遅ればせながら、2010年の成績の振り返りと、2011年の目標です。
昨年の記事はこちらです。 → 「2009年の成績と、2010年の数値目標」
昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
2008年 (5月-12月)
Score Average: +9.2
Putts per Round: 33.53
Putts per GIR: 2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)
2009年
Score Average: +9.4
Putts per Round: 32.23
Putts per GIR: 1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)
2010年
Score Average: +9.1
Putts per Round: 32.18
Putts per GIR: 1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)
むむー、どれも目標未達成ですねー。(x_x)
こちら ↓ が昨年設定した目標でした。
2010目標
Score Average: +9.0
Putts per Round: 31.60
Putts per GIR: 1.944
でも!
どの数字も、微小ながら2009年よりも Improve(改善)はしております。
特にPutts per GIRと、Socre Averageは目標に肉薄 ( と自分で甘いジャッジを・・・。)しています。(笑)
未達成ではありますが、励みとしたいと思います。
ちょっと・・・、
目標建てるときに、グリーン周りの技術向上の改善代を楽観的に見過ぎたのが Putts per Round が肉薄しなかった敗因でしょうか。
何度か書いておりますが、1歩に寄せていれば85%はカップイン出来る確率が、2歩ですと約50%、3歩残すとカップインは20%弱になってしまうのが私くらいのアマチュアの平均値ですから、そこの微妙な差が大きく打数には反映します。
チッピングの感覚としては、「だいたい2-3歩以内に付けばほぼ成功」という感覚が私にはありますが、これをもう少しカップに意識を持って行って近づけるように出来ないと駄目なんですね。
(参考グラフ)
ただ、グリーン周りでざっくりやったりカツっとトップしたりでグリーンに乗りすらしない、という現象は大幅に激減できたと思います。 (まだありますけどね。)
この現象は、Putts per RoundやGIRなどの数字には現れませんが、スコアには直結します。
易しいバンカーからとか、花道の30-40yから、6歩前後(約4m)にしか寄らないケースがまだかなり多い感じですから、この辺の技術を改善して2歩以内に付ける回数を増やし、SS(サンドセーブ)や、アップ&ダウンのパーをもっと拾っていきたいなぁ、と思います。
また、GIRで2.000を切ると言うことは、3パットでボギーを打つよりも、1パットでバーディーを取った数の方が多かった、と言うことを表していますから、このスタッツはツアーのトッププロでは1.8を切って1.7台の前半にくる数字ですが、逆に言いますとツアープロのリッキー・バーンズやトム・リーマンでも09年は1.85前後の数字だったりします。
ですから、なんとしても2.00未満は死守したいところですし、我々のプレーするグリーンのコンディションでは、1.90を切って行きたいという中・長期の目標は持ちたいと思います。
昨年のラウンドは諸事情で多少ラウンド数が減りましたが、一昨年同様に 近所の易しいコースであまりラウンドしておらず 初めてラウンドするコースのスコアが多くて、なかなか劇的に良いスコアは出しにくい環境下でのデータになっています。
スコアの方は、こんな風になってます。
2007: +5.1 +4.7 = +9.7
2008: +4.6 +4.6 = +9.2
2009: +5.3 +4.1 = +9.4
2010: +4.6 +4.5 = +9.1
2007年のデータは、11コースだけ。 近所のムニシパル・コースばかりです。
2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。
昨年の記事に、それぞれの年のベスト・ラウンド、ワースト・ラウンドを書きましたので、2010年の分もここにあげておこうかと思います。
今年のベストスコアは8月のコヨーテ・ヒルズと、11月のマイル・スクエアのともに+4でした。
ディファレンシャル的には、マイル・スクエアの方の+4.1の方が良いですね。
どちらもバック9は勝手知ったるコースです。
ワースト・スコアの方は、やはり11月のイースト・バレーで、+20の92でした。
しかしこのコースはMorongo Casinoに買収されて以降コース管理が極端に悪化しているらしく、reviewをみますとズタボロになっていますので、リベンジに行くかどうか微妙です。
しかし私的にはやはり、2010年のベスト・ラウンドはチーム戦ですが -9アンダーで優勝した8月のブレイマー・カントリーでのチャリティー・トーナメントでしょうか。
生まれて初めてのホールインワンもありましたし。♡
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バーディー数も数えてみました。
2007: 23個 (22ラウンド)
2008: 42個 (39ラウンド)
2009: 42個 (40ラウンド)
2010: 34個 (30ラウンド)
大体ラウンドに1個ペースで、昨年は微増(誤差範囲)、ってところでした。
昨季はデーブ・ペレツ式のグリーンの読みを勉強・実践しまして、『バーディー倍増計画』をやる筈だったのですが、予測通り捕らぬ狸の皮算用に。(x_x)
「これは数値目標ではなくて、作戦です。」 と書いていたんですが、もう一歩突っ込んだ作戦を立てないと実現できないようです。
しかし、終盤の11月に入りまして、細貝さんの「パット・エイミング教本」を導入しましたから、それ以降では、
11個/7ラウンド (まちがって7個/11ラウンドと書いていたのを修正しました。)
ということで、今年に期待が持てるんじゃないでしょうか。(^^)
(またまた皮算用中。(笑))
しかし、この部分はあくまでも嬉しいおまけということにして、2011年はデーブ・ペレツの「ショート・ゲーム・バイブル」の読み込みと実践の方に重点を起き、アップ&ダウンのパー・セーブをどれだけ増やして行けるか、という取り組みをメインにしたいと思います。
そしてパッティングの数値目標に関しては、昨年同様、2年がかりで達成を目指す、ということに設定したいと思います。
1. パット数/ラウンドは、31.60以下をターゲットに。(? <- 32.18 <- 32.23 <- 33.53)
2. パット/GIRは、1.944以下に。(? <- 1.947 <- 1.967 <- 2.029)
(大目標は、1.888を照準に、高いレベルを目指します。)
3. 平均スコアで、今年は+9.0を切る。
(平均スコアの目標は、ハンディキャップとは別に必要です。 叩いてしまった日のラウンドも、諦めずに粘り強くスコアをなるべく減らす努力をするために。)
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と、いうことで、・・・ここで突然過去のラウンドデータを遡ってみます。
ただし残念ながら2008年最後のTPCバレンシア以降のデータしかパソコン上では遡れません。(x_x)
パット数の9ホール毎の合計はメモしてあるのですが、各ホールのパット数はスコアカードを探さないと分かりません。 全部取って置いて無いし。(x_x)
名付けて 「アップ&ダウンを増やせ!」作戦。(笑)
データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーなら成功としてデータを抽出してみました。
(ダブルボギー以上を入れてしまいますと、例えばざっくりしてアプローチし直し、なんていうのとかペナルティー受けたホールとか入って来て、ややこやしいですからね。)
2008: 2/6 = 33% (1ラウンド)
2009: 95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010: 68/205 = 33.2% (30ラウンド)
気持ち、進歩したかも?程度の数値ですね。
(でも、08年の8月にD-Chopを導入して以降、格段に良くなった(それでも3回に1回ですが(^^;) ことは確実です。 改善には別なロケーションでの技が要りそう。)
この数値は、いわゆるGIRを逃してボギー・オンのホールだけを抽出した数字で、個々のラウンドに拠って、4/6とか、1/8とか、0/4とか、3/9とか、分母の方も含めてかなりばらつく数字ですが、 年間を通して合計すると大体近い数字になるのですね。
ひゃっぽさんにあやかって、Z版「がんばり率」と呼んでみたいと思います。
PGAツアーでいうところのSCRAMBLINGというスタッツに似ていますが、そちらにはGIRを外した全てのホールが含まれています。
09年はタイガーがトップで、68.18%です。 ツアーの190位前後のプレイヤーで約50%です。
私のデータの方は、ボギー・オンのホールだけですから、もっとずっとゆるい分母です。
これをなるべく50%に持って行けるように色々と手を打って頑張ろうと思います。
例えば、2010年のワースト・ラウンドだったイースト・バレーでのデータは 2/11でしたから、これをあと4つぐらいパー・セーブできたとすれば、3つしか無かったパーが7つになり、ワーストとまではならなかった訳です。
同じ11月のロイヤル・ビスタでは79でまぁまぁ良いスコアでしたが、この数字を見ますと、1/9でしたから、これをあと4つぐらい頑張れば2010年のベストスコア・タイになっていた訳で、
パーの数を増やしたいという試みですね。
私のゴルフがもう一皮むけるには、この部分を頑張るのが一番スコア改善に直結するだろう、と期待してみます。
2011年の目標としては、「Z版がんばり率 40%越え」としてみましょうか。
ラウンドあたりのボギー・オン数としては、アベレージで09年4.90回、10年4.89回となっていますから、約5回。
(GIRがそれぞれの年で8.00、8.11ですから、18-8-5で、・・・大体残りの 5ホールはいつもやらかしている計算になりますですね、余談ですが。(^^;)
各ラウンドで、2/5以上を目指せば良いのですから、無理な目標でも無いように思います。
これが、33% → 40% と改善すれば、打数(パット数)で0.35改善しますから、
Putts per Round: 32.23 という数字が、この部分だけで31.88になり、目標としている31.60にも近づいてきます。
残りの(パー・オン、ボギー・オン以外の) 5ホールでも同様に改善すれば、31.53という数字になるわけですからね。
目標は目標、ではどうやって達成するかの方法論は・・・
今年1年間かけて、ブログにも書いていこうと思います。(^^)
こいつにかかってきますねー。(^^)
(写真はキャロウエイのサイトのものです。リンクしてます。)
JAWSの歯って記事に書きましたけど、旧溝仕様です。 (^_-)
私のは54度と50度で、黒い方。
私の場合、Putts per GIRは数えた事ないのですが、2を切れると合格かなと思っています。我々アマチュアの場合、グリーンに乗っても近くないので、3パットのケースも多いため、平均2であれば十分な精度と思います。その意味で、この2年は確実にパットが向上していますね。数字でも明らかです。(今度時間があれば、この数字を調べてみます)
返信削除それから、Zさんはハーフ毎にParからのオーバーを平均していますね。私の場合は、Course Ratingからのオーバーを平均しています。と言うのは、Par70と71のコースが時々あるので、補正する意味で、Differentialを使っています(Slopeを使う場合と使わない場合の単純な差の両方)。
多分、Zさんの場合は、ここ2年くらいは少しづつ難しいコースやティから打つようになっているのでしょうね。スコアの平均は大きな差はありませんが、実質は確実に向上しているように見えます。
今日の数字には出ていませんが、DAPスコアの平均を見ると、ドライバの質的変化がはっきりするように思います。昨年のレポートを見ても、ドライバの安定感は一昨年とは比較にならないですね。
ドライバが安定してくれば、残るはアプローチですね。兎に角、UP&DOWNを増やす事。スコア向上はこれに尽きますね。
私も近いうちに、同様のまとめをしてみたいと思います。私の場合はドライバが未だ安定感がないので、そちらに重点を置く必要があるかも知れません。
trimetalさん、こんにちは。
返信削除私なぞのデータを細かく見てくださって、ありがとうございます。
確かに2008年以前は近所のムニシパル・コース的なところでのラウンドが多く、青ティーでも6,000yないとか、曲げても隣のホールがあって罰がなくて打てるとか、そういうところでのスコアが多かったんです。
そういう訳で本人的には、向上代の少なかったスコアの割には上達している実感はあります。
trimetalさんがご親切に日々のスコア記録も見て下さったりしているので、とてもありがたいです。m(__)m
でも、ここら辺のそういったコースは苦手なキクユ芝とかのコースも少なくなくて、グリーン周りのほんの10-20y外からのアプローチがめちゃめちゃ(今でも)難しかったりします。 特に逆目だったりしますとザックリやトップを避けるだけでも一苦労で、カップに寄りません。
かなり上手くなったなぁという今ラウンドしに行っても、めちゃめちゃ易しいコースでトラブルはないけど、一方すごくいい70台前半とかのスコアがバンバン出るわけでも無い現実だったりします。(x_x)
2009年は、初めてラウンドするコースは白ティーとか銀ティーとかを選ぶケースも多かったのですが、2010年は初めてでも青ティーというケースが多くなりました。(^^)
ずばり、おっしゃっていただいたとおりなんです。
ただ、ドライバーが平地でそこそこ満足に打てた時で220-240yぐらい、打ち下ろしで250-260y程度ですと、7,000y級の黒ティーでのラウンドは(時々ならいいけど)ちょっと私には無理があるかな、って気はしてます。
先々、黒ティーでラウンド出来るようになれるといいんですけど。(^^)
本文中に書きましたが、1歩-3歩の距離の辺りのパットの残り方が、スコアには一番クリティカルに効いて来るんですよね。
85%と18%じゃぁ、えらい違いですからね。 ちょっとの差なのに。
この部分は、パットでの向上代よりも、(おっしゃるとおり)むしろショートゲームの技術向上だと思っています。
次の記事でも、かなりマニアックなデータ(←今度は私の、ではなく。)関連のお話をアップする予定です。
trimetalさんには楽しんで読んでいただけるんじゃないかな、って思ったりしています。
ちなみにドライバー・ショットですが、カテゴリー1ゴルファーのtrimetalさんのドライバーの安定化と、私のドライバーの安定化ではかなりお話の差があると思うんですけどね、
返信削除私自体の今のレベルでは、次打が打てれば思い通りの球筋で思った場所に行ってなくってもOKって感じのマネージメントでラウンドしてます。(^^;
安定してきたって言うのも、道具を少しずつ変更しただけで、スイングとか打ち方とか全くもって積極的には変えてませんですからね。
自然現象で若干変化してたりはするかも知れませんが。
今年はとにかく4本のウエッジです!
こんにちわ!
返信削除あ~、今日はZさんのブログ読んでため息が出たぁ~。
本当に、エンジニアーですよね~。
それでもって、trimetalさんのコメントも
やっぱりエンジニアーだったぁ~!
エンジニアーとは全くbrainの作りの違うスノーマンと致しましては、
去年のゴルフは、ダメだった!今年のゴルフは、頑張るぞ!
。。。となります。
Zさん、
返信削除正直言って私のドライバショットは非常に適当な正確性でしかありません。たぶん飛距離はZさんと同じくらいなので、そんなに酷いショットもありませんが、カテゴリー1のイメージとは遠いと思います。
今のIndexが達成できている一番の理由はショートアイアン、アプローチ、パットのお陰です。その上に、ユーティリティを使うようになったため、200ヤードくらいまでは、グリーンに乗りやすくなった事かなと思います。
昨年は、後半になってドライバが良くなったために、スコアも改善されましたが、パットの調子はイマイチでした。長いパットは安定感が上がりましたが、短いパットは最近の中では非常に悪い部類ですので、この部分も改善できればもう少しスコア的に良くなるかもと期待しています。
Zさんの記事でもあるように、1~3歩くらいの距離が一番クリティカルなので、ちょっとだけアプローチが寄るか、ちょっとだけパットが入るようになると平均スコアに大きく貢献できますね。私は短いパットの改善が必要でしょうし、Zさんはアプローチの寄せ改善が重要と言う判断のようです。
とすると、私の場合もZさんと同じでUP&DOWNの改善と言う事になるのでしょうね。結局のところ、スコアはアプローチとパットで決まるという事です。
スノーマンさん、こんにちは。
返信削除ため息ですか?(^^)
・・小数点以下が3つになっていたあたりとかでしょうか?
・・・じゃなくて、記事が長すぎかも?
・・・・目標設定が、31.60とか、1.944とか半端すぎ?
きっとハズさんも似たようなタイプなんじゃないかと思ったりしますけど、そうでもないのかな。
平たく短く書きますと、
目標は惜しいけど未達でした。
最後残るパットが、1歩か2歩か、3歩か、その辺りがスコアを大きく左右する肝ですから、今年はそこに取り組みますよ。
アップ&ダウンを増やす工夫を始めて、今年こそ目標を達成します! って感じです。
私は、素直でシンプルなところがスノーマンさんの魅力的なところだと思います。(^^)
trimetalさん、 私が書いた飛距離は、満足に打てて(つまりよく飛んで)、が前提のものです。すみません。(^^;
返信削除自分でも、高さも揃っていないし打点も揃っていないショットの割にはそこそこまともなスコアを出しているなぁ、と思ったりしています。(笑)
その代わり(代わりじゃありませんけど)、爆発力がないのです。
9ホールであってもまだアンダーパーとかを出したことがありません。
もう少し、4m前後のパットが決まってくると、少々の爆発力もついてくるかな、って期待しているんですが・・・。