4/12/2011

ゴールドウイン AVDPシステム ドライバー


久しぶりに家族揃って野球観戦に行って来ました。(^^)


画像をクリックで拡大します。



写っているのはバッター・ボックスにエンジェルズ主砲のトーリー・ハンターと、手前のウエイティング・サークルに今季から新加入のバーノン・ウエルズです。

写真下に赤く写っているのは私のひざに座っているうちのお嬢ちゃんのキャップの頭です。
(自分の席あるのに、ひざの上に来てます。(笑))


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お友達の選ばれし物さんのブログで、懐かしいドライバーが紹介されていまして、しばし談義させていただきました。

で、私はこのドライバー、使ったことはないのですが野球好きとしては見逃せないクラブで、当時画期的だったハンマー・バランスのクラブ、しかも超々ジュラルミンのヘッドで出来たドライバーということで、非常に興味を持ったことを覚えていました。


今さらながら、どういったドライバーだったかちょっと調べまして、記事としてアップしておくことにします。(なにかご記憶の方からご意見いただけるかも知れませんしね。)


画像をクリックで、選ばれし物さんのブログにリンクしてます。


こちらは日本仕様で、ソールにカバーがかかって、CNCミルドのラインが隠されています。
中に収まっているミルドされたラインの様子は、選ばれし物さんの昔のGDOのブログにあります別の写真でご覧になれます。



それが米国仕様だと、このようなソールになります。

画像をクリックで元のサイトにリンクしてます。


CNCミルドのラインをわざと見えるようにデザインしてありますね。

それもそのはず、かの有名なCNCミルドの削り出しパターを最初に作ったディック・デラクルーズさんの設計で作られた、ドライバー初 CNCミルドの削りだしで作られているモデルだからです。

その辺りのくだりは、こちらに解説されております。
  ↓
http://www.mygolfspy.com/dick-delacruz/ 
(画像のサイトと同じところです。)

ディックさんも写ってますね。


で、不思議なことに当時私は日本に居たと言うのに、私が記憶していたのはこの米国版の方のCNCミルドのラインが入った金色にメッキされた方でした。なんでだろう?


ソールにAVDP Systemと入っていますが、これが当時画期的だったハンマーバランス・システムの名称です。

ジュラルミンの削り出しヘッドは、パーシモンになるべく近い柔らかい打感を求めて作られていますが、システムの根幹はシャフトとグリップにあります。

シャフトは、手元が(普通のシャフトに比べると)格段に太い径で出来ていて、重量は非常に軽いシャフトになっています。

そして、そのシャフトの太いグリップ部分に、当時としては画期的な非常に薄くてグリップ単体の重量が非常に軽いゴールドウインのAVDP専用グリップが装着されます。
ですから、握った分には普通のドライバーと変わりません。

総重量は(これも当時としては画期的な)わずかに9.5オンス(←約270gになります)になっていてとても軽いのですが、スイングバランスの方はD9とかの、とても重いしかしながら昔のパーシモン・ドライバーと似たようなバランスの数値で作られたのです。


AVDPと言う名前は、Avoirdupois という単語(「常衡」 という意味)から来ています。

ドライバーもアイアンも、バランス・ポイントを5インチぐらい下げるという設計で作られていました。


このドライバーは実際、ニック・プライスがバッグに入れて愛用していましたね。

アイアン・セットも何種類かありまして、プロモデルのフォージドのアイアンの例がこちらにあります。

画像をクリックで元のサイト(Golfwrx.com)にリンクしてます。


ネックにNP-57と入っていますが、ニック・プライス1957年生まれ、と言う意味だそうです。

米国ではこのAVDPシステムには根強いファンがけっこう居ていまでも使っていらっしゃるようで、AVDP用のグリップを求めるやりとりなんかがウエブ上で散見されました。

eBayで、Goldwin Grip Guyと称してショップを展開していまだに売ってくれている人が居るみたいです。(^^)


と、いうことで冒頭の選ばれし物さんが入手なさったCNCミルド・ドライバーは、超々ジュラルミンの削り出しではあれど、スイングバランスはC9.5という、ハンマー・バランスとは無縁の別物のようです。

選ばれし物さんのホームページの方にも、米国版のAVDPのドライバーやアイアンの写真など、色々紹介されていますので、ご覧になってみてください。
   ↓
http://pro230.nekonikoban.org/dr-goldwin.html



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ところで、Golf.comで面白いスライドショーがありました。

2011年のマスターズでプロが使っていたギアの写真です。

2011 Masters Tournament golf equipment photos, Titleist, Ping, TaylorMade, Callaway, Nike, Bridgestone


クリックしてみてみてくださいね!(^^)


4/06/2011

不屈のオーガスタ


追記: 「雪のオーガスタ」 も是非ご覧になってください。美しいですよー。(^^)

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月曜日、ジョージア州オーガスタを襲った嵐は、7名もの方が亡くなるほどの激しいものでした。

少なくとも7,400軒が停電に陥ったそうです。

画像をクリックで記事にリンクしてます。



オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ脇の道路、アイゼンハワー・ドライブとチェリー・レーンも電力を失って信号機が働いていなかったようです。

マスターズ・トーナメントの練習日も影響を受けたそうですが、上の写真のように人海戦術で水曜日までには何事もなかったかのように綺麗に仕上げて放送されることと思います。



フィル・ミケルソンが気がついた、と言う記事がありましたが、

コース入り口の有名なマグノリア・レーンの木の1本が嵐で折れてしまったようですね。

画像をクリックで記事にリンクしてます。


すぐに伐採し、よほど気を付けないと気が付かないほど綺麗に片付けられているそうです。

駐車場に、枝の一部が置かれていたようですね。


アゼリアの花なんかも、トーナメント前に氷を敷き詰めたりして開花を遅らせ、トーナメント開催に合わせて満開にさせるのだそうで。


毎年こっそりと変化するオーガスタ・ナショナル、さすがです。

例えば何番ホールが知らない間に何ヤード長くなったとかばかりではなく、08年にはグリーンの下にヒーター/クーラー・システムが入ったらしいですよ。
1番ホールは10y短くなったらしいですしね。



USアマチュア・チャンピオンのPeter Uihleinは、 Crow's Nestと呼ばれるオーガスタの宿泊施設に泊まっていたそうですが、この嵐で 「おっかなくて一晩中眠れなかった。」 と言ってます。

この人は、1-2日目、ディフェンディング・チャンプのミケルソンとUSオープン・チャンピオンのオグリビーとペアリングですね。
他には、ベガス、ウッドランド、キロスのパワーヒッター3人組とか、
カイマー、ウエストウッド、クーチャーの世界ランキング上位組とか、楽しみですねー。

タイガーとG-Macの組もワクワクします。



いよいよマスターズですねー。



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また来ましたか、マグニチュード7.4。

女川のプラントが心配です。 本当に。



4/04/2011

MG ゴルフボール Tour C4


先週末のバック9の練習で、パー3で10を叩いてしまいました。

ピンが手前なのに手前のポット型バンカーに入れたのが運の尽き。
そもそも谷越えですからグリーンセンターから奥を狙うべきだったのにピンに気持ちが行ってショート。

バンカー内ではライが悪くなくスイングできる状態でしたのでフェースを開いて、手前のエッジに近いピンにできるだけ近づこうとしたのが大きなミスジャッジその2。

ふわっと上がったものの、グリーン手前の砂の急坂にスポッ。

これを打とうにも、スタンスが取れないほどの斜面。 ズルズル滑りつつもなんとか足を固定しましたが、ボールは腰の高さ。
これをミスヒットしてボールが潜ってさらに悪化。

今度は横殴りに開いたウエッジを叩き込んでみましたら、一応ボールは上方に出てきてコロコロとバンカー内を転がり戻り、深い深い自分の足跡にIN。 っていうか避けないと足に当たってペナルティーですもんね。

で、結局グリーン方向へはアゴが高いですから横方向を向いてウエッジのフェースを思いっきり被せ、渾身の力で打ち込みましたが、出ず。

でもライは改善されまして。(笑)
ようやく出せそうなバンカーショットになりましたが、方向はさっきのスイング跡に沿わないと出ませんから、横向きのまま。

5打かかってやっとバンカーを出たところで急いでチップショットを打ったところ、おおダフリでchunk(ざっくり)。
8打目でようやくグリーンに乗せますがまだカップまで4歩も残していて、これもカップの縁で止まってしまい2パット。

いやー、思わぬ落とし穴と言いましょうか、身から出た錆と言いましょうか、なんと言いましょうか。

まぁ、早朝のバック9では、いろいろアグレッシヴに試すことを主眼に置いていますので、1つ目のバンカーショットのトライはまぁ仕方ないと思うんですよね。
でも、2つ目の難しいやつもまだ色気があったかも知れないところは大いに反省すべきです。(^^;

実はそれ以上に、178yのティーショットは肝に銘じてカップに向かうべきではありませんでした。(^^;

(まぁ、こうやって書いておくと教訓として忘れないかな、なんて思う次第です。)


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ちょっと欲しいなぁと思ってしまったボールをご紹介します。

画像をクリックでメーカーのサイトにリンクしてます。



オン・コア・ゴルフという会社の 「Omen」というボールなんですが、写真を見れば一目瞭然ですね。

鋼鉄(秘密の合金)の中空ボールが中に仕込まれているゴルフボールです。


ボール重量が周辺部にシフトされているため、高い慣性モーメントでサイドスピンを減らし直進性を上げてくれるのだとか。

すでにナノ・ダイナミックという会社が2005年にNDMXボールとして販売した実績があるんだそうです。
その時に、USGAには認可されています。

で、その技術をオン・コアが引き継いで販売することになった、という流れだそうでして。


NDMXボールの存在に気が付いていませんでしたが、なかなか良さそうな感じしますね。


On Coreという名前は、もう一度!ということで Encore(アンコール)と、それに核のcoreをかけて(駄洒落ですかね。)作った名前だそうです。


今年、Web販売や通販を通じて売り始めるそうなので、買えるようになったらすぐに買って試してみたいと思います。(^^)



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ついでに、こんなボールも出てます。
画像をクリックでメーカーのサイトにリンクしてます。



Vison Ball という、よく見えるというコンセプトのボールのようですね。
こちらはニュージーランド発のブランドですので、なかなか入手できないかも?


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さらにさらに。

こんなボールがあります。


表題の、MGボールです。



画像をクリックでメーカーのサイトにリンクしてます。



MG Golf社のTour C4というボールです。
reviewを見ましても、多くの人がTitleistのPro V1に相当するパフォーマンスだと評価していますね。

MG Golf社 のHP以外の有名所のゴルファーの集うサイト各所でも、そういう評価をされています。


このボールは一つ入手できまして、早速打ってみましたが Pro V1とホントに全然違いませんですね。

(っつか、Pro V1いっぱい持ってますけどユーザーではない私が打ってもどうなのよ?ってお話もありますが、これは真面目に違わないです。(笑) 
宣伝費使わない分、安くできて当然ですからむしろこの値段でも高いぐらいじゃないのか? ・・・つまりすごく儲かるんじゃないのか?(笑) 
と思わされる程のボールです。)

 今度これをエースボールにしようかな。


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追記:

とりあえず1ダース注文してみました。(^^;

こちらです。

画像をクリックで拡大します。


ご覧のとおり、3個ごとのスリーブなし。
紙資源節約とコスト削減なんだろうと思いますけど、良いことだと思います。(^^)