5/26/2022

TaylorMade SIM Max 4番ハイブリッド / とMarshall Canyonのラウンド

Upland Hills CCの14番ホール 343yの 2打目地点です。

短いホールなのですがティーからの見た目が狭いホールで、左サイドの結構高い木の上を行ってドローで少しだけ広くなっている左サイドのフェアウエーへ打っていったはずのドライバーが、プッシュアウト気味に右サイドに出てしまって大して左に戻らず、右の木の中へ来てしまいました。


赤でピンの位置を写真に書き入れてみました。
距離的には、128yくらいです。

青線でボールの軌道を書き入れてみましたが、右の枯れ木の枝の下を抜きその向こうの空間に上げていって、さらに向こう側の高い木の上を抜けていくようなラインを狙って打ちました。
ちょっと無謀気味な選択で、「1DKJ 」はどうした?一体どうなってんだ?って自分でも思いますが、まぁまぁ上手く行ってしまいました。
グリーン右サイドのラフにピンまで 12歩の位置に。

ちょっと戻り気味の横へ出す選択はありました。
...というかむしろそうするべき。
戻し気味の方向に横へ出しても、残り距離はおそらく140yぐらいになろうかと思います。

でもなんかねー、「イケそう!?」って思っちゃったんですよねー。
エンジョイゴルフなので。
とりあえず KKIT (乾坤一擲) では打ちました。
パーはセーブしましたが、ダボどころかトリプル以上にも繋がった可能性もあり...、反省します。


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ついにパター以外で最後まで残っていた2012年モデルのクラブ、ユーティリティの5番も入れ替えるべき時が来たのかも?
...という考えで試そうとしているのが、このSIM Maxのハイプリッド、レスキューの4番ユーティリティ・クラブです。

パターを除く他の 12本はほぼ全部、この1-3年以内のモデルに入れ替わりました。



本当は、3Wと5Wに合わせて、SIM2 Maxが良かったのですが、手ごろなものがショップで見つからず、こちらのSIM Maxになりました。

スリーブでシャフトが入れ替えられる SIM2も検討しましたが、打つやさしさの点では Maxの方が全然良かったので、断念しました。


5番ユーティリティーの入れ替えには同じ 5番の方が良さそうですが、3W、5Wの距離と、逆に下側の 5番アイアンの飛距離とも鑑みまして、4番が良かろうということで選びましたが、後々に変わるかもしれません。
でもおそらくこのままいくと思います。


それでグリップには、前の記事に載せましたツアーベルベットの +4 を装着しました。


短く持って、グリーン周りの、例えば砲台グリーンの坂を転がし上げるアプローチとかに利用できれば、ということを考えたりしています。


構えてみたら、こんな感じです。
シャフトは青ベンタスの 6Rが入っています。

このクラブを使った転がし、そして木の下から低く出していくショットなど、短く持つグリップも駆使しながら、まずは練習場から練習をしていってプレーの幅を拡げられたら、と思ったりしている次第です。



キャディバッグの中身がほぼ総入れ替えになった中、調子が良かったのでラウンド記を <次のページ> に記録しておきます。

5/21/2022

いいものみっけた!-> Golf Pride Tour Velvet Plus4

いやー、びっくりしました。
練習場で打っていたら、ドライバーのヘッドがぶっ飛びました。 
推定飛距離 60y。


無事にボール拾いのトラクターの方に回収してもらえました。


どうやら、スリーブがぱっきり折れてぶっ飛んだ模様で、シャフトは無事でした。
ゴルフショップで無償で直してもらえまして、ほんと良かったです。
スリーブは、古い+/-1.5°のタイプを使っていまして、新しい+/-2°のタイプに変わっちゃうかなー?って心配していましたが、なんと古い+/-1.5°のタイプで直って戻ってきました。すごい。


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見っけたっていっても、近所のゴルフ屋さんで目立っただけの話で、この製品自体は 3年前にデビューしているみたいなので、知ってる人は知ってると思います、すみません。



右手部分 (レフティなら左手) に、+4枚の層が巻いてあって、その部分だけ太くなっています。
左手の方は、従来のスタンダードのサイズです。

右手のグリップ圧力を軽減させる効果があり、手の中の緊張感を解きほぐして、もっとスムーズなスイングのパワーを増す効果が期待できるそうです。
湿気を感じさせない適度な表面構造と、心地よい適度なクラブからのフィードバックを感じるグリップになっているという謳い文句です。


それはともかく、図の部分が 4レイヤー分太くなっているということで、+4の名前が付いていまして、これが私にとってどう都合が良いかというと、普段滅多にやらないチョークダウンして短く握るっていうやつをやった時に、太さがちょうど良いんです。

ちょっと前の記事で6番アイアンをグリップの先端ギリギリぐらいを持って構えていましたが、この時に変に細く感じないグリップができます。

    ↓ こちら


持ち方も、普段のパターっぽく。
ちょっと細くは感じますが、シャフトにかかるほど短く持つわけでもありませんし、グリップエンドがお腹に突っかかることもなく、普通に使えそうな感じがします。
(これ、もし上手く行ったらあまり先細りしていないグリップ探しちゃうパターンかなぁ。(笑))

って書いていたので、探さずに目に入って渡りに船でした。



さっそく1本購入して試してみます。

従来愛用していた、Golf Pride の 360との比較。↓



これを使って、積極的にチョークダウンしたグリップができるなー、と、宣伝の効能とは少しずれたところで喜んでいます。

ラウンドで使っての感想が出てきたら、また報告してメモしておこうと思います。


とりあえず、6番 7番アイアン、4番ハイブリッドに装着しました。
ウエッジ類にもそのうちに装着するかもしれません。




5/15/2022

SLJ (サミュエル L. ジャクソン) 再び (14年ぶり)、6I-Rとの比較で。

こちらはMarshall Canyon GCの 2番ホールのティー付近かな?


いつもコース上に鹿のファミリーがいて、癒されます。マウンテンライオンもいますし。
幸いまだ出会ったことありませんが、熊もいるそうです。


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前記事で 6I-R (6番アイアンをパターの長さでグリップしてJiggerのように転がす)っていうショットを実験しましたが、状況としてはグリーン周りの転がしのアプローチ、大体 30歩(23y) 以内が対象でした。

お友だちのsyoballさんがジガーを大変に気に入ってアプリケーションの対象をなんとフルショットまで広げてあらゆる場面で活用する展開をされています。
  • JGのF:ユピで140:芝のレンジにて、肉眼的にもそれくらい、低め弾道の繋ぎ専用でGは狙えない 
  • JG:F140、上上120、肩肩100、腰腰80、膝膝60?(中50、MJ40?):低め弾道の繋ぎ専用でGは狙えない

ジガーをこれだけ活用するのは珍しいとは思いますが、経験値的な意味でいろいろ試すことは技の入った引き出しを増やすと思いますので注目しています。

 
私は普段のラウンドでは、100y以内のアプローチ(本来の、グリーンへ打つショットという意味でのアプローチ) には「2x4 システム」を多用しています。
決まったクラブで決まった打ち方をして、決まった距離のキャリーを打つことでグリーンに打って行くシステムで、見た目の距離感やフィーリングを使わない、とまでは言いませんが、むしろ機械的にレンジファインダーで計測した距離と、ボールのライと、バウンドする位置の地面の硬さや傾きの状況を考慮して打って行きます。


状況によっては、霧や雨などでレンジファインダーでピンフラッグまでの距離が計測できないときもありますし、木の枝の下を行かなければならないときとか、6番アイアンをパターかウエッジの長さに短く持ってある程度キャリーさせてその先を転がして打って行くショットをレパートリーに入れても良いかもしれない、っていうことで今回の実験にいたります。

ということで、早速練習場で打ってみました。


見た目の感覚で、あたかもロングパットを打つかのような (しかし実際には50yもパットすることはありませんのである意味錯覚を利用した) 距離感で 3球、25y、40y、65yの位置の地面にあります鉄板製のサインに向かって転がしで打って行きます。

この距離を選んだのは、練習場に的が置いてあったからです。
25yのサインは少し低くて画面上見えていませんが、やや左方向にあります。
40yのサインは画面に見えますね。
65yは、40のやや右の後方に見える、「3」って書いてあるサインです。
練習場の硬いグラウンドですが、転がる方向も見た上で打っています。転がってる他のボールに当たっちゃうケースもありますが、まぁまぁ大体で。

結果ですが、これ、思ったより地面の看板の近隣に転がっていくように思います。
正確に25, 40, 65yかどうかすら定かではないですが、雰囲気でなかなか良い塩梅に自分のsubconsciousが距離感を作って打ってくれている感じ。


さて、これを私の 2x4 システムとの打ち比べをする、...のではなく、もう一つ別のフィーリングで距離感を出す打ち方をやってきました。

自分のフィーリングを信じて、いわゆる「ごみ箱にごみを放り入れる理論」の要領で距離感を出す打ち方を、私も過去に構築しようとしたことがあります。
今でも実は、キャディバッグが近くになくて距離が計測できなかったときや、霧の中でのプレーの時などには活用しています SLJと呼んでいる打ち方がありまして。

こちらがリンクです。


(抜粋を再掲してみますと...)
ティーショットを池の手前にレイアップしての2打目。

デイビッド・トムズ「これね、5, 60ヤードぐらいかな。ちょっとクラブ貸してみて。」
と言って、ボールのところに立ちます。

D「あー、これ70ヤードくらいかなぁ。こうやってね、ロングパットを打つような気持ちで振るんですよ。」
と、サミュエル・L・ジャクソンにクラブを手渡します。

サミュエル・L・ジャクソン「ここからパターで?」

D「そう。ここからロングパットするとしたら、どんな感じで振ります?」
(私注:右側は地続きですけどね、基本的に池越えなんですよ。すごいアドバイスです。)

S「こんな感じですかね?」
と素振り。

D「そうそう。いいですね、いい、いい。」
確かにね、ヘッドを返さないですーっと抜く感じのいいスイングになってます。
右腕の利きまくっていたさっきのアプローチショットと全然違う。

D「でね、これパターじゃなくてAWですからね、パッティングよりはもう少ーし体のアクションを使います。こんな感じに。」
と、素振りを見せてくれます。

S「距離感はこんな感じで?」
ともう2, 3回素振り。

D「そうですね、いいですよ。」

そんなこんだで54度のウエッジで打ったボールは、いい感じに中弾道で飛んで、ピンの手前根元にとーんっと落ちて、斜面に沿って左に下り、カップから10フィート(約3m)の位置に。

なんというグッド・ショット。(^^)

スピンも掛かってませんけど、奥に転がるわけでもないし、非常に寄せやすい、距離感の出しやすいアプローチのようでした。
GDOでこのブログを始めて3週間くらいの時の記事で、2008年の 6月でしたですね。
(syoballさんにも、3年半後の 2011年にコメントをいただいていました。)


この打ち方は要するに、見た目の感覚で、あたかもロングパットを打つかのような (しかし実際には50yもパットすることはありませんのである意味錯覚を利用した) 距離感で打つ方法でして、これがなぜかとてもよく距離感が合うんです。

そういう訳で、AW(50°)を持ちまして 3球、25y、40y、65yの位置の地面にあります鉄板製のサインに向かって打って行ってみます。


動画の画面で見えにくいかもしれませんけれど、これもうほんと、自分で自画自賛してしまいますが、ポーン、ポン、ポンっていってコロコロー、トン。って25yの的と、40yの的に軽く当たってるくらい上手く行ってます。
65yも、「3」って書かれた的に当たりこそしていませんが、ほんのちょい左にススーッと近づいています。

低く出ますし、スピンもそれほどかかってはいませんが、50°なりには利いている感じで、ロングパット感覚の振りですから打ち込みませんし、ミスショットも出にくいし風の影響も軽減できる安全なショットで、良いことづくめです。

なんだこれ、2x4 システムより簡単だし、下手したらもっと寄るんじゃね?くらい良いです。デイビッド・トムズ天才。
(さんざん 2x4システムで 100y以内を打っていて、感覚的にも私の距離感が改善されてきている可能性も若干はあるかも知れません。)

これはまぁ実験ですから、AWと6鉄を比較していますが、40y、65yっていう距離をわざわざ 6番アイアンでやる必要はありませんですね。6鉄はやっぱり基本的にはテスサスの延長、あくまでも転がし主体のときに限って使うのがよさそうです。

このSLJは、48° ~ 54°のどれか、自分の感覚によく合うウエッジを選んで、1本で25−65yぐらいをまかなうとよさそうに思います。どのクラブでやっても、そのクラブなりの距離感っていうものが出て使える打ち方だと思いますので。50°か52°が良さそうです。
デイビッド・トムズがいうように、アプローチ・ウエッジぐらいのロフトが最適かな?とは思います。 


元々のデイビッド・トムズのレッスンのときのように、たとえ池越えであっても実はそんなにボールを上げる必要って、ない場合が多いんですよね。


今回は練習場のマットからの打球で、傾斜も何もない状況で、しかも硬いレンジボールでの打球でしたが、これはコースに行ってもそれほど違いは出ないと思います。
むしろボールが良い分、低くても多少止まってさらに良くなるんじゃないかと思いますです。