6/12/2009

コンダクタープロ 302E


お友達のUスケさんの新しい相棒、コンダクタープロ 302Eについて、知らないくせに記事書いてみます。(^^;

願わくば、さらなる追加情報や訂正情報がコメントに入ることを願ってみたりしてます。m(__)m


追記: 写真はUスケさんのクラブです。(^^)


ほかにそうは無いと思いますので、Uスケさんのまさにクラブかもしれませんね。そしたら、写真撮って提供していただけますでしょうか?
差し替えますので。(^^;



マルマンのクラブは私がゴルフ始めた’85年頃に猛威を振るって(というか流行って)いたので、少しは覚えています。

SPSS理論という、芯の位置を全部のアイアンで6:4にしてアベレージゴルファーでも打ちやすくなっているというクラブ設計で、ガスライター屋さんがゴルフ用具業界に台頭してきたんです。

当時のクラブは(今でもヘッドターンを想定している種類のプロモデルなんかはそうだと思いますが)、ロングアイアンほど重心がネック寄りの位置にあって、番手によって打点がフローしていたんですよね。


ダンガンってクラブ(確かFW?)の後、ギネスっていう低重心のアイアンがバカ売れしました。
ギネスIIってアイアンはものすごく売れて、すごい人数のゴルファーが使ってましたね。

低重心故に、ロフトを立ててもボールが上がるってことで、ロフトを立ててありまして、今のストロングロフトの走りになりました。
8番で6番の距離が打てるんですが、ほとんど6番のロフトだったんです。

3番4番はさすがにあんまり立っていなくて、3-5番あたりのロフト間隔が2-3度とかやけに詰まっているセットでしたが(ショートアイアンがぶっ飛んでくれる訳です)、それは良く売れたんです。
(私は、所有したことは無いんですけど、貸してもらって打ってみると確かに2番手くらい違った記憶があります。)

それから、マルマンソールっていう、ソールが4方向に丸くなっているソールを開発。
これは抜けが良いソールでしたので、当時の日本の高麗芝が多かったゴルフ場のラフにマッチしまして、ますます良く売れました。


日本ゴルフ用具界でシェアをぐーっと拡げた後、勢いに乗ってコンダクターというプロ向けモデルのシリーズも出し始め、有名契約プロも作りました。
芹沢信夫とか、イアン・ウーズナム、カーティス・ストレンジとかです。

ただ、もともとSPSSがプロ向けのデザインではありませんでしたから、そんなに人気にはならなかったような印象を持ってます。

中でもウーズナムは、コンダクターのアイアンを使って、なんとマスターズに優勝してしまいました。
これが、’91年です。
モデルは、コンダクタープロ SXってモデルのクラブだと思いますけど、定かではありません。
(トッププロっていつもプロトタイプ使ってますしね。)

カーティス・ストレンジがマルマンと契約したのも、2度目のUSオープンを勝った89年より後だったかなー、と思います。

コンダクターのプロ使用モデルの市販は、ですから’89-90年前後くらいではないでしょうかね?
プロトタイプはもっと早い時期かもしれませんけど。


ですから、ミズノのMP-11と同時期ではないと思います。
MP-11は’80年以前かそのあたりの頃にもう出ていますよね?

これは全くの余談ですが、私はミズノのクラブは、
同級生の女の子の親御さんが広島の方で関係者でしたので当時の新商品のPWを安く調達してもらった経験があるのですが、(初心者向けのモデルだったと思うんですが)これが全く私には合わなくって使いこなせませんで、実はそれ以来1本も使ったことがありません。


ミズノでは、トミー中島のTM-87(これも名器ですよね。)が87年ですから、このあたりが同世代機になるんじゃないかなー、と思ったりします。


コンダクタープロ 302Eっていうモデル自体の記憶が無くって申し訳ないんですが、画像を拝見しますと、マグレガーのマッスルバックとかTM-87とかと、よく似てますよね。

その後のコンダクター・シリーズには、ハーフキャビティとかのモデルが多くて、純マッスルバックなデザインはそう沢山は無いと思いますので、302Eっていうのは、SXの後ぐらいに出たんじゃないかなぁ?とか思ったりします。(単なるあてずっぽうの推測です。(^^;)


ウーズナムが使っていたらしいコンダクタープロ SXも含めて、この頃のプロ用アイアン・シリーズは、結構どこのクラブも中身は(詳しくは存じ上げませんけど)三浦技研さんが作っていたのではないかと思います。
マルマンの場合は特に、プロ仕様のノウハウがあまり無かったはずですから、「三浦技研にまる投げ」って感じだったんじゃないでしょうか、きっと。


***

さらに余談ですが、私の大学の工学科の元同級生に1人、マルマンの開発部に入った人物がいます。
当時そんな制度は持っていなかったマルマンに直談判に行き、社長さんから直接承諾をいただいて、奨学金を出してもらって大学院に進み、卒業後にマルマン入りしました。

その後退社してゴルフ屋のおやじさんをやってた頃に、晴海のゴルフショーで再会しました。
(あちらはお仕事、こちらは遊びで見に行ってただけでした。(^^;)

彼はゴルフが好きでしかもとても上手だったんですけど、そんなこと言ってもなかなか出来ないすごい話だった、と今でも思っています。(^^)



***

追記:

選ばれし物さんから貴重な情報をいただけまして、

>発売は1992年秋頃では
>(当時)価格22万円 10本セットでの販売

だそうです。(^^)


ありがとうございました!m(__)m




Uスケさん、写真差し替えました。(^^)

6/11/2009

57ヤードも伸びる?!


この商品、ゴルフ屋さんで見かけてひっくり返るかと思うほど笑っちゃいました。
日焼け止めです。



ウィル・ファレルのサン・ストローク
飛距離、正確性、そしてブロンズ色への改善に

『私は、プラス57ヤードとそして芳醇で色濃い日焼けを手に入れました。』
  -  ウィル・ファレル



これが、パンフレットです。




いずれも画像をクリックで拡大します。



実は、ガン患者が大学に行けるように支援する団体が販売しているチャリティ商品でして、収益は100%、Cancer for Collegeの奨学金基金に充てられるそうです。

ご自身も若くしてガンと闘病をし、2度の生還をなさったCraig Pollardさんが1993年にこの基金を設立したそうです。
若くしてガンと闘病せざるを得なかった場合、時間もさることながら金額的にも家族ぐるみで非常に大変な思いをすることになってしまいます。
そうした方々の大学進学を支援しようという趣旨の基金です。

http://www.shop.cancerforcollege.org/

上のリンクがCancer for Collegeのホームページで、ネット販売もしています。


Craig Pollardさんの話を受けて、有名コメディアンのウィル・ファレルが文字通り一肌脱いだ(っていうかコラ写真になってますが(笑)。)って格好です。


ちょっと方向性違ってるんじゃないかなー?って気もしないでもありませんが、私も一応微力ながら売り上げには協力いたします。(^^)


***


うちの奥さん曰く、「話を聞いて買おうかなー、って思ったけど、これじゃいくらなんでも買えないよー!」だそうです。(笑)

だよなー、普通。(x_x;


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追記:

私の体験的な判断ですが、これからの暑い季節、日焼け止めを塗ってラウンドしますと、日焼けを防ぐばかりではなくて、「疲れの度合い」が全然違うように感じます。
脱水状態にもなりにくくなると思いますし。

以前は私も、男が日焼け止めとか(笑)・・・みたいな気持ちでいたりもしましたが(反省)、これは本当、明らかに違うので、今はけっこうマメに日焼け止めを使うようにしています。(^^)



6/09/2009

アリソ・クリーク (ゴルフコース)


このコースは、9ホールだけの小規模のゴルフ場なのですが、ラグナ・ビーチという非常に綺麗な、観光地になっている海岸の街のはずれにあります。
クリックしてリンクを見ていただきますと、大体どんなところか雰囲気がつかめるかと思います。)



ビーチが綺麗なだけではなくて、芸術家が集まる街としても有名で、個展が開催されているギャラリーも数多く点在していますし、パフォーマーも居たりして、とても楽しいところです。
ちょっと大人の雰囲気も出ていて、とても落ち着く観光地です。

日本語のガイドのURLもご紹介しておきますね。
http://www.design-penguin.com/OC/life/lagunabeach.html


で、ここでプレーすることにしたきっかけは、うちの息子くんにあります。
実は最近、土曜日に日本語の補習校に行き始めまして。

日本では週5のプログラムを週1でこなすので、宿題が多くて大変らしいのですが、うちのはまだ幼稚園なので今のところは遊びが中心です。日本の学校って言うものを好きになってくれれば、という趣旨なんだそうです。

で、9時から15時まで学校に行くのですが、9時にドロップオフして午後3時にピックアップする間に、親父はまぁ、ちょっとゴルフにでも行こうかなー、と。 (^_-;
学校のすぐ近くのコースなら5時間ぐらい取れるわけですが、土曜日のパブリックコースの9時半-10時スタートは混んで混んで渋滞のろのろラウンドになりますので、14, 15ホールで切り上げなくちゃなりませんから、お金ももったいないし、どうしようか?
(早朝5時半ぐらいのの一番スタートなら4サムでも3時間半もあれば18ホールいけるんですけどね。)

と言うことで、いわゆる(50-90yばっかりの)ショートコースではないけど、9ホールで運営しているコースに行ってみることにしよう、ってことでの選択です。(^^)


Aliso Creek Inn and Golf Resort
http://www.alisocreekinn.com/


パー4が5つとパー3が4つ、全部でパー32のコースです。
パー4はどれも300y前後ですけど、クリークが横切っていてドライバー使えないホールもあったりしますし、パー3は4つ中3つが200y前後で、コース全体はアップダウンも結構あって幅が狭くグリーンも速めなので、思ったよりも簡単なコースではないかも知れません。
(決して難しくは無いですけどね。)


1番ホールは、こんな感じです。

画像をクリックで拡大します。


山間に隠れ家のように上手く造り込んだコースで、とのホールもいい感じに仕上がっています。
グリーン手前にクリークが見えますでしょう?ティーショットは、約180yでレイアップして打たなければなりません。



5番ホールも、7番ホールも、ちょっと狭いところにコントロールして打っていく感じ。
ドライバーは使わない方が無難です。

5番ホール


7番ホール

それぞれ画像をクリックで拡大します。



9番からクラブハウスを眺めた写真。

画像をクリックで拡大します。


この日は、仲の良さそうなご夫婦の2サムにお邪魔虫させていただいてプレーしました。


コースレート/スロープは一応存在しまして、30.8/114ってことになってます。
パーは32です。

1 4 △ ①
2 3 △ 10AL
3 4 - ①
4 3 - ②
5 4 - ①
6 3    ①
7 4 ◯ ①
8 3 △ ①
9 4 - D4A

36(11) (パー32)


なんだかこの日はパー4のセカンドショットやパー3のティーショットが、どれもこれも左に引っ掛かり気味で、クラブフェースのトゥ寄りで打っちゃってる感じですごい苦戦したのですが、グリーン周りはいつに無く上手くいきまして、私としてはすごい拾いまくりました。
パーオンは、わずかに7番と9番で1歩と4歩に乗った2回だけです。
調子悪かったなー。

でも、ショートゲームが思ったより上手くいって、別な満足感はありますです。
(グリーンがどれも小さめだって言うのもあったかも知れません。)

今後、土曜日はここでラウンド練習する機会が少し増えそうです。(^^)



***

追記:

けっこう久しぶりのラウンド記ですが、ここのところまともに18ホール回れて居ません。{汗}
20日にはトーナメントがありますので、ちょっと練習したいところです。


それでも先週、「80’s Day」と勝手に銘打ち(笑)、
9ホールずつに分けて18ホールを、ミュアフィールド20thとパーシモンドライバーでラウンドしました。

やっぱり、超超癒し系のコースでないとドライバーは距離的にしんどいですね。{汗}
(パーシモンドライバーを振り回していた15-20年くらい前は、距離がしんどいとか思わなかったんですけどねー。 今は(当時何回でも出来ると思っていた)懸垂が1回しか出来なくて自分でびっくりしたもんなー。(笑))

スコアは、42(15)・41(13) =83(28) (しかしパー70)でした。

思ったより苦戦しましたのは、ティーアップしたドライバーのティーショットでした。(^^;
(一番条件がいいショットなのに。(笑))
3回ぐらいてんぷら気味で打っちゃったかなぁ。

かえって、フェアウエーで打ったドライバーの方が上手く打てていたと思います。(^^;

2I は思ったよりは打ちにくく無かったですね。もちろん芯外すと飛びませんけれども。
ユーティリティーが無かったので、意外に使う場面が多くて新鮮な感じで驚きました。(^^)