4/30/2022

TaylorMade SIM Driver (9° Loft)

Morongo GC at Tukwet Canyon の Legend Course、18番の Google Mapからのキャプチャー画像です。


いつもの友人たちとラウンドに行ったのですが、最終ホールの 2打目の 3Wを左に曲げてしまいまして。安全サイドは安全サイドなのですが。

左サイドのカート道はかなりの段差で上の方にあるんです。しかもさらにその左の練習グリーン下のなにかよく分からないエリアの斜面に来まして。
ふぅふぅ言いながら登ってパッと見たら、木の右方向110yくらいにグリーンがあったのでそこへ打って行ってナイスオン!...と思いきや、そこはもう一つの Champion Course の18番グリーンでした。(^^;

あれ?って思ったら、ずいぶん下の右の方に我々のグリーンがあるじゃないですか。(笑)
すごい打ち降ろしの 60y弱。

幸いにというか不幸にもというか、我々はトップスタートで 18番まで来ていまして、もう一つの方のコースの 18番ホールにはまだ誰も来ていませんでした。

https://tukwetcanyon.com/

とんでもない間違いをするゴルファーのお話でした。(笑)
 

−−−

2月に TaylorMade SIM2 ドライバーを購入した記事をポストしました。
その時にちょっと書いていたのですが、Maxではない普通の SIMドライバーに興味津々になりまして。
     ↓

> (評判では、SIM2とSTEALTHがかなり似ていて、SIMとSTEALTH+がかなり似ている、しかしSTEALTHの方が曲がりが少ないあるいは飛距離が少し伸びる、ということの模様です。MaxシリーズがSTEALTH HDに進化したということでしょうか。)


...という訳で eBayで探して購入。
近所のお店には全く見つかりませんで、系列店舗の在庫を聞いてもらったのですが入手できませんでした。人気あるんですかね? M4や M6は新品状態のものまで豊富に入手できるのですが。




ヘッドのみを購入しました。
こうしてみますと、スライド式のウエイトの構造の入り方とか、STEALTH+によく似ていますね。

ロフト 9°で、MaxでもMax-Dでもありませんので、かなり低スピン傾向だそうです。
気に入ってエースドライバーになった、SIM2ドライバーの 9°がありますので、同じシャフトで打って比べることができます。(^-^) 

(SIM Max-Dの 10.5°ロフトのドライバーを 1年半も錘やシャフトやいろいろ調整して使いましたが、あの時こっちを買っとけばよかったなー、と思ってしまいました。といっても今さらですが。)

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練習場で打ち比べてみますと、SIM2 よりも SIMの方が若干ヘッドが重く感じます。
ヘッド重量は同じのはずなのですけれども。

一般に言われていますように、SIM2の方が SIMよりも曲がりにくい印象は確かにあります。
それでいて、SIMの方がロースピンで飛距離が出やすいかというと特にそういう訳でもない印象です。
打感的にはしっかりしているソリッド感はありますが、球が多少散らばる度合いが大きいのかな、っていう練習場での印象はありました。

スライド式の錘がある分、球筋を調整してセットすることができるので色々と試してみるのですが、TaylorMadeのドライバー全般、特にSIMは そもそも左へ曲がりにくく設計されていますので、個人的にはそんなに自由度が高い感じはしませんです。タイガーがSTEALTH+でセットしている真ん中より少しヒール寄りの位置が一番良い感じで打てます。


うちのキッチン秤はそんなに正確ではありませんですが、ヘッド重量を図ってみました。


SIM 9°,   197g

196g と 197gで出ましたが、カタログ値通りだと同じ重さなのだろうと思います。
振り心地で SIMが重く感じるのは、1gとかの差ではなくて、おそらく重心位置とかの関係でスイングした時の重量感が違うのかな、とおもいます。
打ってみた友達も (計3人)、口を揃えて「重く感じるね」っていう感想でした。それぞれ、自分のシャフトに付け替えて打ってみています。


私のあまり正確でない心許ない打った感想よりも、ちゃんとしたクラブ評価をいつもやっている方々の、STEALTH、SIM2、SIM の比較の動画がありますので、ご参照ください。↓


ただしこの方の場合は 300y飛ぶスイングですので、上手く打っても 240y程度の私のスイングとは比較にならないかもしれません。

ドライバーの性能って、こちら側のスイングの問題も含めて、シャフトとの相性の方が影響大きいような気もしますですね。でも 2012年以前のドライバーのヘッドとの比較では、この頃のドライバーの方が許容度が大きくてやさしくなっていると感じます。


4/23/2022

Dylan Frittelli の頭上ショットとルール上のペナルティ、64年を経たサムスニードとの関係 (RBC Heritage 2022)

Sand Canyon CC の Desert Course の 8番ホールのグリーン後ろに、アガベの花がたくさん咲いていたのでホールを振り向いて写真を撮りました。


アガベっていうのはサボテンの一種で、テキーラを作る原料になります。

このコースは、以前 Robinson Ranch GCっていう名前でした。その時にご紹介をしています。
とても綺麗なコースです。ちょっと遠いのですが。


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さて、題記の件ですが、先週の ジョーダン・スピースが優勝した RBC Heritage の最終日に面白い事件が起きていました。


7打差の 4アンダーで来ていた 6番ホール、Dylan Frittelli のティーショットはフェアウエー左サイドの木の上、もしゃもしゃした葉っぱの中に止まってしまいました。


こちらが Golf.comの記事です。
Pro amused, saddened by bizarre penalty: ‘The rules of golf remain undefeated’ (プロもびっくりの奇妙なペナルティ:  やっぱりゴルフルールには敵わない)


木の上の葉っぱの中にひっかっかっていたボールは、頭の位置より少し高いくらいの場所で、ボールの確認はできたようです。

そこで Frettelli はドライバーを持って頭上に掲げ、剣道のお面を打つようにしてパチンとボールを打ち出し、約20-30yくらいでしょうかね、フェアウエーにボールを出しました。

そしてそこからの 3打目はグリーンへすごく良いショットを打って、ワンパットで沈めなんとパーをセーブして切り抜けました。


ご本人のインスタグラムに、その時の様子の動画が上がっています。
   ↓


こちらがキャプチャー画像です。




見事なパーセーブだったのですが、ラウンド終了後にルールオフィシャルから「このプレーは 2打罰になる」と告げられ、3アンダー、56位でのフィニッシュだったはずが 66位に順位を下げてしまいました。(以前は失格扱いでしたからこれでもだいぶマシになりましたが。)


これはルール的にどういうことかといいますと、今から60数年前に遡ります。

タイガーが生涯最多勝利数 82勝で並びかけているゴルフ界のレジェンド、サム・スニードが1960年代にショートパットのイップスにかかってしまい極度のスランプに陥りました。

このときにスニードが編み出したのが、クロケットスタイル、と呼ばれたパッティングスタイルで、体の正面にパターをセットして股の間から前に向かって振り出すようにしてパットしました。


このパッティングスタイルは、ボコボコ入りましたため、68年にはルール上で禁止されてしまいました。

プレーのラインを両足でまたぐことは禁止になり、そこでサム・スニードがまたまた編み出したのが、サイド・サドル・スタイルと呼ばれているパッティング法です。こちら。



現在では、サイド・サドル・スタイルのパッティングをするゴルファーは長尺のパターを使っていることが多いかと思います。

このときにUSGAならびにR&Aは、おそらくグリーンの外からでもクロケット・スタイルでプレーすることを想定していて、パッティングに限定することなく、プレーのラインを両足の間に跨いでプレーすることを原則として禁止しました。


そういう訳で今回、クロケットスタイルとはなんの関係もありませんが、 Dylan Frittelli の上の動画とキャプチャー画像のボールの打ち方は、プレーのラインを跨いでしまっているために違反となってしまったのです。

これはですね、元々のルールの意図としては、かなり理不尽です。
両足を揃え、少し体を横にずらしてプレーのラインから外れておいてボールをはたき落とせばセーフだったのですけれどねー。

今回の件は、ルール上とてもめずらしい案件だと思いましたので取り上げてメモしてみました。



4/19/2022

PINGの Anser他のパターがスコッティ・キャメロン化してカッコいい

友達と、テメキュラ・クリーク・イン (ゴルフ・リゾート) を久しぶりにプレーしました。
この日は 27ホールあるうちの Creek、Stonehouse コースの 18ホールのプレーです。


この写真は Stonehouseコースの 1番ティーから Oaksコースの 9番グリーンを見たところでしょうか。
よく整備された綺麗なコースです。

Creekと Oakは比較的平らで歩いてラウンドしやすいですが、Stonehouseはアップダウンがあってトリッキーなレイアウトもあって他の2つとは異色です。


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2月にリビエラCCにジェネシス・インビテーショナルを見に行った後に、優勝したホアキン・ニーマンがトーナメントで使っているのを見て「おおー!」って思ったのですが、このパター、すごくカッコよくて好みです。



PINGのウエブサイトからリンクしてます

PINGのウエブサイトからリンクしてます

PINGのウエブサイトからリンクしてます


特にフェースの粗いミリングがちょっと前のキャメロンっぽいですよね。
すごく弱くストロークする下りの速いラインとかで、ディンプルの角で方向が狂ってしまう現象を軽減する効果があるっていう、あのミリング跡です。

ヘッドもシャフトも黒で仕上げてあって、締まった印象ですごく好みです。
サテン仕上げのカラーもあるみたいでしょうか。


PLDっていうのは、Putting Lab Design (PLD) Limited の頭文字だそうです。
PINGのワークスチームは以前から有名ですけど、ラボ・デザインのチームが立ち上がっていたのですね。

お値段的には結構します。

PLD Milledが、$485、

PLD Limitedが、$790 で、現在は金色のブロンズ・バージョンが出ていますが、これから約3か月おきに色々な限定版が発売される予定のようです。

PLD Customが、$1290。 フィッティングをしてカスタムしてくれる総費用なのかな?



今年マスターズで優勝した、スコッティー・シェフラーも Titleist キャメロンの PING Anser2 型のパターを使っていますが、強いツアープレイヤーはみんな、Anser型かあるいはSpiderのどちらかを使っているような印象を受けます。 (個人の感想です。)


いつも見てます、Rick Shieldsのリビュー動画を貼っておきますね。



いやー、本当にかっこいいし良さそうですわー。



4/17/2022

西山式イス軸法が体幹を整える、を応用できないか?

追記: 4/17/2022 

追加動画が出まして、追記しました。
ちょっと問題発生。


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greenskeeper.org のJohnnyが企画した GolfMoose.com のアウティング・イベントで、The Saticoy Club をプレーしてきました。

普段はラウンド予約できないプライベートのコースです。




ウエブサイトのトップ画像をリンクしてきました。
とてもダイナミックなシグニチャー・ホールの 14番パー5です。

ティーから撮った写真はこんな景色です。


1打目は安全目に右目に狙って打って、2打目はちょい食い込んでいる左サイドの谷越え気味に距離出していって、3打目勝負っていう感じのホールです。

このコースのグリーンはとにかくアンジュレーションがすごくて、しかも速い。
以前トーナメントでここをプレーしたことのある友達は、4フィートのパットをリップオフして外れたら、そこから転がって行ってグリーンの外に20yも出てしまった。とか言っていました。
そんなことがいかにも起きそうなグリーン、5, 6個はあったと思います。

コースはとてもよく整備されていまして、アップダウンもあり、距離も青のバックティーからで 6,601y、スロープレート 72.7/132 (黒のフルバックからだと 7,035y (74.6/138) 、白のレギュラーティーからで 6,230y (71.0/127)) の、とても難しいコースでした。

私は 6ホールしかパーオンせず苦戦しましたが、グリーン周りのチップショットがいくつか上手く寄ってくれて、パットもバーディーこそ取れませんでしたが奇跡的に 3パットなし。スコア的には検討してダボなしの 8ボギーで 80 (32パット) でした。

もともとは、南カリフォルニアの歴史ある古いコースに多いウイリアム・ベルの設計で、のちにアーノルド・パーマーの設計グループが改修したようです。

素晴らしいコースでした。


−−−

4/13/2022

山本道場関連のポストです。

題記の西山式イス軸法を山本道場が体験した動画を見まして。
おおおー、って思いましたので記録しておきます。


お友達のsyoballさんも記事を上げていらっしゃいます。



こちらがその一連の動画です。
(後でもう一つ、データ測定した動画もでますのでまたリンクします。)






一つ目の動画を見てすぐに自分でもやってみました。
ひとりでは確認が難しいのですが、前屈はできるのでやってみました。びっくりです。

(関連動画、3つ追加になりましたのでリンクしました。)

*どうやら、ティーアップとかの動作でイス軸解除されてしまう模様です。
ティーアップした後に、イス軸バランスを取って、それからショットに向かう必要がありそう。
そうなるとゾンビ立ち動作が目立ってしまうので、ラウンド中はハードル上がるなぁ。
ティーアップ前に順番待ちながらやっとくならば、簡単にやれるけど...
(クラブで支えなければ大丈夫なのか??)


こちらに西山先生のイス軸法の説明動画があります。



一方で、そうは言っても 5秒ぐらいでそんなに変わるわけないじゃん?とか、解除ですぐ戻っちゃうから維持されないじゃん?とか思わなくもないですが、西山先生の動画では、これを毎日継続して習慣づけ、イス軸法でいう見方での安定した良い体幹を作る、っていうことですので、少なくとも試してみる価値はあるかな、と思います。

その以前に、5秒で整えられるのですから、イス軸法の整った体幹が少なくとも 40秒ぐらい持続すれば、コースでボールを打つには十分です。

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昨年の 7月に、「オーバースイングの修正ドリル (DR編)」っていう記事を上げていたのですが、その中で、

「だいたいみんなテークバックが大き過ぎるし体が右に流れちゃってるんだよね。」
「トップ作ってみ?」って言われまして、トップで止めたところでグリップをグイって引っ張られますと、よろよろよろ~っとよろけてしまいます。

って書いていました。

もう一つ、昨年の 8月に「飛距離の把握はキャリーで (バンカー越えなど) & 「ボーリング打法」」っていう記事でセットアップを少々変えたことを書いていますが、この時にも構えた姿勢を取っているときにバランスが悪いと鎖骨の当たりをグッと押されると後ろに傾いてステップバックしてしまう、つまりかかと体重になってしまっている現象を認識していました。

自分では、どっしりと前にも後ろにも倒れにくいバランスで構えているつもりなのに、ズレているんですよねー。

スタンスして構えをセットアップした状態で友達に押してもらうとズレているかどうか分かるのですが、自分ではなかなか感じられません。


上のイス軸法の動画を見て最初に思ったのは、目標としている「前後、そして左右のバランスの取れたふらふらしない構え」をとるのに大いに役立つのではないか? ということです。

コースでは、構えの方向、ボールの位置、も含めてセットアップが重要で、ショットの成否の 90%はアドレスとテークバック (セットアップとテークアウエイ)で決まってしまう実感があります。
バランスも含めて上手く立てた時は、打つ前から良い感じがしてスイングもスムーズに行って良いボールが出てくれるのが分かったりします。

Green River GCの 14番ホール

バランスよく立てているときは、「結果的に」自分とボールとの距離感もズレていなくて芯で打てる感覚がありますよね。
でも感じるのは後の祭りっていうか、いまひとつ確信できているときが少ない。
これが事前に察知できる感覚の持ち主はもっとショットが上手なんじゃないかと思うんです。

是非この西山式イス軸法を使って体幹のバランスを取り、それからセットアップして打つっていうのをまずは練習場でやってみて確認して、効果がありそうならコースのラウンドにも持ち込んで試してみたいと思っています。

また、実践した感想などはブログに書き留めていきたいと思います。



4/10/2022

Grafalloy ProLaunch Blue 45, Stiff-flex (48g) 標準長さの45 3/4インチ

朝焼けのドライビングレンジ、Costa Mesa Country Clubです。


前の日が地域によっては 100° F (38°C)を超える気温でものすごく暑かったので、日の出前にすでに暖かい感じでした。
このコースは平らで広々していて手押しカートで歩くにはもってこいのレイアウトです。


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この記事、アップロードするの忘れてました。


けっこうついこの間、「フジクラ Air Speeder (エアー・スピーダー) 45 ドライバーシャフト Stiff 」っていうポストをしたのですが、あのシャフトは Flexが Stiffな割にはトルクが大きかったせいか、クラブがあばれてしまって全然上手く打てませんでした。

そして、あのときに先の予定として書いていましたのですが、今回 Grafalloy ProLaunch Blue 45, Stiff-flex (48g) を 45 3/4の最近の標準長さでセッティングしようということで、もう一本新しいのを入手いたしました。

いまだに測り方がよく分かっていないのですが、45 3/4インチかもしくは 46インチに仕上げます。


購入しましたのは、スリーブなしグリップなしカットなしの新品のシャフトで。


ロゴの辺りの写真がこちらです。
45って名前についていますが、Stiffですと 48gになります。

これに、手持ちの +/- 1.5°に調節できる旧タイプのスリーブを自分でエポキシ系接着剤でセットしました。
新しいタイプのスリーブは、最大 +/- 2°の調節ができますよね。

今回はヘッドを 9°ロフトにしましたし、調節は大きくなくて良いかなと思いまして。
ちょうどスリーブ単体が残っていましたし。
ロフト以上に、フェースのオープン/クローズが大きく動くんですよね。ロフト角の倍くらい。


M1の頃は最大が 2°ではなくて 1.5°でした。


それでまぁ、スリーブだけセットしておいて、ゴルフ屋さんへいってシャフトカットとグリップ装着をしてもらう算段です。


横にあるのが、ショップで売られていた 第5世代の KUROKAGE Silver G60 シャフト Stiffフレックスが刺さったクラブですが、この長さに合わせてもらいました。

標準長さなので、たぶん45 3/4インチかな。46インチを超えることはなかろうと思います。

47 1/2 (あるいは 47 1/4かも) にセットしたシャフトはとても良い感じでしたので、残してあります。ただこちらは先端を 1/2インチ チップカットしてもらっていましたが、今回はチップカットなしにしました。

(ちなみに、エアー・スピーダー 45 の方は、友達の奥様用に欲しいとの声がかかりまして、古いキャラウエイの7番ウッドとおまけの RBZ用のXシャフトを頂いて、物々交換していただきました。どうせ使わないので差し上げますっては言ったのですけども、お互い気が済みますのでありがたく頂きました。)


長さを変える分、おそらくヘッドに鉛を張って少し重くする調整が要るかも知れません。
シャフトに鉛貼って少し重くするのもありかも。

上手く調整できれば、そんなに飛距離も落ちないんじゃないかと思います。
ちょっと楽しみだなぁ。


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(...という訳で、このシャフトは既にエースと化しています。)


4/07/2022

WITB - 2022年のクラブセットアップ

いやー、タイガーが出場すると全然雰囲気が違いますね。今年のマスターズ。


ディフェンディング・チャンピオンの松山英樹プロにも良いプレーをしてもらいたいですし、そしてタイガーには是非 4日間無事に完走して欲しいと思います。

ここ数か月間絶好調で世界ランキング 1位のスコッティ・シェーファーと、ここ数年オーガスタで強いダスティン・ジョンソン辺りが大本命でしょうか?


−−−

( ↑ の前置きを書くための再掲 ↓)


WITB (What's in the bag?)  ...いわゆるバッグにはどんなクラブ持ってんの?記事です。
過去に 2回書いていますが、今回もキャディバッグに入っているクラブがかなり変わりましたので、私の使用クラブを知りたい人なんて方はいないと思っていますが自分の記録用に。


2010年4月:「14本のセットアップ 」


こうしてみますと、だいたい 6年ぐらいで大部分のクラブが入れ替わっているようです。
そして春先頃にセッティングが揃う、と。
意図していませんでしたが、大体そういうサイクルになるのはなんとなく納得しました。



2010年のセットは、DRからアイアンセット、ウエッジまでほぼ全部キャラウエイ、2016年のセットは、ほとんど全部が TaylorMadeでSLDRでした。

これは前回、2016年

2013年に肘を痛めてフォームを崩してドライバーがまともに打てなくなり、模索した結果 SLDRの mini-Driverに辿り着き、そこから徐々に揃えていって、最終的にウエッジも全部TaylorMadeになりました。 
ただこの後ほどなくして、その前に使っていた Adamsの IDEA MB2にアイアンセットを戻すのですが、 AdamsもTaylorMadeに買収されましたからね。


さて、今回のセットの、ヘッドカバーを外して撮った写真がこちらです。


写真を撮るときに余分なシャフトをバッグから抜くのを怠りました。


ちょっとアイアンの方をズームアップ。


キャラウエイのクロスオーバーは、この写真ほどヘッドが大きいわけではないです。
ポートレートモードで撮るとこうなるみたいです。


というわけで、並べてみました。



後述していますが、シャフトはいろいろバラバラな割には重さは結構ちゃんとフローしています。(でもD0とかのバランスは分かりません。)
特に重さをフローさせたわけではなくて、打ちやすさで選んで行ってこうなりました。


ウッド類のカバーは、全部 M1のものに変えています。脱げにくいし黒くて地味なので気に入ってます。


どのクラブひとつ、M1ではありませんが。(笑)
パターカバーも前回から変わっています。前のは壊れてしまいまして。


2022年のセットアップとかの題名ですが、クラブは2021年以前発売のばっかりです、すみません。
...いつものように。


~~~


各クラブのスペックをまとめておきます。


2022年4月1日現在

ドライバー: Taylormade MY SIM2 460cc  
                    ロフト 9.0度 ライ 59-62°  長さ 45 3/4インチ
           シャフト Grafalloy ProLaunch Blue 45, Stiff-flex,
                        Weight 48g   Torque 5.0

3W:        Taylormade SLDR TP 153cc
                    ロフト 15度 ライ 59-62°  長さ 43 1/4インチ
           シャフト Motore Speeder Tour 6.3,
                        Weight 67g (+鉛2g)  Torque 3.4


3U:         Taylormade SLDR TP Rescue 112cc
                    ロフト 19度 ライ 58.5-61.5°  長さ 41 1/4インチ
           シャフト Fujikura Motore Speeder TS9.3 (TP) S
                        Weight 81g  Torque 2.7

5U:         Taylormade SLDR TP Rescue 116cc
                    ロフト 24度 ライ 59.5-62.5°  長さ 40 1/4インチ
           シャフト Fujikura Motore Speeder TS9.3 (TP) X
                        Weight 85g  Torque 2.5


5番アイアン:    Callaway X-Forged UT iron 24°
           シャフト UST Mamiya Recoil ES 780 Graphite F4 (Stiff) 87g (+鉛2g)

6-7番アイアン:    PXG 0211 COR2 Irons (2019)
                     ロフト 27°、31°
           シャフト Mitssubishi OTi 85 - Stiff flex   93g

8番、9番、PW:    PXG 0211 ST Blades (2021)
                     ロフト 35°、40°、45°
           シャフト TrueTemper Elevate 95 - Stiff flex   94g 


ウェッジ 50°:     Edel Wedges Driver Grind (V-Grind)
                     ロフト 50° ライ 64°  バンス 15°               
           シャフト Aerotech Golf Steelfiber i110cw 110g

ウェッジ 54°:     Edel Wedges Driver Grind (V-Grind)
                     ロフト 54° ライ 64°  バンス 17°                  
           シャフト KBS Tour,  Wedge Flex 110g

ウェッジ 58°:     Edel Wedges Digger Grind (D-Grind)
                     ロフト 58° ライ 64°  バンス 25°                  
           シャフト KBS Tour,  Wedge Flex 110g
 (58°はEdel Wedges Driver Grind (V-Grind)バージョンも。バンス20°)


パター:       Titleist Scotty Cameron Select Silver Newport
                     ロフト 3.5度 ライ 70.5° 長さ 35 インチ


注:ドライバー セッティング (2ポイント Lower (1.0°))
        3W セッティング (1ポイント Lower (0.5°))


3W、3U、5Uの 3本は変わらず SLDRです。3WのシャフトとヘッドのWeight (+2g)のみが変更点。


4/06/2022

左右、上下どっちが重要? (パッティングラインの読み)

Mission Hills CC, Dinah Shore Tournament Courseで行われた LPGAのメジャートーナメントのひとつ、The Chevron Championship 2022 (旧ANA Championship) に渋野日向子プロの応援に行ってきました。

たまたまですが、2番ホールでのチップインバーディーの様子をiPhoneで撮ることができました。


バーディーを決めた後、ニコニコしながら渋野プロがこちらへ向かって来るの、テンション上がりますねー。(^-^)

この後残念ながら 6つもスコアを落としましたが、最終日には 7つのバーディーを獲ってカンバック、4位タイのフィニッシュでした。



---


お友達の Geen Keeperさんのブログ「パット上達ブログ」で、私の2010年の記事を取り上げていただきました。

    こちらです。  --> 「パット数を減らす練習

あの時は相当いろいろと取り組んで 3パットを減らすことに至力していましたので、自分で読み返しても良いこと書いてるなー、とか思いました。(笑)
(こちらがリンクいただいた記事です。-->「パット数減にとても効率的なパット練習」 )


その翌日のこの記事に思うところありまして、メモを。
    ↓
左右、上下どっちが重要?

こちらはALBAの記事「グリーンで重要なのは、左右の傾斜、上り下りの傾斜、どっち?【小田美奈のキャディ目線】」からの引用に、考察を加えていらっしゃる記事です。
ご興味のある方は、ご一読をお勧めします。


こういうのは、個々人のゴルフライフに沿って参考にできる部分を参考にして取り入れて、っていう読み方が良いんじゃないかと思っています。

私の場合は、プロと違ってバーディーを狙ってバンバン決めていくレベルにはないっていうのが前提になってきますね。

実際問題、ほとんどのアマチュアはそうかと思いますが毎日あるいは少なくとも週に 4日とかの頻度でゴルフ場のグリーンで練習ができるような環境ではありませんので、距離感を体で掴む、感覚で習得する、っていうのは難しいと思っていまして。

それが理由で、デジタルパットを方法論にしてまずは基準を作り、少ない練習量でその基準を当てはめることであらゆるグリーンに対応して行こうっていう主旨でこのブログも始めています。


3パットを防ぐべくラウンドでのパット数をできるだけ少なくしていく取り組みの中で毎回ラウンドした時に感じますことは、いつも距離を合わせるっていうことが難しく、とくにロングパットになればなるほど、そしてグリーンのアンジュレーションや物理的な傾斜、速さ、によってさらに難しくなります。

ファーストパットのあと前後に 2m以上カップから離れていることはけっこうありますよね。
下手するとセカンドパットに 5mも残ることだって置きます。

一方で、左右にはせいぜい 50㎝以内、悪くても 1m以内には収まってくれる場合がほとんどかと思います。

パット数減にとても効率的なパット練習」にもオプティマム・スピードっていうものが出てきますけれども、登りでも下りでもカップを 17インチ(約43㎝) 過ぎるスピードで打ちたいといつも心掛けています。 

極端なことを言いますと、左右の場合は 例えば読めなくても、どちらに曲がるか判別がつかなかったとしても、まっすぐ狙って打っておけば 次が必ず登りになります。
大きく曲がってしまうラインだった場合は、どちらに曲がるか分からないなんて言うことはありませんから、分からないくらいの傾斜なら真っすぐ狙ってもそんなにカップから左右に離れはしないでしょう。

でも、距離はしっかり合わせておかないといけない。

ですから、グリーンを読むときは上り下りの度合いをすごく注意して読むようにしてます。
カップとボールを結ぶラインを、ボールの後ろ、カップの後方、の両方から読むっていうことは実践している方が多いかと思いますけど、むしろ、カップとボールを結ぶラインを横側からよく観察し、最大傾斜の一番低い位置からグリーンの傾斜を観察し、ボールのスピードをジャッジするように心がけます。

自分の順番が来ない前からグリーンを観察することができますから、自分がグリーンに乗る前からグリーンの外から観察するように心掛け、あえて横から読む方に時間を割くっていうことを念頭に置いてプレーするように気を付けています。

他のプレイヤーがパットしているときとか、他のプレイヤーのボールの転がりとか、自分のパッティングの時間ではないときに時間をかけることできますからね。
(往復ビンタとかして自分がやらかした時は時間かけて読んでる暇ないかもしれませんが、そういうホールは仕方ないです。)


12年前の記事にも書いてありますが、距離のコントロールは、ライン出しの4倍大切だというのがデーブ・ペレツのパッティング・バイブルに書いてあります。

ラインの横から丁寧に読むとか、目を瞑って重心を足の裏で感じるとかの方法も使ったりして、...どちらに曲がるか?ではなくて、どのくらい登っているのか下っているのか?の方に注目して重きを置いてグリーンのラインを読む。っていうことをあまりやっていない方も多いのではないかと思います。私自身が以前はずっとそうでしたので。


それともう一つ、傾斜の斜度が 1%くらいなのか、2%なのか、3%なのか、4%なのか?っていう辺りは、実際の傾斜がどう見えるのか、ラインを読むためには体感も含めて感覚を作っておく必要があります。

一番分かりやすい目安としては、下りの時に半分(50%) の強さで打つと倍転がってカップまで届く斜度がだいたい 2%の傾斜です。

同じラインを遡る登りのラインは 1.5倍の強さで打つとちょうど良いが 2%っていう言い方もできますが、個人的な経験と感覚では、登りの場合は 125%くらいでいいのかな、と感じます。これはストロークの種類によると思うんですね。完全な振り子を道具に使って打った場合は物理的には150%が正しいのだと思いますが、私はストロークするスピードがテークバックするスピードの 3倍も速いパッティングストロークをしていまして (本人は振り子をイメージしてほんのわずかな加速を加えているストロークで打っています)、これがその数値の差として出てくるのだろうと思ったりしています。


それだけ注意して読んでも、グリーンを読み間違えるってことはままある訳ですが、できるだけ 3パットをしないようにするには、このことは頭に入れておいて常に意識した方が良いことには疑う余地がありません。



4/01/2022

PXG 0211 ST トリプルフォージド・アイアン (8I, 9I, & PW)

Cresta Verde Golf Course の 3番ホールのパー3のティーです。まだ夜明けからそんなに経っていませんので、雲に隠れた太陽が低い位置に。

このコース、数年前に改修しまして、前代未聞の全コース内にバンカーなし(ゼロ)になっています。他にはちょっと思いつかないです。


ものすごい打ち下ろしのホールで、運悪くピン位置が左だとティーから旗が見えません。
この日はピン位置が右寄りで見えていました。
私のショットはグリーンのやや左寄りに消えましたが、ちょうどコース管理の人がティーに通りがかって我々のティーショットが終わるのを待っていてくれたのですが、「おー、これ乗ったよ。」って教えてくれました。
全然見えません。(笑) ...4mくらいでした。(^-^)
友達の一人は、なんとカップから 20cmにオンしていました。

かつてはParkridge Country Clubといって、俳優のクラーク・ゲーブルやバート・ランカスターなんかがよくプレーしに来たという歴史もあるコースですが、今はメンテナンスも最小限にして生き残りを図ってなんとかやっていたところ、このところの新型コロナウイスル下でのゴルフブームでなんとかやっていけそうになった、という感じがうかがい知れます。
あんまり人気なくて予約が取りやすかったりします。


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2月の頭に購入しました PXG 0211 COR2 Irons (2019), 6I ~ PW がかなり感触良くて、「こんなに楽だったのか!」って思っていますが、特にPW、そして 9番アイアンの打った感触がちょっとぼやんとしているような気がして、ミスに強いのは強いのですがヘッドもでかいですし、ちょっとラフからの抜けがいまひとつのようなそうでもないような、というあいまいな理由で今回の購入に。(笑)


(1本 $89 +送料 +Tax ですので、リーズナブルな価格と思います。)


デザイン的にはかなり好みです。(^-^)

PWと 9番アイアンの 2本で十分だったのですが、ついでですので 8番アイアンも。
6番アイアンと 7番アイアンは、PXG 0211 COR2 Irons (2019) のままで組み合わせます。

そのため、ロフトは 3本とも 1°だけ立てて注文をしました。
その必要があったかどうか分かりませんが、同じロフトにして揃えておくに越したことはなかろうと思いまして。




こういう箱にちゃんと入って送られてくるクラブ買ったのいつ以来だろう?
いつも中古のクラブを購入しますのでね。

この箱を保存するにはスぺースとりますし、すぐ捨てるのももったいない気がするし...
どうするのが普通でしょうか?? 



シャフトは、TrueTemper社のElevate 95 の Stiffです。 シャフトの重さがトリムした状態で 94gですから、持っているPXG 0211 COR2 Irons (2019) の93gとほぼ同じ重さでラインナップしています。



フェース面は、思っていたよりも大きめでした。
(サイトにフェース長とか書いていなくてちょっとドキドキだったのですが。)
PXG 0211 COR2 Irons (2019) よりは小さめです。


すっきりしていて、とても好みのデザインです。
トリプルフォージドというのはよく意味が分かりませんが、鍛造のブレード型クラブということのようです。
ウエイトのバランスとかで、とても打ちやすくしてあるということらしいです。


こちらが、スペック。↓

PXGのウエブサイトの 0211ST のページにリンクしています。


PXG 0211 COR2 Irons (2019) もそうなんですが、このアイアンもかなり大きめのバンス角がついています。
8番、9番アイアン、PWで、それぞれ 7°、8°、10°。
フェアウエーでもボールが沈む洋芝にはこれがすごく良い仕事をしてくれますね。

PXG 0211 COR2 Irons (2019) の方は、ミスにとても強い中空型のアイアンっていうことで、ヘッドがやや大きいのですが、デザイン的にはバックフェースもスッキリしていますし、トゥにインジェクション穴がありません。


これとPXG 0211 ST Brades (2021) Irons のヘッドの大きさやソールの厚みがどのくらい違うかと言いますと、

このくらいです。 ↓


PWも結構違いますが、9番 8番はかなりソールの厚みが違いますしヘッドの大きさもだいぶヘッド長が短くて小さいです。たぶんそこが良いと思うんですよね。
以前愛用していました Adams IDEA MB2 のヘッドよりは少し大きいです。


実際にラウンドで使用した感想などは、また追記をしようかと思っています。
(間違いなく感触が良いはず。)