5/24/2009

誤球のプレーをやってしまった思い出


私は誤球をプレーして2打罰を受けた経験が(今のところ)1度だけあります。

かれこれもう10何年か前、ホームコースでの月例のひとつ、1/2の新年杯での出来事だったと思います。

まだハンディキャップは確か17で、月例に出始めた頃でした。

この頃は、スタートホールのティーショットは非常に緊張していましたし、競技にも不慣れで、周りは自分よりも上手くて年齢も目上の方ばかり。

ホームコースではちょいちょいあったコンディションなのですが、朝のスタートホールは霧に包まれていました。
2ホール目以降はいくぶん標高が下がるので、霧の影響はあまり無い、といった日が多かったのを思い出します。


この日は10番からのスタートで、距離の短い打ち下ろしのパー4です。

右の(というか正面の)高麗グリーンであれば、上手な人は直接グリーン・オンを狙えますが、凍ったグリーンの後ろはすぐOB。
ここのグリーンはずっと日陰になりますのでカチカチに凍っていますから、冬場にグリーンオンを狙って打てる人はそう居なかったと思います。
(ベントグリーンは左にぐーっとドッグレッグしたところにあって、直接グリーン・オンを狙える飛ばし屋の人はそう居ません。)


無理をせずに刻んでいくのが10番からスタートする際のセオリーですが、
2打めは押しなべて強烈な左足下がりのライになってしまうので、斜面でのショットが打てないと攻略できません。

打ち下ろしで230yぐらいの距離までいくと平らなライになりますが、フェアウエーの真ん中に横長のバンカーがあって、そこからグリーンは打ち下ろしのバンカーショットになってしまいます。
しかもこのホールに限っては、左足下がりのライにボールが止まるようになっていて、実質フェアウエーと呼べる短く刈り込んだ部分というのはほとんど無いのです。

右は大きく曲げるとOBですし、左に曲げても木の中に入ってしまって大きなトラブルになります。
なかなか厳しいスタートホールです。


さて霧の中のティーショット。
この日は右の高麗グリーンです。

私のホームコースには練習用のレンジが当時ありませんでしたこともあり、我々4人の組は、右へ左へとティーショットに苦戦。

私は無難に6番アイアンを打ち、ティーショットをフェアウエー真ん中に打てました。
他の3人は暫定球を1つ打った人が2人、1人は暫定球を2つ打ちました。
合計8球のティーショットが霧の中に放たれた訳です。

私がマーカーを務めることになった方は、1球目を右のOB方向に、2球目も右寄りに打っていました。

私はまず真っ直ぐに降りて自分のボールの位置を確認。
距離は満足に6番I の距離が出ていませんでしたが、フェアウエー真ん中の位置をキープしていました。予定通りですが、半分くらい芝に沈んでいます。

自分のボールを確認した後、他のみなさんのボール探しに参加します。
優先順位として、マーカーを務めているプレイヤーのボール探しを手伝うべく、右の斜面へと登って行きました。

1球目は結局おそらくOBで、2球目が見つかりまして、その頃には全員ほぼボールの捜索を終えていました。

やや気持ちが落ち付いて、自分のボールのところへ戻り、ボールが動かないようにアドレスして、肩のラインを極端な左足下がりの地面に平行にするように構え、グリーンに直接落とさないようにグリーン手前のところを狙って8番Iでスリークォーターショットをしました。

この頃の実力では、スタートからパーオン出来るなんていうのは上出来で、「やったぜ!」という気持ちでグリーンに向かったのでした。

グリーンでボールをマークして拾い上げてみて、びっくりです。

ボールが違うんですもん。(T_T)


私が右の斜面へ他の方のボールを捜索に行っている間に、左へ捜索に行っていた方が木の中に1打めを発見し、ご自分の暫定球を拾っていく際に誤って近くにあった私のボールを拾って行ってしまったようです。

その方はポケットを探った後、「あ!」っと声を上げ、申し訳なさそうに私のボールを差し出しました。


私は右の斜面へ捜索に行った後自分のボールのところへ戻り、急いで打ってしまったんですよね。
この時にちゃんともう一度確認するべきでした。
ボールは1個しか残っていませんでしたから、自分のボールだと思い込んでしまいました。


私のボールを間違って拾い上げてしまった人は無打罰、
一方私の方は、2打罰の上、

ただでさえ8球もティーショットを打って我がドローはすでに遅れている中、その方からボールを受け取り、斜面を駆け上がって2打め地点へ戻り、リプレースして打ち直さなければなりません。

後ろの組は霧でよく見えない中、イライラして待っているのは明白です。

若かったとはいえ、肩で息をしながら打った打ち直しの4打めがミスショットだったのは言うまでもありません。(笑)




1人だけティーショットを真ん中へ1球だけ打ち、2打めもグリーンオンに成功し、他の人のボール探しにまで貢献した私が、後ろの組の非難の視線を一身に浴びるなんて・・・、

しかも拾った人は無罰、私は2打罰、なんて不条理な世の中なんだ?!

・・・と思わずには居られないけど、どれもこれも打つ直前にもう一度ボールを確認しなかった私の責任です。


この経験がありまして以降、二度と誤球の間違いはしなくなりましたので、よい経験だったなぁ、と思うようにしています。(笑)


5/23/2009

ジョン・スモルツ投手


ゴム飛ばしの比喩の記事でも少し触れましたが、ジョン・スモルツ投手です。



Yahooスポーツにこんな記事が載っていました。

「John Smoltz has his eyes on a PGA Tour run (ジョン・スモルツがPGAツアーへの参戦を視野に)」

まぁこれは記事って言うよりブログですね。


MLBの野球を見る方はご存知だと思いますが、ジョン・スモルツ投手は、
200勝150セーブを上げた唯一のメジャーリーガーです。

wikipediaのジョン・スモルツ

1996年には24勝8敗、防御率2.94、奪三振はこの年最多の276個の成績でサイヤング賞(日本で言う沢村賞)に選ばれていますし、オールスターにも8回選ばれています。
昨年は通算3,000奪三振も達成しました。

ファストボールは98マイル(約157km/h)出ますし、スライダーは球界1でおまけにスプリット・フィンガー(日本で言うフォークボール)もありますので、打ち崩すのは容易ではありません。ていうか、コントロールがよいので
(3,000個超の三振数に比べてフォアボールはまだ1,000個にも届いていません)、崩れません。

引退後には間違いなく殿堂入りするピッチャーです。


ゴルフは相当の腕前で、タイガーにして「僕が見た限りでは、ジョンはPGAのツアープロ以外で一番上手いゴルファーだ。」ってことなんですが、ハンディは+2だそうです。
(本人は、「ハンディキャップ・システムとか意味ないでしょ。スクラッチかそうじゃないかだけだと思ってる。」って言ってますけど。)


上記ブログの元になったゴルフダイジェストのインタビュー記事がこちらです。

ゴルフダイジェストのインタビュー記事


いろいろ面白いやり取りがなされていますので、ご興味がある方はお読みになってみてください。

一部分だけですけど、内容をご紹介しておきます。


毎年2月の14日ごろにスプリング・トレーニングが始まる前の時期に、タイガーとラウンドするのが恒例になっているんですね。
アトランタのゴルフリゾートに住んでいるんですが、オーガスタでも5, 6回プレーしているそうです。

オーガスタ・ナショナルでのベストスコアは72。
2年前のスプリングトレーニングの最中で、マスターズの2週間前、タイガーと一緒に日曜日にラウンドしたのだそう。
ひどいゴルフで(ショットは調子よくなかったけど)23パットだったから。って言ってますけど、そのコンディションのオーガスタで72ってすごいですよね。


タイガーとラウンドするときは、いつもナッソーをやるんだそうです。
ハンディはフロント9とバック9にそれぞれ2枚ずつ。いつも3枚ずつにしてくれ、って交渉するんだけどくれないから2枚でやるんですって。


ベストスコアは、フロリディアンっていうゲーリー・プレイヤー設計のプライベート・コースのフルバックで2ラウンド、
38-30-32-33 = 133だそうです。
前の日にもラウンドしていて、63。

プライベートのコースで、コースの詳細はよく判らないのですが、レイティング/スロープが、73.5/138ですから、かなりタフなコースですよね。


最近仕上がったばかりらしいんですが、自分家の裏庭に20エーカーのゴルフ練習場を作ってあって、大きなパッティング・グリーンの他に、大き目のグリーンが2つ(片方のグリーンサイドには池もある)に9つのティーがあって、あらゆるショットの練習ができるのだそう。
ひとつのティーからは308yあって、グリーンに狙ってドライバーを打つことができるんですって。
すごいですねー。

ターゲットが無いと上手く練習できないんだ。 ・・・って、ねぇ。(笑)

裏庭の練習場


ラウンドでのホールインワンも5回経験あるそうです。

そのうちのひとつは、ラスベガスのシャドー・クリークの11番、327yのパー4で達成したそうですから、ダブル・イーグル(別名アルバトロス)ってやつですね。
これはすごいわ。


元々、大きなプレッシャーのかかる場面とかにはめっぽう強い現メジャーリーガーですから、引退後のプロゴルファー転向してもやっていけるんじゃないでしょうか。

体力的にも運動的能力的にも、PGAのツアープロの誰にも引けをとらないと思いますし。
むしろメンタル的にも強いかも。


本人は、「現実的にはシニアツアーに参加できるか?ってところだと思うけど、PGAにもできれば挑戦してみたいね。」って言ってます。


日本でも、大洋の金沢投手がプロゴルファーに転向しましたが、大成功までは行きませんでしたでしょうかね。

でもスモルツ投手は、野球の面でもスケールが違いますから、もっと期待していいんじゃないかと思います。
ひそかに楽しみにしていようと思います。(^^)


昨年手術をして、今年移籍したレッドソックスでもうすぐ復帰登板する予定(来月頭ぐらい?)なんですが、20年以上もブレーブスで投げた投手でしたので、もうレッドソックスなんかで投げないで、早くゴルフの方のトレーニングに入ったほうがいいと思うんですけど。

てか、そうしてください。(と、レッドソックスを目の上のたんこぶに感じる私は、思っていたりします。(笑))



***

追記: 5/11/2010

ジョン・スモルツ投手、2010年のUS Open qualiifierに出場していた模様です。

+6の76で、次のステップにコマを進めるには6打及ばず。

パットがイマイチの調子だったみたいですね。
2-footer(約60cm)のパットを外したのだとか。

今後もこういったチャンレンジは続けるつもりだそうですが、具体的にどれに出るかは言及していません。



5/21/2009

ゴルフスイング-14


今回は私のスイングではありません。


この間ウエストリッジというゴルフ場をラウンドしたときに、一緒の組でプレーした二人の飛ばし屋さんのうちの一人、「J」というニックネームの好青年のスイングです。

ちなみにこのゴルフ場は、丘陵地の傾斜地に造られていてコース全体にアップ・ダウンがかなりあり、全体に横に傾いているホールも多いですしキックしてOBに行ってしまうこともあったり、ブラインドになるホールもありますし、距離が短いわりに難しくてスロープ・レートもなかなか高くなっているという、なにか日本の山岳コースを髣髴とさせるコースです。


これは、10番375yパー4、うち下ろしのドライバーショットです。
ドライバーを打つ必要の無いホールなのですが、このコースの中では比較的広々と打てるホールなのもあって、全員ドライバーでした。



左のフェアウエーバンカーよりも左へ行くとアウトで、グリーンの左と後ろもアウトです。右はよほど曲げない限りブッシュまでは行かないでしょう。


Jのドライバーショット


ものすごいパワーフェードで、左のフェアウエーバンカー越えを狙って打っていますね。
黒ティーからですので、打ち下ろしとはいえども越えるにはキャリーで270y近く必要です。
打っているのは、クリーブランドのハイボアかな。

(私はもちろん越えませんので、左のフェアウエーバンカーの右、見えているグリーン右のガードバンカーの方向狙いです。もう少し右に行ってしまうと動画では隠れていて見えない右のフェアウエーバンカーにつかまってしまいかねません。)


Jくんは、黒人系と東南アジア系のミックスみたいな感じでしたが、とてもナイスガイで、撮ってあげた動画を見て、「うわぁ、すげぇ。初めて見たよ。emailで送ってもらってもいいかな?!」って言ってました。

私はスイングのことはあんまり詳しく判んないんですが、セットアップのポスチャーもいいですし、これは飛ぶ訳だわ、っていうスイングですね。(^^)
本人は、「・・・直したいとこがいっぱいある・・・。」っていうことでしたが。


私から見ますと、インパクトでボールを叩く寸前の捻転差がすごいですねー。
スイングのキレがいいですし。



~~~




8番ホールは447yで登りのパー4なんですが、彼らはドライバーでティーショットを打ち、7番Iで2打めを打っていました。
確かにパー4ですわ。(笑)

私は、会心のドライバーを打っても登っているので残りはまだ200yちょっともあり、登りも計算して2打めは3Wで打って届くかどうか。(この日は左にミスして左のカート道まで行ってしまいました。)
まぁ、あそこまでではなくても、もう少し距離を伸ばしたいなー、と思いましたですね。(^^;



一応、ラウンド結果をメモしておきます。


ウエストリッジ・ゴルフクラブ

黒ティー、コースレート/スロープは72.7/135、パーは36・36=72です。

1 4 △ 0 U19S-U3A (3パット)
2 5 - 0
3 3 ○ / - (チップイン:12歩)
4 5 □ 0 5AL-② (2nd池)
5 4 △ 2
6 4 △ 0 6B
7 3 □ 3 4A (ラテラルハザード)
8 4 △ 0 DD8AL-④
9 4 - 0 U6

10 4 △ 0 S5AL
11 3 - /
12 4 - 0
13 4 △ 0 U5A
14 5 △ 3 DDS8B-③(ラテラルハザード)
15 3 ○ /
16 4 - 0 8S
17 4 □ 0 6B
18 5 - 0 D8A

43(15)・40(15)= 83(30)


5番は、450yのパー4。
長いホールだと思って下手にドライバーを力むと駄目ですね。(^^;
案の定、左へ曲げました。
分かっているのにやらかしてしまいます。(x_x)

7番はですね、197yうち下ろしのパー3なんですが、グリーンオーバーして後ろのブッシュに打ち込んでしまいました。

4番は480yのパー5なのですが、2打め地点からグリーンまではずっと池、右の迂回ルートを行って3オンを狙った方が正解でした。(^^;
グリーン右手前の花道狙いぐらいの池越えルートを取ったんですが、左下がりつま先上がりの傾斜地でしたので低くフックに出てしまい、池に突入。
(ボール自体はグリーン側から回収できましたが。)

この日は裁判所に出向くため、会社に午後から半休を申請していたのでその足でラウンドしました。
パターの方は、いきなり3パットしましたがその後は距離感が大体合っていたので、まずまずでした。
パーオンが6つと少ない方でしたので、反作用としてもう少しパット数が少ないとよかったのですが。

4-6歩(3m-4m)ぐらいの距離をもう少し入れたいですね。