11/22/2008

方向指示ティー


今回はですねー、なかなかいいもの作りました。
(とか言うほどの大した工作では無いんですが。(^^;)


これです。↓



長い方が、私がドライバーで使う長さ(っていうか、460cc時代のスタンダードですね)の2インチ3/4、短い方は昔パーシモンの頃スタンダードだった2インチの白いティーです。
ヘッドを平らに削り、板磁石を丸く切って貼り付けてあるだけです。


で、まぁ昔からよく知られているようにこうやって貼り付けて使うんですが、

まずはウエッジ。



長い方を付けてます。
フェースが本当に向いている方向を右脳に意識させてあげるために視覚化しています。

そんなの前から当たり前じゃん。って思うんですが、実際にくっ付けて立体的に視点を変えてみると、「へぇ、こういうことになってんの?」とあらためて思うことも色々と。



こっちは、短い方をパターに付けてます。



これはですね、この間ゴルフ雑誌のレッスンプロの推奨していた練習法にあったんですが、この状態でボールを打つんです。
(雑誌には接着剤でくっ付けてあったんですが。)

ちょうどこのパターですと、ニッケル素材なのでぴとっとくっ付きますので、写真はいつものピン・アンサーと違うパターです。

このシビアな状況(ティーの先)でボールを打つ練習しますと、芯で打つパッティングの練習に格段に効果的だとかって説明でした。

実際、この場合は磁石で付いていますので、もっとシビアになります。ちょっと曲がって当たるとポロっと取れちゃいますし。


ちなみにですが、このパターは、ティアードロップ社のTD21というモデルのパターでして、ほんの一時期、フレディ・カプルスが使っていたんですね。そん時にミーハー心を発揮して買ってみたパターです。(笑)
カプルスといえば、いつもオールド・ピン・アンサーを愛用している人でして、白いラインを3本引いていたんですが、そんなラインの引き方も真似したりしていました。(^^;

ティア・ドロップ社のパターは、実はフェースが縦にバルジがつけてあって局面になってます。ミルド・ラインも水平に入っていましてね。
ハンドファースト気味にヒットしたり、アッパー気味にヒットしたり、とロフト角が多少inconsistentなヒットをしても、パターが修正してくれて結果はconsistentになるという、ありがたい(昔のパーシモン・ドライバーのような)パターです。
どうしてもっと普及しなかったんだろう?
これは余談ですが。



で、ですね、もういっかいウエッジの写真。↓



これは、いつも打つ時の位置にウエッジをスクエアに構えてスタンスしまして、目の位置から写真を撮り、拡大したものです。
ですから、シャフトが左から右に斜めに写ってますね。ハンドファーストに構えていますので。

くっ付いているティーは短い方のやつなんですが、やや飛球線より右を向いて見えますね。
でも、スコアラインは飛球線に直角に構えていますので、確実に飛球線上に向いているはずです。しかしながら、飛球線上の仰角分、斜めに上を向いていますので、私の目の位置/ラインがボールの飛球線上に無い限り、真っ直ぐ左に向いて見えない訳です。

私の目はボールの飛球線上より体寄りの位置にありますので、その分、写真上のティーは真左じゃなくって、ちょっと写真でいう上方向、飛球線からいうと右方向を向いて見えちゃうんですね。

ティーが曲がって付いているわけじゃないんです。


そんなことも踏まえまして、今度はこの写真を見ていただきたいのですが、↓



これは、47度のPWです。
ヒール側がちょっと浮いています。

「D-Chop」を打つ時に、シャフトをパターと同等の長さに短く持ちまして同等の角度にし、パターのスタンスを取ります。

この時には当然、短く持ってパターの位置に立っている分、ヒール側は浮きます。
ヒールを浮かせて吊るように持ち、トゥ寄りで打ってダフリを防ぐ打ち方がありますが、あれとは違う目的でヒールが浮いている訳です。
そして、目の位置をボールの飛球線上に持って来ます。まぁつまりパターと一緒です。

目の位置がボールの飛球線上ですから、ティーは真左を向くのが正しいフェース向きになる、ということを表した写真です。
ヒール側が浮いていますので、スコアラインはあたかも左を向いているように見えるのですが左には向いて‘いない’のです。

ちょっと錯覚しますでしょう?


まぁ、そんなこんなを練習する小道具を作ってみましたよ、という試みでした。(^^;



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11/19/2008

フランクリン D. ルーズベルト (ムニシパル・ゴルフコース)


第32代アメリカ合衆国大統領のルーズベルト大統領の名前が冠されているこのコースは、ロサンゼルス・ダウンタウンの北の方、ドジャースタジアムのすぐ北にあるグリフィス・パークという広大な公園の中にある3コースの中のひとつです。
(26代大統領のテディことセオドア・ルーズベルト大統領じゃない方の人です。)

写真をクリックで拡大


1964年にオープンした歴史のある由緒正しい市営のコースで、よく整備されています。
距離が非常に短いもののアップダウンがかなりあり、ものすごくタイトな造りのパー33(パー5が無くてパー3が3つあります。)しかない、9ホールのコースです。

(他にある2つのコースは18ホールあるんですが、すごい人気があって例えば平日でもなかなか予約が取れません。今度チャンスがあったら行ってみようと思ってます。)

YahooにあるReviewをみても、なかなか評判良いですね。
私もけっこう気に入りました。

ダウンタウンから近いというアクセスは、旅行でいらっしゃる方にもタクシーでもすぐですし、(レビューによると)レンタルクラブも揃っているみたいでなかなか良いんじゃ無いでしょうか。


難点を挙げるとすれば、やはり短いところかな。
私の精度では、ドライバーを一度も使わないラウンドになります。一番長いホールでも392y(2番)ですからね。しかもここだって、左にドッグレッグしていて、もしもドライバーを握ったら綺麗にコントロールされたフックを打たなくちゃなりません。


8番ホールのティーイング・グラウンドからは、マウント・ハリウッドの頂上にあるグリフィス気象台が見えます。
ここにあります写真がそうです。
http://rsmgl.com/


3Wやユーティリティーでも、グリフィス気象台に向かってフェードを打たなければなりません。
遠くの左側に見えている木の左はOBで、真っ直ぐなボールで気象台の下辺りに打つには、距離を190yぐらいに納めておかないと突き抜けてOBにしてしまいます。
そこから80度ぐらい大きく右にドッグレッグして上がって行くんです。





会社から近いので、金曜日の朝、出社前にラウンドしたものを2回分ほどまとめまして。 ↓

11/16/2008

ラウンド記録 (リオ・ホンドの白)


先週、とある会社のフレンドリーコンペに参加してきました。

いやー、調子悪かったです。
久しぶりに(家族の協力で)10時スタートのラウンド、スタート前にたっぷりドライビングレンジでボール打てるってのに、ショットが右へ左へあっちゃこっちゃ、ウエッジやショートアイアンまでアウト・オブ・コントロール。

練習があんまり酷いんで、シューズ変えてみました。
(そんなの役に立ちませんけどね。(x_x;)

いざコースへ出てみたら、多少マシにはなりましたが、どダフったりしまして。いくつも。

まぁそれでも今日は白ティーですし、ドライバー止めまして、ほとんどのショットを大きめのクラブで3/4で打ったりしてなんとかしようと思ったんですけどねー。
ドラコンとかニアピンがある楽しいコンペなんですけど、今日のショット振りではアグレッシブなことしないようにしまして。


白のレギュラー・ティーから。
コースレート/スロープは70.1/118、パーは72です。

1 4 △ 0 3AL(砂1失敗)
2 4 - 1
3 3 △ / 6B
4 4 - 0 7b
5 3 △ / U8AL(砂1失敗)
6 4 +4 2 3AL(砂2回+パットも失敗)
7 5 △ 2 U10B
8 4 △ 2 5A
9 5 ◯ 0 ⑤(砂一!

10 4 - 0 12S-①
11 4 △ 0 U18-2A-(3パット)
12 3 △ / D7-①
13 4 △ 1 U12-B3-(3パット)
14 5 - 0 U7S
15 4 △ 1 D12BL-1-(3パット)
16 4 - 1 U14AL-②
17 3 / 3AL-1-(2mから3パット (x_x))
18 5 - 0 2A (最後のバーディパットも ×!)

44(16)・42(22)= 86(38)


頑張りましたけど、撃沈です。
ただでさえしんどいのに、グリーンはじめコース中エアレーションした直後でして。

土曜日なのによく5組のコンペがいい時間に予約取れたなー、っては思ってたんですよね。


出だし1番409yはDRで曲げると林ですので3Wでティーショット。ダフリ気味に打って残りも約190y。4Uで行きましたが右へぶれてガードバンカーに。
幸いライは良くて3歩(2m)に付けたんですが、外しました。
前途多難です。

2番389yも、U4のティーショットが左へ曲がってよれよれ、左の林ぎりぎりからセカンドはインテンショナル・フックで木を回避して打ってなんとかグリーン右へ。D-Chopで寄せてup & down成功でパー。

なんだかんだこんな感じで我慢しながらボギー、パー、ボギー、パー、ボギーと粘ってプレイしていたんですが、
6番437yのパー4ではティーショットをまたまた木の中に打ち込み、2打めは出すだけ。
さらに220yほど残っていますがこの3打めを3Wで打って右のガードバンカーへ。
そこへ同伴競技者のボールも入ってきてボールが2cmぐらいの隣り合わせに。

マークしてもらって先に打ったんですが、ライをあんまり変えないようにしようとか、足場をあんまりグリグリやんないようにしようとか、ちらっと頭をよぎったのが失敗でしたね。
ミスショットして、目の前のバンカー内の土手にボールが刺さってしまいました。
スタンスも取れないようなどてっ腹に埋まったボールに2度目のバンカーショット。出てくれただけでも御の字です。

そこから6打めは3歩に寄せたものの、またもパットを外してこのホール8の+4オーバー。大崩しです。

9番495yパー5は2オン狙いでドライバーを取り出し、左のラフへ。
3Wで狙いましたが、左のガードバンカー。
そこから5歩に付け、パットが奇跡的に入ってくれて、前半最後でバーディーが来ました。


この日はとにかくエアレーションの穴がボコボコ空いている上に、砂が沢山入れてあって、とてもまともにパット出来ません。
長いやつはまだいいんです。エアレーションした直後ってのはとにかく曲がらないんで、それなりに打てばよいですので。

7番8番のティーショットも3Wで打ったんですが、林の中に。
両方ともなんとかボギーでしのぎ、
問題はショートパットでして、デリケートな短い距離の弱いパットが、穴の空いてる列に沿ってでででーって変な方に吊られて行っちゃうんです。

まぁみんな同じ条件でやってますから文句言えませんけど。


後半は、曲がるショットをなんとか騙し騙し、それなりにコースマネジメントしてみたんですが、何しろ2歩3歩が全然入りません。
後半はなんと3パットが4つ、ワンパットひとつも無しです。


15番323yの短いパー4は3Wでのティーショットがチョロってしまって、
約100y。どダフりでした。
セカンドショットは残り220yの右のバンカー越え、もう一度3Wで打ちましたところ、これが奇跡的に受けグリーンで水を含んで柔らかかった部分にドスンと止まってくれまして、12歩に2オン。かなりの下りのパットは外れて1歩(約70cm)だけオーバーしたんですが、返しが穴の列ぼこぼこに阻まれてリカバリー・パーならず。(T_T)

17番178yはピンが右のバンカー上の一番深い奥の軽い登り。
U4で195yを打つつもりでピンにデッドに行ったところグリーン右にわずかに外しまして、D-Chopで寄せてパーを狙いに行って3歩(約2m)に付けたんですが、そこからなんと3パット。

もう下手すぎの苦しすぎ。(笑)

最後の18番519yのパー5、ドライバーは左のクロスバンカー越えで打ちまして、右のクロスバンカーへ届いてしまいました。バックからだと541yで左のクロスバンカー越えすら厳しいくらいなんですけどね。

クロスバンカーからはユーティリティーで打ちまして、上手くあごをクリアしてくれて予定通りの残り約60y。
GWのSLJでピンハイの2歩(約1.5m)に付け、終わりよければって感じで
〆ようと思って気合い込めたんですけど、パット外しました。ありえないズレ方して外れました。もうヤだ。(笑)

白ティーじゃなかったら、一体いくつ打ってたんでしょう?(x_x;


このコンペではハンディを12いただいていまして、ネットは74でした。
悪い順位じゃなかったですね。みんな苦戦したのかな。

パー3は全部乗らなくてニアピンかすりもしないどころか資格無し。
ドラコンはまぁこのコンペにはすごい飛ぶ人やスクラッチプレイヤー(といってもこのコンペでは甘めのハンディ5がもらえてます)も居ますので無理なんですが、どのホールだったかすら判らないほど余裕無し。(^^;


コース状況に合わせてアジャストしてプレーするということや、自分の調子に合わせてアジャストしてプレーするってことは常々考えたりしているんですが、ダブルパンチだと厳しいね、でも白ティーで助かったのはあったね、というラウンドでした。(^^;