2/21/2016

ゴルフスイング-17 (Taylormade SLDR 430 TP Driver)


ノーザントラスト・オープン、このところ復活した様子のベテランのKJチョイの頑張りが印象的でした。


ジャスティン・レナードが3日目の1番ホールで見せたこの2パットも印象的でした。
パー5を2オンしてますから、バーディーです。

動画はPGA.comのものです。


ロサンゼルスで行われているということで、とてもタフなKIKUYU芝のプレーとかに注目して見ました。
PGAのトッププロやマツヤマでも逆目の小さいチップでクラブ取られてダフってショートしたりしているのが印象的でした。

最終日16番ではPXG勢ライアン・ムーアのホールインワンもありましたねー。


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約2年半スランプに見舞われ、特にドライバーが左右に散ってまるでコースにはまらなくなってしまったため、思い切ってスイング改造を試みました。約半年ちょっと前ぐらいからでしょうか。 
それで、道具も変えることになりまして。

2013年3月に肘を故障する前までは、全部右から左に曲がるボールでプレーしていました。
それなりに計算できてそれはそれで良かったのです。
そのため、コンポジット材料で出来ていて重心距離が28-29㎜と非常に短い設計になっているキャラウエイのFT-3という2003年に出たドライバーをつい昨年(2015年)途中までずーっと使っていました。

といいますか、他の最新ドライバーですとフックした時の曲がりが大きくなりすぎてコントロールできなかったのです。

しかし故障後のスランプで、この際FT-3を打っても左右に飛び散ってどうにもならないという状態に陥りまして、それならいっそ道具もスイングも変えてみよう、という取り組みをいたしまして、約6か月経過しました。

ようやくDRのスランプ脱出ができたかなという感触です。


現在の愛用ドライバーはこちらです。
少し小ぶりのヘッドが落ち着きます。 重心距離はやはり短めの方が大きく変えなくて済むからでしょうか。

画像をクリックで拡大します。


どれくらい小ぶりかといいますと、同じSLDRの 460ccと比べた写真がありましたのでリンクして貼っておきます。

画像をクリックでリンク元へ。


シャロー設計の460ccは、右側のSLDR 460 よりも大きく見えるものもありますよね。
この後2015年に出ましたTaylormaeのM1も、上から構えて見た感じは若干大きいです。


Taylormadeのサイトの写真もリンクしておきます。

2014年に出たモデルですので比較的安価に手に入りますし、ブライソン・ディシャンボウがこのSLDR 430を使っていました。(それを知ったのは入手しました後からなのですが。)
画像をクリックでTaylormadegolf.comにリンクしています。


私はネックのアジャスターを2ポイント「Lower」の方にセットしていまして、ロフトが9.5度相当にしています。(低い弾道がすきなんですよね。)


シャフトはフジクラのモトーレ TP 6.3 の S 67 というシャフトです。

画像をクリックで拡大します。


トルクが 2.7 で、非常にトルクが小さいシャフトです。
飛距離には有利ではないかも入れませんが、曲がりにくいので頼りになります。

その他のスペックはこちらです。 (Sは65gの様です。)
画像をクリックでTaylormadegolf.comにリンクしています。


スイング改造ですが具体的には、スイングのタイミングをホンの少し短くしましてトップで溜めないイメージにしました。

それと以前は、両手のグリップを雑巾を絞るようにクロスさせるイメージでストレスを掛けてドロー回転のボールを打っていましたが、スイングのタイミングを変えたことで両手が喧嘩をしなくなりまして、グリップが楽になりました。

球筋もまっすぐ系統に変わりまして、むしろフェード気味の時にも良いボールが出るようになり、左右への散らばり幅がぐっと狭まったように思います。



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ということで、久しぶりにドライバーショットのスイング動画を撮ってみました。
2012年1月以来のスイング動画ですので、4年振りです。

ドライビングレンジで、少し右後ろぐらいの位置のカメラから撮りました。

まずは通常のビデオ。
スイングのリズム的なところは、スロー動画よりもこちらの方が分かりやすいです。



自分では、タイミングが大きく変わったように感じていましたが、外から見ますとそれほど変わっていないかもしれません。
本人としては、3拍子が2拍子に変わったぐらいの違いで、リズムを体になじませるのに時間がかかっています。ようやく慣れてきたところでして、あとは考えなくてもこのタイミングで振れるようにしていこうと思っています。

分かりやすく違うのは、トップでのシャフトの角度でしょうか。
本人はそこの部分は特に意図はしていないのですが、以前は水平を少し越えるところまでシャフトが動いていましたものが、今のスイングでは水平の手前で切り返しています。

この際、他に見えてきていますスイングの粗には目をつぶり今は気にしないことにします。


スーパースロー動画の方のも貼ってみます。
こちらは 3W を打っています。
スイング自体の動きはスローの方が追っかけやすいです。



大して変わっていないように見えるスイングですが、出る球筋は随分変わりました。
右から回しませんのでエイミングも変わってきますし、ラウンドの際もティーアップの位置が以前とは変わってきます。
副作用ですね。ちょっと新鮮な感じがします。


常に右から左へ回してドライバーを打っていた2012頃は、それはそれで安定してボールを運べていましたが、そのせいか木が大きく育ち枝がフェアウエー上に張り出した感じのゴルフ場をなんとなく苦手にしていました。

比較 (1/29/2012)


こちらは真っすぐ後ろのアングルからの動画ですので、ちょっと見える角度が違うのですが。

今回、ホール上での左右への散らばりが減ったドライバーのボールで打っていけば、以前大変苦手にしていた、エルドラドのこのホールとか、あるいはこのホールとか、なんとかこなせるかも知れない? ・・・などと、捕らぬ狸の皮算用をなどしている時がまた楽しいですね、ゴルフは。(笑)


あとは、もう少し新しいタイミングが板について馴染んできましたら、そこから少し力感が出るように下半身と腰の動きを入れていってみたいと思っています。
(計画は計画ですのでね。その前に問題発生するような事態もありえますしね。)


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ついでに。
パッティングも、うちのお嬢ちゃんにスーパースローで撮ってもらいました。
ストローク部分だけスーパースローで、他の部分は少しだけスローぐらいになっています。



ちょっとここのグリーン、遅めになってたかな。

いつものように左足かかとくらいの位置にボールをセット、ほぼフラットのごく軽いフックラインを7歩のストローク、フォローのパターヘッドは止めてボールの行方をずっと目で追っています。

ガッツポーズはまぁ娘と遊んでいたのでおふざけしているだけです。
ラウンド中はほとんどやりません。 (そんなに入んないし。(笑) )

8 件のコメント:

  1. こんにちは!
    動画拝見しました。
    トップで右ひじがしまって切り返し後もタメがありプロっぽいですね。

    こういうプロ見たことある気がするんですが、誰なのかは思い出せないです(笑)

    肩も深く入っているので距離が出るんでしょうね!!

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  2. PING芸人さん、コメントありがとうございます。

    自分でスイング見ると凹みますね!
    (なのでDRショット撮ったの実に4年ぶりです。)
    お恥ずかしいです。

    人間の動作はsubconsciousが支配して動くので、大脳でイメージしてプロっぽく振ったつもりが、録画してみると「あちゃー」な感じになっちゃうのだそうでして。

    以前、ジュリ・インクスターに似ていると言われたことはありますが、そこまで良いスイングではありませんけどどこか特徴的な部分が似ていたのかもしれません。(もうインクスターのスイング覚えてる人いませんよねー。)


    あと、僕はDRはかなりオーバースペックのを使います。
    パーシモンのスチールシャフトの時代からDRを打ってましてその感覚で打ちたいというのと、ボール上がらなくても気にしないというか低くて転がる方が好きなので。
    ヘッドスピードは近頃は91-92mphがせいぜいです。 換算 41m/sぐらいでしょうか?


    体の硬さが滲み出ているスイングで、PING芸人さんの柔らかさと豪快さが欲しいです。

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  3. ゆったりしてプレーンに乗ったスイングで肩の回りがすごくスムーズですね
    スイング改造大成功!!でしょうか
    左への打ち出しが少なくなってのではないですか??
    私も460より430ですね・・・460の8度だとスピンが少なすぎてダメでしたR1とえらい違いでした

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  4. モンキーパンチ3世さん、お世辞でも嬉しいです。 ありがとうございます。

    おっしゃるとおり、左への打ち出した上にフックとかも減りました。
    プッシュアウトとダグフックも減りまして、OBが激減しました。

    とか調子こいてるとOB連発するので気を付けます。(笑)
    少し素振りを増やしてみます。

    モンキーパンチ3世さんはスイングスピードが凄いですよねー。
    軽いの振ってスピードを体に感じさせる練習とかは有効でしょうか?
    (僕は普段素振りは重くて短いスイングエイドを振ってます。思いの選んだわけじゃなくて短くて振りやすいの買ったら重かっただけなのですが。)

    SLDRはヘッドが208-209gと若干重めで、重心が浅くて低スピン設計だそうですね。






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  5. 好調なドラというのはこれですね? 

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  6. そうです、そうです。

    このドライバーの記事はしつこくもう一回アップします。
    あんまりにも使いやすいので。

    以前のお気に入りのシャフトもスリーブ買って用意してみて、第3弾の記事も書くかもしれません。 結果が駄目だったら止めときます。(笑)

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  7. 温故知新(笑)

    最近、SLDRの14度と12度のヘッドを入手し、43~45インチの短尺仕様で遊んでいますが、これが絶好調です。

    調整幅が大きいのも便利ですね。

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  8. syoballさん、ほんとにすみません。
    スパム処理されて埋もれていたコメントを今頃発掘してきました。気が付かなくて。

    12度14度をブラッシー的な感じで使うの、ボールが上がりにくい人には特に良さそうですね!

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