この日は後ろの山々の上の方が雲・霧に包まれていました。 軽飛行機避けの丸いブイが付いた送電線が山の上の方へ向けて走っています。
ものすごい急坂の打ち上げですので、167yですが 平地で185-190y打つクラブを使うことになります。(^^)
ちょっと大きいかなーと思ったショットでしたが、カップ脇にピッチマークが付いていて4フィートぐらいで止まってくれた様でした。
このバーディパットは読みが少し足りなくて谷側にわずかに外しました。
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本ブログでは、ありとあらゆるテクノロジーのパターに付いて記事にしたり実際にトライして実験したりはしておりますが、実際に自分が使うパターとなりますと、これが2001年に米国に来て以降実質ほとんど変わっておりませんで、ずーっとピン・アンサー型のパターです。
2008年に KERSTEN CO.の 1966年製の PING ANSERに買い替えましたが、その前までが普通の古い PING ANSER。 (←記事中にありますが、シャフトが曲がってしまっていました。)
ANSER 2ではなくて、ANSER。
デジタルパットに取り組み始めて以降 このデールヘッドの PING ANSERでプレーしてきましたが、1966年製はあまりにもビンテージものになりまして、価格価値も$800以上に上がってしまったのに加えて一度コースでカートから飛び出してしまって無くしかけた事件をきっかけに、2016年に同じデールヘッドタイプのある意味レプリカであるスコッティ・キャメロンのニューポートに買い替えるにいたります。
このパターは、本当に良いパターだと思います。
パターヘッドのお尻のところのデールヘッド形状が、キャメロンのニューポートにも忠実に継承されています。
以前愛用していたロイヤルグリップが手に入らなくなりグリップ選びが難航していたこともありまして、ほぼ同じパターを色違いで 2本立て続けに買いました。
(両方とも未使用の中古品を$250程度で入手しました。それぞれ2014年、2012年に出ている古いモデルです。)
こちらも、Newport 2ではなくて、Newport。
どちらもソールの錘をオリジナルより重くして調整してありまして、グリップエンド内部には100gのカウンターウエイトを挿入してあります。まったく同じになるようにチューンナップを施してあります。
同じ状態で 2本のパターを用意して、Silverの方にグリップをいくつか試した中で、ラムキン Deep Etched パター・グリップを大いに気に入りまして、現在にいたります。
Silverの方をメインのエースパターとして使用しておりまして、Blackの方はバックアップのパターになっている格好です。
さて、ようやく題記の件ですが、こちらの記事 ↓ に、「パターの芯」のことを考察しております。
リンク先のページの下の方にあります動画を参照いただきたいのですが、芯で打った時と、わずか 3mmほどトゥ寄りにズレた時とで、パターヘッドの挙動はものすごく違います。
そしてPING ANSERにも、Cameronの Newportにも、サイトラインが入っていません。
(最新モデルの Newportにはサイトラインが入っている模様です。)
あまりヘッドに線が入っているのは好きではありませんので(好みの問題)、ANSERもNewportも 2じゃない方が好きなのですが、打点をしっかり意識するためにトップブレードに印を入れることにしてみました。
あまり目立ちませんが、実際のパッティングストロークをするには十分に視認できます。
この写真の ニューポート Black Mist Finish の位置にボールを置いてセットアップした時の見え方でカップというか打ち出す目標に向かって構える見え方に慣れ親しんでしまっていまして、他のパターですといまいちどこにエイミングしているか見失って合わせにくい感じがしてしまいます。
そういうわけで色んなテクノロジーのパターには興味がありますが、実際に使うとなると「パターはまったく変えてない」ってことになってしまうんです。それはさておき。
もうちょっとクローズアップして近くで見た写真を。
(これ、Trusty Shinyって名前で呼んでます。コース上で口にすることはありませんが。(笑))
黒の方も。
(こっちは Trusty Blackyと呼ぶべきですけど、バックアップのパターなのでとりあえずJetblackyです。)
実はこちらを先に購入していましたしこちらの色が好きなのですが、Silverの方をグリップをDeep Etched にして使い込んでいたらとても良かったのであちらがエースになってしまいました。
そして察しの良い方はもうお気付きかと思います。
さきほどの『パターの芯についての再考察とサイトラインの調整』という記事を読んでいただいた方は意味を理解いただけると思いますが、サイトラインの位置はこのような位置に入れました。
パターを吊り下げて割り出した、シャフト軸周り方向の重心の線は、パターフェースの中央よりもわずかにヒール側にズレています。わずか 1mm弱程度ですが。
これは PINGの Kerstenさんもおっしゃっていまして、PING ANSERは若干ヒール寄りで打って使うと良いですよ、と。
そして私はサイトラインをその重心位置、パターの芯の鉛直線上よりもさらにあと約 1mm程度、ヒール側に印しました。
バックフェース・センターの円の中心からで、約 2mm ヒール寄りの位置です。
『パターの芯についての再考察とサイトラインの調整』の記事の動画で、パターの芯から 3mm程度トゥ寄りで打つとパターヘッドの反応はブレブレになるが、ヒール寄り方向は 8mm程度までずれてもそんなに影響が出ないんです。2mmヒール寄りまでは、完全に影響なく芯で打った状態の反応をします。
ですから、この位置に印をしておいて、ボールの中心をこの位置に合わせてストロークすれば、安定したボールの転がりが期待できます。
実際にこの位置に印を入れてからこのところの 5ラウンドはパッティング・ストロークがとても良い感じに狙ったところへラインを出せている感じがしています。
データに出てくるには、もうちょっと数をこなして体調とかそういうこちら側の要因を無視できるだけの数値が必要だと思いますが、あるいは数字に出ないかもしれません。同じパターに印入れただけですしね。
ただ、本人的にはスピードの感覚、距離のコントロールが思うように出てくれていると感じますし、左右へのブレもあまり出ていないと感じます。
データに出てくるぐらい上手く行ってくれると良いのですが!
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