6/16/2009

USオープン・チャレンジ ’09


昨年のイベントに続き、今年もUSオープン・チャレンジがUSオープンの前週、ほぼUSオープンのセッティングのベスペイジ・ブラック・コースで開催されました。

USオープン・チャレンジは昨年が最初で、タイガーの発言に端を発して始まったのですが、我々にとっても非常に興味深いイベントです。

昨年のUSオープン・チャレンジについての記事(よかったらご参照ください。)

もうあれから1年経つんですねー。




US Open Challenge ’09の結果についての記事は、ピッツバーグの新聞の記事が詳しいです。
Steelers QB fires 81, tops Jordan and Timberlake in US Open Challenge


今回の参加者は、昨年のトニー・ロモに代わり、スーパーボウル・チャンピオンのピッツバーグ・スティーラーズのスター・クォーターバック、ビッグ・ベンことベン・ロスリスバーガーと、それに元NBAのスーパースターにしてバスケットボールの神様マイケル・ジョーダン、それに昨年に引き続き登場のインシンクのヴォーカル(っていう説明はもう古いか?)ジャスティン・ティンバーレイクです。

一般公募の参加者は、今回はGolf Digestの募集で「6単語で意気込みを表明してください」というコンテストで選ばれました、警官をなさっているラリー・ジーベルハウゼンさん(59)です。
“I’m a cop, I’ll shoot low! (俺は警官だ。低く打つぜ!)”って書いたものが投票で支持されたらしいです。

セレブリティがプレーしただけではなく、前回同様、プロからの助け舟も出されたようです。
それぞれキャディーに、ベンにはロッコ・メディエイト、M.J.にはフレッド・カプルス、ジャスティンにはアンソニー・キムが付いてくれたのだそうで、とても豪華な顔ぶれです。


結果的に言いますと、今回のメンバーは前回のトーリー・パインズでのメンバーよりも良いスコアでラウンドしたようです。

ベン・ロスリスバーガー: 81 (42,39)
マイケル・ジョーダン: 86 (46,40)
ジャスティン・ティンバーレイク: 88
ラリー・ジーベルハウゼン: 101


スコアは前回より良いです。
特に、昨年も参加したジャスティンが98から88へと10打も改善しています。

・・・が、パー70なのに、7,426yもある今年のベスペイジがトーリー・パインズよりも簡単だと言うわけでは無さそうです。

ベンには、1週間前にベスペイジをプレーしたタイガーから、「(コンディションがタフで)とても100切れないと思うよ。」と電話があったそうですから。

ビッグ・ベンは、ハンディキャップが「3」。
ジョーダンは「4」。ジャスティンは「6」で、ジーベルハウゼン氏もハンディキャップは「3」だそうです。


ただ、ビッグ・ベンはさすがにNFLのクォーターバックですから、随所でロッコ・メディエイトも舌を巻くパワフル・ショットを繰り出したようです。


10番と15番でこのグループでただ1人、バーディーを奪取したのですが、例えば登りで459yのパー4、15番ホールでは右のラフからの登り201yを4Iでバーディーチャンスに付けたのです。
ロッコが、「15番の4I、あれはスゲーよ。俺が4Iで打ったらグリーン前のバンカーだろうね。あのショットは俺には打てない。すげーパワフルなんだよ。」って褒めています。


18番ホールでもバーディーチャンスに付けたそうなんですが、右のフェアウエイ・バンカーからのショット、ベンは7Iで打とうと思ったのですが、キャディーをしていたロッコが8Iでひっぱたけ、ってアドバイスしたのだそうです。
「(アドバイスしたの俺だけど)冗談だろ? (USオープンで)俺があんなショット打てたらなー、って思ったじゃん。」
(注:“Are you kidding me?(冗談だろ?)”っていうのは、ロッコ・メディエイトが普段から好んで使うフレーズですね。)


460yの9番ホールでは、ビッグ・ベンは左の林へティーショットを打ち込んでしまったのですが、わずかな木の隙間を見つけると、ジャスティンのキャディーをしていたアンソニーが、「行けよ、ベン!」って叫んだのだそう。

パンチショットでグリーンへ打ったそうですが、ラウンドを通して、ロッコ・メディエイトからも、アグレッシブな攻めをアドバイスされたと話しています。

「フォードさんがいつも俺に言うこととね、」
普段コーチしてもらっているオークモントの所属プロ、ボブ・フォードを指してのコメントで、
「ロッコのアドバイスは全部逆なんだよ。」とビッグ・ベン。


当たり前のようですが、ツアープロって言うのは、常にアグレッシブなんですねぇ。(^^)



写真の向かって右から2番目に写っている人が一般参加のラリーさんです。

「3」というハンディキャップからすれば101は大変苦戦したスコアですが、パー70で7,426yのベスペイジ・ブラック・コースを攻略するには、技術だけではなくてパワーが必要なようですね。


前回同様このイベントの録画放送は、USオープンの直前にダイジェスト版で放送されるそうです。



***

追記:

今日ラジオにスティーラーズのクォーターバック、ビッグ・ベンが電話で出演して、先日のUSオープンチャレンジについて少ししゃべっていました。

- タイガーに100切りは駄目だろ?って言われたらしいね。

「うん、でも最初はね、『87で行けるんじゃない?』って言われたんだよ。」
「でも(タイガーが練習ラウンドをした)後で、『無理。100切れないよ、たぶん。』って電話がかかって来たんだよね。」

- それでも81でまわれたんだね。
・・・いったいどのくらい難しいの? いままでいろんないいコースをラウンドして来たと思うんだけど。

「そりゃあ難しかったよ。」
「ピンは最終日のピン位置でしょ、ティーはフルバックでばか長いでしょ、ちょっと小雨降ってたしね。ラフはめちゃめちゃ長いし。」
「どのホールもどのホールも、4Iとかレスキューとかで2打目打たなくちゃならなくて。すげー難しかったよ!」

ビッグ・ベンはドライバー、普通に280y打つそうですからね、フラットで。
普段の2打めはバックからでもショートアイアンなのでしょう。

10 comments:

Anonymous said...

面白い事やってますね~ そちらは。

楽しませて頂きました。

Posted by:nekochan at 2009年06月16日(火) 16:23

Anonymous said...

ジョーダンのプレーを観てみたい!
TVを見逃さない様にしなきゃ

Posted by:Shu at 2009年06月16日(火) 22:21

yspz said...

nekochanさん、こんにちは。

昨年のイベントの方が、なにか「どうなるんだろう?」感とか緊張感があって楽しかったです。

Posted by:やきそばパンZ at 2009年06月16日(火) 23:53

yspz said...

Shuさん、昨年のTVは最初のホール以外はほとんどすっ飛ばしてあって、1時間番組になってました。
プレーを映している時間は30分もなかったんじゃないかなぁ。

それでも楽しみにしていますけど。(^^;


これとは別に、タイガーとジャックがこの間スキンズゲームでプレーしたやつも見たいんですけど、放送がいつだか分からないので・・・。
日本でも放送があるといいのですけど。

Posted by:やきそばパンZ at 2009年06月16日(火) 23:53

Anonymous said...

おはようございます
マルマンの話題には入れなかったな~、
兎に角、道具音痴?なんですよ
石油のエネオスでファイセプトというドライバーを作って売ってる・・なんて、どうでも良いことに興味が湧いちゃうのにね~。
トッププレーヤーがキャディーをやってくれて、しかも、トーナメントコースでプレーを・・・・ぞくぞくするような企画ですね。
日本でも、JGTOやJPGA・・のチャリティー行事の目玉になりそう・・・
ゴルフ好きの企業のお偉いさん方を接待するのでなく、高額のチャリティー基金をお支払い頂いて9ホールだけも専属キャディーが、例えば遼君プロだったり、横峰プロだったり・・・・
面白そうだけどね~。
アメリカ人って面白い企画?を実行しちゃうのが凄いですよね~。
放映を見逃さないようにしなくっちゃ・・。

Posted by:ノリさん at 2009年06月17日(水) 06:18

Anonymous said...

おはようございます。

キャディーの凄い顔ぶれに「凄さ」というか「懐の広さ」をかんじました。

TVで「Americann Idole」を放映しておりシーズン8の決勝の模様が14日の日曜日に2時間ありました。

勝者の発表前に 決勝まで進みながら脱落していった13人が順次歌ったのですが、 彼らと2人で歌ったのが、  シンディ・ローパー、 ライオネル・リッチー、 、バンドのキッス、 サンタナ、 クイーン、そして最後にロッド・スチュアート。

アメリカのエンターテイナーの底力を見せ付けられました。

翻って 我が大和国は・・・。
悔しいけれど真似が出来ません。   

Posted by:cobra at 2009年06月17日(水) 10:44

yspz said...

Cobraさん、お久しぶりです。

アメリカン・アイドル、なぜか私も毎回録画までして観てました。

Krisの優勝にはちょっと驚きましたね。私は最初の頃からKCのDannyが行くと思っていたんですが、残り3人から落ちたのにも驚きました。



マイケル・ジョーダンは、トリプルボギー、ダブルボギー、って始まって、そこから46,40ですから、やっぱり上手いです。

Posted by:やきそばパンZ at 2009年06月17日(水) 13:44

yspz said...

ノリさん、おはようございます。


>石油のエネオスでファイセプトというドライバーを作って売ってる

これはマニアックですねー、しかし。


私もあんまり道具に詳しい方ではないのですが、記事を見ていただけるとおり、周りの人の道具でちょっと記憶しているのもあったりするのです。
しかも302Eは、Nonさんみたいに使っていた方を覚えている訳でもありませんし。

でも、ブログでとりあえず書いてみて、こうやってちゃんとした情報が寄せられて色々判るのっていいですね。



この企画は、昨年もそうですが、トーナメント・コースでって言うより、メジャーコースでしかもメジャーの開催されるセッティングで、ってところがすごいと思うんです。
(今のところUSオープンだけですけど。)

後ろでどのくらいのお金が動いているのか存じませんけれど、それほど大きい金額は動いていないような気がします。


ジョーダンやベンは「俺もやってみたい!」方が先にたち、キャディーをやってくれたプロたちも、友人知人ベースでやっているような感じがします。

今回一般参加したお巡りさんも交通費ぐらいだったのじゃないでしょうかね?


確かにノリさんのおっしゃるとおり、日本でも小林旭とか金やんとか、所ジョージとかゴルフの有名どころセレブの方々を頼んで、一般公募を混ぜて、日本オープンの前週とかにやってみたら盛り上がるかもなー、と思いました。


Posted by:やきそばパンZ at 2009年06月17日(水) 13:45

Anonymous said...

我らがビッグ・ベン (私はピッツファン) が参加していたんですね。
QBの中でも大柄な彼のことですから、その飛距離は凄いと思います。

アメリカ人は大真面目に遊ぶから、面白い企画が出てきますね。

Posted by:ロボレラ at 2009年06月21日(日) 05:16

yspz said...

我がチャージャーズはあの年ビッグ・ベンをドラフトできたんですけど、フィリップ・リバースの方がフィットすると考えて、イーライ・マニングを指名して即トレードしたんですよね。


Posted by:やきそばパンZ at 2009年06月21日(日) 13:36