10/23/2023

FourteeN DJ-6 Gキャニオン・ソール

このウエッジ、このごろ私のSNSによく宣伝が流れてきます。

名匠の竹林隆光さんが亡くなって以降もこうしてフォーティーンから意欲的なクラブが出てくるのは嬉しいですね。

個人的には非常に良さそうな雰囲気が伝わってきます。
とっても使いやすそう。



ゴルフはダフリとの戦いですからねー。
「ダフリへの圧倒的強さ」っていうような機能は私のような不安定ゴルファーには必須の武器です。

リンク先の記事に曰く、
”「DJ-6」を打てば驚くほどソールが芝にコンタクトしている感触、ヘッドが芝上を推進していることが手に伝わる。ダフり気味なインパクトであってもソールがボールコンタクトを良質に導いてくれるため、ピンにイージーに寄せられる結果の良さには誰もが驚かれるはずだ。”
ソールにとても大きな特徴がありまして、ハイバンスの設計でバンス角が20°あるようです。(もっと大きく見えますが写真の撮り方でしょうか?)

もうひとつ特徴的なのが、グランド・キャニオン・ソールと名付けられている、2段になって谷が付けてあるソール形状です。

これは実は数十年前の昔から存在しているソール形状ですが、近年はあまり見られなくなってきていました。
この形状は評価が分かれる面もあろうかとは思いますが、私はEdelのウエッジに同様のソール形状がありまして、とても気に入っています。

こちらです。↓

 (2021年8月の記事)




こちらの私の使っていますウエッジは旧型のモデルです。 




ソール形状が4種類ありますが、そのうちの D-Grindのソールのものが、溝入りになっています。そしてバンス角も一番大きい設定の25°になっています。

私自身は、そんなに上から入射角大きく入れていくタイプという訳でもないと思うのですが(実際のところは把握しておりません)、4タイプの中ではこの D-Grind (Digger Grind)が一番好きです。
私の58°はこのソールです。

バンス角が大きい中でも少しおとなしい(...といっても一般的なウエッジから見るとかなり大きい20°とかです)、V-Grindも好きで、54°や50°はV-Grind (Driver Grind)にしています。


ソールの違いを打った時に本当に感じるのか?っていうことが気になるかと思いますが、ライによっては如実に感じます。もちろんすごく状態の良い打ちやすいライではその差を感じにくいと思います。

芝がペタペタに薄いライや、ベアグラウンドのような状況では、ローバンスでないとソール抜けてくれない、と思うかもしれません。
そういったライではざっくりやトップをしやすいのは事実です。
バンス角が非常に小さい60°のウエッジとかでも、ソールが抜けにくいのは抜けにくいと思います。PWなどで転がし気味に行った方が無難だと思います。むしろパターとかUTとかでも良いかと。

芝がペタペタに薄いライや、ベアグラウンドのようなライでも、私の58°の D-Grindソールのウエッジは十分ボールの下に入ってくれます。打ちやすいとは言いませんが、シビアにはなりますが対応可能です。このソールはそのくらいよく出来ています。


そんな訳で今回のこのフォーティーンの DJ-6 Gキャニオンソール、注目せざるを得ません。
(ウエッジってヘタるから消耗品ですのでね。私はあんまり練習しないのでウエッジが長持ちしちゃっていますが。でも代替品は考えておかないと。)





10/18/2023

座間ゴルフ場 アプローチ練習場 (一番身近なチッピング練習場を発見)

この辺り(神奈川県)のゴルフ練習環境としては、チッピング練習ができる場所がありませんで、難儀していました。

私のところから車で20-40分界隈には、名門の、程ヶ谷カントリークラブ相模カンツリークラブ相模原ゴルフクラブ横浜カントリークラブ、といった、敷居の高く、値段も高く、会員でなければ利用できないコースにはアプローチ練習場がありますが、ちょっとチップショットの練習にっていう訳にもいきませんし、なかなかアクセスできません。

あるいは米軍が所有の、Camp Zama Golf Course (CZGC)NAF ATSUGI GOLF COURSEといったコースも非常に近い20-30分の距離にあるのですが、こちらも利用するのには特別な機会が必要です。

それで、”近隣”と行っても足を伸ばしまして、車で50分から1時間30分程度の距離(首都圏ではこうなってしまいますね)の界隈のセミパブリック、パブリックのゴルフ場を探してみてみましても、アプローチ練習場を備えていないコースばかりです。

そんな中、車で25分程度のところにアプローチ練習場を見つけました。

それほど広くはありませんし、グリーンも人口マットを張ったのみの、練習用バンカー付きのチッピング練習場ですが、空いていますし、何より近いですし、他にチッピングを練習できる場所が全然ありませんので、こんなところですけれどもとてもありがたいです。

費用は週末の価格で 40分1,200円、60分1,800円といったところでした。

エリアに入ってすぐのところがこんな感じ。


ボールは1ダース貸し出してもらえます。
コースボールですが、ボールの銘柄はばらばらです。
今度行くときは自分のボールも6つぐらい持っていこうかな。

基本的にはいろんな意味でのトラブルや事故を防ぐために、一人利用に限定されているようです。

ピンまでトータルで26y

こちらは 2x6システムで打ってます。フェースを約15°くらい開いて距離を調整。


もう少し近づいて、今度はクロ狙い2.3の練習を。

ピンまでトータルで20y

この練習は自分のボール持ってきた方が良いですね。スピンコントロールの感触が結構違います。
結果は大差ないかもですが、イメージをくっきりさせるために同じボールでやるのが良いと思いました。


上の写真の左の方、バンカー超えの位置に移動してきました。


ライの状態は、まぁまぁ悪くありませんでした。
次回行くときは目土も借りられるか聞いてみよう。

グリーンはほぼほぼ止まりませんけど、そこはまぁいいでしょう。


バンカーも練習してみました。


砂の下がちょっと硬いかなー。
そこも踏まえて練習するしかないですね。


下が硬いと少々弾きますね。
弾かれないように抑えると深く入って飛ばなくなるし、難しいです。もう少しふかふかの砂が好きかも。


このアプローチ練習場は、実はとても小さいショートコースに付属しているドライビングレンジに併設されているエリアです。

パッティング練習場もあります。


こちらはチッピングエリアと離れてはいますが、時間内なら利用可能です。
(練習グリーンに関しましては、併設されているゴルフ場がほとんどですので、わざわざここで練習しなくてもいいかな。)

ーーー

ついでですので一回くらいはラウンドしておこうかな、ということでショートコースもラウンドしてきました。
ほとんどのホールが40-60yの距離、ひとホールだけ70yのホールがあってこれが最長のホールです。

こちらがスコアカードの表紙です。


休日は受付が向こう側になってスタートホールが7番になっていたようなのですが、私が行った週末は受付がクラブハウス側で平日と同じ順番でした。最近は混んでないのかも?


いくつか撮ってきたショートコース内の写真も貼っておきます。


なかなかに良い感じですね。

例えば平日とかでもし誰もいなければ、わざと乗せないでプレーして練習に回しても良いかも?
もちろんコースにご迷惑をかけない範囲に限りますけどね。
(とはいえ初回の私は、この日はまともに1ラウンドして終えました。)


どれもこれも砲台の小さな小さなグリーンたちです。


ティーショットは全部マットの上からです。
このようにけっこうムズいレイアウトもあります。

ちょっと困ったのは、パターとウエッジ1本の 2本縛りなんです。
私の場合はシステムを使ってウエッジを3本使うのですが、ここではそれは使えず、1本で打ち分けなければなりません。バンカーも含めて。

こっちがアプローチ練習場だったら良いのになー。
今度行ったときもしすごく空いていたら、全ホールレイアップしてボギーオン・ダボオンでプレーしてみようかな?

とりあえずスコアも貼っておきます。


一番長い70yの 6番ホール、グリーン手前に深いバンカーがあってバンカーの縁のアゴが高くなっていまして、58°ではちょっとキャリーが足りないかなーと思ったのですが打ってみたところ、案の定ぎりぎり足りずあごに当たって戻りバンカーに入りました。
バンカーから4歩に付けましたが、パットを外しました。

グリーンはどれもちっちゃいんですよね。
ですのでパットの残り距離(歩数)が全部短いです。


ここを利用して、いろいろ練習していってみたいと思ったりしています。



このゴルフ場までの距離は近いんですけど、道中は狭い道が多くてなかなか大変です。



10/11/2023

清川カントリークラブ (ダブルボギー連発で苦戦)

今回は、長らくブログでお友達のトライメタルさんがメンバーになっている、清川カントリークラブをプレーしてきました。

ジャック・二クラス設計のコースで、クリーピングベントグラス007のグリーンがいつも速いスピードに整備されていて、かなりタフで難しいけどとてもよく整備された良いコースだという前評判で、プレーできるのを楽しみにしていました。

トライメタルさんのお友達の地球ゴルフクラブの方々にご一緒させていただいた形です。


こちらは 10番ホールのフェアウエーで撮った写真ですが、本当に綺麗です。


フェアウエーがこうやって縞模様に刈られているの、すごい綺麗ですよね。

ラフがすごく深くてボールがスポッとハマってしまい、探しにくかったりしました。一旦ボール位置を確認して、クラブを取ってきて打とうかと思ったらボール位置が分からなくなってまた探す羽目になって、距離計で「確か128yだったな」とか測って「あー、ここだったか」みたいなことやらかしたりとか。笑

この日は清川カントリークラブにしてはグリーンがそう速くない 9.8フィートでした。
練習グリーンがコースの本グリーンよりかなり遅くて感じとしては8.5フィートぐらいだったんです。それもあって最初の3ホールはパットも上手くいきませんでした。


今回は写真とか動画をあまり撮りませんでしたのですが、一応ラウンド記録です。

トライメタルさんの計らいで、フルバックの黒ティーからのプレーとなりました。
全長的にはそれほど長いわけではありませんが、やはりフルバックの黒ティーとなりますと、レイアウト的にも難しくなるティー位置が多くなりますね。

この 11番ホールなんかは典型的で、


真ん中に写っています木の上を、高さを出して打っていくかもしくは大きめのフェードを打って行かないとホールのフェアウエーにハマりません。
まっすぐ後ろにバンカーがかすかに写っていますが、そこがフェアウエーの左端でバンカーまで220yなのでそこに届かないクラブでしかも高さを出して打っていく工夫が必要です。

私は5Wで打っていきまして、ここはかろうじて上手く打つことができました。


こちらは 18番のパー5です。


この友達は、テーラーメードのミニドライバーを使っていまして、毎ホールとてもきれいなボールを打っていました。
ミスらしいミスはほんの1ホールだけだったと思います。

一緒にプレーした方々、とても上手かったです。


まず最初の 3ホール、朝コースに来るのに意外に時間がかかってしまい、ウォームアップをするまもなく準備不足は不徳の致すところ、3ホール続けて1回ずつミスショットを放つ体たらくでスタートしました。
練習グリーンには行ってスピードを確認したのですが、これが逆に仇で、練習グリーンのみがすごくスピードが遅くて、コースのグリーンはそこそこ速くて良いスピードでしたので最初惑わされました。


1番ホールのティーショットはDRの大きなヘッドに助けられて無難にスタートしましたが、セカンドショットを斜面にアジャストできずトップするミス。3オンツーパット。

2番ホールはパー3でしたが、これも酷いトップでレディースティーを越えたところのダウンヒルの深いラフにハマり、左足下がりの酷く難しい状況からフェンス超えのショットを50度のウエッジで打ってレイアップ、3打目勝負でグリーンに乗せてボギーセーブを試みるも微妙に寄り切らず4歩を残してカップインできずにダブルボギーに。

3番ホールもセカンドショットで酷いヒールスライスを打ちまして、右のバンカーのさらに右からウエッジで寄せて、これも微妙に4歩を残して入れられずボギー。

4番ホール以降はようやくショットの方は落ち着きました。2オン2パット。

5番ホールでは、素ダボを打ちました。
それほど悪いショットではなかったのですが、上りの長くなる難しいホールでセカンドを外し、寄せのときにラフのボールの深さのジャッジが悪くてクラブがボールの下に入ってしまい大ショート。ファーストパットは悪くはなかったのですが13歩の距離から2歩半ほどオーバーしまして、3パットしてしまいました。しかし内容は良くなってきています。

6番ホールはピン位置が奥で195yと長いパー3でしたが、非常に運が良くて5Wで打ったショットが3歩に付いてくれました。これを入れてバーディ。

7番、9番は短いパー5ですが、短いパー5ほど罠が仕掛けてあってスコア的には良いか悪いか極端に出がち。池も絡みますしね。
この2つは、あまり無理せずレイアップして行ってパーオンして2パット。

8番ホールは長い登りのパー4で、ドライバーがナイスショットしても2オンはどうかなー、というホールでしたが、ティーショットをトゥ寄りで打ってフックして左のラフに。元々3打目勝負のホールですから切り替えて。

野芝で深そうには見えましたが実はボールが浮いている感じでしたので5Wで打って行ってグリーン手前の38yくらい。この砲台気味のアプローチをシステムで打って行って1歩に付けました。1歩とはいえ丸々1歩はありましたので油断できません。慎重に他の人のラインを見て参考にしてパーセーブ。このホールのパーは嬉しかったです。

前半は4番以降は自分のプレーができて 41(17) でした。


お昼を食べたあとに、「後半のインコースは前半のアウトコースよりスコアは出にくいよ。」とトライメタルさんからのアドバイスがありました。

(たぶん)比較的やさしめの10番11番は、無難に打って行って10番はちょいグリーンに乗らず寄せてワンパット、11番は2つで乗せてファーストパットをちょっと打ちすぎたものの返しの2歩を決めて連続パーで立ち上がり。

12番ホール、ティーショットがやや右に出てしまいまして、コースには収まるかな、と見ていると乗用カートが通るレールにボールが当たって前方に跳ねまして、左ドッグレッグでしたから右サイドに突き抜けてしまい、50cmぐらいはみ出てOBでした。右サイド狙いではあったのですが当たりがいまいちでしたので仕方ありません。(ボールは手元に戻りました)
距離は短いのですけれど、hdcp2の後半一番難しいホールのようです。
久々の前4というところへ行きまして、そこからグリーンオンを狙うも少し右に外れまして。
これをぴったり寄せてOKをもらうタップインの距離に付け、ダブルボギー。

つづく13番パー5でも手痛いダブルボギーにしました。
グリーン手前にバンカー群のあるなかなか難しいレイアウトのホールです。
このホールは両サイドがOBで軽く打ち下ろす難しいティーショットでしたが、ここはむしろドライバーを思い切って振り切りまして。ドローで行ったボールが気持ちよく行ってくれましたがしかし危ないかなー、という弾道でフェアウエー左いっぱい。セカンドを3Wで行って、3打目でグリーンオンを狙いましたが、左足下がりのライにアジャストしきれず右にそらしました。
そこからの50yくらいの寄せはウエッジがまたボールに対して深く入ってしまいまして、グリーンにわずかにショート。グリーンの外2yくらいのラフからの寄せはタップインに付けなければいけませんが、これが長いラフに負けじと強く入ってしまい4歩も残して入らず2パットでダブルボギーでした。 ダボ4つ目…

14番は、200yのパー3でした。ピン位置で換算して、195yは打つ感じ。
5Wで打っていきまして、すごく良いボールが打てたのですが、一旦グリーンに跳ねたボールがグリーンの傾斜で左にキックして池に入ってしまいました。
このホールは気持ちよく打ったのに、久々にボールを失いました。
池は赤杭のラテラルでしたので横にドロップ。これはしっかりタップインに付けてボギー。

15番はティーショットを再びトゥ側で打ってしまい左の深いラフ。
ここから4Uでしっかり打ってグリーンに乗りはしましたが、2段グリーンで21歩を残していて、デジタルパットの限界を超える25歩相当で打たねばならず、やや強く入って3歩を残しこれを外して3パットでボギーに。

スコアが苦しくなってきました。

16番のパー3は161yをピンの左サイドに上手く打てたのですが、カップまでは13歩あり、2パットでパー。

17番は423yある長いパー4で、3オン勝負のプランでした。
2打でグリーン右のバンカーの右に。3打目はピンまで26yで、ぴったりに付けたいところでしたが、バンカー超えでバンカーに入れるという一番やってはいけないミスを犯します。
ライはラフで良くはないけどシステムでちょうどよく打てる絶好の距離。…しかしこのときも野芝のラフでボールの高さのジャッジが甘かったため、ウエッジのフェースの上の方に当たり距離が落ちてギリギリバンカーを越えませんでした。
バンカーショットを頑張って寄せに行ったんですが、グリーンをこぼれてしまいました。ダボオンですからぴったりに付けてボギーにしたいところですが、逆目のライでした。しっかり打ちすぎてしまい5歩を残しまして、パットも惜しくも入らず5つ目のダブルボギーに。(実のところファーストパットを2歩もオーバーしてトリプルのピンチでした。)

18番は上の動画にありますパー5です。ティーショットは打ち下ろして行って、そこからは打ち上げてくる感じでグリーンに乗せていきます。
2打目を右のOBを避けつつレイアップしまして、3打目をピンを狙って打っていきましたが少々ショートして2段グリーンの手前側下の段に。13歩残っていた登りのラインでしたが、やや左後ろに乗せていた人のパットが非常に参考になりまして、18歩くらいのイメージで打っていったパットが運良く転がり込んでくれまして、2つ目のバーディで最終ホールを締めくくる事ができました。

後半は手痛いOBや池や寄せをバンカーに入れるミスもあり、43(15)と苦戦しました。

トータルで、41(17),43(15) = 84(32) となりました。

清川カントリーのバックティーは 70.8/131で、この日のディファレンシャルは 11.4となりました。スロープレートが130丁というのは相当な難コースですね。
(18番の動画のミニドライバーの使い手はhdcp8で、みなさんシングルディジットのhdcpですが、メンバーさんが調子イマイチで80、私が84、もうお二方がともに92でした。ですので難しかったんだと思います。…そういえばこの間のレイク相模もスロープレートが130でした。しかもレギュラーティーからで。)


こちらがスコアカードです。

5回もダボを打ってしまいました。

もうすこし野芝のラフの中のボールの高さのジャッジができるようになってきますと、スコアも改善してくるかとは思いますが、ウエッジのフェースのどこに当たるかで距離感が変わってきますのでもう少し念入りな草擦りでジャッジしたいところです。

フェアウエーの外側のラフは浮いていればウッドやユーティリティーで打っていけるので楽なのですけれどね。次回また頑張ります。