6/17/2008

USオープン・チャレンジ 2008



サンディエゴの名門パブリックコース、トーリー・パインズで行われた第108回のUS Openは18ホールのプレイオフでも決着の付かない、通算91ホール目のサドンデス・ホール(7番)で決まる劇的な勝利でタイガー・ウッズが優勝しましたが、その裏で今回はGolf Digest企画の興味深いイベントが実施されました。



ことは去年、タイガーへの質問が飛んだところから始まります。

ハンディ10のアマチュアがUPオープンのセッティングでトーリー・パインズをラウンドしたら100を切れると思いますか?という問いにタイガーは、「多分無理でしょうね。最後までちゃんとパットしてルールどおりにやったら、んー、まず無理でしょう。無理無理。」との見解でした。

ミケルソンやアーニー・エルスなどの他のトッププロもオープン前にGolf Digestに答えて、大半のプロが「全然無理。」って答えています。

アーニー・エルスは、「うちの親父はハンディ10のなかなかのゴルファーだけどね、US Openのセッティングだったら、110は打つだろうね。」と言ってました。


そんな訳で、「US Open Challenge」っていう企画が出来たんです。

参加者は、一般公募から書類選考された1名、それにNFLダラス・カウボーイズのクォーターバックのトニー・ロモ、インシンクのリードボーカルで俳優もこなすジャスティン・ティンバーレイク、NBCキャスターのマット・ロウアーの4名です。

一般公募の1名は、ジョン・アトキンス氏。 タバコを吸わないのに肺がんになり、闘病を経ての挑戦です。


記事はこちら。 ↓

http://www.golfdigest.com/magazine/usopencontest/2008/06/080606uscontest

UP Open直前の木曜日辺りに収録され、日曜日のUS Openの放送前に放送されました。


チャンレンジする4名の、USGAハンディキャップ・インデックスは、

トニー・ロモ: 2.2
マット・ロウアー: 5.6
ジャスティン・ティンバーレイク: 6.0
ジョン・アトキンス: 8.1

この日のトーリー・パインズは、コースレイティングがなんと79.7、スロープが153で、それぞれのプレイヤーのここでのハンディキャップは、

トニー・ロモ: 3
マット・ロウアー: 8
ジャスティン・ティンバーレイク: 8
ジョン・アトキンス: 11

と与えられました。

果たして100は切れるのか?


トニー・ロモは今まで何度かUP Openのクオリフィケイション(いわゆるマンデー・トーナメントの予選ですね)に挑戦したりしているほどのゴルファーで、100切りは間違いのないところですが80切れるかどうか、というところになります。


挑戦者以上にキャディさん達が豪華な顔ぶれで、マット・ロウアーのキャディを買って出たのが友人のグレッグ・ノーマン(そうです、あのホワイトシャークです。)、ジャスティンのキャディは名コーチのブッチ・ハーモン、アトキンスのキャディはスポーツ心理学者のボブ・ロッテラ博士。
(トニー・ロモのキャディは学生時代の友人です。)

記念すべきこのチャレンジにみんな準備万端です。
(トニー・ロモはNFLのトレーニングを抜け出てきた関係で、練習ラウンドなし。プレイベート・ジェットで乗り込みました。)


それぞれ、スタート前の目標は、

トニー・ロモ: 「80切れなかったらがっかりだね。」
マット・ロウアー: 「うーん、97かな。」
ジャスティン・ティンバーレイク: 「92かな。やっぱ94かな。」「どっちにします?」「じゃ、92で。」
ジョン・アトキンス: 「頑張って100切れたら、って思います。」

ということでした。


放送の方は、最初の2ホールは全員のショットを見せてくれましたが、あとは良かったショットを抜粋して1時間番組になっていました。


という訳で結果は

トニー・ロモ: 前半5オーバー、トータルは13オーバーの85でした。 さすがというショットが多々。
マット・ロウアー: トリプルボギー、ダブルボギーの苦しいスタート。
最終18番でやっとこの日初のパーを取って28オーバーの丁度100。
ジャスティン・ティンバーレイク: パーを3つ取るなどセンスの良いところを見せ、98で見事に100切り達成。
ジョン・アトキンス: 序盤4ホールは連続ボギーで上がって見せ、期待されましたが結局大叩きが続発し、42オーバーの114でした。


放送にはありませんでしたが、もう4人一般公募のチャレンジャーもプレーした様子で、それぞれハンディ8以下のプレイヤー(いわゆる日本で言うシングル)でしたが、95, 99, 101, 106だったそうです。


確かにハンディ10のプレイヤーは100切れなさそうですね。

タイガーの見解は正しかったようです。(^_-)


3 comments:

Anonymous said...

タイガーの72ホール目のバーディパットは見事でしたね。スターというかゴルフ史上に燦然と輝くであろう名選手と同時代に生きて、かつ文明の利器のお陰で彼のプレーが見られるなんてのは幸せですね

さて、このUS open の裏で行われた企画の記事を大変興味深く拝読いたしました

HDCP 2.2 が挑戦して85ですか
我々レベルでは100すら切れないってことがよく分かりました

Posted by:golfreak銀 at 2008年06月18日(水) 14:49

Anonymous said...

これは面白い企画ですね!
あのラフでは普通のアマチュアでは出すだけで精一杯でしょうね。
意外と飛ばないけど真っ直ぐいく年配者の方が100切りのチャンスがあるかも知れません。
しかし何とか乗せてもあのグリーンでは2パットでいくのも至難の業でしょうから、やはりハンデ10前後では無理ですね

Posted by:OKU at 2008年06月18日(水) 15:23

yspz said...

面白い企画でしたねー。

Golf Magazine誌を定期購読していますので、この企画があることは知っていました。で、楽しみに録画して見たんですが(この日は私もゴルフしてましたので)、もうちょっとアマチュアのプレー振りを見せて欲しかったなぁ、と思いました。
あまり恥はかかせないように、って配慮ですかね?

ゴルフ詳しい人なら85とか98は立派なスコアだって思いますけど、インシンクのファンとかにはわかんないでしょうしねー。(笑)

全ホール5番アイアンとかでティーショットしてボギー狙いで行けば結構いけるんじゃないでしょうかね。92とか。

解説のジョニー・ミラーが、「ここではボギーは良いお友達だと思ってプレーするといいと思いますよ。」って言ってました。(笑)

Posted by:やきそばパンZ at 2008年06月18日(水) 23:56