3/19/2016

Ping TR 1966 Putters ~ ピン・アンサー 50周年


ベイヒルでのアーノルド・パーマー・インビテーショナル、ブライソン・ディシャンボウが出場していますね! 3日目終わって、3日間 72、72、72 と毎日パープレーのトータル、イーブン・パーで 57位タイと頑張っています。


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PINGから、PING Anser 50周年をお祝いする意味も込めた新しいピン・アンサー & アンサー2 のパターが今年の1月末頃発売になりまして、先月ぐらいから私が行く界隈の店頭でも見かけるようになりました。


画像をクリックでPINGのウエブサイトにリンクしてます。


オリジナルのアンサーは1966年にデビューしまして、PAT Pendingで発売されましたが、特許そのものは1967年に承認されたんですね。
それで、1982年に特許が切れてからは、それはもうあらゆるメーカーから同型のデザインのパターが発売されて今にいたっています。

私がこのパターが出るほんの少し前の昨年12月に買ったキャメロンのニューポートもその内のひとつですね。
地クラブ的なメーカーのものも含めたらいったいいくつ同型が出ているのでしょうか、とても数えきれません。


PING社自体も、アンサーと名のついたモデルはずーっと販売していますが、今年出たやつは50周年だけあって、当時のいわゆるスコッツデール・モデルと言われるオリジナルのアンサーの雰囲気を醸し出した風格あるモデルになっていて、良いですねー。

画像をクリックでPINGのウエブサイトにリンクしてます。


すごくイイ感じです。
とくにバックフェースのデザインとか、これまでのMilled AnserとかTR Anserとかよりもノスタルジックな良い雰囲気が出ていると思います。
今のエースパターもすごく気に入っているのですけど、これも欲しいなぁ。(笑)


ヘッドの色もブラス素材風に塗られていますが、ヘッドは 17-4 ステンレス製だそうです。
17-4っていうのはクロムとニッケルの含有量の%ですので、SUS201ステンレス鋼あたりに相当します。
いわゆるステンレスとしては汎用鋼の種類で、キャメロンの使うSUS303鋼の半額くらいのステンレス鋼ですね。 (SUS303鋼はすごく削りにくい鋼材ですけど鋳造には向いています。)
まてよ、キャメロンは自分で商標登録したGSS素材 (ドイツ規格の切削性改良型SUS303鋼) でしたっけね。

PINGは今までのステンレスヘッド製のAnserモデルにSUS304鋼を使ってミルド・アンサーなどのモデルを出していましたので、今回SUS201鋼にしたのは価格を抑えるためもあるのでしょうか。
それとも今回のTR1966パターは、パターヘッドを鋳造(Cast)してからフェース部分を切削加工(Milled)して作っているらしいですので、きっと両方の加工をしやすくするための素材選択だったのでしょうかね。

SUS201鋼はクロムとニッケルの含有量が若干低めでステンレス鋼なのに錆が出ることもあるのですけど、ブラス素材風コーティングが塗られていますから大丈夫ですね。
ブロンズPVDフィニッシュと名付けられています。


画像をクリックでPINGのウエブサイトにリンクしてます。


今回のTR1966は、当時のオリジナルのパターを3D スキャンして復刻するとともに、当時の図面も合わせてアレンジし、雰囲気、ニュアンスを保ってデザインしたとカーステン(息子) さんがコメントしていました。

トップブレードの厚さを含めた構えた時の見た目、バックフェース側のデザインやシンボリックなサウンド・スリットやネックのクランク形状など、注意深く作られているそうですが、パターヘッドの重量は昨今のパターに主流な重さ340gにしてあるそうです。 1966年当時のパターヘッドは個体差がいろいろあったのですが、総じて250-320gぐらいでしたから、どこかに上手に配分して重くしてあるのですね。



それからやはりTR Anserと同様、今回のパターにもTRグルーブが採用されています。


パターヘッド全体に横に走る溝が、ボールに順回転を与えて転がりを良くしてくれるのだそうですが、さらに注目なのが、影で微妙にひし形に見えている部分です。

TR溝につきましては、Green Keeperさんのブログで拝見して

Club PINGのこのページを読みまして、


ほほーっ! すごいなー。と思いましたのですが(是非リンク先を読んでみて下さい。)、スイートスポット“付近”で多少ズレてボールをヒットした際のボール初速の変化が少なくなるのだそうでして。



画像をクリックでClub PING JPのウエブサイトにリンクしてます。

レーザー加工だと思いますけど、ひし型の真ん中ら辺が溝が深く、周辺部分は浅く加工されているそうです。


このひし形の真ん中がこのパターのスイートスポットになっている訳ですが、冒頭の写真を見ていてふと、「ん? パターフェースの真ん中には見えないぞ?」と思いましたのです。

パターの芯については、こちらの2つの記事で考察していたわけですけれども、

パターの芯についての再考察とサイトラインの調整
アンサー (PING Anser) 型 パターの芯について考察

いろいろパターぶら下げてティーペグで突いてみたりして探っていたスイートスポットの位置は、アンサー型パターの場合、やはり若干ヒール寄りに位置しているのがオりジナル設計のようです。


フェース正面を向いた写真がないかなー、と思って探しましたら、さすがGOLF WRX、写真がありました。

画像をクリックでGOLF WRX.comにリンクしてます。


約3-4mm程度でしょうか、ヒール寄りにズレている様子がハッキリと分かります。


キャメロンのニューポートの場合は、パターフェースのほぼ中央にスイートスポットが来るように設計されていた様子でしたが、ソールに錘が入る仕様であるのを良いことに私のエースパターもほんの少しヒール寄りにスイートスポットが来るように調整しなおしました。

よく分かっていませんが、その方が良いと直感したのです。(^^;


ピシっとサイトラインの入っているアンサー2のモデルの方が愛用しているゴルファーは多いのだろうと想像していますが、私は線も点もないアンサー・モデルの方が好きです。

構えた時の見た目のためだと思いますが20年以上も使っているせいでしょうか、目標にきちんとパターフェースを向ける、という部分でアンサー型にまさるモデルは私には今のところありません。
ゴルフショップや友人のパターなど、機会ある度に興味を持ってストロークしてみるのですが何がどうしてかどう言ううわけなのか、一番きちんと目標を向いてくれるのです。


実は、キャメロン・セレクトのニューポートは、2016年型からサイトラインが入ってしまいました。
アンサー2 (ニューポート2) に入っているようなサイトラインです。

ラインがない方のが良いと思う人は私だけではないようですので、このTR1966はすごく気になる (というか買いたくなる) パターです。(^^)


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それともうひとつ、オデッセイにステンレスの網目フェースインサートが入っているモデルがありますよね?
ホワイトホットのインサート素材の上に網目ステンレスが乗っているモデルが多いのでしょうか。

あれには実は密かに、ボールのディンプルの角っこを打ってしまって打ち出し角がズレる問題を軽減してくれる効果があるようです。

キャメロンが粗目のミリングの溝をパターフェースに残して仕上げるのもこの辺りを意識しているような気がいたします。 (未確認)

もっとその対策専用に開発されたフェースインサートを入れたパターがあったような気がするのですが残念ながら思い出せません。
また何かの拍子に思い出したらアップいたします。


デーブ・ペルツのパッティング・バイブルにどのくらいの大きさで影響が出るかの実験データと、その解決法が書かれています。
わずか3フィートの距離で、2インチ以上もディンプルの角のせいでズレてしまうケースがあるのですよ! (1mのパットで6cmもずれちゃうことも!って書いた方が分かりやすいですかね?)

 (逆に言うと、ストロークの強いロングパットでは複数の角がフェースに接触するので影響が小さかったりします。)

でも私は面倒くさいのでせっかくの解決法を実践していません。
(もちろん実験はしました。成果は上々でした。)


このPINGのTRグルーブ、もう少し粗く間が開いているとその効果も多少得られるような気がするのですが、...どうでしょうね?



10 comments:

D said...

Dです。

このパターPGAショーで発表されて、USでは発売されているんですが、日本ではまだ正式発表はされていません。

私も気になってしまって営業さんに催促しているのですが.....。

やきそばパンZさんは投稿を見る限りでは、ANSERのほうに興味をもたれていますね。

私はANSER2の上から見たスクエア感のあるフォルムが好きです。ネックとヒールのつながりの女性的ななだらかなつながりが美しいと思います。それにANSERと比べてトウとヒールのバランスが取れているというか......。

でもやきそばパンZさんと同じようにサイトラインが邪魔だと思っておりまして(もしかして、サイトラインとフランジの段差で作る十字がいいのかもしれません。)
、しかも打感を少しでもよくということでスリットを入れたものを欲しいと思っています。

オリジナルのANSE2にサイトラインが入っているのでどのメーカーもサイトラインが入っています。(悲)

>ディンプル
そうですよね、ソフトタッチのパターではあらぬ方向にボールが飛び出すことがあります。となると最近、疑問に思っている重いヘッドのパターは余計にどうなんだろう?と思います。しっかりストロークしたほうが影響を受けにくいのですから。

Green Keeper said...

もう50年ですか。

私が先日フィッティングして買ったのはスコッツディールのマレットでした。

TRなんですが、私はソリッドが好みなんです(笑)。

未だ、実戦投入してませんが、その結果次第と思っています。
次第によっては今まで通りベティナルディに戻るかも、です。

またフィッティングや自分でのIPINGでの検証を続けることになることに(笑)。

弊ブログを紹介くださってありがとうございます。

D said...

TR 1966 いいですよね。

日本ではまだ、発表がないんですよ。

僕もサイトラインはあまりいらないと思うほうなんですが、ANSER2の構えやすさ魅力です。フランジの段差とサイトラインの十字とフォルムが方向感を出しやすいんでしょうね。

ソフトタッチのパットでは、稀にとんでもない方向にボールが転がることがありますが、やはりディンプルの影響なんですね。

yspz said...

Green Keeperさん、ありがとうございます。

今度もう一個、引用させてもらうつもりです。
引用といいますか、Green Keeperさんの書かれた内容をそのまま実践してみました。

いろいろ教えていただけてありがとうございます。

マレットは道具屋さんと近いスペックのパターなのでしょうか。

ベルナルディも綺麗なパター造りますよね。


iPINGのフィッティングが楽しみです。(^^)

yspz said...

Dさん、こんにちは。

このパター、ほんとに見た感じがいいですよね。
日本ではまだ出ていなかったのですか。

ANSER 2 の方が好きな方は多いような気がいたします。
スッキリしたイメージですよね。ANSERはちょっとモッコリした感じ。


ディンプルの角に当たると思ったより大きな影響があるそうです。
複数の角で当たるロングパットには影響が出にくいのですが、ディンプルパターンのインプレッションまで採って検証されています。
マジで3フィートで2.3インチ以上ズレるデータも有りました。


しかしディンプルの影響に気づいていらしたとは。
下りのホントにソフトタッチの時は、ボールの角のないところを打つようにセットするといいですよ。 ボール作る時の2つの型の継ぎ目のところで、広くディンプルがかかっていないところを探しておくのです。

あと、ペルツさんは、ボールの偏心の検証もやっています。
これもけっこう影響が思ったより大きかったです。

gear66 said...

道具屋です。
pingは私のパターの原点なもんですから、スコッデールアンサー、A-1スコッツ、TRなど4本持っています。過去にはスコッツ(船底・平底)、co.(平底、船底)デールアンサー(船底・平底)、020アンサー(船底)、アンサー2ステン(船底)、アンサーXステン(船底)を含めて20本以上アンサー型は試していますが標準ライ角なんで参考になりません。昨日のスコッツSHEA TRのLマレット(68度)はまずまずの調子でしたが、芯を食わずに1mショートが2回ありましたんでグリップをスーパーストローク1.0に変えようか、ピストルグリップに変えようかなんて空想しています。

友達ブロガーのガブちゃんに貸してある66度のピンネックのSHEA マレット(pingジャパンでネック曲げた)が返ってくると、またいろんな事が変わるかもしれません。でもストロークタイプにはフェースバランスは合わないんですよね・・たぶん・・(悩)

アンサー2を66度に曲げるとどんな感じなんでしょうね?
ぜひ試してみたい気持ちはあります。

yspz said...

道具屋さん、こんにちは。

大本命の66度を使う前にホイッと貸してあげちゃうところが道具屋さんらしいですね。(^^)

スコッツデールの程度の良い物は手に入らないしかなりの値打ち物ですねー。
僕はその後の1967年のKERSTEN CO.をエースにしていたのですが、近頃は$6-800もするし程度の良いのが見つからなくなって来てるしで、使い倒すの止めました。
1回コースでカートから飛び出してなくなりかけまして。

TRのLマレットのグリップはJOPなのでしたっけ?

gear66 said...

Seemoorセンターシャフト72度は東京の女の人に5000円で
TR66度は同じ愛知の叔母さんガブチャン (1ケ月お試しレンタル)
MC 67度は関西の叔母さんに持っていかれました。。(夏までお試しレンタル)
mizu-toshiさんは、自分のオデッセイピン型を使用してますが、コスリ気味なんで、スパイダーピンネックを練習用に渡してあります。(永久レンタル 笑)
愛知のキャディのおばちゃんには、スパイダー32インチミッドグリップ改を5000円で渡しました。
古パターの捨て値有効利用です。

ガブチャンにはSC santafeを72~66度に曲げて34インチを32.75インチに切って渡したんで(お試し中)、本命候補のTR66度は来月返ってきますが、僕自身にフェースバランスが合うかどうかが微妙なんですよね。真直ぐテークバックが引けないもんで。。

TR68Lマレはオリジナルピングリップです。もう少し手が使えなくした方がいいかな?
TR66ピンネックはピングリップのコード入りです、少し太い。

yspz said...

なるほどー、太っ腹采配でみなさんに奉仕なさっているのですね!

僕は道具屋さんやGreen Keeperさんと違っていくつもパターを持っていませんで、自分用もずーっとおんなじままなんですが、

以前アニカ・ソレンスタムが使っていたのと同タイプの2ボールパターを気まぐれに買い、ネックが変な方向に少し曲がっていたパターを使っていた友達にあげたことはあります。(^^;


パターのグリップって、意外なくらいストロークに影響しますよね。

yspz said...

Dさん、すみませんでした。

最初に頂いたコメント、珍しくGoogleがミスジャッジしてスパムコメントに分類されてしまったいたことにやっと気が付きました。申し訳ございませんでした。

なぜこのコメントだけが・・・?
でも、今後はもう大丈夫だと思います。(^^;


アンサー2がお好きで、しかもサイトライン無しがお好きという方は初めて伺ったかもしれません。(^^)

でもおっしゃっている感じは理解できます。