3/30/2023

El Prado GC, Chino Creek Courseラウンド記録 (アプローチ動画とパッティング動画)

混んでいるはずの日曜日の朝に El Prado GCの Chino Creek Courseをラウンドしましたが、前日にキャンセルが入ったところに当日の朝予約を入れまして、結果的に我々の組は 2人でラウンドすることになり、前に3人の若者の組がプレーしていて、その前後は4人の組がプレーしているという状況になりました。


El Prado Golf Course


前の前、あるいは前の前の前の組は進みが速くなくてまぁまぁ各ホールで待ち待ちのラウンドになりまして。

そういう訳で時間的・場所的な余裕がありましたため、ラウンド中のアプローチショットやパッティングの動画をいくつか撮影することができました。ティーインググラウンドでなら、横に友達がいますのでスマホで動画を撮ってもらうことは比較的容易なのですが、パー5の3打目とか、長いパー4の3打目とか、普段はなかなか撮影は難しいです。

ところで、このコースでは電動のプッシュカートをレンタルしています。 


まだ他のコースではこのサービスを見たことがありません。
人気出るんじゃないでしょうか?


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ということで、撮ってきました動画を貼って行こうと思います。パットが2個、20-150yのアプローチが6個あります。

まずはスコアの方を

ラウンド・スコア記録です。

青ティーのコースレート/スロープは72.5/126、パーは36・36=72です。
(なかなか難し目のコースです。)

1 384  4 - 2
2 377  4 - 2
3 399  4 - 1
4 178  3 - 2
5 552  5 △ 2
6 371  4 - 2
7 180  3 - 2  
8 429  4 △ 1
9 555  5 - 2

10 385  4 - 1
11 398  4 - 1
12 401  4 - 1 
13 520  5 - 1
14 189  3 △ 1  Sx
15 413  4 - 1  
16 175  3 △ 2  Sx
17 512  5 - 2
18 440  4 △ 2

38(16)・ 39(12)= 77(28)

コースコンディションとしましては、このところの雨が多い天気に対策しているらしくフェアウエーが刈りこまれておらず芝が伸びていてまるでファーストカットのラフのような状態で、ところどころ柔らかい地面の状態と合わさってDRのランがほとんど出ないため、私には距離がキツいコンディションでした。セカンドショットはほとんどFWウッドかハイブリッドでした。
(ぼうぼうの芝は動画にも映っています。)

雨量で池が拡大しているホールもありました。
こんな感じ。↓  (池の中に木が立ってしまっています。)

18番ティーの後方の池


スタートから 4ホールは順調にパーを重ねていけまして、5番ホールのパー5でドライバーを右ドックレッグのホールで右側に打ってしまいまして、角度的にキツくなった2打目をハイブリッドで短めに左サイドに刻もうとしたショットがラフの芝と傾斜でズラされて右へ出てしまい木の枝に当てる痛恨のミスから、4オン(ボギーオン)になって寄せた4歩が入らずボギー。


つづく6番ホールのグリーンから撮影をちょこちょこと、タイミングを見ながら撮り始めました。


6番ホールはアゲンストの読みが足らずに 2打目が若干短くて奥のピンに対してグリーン手前にオンでしたので、このパットは約40フィート(13ヤードちょい)ありました。(17歩)

軽い登りのスライスラインと読んで打っていますが、思ったよりも曲がりませんでした。
ボールを見ますと、止まり際に気持ち右に曲がろうしている様子がうかがえます。(笑)
エアレーションのパンチ跡がまだ残っていて、回復しきっていないグリーンでしたので曲がりが少ないのと、パンチ穴の列にボールが乗っかってしまうこともありますから、この日はパッティングに関しては結果に神経質になる必要ないコンディションでした。

かすりもしていませんが、距離がコントロールできていましたので満足なパットでした。


こちらは9番ホールのパー5の3打目です。


パー5なのですけれど、555yと長いですし途中から登っていますので、3打目も128yと結構距離が残っています。右ドッグレッグのホールですので角度的にセカンドをこの左サイドに狙って持ってきています。
このショットは 7番アイアンくらいでコントロール気味、グリーン右脇手前サイドのバンカーに入れないように打っています。いつものようにちょい左ズレでグリーンの左サイド奥目にオン。


11番ホールは右サイドの池を回り込む格好で打っていく長いパー4で難しいホールなのですが、この日はティーが白ティーの位置まで前に設定されていました。


この位置は普段は池越えにはならないのですが、この日は拡張していた池越えに。(笑)

この写真のように、↓ どの辺が池の淵だったのか分からなくなっています。数ヤード右側に池の淵があったはず。



ということで、150yのセカンドショットを6番アイアンのほぼフルスイングな感じのショットで打っていきました。
このホールもグリーン右サイド手前にバンカーがありまして、このショットはグリーン左に少し外れています。この後のチップショットをクロ狙い2.2で1歩に寄せてパーセーブ。


続く12番は撮影していませんが、嬉しいプレーができました。
401yと長いのにセカンドをヒール気味に打ってミスりまして、70yも残してしまったのですがそこからワンピンよりだいぶ長い12フィートにつけまして、このパーパットを入れてセーブしました。こういうのは特に嬉しいです。


ウエッジやアイアンでのアプローチを撮りたいっていうことで、パー5の動画が多くなります。こちらは13番ホールのパー5です。


3打目をグリーン左に外して、この位置に来ました。
ピンまでは23yです。ポンっと打ち下ろすとちょうど良い距離でしたので、クロ狙い2.2ではありますが、距離感よりもむしろライの方に気を付けつつ打っています。なんとかパーセーブ。

後半はここまで結構グリーン周りでしのいでしのいで来ている感じでした。

(次のパー3の14番で左へ引っ掛け気味に打ってしまい、左サイドのバンカーに入れてボギーを打ってしまいますが。しかも出ただけのを必死に寄せて3オン(ダボオン)ワンパットのボギー。)


15番は長いパー4で、この日はDRのランも出ず、2打目が170yでクリーク越えの240yも残っていまして、2打目を頑張って打ってこの位置に。


3打目はピンまで軽い登りの44yでした。
フェアウエーなんですけど、ライとしてはファーストカットのラフみたいな感じ。
このショットは、54°で打ってるっぽいです。

本人としては、もうちょっと低い弾道が頭にイメージされてましたが、登り傾斜とウエッジのバンスでボールが勝手に上がった感じです。音的にもこれはばくっとした音でバンスで打ってますよね。
これがグリーン上でよく転がって奥目まで5歩ぐらい行ってしまったのですが、しぶとく入れてパーセーブしました。

(次の16番のパー3でも、ヒール気味に打ってしまい距離が出ず手前のバンカーに入れて、ボギーを打ってしまいました。後半のパー3が良くありませんでした。)


次もパー5です。17番ホールの3打目。


ここから78yありました。
これはおそらくPWか9番アイアンだったと思います。ここのグリーンは左右の手前にバンカーがあります。(映像で見えている左サイドのバンカー色のものはカート道です。)
分厚い草でクラブが綺麗に抜けにくい雰囲気の音です。でもボールを先に打っているので助かりました。自分で思っているよりも右に出ましたが、右のバンカーまでは行かず右サイドにオン。
バーディパットは12フィートぐらいでしたので入れたかったのですが入りませんでした。


最終18番です。このホールは444yと私には長すぎて、登りっぱなしで、いつも届きません。


この日はティーが前に出ていましたが、ランが全くでないフェアウエーで、結局届きません。セカンドも3Wを良い感じにパーンと打ったのですが、届かずにこの位置。フェアウエーセンターで残り53yの登りです。
このショットも15番と同様に54°で打ってます。平地でキャリー52yのショットを打つつもりで打っていると思います。
ピンに真っ直ぐに、とても良い感じで行ったのですが、ピンの奥のグリーンのカラーまで行ってしまいました。良いショットだったのですけれどねー。

距離的には、12フィートの下りです。


もう一人のチップショットがトップしてしまったボールが通り過ぎてから、ルーティンに入っています。もうこのパーパットはものすごく入れたい気持ちで。下りの若干スライスラインですから、なかなか入らないパットではあるのですが。
惜しかったです。ちょっとだけスピードが足りませんでした。ぴったり目に打っていますので思ったストロークはできていますので満足ですが、入れたかったです。


コースで打っているショットを、フォーム気にしつつ打ってる練習とかではなくて、寄せる気持ちで実践で打っていっているショットをこうして客観的に見る機会っていうのは案外ありませんから、今回はとても良い参考になりました。
いろいろ直したい点とかは見えますけれども、概ね思ったような感じでプレーできているようです。
草擦りのリハーサル素振りも忘れずにやれている様な感じです。

パーオン率が前半と後半で雲泥の差ですが、本人としてはグリーンに乗ってもちょっと外でも打ったショット的には大きな差ではありませんので、特に後半にショットが乱れたとまでは思っていません。
スコア的には、もしパーオンしたホールや、チップインでバーディが取れていたらもっと良かったのですが。運が必要ですからね。

でも、後半のパー3ふたつをカチカチの水が溜まったバンカーに入れたのはちょっといただけません。待ち時間が長い時にリズムをキープする手段をとらないといけなかったと、後から思いました。(ゾンビ立ちをすっかり忘れていました!)


3/27/2023

パッティングやショートゲームの転がしの際の歩測について

サンディエゴにいる友達に呼ばれまして、The Golf Club of California をプレーしてきました。

こちらのコースのサイトに写真があります 7番ホールのパー3には、グリーン内バンカーがあります。

7th hole, 171y par3

ピンの位置によって、狙う場所が変わってきますね。
我々がプレーした日のピンは、バンカーのやや左後方でグリーンの奥の方でした。
私のティーショットは、右奥の後方にグリーンを外したところでした。運よくワンクラブに寄せることが出来ましてパーをセーブしました。
前回はグリーン上のバンカーを挟んだ反対側に乗せてしまってボギーでしたのでこのホールはリベンジしました。(笑)

青ティーからですと、コースレート/スロープレートが 72.0/132 ですので、6,500yではありますが難しいコースです。昨年初めてラウンドしまして、今回が 2度目です。


この日は雨続きの週の土曜日に運よく雨がやんでくれた最中で、写真の様に霧というか霧雨というか、もやーっとした天候でした。
下の地面も柔らかめで、バンカーのいくつかには水が溜まっていました。

こんな状態で始まったにもかかわらずショットは好調で、出だし5ホールはグリーンを捉えてパーオン達成して2パット、6番でパー5なのに3打目をミスってパーオンに失敗、3歩に寄せるも外してボギー、8番の423yと長いホールで3打でボギーオンプランでプレーしているのにチップショットをトップ目にミスしてダボオン・ツーパットのダボにしまして、前半は39。

後半は13番のやはり404yと長めのパー4で、フェアウエーが2つに分かれている一番難しいホールでグリーン右手前のガードバンカーに入れ打ち過ぎてグリーンオーバー、なんとか寄せてボギーにした後の14番パー5で3打目が2歩に付いてくれてバーディ、16番パー3でグリーン外して寄せきれずボギー、続く17番でも408yのパー4でGIRできずに寄せるも4歩のパットが入らず2パットでボギー、ということで、38。トータル77で、ディファレンシャルが 4.3でした。

決してやさしくないコースでしたので、ダボはありましたがショットは調子良い方で満足なラウンドでした。2時間かけて行った甲斐がありました。


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私はパッティングの際に必ず歩測をします。
ということで今回は、歩測についてメモしておこうと思います。


距離を打ち分ける上で、打とうとしている距離を把握しておくことは大切だと思います。
フィーリングだけでプレーしていて、むしろその方が距離感を出せる、というゴルファーもいらっしゃるかもしれませんが、後々へのフィードバックとか改善とかコースごとでのアジャストメントとか考えますと、距離は把握しておいた方が良いと思います。

私が敬愛してやまないデーブ・ペルツ先生は、1歩が1ヤード(約91.4㎝)になるようにトレーニングして歩測に利用しているそうです。

当ブログの先輩、決め打ちパットの使い手のノリさんは、駅と外のタイル(20㎝角、40㎝角)などを利用して80㎝幅で歩く練習をなさったそうです。


ただし、

デーブ・ペルツ先生は190㎝もある大男ですし、例えばパッティングの真っ直ぐなピュアインライン・ストロークとかでも「2万回も練習すれば身に付く」とかにべもなく述べてしまう方ですので、ピッタリ1ヤードで歩けるのだと思います。

ノリさんも180㎝を超える長身の方で、日本人男性としては大柄、ご職業柄外で歩く機会が多い方ですから身に付けることができたのだと思います。

写真はイメージです

もし練習するとしたら、例えば横断歩道の縞々は 90㎝間隔になっていますので、1ヤードの練習にちょうど良いですね。
点字ブロックは (使わない方が良いと思いますが) 30㎝角のものが多いそうです。

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歩幅を一定させる歩行練習自体は「ゴルフのため」ということで行えばそれなりに楽しいかとは思いますけれども、私の場合は練習しない方向で考えました。

先に書きますと、結果的には、私の1歩の歩幅は約70㎝くらいです。
練習は全くせず、普段の自然な歩幅で歩き、10歩の距離を測定して平均する方法を取りました。

10歩歩いた距離の結果が、大体23フィート(7.01m)に集まっていました。
ズレることもありますが、ブレの幅としては大体 23フィート +/-8インチ(約20㎝)以内ぐらいに収まっています。
1歩辺りにしますと、+/-2cm以内のブレですからゴルフのパットにはさほど影響なく使える範疇の誤差です。

自然に歩いているだけですので、練習は全く不要です。

10歩が23フィート。

なにかとても中途半端ですが、日々、変わっていないかどうか床のタイルカーペットなどを利用して確認するにはキリが良いフィートの切れ目でそれなりに都合が良かったです。

これ、自然なリピートできる歩幅であれば、64㎝であろうが86mであろうが、キリが良い数値に修正する練習しなくても良いと思うんですね。


グリーン上ではもう、自分の 1歩をグリーン上での単位としてしまう。
それでその単位に対して、このストロークは 8歩のストローク(基準)、これが4歩のストローク(半分)、16歩のストローク(2倍)、っていう格好でそのまま使えば、自分専用に使うためには換算とか全く要らないと思うのです。

後でブログでラウンド記を書くとかの時に、あれは10歩だったから、86㎝ x 10 = 8.6mか、っていう時に換算するくらいで、普段のラウンド中は、10歩は10歩という単位の距離、として扱えば全然支障ないんですよね。




友達と普段ラウンドしている最中には、ワンクラブが 3フィートぐらい、ワンピンが 8フィート、7歩が 16フィート(5m弱)くらいで、10歩が23フィート(7m)、14歩が 32フィート(10m弱)、くらいが頭に入っていますので、会話するにも困っていません。

日本でプレーなさっているゴルファーは、なぜかグリーン上でだけはメートルで表現される方が多いので、まぁ例えば 1歩が64㎝でしたら10歩が 6.4m、5歩が 3.2mとかの換算は計算ってほどでも無いですしね。

まぁもちろん換算しやすい歩幅が身に付いていれば便利には違いありませんけれど。不可欠ではないと思います。


自分の普段の自然な歩幅を基準にしますと、日が経ってくるとだんだん伸びるとかだんだん縮むとかもありませんし、+/-に前後してブレても、10歩も歩いて20㎝ (1歩辺り2㎝)くらいなものだろうと思います。安定して使えます。


もっと肝心なのは、「左足から右足までの幅で気持ちよくストロークしたら、8歩転がる」とかの基準のストロークの出力が一定して出せる、っていうことの方がパッティングにとっては重要と思います。

こちらも、なるべく自分自身の事前な動きを大切にして、できるだけ一定の結果を出せるようにしたいです。


これからパットするラインの距離を補足する際に、できればカップの向こう側からラインを読んだりする際の歩行を利用して、往復の方向で歩測をすると良いと思います。
やはり人間、上り坂では歩幅が多少狭まったりします。グリーン上は傾斜きつくても3%がいいところなので、ほんの多少ですけどね。往復で歩測すれば、大体間違いないです。


4歩(1/2)、8歩(基準)、16歩(x2)っていう風にストロークの出力が出来れば、グリーン上の歩測の単位は自分だけに特有の「」で用が足ります。



3/22/2023

ショートパットの確度を上げる方法論と取り組み (Green River GCでパープレー)

このところ良くラウンドしているコースの一つ、Green River GC にて、2023年初のパープレーが達成できました。

今年は1月に +1オーバーがありましたが、パープレーは素直に嬉しいです。

7番ホール パー5のティーショット


スコアカードです。
今回のバーディー3つはどれもかなり長いパットが入ってくれたもので、まぐれを活かせた格好です。


コースレート/スロープレートは、青ティーからで 71.7/125ですので、この日のラウンドのディファレンシャルが 0.3になります。(スコアカードはまだ古い数字のものを使って消化しているようです。)


1番ホールのティーショットです。かなりの打ち降ろし。


ちょっと雨が降っていますが気にならない程度、終始曇天でした。

意図していたよりも少しドローが強くかかり、2打目はフェアウエー左の木に枝に少し阻まれてグリーン左いっぱいのバンカー上に立っていたピンは狙えない状況に。(打ち出し方向に真っ直ぐならベストでした。)
そこから約145y、6番アイアンでフックに打ってグリーン右端から運よくグリーンに転がし上げました。(元々狙えるピン位置ではなかったです。)
パットはグリーン上の尾根を越えて36フィート(約11m)もあったのですが、まぐれのカップインでおはようバーディ。

7番のパットも12番のパットも20-30フィートはありました。
そうそうあることではありませんので、運が良かったと思います。

今度またアップロードいたしますが、この日は試しに購入しました新しいドライバーシャフトを持ち込んでいまして、幸先の良いスコアでしたのでまずまずではあるようです。写真を見ますと、まぁまぁな程度にトゥダウン的な挙動をしている模様です。(特によく飛んだとかという訳ではなかったと思います。)


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さて、ショートパットについて、です。

パッティング技術の向上を目指して15年前に立ち上げた当ブログですが、当初 10年くらいはショートゲームのカテゴリーの記事があまりなかったのですが、このところはだいぶ増えてきました。

一方、依然としてパッティングに関する項目には情熱的な温度感を常に高く保っています。


ショートパットに関して、データには取っていないので説得力的にはどうかなっていうところではありますが、個人的にはこのところかなりしぶとく入れるショートパットの確率が上がって安定している感がありまして、気が付いたことをメモしておいて取り組みに繋げようと思います。




今までにショートパットについても何度かブログ記事に書いています。

最近書いたものがこちらの二つで、



この時に、

これはちょっとした発見かもしれません。 
体の重心の安定という観点で、傾斜からのロングパットとかも含めて検証していってみたいと思います。 
ひょっとするとひょっとするなぁ、これ。

って書いていたのですが、体の重心を安定させたストロークっていうのは間違いなく
ショートパットの確度を上げる一つの鍵になると実感しました。


次にこちらの二つの記事 ↓ は、タイガーがものすごく強かった時期にずば抜けていたのが、圧倒的な飛距離とかマジックのようなグリーン周りのショートゲームという印象がありながら、実は桁違いに他のツアープロとの差を開いていたのがショートパットだったという記事です。



こちらの二つの記事 ↓ は、よそからアイディアをもらってきてトライアルしましたが、失敗に終わりました。



そして、データ的な基本は、以下の二つの記事に書かれています。

 (1.8m~2.1mのパットにおいて、PGAツアー1位のプロと100位のプロですごい差が付いているデータが載っています。)


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今回の焦点は、ショートパットの確度をあげるとは言っても、競技とかのラウンド内でのショートパットを、ここっていうクラッチな場面でビシッと確実に決めて外さない、とかそういう主旨ではありません。


むしろ、ラインを読んで思ったスパットに思ったスピードで打ち出して、自分的に満足な出来のストロークをして、結果的に統計的な意味でショートパットが年間通して良く入っていた、っていうショートパットの確度を上げる方法を考えています。


横道にそれますが、これとは別に年間のトータル的なパット数を減らすという意味では、というよりもゴルフするときはいつでも、ってことになってきますが、こと「パット数を減らす」という観点からしますと、堀川未来夢プロがこのショート動画で語っていることに尽きます。

これがもう究極です。


内容的には、『朝のパッティング練習でとにかく時間を費やした方が良いのは、ロングパット。 2.5mぐらいの距離では世界で一番上手い人でも53%、下手なプロでも47%で大きく差はでない。1m以内であれば 98%はカップインする。この2.5mと1mの差の約50%はものすごく大きいので、とにかくこの1m以内に入れるかどうかに尽きる。』っていうことで、これがもう究極で間違いありません。

ファーストパットでもチップショットでも同じことで、当ブログではこの「約ワンピン(2.4m)とワンクラブ(90㎝)の差をハッスルゾーン」と呼んで重要視しています。 


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もうひとつ前置きがあります。

「この勝負パットを絶対に決める!」的なパッティングは、ツアーで戦うプロには4日目に必要になってくる場面はあろうかとは思いますし、ツアープロのメンタルとしては常にバーディーを獲りに行く、どのパットも入れる、っていう姿勢が必要なのだろうと思いますけれども、

...そうしますと、こういうことが起きてしまいます。↓

セルヒオ・ガルシアの6パット


ダニー・リーの6パット


もう最悪で、見ていられません。

どちらも短いパーパットを「決めに」行っているために事故が起きています。
普通は 3パットまでには収まっていることがほとんどでしょうけれども、このお二人の場合は雑さが出てしまっていいる感は否めません...でも、プロの場合は次のパットを短く残すとかは頭になくて、必ず入れに行くから、っていう要因が少なからずあろうかと思います。
(こういう極端な例は、過去にイップスで苦しんだ経験があるとかの要因も影響しているのかもしれません。)


一方、私のレベルのゴルフの場合は、パットに限らず、

・いかに大叩きの事故を起こさないか。
・往復ビンタをどう避けるか。
・連続OBをしないためには、同じ位置から同じクラブで打たない。

...といった項目を重要視すればよいと思っています。 

スコア的に、アグレッシブに決めに行く必要がないからです。
ゴルフをプレーする目的が違うんですよね。できるだけ少ないスコアでラウンドしたいというところだけが僅かに共通してはいますが。お金は賭けていませんし。
たとえ競技に出たとしても、私はプレースタイルを変えないと思います。(プレッシャーとかでミスは増えると思います。でもマネージメントとかショットの選択とかは変えないと思います。)


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さて今回の、「ショートパットの確度を上げる方法論」ですが、考えていますのは、3フィート(約90㎝)から 4フィート(約1.2m)までの是非ともカップインしたい範囲(私が本来ショートパットと思っている範囲)、そして 5フィート(約1.5m)から 8フィート(約2.4m)までの入れごろ外しごろの範囲(短くないけど条件によってはショートパットと言ってもよいかな、の範囲)をほぼ共通に扱った取り組みになる予定です。

これに関しましては、たとえ 2フィート(約60㎝)であっても横の曲がるラインでとても厳しいパットの場合もありますし、例えば12~14フィート(約3.6~4.2m)もあっても通り過ぎたラインを見ていた返しの登りで高確率でカップインできるパットになるケースもあったりはします。


上記の長い前置きに書きました前提の通り、ショートパットでも次のパットの入れやすさを考えたパッティングをしていく。というのが骨子になります。グリーンの傾斜の真横のラインから往復ビンタを避けるパッティングと同じ要領です。


何度も何度も持ち出してきますが、


この考え方が私のパッティングにおきましては絶対です。
必ず次のパットのことを考えます。(案外入ったりもします。)

例えば、1mも通り過ぎる強気のしっかり打ったパットはツアープロが使うものであって、私は真似をしないことにしています。
(もちろん普段のラウンドで、読み違えてて、とかミスして、1m以上通り過ぎることもままあります。)


練習をするときに、自分がストロークして転がした距離を最後まで確認したいので、入らないカップがとても有用です。
カップに入ってしまいますと、どのくらいの強さでストロークしていたか結果の判別が分からなくなってしまいますので。


私のパッティングスタンスはやや変則でボール位置は左足踵内側くらいの位置、左目の真下にはボールをセットしていません。
右から覗き込む形で構えていますので、ボールとカップが両方視界に入っています。見えていますので、ヘッドアップをしなくてすみます。

カップの上を通過した後、どこまで転がるかをしっかり確認します。
理想的なのはオプティマムスピードで、カップを17インチ(約42cm)通り過ぎて止まるスピードで打てれば、カップインの確率を最大化できます。
 
17インチ(約42cm)って実際にはすごい短くて、いわゆるジャストタッチでカップにやっと届く感覚に近いです。「カップを通りすぎる」意識を持ちますと、大抵オーバーしてしまいます。


先日記事にしました横からの曲がるラインのパットの場合ダウンヒルスライダーの場合はは例外で、さらにジャストタッチでカップ上に止まる距離感でパットをできることが成功のカギになります。(理由はリンク先をご参照ください。)


総合的には、距離感がどれだけ出せるか?ということと同時に、カップ周りの傾斜をどれだけ正確に読むことができるか?ということがポイントになってきます。

カップを過ぎた後に、どんなラインでどこまで転がるか、をよく観察しておくことを練習します。次のパットに役立つ情報であると同時に、今打ったパットの将来に向けての改善のデータになります。
次のパットを必ず頭に入れておくようにしています。


縦位置の、登りか下りか、どの程度の傾斜か、という読みは、ラインを横から見ることによってある程度読むことができます。


ショートパットといえども、スピードの管理は非常に重要です。真っ直ぐ目な平らとか登り傾斜とかではガツンと打っても入りますが(ちょうど室内用のパッティングマットの持ち上がったカップの様に)、曲がるラインや、横のライン、などでは、ボールのスピードによってカップイン可能なラインが全然変わってきてしまいます。
ラインの曲がり幅と、ボールのスピードが、両方揃って初めてカップインします。

ショートパットを外してしまう原因の85%は、引っ掛けとかプッシュといったストロークが原因ではなく、ボールスピードが合っていないまたは傾斜が読めていないことが原因である、とDave PelzがPutting Bibleの中で述べています。

毎日パターマットで真っ直ぐ打って2mを繰り返しカップに入れる練習は15%の部分の改善にはなっているけれども、85%の部分の改善には全く寄与していない訳です。


ショートパットにおいても、極力スピードのコントロールに気を付ける。
パッティングの練習グリーンで横の曲がるラインを再度練習してみまして、自分がいかに荒っぽくいい加減だったか実感いたしました。

私の場合は、1歩(約70㎝)、2歩(1.4m)、3歩(2.1m)という打ち分けはある程度練習していますが、曲がるショートパットに対処するためにはもう少し細かくコントロールしたいなと思いました。


繰り返し練習というよりは、小さな距離を打つ時のストロークのスピード感をもう一度よく見直してみる取り組みを考えています。

これは、家のパターマットとかでも効率的に練習できます。

持ち上がったカップは使わず、カップには入れずに、2フィート(60㎝)、3フィート(90㎝)、4フィート(1.2m)、5フィート(1.5m)、6フィート(1.8m)のところに印をつけて、そこへ止める練習をすれば良いですから。
(この練習、ちゃんとできるかどうか取り組んでやってみます。)

この練習やってるゴルファー、私も含めてあんまりいないんじゃないかと思いますが、相当効果が出ると目論めるかも?と思っています。