8/19/2019

Green Slopes Golf のグリーンデータ・ブックレットをレビューします


こういうの欲しかったんですよねー。


Save Par LLC.っていうテキサス州オースチンの会社から出ている、グリーンの傾斜のデータを載せたブックレットです。
(テキサス州オースチンって言えば、ストーンコールドの出身地で田舎町のイメージでしたが、この頃はマイクロソフトの一大拠点にもなってて、ハイテク企業がどんどん増えてるイメージなんですが、こういうのもデータ収集会社のお遊び的な起業だったりするんでしょうか? …根拠ありません。)


こちらのサイトをご参照ください。

Green Slopes Golf   (←リンクをクリック。)


早速ね、いくつかコースを購入してみました。
今なら 4コース以上の購入で 40%オフ!とかでしたので、まずは 5コースほど。



実のところ、1コース試してみたら気に入ってしまいまして、5コース買い足して今は 10コースになってます。


各ブックレットに使い方のページが挿入されていまして、以下の通りです。


写真をクリックでサイトのGreen Analysisのページにリンクしてます。


グリーンの形は実際のグリーンの各ホールと同じ形、グリーン色の濃い部分が実際のグリーン上で高くなっているところ、白っぽい方が低くなっているところです。

図の下側が、コースでのグリーンの入り口にあたる方向です。

縦・横のグリーンのサイズとか、グリーンの難しさのレーティングが数値化されています。

グリーンの傾斜が、矢印の大きさと方向で示されていまして、さらに色分けされて分かりやすく表現されています。

図中に薄く引かれている等高線は、3インチの高低差を表現して引かれています。

矢印のお尻 (矢尻ですかね?) の位置は、5フィート刻みに配置されています。
実際に使ってみて、細かさとしてはこのくらいで十分だと感じました。
矢印での表現の合間に当たる部分を緑色のカラーリングの濃淡で表現して補っている訳ですね。 さらに等高線も引いてありますし。


販売されているコースのラインナップはどういう選択かはちょっと謎なのですが、私の周辺コースでは、すごく敷居が高いしプレイベート・コースでラウンドする機会もなさそうな、リビエラとかロサンゼルスCC、El Caballero CCとか入ってるかと思えば、ムニシパル(市民)コースのあまり整備のよくないグリーンのデータとか要るの?ってコースも入ってる割りには、私や友人が良くプレーするパブリックの人気あるコースが入っていないところが多かったりして、ちょっと戸惑います。

そのうちにラインナップが充実して、コース数がもっと増えることを期待したいと思います。


パッティングが好きで、こうしてブログ書いていろいろ試しているのに、グリーンの読みや記憶が今いっちょな私としては、これはもうすごい強い味方、新兵器です。

実際キャディさんが付いてくださったラウンドは (普段ほとんどありませんが)、明らかにパットが良く入るんですよね。
そういう意味では、期待大です。

このブックレットはR&AとUSGAのルールに適合するサイズで作られています。



7/29/2019

世界で6番目に危険なゴルフコース (Compton Par3 GC)


お友だちの y.k. さんのブログはいつも面白いんですけど、ひときわものすごく興味惹かれたエントリーがありました。

こちらです。 ↓

世界でもっとも危険なゴルフコース10選」 by Linkslover



うはー、このアフガニスタンのコースは危なそうだわー。

是非リンク先のブログ記事を読んでいただければ、と思います。(^^)


・・・2番と、6番、10番はラウンドできそうだな、って思いましたが、6番のコンプトンのパー3はうちからとても近くで、昼間ならまぁそれほど危険でもなくラウンドできそうだ!って思いましたので、行ってきました。

全ホール100yヤードちょいの全部パー3のゴルフ場です。日本ではショートコースとかって言いますが、こちらではなぜか Executive Courseって言います。
エグゼクティブ・コース?? キッズ・コースとかじゃなくて? って思いますよね。

忙しいビジネス・エグゼクティブの人々が 9ホールをささっと短時間でプレーする、ってとこからきた名前だそうですが、ほとんどのショートコースはエグゼクティブが来そうな感じは全然しませんですね。 (笑)


それっぽかったのは、こちらのコースでした。 ↓

ジャックさんと、テラネア (ゴルフ・リンクス)へ」 (過去のエントリー)



ここはめちゃくちゃ綺麗です。
まさにエグゼクティブ!って感じです。


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というわけで、どのくらい危ないんでしょうか?
(真面目に危なかったら行きませんけど。(^^;)


コンプトンが全米でも有数の治安が良くない場所だっていうのは本当です。
この辺りでも断トツにアフリカ系アメリカ人が多い地域で、実はすごくおいしい Smoke BBQのお店とか、南部の Creole系の Soul Food のレストランとかありまして、こういう系の食べ物がとても好きな私は、日のある時間帯に買いに行ったり食べに行ったりはよくやっています。


まずコースのクラブハウスはこんな感じです。


まぁ古くてちっちゃい感じです。



駐車場の方から見るとこうです。
カリフォルニアらしいヤシの木が1本そびえてますね。


近隣のお店はコンプトンらしく窓ガラスや入り口のドアに鉄格子が用意されています。
治安のよくない地域のお店や家はここにかぎらず大抵は鉄格子完備です。



で、なぜか大抵こういうお店は韓国系のオーナーがやってます。
以前ロサンゼルスで大規模な暴動があった時、主にヒスパニック系や黒人系の人たちが暴れて韓国系のお店がたくさん被害にあった、ってことがありましたけど、そういうところにお店出してるから必然的にそうなりやすいんですよね。


実はコースのすぐ隣は、小学校です。遊具が写ってますでしょう。




クラブハウスの外でスコアカードを取って、
 (なんか以前はスポンサー付いてたのか、全部カードの一部のページが破り取られてますね。 ・・・ハサミ使おうよ。)



いざコースの方へ。



これが1番ホールです。137Y。


一見、まぁまぁ綺麗そうな写真にはなってますが、ちょっとグリーンを外すと、ごわごわのこんな芝と格闘する羽目に。



グリーンは大きさも小さくてちょっと厄介。
乗せても、グリーン自体が結構ワイルドなポコポコ跳ねるサーフェスで荒々しいです。
傾斜も付けてあったり。


バッグからはウッド類を抜いて持って行ってます。


こちらは無理ゲー気味の 3番ホール。158y。


真っすぐ普通に打つと目の前の枝に当たっちゃうんですけど・・・
低いの打って回避。 でも乗らない。(笑)


5番ホール、109yはコース唯一のバンカーでガードされてます。



そこにカップ切られると意外にむずかしくなるよね。
どうしても右の方に打って乗せるショットになって... 3パッツ。



この日一緒にラウンドしたIsaiahとAlex。
良い人たちで、ギャングメンバーじゃなさそうでした。(笑)
入れ墨すごかったですけど。

このフェンスの後ろは川になってます。 ロサンゼルス川。


左側が川の8番ホール、136y。



ちょっとティーインググラウンドも荒れ気味かな。
さっきの 3人で撮った写真はこのホールの途中のグリーン近くの方です。


そしてこれが最終ホール 9番のグリーン。 このホールが一番長いはずなんですけどこの日は156yです。



この写真は目いっぱい綺麗そうなグリーンに写ってますね。
グリーンから逆向きに写真撮りました。


まぁこんなところなんですけど、日中はそんなに危なくはなさそう。(^^)

でも!
今日日夏時間は夜の 8時ごろまで明るいロサンゼルスなんですけど、このコースは午後 3時半までしかスタートを受け付けていません。
...なにをかいわんや、な感じ。(笑)


コースの Google Mapも貼っておきますね。

画像をクリックでGoogle Mapが開きます。

Los Angeles Riverは洪水時に水を引き入れて災害を防ぐ用水路的でほとんど水が入っていませんですね。
この西側すぐのところに コンプトンの中心地があって、そして南へ車で20~30分くらいでロングビーチ、っていう位置関係です。


日本からいらしてわざわざラウンドお勧めできるコースでもありませんので、少し詳しめにリポートしてみました。

たった $6でラウンドできますので、もしすごい暇だったら是非!

無事に世界で 6番目に危ないコースのラウンドを完遂いたしました。(笑)



7/25/2019

フェースバランスのパターの意外な活用法 ?


先週末、友だちとMountain Meadows GCというコースをラウンドしてきました。

ここは友人にとっては初めてプレーするコースで、私自身も7-8年前にプレーしたっきりで2回目、だったと思います。

非常によく整備されていて、ちょっと驚きました。
これからここをセミ・レギュラー的にプレーするかもしれません。(^^)


画像をクリックで拡大します。


この写真は384y登りのパー4、4番ホールです。 前半では、次の5番一番難しい438yのパー4に続いて難しいホールハンディキャップ3のホールです。

後方の山々もとてもきれいです。
いつものように朝焼けの時間帯です。

フェアウエーが左に傾いていてちょっと狭いですね。
左のカート道の左側もプレーは可能ですが、さらに大きく左に傾いていてしかもラフになってしまいますので 2打目はレイアップになってしまうと思います。

この日は二人ともティーショットは上手くフェアウエーに運べたのですが、2打目のグリーンへ打ち上げていくショットはグリーンを外してちょい手前、寄せきれずにボギーにしました。

すぐ横に、レース場や飛行場があって、なかなかに周辺がユニークなゴルフ場です。


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さて、このラウンド中にちょっと面白いことを友人が思いつきまして、これはメモしておきたいな、と思ったので書き記してみます。


こちらが 13番ホールの長いパー3です。213y。
ちょうど友だちの パトリックがティーショットを打ったところ。

画像をクリックで拡大します。


谷越えになっていて、かなり難しいホールです。
ホールハンディキャップは 2ですから、後半で一番難しいホールですね。

斜めに狙いますから方向にもよりますが、大体 165yキャリーしておけば谷は越えられます。斜めに狙うこと自体が難しいですよね。


コース図もリンクしておきますね。

クリックで、Bluegolf.comの当該ページにリンクしています。
(13番ホールのボタンをクリックしてください。)


ここで、「これってグリーンの方が高いかな? こっち(ティー)の方が高いかな?」ってなりまして。
二人ともレンジファインダーは持っているのですが、高低差を測るスロープ測定機能は付いてないやつを持っていまして。

このコースは友だちは初めてですし、私も覚えていませんでした。

上の写真で見た印象ではどうでしょうか?

私は向こうのグリーンの方が少し高いかな?って感じていましたが、友だちは向こうが少し低いんじゃない?って言ってました。


すると新しいパターを買って持ってきた友だちが面白いことを言い出しました。

『俺のパター、フェースバランスだからこれで見てみよう!』


友だちの新しいパターはこんなやつです。 ↓

画像をクリックでOdysseyのウエブサイトにリンクしています。


まぁパターはフェースバランスのパターならどれでも良いのですが、パター・フェースの水平面を利用して、高低差をチェックしてみようという訳です。

写真に撮ってみました。
撮ってはみましたが、焦点の合わせ方が人間の目ではありませんので上手く補正してくれません。 ということで 2枚撮ってみました。




言わんとしているところは表現できているかなと思います。

しゃがんでなるべく目線を低くして、パター・フェースの水平面に目の位置を合わせて、向こうのグリーン上のピンフラッグに向かって水平線を合わせてみます。

友だちの測定によると、『しゃがんだ目の高さが向こうのピンフラッグの真ん中の辺りに合う』ってことでしたので、そうするとこれはほぼフラットで同じ高さってことか。っていう結論になりました。


後付けになりますけど、Google Mapの地図で等高線も確認してみました。↓

画像をクリックで拡大します。


赤く x印をつけた位置が、13番ホールのティーとグリーンの位置です。
ほぼ同じ高さってことで良さそうです。


これ、意外と正確かもしれませんよ。
私はフェースバランスのパターを持っていませんので、活用できませんですが。(笑)