは2番ホールとその向こうの3番、4番ホールの景色です。
コース内で一番横に広いところじゃないでしょうか?



こちらは見晴らしの良い場所の一つ、5番ティーでしょうか。コースの半分近くが見渡せます。



そしてこちらが青ティーからでも私には十二分に難しい6番ホールのパー5なんですが、友達の一人CJが「黒ティーで打ってくるわ。」って言って、あんなはるか70yぐらい後方からティーショットを打っています。豆粒みたいに小さく写っています。↓


ものすごい打ち上げで、あそこからですとキャリーで260y打たないとフェアウエーに届きません。
2打目以降も左ドッグレッグした上でさらに登りが続いての492yです。
我々の青ティーの455yでも登りがキツ過ぎて全く2オンできません。

しかしCJはこの日はそこを2打で、しかも2打目7番アイアンで2オンさせてきまして、イーグルパットも決めました。おそるべしパワー...


こちらは9番ホールのティーショットです。


このショットは大きく打ち下ろしているのでセットアップが難しく感じます。
そしてこのショットは出だしから左に行って左に曲がるという、普段はあまり出ないミスショットです。

ミスがでかすぎて隣の10番ホールのフェアウエーまで届いてしまいました。

そこからブラインド状態で、川と木を超えるセカンドショットをとても上手くてましてグリーンサイドまで来ました。
しかしグリーン左サイドの斜面、カップに向かってダウンヒルになる部分に来てしまいまして、これがそこからのショットです。


三觜プロが 3284tvで説明をしていた、極端な左足下がりからの打ち方、っていうのをやってみました。
まずまず良好ではないでしょうか。


そして最後に、18番ホールのティーショット。


最後のホールも青ティーから439yのパー4で、ティーショットは打ち下ろしているとはいえ難しいホールです。風が強いと特に。このコースは風を遮るものがあまりありません。

スコアは 38 39 = 77、コースレート/スロープレートが71.4/132ですので、ディファレンシャルが4.8でした。

最初の1番ホールでバーディを取って、あとはショートゲームを粘りに粘って耐えた感じのスコアでした。


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さて、迂闊にも写真を取るのを忘れてしまいましたが、題記の件の12番ホールです。

青ティーからティーショットでキャリーを200y出せば、谷の向こう側のフェアウエーまで届きます。そうしたら321yの短いホールですので、残りは70y-110yぐらいで打てます。
ただし左右のブレはダメです。


谷はティー群の目の前の谷と、200y以上のキャリーで越えていく谷と2つあります。
どちらも深いです。

普通にドライバーが260-280y程度飛んでいる方は谷越で打っていって良いと思います。
左右にはあまり曲げられませんが。
(300y以上飛ぶ人はまた別で、先が狭くなっていて突き抜ける可能性があります。


そういうわけで、私はこのホールでは谷の手前にティーショットを刻みます。↓


黄色の矢印で描いたルートですね。
170y打っていきまして、そのまま持っていって2打目も同じクラブで打ちます。

グリーンの右側の救済バンカー3つの右は崖下に行ってしまいますので、安全なグリーン左サイドに打っていきます。右にキックしてグリーンに乗ることも多いです。

(ピンク色の矢印が余裕を持ってキャリーで210y打って谷越えを打つ人のルートです。)

1打目、2打目と、同じクラブで同じリズムで打っていきますと、なかなか良いリズムで打っていけますので、このホールは毎回レイアップして打っていました。
20年前はドライバーで打っていったのですけれども、リスクに見合うリワードがもらえませんので。

そしてこの最後のラウンドでもレイアップしていきまして、グリーン左から寄せてワンパットでいれてパーを獲得しました。



7/12/2023

鎌倉カントリークラブ(薄暮9ホール) / トラブルショットの動画を数点

帰国して5日、突然予定が変わって平日に時間ができまして、お友達のPING芸人さんに連絡を入れてみたところ、木曜日はすでにラウンド予定とのこと。

しかし、炎天下なのに18ホールプレー後にハーフ9ホールを追加して、お付き合いをしてくださることになりました。(ほんとにありがとうございます!)

そうでなければ一人でお隣の鎌倉パブリックへ行くしかありませんでした。

もう10年来ブログでやり取りし、今までに3度ほどお会いしましてゴルフ談義していますが、ラウンドをご一緒するのはここに限らず初めてです。


さて、初めての鎌倉カントリークラブ

「距離は短いものの、高低差が大きくて左右が狭いホールも少なくなく、小さい砲台グリーンが特徴で、初めてプレーするゴルファーは叩いてしまうことも多い」とかねてから伺っていました。

こちらは9番ホールです。写真では分かりにくいですが、3打目地点からグリーンまでかなりの急傾斜です。

とはいえ美しいコースですねー。


グリーンにいるのはお友達のPING芸人さんたちの組で、9番ホールですが18ホール目のグリーンです。このあと、今終えたばかりのOUTコース9ホールを私とお付き合いしてくださいます。


こちらの写真は練習グリーンから見下ろした3番グリーンです。


このホールもかなりの打ち上げで、打つ時にはグリーン面が見えません。
確かPING芸人さんが1番でクラブを忘れてこのホールで冷静に取り戻したことがありました。すぐ隣の立地だったのですね。


ここの芝は逆目だとかなりヤバそうだな、と思って撮った写真がこちらです。


お椀型の小さなグリーンからボールがちょっとこぼれ落ちたらこういう逆目に、みたいなことになると、寄せようと思ってもザックリする予感しかしません。
これはヤバいねー、って思いながらのスタートでした。


せっかくの念願のご一緒ラウンドですので、1番ホールのティーショットは動画を撮っていただきました。(PING芸人さんのティーショットも動画撮影いたしました。)


これですね、苦手なすごい打ち下ろしで、しかも左右がダメなホールというプレッシャーかかるティーショットです。
動画見ましても、フォロースルーを振り切れていない腕が縮んでしまった感じで、この後8番までドライバーは全然まともに当たらない(けどOBには行かない程度の)不調が続きました。

この1番ホールのパー5は、3打目がグリーン手前のエッジのちょい外、まさに上の写真のような逆目のところに行きまして、パターを使ったテキサスウエッジでなんとかパーセーブ。

2番のティーショットを当たりそこねで右ラフに打ち込み、ラフにボールが高く浮いているライに戸惑いまして、2打目3打目と2回ほど下を潜ってしまい、いきなり4オンの大ピンチ。癖のあるグリーンでファーストパットもOKには寄らずトリプル回避のダボのパットをなんとか入れまして。(ちなみにその2番はPING芸人さんがチップインバーディ!)

確か5番ホールでもテキサスウエッジを使いました。ホールアウト後に58°でチッピングしてみましたがこれはその方が寄りました。

9ホールトータルで、結局42というスコアでした。
「いきなり来て40切るとはさすが」というスコアでもなく、「鎌倉CCの洗礼に苦戦して45」というスコアでもなく、ちょっと中途半端なスコアに終わりましたが、ドライバーの調子悪さから粘ってまぁまぁ頑張ったかなと思います。
パットも中距離が全然入りませんでしたが、3パットはありませんでした。スコアカード付けませんでしたが、16パットだったかな?

とにもかくにも、長年の夢だったご一緒のラウンドが9ホールだけでも実現しまして、とても嬉しかったし、楽しかったです。
本当にありがとうございました!


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題記の件、カリフォルニア時代に戻りましてDad Miller GC 他で撮影されていた、基本的にはトラブルショットといいますか、1DKJ シチュエーションからのショットをいくつかアップロードします。

こういうラウンド中に撮ってもらっていた動画、なかなか貴重だと思います。
ありがとう、友達。(この友達は念願のウインブルドンへ行ってテニスの観戦中です。)
 

Dad Miller GCの6番ホール、ティーショットが左にラフに来まして、この位置から。


目の前の枝に当てないよう、ボールが低く出るようにセットして5Wで打っています。
テークバックでクラブが木の枝に当たらないかよく確認して、もし当たるようならポーズする用意(過去記事)を心づもりしまして。

これは上手くいきました。グリーン手前エッジまで持っていけました。


こちらはSkyLinks GCの13番ホールです。
フェアウエーバンカーに捕まりまして。


ちょっと硬い感じのグリーンでした。顎がちょっと近くて、グリーンまで打てるか微妙な位置でした。
導入しましてから比較的新しい6番ハイブリッドがかなりのロフトを持っていますので、今後の経験のためにも打ってみたいと思い、そして上手く行かなくてもレイアップするくらいの位置には跳ねていってくれるだろうということで、150yくらいを6Uで打っています。

かなり上手く打てまして、このくらいの高さと近さの顎ならクリアできることが分かりました。


こちらはDad Miller GCの5番ホールです。
フェアウエーが左に傾斜していて転がってこの木のあたりに来てしまうことは分かっていながらも来てしまうホール。


思ったよりも左に転がり込みまして、どうせならもう少し左まで転がってくれると打ちやすかったのですが...。
右側に100yのマーカーの赤い棒があります。残り115yぐらいでグリーンへは少し登っていますからハイブリッドの4番で低く打って平地でトータル125yくらいまで転がってくれる打ち方で枝の下をパンチショット気味に行きます。
これはだいたいグリーン周りに行ってくれればOKという感じで打っていきましたが、転がってグリーンに乗った模様です。


こういったトラブルになった状況からは、お友達のsyoballさんに教わりました 1DKJ (一打献上)をしまして、次が打ちやすいところに距離も測った上で真剣にレイアップをすることにしていますが、上記の状況のように最善がグリーン近くに持っていけるショットで
の場合も少なくありません。それを遂行した結果グリーンに乗るということもままあります。

必ずしもグリーンに乗る必要はありませんで、寄せのしやすいところへ打てればOKなわけですが、近ければ近いほど寄る確率も高いという事実がありますのでこういったショットはある程度の確度があればチャレンジすることにしています。

ただし、チャレンジと言っても普段練習場でこういった打ち方を事前に練習しておく必要はあります。
そして特に、仮にクリーンに打てなかったとしても次のショットがプレーできる保険がかかっていれば、この選択肢が一番リーズナブルな選択、ということになってきます。


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こちらはおまけで、Jurupa Hills GCの9番ホールのティーショットです。


かなり左右が狭いホールでして、張り出した木の向こうで少しだけ広くなっている左サイドに打っていきたいティーショットです。
だいたい思ったところに打ったドライバーでしたが、ボールが落下する頃に誰かがカートで木の後ろからフェアウエーにでてくるのが見えまして、慌てて「Fore!」と声をかけています。
「誰だあれ?」ってなっています。
コース内を回っているマーシャルのカートだったのですけれどね。アメリカらしい、といえばらしいかも知れません。



7/08/2023

スピン系ボールとディスタンス系ボールの挙動を比較

米国赴任中最後のラウンドは...

やっぱり当ブログにも数々登場し、ホールインワンも達成したお気に入りのDos Lagos GCで!
まさに帰国便に乗る前日です。笑


本当に、この夜明けの1番ホールの光景はいつも気持ちの良い(けどフェアウエーに打つのが実に難しい)、そしていつも美しい、忘れられないコースです。



こちらは2番ホールのティーショットの動画。



川向こうの約100y後方にある青ティーが封鎖され、サービスホールになった(けど左の崖はアウトの) 9番ホールのティー。



こちらは232yのパー3のセカンドショットの寄せの動画です。
このホールは本当、長さだけでも難しいです。
グリーンがうねった2段グリーン様になっていて、さらに大変。


ドライバーで打って右に外したこの位置からの寄せは、
微妙につま先上がりで左足下がりのライ、そこから下っていってグリーン前はぐいっと登っていて、グリーン面は少し下がって左に傾斜、というなかなかに複雑な状況です。
ピンまでは26yでした。グリーン面までが15-16yです。

めちゃくちゃ上手く打てています。
左へ少し転がって、6フィートぐらいに止まりました。動画の最後の方にボールが見えていますでしょうか。
...でもこのパットを外して、この日3つあったボギーのうちの一つがここでした。


この12番ホールは世界一広いティーショットなんじゃないかと思う、大好きなホールです。


左右含めて5ホール分のフェアウエーのどこに打ってもだいたい大丈夫です。
フェアウエー左サイドに小さなバンカーがあるのですが、それが唯一のハザードです。
で、これが磁石のようにボールを引き付けるのが面白い謎のホールです。


こちらは私が普段は行かない白ティーで、16番ホールです。
結構落とし所が狭くて2打目は強烈な登り傾斜でとても難しいホールです。
青ティーからですとさらにフェアウエーが小さく狭く見えます。


打っているのは台湾系の友達で、ちょうど1週間前に会社をレイオフされて暇だから一緒に行こうって言ってくれまして。笑

最終戦は、+2の72 (パー70)で、ディファレンシャル1.4でした。

良い友達がいて幸せでした。(^^)


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さて、題記のスピン系ボールとディスタンス系ボールの挙動の件です。

私には珍しいのですが、日本人の私より若いお友達に頼まれまして、初めてこうした実験をしてみた中で動画を撮っていたものです。
(とても親しい友達でして、私の口調がちょっと横柄に聞こえるかも知れません。ご容赦ください。)


状況としましては、一緒にトワイライト(薄暮)でコースを途中までプレーしたあと、もう帰ろうかという最後のホールで実験的に、手持ちのボールを打ち比べてみただけです。両方の動画とも一回しかやっていませんです。

使いましたボールは、

タイトリスト ProV1
テイラーメード TP5X (色)
コストコ Kirkland Signature 3ピース
ブリジストン PRECEPT (クロネコヤマトのロゴ)  <-- ディスタンス系ボール

の4種類です。


この実験をお友達が提案しまして、動画を撮影しました。
2ダース持っているというヤマトのロゴのPRECEPTがグリーン周りでどう違うのか見たい、という理由でした。
(ちなみにディスタンス系のボールは、私のヘッドスピードですとドライバーのランを入れた飛距離はよく飛びますね。)


こちらがピンまで30yの寄せです。
グリーンの手前エッジからピンまでは8yくらいでしょうか。


1球目が ProV1です。 グリーン面に届いたところにファーストバウンドしてトン、トン、と落ち着き少し左に流れて転がって止まっていkます。ピンハイくらいのカップの左で、ワンピン(8フィート)弱でしょうか。

2球目の黄色いボールがTP5Xです。
ProV1とほぼ同じ弾道でいって、ほぼ同じ位置にファーストバウンス、ほとんど同じ位置に止まっています。

3球目は安価ながらコストパフォーマンスがよくよく飛んでスピンがかかるという噂のコストコのカークランド・シグニチャーです。
打った感じは最初の2つと同じような感じでしたが、結果は思ったより転がった印象でした。
ただしファーストバウンスが最初の2球よりも若干右寄りに落下でしたのでそれで転がる方向が違って転がる距離も違った可能性もありえます。
とはいえ、ボールが止まった位置はピンの奥側でワンクラブ半(4.5フィート)くらいでしょうか。

4球目が動画中でヤマトと呼んでいるプリセプトです。ディスタンス系のボールです。
私は普段、特にここ10年くらいはディスタンス系のボールをプレーすることが今まで殆どありませんでしたので、自分でも興味津々でした。
一般に言われているままの挙動の違いでした。
ボールが硬く、フェースからの球離れが早い印象で、その分出足からボールの弾道が遥かに高く出ました。動画の画面から上にはみ出すほどです。
そしてグリーン面に落ちた後、明らかに余分に転がっていきました。
それでもピンの奥にワンピン(8フィート)ぐらいの距離では止まってくれています。
もしもう少しグリーン面が受けていましたら、そこまで転がらないかも知れません。高さとランディング・アングルで止まる感じになるのだろうと想像できます。

十分に使えます。距離が不足している私も、ホールによって使い分けることを検討すべきかも、って思いました。


さて、次の動画は場所を変えまして今度はピンまで23yの位置からです。
エッジからピンまでは 5-6yくらいしかありません。


適当にやっていまして、すみません、ボールの順番が変わります。

1球目が TP5Xです。 
『グリーンの手前から(転がし上げるイメージ)』って言いながら打っています。
グリーンの手前にファーストバウンドして思ったよりも食われている感じでなんとかグリーン面には乗ったという感じ。若干左へズレて飛んでいる感じですし少しショートしたので、友達からも『いまはちょっと当たり損ねか?』って聞かれていますが、全然許容範囲の思った距離で出ています。しかしグリーン手前からの跳ね方と転がりが合いませんでした。(これは私のイメージが今ひとつだったことによります。)
2ピンぐらい残っていますでしょうか。

2球目は ProV1です。
TP5Xより真っ直ぐピン方向にでていって、しかしキャリーの距離はほぼ同じにグリーンの手前にファーストバウンス、グリーンには転がり上がったところにボールが止まっています。
『ちょっと調整します』と言って打っていますが、グリーンエッジが左側の方が若干近いので、ほんの少しアジャストしたつもりが同じようにようやくグリーンに上がるっていう感じの結果になっています。こちらもショート目。

3球目に打ちましたのが動画中でヤマトと呼んでいるプリセプトです。
明らかに出球が高いです。トータル23yですので先程の30y程は高くはありませんが、球離れが早い感じです。
そして、落下地点はグリーン手前の先程の2球と同じような位置なのに、転がり上がってカップぐらいまで行ってワンクラブ(3フィート)くらいに付いています。

(イメージではスピン系とディスタンス系の間くらいの転がりのイメージで打っていましたが、スピン系はちょっと手前の芝で止まりすぎた感じです。)

4球目がコストコのカークランドです。
動画内では、「あれ?ヤマトと同じくらい転がってる?」っていう感じで話していますが、あとから動画をよく見てみますと、ファーストバウンスがグリーン面でしたですね。グリーン手前でバウンドしていませんので手前の芝には影響されず、見た目上そこそこ転がったようです。
挙動としてはボールの高さとかから見ましても、一般に言われている通りスピン系の方の挙動だと思います。ワンクラブ半(4.5フィート)くらいに付いていますね。

検証している私のショットの精度の問題があります。
30yの方が基準にしている27yキャリーの距離に近いだけに正確に打てている印象です。


なにやら私は全体的には「コストコボールを使うと結果が良いのではないか疑惑」が生じました。(笑)
でもしばらく使うことにしています、RZN MS-Tour ボールも似たような性能だと思いますからピッタリ合っていると思いますので大丈夫でしょう。


さて、私のへっぽこ検証よりも信頼性のおけると思われます、Golf.comのロボットによるギアテストのボール編が記事になっていました。

こちらです。↓ 
ご参考になさってください。




7/03/2023

超ロングパットの練習動画 (Chiputtの実践)

Happy 4th of July!! 


Rancho Del Sol GC (旧モレノバレー・ランチGC) をプレーしてきました。

ピート・ダイ設計の戦略的なコースで、この辺りでは数少ないベントグリーンのコースです。
以前は27ホールあるコースだったのですが、一時期潰れかかりまして、草ボウボウになったコースをラウンドしたこともあります。

18ホールのコースに作り変えて整備して3年ほど前から再営業しています。

この日は珍しい10番スタートでした。

10番ホールはどどーっと打ち上げ


コースはなかなかに荒々しい印象です。これは元々。

11番ホールのバックティー


こちらは、以前の記事にマウンテンコースの7番ホールとして紹介されています、現16番ホールのパー3の動画です。


この日は169yでした。
以前より緑が増えていますが、相変わらず荒々しい感じの谷越えでグリーンが宙に浮いているような印象です。

17番ホール、パー5のティー

このパー5は力んで左サイドへ曲げてしまうと、すごい下の方まで転がり落ちてしまってトラブルになります。フェアウエー自体が左へ傾斜していますし、右のカート道辺りを狙うと良い感じ。


青ティーからですと、5番ホールが450yのパー4、つづく6番ホールが436yで特に打ち下ろしたりもしていなくてアゲンストっていうことで、私の飛距離では2オンはできませんので、3打目勝負になります。
で、こちらがその6番の3打目の動画です。


ピンまで51yでした。
2x6の50°でキャリー45yを打っています。ワンクラブくらいに付いてくれました。


こういった感じでプレーしまして、40 38 = 78
コースレート/スロープレートが70.0/130ですので、ディファレンシャルは7.0でした。


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さて題記の件、先日のチッピングエリアと併設の練習グリーンで動画を撮りました。

まずはこちらのグリーンスピードのキャリブレーションから。


カップインしないカップを持参しまして(っていうかいつもキャディバッグに入っているのですが)、12歩の距離に設置。
この動画では、行きが10歩のストローク、戻りが13歩のストロークで打っていまして、ほぼほぼ12歩でした。従いまして、このグリーンはスティンプメータで 9.5フィートくらいの速さ、というジャッジになります。

私はだいたいいつもボール2球を使います。
かがみっぱなしは腰によくありませんので、2球打ったら歩く。という方針です。

もちろん重要なのは1球目の方ですが、再現性の確認のために2球目を打ちます。


そしてこちらの動画に撮ってまいりましたのは、なかなか撮る機会がない超ロングパットの動画です。
向こうの方に私が立っているところから動画が始まりまして、とことこと歩いてきて途中グリーン上に落ちていた小枝を拾い上げ、さらに歩いてきてボールふたつを置いて、先程歩測した一番遠くのピンに対してラグパットをしていきます。


映像に映っていますが、40歩歩いてきて、39歩(約90フィート)の辺りにボールを置いています。
90フィートは約27.4mぐらいになりますでしょうか、デジタルパットではカバーできていない超ロングパットです。(48フィート、約15mくらいまでがデジタルパットの守備範囲です。)

グリーン右側の池の方へ流れるライン読みをして、狙っているピンの少し手前にあるピンの左横を通り過ぎるラインをイメージしてエイミングしています。

ストロークとしましても、ほぼ転がしのアプローチのイメージで、パチっと転がしのアプローチの打ち方をしています。
実際に歩測しながら歩いて、傾斜の感じや距離の感じを実感することも大切な要素かもしれないな、と思っています。

自分でも驚きましたが、2球ともワンクラブ以内に寄せることに成功しています。
2球目は少し左に出るように修正をかけて打っていますね。


自分では無意識でしたが素振り段階ではちょっとパッティング・ストロークのイメージに近いストロークで大きな振り幅で素振りしていますね。
いざ打つ段階では、まるで50°のウエッジかPWあたりでランニングアプローチを打つかのようなストロークで、カチっとボールをしっかりコンタクトしてヒットするように打っています。
スタンスも、グリップの握り方も、ランニングアプローチ寄りの構え、セットアップを使っています。

これは、Dave Pelz先生推奨の「Chiputt」というテクニックなのですが、本当に思いの外距離感が合います。
もちろん傾斜を読み違えていて全然寄らないこともありますが、傾斜の読みさえしっかりしていれば、ツークラブレングズ(約6フィート)以内ぐらい、悪くてもワンピン(約8フィート)ぐらいには確実に寄る打法です。上手く行けば今回の動画のようにワンクラブ(約3フィート)以内につけることができると思います。

90フィートの超ロングパットに対してなにか指標を持っているわけではありません。上り下りも含めて、ランニング・アプローチかのようにボールの転がりをイメージして力感を含めてイメージ、スパットの上を通るようにスムーズにコンタクトするだけです。

案外うまく行きますですよ!