1/08/2023

4フィート(1.2m)のパット、右に曲がるライン。ボール三つ分くらいカップの外にエイミングで打つとき

2023年の打ち初めは、昨年11月にご紹介しました Hemet Golf Club を友達とラウンドしてきました。

雷雨89%の予報の中、とりあえずにコースに行きますと晴れ間も見えるお天気雨がほんの少々といった感じで、コースの方もスタートさせてくれました。

こちらとしては雨の準備もしてきまして、久々にレイングローブを使う機会!ってこともありまして、願ったり叶ったり。

5番ホールを終えたあたりで土砂降りが来まして、しばし木の下に避難。
しばらくして小ぶりになったので6番ホールのティーに来ましたところ、突然に雹が降り出しました。

こちらが動画です。


スマホ持ってる素手に雹が当たるとけっこう痛かったです。


こちらが友達のティーショット。
飛んでいる黄色いボールが写っています。白いのが雹でどれがボールか分かりにくいです。


長年ゴルフやってますが、ラウンド中に雹に見舞われたのは初めてかも知れません。

右サイドの池を越えて打っていきますが、越えた向こうにもカジュアルウォーターの水溜りがいくつか。笑


この記事最後の、「続きを読む>>」のところに、私のティーショットの動画を貼ります。グリーンエッジからのパットの写真も。年甲斐もなくはしゃいでしまいました。
こういうの、楽しくて仕方なくて。

もうそこかしこが池みたいなカジュアルウォーターになっていまして、ボールを動かしてのプレーになりまして、この日のスコアは 37・38 = 75 (パー71)でした。


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題記のとおりなのですが、
4フィート程度のショートパットのときに、そして右に曲がるライン(いわゆるスライスライン)の時に、(私の場合) 特に起きやすい現象で、ちょっと弱めにすすーっと右に流れてカップを外れてそれていってしまう、っていうもったいない外し方のパットがちょいちょい起きてしまいます。


このようなラインで、さほど切れるように見えないのですが、4フィート(約1.2m)程度の短い距離なのに カップひとつ半も切れてしまう傾斜もしくは芝目があります。すすすーっと。

カップを外して狙いたくはない短い距離ですが、曲がりがキツいのであまり大きくオーバーするような強さでは打ちたくないので、ぴったり目のスピードで打ちたいとなるとしっかりカップから外れた狙いで打たざるを得ません。

こういうラインでヘラヘラーと谷側に外してしまう現象はほぼ原因が分かっていまして、右に曲がるラインということはスタンスがつま先下がりの傾斜になっているんですよね。それで、そもそもパターフェースがロフト分というかナチュラルに若干右に向いている。加えて、ストロークの振り子もつま先の方に傾いている。その上にストローク中に体の重心がつま先方向に流れがち。ということがあります。

意識して防ごうとはしますが、自然に右に押し出したような格好で(押し出していないのですが) すすーっと右に流れて外れます。

この逆の、右利きの左へ切れるラインの場合は実はこの現象が起きにくく、軽く左へ曲がるライン(そして特に軽い上り)のパットは安定してカップインできるゴルファーが多いです。

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そこで、ひと工夫講じてみることにしました。
(効果の程はよく分かりません。今後の検証が必要です。)


いつもの構えを取った後に、スタンスを若干のクローズドにして、右に流さないでインパクトしてストロークする工夫です。

(先月、「2歩(5フィート弱)のパットを押し球で直進性良くストロークするトライアル」という記事でショートパットをマイナスロフトでストロークする試みをしましたが、こちらの方法はスピードの調整や方向性がうまく行っていません。失敗でした。)


まずはこちらの写真のようにいつものままのセットアップをします。


私の場合は少々変則でボール位置は左足寄り、左脇の延長線上です。
写真で伺えますとおり、このラインは短いのに距離を合わせて打った場合にはカップの左にカップひとつ半程度も外に狙うくらい切れるラインです。

一旦この様にいつものセットアップで構えます。

そしてそのままの位置で、右足だけをまっすぐ後ろに下げます。↓


パターフェースの向きを変えないように注意しています。
こうしてスタンスを取りますと、体の自然な反応でフェースを緩めてオープンに入れることなくしっかりとストロークできる感じがあります。

左右の足が揃っていませんから、つま先下がりの傾斜にもどっしり構えて対応しやすい(つまりは傾斜があっても体の前後に体重がブレにくい) 体勢が無理なく作れます。


実際のラウンドにおいて忘れずにこの構えができるかどうか、実際のラウンドのグリーンでパットして効果があるのかないのか、検証していきたいと思います。


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追記: 

このセットアップ、私の場合は左に曲がるラインにも有効だということが分かりました。
(左脇が支点で左腕パターを一体化して考えているので、右サイドはあんまり関係ないと思っていましたが、どうもそこがミソではないようです。)

パッティングの時、ラインの傾斜は注視して読んでいる人が多いと思いますが、スタンスの傾斜には案外気を使っていないプレイヤーも多いのでは?私がそうだったのですが。グリーンはきつい傾斜でもせいぜい3%ぐらいですからね。傾斜地からのショットほどセットアップを変えたりしないでしょう。

ただ振り返ってみますと、パターでダフったりはロングパットの登り傾斜で起きがちですし、今回の題材の右に曲がるショートパットで、フラーっと力なく右に逸れていってしまうミスもすごく多いと思います。どちらもスタンス位置の傾斜で体の重心が僅かに流れていることに気がついたんです。
今回のスタンスを取ると、体の前後方向に安定します。両足が平行に揃っていませんので、踏み込んで前後方向を安定させられるんです。

これはちょっとした発見かもしれません。
体の重心の安定という観点で、傾斜からのロングパットとかも含めて検証していってみたいと思います。
ひょっとするとひょっとするなぁ、これ。


1/02/2023

2022年の成績と、2023年の数値目標

あけましておめでとうございます。

毎年恒例ですが、初日の出、天照大御神を拝みに行ってきました。


Seal Beach Pierに出向くも雲が厚かったのですが...


日の出時間から約20分遅れで厚い雲の上に出てきてくれました。


本年もよろしくお願いいたします。

やっぱりカウントダウンより初日の出だよなー。

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毎年恒例の2022年の成績の振り返りと、2023年の目標を更新します。

昨年の記事はこちらです。 → 「2021年の成績と、2022年の数値目標

自分用のデータでカウントの取り方も独自ですが、毎年集計することに意味があると思っています。


昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)

2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)

2013年
Score Average:    +12.9
Putts per Round:  31.65
Putts per GIR:     2.016
(パーオン率は6.00/18ホールで、平均12.097パットでした。)

2014年
Score Average:    +11.7
Putts per Round:  30.44
Putts per GIR:     2.027
(パーオン率は4.80/18ホールで、平均9.730パットでした。)


2015年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  31.57
Putts per GIR:     2.051
(パーオン率は7.03/18ホールで、平均14.42パットでした。)


2016年
Score Average:    +10.4
Putts per Round:  31.98
Putts per GIR:     2.047
(パーオン率は6.98/18ホールで、平均14.31パットでした。)


2017年
Score Average:    +11.6
Putts per Round:  31.57

Putts per GIR:     2.111
(パーオン率は5.93/18ホールで、平均12.51パットでした。)


2018年
Score Average:    +11.2
Putts per Round:  30.71

Putts per GIR:     2.068
(パーオン率は5.74/18ホールで、平均11.86パットでした。)


2019年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  30.21

Putts per GIR:     2.003
(パーオン率は5.86/18ホールで、平均11.73パットでした。)


2020年
Score Average:    +9.6
Putts per Round:  31.56

Putts per GIR:     2.055
(パーオン率は7.11/18ホールで、平均14.61パットでした。)


2021年
Score Average:    +7.7
Putts per Round:  31.70

Putts per GIR:     1.994
(パーオン率は7.94/18ホールで、平均15.79パットでした。)


2022年
Score Average:    +5.7
Putts per Round:  30.69

Putts per GIR:     1.962
(パーオン率は8.43/18ホールで、平均16.54パットでした。)



2022年は、2021年カンバックの年からさらにスコア平均で2打も改善できました。

昨2022年はグリーン周りの30y以内のショートゲームをもう一歩ステップアップするべく何か方法を、と年頭に書いていましたが、クロ狙い2.2という方法に出会うことが出来まして9月以降この方法に取り組んでいます。(syoballさん、ありがとうございます。)

パッティングのスタッツはラウンド当たりのパット数の悪化が止まってくれました。
寄せの改善と、引き続き悪化する老眼の影響 (笑)を克服するべくグリーンの読みの方法を少し改善したことも良かったのかなと思います。
GIR後のパッティング数も誤差範囲程度ですが若干改善しまして、引き続き 2.0 を切りました。3パットよりもバーディーの方がわずかでも多いことは大歓迎です。

パーオン率が過去最高を更新して、7.94/18から 8.43/18になったのもスコア的にかなり大きいです。
約+0.5ホールですから、ルー・リッキオの法則から見積もりますとラウンド平均で約1打改善したことになります。


2023年の目標としましては、さらなる改善を目指すというよりは、このパフォーマンスをいかに維持できていくか、ということはすなわち年齢的な衰えの観点からみましてもゲーム内容の改善が必須になります。
ショットとショートゲームをさらに改善していきたい、という方針で行こうと思います。


昨年の同記事で、『ルー・リッキオの法則から言っても、パーオン数を増やすことがスコア改善に即直結すると思いますので、ドライバーの正確性と飛距離に関しては努力をしていかないといけないと思います。』と書いていましたが、ドライバーの安定性はずいぶんと改善してきた実感があります。

2020年8月から取組みました 山本道場の魚突きドリルにかなり慣れてきて自分の自然な動作になってきたように思っています。
2年半経ちますが、いまだに「なんでこっちに振ってる(突いてる)つもりなのに、ボールはあっちに良い具合に飛んで行くんだろう?」っていう感覚があるのがむしろ良いのかなって思っています。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5
2013:    +7.3 +5.6 = +12.9
2014:    +6.5 +5.2 = +11.7
2015:    +5.3 +4.7 = +9.9
2016:    +5.5 +4.9 = +10.4
2017:    +6.1 +5.5 = +11.6
2018:    +6.0 +5.3 = +11.2
2019:    +5.2 +4.7 = +9.9
2020:    +5.3 +4.2 = +9.6
2021:    +4.4 +3.3 = +7.7
2022:    +3.0 +2.7 = +5.7

2007年のデータは、11コースだけ。 プレーは近所の市民コースばかり
2008年の5月にブログをスタート、08年は延べ約39ラウンド
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。 (飛距離とショットの調子がベストだった年)
2013年は約30ラウンドです。 (肘痛発生)
2014年は約39ラウンドです。 (スランプ継続)
2015年は約72ラウンドです。 (以前バック9だった多くを18ホールでプレー)
2016年は約42ラウンドです。 (特に取り組みなし)
2017年は約56ラウンドです。
2018年は約49ラウンドです。 (メディテーション効果に気付く)
2019年は約62ラウンドです。 (飛距離が徐々に落ちてる…)
    COVID-19
2020年は約71ラウンドです。 (自分史上初、スイングに取り組む)
2021年は約99ラウンドです。 (2012以来のカンバックの年)
2022年は約114ラウンドです。 (念願だったアンダーパー達成)


ゴルフ歴38年(ブログ歴15年)、初めてアンダーパーのラウンドを達成しました。(2回)
狙ったトーナメントでとかではなく たまたま調子よかった日に、という格好です。スコアを気にせずプレーしていた結果で、実力が伴うかというとかなり疑問符ですが、でもとても嬉しいです。
幸いにも昨年に引き続き、長年憧れていた「かなり安定して70台を出せるゴルファー」を継続できました。

ラウンド数は、昨年に続きコンスタントに週末18ホールをプレーする友だちとラウンドしているのと、家族の半分が日本に帰国したためもあり、また少し増加しました。
今後ラウンド数が減るときが来てもスコアを安定できるように、基準ショットとかの基礎をさらに重ねたいと考えています。

友達の一人がドライバーのイップスに見舞われたりもしまして、ストレスなくゴルフ出来ることが自分にとっていかに大切か、瞑想効果がいかに普段の生活の助けになっているか、気付くことにもなりました。

昨年よりも前半のスコアがより改善しまして、前・後半の差が少なくなっています。
スタートの悪さをある程度解消できてきたかもしれません。
グリーンのコンパクションとかスピードの速さとか、コースによってのグリーンのボールが切れる傾向とかを、最初の 2-3ホールで探っているっていう原因は依然として影響しているとおもいます。


昨年半ばの6月に「スコアが改善して安定してきているので、思い当たるところをメモして記録しておく投稿」っていう記事に色々と改善してきた点を列挙して書いていますがその中にもありますし、昨年1月の目標設定にも掲げていました打つのがやさしい道具への入れ替えもスコアへの寄与は少なくないという実感が大いにあります。
新兵器は、ゴルファーあるあるな割にはスコアには貢献しない場合も結構あるんじゃないかと思いますが(人間は慣れてしまうので)、自分によく合うスペックを見つけることができたらその道具は大切に愛用したいと思います。
(昨年ついに変更する前の、気に入っていた3WはSLDRでしたから2012年モデルでした。購入は2015年でしたので、7年使って昨年ついにSIM2 Maxに変更。)

今年もパーオン率を改善させることを第一目標に続けていきます。
9/18ホールを達成したいなぁ。


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バーディー数も集計してみました。

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド
2012:  37個 (40ラウンド)
2013:  22個 (30ラウンド)
2014:  21個 (39ラウンド)
2015:  60個 (72ラウンド)
2016:  34個 (42ラウンド)
2017:  24個 (56ラウンド)
2018:  26個 (49ラウンド)
2019:  46個 (62ラウンド)
2020:  58個 (71ラウンド)
2021:  121個 (99ラウンド)
2022:  136個 (114ラウンド)
2021:  131個 (111ラウンド)
バーディー数は2021年からは僅かに率で減少しましたが、目標とする 1個/ラウンドの率を超えて 1.2個/R近くなっています。(昨年はイーグル3つを含んでいます。なぜか全部1番ホールでした。)
バーディをもう少し増やす取り組みができないか探ってみたいと思ったりしています。
方法は思いついていません。パー5の3打目をカップにくっ付ける工夫が最初のターゲットになるのかな、と思います。
パーオン数を増やすこと自体がチャンス(機会)を増やすことに繋がりますので、パーオン率の改善の第一目標が上手く行けばバーディ数にも寄与してくれると期待しています。

スコアでいえばむしろダボを打たないマネージメント、グリーンを外した時 (GIRを逃した時) に、いかにパー・パットを打てる状況に持っていくか、できれば 1ピン以内、グリーンが近ければ 1クラブ以内ぐらいにアプローチできるか、というところに重点を置く、っていう昨年来の方針は絶対です。


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さて、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーならスクランブル成功としてデータを抽出したデータです。)


何年にも渡って達成に至っておりませんでした、掲げていた目標の「Z版がんばり率 50%達成」をついに実現できました。

2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)
2013:  94/237 = 39.7% (30ラウンド)
2014:  160/360 = 44.4% (39ラウンド)
2015:  237/560 = 42.3% (73ラウンド)
2016:  208/493 = 42.3% (42ラウンド)
2017:  178/454 = 39.2% (56ラウンド)
2018:  181/412 = 43.9% (49ラウンド)
2019:  232/526 = 44.1% (62ラウンド)
2020:  228/535 = 43.1% (71ラウンド)
2021:  321/766 = 40.9% (99ラウンド)
2022:  465/917 = 50.5% (114ラウンド)
2021:  371/908 = 40.9% (111ラウンド)
いわゆる寄せワンのパーを目指している訳ですが、この指標を読むには注意が必要です。
Z版「がんばり率」のデータは、ボギー・オンしたホールが分母の母数です。


ボギー・オン数がこちらです。

アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年は7.58回、13年は7.64回、14年は9.27回、15年は7.78回、16年は7.70回、17年は8.57回、18年8.40回、19年8.48回、20年7.52回、21年7.9722年7.99回。

実践中の 100以内の 2x4システム の効能でこの母数が一昨年増えまして、結果として Z版「がんばり率」のデータが悪化していたのですが、増えた分が より遠くからボギーオンできてきた証だという解釈もできました。
昨2022年は、一昨年2021年とボギーオン率がほぼ同じでした。

この観点で見ますと、2021年から2022年への改善は、冒頭のパーオン率の改善(7.94 --> 8.43/18ホール)がひとつ、そしてボギーオン時のZ版頑張り率の大幅改善がもう一つで、それぞれラウンド(年間)平均でおおよそ1.0打、0.8打の改善に寄与してくれています。


スコアにとって実は一番重要なカギとなるパーオン数とボギー数の合計の数値ですが、昨年は両方足して16.41/18ホールでした。 一昨年の15.91/18ホールから 0.50/18の増加です。
…昨年の目標で、ダボオン以上オンをラウンド平均であと1.0は減らしたいなぁ。と書いていましたので、半分の達成でした。
ダボオン以上でやらかしているホールがまだラウンド平均で1.5ホールあるっていうことになります。



さて、総合的に振り返ってみますと、2017年以降 3年続けてデータが微妙ながら改善してきていたのが、4年目の一昨年は 1ステップ、5年目の昨年はさらに 1ステップ、ぽん、ぽんっとステップアップした感覚があります。

    1. 100以内の 2x4システム の改編で、トータルではなくてキャリーの飛距離に注目し直したことが思いの外良い効果をもたらしてくれたこと。   

    2. ドライバーの長尺化で、スイングが安定し、打球の散らばりが減ったこと。

    3. ハイバンス (しかし有効バンス幅は狭い) のウエッジを購入して洋芝に対応したこと

    4. ウエッジを打つ際には「ミスの最小化」を最重要と考えたこと。
            (特に草摺りの本気の素振り(というよりショットのリハーサル))

この 4点が貢献してくれていることは、自己判断ですが間違いないと思います。


2022年のテーマは、シンプル化したショートゲームを、ボールのライの芝の長さや、沈み具合、芝目そして下の地面のコンディション、ボールだけでなくスタンスも含めた傾斜などの状況判断、それからボールの落下地点のコンパクションや傾斜、芝目などの状況を鑑みた挙動分析によるデータの蓄積で、精度を上げていくこと。でしたが、

2023年のテーマは、2022年と全く同じで行きたいと思います。
違う課題に取り組みにはまだまだ早いというか、2022年のテーマには掘り下げて改善する部分が多いと感じていますので。
クロ狙い2.2の経験値積み上げと精度の改善がさしあたっての取り組み課題です。


昨年は、青ティーから「調子が良いときにアンダー・パーでラウンドする」という長年の願望が達成できました。

これ以上を望むことは今の実力ではかなり困難なのですが、「調子が良い日のベストスコア更新」を今年の目標の一つに掲げるとしますと、「70切り」になってきます。

このためにはバーディを複数個獲っていくラウンドが間違いなく必要になります。

昨年のこの記事にも書いたのですが、「2-5歩ぐらいのパットを外したあと、ラインが判っている状態でホールアウト後に練習でパットをやり直すと高確率で入りますので、そういう決めどころのラインの正確な読み」を改善することが肝になろうかと考えています。

ちなみに「Aim Point のレッスンを受けに行く」っていうのは大いにありだと思いますが、せっかくいままで38年間一度もゴルフのレッスンを受けたことがなく自己流でやってきていますし、Aim Point の基本概念はそれ以前に Dave Pelzのパッティングバイブルを読んで理解していますので、今年もレッスンは受けずに色々な案を模索していってみたいと思います。



12/27/2022

Chunk & Run バンカーショット

記:  12/27/2022 

俄然前置きに出てくる頻度が多いですが、ドス・ラゴスGCをラウンドしてきました。


本当にきれいなんですよね、朝焼けの時間帯。
これはスターターのところから池越しに18番フェアウエーを望んだ方向です。

そしてそこから左へ向くと1番ティーから打っていく方向です。


朝日を雲が反射してピンク色になっていてこちらも綺麗です。
左の川に落とさないように、右サイドの池にも落とさないように、ティーショットを打つのですが、朝一の寒い中ウォームアップ殆どなしで打つドライバーは易しくはありません。

そしてもう一つ、HDCP 3になっていますが個人的にはコース中で一番難しいと思っている 6番ホール。


420y前後の2打目以降登り傾斜がきついパー4ですが、ティーショットは右の池に入れないように左サイドの木々にも捕まらないようになかなか狭いところを狙ってブッシュ超えで打っていき、2打目地点からは右ドッグレッグして池の上をかなりの登りでグリーンへ、もしくは手前にレイアップで打っていきますが、コースが右にも結構な斜度で池の方へ傾いていましてレイアップは思いっきり左を向かないと池まで落ちてきます。むしろ届くならグリーンかグリーンの奥まで打っていった方が平らになっています。

ドライバーがものすごく上手く行って、残りが170〜200yの登り、左足上がりの傾斜から打っていくことになります。しかも大概ここは向かい風。

この動画も、この日は180yくらいの登りのアゲンスト、3Wでグリーン左サイドをオーバー目に狙って打っています。
さらに太陽に向かって逆光の中に打っていかなければなりませんので難易度マシマシです。

このショットはフォームはともかくものすごく上手く打てました。
めったに 2オンできないパー4、チャレンジし甲斐があります。


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ゴルフマガジンがやってるウエブサイト、Golf.comの記事です。

(この打ち方が、ゴルフで一番難しいショットのひとつを簡単にしてくれます。)

っていう記事で、Chunk & Runっていうショットを紹介しています。



この場合は、あごが高くはないバンカーショットでグリーン面が結構あってピンまでの距離がかなり遠い、という場面です。
上の写真ですと、しかもグリーンの反対側はウォーターハザードになっていて、距離を出して打つバンカーショットが使いづらいという難しい状況。


記事中にあります、Jonathan Yarwoodていうプロコーチが Twitterに上げている動画による打ち方がこちらです。


説明によりますと、ボールは通常のやや左足寄りで目標に真っすぐ構え、サンドウエッジのフェースは開きません。
思い切った若干大き目のテークバックから、クラブのトゥをローテーションしてくるように下ろしてきて、ボールの 1 1/2インチ(約4㎝くらい)手前にダフらせて打ち込んで、トゥがボールをロールオーバーするようなイメージで打ち抜くイメージ。
ボールにはバックスピンがあまりかからずにグリーン面に落ちてから転がって行くショットになります。 

これが、Chunk & Run っていう打ち方だそうです。


別の動画も拾ってきました。
Standard Golf AcademyっていうところのKyleっていうプロの動画です。


この動画の場合は、ちょっとバンカー面が荒れていてボールのライが悪い状況です。
これも難しいですよね。
距離的には先ほどと違ってカップまでは近い状況です。

フロップ(ロブ)ショットの要領でスタンスを広くとり、ボールの 1インチ半後ろにウエッジを入れて掘っていくのですが、強くは打たず砂を少なく取って打っていくそうです。
ボールの下を滑らせるようにソールを使うのがコツだそうです。ということでフェースはオープン、目標の1フィート左に滑らせるように振り抜いていく、と。

この場合もあまりバックスピンはかからずにポンと出て転がるイメージのようです。


呼び方は同じ Chunk & Run ですけれども、バリエーションはあるようです。


私は距離の長いバンカーがあまり得意ではありませんで、どうしても強く打とうとしてしまってミスしたり、砂に薄く入れるような動きになってしまって直接ボールに入ってしまって飛びすぎたりしてしまっています。

54°の代わりに 50°に持ち替えてエクスプロージョンを打ったりもしていますが砂の爆発で出す分にはそんなに距離が出せるわけでもなく、バンスが少ない分ちょっとミス出やすいかなー、ぐらいな感じがしてむしろ54°でしっかり出してカップにはかなりショートした方が良いような現状です。
58°でのバンカーショットも試すのですが、54°より前進力のないショットになってかえって力んでしまいがちなのでバンカーではもっぱら54°を使っているような状態です。


特に一つ目の Jonathan Yarwood式の打ち方で Chunk & Run のショットを練習してみようと思います。