5/31/2010
Titleist 585H 17° DG300S
今日は、子供たちを連れてトレッキングに行きました。
普段、公園に連れて行って遊ばせていますが、やはりたまには自然と触れ合う遊びをしないと。(^^)
コト・デ・カザというゴルフ場のすぐ隣りにある野生の自然を残したリージョナル・パークへ車で40分。
暑くなって来ましたからねー、大きな水筒に冷たいお水をたっぷり入れて、日焼け止めをよく塗って。
「ヨーダみたいでしょ?!」といって、やけに雰囲気のある折れ曲がった杖を拾って気に入って歩いているうちの息子君。(^^)
日差しが強くって暑いんですが、日陰に入ると風が涼しくて気持ちいい陽気です。
ここには、数十種類の蝶ちょが生息していまして、何種類か観ることが出来ました。
上空にはイーグルも輪を描いて飛んでいたりして、うさぎかプレーリードッグでも狙っているんでしょうか?
中程にある小川は現在は涸れていますが、なかなかに雰囲気のあるトレッキングになりました。
子供にも登りやすい木だとか、ブランコが作れそうなつるだとか、普段あまり見かけない赤い大きなアリんこの巣だとか、いろいろ楽しみながら、約2時間のトレッキングで、下のお嬢ちゃんは途中から寝てしまいました。
重いのなんの。(笑)
***
ところで、先日「タイトリスト 690.MB アイアンセット」を入手したという記事を書きましたが、ついでにユーティリティーもタイトリストで、と思い、とりあえず1本買ってみました。
ロフトは17度で、シャフトはダイナミック・ゴールドのS300です。
ちょっと古いモデルですけど、かっこいいですねー。
私の買い方はいつもそうなんですが、見た目で「良さそうだな。」と思ったクラブを含めて似たようなのを数本むんずと掴み、ゴルフショップの鳥かごでバシッと打ってみて、1球目が「うん、いいんじゃない?」と思ったら良いクラブ。 ということで選んでます。(笑)
その後、コースに持っていっていきなりラウンドに使い、最初からいいショットが打てると、これはもう良い(というか私に合う)クラブです。(^^)
そういう訳で、今朝早くドライビング・レンジに持っていって打ってきました。
トレッキングに行く前です。
まだ朝モヤが漂ってますね。
実はすでに、9ホールのラウンドに持っていって打ってみたんですが、すごくフックしたんですよ。
最初の1発は、インテンショナル・フックを打ちたい場面でしたのでバッチリだったのですが、2発目は隣のホールまで行ってしまう大きく左にミスショット。
ゴルフ・ショップでは、ものすごく掴まりの良い、私にバッチリのクラブだと思ったんですが、たまにこういうこともあります。(^^;
フックフェースの度合いもあまりきつくなくって、構えやすいし、いい感じだなーと思ったのですが、ラウンドでぶん曲がりましたので、「こりゃだめだ。」と思ったのです。
しかしあまりに掴まりが良かったので、もう一度レンジで確認したいと思ったのです。
これがですね、レンジですと非常に気持ちよくドローで打てるんですね。
フェースを目標方向に向けて(つまりほんの少しオープンフェースにして)構え、スムーズに振り抜くととてもよいボールが出ます。
今使っているテイラーメードのデュアルよりいいぐらい。
しかし、何球か打っているうちに分かりました。
少しミスしてややトゥ寄りで打つと、バビューンと左に曲がるようです。(x_x)
私は、けっこう高い頻度で(アイアンなどでも出てしまうんですが)トゥ寄りで打つミスをやらかしますので、これは使えません。
自分の腕が悪いせいなのに・・・。
という思いにかられつつ、このクラブは90日以内に返却しなくてはならないようです。(x_x;
それにしても掴まりのよいユーティリティー・クラブですね。
5/28/2010
太陽に向かって打て!
近所のなんてこと無い箱庭パブリック・コースでして、混んでるしグリーンの状態は良くないと言う評判でして行ったこと無かったんですが、会社の後輩に付き添いを頼まれまして、690.MBの具合を確かめがてら、9ホールラウンドしてみました。
いやー、もうグリーンがもかもかのふかふかで、全然転がらない。
まるで18世紀のゴルフかと思いました。(やったことないけどね。(^_-;)
まいった、まいった。
パットは大体どこも160%ぐらいのスピードで打つと丁度良いんです。
これは次のラウンドに悪影響出るぞ、と思いながらも160%で打つ私。(笑)
で、距離があってても転がりが“lumpy bumpy(ガタガタ、ポコポコ)”で、入りやしません。
まぁ、それはともかく。
アフター5とはよく言ったもので、5時ちょい過ぎに会社を出て、5時45分ごろスタート。
で、来たのがこの9番ホールです。
私は一応黒ティーでラウンドしていたんですが(後輩は白)、箱庭コースかと思っていたら、いきなり251yもある、なっがいパー3でした。(x_x)
グリーンの後ろに写っているのは、大きめの練習グリーンです。
コース上にある弧を描いた白い線は、なんか浅い排水溝みたいなコンクリートです。
方角の印を書き入れておきましたが、これが真西に向いていまして。
ティーイング・グラウンドから取った写真がこうなります。
画像をクリックで拡大します。
撮影時刻は、19時31分。
これね、カメラの露出を変えて写してますから、そこそこ写ってますが、肉眼で見た感じはもっと眩しくって、えらいこっちゃでした。
写っているのは、我々と一緒にラウンドした、別の方です。
会社帰り、みたいな格好で来てますわね。(笑)
ご覧のとおり、ティーイング・グラウンドなんかちっとも高く盛土なんかされていない全くのフラットで、グリーンはやや持ち上げてある感じ?
私の飛距離だと、ドライバーで目一杯ですかね。
っつーか、旗がどこにあるかなんて皆目見えません判りません、と言うかたとえ判かっても、私のドライバーにそんなコントロールなんかありゃぁしません。(笑) (^^;
で、表題のように、太陽に向かって打て!って感じで開き直って打つしかなかったわけなんです。
レイアウト図に白い×印を入れておきましたが、行ってみるとあそこに着弾。
ピンは同じく白で書き入れた位置にあったことが判明。
めでたし、めでたし。
いつまでも末永く幸せに暮らしましたとさ。 ...happily ever after. (笑)
ティーイング・グラウンドがえらい右向いてるな、ってのは、以前ご紹介しました携帯アプリのGPSで見て分かったんですよ。
まぁ、ティーに居て、すごい逆光でもそのくらいは見えるし感じますが。
この携帯アプリ、私は距離を表示して貰うって言うよりもむしろ、コースの上空からのレイアウトを見るのによく使ってます。
グリーンへの距離自体は、スプリンクラーヘッドとか、距離の色マーカーとかで分かりますからね、基本的には。
(現在実はベータ版のモニターに参加して、実用体験中です。 バグ探しや、新たなFeature(機能)を提案したり、フォーラムに参加している格好です。(^^))
出てくるのがGoogleマップの航空写真なので、この辺は本当にすごく役立ちます。
グリーンの真後ろに高めの木があるのがレイアウト写真で判るでしょう?
で、逆光の中、左右に動いてみて、ああ、あの辺が後ろの木か。ってジャッジしまして。
このアプリはいいですよ、無料ですし。
(話いきなり変えましたが。(笑))
5/26/2010
プル角がわかりません → ました。
前回の記事で、もしかしてプル角?とか書いてみたんですが、ちょっと調べてみようと思ったら、余計に訳が分からなくなってしまいました。(x_x)
ざっと検索して読んでみたプル角についての説明がされているところを列挙してみます。
教えてgoo 「プル角ってなんですか?」
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3690657.html
ここでは、かなりのメーカ批判が展開されていますね。
・・・ちょっと疑問。
シャフトの入り方
http://www.wafu.ne.jp/~don/tng/gear/gear61.html
こちらはドライバーの例ですね。
ドライバーのフックフェースは、ヘッドが大きくなって重心距離が長くなり、MOIが大きくなってローテーションによってヘッドをスクエアに戻してくるのが間に合わなくなるため、あらかじめフックフェースにして帳尻を合わせています。
一時期は嫌われていましたが、今ではプロモデルでもフックフェースのものが少なくありません。
(ただし例えば私の愛用しているFT-3などはTourラインの8.5、9.5、10.5度ロフトのものはスクエアから-1度とかオープンになっています。 コンポジット・ヘッドで、重心距離が昔のパーシモン並に短くしてあるからです。)
でも、アイアンとは事情が違うような・・・。
KUTSUMAオリジナル SW
http://www.interq.or.jp/world/eliot/henaiteki/kutsuma/kut001.html
どれがスクエア?
http://www.wafu.ne.jp/~don/new/gear/gear020307.html
どうもですね、総合してみますと、スコアラインを目標にあわせソールを座らせたときに、シャフトが左から入っている角度がプル角、と言うことらしいです。
右から入っていれば、マイナスのプル角(プッシュ角?)。
さて、そういうことでこちらの写真をご覧下さい。
左がプル角の付いたアイアンで、右がほぼストレートか若干マイナスのプル角が付いたアイアンです。
・・・そんな訳ないですね。(スミマセン )
これは両方同じクラブです。
こういうふうに写真を撮りました。
いまいっちょ、もやもやしますねー。
ちょっと考察してみます。
trimetalさんと少しコメントでやり取りさせていただいたんですが、構造を単純化して考えてみます。
お箸がシャフトで、名刺がアイアンのフェース面だとしますね。
赤い丸が付いている1点で接触しています。
(私の手が邪魔ですが、無視して下さい。)
クラブフェースとシャフトの関係は3次元的ですが、立体的に3つの軸に分けて考えてみます。
ロフト角方向の黄色の自由度をx軸としまして、ライ角方向の水色の角度がy軸とします。
残る方向z軸の自由度はお箸を軸にしたピンク色の回転方向になりますので、シャフトが断面が円の棒である限り、変わって来るのはグリップの向きだけ、と言うことに。
まぁ逆に言いますと、クラブフェースとシャフトの位置関係は、ロフト角とライ角のみで決まってしまうと言うことです。
アイアン・フェースとシャフト“のみ”の関係に限っては、プル角は物理的に存在しません。
ますます府に落ちませんね。
上記のリンクをよくよく読んでみますと、ソールの座り具合によって、ソールが一番しっくりと座る位置でスコアラインを目標に向けて、シャフトの入りを見るんだそうです。
ラウンドソールになっているアイアンではプル角が測定しにくい、・・・らしい。
で、もう一回、私がふざけて撮った写真を見ていただきたいのですが、左右の違いは、ソールの仕方だけです。
左はロフトが少し立っていて、右はロフトが少し寝ているだけの話。
芝の上ですと、どちらも特に座りが悪い感じはしません。
一人で写真撮ったぐらいですから。
それとこれ(構えたロフトの違い)って、バンス角の違いがそのまんまでるような・・・。
では、アイアンの座りとはなんなのか?
試しに、X-Tourと690.MBの両方のPWを、平らな滑らかなコンクリートの上でソールしてみました。
両方とも、少しラウンドソールになっていて、微妙なところだったんですが、どうやらしっくり座るところは、両方ともシャフトがまっすぐ見えましたから dead straight(ど真っ直ぐ)でした。
うーん、両方プル角0か。
(でもこれ、PWですよ?)
でも、ちょっと考えてみますと、どこの工房でも、グリップは真上がスコアラインが目標を向くような位置で装着してくれますよね。
そのグリップ位置でグリップして打つ分には、ソールがラウンドしていようと平らであろうと、自分の握った部分とアイアン・フェースの関係は一定です。
ソール形状は、クラブの芝からの抜けには影響が大きいにしても、フックフェースとかスライスフェースとかには関係なくないですか?
・・・尻切れトンボなエントリーですが、ここでいったん終わります。
追記します。
ちなみになんですが、和製英語と知りつつ、「pull angle」で検索したり、
意味合いから言って、「iron, hook face」で検索かけたりしてみたのですが、該当するような内容は今のところひとつも見つかりません・・・。
日本だけにある概念なのでしょうか・・・?
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さらに追記:
是非、コメントいただいたみなさんのご意見をご参考下さい。
コメント欄にて疑問点が解決したように思います。
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実は続編があったりします。 → 「 プル角のヒント?」
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8/20/2022
12年ぶりに追記しました。 --> 「プル角についてと、その他日本ゴルフ界に独特の表現」
5/25/2010
D-Chopにおける注意点。
まぁ、これは自分用のreminder (←思い出してねの意)といいますかメモといいますか。
我がブログをふと見ると、極端に記事数の少ないカテゴリーが。
「ショートゲーム」か。
・・・そうなんだよね、あんまし上手くないもんねー。
い、いや、それではいけない!
最近ちょっとマシにはなってるじゃないの!
と、自分で自分を鼓舞しつつ、・・・でも書く内容は忘備録程度。(^^;
まぁ、慌てずに行きます。
デーブ・ペレツのショート・ゲーム・バイブルもあるしね!♪
表題でやみくもに、D-Chopって言いましても、最近お越しになったお友達のみなさんには、なんのことやら??だと思います。
(2年も前の記事ですからね。)
そうでなくても、ダニエル・チョプラ・プロのことかな?ってピンと来る方もちょとマニアック。(笑)
(ひゃっぽさん、貴方のことです。(笑) ・・・素敵。♡)
私は、川端太一の「羅綾(らりょう)」じゃないですけど、(ブログを始めてから特に)ショットに(勝手に)名前をつけるようになりまして(元々子供の頃から、そういう「なになに作戦」みたいなの好きでしたしね。(^^;)、
「D-Chop」 はレッスン番組のダニエル・チョプラ登場の回を見て導入した転がしのアプローチです。
「D-Chop (ディー・チョップ)」の他には、
「LH-8 (リトル・フッキー・エイト)」とか、
「SLJ (サミュエル・L・ジャクソン)」とかがあります。(笑)
あと、打ち方ではありませんが、「鉄道線路効果 (Train track effect)」とかも。
ここに必殺の「羅綾もどき」(正確なロブショット)を加えたいところなんですが、私にはまだちょっと無理。
で、今回の記事では、新しい技はまだ仕入れていません。(x_x;
先日、ついつい機能的美しさにほだされて購入してしまった609.MBアイアン・セットのPWを試し打っていて、自分でブログに書いていたのに忘れていたことを思い出しまして。
やけに左に行ってしまっていたのでライ角を調整してもらいまして、なかなかいい感じになって来たのですが、なぜかD-ChopでキャリーがX-Tourに比べてやや増えてしまうために少ーしオーバー気味に出てしまうのと、もうひとつ、1歩ぐらいとか右に外れてしまうケースが多発。
キャリーの増加についてはバンスとかの影響もあり、下の芝の種類でも違ってくるかと思いますので、まだ今後の調整が必要です。
まぁ、調整はまず鉛テープで振った感じのバランスを50度や54度のウエッジと並ぶように変えていくことが最初で、バンス角いじったりはしませんが。
で、後者の右へ出てしまう件で、「あ、そだ。!」と思い出したことがありまして。
この記事の一番下の写真です。↓
記事中にも説明書きされていますが、スコアラインは左に向いて見えますが、これがスクエアなのです。(短くパターのように持っていて、目の真下にクラブフェースがありますので。)
・・・忘れていました。
方向指示ティーはちゃんとカップ方向を向いています。
たとえば、同じ記事の中のこちらの写真は、(PWではなくてSWですけど)
これでスクエアです。
スコアラインも自分から見て目標に直角で方向指示ティーは目標の右上を向いて見えますが、実は真後ろから見ますとカップの方を向いています。
私はシステムを出来る限り単純化するためと、そして(練習で正確性をあげるのが大変な)ストロークの方はともかく、せめてセットアップを正確にすることで確率を上げて行くように考えています。
ですから、PWでのパター・ストロークによって実行するD-Chopでは、長さをパターと同じになるようにグリップして構え、ボール位置もパターと同じく目線の真下のライン上(通常のウエッジ・ショットよりもシャフトが短い分、自分の方により近い)に置くようにしますので、スコアラインの見え方が全然違ってくるんですよね。
完璧に忘れてました。(x_x)
(注: これは「見え方」だけの問題で、「クラブを被せて構える」と言う意味ではありません。 見え方には、スタンス、ボール位置、構え方、頭の位置などで個人差がでます。 あくまでも私の場合の見え方の問題です。)
方向指示ティーのような方法か、コーチに後ろからスクエアをチェックしてもらって、自分の目の位置からの見え方をチェックなさることをおすすめします。(^^)
ちなみに、今回の690.MBのPW(右側)では、こんな感じです。
左がX-Tourで、右が690.MBです。
二つのアイアンの形状や大きさは非常に似ています。
トゥの上側の先端の形が若干違うのと、トップブレードの厚みが若干違う以外は、本当によく似ています。
まぁ、逆に言いますと、それが新グルーヴ・ルール適合機種で探した時のポイントだったわけですが。
しかしこの写真を見ますと、けっこう違って見えますね。
そして、両者のロフト角/ライ角は、同じ工房で同じ数値に揃えてあります。
かたやキャビティで、かたやマッスルバックですが、重力でバランスさせた時のフェース 重心アングルもほぼ同じです。(hidedonさんからご指摘いただいて修正しました。ありがとうございます。)
ですから、普通にソールして普通に打つときに構えた感じには、ほとんど違いは出ません。
こっちの写真は、左が690.MBで、右がX-Tourです。
いわゆるソックリでしょ?
ははぁーん。
これがもしかすると私が今まであんまりちゃんと理解してこなかった、プル角と言うやつかな? (←違うことが後から判明しました。追記。)
普通に打つとむしろ左へ行きやすいのに、逆にD-Chopを打つと右へ行くのはこれか。!
逆に言うと、690.MBの方が弾道が高く上がりやすくてむしろX-Tourよりも掴まりやすいクラブに感じるのも、これかな。(メモメモ)
えーっと、お話がなんか違う方向に向かってしまったので、今回はこのぐらいにしておきます。(^^;
要するに、方向指示ティーの指す方へボールが飛ぶのは厳然たる事実ですからね。
5/24/2010
トニー・ロモ、USオープン最終地区予選に駒を進める
今年(2010年) ペブルビーチで行われるUS Openへの出場に向け、
NFLダラス・カウボーイズのスター・クォーターバック、トニー・ロモが、テキサス州のローカル・クオリファイアーに出場し、-2アンダーの69でまわって、4人によるプレーオフの末、最終地区予選へ駒を進めました。
ついこの間、殿堂入りワイド・レシーバーだったジェリー・ライスがネイションワイド・ツアーに挑戦したものの、ぼろんちょろんに崩れてしまったのをお伝えしましたよね。
上手いプレイヤーとトーナメントで強いプレイヤーは別物だ、っていうお話でした。
関連記事:「ジェリー・ライス、ツアーに挑戦」
しかし、トニー・ロモは少し違ったようです。
この時のコメント欄で、サンディエガンさんから、
>技量的にはトニー・ロモの方が予選通過のチャンスありそうです。
というコメントをいただいていたんですが、やはりサンディエガンさんの目は確かでしたね。
記事には、17番で11m半のバーディーパットを決めたのが大きかった、と本人がコメントしたこととかいろいろ書いてあります。
プレーオフ最後のホールは、もうあたりが真っ暗だったらしいんですが、残った3人で合意して強行したのですね。
それで、表題に ...with late comeback とされています。(^^)
最終予選会のテキサス地区は、6月7日から、Woodlands, TXの
The Club at Carlton Woodsで行われるそうです。
ペブルビーチに出場出来ることになったら、まさに夢の出場ですね。
関連記事2:「USオープン・チャレンジ (’08)」 ←トニー・ロモがプレーしています。
***
結果報告、アップいたしました。
こちら。
↓
「トニー・ロモ、最終クオリファイアー完遂できず。」
5/22/2010
パット数減にとても効率的なパット練習
今回のはすごいですよ。
パッティング・ストロークの世界観が変わります。
驚かないでね。(笑)
私のブログのパッティング・カテゴリーの記事を読んでくださっている方には重複した内容が多くなって申し訳ありませんが、一応分かりやすくするために「復習しながら」になりますので、ご了承下さい。
そしてお話はいつもそうなのですが、私が学ぶと言う姿勢で進みますので、誰かに教えるとか、私がパッティングが上手いとかでは全然ないということには、くれぐれもご注意下さい。m(__)m
パット数を減らすためになすべきことは、
(ここではショート・アプローチをベタピンに付けるとかのパッティング以外のファクターは一応除外しておきます。)
今、どのくらいのパット数か?
どの辺りのパットを減らすと一番効果的か?(Long/middle/short?)
3パットを減らすには?(4パット以上を絶滅するには?)
1パットを増やすには?
というあたりのことを自分なりに整理し把握しておきますと、よりハッキリとしてきます。
ちなみに私のパット数の平均は現在、
2008 33.53
2009 32.22
2010 32.00 (5/16現在)
といったところになっておりますが、この数字はショート・アプローチの出来が数字に入って来てしまうデータですね。
私の場合ですが、自分の中では明確に、
1. まずは長距離の3パットを極力減らし、
2. 次に中・短距離のダウンヒル・スライダーで叩くのを避け、
3. その次のステップとして(条件の良い)短・中距離の1パットを増やす。
という風に取り組みの段階を整理して考えています。
ズバッとバーディーパットを決めることよりも、とにかく3パット以上を避ける、という作戦で、パット数のトータルを減らすことを優先し、その後に、運良くカップインする数をちょっとずつ増えるように取り組んで行く方針で、
ばんばんバーディーを決めて行くレベルのプレイヤーさんには全く用のない取り組み方だろうと思っています。
---
さて、取り組みの本題に入ります。
まずは、
A. スピード >>>> ライン
「距離のコントロールは、ライン出しの4倍大切」という記事に書いた内容が基本になります。
ほとんどのアマチュアがパッティングの練習をする際に、「ライン出し」の練習になんと90%以上の時間を費やしてしまう傾向があり、スピード(距離)のコントロールをする練習はなおざりにされてしまっているという事実は、本当に勿体無いことなのですよね。
4倍大切なことの練習が、わずかに10%だけ。
非効率だと思いませんか?
同じ距離を何度も何度も何度も繰り返してパット練習する練習は、まっすぐに打ち出すライン出しの練習が主になりますでしょうか。
もっとも、その何度も練習した/打った距離に強くなる、という意味では距離の練習をしていると言えなくもありません。
しかし、さっきからずーっと同じ振り幅、同じテンポ、同じスピードでストロークすると言うことは、比較的3-4球目からボールがだんだん揃ってき易いというのも事実でしょう。
だがしかし、ラウンドのパッティングはいつも1発勝負。
その時に、的確なスピード(打つ強さ)でストローク出来るかどうか?
次に思い出していただきたいのは、
B. オプティマム・スピード
デーブ・ペルツが、100,000球以上のパッティング・データを採って導き出した目安の数字で、
速いグリーンであろうが遅いグリーンであろうが、登り傾斜であろうが下り傾斜であろうが、カップにボールが吸い込まれる確率が一番高いのが、カップを17インチ (約43cm) 通り過ぎる強さで打ったボールです。
その打つ強さをペルツは、オプティマム・スピードと呼んでいます。
(スパイク後や足跡自体の作る微妙な段差の影響などで弱いタッチのパットが外れやすいことを考えると強く打った方が受ける影響が少ないわけですが、一方で下りなどでは特にリップオフしてしまったり、カップの上を通り過ぎてしまったり、強いために外れる要因もたくさんあります。
つまり丁度カップに届くスピードが一番入るというわけではないし、1mも2mもオーバーするスピードも確率が高いわけではない。
どのような場合でも、17インチオーバーするスピードが一番カップインする確率が高いというのが、十万をはるかに越えるデータを採って探し出した結論だそうです。)
少しsimplify(単純化)しすぎているところもあるのですが、それはさておき、長い距離のパットでも短い距離のパットでも、カップ周辺まで来たときのカップに入りそうなボールの挙動は、実は全く同じです。
ですから応用範囲はとてつもなく広い無限大です。
例えば登りのラインで、カップまで丁度のスピードで打つ強さと、カップを17インチ通り過ぎる強さの差は、下りのラインでカップまで丁度のスピードで打つ強さと、カップを17インチ通り過ぎる強さの差よりもその分大きいわけですが、結果的に17インチの差で打てばいい訳で、上り下りに関係なくオプティマム・スピードが決まります。
曲がるラインには、カップインするラインが打ち方によって複数あることはよく知られていますが、オプティマム・スピードで打ってど真ん中に入るラインは1本しかありません。
このラインを読みの中心に据えることが、次の項目にも効いてきます。
C. パター・フェースのセット >>>> ストロークの正確性
このお話は、「ペンデュラム+アームマッスルのミックス・ストロ-ク」という記事にちょっと書いてあります。
パター・フェースをキチンとオプティマム・スピードのエイミング・ラインに合わせることができれば、あとはストロークが多少インサイド・アウトであろうがアウトサイド・インであろうが、最大起きるブレは17%程度です。
これに対して、パターのフェース面の角度が狂った時にボールの出て行く方向に与える影響は83%もズレが生じる結果になります。
つまり、キチンとターゲットに構えることができれば、あとはスピードを適正に打つだけでかなりの確率で良いパットを打つことが出来ると言うことです。
ところが、大半のアマチュアはA.のところでも書きましたように、パットが外れた原因を、目に見えやすい「Pullした」「Pushした」というところに求める傾向にあり、実はそうではなくてスピードが合っていなかったのだ、ということになかなか気が付かないのだそうです。
D. 「subconscious」 v.s. 「conscious」
このお話は、「ダウンヒル・スライダー その1」と、「ダウンヒル・スライダー その2」という記事の中で触れております。
なるべく、「subconscious」と「conscious」がぶつかり合って戦わなくて良いように、「subconscious」と「conscious」が協力しあって補正しあえるようにするために、本当のエイミング・ラインに近いラインを意識して構える、ということがとても重要になります。
手酷いミスにつながりにくくなるんですね。
3パットはともかく、4パットが起きてしまう裏には、必ずこの「手酷いミス」が原因になって来ます。
さて、上記A.-D.を踏まえ、肝心のスピード(打つ強さ)をコントロールする方法論としましては、
ノリさん、golfreak銀さんと、私、それとコルレオーネXさん、そしてGGさんの場合、デジタル・パットという方法に取り組んでいるわけです。
この、「テークバック相関グラフ」という記事に、その辺のノウハウがまとめてありますし、このブログのサイドバー・メニューの右上の方、ノリさんと
golfreak銀さんのブログへのリンクを辿っていただけますと、テクニックの真髄が惜しみなく書かれております。(^^)
さて、以上の事実を踏まえまして、今回用意しましたのが、上の二つの写真に写っております、パッティング練習用の小道具です。
グリーン上に、仮想カップじゃないけど、勝手に置いちゃうんですね。
平ぺったいので、カップ・インしません。
(両方とも、旗が立っていない領域に置いています。)
これを使うと何が良いかと言いますと、カップのど真ん中を通過したボールがどこまで遠ざかるかを知ることが出来るんです。
そう、重要なのはスピードのコントロールです。
そして、どこで止まるか?を見るために、ボールを最後止まるまで見据えることになります。
(ここの→ 「フィニッシュの重要性」という記事に、その辺の効能が書いてあります。)
コロン!って音が聞けないのは寂しいですけど、ボールを拾い上げる必要ないですしね。
外れたパットと入った(と思われる)パットで、カップ後のボール軌道がどう違うかも見えます。
まぁ、あとは、練習グリーンで空いてるカップがなかなか無いような時でも、自分専用空間を作れる、って利便性もあったりします。
とにかくラインにパター・フェースをしっかり構え、スピードをコントロールする練習に主眼をおいて、パッティング・ストロークを練習します。
ボールの止まるところまでよく見る。
subconsciousとも会話している気持ちになって、一回、一回、 丁寧にルーティンとリチュアル、少なくともリチュアルを行うようにすると良いです。(←これは経験談。)
5/20/2010
エリカ・ブラスバーグちゃんのメモリアル
娘に絵本を読んであげていて、シンデレラの本名が、「Ella (ギリシャ語の名前で、torch(トーチ)とかbright light(明るい光)という意味。)」だったと言うことを初めて知って愕然としたやきそばパンZです。
そう言えば、「灰かぶり姫」とか聞いたことがあったような無かったような・・・。
Cinder(暖炉の燃え残り)+Ellaで、Cinderella(シンデレラ)だったのか。
舞踏会に行って幸せになった後は、Cristalellaとかとかに変わってもいいのにね。(^_-;
「『Happily ever after.』とか言うけどね、王子様と結婚して宮殿に入ったりしたら、実はその後が大変なんだよ! 継母からは逃げてね、仲良しだった動物たちと暮らして、しがらみのないイイ男探した方がいいんだぞ。」って、まだ3歳なのに言って聞かせてあげる私は、とても良いお父さんです。 ♡
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※前記事 (←クリック)
・・・
エリカ・ブラスバーグちゃんの育った地元、コロナにあるイーグル・グレン・ゴルフクラブで行われた、memorial (追悼式)に行ってきました。
メモリアル(悼む会)は、プライベートで行われるburial(埋葬)に先駆けてゴルフ場で行われました。
お花だけでも。って思いまして。
イーグル・グレンというゴルフ場には、3-4年前に日本からいらしたお客さんとの接待(され)ゴルフで一度ラウンドしたことがあります。
山に囲まれていて、valley(谷)の底のところに配置されている平らなホールと、山間から打ち下ろすようなホールとが、混在している、なかなか機微に富んだ、よく手入れされたコースだったように記憶しています。
Eagle Glen Golf Course
http://www.eagleglengc.com/
画像をクリックで拡大します。
今度また、ゴルフしにこなくっちゃ。
こういった会でもあれですね、アメリカ人のスピーチってのはどこかで観衆を笑わせないといけないようですね。
ある意味、非常に感心いたします。
もちろん、泣きながら思い出を語る友人もあり、いろいろな方がスピーチしている様子でした。
私は時間もあまりないので、10分ほどしか会場に居ませんでしたが。
(それとあれですね、こんな日にもレンジでボールを打っているマイペースなゴルファーのみなさんもいらっしゃるんですよね。 まぁ、アメリカってのは基本的にそういうところですけど。)
テレビ局とか、報道陣も詰め掛けていましたけど、そこになぜか救急車と(白い)消防車が来ていますのは、会場で倒れちゃった方が居らしたからなんです。
大丈夫だったかなぁ。
お花は、会場の係の方(か親戚の方かゴルフ場のパーティーの係の方かよく判りませんが)らしき方に、
「私は一介の町人ファンなんですが、お花を献じたいと思いまして。」
とお話をしまして、
「分かりました。他のお花と一緒に献花いたしますね。 カードは付けなくてよろしいのですか?」
「あ、いえいえ、私は馬の骨ですので。」
というやりとりをして受け取っていただき、会場をあとにしました。
ご家族、とくにお父さんのお気持ちは、計り知れません。
本当に可愛い、若くて将来のある惜しいゴルファーを亡くしてしまいました・・・。
R.I.P.
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追記: 5/22/2010
ゴルフ・ダイジェストのサイトに、エリカのメモリアルについて書かれた記事が載っていました。
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追記: 7/14/2010
エリカの誕生日に、お父さんのメルさんがTVでインタビューに応えました。
「Erica Blasberg's Dad Wants Answers」
まだ、ハッキリした死因や自殺か他殺かなど、結論はお父さんにも知らされていないようです。
亡くなった2日前にもゴルフを一緒にプレーし、なくなった翌日にエリカを訪ねて9-1-1をコールした地元のトーマス・ヘス医師が、容疑者として警察の家宅捜索を受けましたが、この人の関わりも発表されないまま。
何か知っているのに口を開かず、お父さんにお悔やみの言葉のなかったこの医師を、殺人犯だとはまでは言わないが、こういった面もある人物だということは知ってもらいたい。というようなことも話したようです。
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追記: 8/25/2010
さらに続報の記事が出ました。
↓
「エリカの死因特定のニュース」
5/19/2010
PGAウエスト (ジャック・ニクラス・トーナメント・コース) -2
前記事、「PGAウエスト (ジャック・ニクラス・トーナメント・コース) -1」の続きです。
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PGA WEST (Jack Nicklaus Tournament Course)
http://www.pgawest.com/club/scripts/library/view_document.asp?GRP=13092&NS=PG&APP=80&DN=NICKTOURN
コース図
ジャック・ニクラス・トーナメント・コース・レイアウト図
あとでスコア記録にも出てきますが、この日はドライバーも非常に調子よくて、DAPスコアのポイントが、完全なアイランド・グリーンがある15番ホール(Long Island)パー5において、どヒールで打ってしまいフェアウエー中央の細長い砂地のウエスト・エリアに落ちてしまった「1」ポイントのみ、と、かつて無いくらい良い出来でした。
そのティーショットをミスったホールはこちらです。 15番ホールのパー5。
画像をクリックで拡大します。
バンカーなのか、ウエスト・エリアなのか、区別がつきにくいのですが、どうやらレーキが一切置かれていないのがウエスト・エリアのようですね。
ウエストエリアは青ティーからですと216yのところまで食い込んでいるとヤーデージ・ブックに書いてありますので、このショットは190ぐらいしか飛んでません。
コース図を見ますと、
アイランド・グリーンですね。
私は2打目をウエスト・エリアから、幸いあごからは離れていましたので、ユーティリティーの4番の3/4で打ちました。
このショットですら、窪みは背が高くて完全なブラインドになりますから、池に入れないように池の右側のエリアに向けて慎重に打たねばなりません。
そんな訳で、3打目には190yも残ってしまったんです。
一日中ショットが調子良かった私は、これを3Wで強引に狙いに行きました。
(今思えば止めとくべきでした。(笑) (^^;)
ボールの下の芝の状態はフェアウエーの良い状態だったのですが、スタンスが左下がりの前上がりの複合傾斜で、スライス目に行くのかフック目に出るのか、微妙なところでしたので、レイアウト上フィットする低いスライス系を想定して構えました。
が、これは考えすぎも手伝ってトップしてしまい、あえなく池ポチャに。
(ボールは回収出来ました。)
残りが100yになるように下がった位置にドロップ。
PWで打ちましたが右に流れてしまって15歩(約10m半)も残し、2パットでダブルボギーにしました。
調子は良かったんですが、ドライバーをミスったばかりなんだから、自重するべきでしたねー。
この日は2打目のグリーンへのアプローチ・ショットなどでも(長めのホールでのユーティリティーや、短めのホールのショートアイアンなど)、とても気持ちよく打てていたんですよね。
ですけれども、少しでもブレてグリーンを外しますとグリーン周りの深いditch(窪み)に落ち込んで行ってしまいます。
そこからは、チップショットは使えず、難度の高いピッチ・ショットが要求されてしまうんです。
グリーンは硬く、アンジュレーションに富んでいましたが、スピードはそれほど高速ではなく、私の慣れ親しんだスピードでした。 ちょっと見た目とのギャップに驚いたぐらい。
あと少し、続きの写真をご紹介していきますね。
8番ホール(Lilly Pad)のパー3は半島グリーンです。
それも、ピート・ダイ方式のグリーンと小さなバンカーだけでスポンと切れていて木の板で囲ってある方式です。
青ティーからは、143y。
画像をクリックで拡大します。
半島ですから、(TPCソーグラスと違って)奥はセーフな訳ですが、その奥には5つのバンカー群があって、一番大きいヤツには緑の島まで出来てますから、とてもじゃないけど奥には外したくありません。
もし後ろのバンカーに入れたら、バンカーからのショットで後ろは全部水になってる半島グリーンのへさきにあるピンへ向かって打つなんて、ティーショットより遥かに難しいですがな。(笑)
写真に写ってるの見えますかねー、私のボール。
8歩(5m半)ありましたが、乗りましたよ!♡
正直、この下りのパットすら池が気になりました。(笑)
水に吸い寄せられる癖があって(笑)、苦手にしている友人は、結局ドロップ・エリアへ行ったんですが、これがまたすごいんです。
画像をクリックで拡大します。
ね?
ここからは75yぐらい。
グリーンの後ろオーバーしてもお水でしょ?
ここからのショットも相変わらずというかむしろ余計に難しいと思ったのは私の錯覚でしょうか?(笑)
(でもね、レイアウト図を見ますと実はこの向きにグリーンが一番長く出来ているんですよ。(^^) よく考えてありますね。)
もうひとつ、3番ホール(Pyramid)のパー3、163yも難しいホールでした。
ピンの位置が奥目で、GPSでは179yとなってました。
画像をクリックで拡大します。
まだ早朝で空が少しだけ暗いかな。
ちょっと実際の距離より遠く見えましたね。
バンカーの間に見える花道のところは、(というかグリーン内の手前の部分で折れ曲がっているんですが、) ボールがつつーっと手前に転がりでてしまう急斜面になっていました。
ホール名の由来は、グリーンの奥、ピン・フラッグの後ろに見えます三角形のコブというか、盛り上がりの形から来ているようです。
そして、最後になりますが、美しい最終18番ホール(Bear Trap)は、非常に難しい431yのパー4です。
レイアウトと、ティーからの写真をご覧下さい。
画像をクリックで拡大します。
これは、ニクラス得意のレイアウトと言ってもいいんじゃないでしょうか?
名前も「ベアー・トラップ」ですし。
確か石岡カントリーにもこんな感じのホールがありましたよね。
もう少し短かったかな?
ここは、自分の飛距離に合わせてAimingする(狙う)方向を変えて行かなくちゃならないわけですけど、なにしろ430yもありますから2オンで行くには私としてはドライバーを強振せざるを得ない状況です。
・・・でも、それは危険すぎますので、「ここは3オンできればよろしいよ。」と自分に言い聞かせながら(実際、一緒に行った友人には、写真撮りながら「ここはもうパー5じゃね?」と話していました。)、クラブハウスの左端ぐらいに照準して、スイング!
これがほんの少し右に出まして、そこからドローで戻って来て、今日一番距離の出たドライバーになりました。(^^)
危ないとこでしたが、ベスト・ポジションです。
残り175yぐらいでしたので、セカンドも思い切ってユーティリティーの4番でドローボールを打って攻めに行きました。
グリーンの奥寄り、9番グリーンとつながっている方にオンできまして、下りの16歩(約11m)はこの日最後のバーディー・トライ。
・・・は外れて(^^;、2歩(約1m半)もオーバーするピンチでしたが、この返しをなんとかねじ込んでパーで上がりました。
んー、全般に渡って絶好調だったんですが、スコアの方は、またしてもジャックにしてやられた感じです・・・。(^^;
5/18/2010
PGAウエスト (ジャック・ニクラス・トーナメント・コース) -1
日曜日、前から念願だったPGA WESTのジャック・ニクラス・トーナメント・コースに行ってきました。
PGAウエストは、パーム・スプリングス・リゾートにあって、ここの他にもグレッグ・ノーマン、トム・ワイスコフ、ニクラスの各プライベート・コース、それに、ピート・ダイ設計のTPCスタジアム・コースと、6コースに分かれていまして、まだ念願叶う、というところまではいっていませんが、嬉しいには違いありません。
パーム・スプリングスは片道2時間のドライブでやや遠いだけでなく、夏場は灼熱地獄の砂漠ですから良いシーズンが短いんですよね。
(それと、まともに払うと$高いです。)
朝3時半に起き4時前に家を出て、制限速度+4マイルぐらいでオートクルーズ、6時にはコースに到着です。
ものすごく気持ちのいいレンジでボールを20球ほど打って、6時半のティー・タイム。
画像をクリックで拡大します。
ただのレンジになんというアンジュレーション。(T_T) (感激)
2サムで乗用カートでしたから、スイスイですね。
10時10分にはラウンドを終え、名残惜しい道中ドライブ・スルーでオーダーしたタコスを食べながらまた2時間ちょっと(帰りの方がすこしトラフィックがあります)の運転、12時半までにはうちに着いていました。
(それから子供達を地元でこぢんまりと開催されていたクラシック・カーのショーに連れて行って、それからグローブを買って公園に行ってラジオで野球中継を聞きながらキャッチボール。 それから日系スーパーに週末の買い物に行って、夜は流石にバタン・キューでした。(^^;)
これが、クラブハウスのエントランスです。(^^)
画像をクリックで拡大します。
左側の写真の人物は、トム・ワイスコフですね。
PGA WEST
http://www.pgawest.com/
PGA WEST (Jack Nicklaus Tournament Course)
http://www.pgawest.com/club/scripts/library/view_document.asp?GRP=13092&NS=PG&APP=80&DN=NICKTOURN
私が一番行きたかったのは、ジャック・ニクラス・プライベート・コースの方でして、当日の朝までこっちだと思い込んでいました。(^^;
(予約取る人の苦労も察しなさい、って思いますので、不満はありません。 どっちにしてもいいコースですし。(^^))
ジャック・ニクラス・プライベート・コースは、ボブ・ホープ・クラッシックが行われるコースで、あのディビッド・デュバルが最終日59を出して逆転優勝したコースです。
それで、前日までウエブサイトでコース図をみて、Pro Tip (ホールのアドバイス)を読みながら、あれこれあれこれ妄想していたコースとは違うコースをラウンドすることになり(笑)、朝の待ち合わせも違う駐車場で待っていたりして、やや朝っぱらからドタバタでしたが、カートには3Dビデオでのコース紹介付きのGPSが付いていますし、ヤーデージブックも買えますし、はやる気持ちを整えつつ、レンジではウエッジを十数球とドライバーを5発ほど打って出陣しました。
(そうなんです。 プラクティス・グリーンが見当たりませんでした。 後で聞いたら、ドライビング・レンジの向こう側にあったらしいです。 スタート近くに無いのはちょっと珍しいですね。 ・・・よね?)
コース図
ジャック・ニクラス・トーナメント・コース・レイアウト図
この日に向けて私は準備を重ね(←またちょっと大げさです。(^^;)、ちょっと調子を上げていったんですよ。
いっつもニクラス・デザインのコースにはやられていますので。(笑)
しかし! そんな私の技術はまだまだ全然未熟でした。
美しくて溜息の出る、そして写真には表現しにくいコースのダイナミズムに圧倒されざるを得ないコースでは、・・・全然通用しない!
(楽しかったんですけどね。(^^))
まずはその象徴的な写真を。
13番ホール(Images)の378ヤード、パー4の3打目です。
ドライバーはまずまずで、ピンまで残りは約140y。 グリーンに向かって登っていますので、少し大きめのクラブを選んだつもりでで打ったアプローチのセカンドショットはわずかに右手前にショートして、コロコロコロコロ転がり戻ってしまい、こうなりました。↓
画像をクリックで拡大します。
ピンは、ちょうど写真では右はじの位置に切れてしまって写っていません。
54度のウエッジで、(あまり慣れない)フェースを開いたピッチショットを打とうとしている私の身長の、1.5倍位の高さはありますでしょうかね?
わずかでもグリーンを外すと、こうなっちゃうんですよ。(^^;
私の目線からの写真は、こうなります。↓
画像をクリックで拡大します。
一応、旗の頭が見えますね。
ご覧のとおり、比較対象物が無いと、写真ではダイナミズムが出ないんですよね。(すくなくとも私のカメラ知識ではムリです(^^;。)
でもね、写っている椰子の木がグリーンのすぐ向こうだってことを考慮してみていただくと、私の身長の1.5倍はありそうな落差を想像していただけるかも知れません。
一つ前の写真と同じ位置なんですよ、これ。 そう見えませんけど。
ボールの傍を横切る椰子の影とか、同じでしょ?
打った結果はこれ↓でして、かろうじて命拾い。(ホッ。)
画像をクリックで拡大します。
急いで登ってますねー。(笑)
ここから転がり始めたら、さっきより後ろに行っちゃう。
(結果的に4打目はパターでいけましたが、ちゃーんとD-Chop用のクラブも持ってます。(^^))
この写真も、綺麗ですし、恐ろしくて(笑)、ため息が出ます。↓
2番ホール(Top Gun)、398yのパー4です。
画像をクリックで拡大します。
グリーン奥、遠い方に乗っているボールが私ので、写っているのは友人です。
カートをグリーン脇まで運んでグリーンへ向かう途中に撮りました。
後ろの山々も綺麗でしょう? 空の青に映えて。(^^
それにしても、なんというアンジュレーション。(溜め息)
(手前に写っているカートのタイヤ跡は、我々ではありません。(x_x))
これはちょっとした段を降りる下りの18歩(約12m半)のパットで、恐る恐る
12歩ぐらいの強さで打ったら、1歩半(約1m)ほどオーバーしました。まずまずです。
次の写真も、綺麗で、恐ろしくて(笑)、ため息が出ますよ。
コースで一番距離が短い5番ホール(Wishbone)、320yのパー4のグリーン上で撮った写真です。
コース図もご覧ください。
グリーン手前に、グリーンよりも大きい巨大なバンカーがあり、フェアウエーにも細長いバンカーが斜めに横切ってますね。
考えた末、右側のエリアへドライバーを打っていきました。
ピンが手前ギリギリに切ってありましてね、わずか70yのアプローチとは言え、大胆に攻めるのはリスクが高すぎる・・・。
大きめに打つしかありませんよね。(^^;
画像をクリックで拡大します。
写真は、ホールを振り返る方向に撮っています。
私のボールは、写真手前に写っている方で、奥に10歩(約7m)の位置でした。
これね、なにげに写っている綺麗な写真ですけど、もしグリーンを手前にショートしてバンカーに入りますと、背の高さの3倍はあろうかというとてつもない落差のバンカーショットになっちゃうんです。(x_x)
写真でバンカーの左側に写っている段差と、その左の椰子の木の高さを見比べていただくと、少し感じがつかめるんじゃないかと思いますが、グリーン際が一番段差が大きくなってますからね。
友人はそのバンカーから、(信じられないことに)ご覧の位置にリカバリーしてきました。
友人なんか、段差に隠れちゃって写ってませんからね。(笑)
凄いショットでしたわ。(^^)
この日は、ドライバーも、3Wもユーティリティーもアイアンも、かなり好調でした。
パターもプラクティス・グリーンをミスしたせいで最初3ホールくらい戸惑いましたが、まずまず悪くありません。
(予想通りでしょうか?(笑)
長くなってしまいましたのでその2 に続きます。(^^;)
5/16/2010
特選 山形水ラーメン
ゴルフ・チャンネルの、ビッグ・ブレイク・シリーズの最新シリーズに、あのマリア・ベルチェノワちゃんが出場するようです。
これは録画して見ないといけないね!
追記: これ ↑ は誤報でした。
---
昨日のお昼はオフィスから程遠くないところにあるAoki Japanese Noodlesなる、如何にもハズレなお店に行ってラーメンをオーダーしてみました。
もう何年も存在は知っていても行かなかったのは、如何にもだったからです。(^^;
実際に行ってみますと、sushi(決して寿司ではない)はあり、Teriyaki-don(決して照り焼きなどではない)あり、Udon((以下略・・・)あり、と、いうお店で、
ラーメン系統は、Spicy Ramenと、Tempra Ramen。
・・・天ぷら・ラーメン?!
まぁいいや、「Spicyの方下さい。」
(韓国製のカップ麺とかでね、辛くて全部食べらんないけどけっこう味自体はイケるのがあるんですよ、たまに。 辛すぎないといいなぁ・・・。)
で、出てきたのは・・・、 「??」
「これ、天ぷら・ラーメンじゃないですか?」
「いいえ、違います。天ぷら・ラーメンにはShrimp Tempra (断じて海老天などではない)が入ってますから。」
「Spicyには、これが付きます。」と言って渡されたのが、なんか如何にも辛いですよ、な赤い味噌みたいなヤツ。
・・・。
やっぱりか。
しかしあれですね、天ぷらうどんは好きですし、あらゆるラーメンも好きですけど、天つゆ味の天ぷら・ラーメンってのがこんなに不味いとは知りませんでしたです。(^^;
いやー、まいった、まいった。
外人さんのすることですからね、勘違い的なことはあると思うんですけど、それにしても食べてみて分かんないもんかなぁ。 味の調和とかその辺の感覚がやっぱり違うんでしょうかね?
私はけっこうチャレンジャーな創作ラーメンとかも受け入れるクチで、草野球でよく行った環八の南のハズレ、ガス橋の近くにあったラーメン屋さんの「アラスカ・ラーメン」(冷たい(水出し?)スープで出来てて、酢が使っていなくて、夏限定商品だったと思いますが、すごく好きでした。)とかも、高評価していますし、なにも本格派ばかりが好みなわけではないのですが。
ああ、あのアラスカ・ラーメン、また食べたいなぁ。♡
冷やし中華とか、韓国の冷麺とかそういう感じが好きな方に受けるかどうかはわかんないですけど、酸っぱくないんですよね。
スープ味の氷とか浮かんでて。
そういえばですね、
この間ちょろっとご紹介しました/しませんでした Mizukiっていうカフェバーみたいな風情のラーメン屋さん、あれから玉砕覚悟で行ってみたんですよね。
佐野実監修とか、鳴り物入りで開店したわりには(橋幸夫の花輪とかエグザイルの花輪とか届いていたらしいです)、塩・味噌・醤油・豚骨と何ラーメンもいまいち、餃子もチャーハンもどれ食べても、・・・ものすごくいまいち。
なんでなんでしょうね?
でも、そういう訳で他が混む時間でもすごく空いてるから(笑)、待ったなしの小さい子供が居る立場からすると便利なので、もう4回行きました。(笑)
メニューの中には、スペシャル・ステーキ・ラーメンだの、とんかつラーメンだの、味噌トマト・ラーメンだの、豆乳ラーメンだの、キムチ・ラーメンだの、冷やしハヤシ・ラーメンだの、カレー・ラーメンだのって、頼む気さえ起きないラーメン・メニューがずらり。
・・・積極的には行く気しないです。
でもね、ひとつだけ、けっこうイケるメニューを発見しました。 :-d
さすが4回も行っただけある。(笑)
山形水ラーメンってヤツで、例のアラスカ・ラーメンを彷彿とさせる感じでした。
カツオと昆布、煮干、干し貝柱、スルメイカ、干ししいたけを22時間水出ししてから55分間煮出して、それをキンキンに冷やしたスープに冷水で締めた麺が入ります。 との説明が。
真ん中の白い山、大根おろしです。
なんか大げさに、長時間かけて水出しをして作ったスープがどうのこうの、って書いてありましてね、なんと$13.75もするんですよ。(x_x)
ジュース付けて税金とチップ払ったらもう、$20ですよ。 ラーメン1杯に。
アラスカ・ラーメンの3倍だもんなぁ、値段・・・。
不味いところばっかり紹介していても仕方ありませんので(笑)、まともな情報も。(^^;
ここにあります↓ランキングは、かなり同意できます。
(画像をクリックで元のサイト・トップに飛べます。)
2009 ランキング ↓
http://www.rameniac.com/index/comments/2009_kotb/#losangeles
誰が書いてるのか知りませんけど、なかなか公平な評価だと思います。
(TODOSさん、Jackさん、同じサイトのNY方面の情報はある程度正確でしょうか?)
みなさん、もしご旅行の際には、ご参照下さいですー!(^^)
5/15/2010
タイトリスト 690.MB アイアンセット
エリカ・ブラスバーグちゃんの事件、なかなか進展がありません。
↑の記事に、現在分かっている範囲での情報を追記して置きました。
引き続き、進展があり次第、情報をアップデートして行こうと思っています。
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1ヶ月ほど前に、「タイトリスト 690.MB の 2I」という記事を上げました。
それで・・・、これはやばいなー。
「出逢ってしまいましたね、僕たち。」
って感じで、とても状態の良い 690.MBの3番アイアン~PWのセットを見つけてしまったんですねー。(^^;
まぁご存じの方がほとんどだとは思いますが、このモデルはロングランで親しまれている、米国では特にものすごく人気があるクラブでして、必ず
後に名器と呼ばれることになっているクラブです。
現に、なかなか中古市場に出てこないんです。
ショップのスタッフの方から、「これは良いクラブですからねー。 よくこんなの出てたなぁ。絶対満足しますよ。」とか言われるまでもなく、すでにとっくのとうに買う体勢に入ってました。
2番アイアンを既に打ってますから、感触いいのは知ってますし。(^^;
画像をクリックで拡大します。
ドライバーとかウエッジとかパターは、スペアのものをただ絵的に挿してみただけです。(笑)
ちなみにバッグは、うちのゴルフしない奥さん用に?買いました(笑)、OGIOのDIVAってシリーズのスタンドバッグです。反対側に、取り外し可能のポーチが付いてます。
(OGIOのバッグ、私けっこう好きなんですよね。)
足にまだビニールついてましたね。(^^;
前の記事にも書きましたが、このクラブは新グルーヴ・ルールにはすでに出た当時のままで適合しています。♡
ちょっと歴史を見てみますと、オリジナルの690MBというモデルが出たのは2002年。↓
Titleist Irons History
http://www.titleist.com/historical_clubs/category.asp?cat=if
その後、680とか670が2005年に出ていて、660はその翌年の2006年デビューです。
690MB自体がよく売れたんですが、ロフトを1度立てライ角をアップライトにする依頼が多かったのと、2005年ごろのトレンドに合わせるのもあって、シャフトを1/8インチ長くして、690.MBとして、680MBと670MBと同じ2005年に、ドットを付けて改訂版を出したんですね。
(この辺りのことをご存じの方には、くどくなっちゃってスミマセン。(^^;)
スペックは、こんな感じです。 ↓
一方、2002年に出た 690MBの方のスペック (←クリック) は、こんな感じです。
クラブにはあまり浮気癖の無い私でも、これだけ条件(てか買う口実(笑))が揃っていたら買わずにはおけませんですね、さすがに。(^^;
画像をクリックで拡大します。
いやー、いいですわー。♡意欲湧いてきます。(笑)
まぁ、私にとっていいところは、今使っているX-Tourとスペックが非常に近いんですね。
ソールの抜け方とかは少し違うかも知れませんけど。
この際ですから、ロフト角とライ角は全部、X-Tourの数字に合わせてもらうことにしました。
X-Tourをカタログ数値どおりになるように調整してもらったのも同じ工房なので大丈夫でしょう。
グリップは、速攻すぐにお気に入りのヤツに変えてあります。♡
今日現在は、ロフト角ライ角調整に出ていまして、明日帰って来ます。
でも、打ちながら鉛を貼って調節したりしますので、余程のことが無い限りラウンド投入はもう少し先になると思います。
この辺は、バランス計で測って決めるんじゃなく、振りながら感覚的にやるのが良いように思いますですね。
前の持ち主はアイアンカバー付けて丁寧に扱っていたのでしょうか。
すごい数のレンジでの打ち込みとかもそんなにやってなかった風。
今度の持ち主の私も全然練習で打つ量が少ないですから(←さらっと言っちゃうのね。(笑))、(1本1本のカバーは使いませんけど)当分いい状態を保ってくれるんじゃないでしょうか。(^^;
X-Tourにする前はTitleistのDCIブレードのアイアンセットを11年間使っていましたので、実はTitleistロゴのバッグはすでに持ってます。(^^)
偶数番手は全部打ってみましたが、なかなかいい感触です。
まぁ色んなライで打ってみないと分かりませんですけれどね。
8番あたり、ちょっと左に引っかかった打球が多く出ましたので、やはりライ角調整は必要の様です。
ついでにX-Tourにスペックを合わせてもらえますから、
ちょうどいいです。(^^)
なんでいまさらそんな古いクラブを新兵器みたいにわざわざ記事で取り上げてるの?!。 ・・・って気づいてしまった方。鋭いです。
その通りなんですが、気が付かなかった方向でお願いします。:-p
5/13/2010
ユーコ・ミツカ事件へのアメリカ・メディアの反応(感想?)
この事件、私はよく存じませんでしたが、あちこちのブログで書かれていたものを読みまして、少しだけ関心を持ちました。
おおよそ、「処分が甘すぎる。」「JLPGAは自ら良い機会を潰してしまった。」というご意見が多いのかな、と感じていました。
その矢先に、珍しくもこの件をアメリカのメディアで取り上げられた記事を見ました。
(まぁ、半分ブログみたいな記事なんですが。 でも、良く調べて書かれています。)
こちら。 ↓
Golfer suspends herself for 11 tournaments
(自分で11トーナメント出場停止を課したゴルファー)
(写真をクリックすると、元記事に飛べます。)
ゴルファーって言うのは、大概自分に腹をたてるもので、黙ってメラメラする人も入れば、悪態付く人、クラブにあたる人なんてのも居ますが、11トーナメントへの出場を自粛するなんて話は未だかつて聞いたことがありません。
みなさんご注目下さい、この人です。
日本の、ユーコ・ミツカさんです。
・・・みたいな紹介をされていますね。(笑)
実は私もこの方の写真を初めて見ました。(^^;
(ちょっと とんまるきさん みたいですね。)
で、ひと通り、
スロー・プレーで2ストロークのペナルティを喰らい、腹を立ててクラブを捨てコースを後にした、
っていう風に経緯が説明されていまして、
JLPGAのレコードである2百万円(約2.1万ドル)を科せられたばかりでなく、なんと自ら11トーナメントへの出場自粛をした、
と。
(新人教育を受け直させられる件は書かれてません。(笑))
たしかにスロープレーとかんしゃくは両方ゴルフでは忌み嫌われるのは分かってるけどね、これにはちょっと驚いたし、正直、すごい奇妙だと思うよね。
って感想が述べられてますよ。
JLPGAのhead honcho (総 親分)、ヒサコ・ヒグチの
コメントとして、
"It will have a serious impact on her to miss these tournaments,"
(「いくつかのトーナメントに出場出来ないことは、彼女にとって深刻なインパクトがあるでしょうね。」)
"Let this be a lesson to other golfers."
(「他の選手へのレッスンにしましょう。」)
(No word on whether Higuchi wagged a finger while saying this, but it sure seems like it.)
(ヒグチがこれを言ってる時に人差し指を前後に振っていたかどうかは伝わっていないけど、目にみえるようだね。)
と、書かれています。
いや、そのジェスチャーはしないと思うぞ。(笑)
で、最後になかなか鋭いことが書かれています。
この罰金と処分は、やり過ぎのように見えるけれども、どうやらミツカ自身が、「you-can't-fire-me, I-quit strategy (『あたしを首には出来ないわよ。私辞めるから。』作戦)」の緩やかバージョンを使ったという可能性はあるね。
と。
(なかなか鋭いところを突いていると思います。)
で、こう〆てます。
JLPGAは、2006年にスコアカードの改竄が理由で、あるプレイヤーを10年間出場停止処分にしているからね。 ・・・これ、“年”だからね。 間違いじゃないよ。
どういう処分が下るか、何“年”になるか心配して待つより、傷口に自ら塩塗ってアピールしといた方がいいかも知んないからね。
みなさんは、いかがお感じになりましたでしょうか? (^^)
ご参考:
2006年に10年間の出場停止になった女子プロはこの方です。↓
キョンエ・イ (李慶愛; 日本名: 滝浪 愛) (wikipediaより)
もういっこ。
ご本人のブログです。
エルドラドの15番ホール
先だっての 「エル・ドラドの13番ホール」という記事で、ホール攻略法を考えてみました。 って記事を書いたのですが、その時に、このホールも写真を撮ってきました。(^^)
このホールは、私が苦手にしているこのコース全体をさほど苦にしていない友人が、なぜか大の苦手にしているホールです。
面白いことにこの間の13番とは逆で、このホールは私にとっては相性がよいホールです。
飛距離も同じくらいだし、同じフック系統の持ち球なのに。 ??
ということで、このあいだと同じ思考/志向でちょっと考察してみようかな、
という趣向です。♡
参照: エル・ドラドのラウンド記録の記事
13番よりも少し短い、377yのパー4で、グリーン左に池があり、グリーン手前をクリークが横切っているレイアウトの、実は決して易しくはないホールです。
(ちなみに白ティーからは362yです。)
今回は、先にまずレイアウトを見ていただきましょう。
このホールは、真っ直ぐで攻めることができますが、ティーショットがほんの少し左にカーブ、そこからグリーンまではほんのわずかに右に戻すような感じになっているんですよね。
今回も、カーソルを画面上に当てていただくと、理想的なティーショットでパーを取るルートを示した白線が出るようにしてあります。
ティーから見た景色はこんな感じです。↓
画像をクリックで拡大します。
ここも実は、遠方に見える右サイドの枝が張り出した木がちょっと曲者なんですよね。
ドライバーで打つあたりの距離に向かって木が迫っていてフェアウエーが狭まっているのは、遠近法だけが原因ではありませんで(笑)、レイアウト図の方でも見ていただけますとおり、右サイドから大きめの木が何本か張り出してプレッシャーを掛ける感じで実際にフェアウエーはグッと狭まっています。
私の友人の場合は、気持ち的に苦手意識を持ってしまっている感じで (私の13番みたいですね。(^^;)、普段打たないようなミスショットも飛び出します。
普段は、ドライバーの飛距離は私と殆ど変わらない距離を打てますし、アイアンなんかは逆にいつも私より1クラブ小さいのを選択して打ってるくらいですが、このホールに来るとドライバーは飛ばなくなるし、得意のはずの 3Wも曲がったりしちゃうんです。
ゴルフって、ホントにメンタルゲームですね。
グリーンと、フェアウエー右側の木と、グリーン左の池と、右サイドのフェアウエー・バンカーが見えるように撮った写真がこちらです。
画像をクリックで拡大します。
こう見ますとフック系の人にはなんとも邪魔な感じの木で、ドライバーが
200yぐらいしか飛ばないとえらい邪魔になります。
しかしながら、ベストのドラバーが打てて、あと+40~50y飛べば、上の白線のベスト・ルートのように
大きな木はラクラクと通過して、残りは、100~135yぐらいのアプローチ・ショットですから、さほど難しくはありません。
もう一度、レイアウト図で整理してみます。
緑色の楕円のエリアが、狙うべき“安全ゾーン”です。
対して黄色の楕円は特に注意すべき“フェアウエーでもトラブル”ゾーンです。
黄色線のようなスライスでイケないことも無くはないですが池越え、しかも池とグリーンの間には池の淵に岩とブッシュがあるていどでフェアウエイがありませんので距離の許容範囲がとても少なくて、距離的にも160~180yぐらいの中距離になりますし、たとえスライスが得意であってもとても狙えるショットではありません。
結局、図にマウスのカーソルを乗せると出てくるピンク線のように、クリークの前にレイアップして3オン狙いに切り替えることになってしまいます。
レイアップした場合に見えるグリーンと、左の池と、手前のクリークは、こんな感じです。
画像をクリックで拡大します。
この日のピン・フラッグ(グリーン手前寄り)のちょっと左の、手前寄りのところに赤杭が見えますので、池が少し食い込んできているのがわかりますね。
ウエッジって言うのは、一般的なミスとしては引っかかるミスが出やすい
クラブですから、少しプレッシャーになるかも知れません。
で、実はこのホールの攻略にはちょっとしたコツがあります。
画像をクリックで拡大します。
ここに書き入れました緑色の楕円のスペースを通るように低く打ちますと、あっさり木の向こうへ抜けてくれて、2打目がものすごく楽になるのです。
木の枝の下の空間の高さは、意外に高くって おそらく20数フィート(約7m)ぐらいあるんじゃないかと思います。
ですから、ドライバー・ショットが200y付近から向こうにかけて、弾道が低ければ木の向こうへ抜けていってくれる範囲は、けっこうフェアウエーいっぱいに使えるんですよね。
私の友人のドライバーの弾道はどちらかと言うと普通に高い方なので、右の木が必要以上に邪魔に感じてしまうんですね。
私は弾道が大概の場合は低めなので、狭くなっているフェアウエーとは言え、フェードも必要ないですしストレスなく打てるのが、功を奏することが多い原因のようです。(^^)
・・・とはいえ、実際にはティー・ショットが曲がることも多々あるわけでして、写真を撮ったこの日のラウンドでは、
(マウスのカーソルを画像に乗せて下さい。)
この図のピンク線のようにドライブが左へフックで、セパレーションの木の中へ丘を登りながら転がり込んでしまいました。
そこから木の間を回して8番アイアンで打った低く大きく曲がるバナナ・フックは、クリークを少しだけ越えたところの、グリーン右サイドのフェアウエーが作ってある部分に止まりました。
よく見えなかったのですが、クリークをバウンドで飛び越した可能性もあります。(^^;
グリーン手前から3打目のアプローチは、低く転がしを使うPWのチップ・ショットでカップの右手前1歩へ。
パーが拾えたのでした。
得てして、相性の良いホールって言うのは、こういうラッキーになりがちですよね。
「Golf is 90% mental, and the other 10% is mental.」とは、よく言ったものだと思います。
( ↑あれ?違うかも?(笑))