日本はすでに元旦を迎えてますでしょうかね。
みなさん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。m(__)m
---
今年最後のラウンドになりますでしょうか。
ロスト・キャニオンズのシャドウ・コースをラウンドしてきました。
ここはマスターズ・チャンピオン、フレッド・カプルスのコンサルタントで、有名なコース設計家ピート・ダイの設計による、ダイナミックな景観の美しい 18ホールのコースが2つある本格的チャンピオンコースです。
過去にスカイ・コースの方を2度ほどプレーしまして、ご紹介しております。
ロスト・キャニオンズ(ゴルフクラブ) スカイ・コース
ロスト・キャニオンズ の2
「トリッキーで狭いよ」と評判のシャドウ・コースの方も、2002年にゴルフ・マガジンの新造成コースベスト10に選ばれています。
Lost Canyons Golf Club
http://www.lostcanyons.com/
いつも一緒に行く友人はアジアの国を訪問中。
彼はプレーしたことがありまして、「あそこはちょっと狭くて難しいよ。」と敬遠気味だったこともあり、私はいままでプレーする機会なく来ましたが、スカイ・コースもシャドウ・コースもラウンドしたことのない別な友人と挑戦して来ました。
まぁここんとこドライバーも調子いいし、いっちょやってみるか?!って感じでしょうか。
ティーはレディースの銅ティー (69.1/125 4,795y)の他に、
白ティー 67.1/127 5,420y
銀ティー 70.0/136 6,055y
金ティー 72.4/144 6,530y
黒ティー 75.0/149 7,005y
とラインナップされています。
スロープから行きますと、銀ティーを選択するところですが、距離的には短いコースですので今回は敢えて金ティーに挑戦してみました。 (通常の青ティー相当でしょうし。)
久々のスロープ・レート144です。 スパイグラス・ヒル 以来でしょうかね?
前回のヒドゥン・バレー同様、木がほとんどありません(・・・のは私にとって追い風か?(笑))。
それではいつものように、写真をいくつかご紹介していきます。
まずは、13番ホール、330yのパー4、Couger denの2打目地点です。
画像をクリックで拡大します。
変なところからご紹介始めますが、shadowコースの名前の由来からして、この写真は象徴的かな?と思いましたので。
右ドッグレッグの短いけど登っているパー4ですが、ティーショットもブラインド。
かなりいいティーショットを打っての2打目地点がこちらです。
山の陰に入っていて、シャドウって感じです。(^^)
ここから約125yしか残っていないのですが、旗のてっぺんがかろうじて見えていますがグリーンへはブラインドです。
スタンスを取る位置からは旗のてっぺんすら見えません。
しかも、グリーン前には大きな窪みがあってグリーンに乗せるにはきっちり距離を打たなければなりません。
この日のカップはグリーン手前に切られていて、不覚にもショート目に打ってしまいました。
上手く寄せたんですが2歩(1m半)を外してしまい、ボギーでした。
ここはグリーンもマウンテン・ファクターが入ってて来て難しいんです。 しかもそもそも大きくうねったポテトチップグリーンなのです。
次の写真は、3番ホール340yのパー4、Ambushです。
画像をクリックで拡大します。
13番とは逆に打ち下ろしてますね。
こういうブラインドのホールには何故か強い私。(笑)
この日もそうで、「お前ホントに初めて来たの?」ってよく言われるんですが、ヤーデージブックとに睨めっこでポイント決めて打つからでしょうかね?
単に怖いもの知らずで打っちゃうから、という説もなきにしもあらずですが・・・。
短いセカンドを6歩(約4m)に付けましたが、あいにくうねったコブを登るパットが残りまして、細貝式高低差読みを使って、なんと12歩の強さで打ちまして、距離だけは合いなんとかパー。
次の写真は7番ホール545yの左から右へS字のパー5、Old corralです。
画像をクリックで拡大します。
前方の銀ティーで構えているのは、この日ご一緒したマーティーさん。
写真を拡大してみていただきたいのですが、この金ティーからのティーショットはプレースメントが難しいですねー。
このホールまではドライバーが左右に少々バラケ気味で、ここで唯一の自然保護区域ハザード・エリアに打ち込んで1ペナを打ってしまいました。
コースなりにドローで、と言う感じで行ったんですが、左へ曲がり過ぎまして。
パー5でしたので、なんとかリカバーし? ダブルボギーに抑え?ました。(笑)
でも、8番以降はドライバーが絶好調に戻り、このタフな狭いコースを非常に気持よくラウンド出来ましたです。(^^)
続く8番Arroyo Seco、410yのパー4は、ティーショットも2打目も非常に難しいホールです。
画像をクリックで拡大します。
どうです、これ?
フェアウエーに届くのに、約200yあります。
このタフなティーショットを上手くプレースメントして打ってもなお、写真の右奥後方山の手前にお皿のように写っているグリーンへ、ブッシュの生えたクリーク越えで約170y残りました。しかも2打目は打ち上げです。
ここの2打目はグリーンの右へ外しました。
チョップショットを3歩(約2m)へ寄せましたが、ラインを逆読みして決められずボギー。
続く9番515yのパー5、Outpost も難しいティーショットになります。
画像をクリックで拡大します。
橋の掛かっているクリークを斜めに越えて、前の組のカートが写っている辺りよりも30yぐらい先(左)を狙って打って行きます。
つまり写真の中央辺り。
キャリーの距離をきっちり出さなければなりません。 ・・・ように見えます。(少なくとも。)
今日一のティーショットを打てても、さらに 2打目地点で悩みます。
こんな感じ。
画像をクリックで拡大します。
目前はフェアウエーが広く開けていますが、グリーンはもう一度斜めに横切っているブッシュの生えたクリークを越えて260y先の写真中央の位置に写っているこんもりした砲台です。
クリーク手前の右側の方へ160y程打って刻み、サードショットを140-150yのクリーク越えにしようか?
私は、写っている橋の上、中央にある低い木の右側を狙ってU2を200y打ってサードショットを楽にするルートを選びました。
非常に上手く打てまして、残りは約60y。
刻みルートとは違い、グリーン右の細長くてグリーンへ段差のあるガードバンカーはプレーに入って来ませんし、グリーン左方向から段差の少ない花道が使えます。
これを2歩(約1m半)につけまして、嬉しいバーディー獲得。
2打目を挑戦した甲斐がありました。
次の写真は、16番ホール160yのパー3、Scoutです。 ・・・の筈だったのですが、この日は黒ティーの位置に金ティーが設置されていまして、205yのパー3です。
画像をクリックで拡大します。
手前側はずーっとグリーンまで渓谷にみえます。
ヤーデージブックを見てもそのとおり。(x_x;
おまけにピン位置は一番手前に切られています。 これは無理でしょう。
グリーン左手前にわずかに10yくらいフェアウエー?が造られていますが、私のU2で打ったショットは気持ち薄めに入って低くやや左へ出てしまい、上手い調子にこの僅かなエリアにバウンドしてグリーン手前のカラーまで転がってくれました。 ものすごくラッキー。
最後のホール、18番515yのパー5、Shadow passは大きく登ってからグッと狭くなり、今度は広がりつつ大きく下るトリッキーなデザインです。
バックティーからの眺めはこんな感じです。
これもタフなティーショットになります。
画像をクリックで拡大します。
ティーショットはまずまずの当たりでしたが頂上の狭くなっている辺りまでは320yありますから到底届かず、2打目は極端な左足上がりのライになりがちです。
まぁ、うねったコブコブに拠って複合傾斜のライになるわけですが。
私は2打目の4Uのショットをミスして右へすっ飛ばしてしまいまして、狭くなっているところを越えた向こう側のベアグラウンド地域に行ってしまいまして、3打目はこんなロケーションでした。
画像をクリックで拡大します。
ボールが打てるライにあったのはラッキーでしたね。
あとほんのちょっと短いかもうちょっと右へ行っていたら、ブッシュが深くて打てたものではありません。
残りは約145y。
しかしここから砲台グリーンへの3打目はベアグラウンドでソールのヒール側が跳ねてしまい、酷いシャンク気味なボールになって、グリーン右下の低くなっているところにあるバンカーのさらに右へ外しました。
4打目でプロップショットを使ってやっと乗せ・・・ようにもさらにショートして乗らず。
5打目でやっとこさ2歩(約1m半)に寄せましたが、これをカップイン出来ずダブルボギーにしました。
少し下りのスライスラインを右に外す最悪の外し方でした。(x_x)
聞きしに勝るタフなコースだとの印象を受けましたが、8番以降はドライバーが非常に気持よくプレース出来ましたので、手に負えない難コースとの印象は受けませんでした。
(しかし一緒に行った友人は、この日は普段まったく見ないくらいの不調でドライバーがまるで言うことを聞いておらず、これに難コースの難しさが輪をかけまして、銀ティーからプレーしていたにもかかわらず久しぶりの100叩きを喰らっていましたから、やはり非常にタフなコースだと思います。)
年内の締めくくりがこんなコースで良かったのだろうか?
なんていう気持ちもしなくもありませんが、そんなこと言っても仕方ありませんですね。(笑)
最後、オマケとして本日のZの大冒険を。(笑)
5番ホール325yと短いパー4、Hideout canyonでの出来事です。
画像をクリックで拡大します。
距離的には短いですけれども、登りっぱなしのホールで易しくはありません。
私のティーショットは、ティーイング・グラウンドの向きに吊られたか少々右へ出まして、あろうことが若干フェードまでしてクリックしますと出てくる①の場所にバウンド、斜面を転がってカートパスに乗ってしまいます。
そこから、コロコロコロコロとスピードを上げ、カートパス上を100yも転がり戻って来て、写真の②の位置まで落ちてしまい、さらにブッシュに転がり込んでやっと止まるという、「なんというアンラッキー」な一打になりました。
で、カートで見に行ってみますと、ボールはこんな状態で止まっていました。
カーソルを乗せるとクローズアップ画像が出てきます。
さらにクリックしますと、画像の拡大のウインドウが開きます。
地面からは15cmほども空中に浮いた状態で枯れ草に挟まっていました。
これは打ってみるっきゃ無いでしょう。(笑)
スタンスも、左足がボールより上、右足が斜面に入るような変則になりますし、こんな浮いた状態のボールを打つ練習もしては居ませんが、「give it a try」って感じで。
おまけにボールの後ろ側、クラブで打つまでに10cm程も枯れ草をなぎ倒さなければなりませんし、「ストローク」以外で触れるわけにも行かずボールのところにクラブをセットすることもできません。
ミスってブッシュの深みに入った場合の処置にも頭が行きましたが・・・、
トーナメントじゃないですし、お金もかかってませんし、こう言うの好きですから打たない訳に行きませんよね。(^^;
まぁ、結果的には6番アイアンで3/4くらいのテークバックから枯れ草ごとひっぱたいてみまして、ボールは大きなフックでしたがかなりの距離飛んで③の位置まで行ってくれました。
上出来だったと思います。(笑)
そこからの3打目を起死回生の1歩に寄せたのですが、これがダウンヒルスライダーのかなりの下りのスライス・ラインでして、非常に悔しいことにこのパットを外しボギーにしました。
触っただけなのに、カップ右を通り過ぎて2歩も行ってしまったんですよね。
では、ラウンド・スコア記録です。
青ティーのコースレート/スロープは72.4/144、パーは36・36=72です。
1 4 - 1 D10S-② (フェアウエーバンカー)
2 3 - / ① (サンドセーブ)
3 4 - 0 UU6A
4 3 △ / D18B (バンカー)
5 4 △ 2 DS1BL-UU②
6 4 △ 1 D13S-④
7 5 □ 3 ① (ペナルティー)
8 4 △ 0 3B
9 5 ◯ 0 ②
10 4 - 0 ① (DD16)
11 3 △ / 2A
12 5 ◯ 0 D⑧
13 4 △ 0 2B
14 4 - 0 U10B
15 4 △ 0 3AL (14)
16 3 - / U8AL
17 4 - 0 7A
18 5 □ 0 2B
41(15)・40(16)= 81(31)
1番のティーショットは、ダフック気味に左のフェアウエーバンカーに落ちましたが、登りですが短いホールだったため、バンカーからあごギリギリの7番アイアンを打ち込んで、グリーンオンできました。
2番4番と、180y級の短くないパー3はいずれも渓谷越えでしびれるティーショットでしたが、2番は右手前のバンカーからサンドセーブ。
4番は低く出てしまってグリーン手前からグリーンに駆け上がりさらに奥にバンカーに溢れる、というショットになりました。
バンカーの砂は雨で流れてパンパンに硬くなっていまして、出ただけのショートでした。
5番ホールはおまけで書きました、不運なような幸運なようなティーショット。
6番はかなり230yほど距離を残したラフでしたのでDAP<1>としましたが、465yのパー4ですからそれほど悪いティーショットではありませんでした。
本編にも書きましたが、8番以降のドライバーはとても気持よく振り抜けました。
ちょっとしたきっかけでストロークのタイミングが良くなるんですよね。
この現象はパターでも起こることがあるような気がします。
4-8番にかけて崩れかけましたが、やはり8番のティーショットがきれいに振り抜けたのが粘る原動力になって良かったと思います。
18番でちょっとやってしまいました感はありますが、特にスコアを数えていたわけでもありませんし、ミスショットも原因が分かっていますので、ある程度仕方なかったかな、とは思います。
でも、ボギーには抑えたいですね、やっぱり。
コースレート/スロープ・レートが高いため、ディファレンシャルはこれでも 6.7 になりますから、私としては良い方のスコアでプレーできたと思います。(^^)
まるで山の上にあるリンクスコースのようで、どこに打って良いかも直ぐにわかりません。
返信削除また、ボールの落とし所も非常に限られ、それを誤るとペナルティを食らうコースですね。所謂ペナル型コース(Pine Valleyがその典型)と感じました。
Zさんはドライバが好調故にこのスコアでラウンドできたのであって、少しショットに不安があると、それが一層ショットを萎縮させ、同伴競技者のようになるのでしょうね。
正に正確なショットをした人にだけご褒美をもらえるコースですので、好調な時だけラウンドする事に限りますね。そんなコースでの81はGreatな結果と思います。
スロープ144は今までラウンドした事がありませんが、怖いもの見たさで好調な時だけ挑戦して見たいと思った次第です。
trimetalさん、こちらも年が明けましたね。
返信削除あけましておめでとうございます。(^^)
本当に山の上にあるリンクスコースのようで、どこに打って良いかも直ぐにわからない感じでした。
写真のホールはどれも特に難しい、印象に残ったホールばかりではあるのですが、ピート・ダイのデザインはすごいですね。
調子良くなかったら、あっという間に95ぐらい打つのは簡単だ、と思いました。
いつも黒ティーでプレーなさるtrimetalさんがスロープ144のご経験が無いとはちょっと意外です。
青ティーでは滅多に140行きませんが、黒ティーはありそうだと思っていたのですけど、まぁそうたくさんはないですよね。
ここのコースの黒ティーは149、コースレート75.0、7,005yですから、私には全く手が出せません。(x_x;
はは・・・。
本年もよろしくお願いいたします。(^^)
m(__)m
Zさん、
返信削除もう一度調べたら、昨年の10月にRoyce Brook GCのWest Courseが75.0/142でした。ただし、全長が7150ydsと長くて、バンカーが超難しいためにレートが高いだけで、比較的広かったので、難しいと感じませんでした。スコアの方も79でした。(古いカードではSlopeが136となってましたが、USGAのDBでは142になってます)
もう一つ142のコースをラウンドしましたが、初めてのコースでBlueからラウンドしたので、実際は71.4/132と普通の難易度でした。7000ydsで149って半端じゃないですし、素人には難しすぎるでしょうね。
あまりに難しいと楽しいゴルフじゃなくて修行になっちゃいますね。
こちらこそ、本年もよろしくです。
trimatalさん、やっぱり黒ティーからですと、スロープ140台は少なからずありますよね。
返信削除しかし、7,000超・・・といいますか7,150yのコースで79とはやはり流石ですねー。
私とはインデックスの数字の差より以上の差がありますです、本当に。
今後とも、よろしくお願いいたします。
いつも、参考にさせていただいていますし、アドバイスいただけて感謝しております。(^^)