4/15/2011

鋼鉄のゴルフボール (Golf ball of steel)


久々にトレーニング・エイドの記事です。

この間、ゴルフショップで試してきましたが、買うにはいたらなかったもの 2点 。
( ↑ なんだよ!買ってないのかよ。(^^;)


まずは表題のこれ。



通常のボールと大きさは同じですが、5倍の重さがあります。
230gぐらいってことですかね。 持ってみるとずっしり重いのが分かります。

ボールの表面は赤いゴム素材で覆われていますね。


でね、サンプルのボールでパットしてみたんですよ。 ショップのでかい人工芝グリーンで。



・・・なにこれ?

練習になるんでしょうか?
全然転がりません。 面白いには面白いんですが。(笑)

2歩の距離を、そうですね、・・・まるで10歩とかの強さで打つと確かに2歩ぐらい転がってくれます。



使い方が違うんでしょうか?
打つんじゃなくて、押すとか?


メーカーのウエブサイトを見てみましょう。

http://www.eyelinegolf.com/EyeLine-Golf-Ball-of-Steel-p/bos-c.htm


うーん・・・。


動画が3つありますけど、まずは打ち方に慣れよう、ってのと、普通のボールと交互に打つドリル、と、フェース面をしっかり作らないと外れるよドリル、っと。

なんか、どれも今いっちょ実感沸きません。


私の、ソフトにグリップしてデッドアームにしてパターの重さで静かに加速して打つっていう感じのストロークだと、ボールが進んでくれません。

・・・で、「これは楽しいけど買わない、っと。」ってなりました。(^^;


---



もうひとつはこちらです。



これの使い方&効果は分かりやすいですね。

実際のカップにかぶせて、穴の径を小さくするツールです。
小さい穴で練習すると良いっておっしゃってる方々、私のブログ友達にも何人かの方がいらっしゃいますから。

これで練習して、ラウンド本番はカップがたらいに見える、ってやつです。


2段階になってまして、一番小さくしますと、穴の直径は 2 3/8インチぐらいしかありません。


私は正直に告白しまして、どちらかというとこういったちっちゃい穴径になって全然入んないと面白くなくて続かないので、この練習は駄目っぽいです。

ストロークが正確じゃないんですね。 アバウトで行っちゃうから。 (自分の技能不足は棚にあげときます。(^^;)

それより常に距離感の方を練習してますので、通り過ぎる距離が見えるようにむしろ穴が無い方がいいかな、と。



こちら、不思議なことにSearsで売ってます。
   ↓
http://www.sears.com/shc/s/p_10153_12605_SP100A2882S64100538P?i_cntr=1302791942056


ゴルフ用品を買おうなんて思いも寄らない、主婦の味方、家電品や家庭用品、それとか洋品のお店です。 (まぁ何でもあるっちゃあ、あるんですが。)


こんなマニアックなパット練習器具がSearsに・・・。(笑)



4/12/2011

ゴールドウイン AVDPシステム ドライバー


久しぶりに家族揃って野球観戦に行って来ました。(^^)


画像をクリックで拡大します。



写っているのはバッター・ボックスにエンジェルズ主砲のトーリー・ハンターと、手前のウエイティング・サークルに今季から新加入のバーノン・ウエルズです。

写真下に赤く写っているのは私のひざに座っているうちのお嬢ちゃんのキャップの頭です。
(自分の席あるのに、ひざの上に来てます。(笑))


---


お友達の選ばれし物さんのブログで、懐かしいドライバーが紹介されていまして、しばし談義させていただきました。

で、私はこのドライバー、使ったことはないのですが野球好きとしては見逃せないクラブで、当時画期的だったハンマー・バランスのクラブ、しかも超々ジュラルミンのヘッドで出来たドライバーということで、非常に興味を持ったことを覚えていました。


今さらながら、どういったドライバーだったかちょっと調べまして、記事としてアップしておくことにします。(なにかご記憶の方からご意見いただけるかも知れませんしね。)


画像をクリックで、選ばれし物さんのブログにリンクしてます。


こちらは日本仕様で、ソールにカバーがかかって、CNCミルドのラインが隠されています。
中に収まっているミルドされたラインの様子は、選ばれし物さんの昔のGDOのブログにあります別の写真でご覧になれます。



それが米国仕様だと、このようなソールになります。

画像をクリックで元のサイトにリンクしてます。


CNCミルドのラインをわざと見えるようにデザインしてありますね。

それもそのはず、かの有名なCNCミルドの削り出しパターを最初に作ったディック・デラクルーズさんの設計で作られた、ドライバー初 CNCミルドの削りだしで作られているモデルだからです。

その辺りのくだりは、こちらに解説されております。
  ↓
http://www.mygolfspy.com/dick-delacruz/ 
(画像のサイトと同じところです。)

ディックさんも写ってますね。


で、不思議なことに当時私は日本に居たと言うのに、私が記憶していたのはこの米国版の方のCNCミルドのラインが入った金色にメッキされた方でした。なんでだろう?


ソールにAVDP Systemと入っていますが、これが当時画期的だったハンマーバランス・システムの名称です。

ジュラルミンの削り出しヘッドは、パーシモンになるべく近い柔らかい打感を求めて作られていますが、システムの根幹はシャフトとグリップにあります。

シャフトは、手元が(普通のシャフトに比べると)格段に太い径で出来ていて、重量は非常に軽いシャフトになっています。

そして、そのシャフトの太いグリップ部分に、当時としては画期的な非常に薄くてグリップ単体の重量が非常に軽いゴールドウインのAVDP専用グリップが装着されます。
ですから、握った分には普通のドライバーと変わりません。

総重量は(これも当時としては画期的な)わずかに9.5オンス(←約270gになります)になっていてとても軽いのですが、スイングバランスの方はD9とかの、とても重いしかしながら昔のパーシモン・ドライバーと似たようなバランスの数値で作られたのです。


AVDPと言う名前は、Avoirdupois という単語(「常衡」 という意味)から来ています。

ドライバーもアイアンも、バランス・ポイントを5インチぐらい下げるという設計で作られていました。


このドライバーは実際、ニック・プライスがバッグに入れて愛用していましたね。

アイアン・セットも何種類かありまして、プロモデルのフォージドのアイアンの例がこちらにあります。

画像をクリックで元のサイト(Golfwrx.com)にリンクしてます。


ネックにNP-57と入っていますが、ニック・プライス1957年生まれ、と言う意味だそうです。

米国ではこのAVDPシステムには根強いファンがけっこう居ていまでも使っていらっしゃるようで、AVDP用のグリップを求めるやりとりなんかがウエブ上で散見されました。

eBayで、Goldwin Grip Guyと称してショップを展開していまだに売ってくれている人が居るみたいです。(^^)


と、いうことで冒頭の選ばれし物さんが入手なさったCNCミルド・ドライバーは、超々ジュラルミンの削り出しではあれど、スイングバランスはC9.5という、ハンマー・バランスとは無縁の別物のようです。

選ばれし物さんのホームページの方にも、米国版のAVDPのドライバーやアイアンの写真など、色々紹介されていますので、ご覧になってみてください。
   ↓
http://pro230.nekonikoban.org/dr-goldwin.html



---


ところで、Golf.comで面白いスライドショーがありました。

2011年のマスターズでプロが使っていたギアの写真です。

2011 Masters Tournament golf equipment photos, Titleist, Ping, TaylorMade, Callaway, Nike, Bridgestone


クリックしてみてみてくださいね!(^^)


4/06/2011

不屈のオーガスタ


追記: 「雪のオーガスタ」 も是非ご覧になってください。美しいですよー。(^^)

---


月曜日、ジョージア州オーガスタを襲った嵐は、7名もの方が亡くなるほどの激しいものでした。

少なくとも7,400軒が停電に陥ったそうです。

画像をクリックで記事にリンクしてます。



オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ脇の道路、アイゼンハワー・ドライブとチェリー・レーンも電力を失って信号機が働いていなかったようです。

マスターズ・トーナメントの練習日も影響を受けたそうですが、上の写真のように人海戦術で水曜日までには何事もなかったかのように綺麗に仕上げて放送されることと思います。



フィル・ミケルソンが気がついた、と言う記事がありましたが、

コース入り口の有名なマグノリア・レーンの木の1本が嵐で折れてしまったようですね。

画像をクリックで記事にリンクしてます。


すぐに伐採し、よほど気を付けないと気が付かないほど綺麗に片付けられているそうです。

駐車場に、枝の一部が置かれていたようですね。


アゼリアの花なんかも、トーナメント前に氷を敷き詰めたりして開花を遅らせ、トーナメント開催に合わせて満開にさせるのだそうで。


毎年こっそりと変化するオーガスタ・ナショナル、さすがです。

例えば何番ホールが知らない間に何ヤード長くなったとかばかりではなく、08年にはグリーンの下にヒーター/クーラー・システムが入ったらしいですよ。
1番ホールは10y短くなったらしいですしね。



USアマチュア・チャンピオンのPeter Uihleinは、 Crow's Nestと呼ばれるオーガスタの宿泊施設に泊まっていたそうですが、この嵐で 「おっかなくて一晩中眠れなかった。」 と言ってます。

この人は、1-2日目、ディフェンディング・チャンプのミケルソンとUSオープン・チャンピオンのオグリビーとペアリングですね。
他には、ベガス、ウッドランド、キロスのパワーヒッター3人組とか、
カイマー、ウエストウッド、クーチャーの世界ランキング上位組とか、楽しみですねー。

タイガーとG-Macの組もワクワクします。



いよいよマスターズですねー。



~~~


また来ましたか、マグニチュード7.4。

女川のプラントが心配です。 本当に。