3/29/2021

マーク金井さん企画の「あなたもダスティン・ジョンソンに」を推測で真似て実験

追記3 しました。 ずっと ↓の方。

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3/06/20221

いつも楽しく観ています、YouTubeの「わっほーまっちゃんの日常」 の動画を見ての、これは試して実験してみよう的なポストです。

あくまでも、詳しい内容はまだマーク金井さんが伏せておりまして、多分に的外れな実験になっているっぽいですので、私の実験はまた別物として捉えていただいて、まずはこちらの動画を一通りよく見ていただければ、と思います。↓



耳打ちしてますのでね、細かいちゃんとした内容は分からないのですが、うかがい知れるところでは、

1. 運動エネルギーは、K=1/2mv2 であらわされるので、質量 (m) よりも スピード (v) の方が遥かに大きく 2乗で効いてくる。

通常は c であらわすのは 光速です。E=mc2 であらわされるのは、アインシュタインの「質量とエネルギーの等価性」の式ですので、ここでは運動のエネルギーKを表す質量mと速度 v (velocity)の式に変えました。
もっと言うと、ボールとクラブヘッドの衝突で考えるのべきなのは、むしろ力積FΔt = mv - mv’ の方じゃないんかな? ヘッドスピードがボール初速に変換されるときのスマッシュ・ファクターってのはまさに力積では? っていう疑問も湧かないでもないですが、とりあえず置いときます。(^^;; 


2. ヘッド重量が軽くてバランスが軽いクラブになっていてスイングスピードをダスティン・ジョンソン並みに上げて打って、自分のポテンシャルを知る道具。

3. シャフトは、軽いが非常に硬いシャフトを使っているけどスイングが速いのでそれでもしなりを感じる。

4. クラブ重量としては普通のクラブとそんなに変わらない。(…ということはカウンターの重量がグリップ内に入っていると推測。)

5. 要するに、非力だからスイングのヘッドスピードが上がらないんだから、筋力付けてスピード上げるトレーニングする代わりに、軽い道具にしてそのパワーで最大限出せるスピードを出してみようじゃないの、ってこと。


...私が推測した内容はこんなところです。


もう一度お断りしておきますが、私が勝手に解釈して実験したもので、あくまでも別物です。 ご了承ください。



と、いう訳で、まずはヘッド。

持っていました TaylorMade M1ドライバーの、黒い錘と赤い錘の両方をサクッと外して軽くしてみました。


ヘッド重量は、175gになりました。
元々が 203gある、若干重めのヘッドだったのですが、28gも軽くなったことになります。
錘はそれぞれ15gぐらいらしいので、大体合ってます。

ボールの重さが 45gくらいありますから、あんまり軽くて50gとかだと明らかに当たり負けしますけど、このくらいの重さがあればボールへの当たり負けはしないでくれると思います。


次にシャフトです。
硬いんだけど軽いシャフトですが、これはなかなか難しいです。

とりあえず在りものの、MIYAZAKI B. ASHA 4X を付けて試してみることにしました。



X-Stiffのシャフトは、大抵70g近くかそれ以上に重いシャフトばかりでして、なかなか軽いものがありません。
今回の実験のために新たに買うのもなんですし。

こちらのシャフトは 4Xでして、50g 台の重さでX-Stiffです。これで行ってみることに。

元々は、203gのヘッドにKUROKAGE TiNi 60X (70g) の組合せのクラブでしたので、43g 軽くなりました。


そして最後にここに、シャフト・スタビライザー (←懐かしいですね。12年前の記事です。) を仕込みます。

25g と50g のものを持っているのですが、ヘッドとシャフト合計で 43g 軽くなっていますから、50g の方を入れてみます。


クラブ総重量では、+7g になりますが、オリジナルの状態から比べますとものすごく軽く感じます。もう素振りの段階で、「なんだ、これ??」ぐらい軽いです。

いやー、もうね、練習場に持っていて、Flight Scope mevoで測定しながらどのくらいスピードが出るのか楽しみです!



追記: 3/09/2021 

これはやっぱり185gのヘッドと長尺シャフトで飛ばしまくったブライソン・ディシャンボウの影響だと思いますが、ヨコシンのYouTubeとかいろんなところで軽いヘッドが試されているようです。こちらの場合は、Rシャフトなど、やや柔らかめの軽めのシャフトを推奨されている場合が多い模様。
4/01号のチョイスでも特集があると言っていました。



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...とか書きまして張り切っていたのですが、実際に打ってみまして、思いがけない結果に愕然としました。

これは現在の私が山本道場式のスイングをしているからなのかどうなのか分かりませんが、どんなに頑張ってもヘッドスピードが上がらないのです。

ボールは打てますし、飛んでいきます。
でも、明らかに普段のエースドライバーで打った時より飛びません。


Flight Scope mevoで測定したデータで比較しまして、

キャリーが約 20yくらい落ち、
ヘッドスピードが 7-8mph 程度低下し、
ボールスピードが約 10mph程度低下する。

という結果になりました。


事前の予想としては、
「ヘッドスピードは上がるものの、安定性に欠けてしまう。したがって、クラブに寄らずに安定したスイングのできる上級者に限る。」
...みたいなのを想定していたのですが、ちょっとビックリしました。


他の人に打ってみてもらっていませんので、私特有の問題なのかもしれません。
全くもって自覚はありませんでしたが、ある程度ヘッドの重みを使って勢いをつけてスピードを出しているスイングなのだと思われます。

(SIM Max-D も、M4 Type-Dも、M2も、元々のヘッド重量は約 195g だったものを、調整して203-204gにしていたのですが、自分の感覚での打ちやすさはこの辺りのように感じています。)


もしかしたら、175g まで落としたのが敗因で、185gぐらいに抑えたスペックにしたら上手くいったのかもしれません。あるいはシャフトをもっと軽い30gとかにして、ハンマーバランス的にセットできれば私のスイングでも勢いをつけてスピードを上げることができたのかも? (この場合は、30gぐらいも激軽で硬いシャフトを入手しなければなりませんが。)


しかしながら、素振りした感じではめちゃめちゃ軽くて、これは振り回しちゃうぞー、とか思ったクラブでヘッドスピードが全く上げられず、愕然とした。という実験結果に終わってしまいました。


続編の動画を見たとか、セッティングしなおした実験を思いついたとか、なにかの進展がありましたら、また今度続報を報告することにします。


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追記2: 3/29/2021

わっほーさんのスペックが紹介されていました。



ヘッドは軽くしてあって、シャフト重量はだいたい従来通り(70g台)、グリップエンドに18gのカウンターが仕込んであって、バランスが C2 だそうです。

ヘッドがどのくらい軽くなってるかはヘッド重量が語られていませんけれども、後方の錘を外しているのでプロ用でない純正の場合は 14g 減らしたことになります。G425はLSTが 14g (Maxは 24g)、だそうです。
貼り付けている鉛テープは、少し後ろに下げて重心深度を浅すぎないように少し変更し、4gを貼っているとのことでした。
総重量が 340gは男子プロとしてもやや重めでしょうか。カウンターウエイトが 18gで、ヘッドが 10gぐらい軽くなっているスペックの模様です。
ドライバーの長さは、45か44 3/4インチくらいだそうです。

左右への散らばりはそうでもないけど、なんかちょっとボールが上がりにくくてドロップしてしまって、良くない感じになってしまっている模様です。


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追記3: 5/28/2021

どうやら、ヘッド重量 175gは少々軽すぎた模様です。
他の方がいろいろ検証なさっているのを参考にしますと、標準で約 195gくらいのところから、10g軽い 約 185g前後にセットするのが良い、ということのようです。
(ただし私の場合はその以前に、195gよりも 203gが振りやすいので、ちょっとこの辺は個人差もありそうです。)



9 件のコメント:

  1. さっそく実験してみたのですね。まったく逆ですが、私の実験した、激重ヘッドの短尺ドライバー実験と対照的。(ブログ内検索でSLDRや短尺で検索するとHITするはず)

    こちらは、飛距離が少し落ちたものの、方向性が改善しました。

    やはり、当たり負け?が効いてるんですかね?

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  2. こんにちは。かわせみ!です。
    自分も昨年。。。デシャンボ―を真似てヘッド軽めのグリップ重めの46インチドライバーを使ってみました。。。自分には合ってる感じで。。。シャフトの長さとヘッドの軽さでヘッドスピードは簡単にアップしました。。。確か。。。ヘッド重量はデシャンボの180gは軽過ぎ感があって。。。185gとし。。。グリップはミッドサイズの64gぐらいにして。。。良い感じでした。。。ベストスコアの76にも貢献してくれた。。。飛びも操作性も結構良かった気がします。。。シャフトは軽めの柔らか目の40g。。。当時のG410SFTヘッドの代わりに。。。今は。。。G425SFTのヘッドでスタンバイ状態となっております。。。SIM2MAX-Dドライバーが調子良いので。。。しばらくは出番がないかもですね。。。
    乱文失礼致しました。

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  3. syoballさん、こんにちは。
    そっち方向は分かります。
    僕も時々、パーシモンのドライバー持ち出したり、昨日もグレートビッグバーサ持ち出して打ちました。 当時のは重いし短いですよね。 ただ飛距離は落ちます。

    よく分かんないんですよ。
    僕はスイングスピードが落ちまして、当たり負け以前の問題です...。

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  4. かわせみさん、こんにちは。
    効果あったのですね。シャフトを40gの硬いのにしたら方向も安定するでしょうか?

    SIM2 Max-Dのヘッドは195gぐらいでしょうかね?
    重心距離が短いので操作性は良いですよね。

    スイングタイプで違ったりするのでしょうか?
    未経験のスイングスピード、体験してみたいんですよねー。(プレーするんじゃなくて体験ですが。)

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  5. かわせみ!2021/03/08 13:07

    自分は43.5インチの重軟短尺ドライバー(G400LST)と46インチの軽軟長尺ドライバーの両方を試したわけですが。。。ヘッドスピードに関して言えば短尺のほうが振りやすいスイングタイプなのか。。。レッドアイズポケットでのHSは41m/s辺り。。。46インチといえど。。。それほど。。。HSは上がらず。。。43m/s辺りでした。。。
    ただ。。。以前は右で捌くイメージのスイングだったので。。。フォロー側でスイングスピードを上げるイメージでスイングすると。。。45.75インチのSIM2MAX-Dドライバーであっさりと44m/sが出たので。。。こちらのスイングイメージで振ると又違ったものになるのかも知れません。。。
    ラウンドでは。。。飛距離は変わらないと思いつつも。。。短尺だと。。。ついつい振ってしまうので。。。自分には。。。精神的に余裕が生まれる長尺のほうが扱いやすいと思ってます。。。
    実験。。。楽しみですね。。。

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  6. かわせみ!2021/03/08 13:11

    書き忘れました。。。
    SIM2MAX-Dドライバーも。。。お試し中のカウンターバランス仕様で。。。グリップに+10gの55gのミッドサイズなグリップを入れ。。。310gと。。。なって良い感じです。。。

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  7. 軽くするとHSが落ちるのは不思議ですね。使い方によっては竹刀より日本刀のほうが早くさばける話と共通してるかも・・・???

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  8. かわせみさん、とても参考になりますね。
    かわせみさんは、打ち急がないテンポで長い目のシャフトで振っていくとスピードが上がるようですね。

    SIM2 Max-Dがよく合っているようでなによりです。(^^)
    全部PINGなのに、よく目について、しかも購入にまで踏み切れましたですね!

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  9. Syoballさん、

    もうちょっとシャフトを軽く(40gとかに)して、ヘッドは175gまでやんないで185gとかにして、ハンマーバランスになるようにしてみたら、案外スピード上がるかも知れません。

    なにしろ、感覚としては今回の実験も、軽軽に感じたのに、スピード全っ然上がらないどころか落ちました。

    こういう実験が結構好きです。

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