大好きな Dos Lagos GC でのラウンド、 この日は何ホールか霧に包まれました。
これは7番ホールの2打目地点です。フェアウエー左サイド。
ほとんどなんにも見えません。(笑)
右側が斜めの土手で、左側は逆に左へ切り落ちててアウトっぽい?っていうのはこの写真からでもうかがえるかもな、と思います。
向こう側に太陽が射していますが、霧で阻まれていて全然まぶしくありません。
すぐ後ろに150yの杭がありますので、多分キャリーで140yぐらいでよいかな。
グリーンは少し下がった位置にあって、左手前に深いバンカー、右側は斜面になっていて左へ転がりますが少し距離が長いと後方のバンカーにつかまってしまいます。狙いは右手前ですね。その右手前がどの方向か?っていうのが問題ですが。(笑)
私はこのコースは熟知している方ですので、先に見える4本の轍あとの左から2本目のちょい右方向、って”あたり”を付けまして打っていきました。
良い方向に打てて、グリーン右手前のエッジに運べました。
ピンの位置は歩きラウンドだったこともあって確認しなかったのですが、右寄りの真ん中でした。(乗用カートなら、前の組が終わってるかどうかも含めてシューっと見に行ってシューっと戻ってきて打てますけどね。)
こういう経験も、悪くないと思います。(^^)
最終が一昨年の 1月のこちらの記事です。
* 余談ですが、この内容は読み返して咀嚼するに値する有用な内容です。
この時の表では、トータルの距離で書いていましたが、今回はキャリーの距離に重点をおいて改変しました。
トータルの距離のイメージは、平らなライから平らな普通の硬さのグリーンに打って行った時のキャリーと転がり、がベースでした。シミュレータなどで打って出てくる数字をもとにして作りましたので。
今回の改訂版は、こちらの表になります。
3 x 4 システム
そして今回の焦点は、キャリーの飛距離で把握をしてプレーにつなげようという点です。
カッコ内が、平地を想定した目安のトータル距離です。(過去のデータに合致します。)
もう一つは、 1/1 (フルショット)の列をシェードにしてありますが、ウエッジのフルショットはラウンド中に余程の状況でない限りほぼほぼ使わなくなりました。例えば AWでフルショットを打つ代わりに 9番アイアンで 3/4ショットを打った方が方向性も距離のバラツキも格段に良い結果が出るからです。
池越えやバンカー越えでも同様です。 こちらからはギリギリに見えても、越えてからピンまで少なくとも 10yくらいはあるのが普通です。ウエッジで必死にスピンかけなくても全然大丈夫。
キャリーの距離をきっちり抑えておけば、ハザードに捕まらないように打てます。(^^)
1/2 ショットの距離の変更以外にも、使っているウエッジが全部 Edelに変わりました。
表には記入しておりませんが、9番アイアン、8番、7番、6番アイアンの 3/4 (スリークォーター)ショットの距離も把握していますので、同じ打ち方で応用できます。
120y以内のかなりのバリエーションの距離をフィーリングを使うことなくシステムを使った対処でカバーをすることができます。
例えばレンジファインダーでピンまで計測したら62y、グリーン面はここより少し高く持ち上がっていて軽い受けグリーンの真ん中奥目にカップが切られていて、グリーンは水が撒かれていてそこそこボールは止まりそう、なんていう状況で、ボールのライも良かったりすると、「お、AWの 3/4ショットでぴったり行けそうじゃん?!」っていう感じで適用して使います。
これだけいろいろな距離がある程度安定して、計算してカバーできると「100y残そう」とかは全く考えなくて良くなります。
実をいうと、今年スコアが格段に良くなって好調を維持している要因の一番大きな理由が、この 3x4システムの ”キャリー” に重点を置いた適用方法への変更だったりします。
このごろの練習は、もっぱらこの 3種類のストロークを繰り返して、距離と弾道、スピン量が一定してくれるように良いリズムを確認し安定させること、を心掛けています。
この動画でやっていますように、それぞれ少し違うセットアップを丁寧にやって毎回のルーティンとリチュアルを整えることで、同じ距離を出そうという意図での練習です。
結論的には、なんだかんだいいまして 120y以内で重要なことは「ダフリやトップを出さない」ってことで、そこをラウンドでは一番に考えています。 現実的には距離のコントロールは二の次ですね。シャンクも避けたい。
実際にはやっぱり ボールの下のライ、傾斜の影響、芝の状況が影響大です。でもこういうのは練習場では練習できないですから、毎日コースにいるわけではないアマチュアにはそこがハードルになります。
余計なことはしないに限りますね。
このところのラウンド中には、フェースも開きませんし、チョークダウンもしませんし(←傾斜対応時のみ)、技も使いません。近頃はロブショットもトライしません。 (転がしやパターは状況によって使いますが。)
打ち急がない一定したリズムといつも同じルーティンとリチュアルで、自分ができる範囲のボールコントロールにできるだけ集中する。
ただでさえ、左足下がりとか、逆目のラフとか、ハザードとか、逆光とか、強風とか、コースには事件要因が待っていますからね。(笑)