私のショートゲームの根幹を担うEdel Golfのウエッジ、ハイバウンスモデル。
ウエッジは溝が減りますし、日本ではこの旧型は手に入りにくいだろうとの予測の元、予備のウエッジを買っておくことにしました。
おそらく新型の方は日本でも代理店から購入できると思いますが、値段が3倍くらいしますので。
この2本は、本当に有用ですし、よく使います。
運良くすごく状態の良い個体が見つかりまして、両方とも溝はまだ全く擦れてもいません。
置き方があれですが、左が58°、右が54°です。
ステンレスのヘッドで、故にノーメッキです。しかも多少のロフト角ライ角調整も利きます。
Edelのウエッジ、本当によくできています。
リーディングエッジは丸みを帯びていまして、セットアップでフェース面を合わせる時は、下から2本目と3本目のグルーヴ溝を見て合わせています。
これは良い買い物をしました。
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こちらのチッピングエリアです。
今回はぐっとグリーンに近いエリアに陣取りまして。芝の状態も前回より少し良いライです。(これが近い理由です。)
グリーン上に、例のカップインしないカップを設置しています。
(たまたまですが、上のリンク先の13年前の記事にも、このNavyコースの練習グリーンの写真があります。)
この状況ですと、普段のラウンドでは私の場合はほぼ間違いなくパターで打っていきます。
12歩の軽い登りでグリーンの外部分が1歩ですから、15歩のストロークで転がしていけば距離がピッタリ合うはずです。余談ですが。
しかしここは(スプリンクラーヘッドが間にあったときなども想定しまして)、クロ狙い2.3で打って練習していきます。
イメージ的にはパターで転がしていくような雰囲気で打っています。もちろんD-Chopのときのようなパッティングの構えもしていませんし、クロ狙い2.3は基本的には58°で打ちますので、6-7割の距離は空中を飛んでいます。
だいたいですが、7-8歩分キャリーしていて、4-5歩分転がって寄っていく感じです。
私の58°はハイバウンスのウエッジですので、特にフェースは開いていません。
開いて使うこともありますが、せいぜい6-18°、時計の針で1秒か3秒くらいまでしか開きません。開かなくても存分にバンスが使えるからかな、と思います。
距離感的には、パッティングをイメージしています。距離感というかインパクトの力感でしょうか。
全然弾道が違いますし、スピンもかなり効いている感じのボール挙動ですが、錯覚の上で距離感が成り立っていまして、なんとなく結果的に距離が合います。下りでも同じです。
どういうメカニズムなのかは自分でもよく分かりません。
登り傾斜の受けグリーンで58°ですからランが3-4yしか出ないと思いますので、イメージとしてはかなり突っ込んで打っていく気持ちで打っていきます。16-17yはキャリーしていく感じ。
16-17yとかのキャリーの指標とかは持っておりませんのですが、そこがこのクロ狙い2.3の役割です。カップの根本までズーンと持っていく弾道をイメージしまして、トーン、トン、トン、ってなる感じをビジュアライズして。
頭に弾道イメージがあるうちに、ボールに構えて打ちます。
3球とも幸いにだいたいワンクラブ以内に付けていますけれども、この場合の距離感は...実際の距離を歩測して把握することと、弾道イメージの残像が残ってる間に打つ、っていう2点がとても大切で、グリーンの硬さや速さを念頭に置いておくと良い結果が出るようです。
ポイントになるのは、素振りというか、本気のリハーサル・ストロークです。
まるでボールを打ったかのようにイメージしまして、ボールの弾道を目の前に見ます。想像で。仮にちょっとしっくり来なかったら、もう一度。
このときに芝の抵抗感ですとかバンスが地面を叩く感触とかを確認しておきます。
思い描いた弾道イメージが消えないうちに、実際のストロークに。
(デーブペルツ先生によりますとマッスルメモリーを維持して使うには8秒以内が良いそうなのですが、私はリハーサルから4秒くらいで実際のボールを打つようにしています。)
一体 クロ狙い2.3では、どんな感じで距離を打ち分けているのか、というところをなるべく詳しく書き留めておこうと思いましての、このブログ記事です。