1/18/2013

タイガー、アブダビで2打罰を受ける


PGAの2013年シーズンも開幕しましたね。

Abu Dhabi HSBC Golf Championshipでは、Nikeと大型契約を結んで今季から移籍したワールドランキングNo.1 プレイヤーのローリ・マキロイと、Nikeと大型契約を結んでいるすでにLegendのタイガー・ウッズの二人が初日・2日目にマーティン・カイマーと同組にペアリングされて話題になりました。

画像をクリックで画像元にリンクしてます。


あいにく二人揃って予選落ち、カットされてしまったのですが、ローリーの方はニック・ファルドが懸念していたように道具総取っ替えによる不調でしょうか?
慣れるまでしばらくかかるかも知れませんですね。

1日目を終了した後、パターをNikeのMethodから昨年まで使っていたスコッティ・キャメロンに戻した辺りに、調整の難しさが現れていると思います。

けっこう時間かかるんじゃないでしょうかね?


タイガーの方は、1日目出遅れた後、2日めには持ち直して予選通過するペースではあったのですが、5番ホールのボールの処置に関するペナルティーで2打罰を加算されまして、1打及ばずに予選落ちしてしまいました。

11番ホールで競技委員によってタイガーに2打罰の連絡が届いたそうです。



さてその問題のペナルティーになった事例の内容ですが、ルールには詳しいタイガーが処置を間違うくらいですから、ちょっと複雑です。


こちらが5番ホールの全景。 (下の動画からのキャプチャー画像です。)


タイガーのボールは、右側のウエイスト・エリアみたいな中のブッシュの浅い部分に飛び込んでいます。
ローリーは左のバンカーの縁、カイマーがフェアウエーの右サイドですね。


こちらに当日の中継の動画がありますので、見てみましょう。




どうやら放送の解説を聞いてみますと、つた植物の中の地面にボールが食い込んでいるため 出来るだけ近い場所に無罰でドロップしている、・・・という状況の模様です。

アンプレアブルであれば、クラブを持ちだして2クラブ・レングズ測って場所を選び、ドロップ位置を決めるはずですからね。


ちょっと分かりにくいのですが、地面に食い込んだボールが救済されるのはフェアウエーだけのはずです。

ルールブック上はスルー・ザ・グリーンは全部ラフもフェアウエーも関係無くスルー・ザ・グリーンとして扱われますので、唯一ルールブック上で芝の短く刈られた区域(すなわちフェアウエーのことです) が特定されて書かれているのが、実はこの地面にめり込んだボールの項目だけなんですよね。


もう一つめり込んだボールが救済されるのは、「異常なグラウンド状態」の場合かと思います。
通常は雨でぬかるんでいるケースが主だと思います。

動画ではどんな状態かまでは伺えませんが、かなりボールがめり込んでいて、マーカーのカイマーから見ても、「ああこれはドロップして良いね。」という状態だったのではないかな、と想像いたします。

本当にどういう状況でどういうジャッジだったのかは、今回の場合は私には判然といたしません。


しかしオフィシャルは、ここをバンカー内とジャッジした模様です。



これ、なんか思い出しますねー。

2010年、ウィッスリング・ストレイツでのPGA チャンピオンシップ(全米プロ)最終日の18番ホールでダスティン・ジョンソンにペナルティー架せられたあの出来事です。

その時の記事。 ↓

これがバンカーってのは、無いよなー。
デイビッド・プライス氏側の説明

あの時は、オフィシャル(デイビッド・プライス氏)が問題の18番の件以外でも、別の16番ホールでバンカー内のルースインペディメントをどけても良いと(ルール上 大間違いの)発言をしたとか、もうグダグダで後味の悪いジャッジでしたが、今回のも微妙ですねー。

面白いのは、あの時ダスティン・ジョンソンに追いつかれることなくプレーオフの末にバッバ・ワトソンを下して優勝したのが、今回のタイガーのマーカーだったマーティン・カイマーだったんですねー。
因果でしょうか。


バンカー作るんなら、もっと伝統的なバンカー作って欲しいですね。
じゃなけりゃ、こんなのは全部ウエイスト・エリアに指定すべきだと思います。

こんな長々した馬鹿でかい、均すためのレーキも置いていない、木やつる草が生えてる区域をバンカーとするなんてのは断じて間違っています。


再来年またバンカーが1,200個あるウィッスリング・ストレイツでメジャー大会が開かれますが、きっとまたなんか起きますね。


ちなみにですが、バンカー内に生えている木や植物はルール上、バンカーではありません。
生えている以上、ルースインペディメントでもありません。



今回の場合、タイガーが取るべきだった措置は、バンカー内なので自分のボールの確認のために少しだけ砂を払い除く、そしてそのまま埋まったボールを無理やり打つか、もしくはアンプレイアブルを宣言して1打罰を払いバンカー内で 2クラブレングズ以内のホールに近づかない位置にドロップする。 ということだったとなりますでしょうか。
(そのドロップした位置が、つる植物の葉っぱの上だったらバンカーじゃないですから再ドロップですね。 ・・・馬鹿げてます。)


タイガーには結局、誤所からのプレーの2打罰と、バンカー内でボールをピックアップした1打罰が違反になりますが、一つの行為で同時に2つの違反が重なったため、高い方を取って 2打罰となります。


さらにちなみにですが、誤所からのプレーは、(すごく近づいて有利になったなどの)重大な違反が無かった場合には最終ホールのパッティンググリーンを離れる前までに罰打を加えてスコアの修正をし、ストロークのやり直しをせずにスコアとします。



デイビッド・デュバルも今年からNikeと契約してツアーカードの再取得を目指しているそうです。

     応援します!


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追記:

パット・エイミング教本細貝さん から、メールをいただきました。

私はローカルルールを把握しないでTVを一部見ましたので今回なにが起きたのか謎だったのですが、サンディエガンさんのコメントと、細貝さん のメールで、ようやく理解出来ました。

(本来の) ルールでは限定的となっている救済を、多くのゴルフ場ではローカルルールで「スルーザグリーン」に広げる緩和策を取っています。日本のゴルフ場のローカルルールは、無条件に全てのスルーザグリーンでの救済を認めるようになっていますが、コース内に砂丘やウエイストエリアなどを抱える欧米(&中近東?)のゴルフ場では、この(球食い込み)ローカルルールに『ただし砂地を除く』という但し書きを付加していることが多いとのことです。 
アブダビのコースのローカルルールも「砂地を除くスルーザグリーンでは食い込み球は無罰でドロップできる」となっていたのです。タイガーの球が食い込んでいた箇所は(つる草状の)草がぼうぼうのところでしたから、タイガーは「スルーザグリーン」だと思い、競技委員を呼ぶことなく、食い込んだ球をピックアップしてドロップしてしまったところ、後から、あの場所は「砂地」だと判定され、2打罰となったのです。 
アブダビのローカルルール(英語)がどう書いてあるのか調べてないのですが、テレビ中継での日本語の説明を聞く限り、あの草ぼうぼうの場所を「砂地」だと言うのはタイガーに酷ではないかと思われます。多分、ローカルルール(又は競技規則)の原文では、救済の対象が「スルーザグリーンただしウエイスエリアは除く」というような表現になっていたのではないかと想像します。

気になったルール解釈は、いつも考えてみるようにしています。

ありがとうございました!




1/14/2013

モレノ・バレー・ランチ (ゴルフコース)


季節的には山のコースへ行くにはちょっと寒いのですが、昨年9月にGroupGolfer.comのクーポンを買って居たのを忘れていまして、期限が切れちゃう2日前の週末の早朝に駆け込みでプレーしてきました。

ここは少し遠くて1時間10分ぐらいかかるため、一緒に行った友人も私も11時過ぎぐらいまでいかプレーできませんので、voucherは27ホールのプレーがOKでしたが、18ホール出来れば御の字という予定のラウンドでした。



モレノ・バレーにありますこのコース、Mt. Russellの麓にあって非常に綺麗なコースです。


設計はあの有名なピート・ダイ。

アップダウンやアンジュレーションも大きくて難しいコースでした。


Moreno Valley Ranch Golf Course
http://www.theranchatmorenovalley.com/


コースとしては全体にフェアウエーもうねっていまして、ティーショットを大きく曲げてしまうと谷底という感じのホールが多くあります。

雰囲気的には、荒々しい印象を受けるデザインでわくわくします。

27ホールのゴルフ場です。


この日は南カリフォルニアには珍しい非常に寒い日でして、明け方には氷点下の気温になっていました。

6時50分のティータイムだったのですが、このため frost delay (霜のためスタート遅延) になってしまいましてスタートは9時頃、せっかくはるばる来たけど9ホールは出来そうかな?と言う感じで朝食を食べながら待っていました。

思いの外早く 8時35分には、トップスタートの2サムでコースに出させてもらえました。
できる限り早く回って 9ホールを終えたらあとはプロショップに戻り、時間切れまで何ホール行けるかやらせてもらえることになりまして、結果的には後半も友人との2サムで駆け足でラウンドしてトータル3時間弱で18ホールラウンド出来てしまいました。
(プロショップの方には感謝しています。)


では、いつものようにコースの写真を何枚かご紹介していこうと思います。



まずは、最初にラウンドしたマウンテンコースの2番ホール、374yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


1番ホールも綺麗だったのですが、逆光でしたので、2番の写真から。

遠方の山々の頂上には雪が被って白くなっています。ここもとても綺麗です。

ご覧のとおり、バンカーは深く見えますし、フェアウエーも傾いていて、エイミングをしっかりしないといけない感じのレイアウトです。

この日の前半、グリーンはまだ凍っていました。
直接グリーンに落としますと、カキーンと言ってカート道みたいに跳ねてしまいます。

ちょっと日本での冬のプレーを思い出しまして、懐かしい気持ちがしました。(^^)

日本で培った技をってことで、グリーンの手前にわざと刻んで・・・、ってやろうと思ったのですが、ピート・ダイのグリーンは、グリーンを外すと斜面を転がり落ちるようにできていますし周りのバンカーも深くてワングリーンですから、そういう訳にもいかないホールがほとんどで、非常に大変でした。

このホールも、2打目はグリーンを跳ねて大きくグリーンの後ろに。
チップショットも、カツッーン、コンッ、コンッ、ピューっと行ってしまいました。(^^;
(分かっているのにアジャストできない悲しさよ。)



次の写真は、6番ホールのパー5、485yです。

画像をクリックで拡大します。


正面に岩山が見えますね。
ホール自体は、ティーショットを真っすぐ行った後、60度ぐらい左にドッグレッグして強烈な角度で登っていきます。

岩の合間のフェアウエーに打ち上げていくセカンドショットは曲げないようにだけ気をつけました。
3打目でグリーンに乗せるときの距離感が難しいですね。



続く 7番ホールは、豪快なパー3です。 青ティーからは166y。

画像をクリックで拡大します。


すごいでしょ?

写真で拡大して見ていただくと見えますかね?
グリーンが向こうに浮かんでいるように見えます。

この日のピン位置は左端手前でした。

ここはものすごく上手く打てて5歩(3m半)に付けたのですが、バーディーならず。



前半最後の写真は、8番ホール514yのパー5の2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


ここも景色が綺麗ですねー。
ティーショットはまぁまぁの当たりで、ここからは約240y残っていました。

グリーン左手前のバンカーの手前が少し広いですが、コチコチのグリーンにバンカー越えで攻めるのは大変ですね。

案の定奥に跳ねて溢れまして、戻してくる寄せも4歩(約3m)と寄せ切れずボギーに。



後半はバレー・コースをラウンドしました。

こちらは1番ホールのパー4、424yです。

画像をクリックで拡大します。


グリーンの後ろと左側がぐるーっと池になっていますね。

右の手前から攻める感じで打って行きたい2打目です。
175yありましたので、U4で持ち球の軽くドロー目で打っていけました。



3番ホールのティーショットはフェードを打つといい感じのレイアウトです。

画像をクリックで拡大します。


フェアウエーが左から右に斜めに走っていまして、私の苦手なパターンですが、このホールは幸い498yのパー5ですので、とにかく池には入れないように気楽に打っていけました。

ティーショットは左のラフに行きましてややトラブル目。 なんとか3打でグリーン付近まで持って行きましてパーセーブを狙いましたが、グリーンがこの時間でもまだ硬くてなかなか寄ってくれません。

この辺りの時間まで来ますと、ずっと日向にあるグリーンは少し溶けて柔らかめになって来て、影にあったグリーンはまだ凍っている、と言う状態になって来ています。



続きましては、454yの5番パー5の2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


写真で2打目を打っているのが、一緒に行った友人です。
(G-Checkを教えてくれたのが彼です。)

ティーショットは登りでして、ここからでグリーンまでまだ220yありました。

私のボールは10yほど後ろで、まぁちょっと2オンは無理かなっていう状況でした。
見た目よりずっと登っているような感じです。



最後にご紹介いたしますのは 7番ホール、507yのパー5の3打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


ティーショットは登り、セカンドはクリーク越えで狭くなっている中を上手く打って来ることが出来まして、写真の先方に写っております絶好のボール位置に持ってきたのですが、約45yほどのアプローチはピンが池に近い右端の微妙な位置にあったため、口を開けたバンカーの上からロブショットで寄せようとした3打目が距離感をミスってしまいみすみすバンカーに。(x_x)

一番やってはいけないミスですね。(^^;
このグリーンは日向にありますからもう柔らかくなってたと予想したんですよね。(予定通り凍って居ませんでした。)

バンカーショットは出ただけで土手のてっぺんに。
ここからの難しいチップショットが奇跡的にカップインしてくれてパー・セーブしました。(笑)



このコース、なぜか昨年の初め頃にもクーポンを購入していたのに使わずにexpireさせてしまっていたんですよね。
2度目の正直も、霜で遅れて普通なら9ホールしかラウンド出来ないところでしたが、コースの方の計らいで18ホールをプレーすることができて本当に良かったと思いました。


難しいコースですが、ドライバーさえ暴れていない日であれば、すごく楽しくラウンド出来る素晴らしいコースだと思いました。

16ホール目のバレーの6番ホールは登っているのに443yもある長いパー4なんですが、フェアウエー上にコヨーテが歩いていました。


ピート・ダイのコースですし、まだ残りのレイク・コースをプレーしていませんし、出来ればもう少し暖かい時期にもう一度来たいと思います。(^^)



1/13/2013

ボールの目線で考えてみました。


1月の初め頃、お友達のサムさんのホーム・フィールド、サンクレメンテ・ムニシパル・ゴルフコースにお邪魔したのですが、ここは昨年のワースト・スコアを叩いたニューポートビーチ・カントリーと似た、私が苦手とするKIKUYU芝に海際の切れるグリーンという同じパターンのコースで、またもや大苦戦いたしました。

そこでちょっと考察をしてみることに。
後の祭りですが、今後のためになるかもしれないと思いまして。


葉っぱと根が強くてごわごわしたKIKUYU芝なのですが、横からシャローに入れると葉っぱががっちりボールとウエッジのフェースの間に入ってスピンさせません。
それでクラブを上からボールに入れると、ヘッドのシビアなコントロールが必要になるばかりでなく、エッジが刺さって芝から抜けてくれません。
グリーン周りでターフのディボットが取れるほど強く打ち込むわけでもなくて、いつも抵抗に負けてしまいます。

フェースを開いてロフトを殺し、大きめに振るスイングも試してみましたが、歯で打ってすっ飛んでしまう始末。 難しいです。


最初のハーフは、いつもの調子て上手く打ったと思ったチップショットがカップ付近でスーッと走ってしまい、2歩以内につけるはずが4-5歩も行ってしまってアップ&ダウンのパーが取れない、とか、

あるいはグリーンの場所によっては海に向かってスパーっと切れるラインがあって、パターで寄せに行ってまぁまぁかな?と思った奴がググーッと切れてカップから5歩も離れた横位置に行ってしまう、とか、

14歩の下りのラインを7歩のストロークで打ってみたら、カップに近づくに連れてスピードを上げてしまいボールはグリーンの外、10歩の上りを残す、とか、

チップが寄らないかと思えば、パーオンしても 3パットしてしまうといった感じでなかなかパーを取れず、ティーショットか2打目でミスをすればダボになってしまうといった様相で、45。


後半に入って5ホールでパー3つ、ボギー2つと、いつものペースに戻したかと思った矢先の15番、約190yのパー3、

(このホールです。 先の獣道を歩いているのがサムさんです。(^^))

画像をクリックで拡大します。


ティーショットで芯を外したショットを打ってしまい、手前のラフに。
打ち上げの寄せもクラブが突っかかりショートしてグリーンに乗せられずダブルボギーにしてしまいまして、

その次の、まともに太陽に向かう逆光のティーショット(←これも苦手なんです。(^^;) をOBにしてしまいまして。 打ち直しは、慎重にティーアップの位置を変え、ターゲットも変えて太陽から少しずらすようにして打てたのですが、5Wのセカンドショットをダフってしまいクアドループル・ボギーにしてしまいました。

リズムを失った感じでそこからは、チップショットもダフってしまうし、パットもダフってしまうし、最後にはドライバーまで滅多にないスライスでぶん曲げてしまうわで(なぜかこのホールはチップインしてパー拾いましたが。(笑))、46。 合計91と “惨敗”しました。


グリーン周りばかりでなく、セカンドショットもファーストカットのラフに行ったときはKIKUYUの根の強い芝に負けてショットが左に右にブレてしまいます。


前回、8月の末にここをプレーして 81だったときは単身期間中で毎週末ゴルフをして絶好調の時でして、締めくくりにパーシモン・ドライバーとミュアフィールドのアイアンを持ち込んでプレーしたのでした。

それでちょっと思い出したのですが、すべてのショットが調子よく気持ちよく振れていたこともさることながら、

グリーン周りはすべて、現行のPW(47度)の代わりに9番アイアン(46度)、自作のミュアフィールドのSWのバンスを削って作ったギャップウエッジ(約54度)、ミュアフィールドのPW(50度)を主に使って、あまり強くスピンしない状態の古いクラブでチップショットを打っていたのでした。

もしかしたら、苦手なKIKUYU芝の攻略の糸口になるかも知れません。



ここでやっと表題の内容にたどり着くんですが、こちらの写真3枚をご覧下さい。

(60度のウエッジ)


(54度のウエッジ)


(48度のピッチングウエッジ)



60度のウエッジのボール側から見たクラブフェースの幅の狭いこと!
ミスしろと言わんばかりです。(少なくとも私にはそう見えます。(^^;)

フェース下のバンスも非常に大きく見えています。 (これはウエッジのソール形状にもよると思いますが。)

私は60度のウエッジは使いませんが、54°のフェースを開いてセットしたときはこうなりますし、さらに斜めに開いていることになりますねー。

普段は上から見てますからフェースが大きく見えて、うっかり安心感持ったりすると危ないと思いました。
(私は打点が縦方向にもかなりバラつきますので、余計になんですが。(^^;)

一番上の写真だけ、どうやら他の2枚に比べますとカメラ位置が若干高くズレてますから、実は余計に狭いってことですよね。


ウエッジ(またはショートアイアン) のフェース面を大きく使ってボールを打ち、転がる球足を使った転がしのチップショットを多用するようにしたら、だいぶマシにプレーできるんじゃないでしょうか?


サンクレメンテ・ムニシパルの切れるグリーンをちゃんと読めるか、っていうのはまた別の問題ですが、完全攻略とは行かないまでも、ワーストスコアを叩かないように防ぐラウンドが出来れば御の字だと思います。



ピッチング・ウエッジっていうぐらいで、昔は50度以上ありましたし、ピッチ・ショットを打つ (チップショットではなく) ためのクラブだったのでしょうけれども、今みたいにはバンスも付いてなくって、技の居るクラブだったのでしょうねー。

今どきのPWは45度ぐらいにロフトが立っていますので(私のは47度ですが)、低く転がすチップショットには向いているはずだと思うのです。(^^)


今のところ ただの皮算用でして、実際にKIKUYUに再挑戦したわけではありませんことをご了承下さい。m(__)m