私は、パッティングする時に、ちょうどボーリングのスパットのような目印を見付けて、そこを目標に打っていきます。
もう20数年もゴルフをやっていて、今頃こんなことを検討しだすのもちょっと恥ずかしいものがあるのですが、どうやらラインの取り方に問題があったようです。
(単純な錯覚のミスとも言うべきものでして、こんなミスは、上手な方はやらかしていないものと思われます。)
golfreak銀さんとAL・BSパットの統計を取ってみたところ、確かにデーブ・ペルツの言う通り「アマチュアは9割方いわゆるアマチュア・サイドに外している」というデータが私にも当てはまっていることが判明しました。
そこで、ラインの読みが下手なのはそれはそれで甘受して受け止め(この部分はあくまでも私のお話でして、golfreak銀さんには当てはまりません。)、とりあえず統計を取りつつプロサイドに外す(というか、今までよりもずっとプロサイドを目標にしてパットする)数を増やしてみようではないか、という試みに取り組んで来ました。
思ったラインよりも(理由無くただただ闇雲に)膨らまして狙う、と言うようなことをやっていくうちに、下手なりにも段々とフィードバックが返ってきまして、A(Above:プロサイド)とB(Below:アマチュアサイド)の比率が半々ぐらいになるように調節していけるようにはなって来ました。
50:50ぐらいになるようにして置きますと、そのうちいくつかは運良くカップに飛び込んでくれるだろう、という作戦です。(笑)
まぁ、それはそれで、データを取ってフィードバックをかけていけばそれが経験になってグリーンの読みも良くなってくれるんじゃないか?って淡い期待でやって行きますが、それよりもそもそもすごい勘違いのミスをしていたことが分かっただけでも収穫だったと思ったりしてます。
こんなミス、私だけかなー?
例えばですが、こういうラインのパットが在ったとします。
写真をみて下さい。白い線が読んだライン、という想定です。
画像をクリックで少し拡大します。
写真上に書きました、黒い線(目印に赤い×印を付けてみました。小さくて見難いのですが。)と、ピンクの線(ほとんど白いラインと重なっていて見えにくいですが。)がご覧いただけますでしょうか?(ちょっと画像が小さいんですけど。)
私は知らず知らずのうちに、大体ピンクの線に構え、打ち出していたことに気が付いたのです。
白い線をラインだとしますと、そこに乗せていくためには、曲線の最初の部分の接線、つまり画像に入れた黒い線に打ち出していかなければラインに乗らないんですよね。
どうりで、B(elow)側のアマチュアサイドに外すケースが多かったわけなんです。
見やすくするために、図にしてみました。
先ほどの写真で言うところの白いラインがここでは黒いラインで、黒い線がこちらでは青い線で引いてあります。
左に引いた赤い線は、ラインのカーブの頂点に向かう直線です。下手すると、こんな方に打っちゃっていたケースも在ったかも知れません。(^^;
短く引いてあります、ピンク色の線は、先ほどのピンク色の線と同じく、ラインの最初の部分に合わせるように引いてあります。AL・BSパットをやり始める前は、ほとんどこの線に向かって打ってしまっていたと思います。
いくらなんでも赤い線は無いだろう?って思いますけどね、
試しに読んだライン(の曲線)を消してみます。↓
ね、赤い線でもおかしくないように見えますでしょ?
むしろ青い線はちょっと読みすぎじゃないの?って見えてきます。
来ませんか?(笑)
少なくともピンクの線に打っていくのは、このイラストだとなんの違和感も感じませんよね。
この辺の錯覚が、ラインの引かれていないグリーン上では結構起きているように思います。
あくまでも私の場合、ということなんですが。(^^;
お粗末さまでした。(x_x;