今日は近場の河川敷のコースに行ってきました。
基本的には平坦な河川敷なのですが、川を挟んで両側にホールが並んでいて、グリーンは全部どちらかの土手上にあります。
川に沿ったホールは、川床の芝の部分に打ち下ろし、そこから土手上のグリーンに打ち上げる、というデザインで、数多くのホールがグリーン面の見えない打ち上げでグリーンに打つ格好になりますため、短くてやさしいコースではありますが私はあまり得意ではないコースです。
雨が多く降りますと川床の部分が水に沈むため、9ホールのみの営業になったりします。この1ヶ月もそうだったのですが、2週間くらい前から18ホールに復活しました。
今回は、苦手を克服したかな、というスコアになりました。
後半にも2つ惜しいバーディパットがありましたが、贅沢は言えません。
グリーンの若干手前にバウンドして乗っていくショットをいくつか打ちまして、それが上手くいきました。
17番ホールのティーショットは大きくブン曲げてしまいました。
このホールとしては、画面で真ん中あたりの見えている川土手の右側の川床に打ち下ろしていって、川を渡った右サイドの川土手の上にあるグリーンに打っていくパー5です。
動画を見ますとセットアップで肩のラインが左を向いていたようです。
左隣の8番ホールのフェアウエー中央まで行きました。そこからブラインドでレイアップしたのが非常に上手くいきまして、3打目は打ち上げの130yを川の反対岸の土手の上のグリーンに。
8歩(18フィート)のバーディーチャンスに付きまして。このパットはカップの縁に蹴られまして、外れました。
こちらに典型的な川床に打ち下ろしていくティーショットの動画があります。
16番ホール。
打ってる最中は全く気になっていなかったのですが、犬が吠えたりヘリコプターが飛んだり、なんかやたら騒々しいですね。
こちらのティーショットは上手く打てました。
(珍しく日本人のお友達が一緒にプレーしていまして、いつのまにか動画を取ってくれていました。)
33(15) 39(15) = 72(30)、コース/スロープレート 68.4/120 でディファレンシャルは 3.4でした。
(パー 34 36 = 70)
ショートゲームの好調さを維持できています。
パッティングも今はとても良い感じをキープできています。
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題記の通り、クロ狙い2.2を運用し実践してきまして経験値を積む中で、若干ルーティンというか方法が自然に変更されていった部分がありましたので、アップデートしようと思います。
クロ狙いに関する一連の記事は以下です。
「クロ狙いのトライアル」 2016年7月
「クロ狙い2.0 のトライアル、正しく修正版 --> 2.1へ」 2022年9月
「草摺りの素振りの時に注意すること」 2022年10月
クロ狙い2.2におきましては、
スタンスを取り、草摺りの本気の素振りをしつつ、両手でグリップしたクラブで目標を指す、という方式
...をとっていました。
クロ狙い2.0ではオリジナルのクロさんのやり方に習い、ボールの後ろに正対して落としどころ辺りをクラブで指して確認をしイメージする方式
クロ狙い2.1では、ボールの後ろで正対してから草摺りの素振りも行いますし、そう長くない時間とはいえ打つまでに時間が経ってしまいますので、素振りしたその左手でクラブを持って落としどころの目標を指す方式
と変遷いたしました。
クロ狙い2.2では、草摺りの本気の素振りからそのまま両手でグリップしたクラブで落としどころの辺りを指す方式に再変更
...を続けていたはずだったのですが、昨年の 9月から約 8か月間実践してきました中で、クロ狙いのコアの部分は落としどころの辺りを指して確認することの以前に、ボールの弾道、挙動、跳ね方、転がり方をカップまでイメージすることが前提にあることを学習しまして、このイメージが鮮明であれば、クラブで指す必要がない場合が増えていったものと、後付けながら自己分析しました。
そういう訳で、自己分析のためにこのところ数か月間のラウンド中に録画していましたチッピングの動画を見ていきます。
2023 March, Chino Creek 13th, 23y
こちらはつい先月で、右に傾いているグリーンに対して、グリーン外の部分はやや上り、グリーン上は右下へ下っている状況でカップの手前で左サイドの辺りに落としていく弾道をイメージして、草摺りの素振りを2回入れていまして、その素振りの際にフィニッシュ位置で止めています。(無意識です。) そして特に落としどころを指す動作はしていません。
実際に打ったストロークでは、フィニッシュが素振りよりも低く終わっています。そしてテークアウエイの上がり方が素振りよりも少し大きいようです。結果の方はまずまずでした。
この辺りの整合性を取って行く練習が今後の改良に繋がるかも知れません。
2023 February, Butterfield Stage, 6th, 20y
こちらは先々月で、登って行ったところのグリーンに打ち上げる格好です。約20y。
グリーン上は少し左に流れる傾斜で基本的には受けグリーンです。
この動画は素振りが映っていませんが、草擦りの素振りは行っています。立っている場所が傾斜していますのでスタンスに対するボール位置を確認する必要がありますので。
基本的にはフォローはあまり上げていかない打ち方をしているようです。(無意識です。)
2023 April, Dos Lagos, 11th, 17y
これは先週の、ひとつ前の記事のDos Lagos GCの時。
こちらはライの芝の状態がもこもこしていてよくはない状況ですので、草摺りの素振りが念入りです。
しかしここでも落としどころをクラブで指す動作はしていません。
一方で、草摺りの素振りのやり方は、本気で打つつもりのリハーサルストロークに近くなっています。また、ボールの軌道をイメージしている様子が見てとれます。
自分では意識していませんでしたが、今にして思えば草摺りの本気のリハーサルのストロークをした時のボール軌道のイメージを持ったまま、即座に実際のストロークに入りたいという意識が強かったので、クラブで指す動作が無くなってしまっていた様です。
2023 April, River View GC, 13th, 18y
これは本日のラウンドの13番ホールの寄せです。グリーン左手前側のこの位置に外してからの寄せで、約18yでした。
クロ狙い2.3で打っています。やはり落としどころは明確にはイメージしていません。グリーン場をボールが右の川の方に向かって流れて転がることをイメージしています。
KIKUYU芝独特の硬くてもこもこした感じのセミラフです。逆目ではなさそうなので助かりました。クラブソールが抜けにくいザクッとした音で芝の厄介な感じが伝わるかな、と思います。草摺りの本気のリハーサルストロークをしています。
このショットは、自分がイメージしていた弾道よりもボールが上がっています。おそらく左上がりのライと芝と地面の関係でバンスが効いているからでしょうか。
イメージしていたよりも少しボールが左へ出ました。これもライと傾斜の関係かと思います。
そして思っていたよりもボールは右へ流れませんでした。
(3歩(約7フィート)残りましたが、このパットが入ってくれまして、パーセーブしました。)
このショットは本気のリハーサルストロークと実際打球したときのショットと、ほとんど同じ動きができていた模様です。
2023 March, Chino Creek, 15th, 44y
こちらも先月のものですが、これはクロ狙い2.2ではなくて、2x6 の 54QFで44y打つストロークです。
芝が深かったので、草摺りの素振りを丁寧にしています。
フィニッシュを止めてはいますが、クロ狙いと違う点がありまして、こちらは「決め打ち」のため特に弾道をイメージして仮想のボールを目で追っていくことをしていません。むしろしっかりボールにコンタクトする方に集中しています。これぞ決め打ち。
2023 April, River View GC, 8th, 37y
これも本日のラウンドから。
短いパー5の3打目で、ここからは37yでした。
つま先上がりの左上がりで、ダフりやすい状況。54°の決め打ち(54QF)です。
しっかりターフを取ってリハーサル。地面の硬そうな音がします。
左上がりで地面が硬くてバンスが効いていますから、かなり高く上がりました。本来はこんなに上がるショットではありません。しかしながらピンの右にほぼピンハイの距離で行ってくれまして、カップの右2歩(5フィート弱)に付きました。
(このパットが入ってくれましてバーディでした。)
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昨年9月のクロ狙い2.2 の記事に、お友だちの syoballさんから的確なご質問をいただきまして、それにお返事をしましたのですが、とても良いまとめになりました。
こちらになります。
◆KN2.2のまとめ◆・2*4などのような、決め打ちではない。・使用クラブは58度で ・全経過10~30に適する。・ライやG形状などをよく観察する。・草すり素振りの時に、両手でクラブを持ち、目とクラブヘッドを結んだ線(?)でODを指す。#これで合ってますか?
全項目ほぼ合っています。1. 決めうちではありませんのですが、できれば歩数は測っておきます。(フィードバックのためと、やはりsubconsciousがより詳しく状況把握するのに役立つのかと思います。)2. 基本58°ですが、例外的に54°も使います。グリーンがかなり登っていても球足をもっと使いたいとき。3. 30yを超えると2x6の決め打ちの方がボールとのコンタクトに集中できます。 15y以下は転がりが優先する状況の方が多いです。稀に10y程度で58°でっていう状況が。グリーンを溢れた急傾斜になってるラフとか。4. 観察が一番に大切な要素のようです。5. バージョン2.2ではそうだったのですが、私のODは「あの辺り」とピンポイントではなく、全体の転がりと弾道をイメージして、事前リハーサルで(ボールの手前を)打った時にボールの行方を追います。(実際にはないんですけど。) ODを明確に指さないことが増えてきました。2.3かな。
...ということで、自分では意識していませんでしたが、地面をクラブで指すことはほぼ自然消滅的になくなっていました。
むしろ、草摺りの素振りをもう少し徹底して、「草摺りの本気のリハーサル・ストロークをして、仮想ボールを目で追いフィニッシュの姿勢で仮想ボールの行方を見守ってイメージを作る。そのイメージが消えないうちに、実際のストロークに速やかに入る」という方法を取ってきている模様でした。
この方式を、バージョンのアップデートで「クロ狙い2.3」としておきたいと思います。
本来のオリジナルのクロさんのやっていらっしゃる方法 (クロ狙いと呼ばせていただいてます) は、ボールの後ろに正対した状態で落としどころをクラブで指し、落としどころをはっきり認識することで自然にボールをそこに打てる、という方法で、ハンドアイコーディネーションも高く器用にこなせる方の方法だと思うのですね。「指して打ったらそこ行くよ。」的な。
私の場合は、そこまでの腕がないと言いますか器用さがないと言いますか、58°自体を長年持っていませんでこれを導入したのが 2019年です。
(54°が一番ロフトが寝たクラブでプレーしていましたので、当時は58°をLW(ロブウエッジ)の位置づけで考えていました。後に、ローバウンスの60°は使いこなすのが難しくLWのウエッジで、ハイバウンスの58°は案外に使いやすくてSWの位置付けのクラブであることを理解しました。)
さて、その「落としどころ」について。
自分でもよくわからないのですが、実はODをくっきり1点で意識はしていません。
チップショットをした時に、ウエッジがボールに綺麗に入ってくれると、イメージしていたキャリーで行って適度にスピンが効いてカップまで転がります。少しだけズレて厚めに入る(手前からダフリ目に入ってすべる)と、キャリーが少し落ちてスピン量は減りランが増える。ちょっと浅目に入る(気持ちトップ目にボールの下半球にウエッジが入る)とボールが低く強く出ますがスピン量が増えてそれなりにブレーキがかかってくれます。
結果的に、多少ズレていても大きくダフったりトップしたりしなければ、ボールは大体似たようなところに向かってくれます。
あまり極端なアンジュレーションが道中になければ、という前提にはなりますけれども。
スピン量は必ずしもツアープロのように完全にコントロールされている必要はなく、落とし所も前後する感じで打っています。
2段グリーンの様に傾斜がキツい部分を斜めに横切るとか、ポテトチップグリーンで僅かな落ちどころで方向が違ってしまうとかの極端な状況とかでは、ピンポイントで狙わないと寄らない状況もあるかとは思いますが、そこまでのレベルでプレーしていませんですからね。
多少前後しても 結果がまずまず同じようなところへ行ってくれる、ということは余分なプレッシャーを避けてくれます。
イメージとしては大体あの辺にキャリーして、転がるラインはこういう感じでカップの方へ、的なイメージをします。落としどころはアバウトにはあるのですが、むしろボールの軌道全体をイメージしている感じです。
クロ狙い2.3のチッピングが成功したという時の精度がどのあたりかな、と考えますと、10-30yで特に難しい状況でなければ、ワンピン以内なら悪くない、ワンクラブ以内につけば上出来、満足できるし、たまに思いの外転がって2ピンほどもオーバーしたり手前の芝で喰われて2ピンほどもショートしたりもなくはない、というくらいの精度というのが現状かな、と考えています。
今後の課題としまして、草摺りの本気のリハーサルのストロークと、実際ボールを打った時のストロークのギャップをどう埋めていくか、という点をトライアルしていってみたいと思っています。